JP2003122132A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JP2003122132A JP2003122132A JP2001311780A JP2001311780A JP2003122132A JP 2003122132 A JP2003122132 A JP 2003122132A JP 2001311780 A JP2001311780 A JP 2001311780A JP 2001311780 A JP2001311780 A JP 2001311780A JP 2003122132 A JP2003122132 A JP 2003122132A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer belt
- image
- image forming
- transfer
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】転写ベルト等の寿命を低下させずに、転写ベル
トのくせを適確なタイミングで除去する。 【解決手段】くせ取りユニット271のアーム273を
モータM7により実線で示す位置まで回転移動して、く
せ取りローラ272を転写搬送ベルト216に押し付け
る。この状態で、転写搬送ベルト216をモータM1に
より往復移動させて、駆動ローラ214及び従動ローラ
215の巻きくせが付いた転写搬送ベルト216のそれ
ぞれの部位をくせ取りローラ272によりしごく。この
くせ取りローラ272によるしごき回数は、転写搬送ベ
ルト216の巻きくせの付き具合に応じて適宜に設定す
る。これにより、転写搬送ベルト216の巻きくせが取
り除かれる。
トのくせを適確なタイミングで除去する。 【解決手段】くせ取りユニット271のアーム273を
モータM7により実線で示す位置まで回転移動して、く
せ取りローラ272を転写搬送ベルト216に押し付け
る。この状態で、転写搬送ベルト216をモータM1に
より往復移動させて、駆動ローラ214及び従動ローラ
215の巻きくせが付いた転写搬送ベルト216のそれ
ぞれの部位をくせ取りローラ272によりしごく。この
くせ取りローラ272によるしごき回数は、転写搬送ベ
ルト216の巻きくせの付き具合に応じて適宜に設定す
る。これにより、転写搬送ベルト216の巻きくせが取
り除かれる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
ー、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、感光
体ドラムを均一に帯電してから、感光体ドラムをレーザ
ビーム等により走査して、感光体ドラム表面に静電潜像
を形成し、静電潜像をトナーにより現像して、感光体ド
ラム表面にトナー像を形成し、このトナー像を記録用紙
に転写して定着させている。トナー像を記録用紙に転写
する方法としては、転写ベルトを感光体ドラムに当接さ
せ、記録用紙を転写ベルトに吸着して搬送し、記録用紙
を転写ベルトと感光体ドラム間に通過させて、トナー像
を感光体ドラムから記録用紙に転写させるという方法
や、転写ベルトを感光体ドラムに当接させ、トナー像を
感光体ドラムから転写ベルトに一旦転写させ、更にトナ
ー像を転写ベルトから記録用紙に転写させるという方法
がある。
体ドラムを均一に帯電してから、感光体ドラムをレーザ
ビーム等により走査して、感光体ドラム表面に静電潜像
を形成し、静電潜像をトナーにより現像して、感光体ド
ラム表面にトナー像を形成し、このトナー像を記録用紙
に転写して定着させている。トナー像を記録用紙に転写
する方法としては、転写ベルトを感光体ドラムに当接さ
せ、記録用紙を転写ベルトに吸着して搬送し、記録用紙
を転写ベルトと感光体ドラム間に通過させて、トナー像
を感光体ドラムから記録用紙に転写させるという方法
や、転写ベルトを感光体ドラムに当接させ、トナー像を
感光体ドラムから転写ベルトに一旦転写させ、更にトナ
ー像を転写ベルトから記録用紙に転写させるという方法
がある。
【0003】特に、前者の方法では、トナー像を感光体
ドラムから記録用紙に転写させた後に、記録用紙を転写
ベルトにより定着装置へと搬送するので、転写ベルトが
定着装置近傍に配置されることが多い。また、近年の画
像形成装置の小型化に伴い、画像形成装置内のスペース
を有効利用するためにも、転写ベルトと定着装置を接近
させている。定着装置は、記録用紙を加熱及び加圧する
ことから、転写ベルトが定着装置近傍に配置されると、
転写ベルトが定着装置の放熱により加熱され、転写ベル
トにくせが付き易くなる。
ドラムから記録用紙に転写させた後に、記録用紙を転写
ベルトにより定着装置へと搬送するので、転写ベルトが
定着装置近傍に配置されることが多い。また、近年の画
像形成装置の小型化に伴い、画像形成装置内のスペース
を有効利用するためにも、転写ベルトと定着装置を接近
させている。定着装置は、記録用紙を加熱及び加圧する
ことから、転写ベルトが定着装置近傍に配置されると、
転写ベルトが定着装置の放熱により加熱され、転写ベル
トにくせが付き易くなる。
【0004】一方、画像形成装置の小型化に伴い、転写
ベルトを張架する各ローラの径も小さくされ、各ローラ
の曲率が大きくなっている。このため、各ローラのくせ
が転写ベルトに付く。
ベルトを張架する各ローラの径も小さくされ、各ローラ
の曲率が大きくなっている。このため、各ローラのくせ
が転写ベルトに付く。
【0005】例えば、定着装置の放熱により、転写ベル
トの雰囲気温度が画像形成装置の周囲温度よりも20〜
40℃高い温度となる。この状態で、転写ベルトを回転
させずに長時間放置しておくと、各ローラのくせが転写
ベルトに付く。そして、そのまま転写ベルトにより記録
用紙を吸着して搬送したりトナー像を転写させると、吸
着不良や転写不良が発生した。
トの雰囲気温度が画像形成装置の周囲温度よりも20〜
40℃高い温度となる。この状態で、転写ベルトを回転
させずに長時間放置しておくと、各ローラのくせが転写
ベルトに付く。そして、そのまま転写ベルトにより記録
用紙を吸着して搬送したりトナー像を転写させると、吸
着不良や転写不良が発生した。
【0006】このため、例えば特開平4−29277号
公報には、画像形成を行わない期間であっても、転写ベ
ルトを連続的又は間欠的に回転させ、これにより各ロー
ラのくせが転写ベルトに付くことを防止するという技術
が開示されている。
公報には、画像形成を行わない期間であっても、転写ベ
ルトを連続的又は間欠的に回転させ、これにより各ロー
ラのくせが転写ベルトに付くことを防止するという技術
が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の技術では、画像形成を行わない期間、つまり転写ベ
ルトを回転させる必要が無い期間であっても、転写ベル
トを回転させるので、転写ベルトを無駄に使用し、転写
ベルトの寿命が短くなるという不都合を招いた。特に、
転写ベルトを間欠的に回転させる場合は、転写ベルトの
駆動機構にとっては最も過酷な使用状況となり、転写ベ
ルトのみならず、転写ベルトのクリーニング部材、転写
ベルトを張架する各ローラの軸等の寿命が著しく低下し
た。
報の技術では、画像形成を行わない期間、つまり転写ベ
ルトを回転させる必要が無い期間であっても、転写ベル
トを回転させるので、転写ベルトを無駄に使用し、転写
ベルトの寿命が短くなるという不都合を招いた。特に、
転写ベルトを間欠的に回転させる場合は、転写ベルトの
駆動機構にとっては最も過酷な使用状況となり、転写ベ
ルトのみならず、転写ベルトのクリーニング部材、転写
ベルトを張架する各ローラの軸等の寿命が著しく低下し
た。
【0008】また、上記公報の技術では、画像形成を行
わない期間であっても、転写ベルトと像担持体を接触さ
せた状態で、転写ベルトを回転させるので、像担持体の
寿命も低下した。
わない期間であっても、転写ベルトと像担持体を接触さ
せた状態で、転写ベルトを回転させるので、像担持体の
寿命も低下した。
【0009】更に、画像形成を行わない期間に、転写ベ
ルトや感光体ドラムを回転させると、電力が無駄に使わ
れるので、省エネルギーが叫ばれる昨今では、好ましく
はなかった。その上、画像形成装置の使用中ではないに
もかかわらず、転写ベルトや感光体ドラムの回転により
騒音が発生した。
ルトや感光体ドラムを回転させると、電力が無駄に使わ
れるので、省エネルギーが叫ばれる昨今では、好ましく
はなかった。その上、画像形成装置の使用中ではないに
もかかわらず、転写ベルトや感光体ドラムの回転により
騒音が発生した。
【0010】また、上記公報の技術では、画像形成装置
の電源をオフにすると、転写ベルトを回転させることが
できないので、転写ベルトがそのままで長期間放置され
て、転写ベルトにくせが付いた。
の電源をオフにすると、転写ベルトを回転させることが
できないので、転写ベルトがそのままで長期間放置され
て、転写ベルトにくせが付いた。
【0011】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、転写ベルト等の寿命を低下さ
せずに、転写ベルトのくせを適確なタイミングで除去す
ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とす
る。
みてなされたものであり、転写ベルト等の寿命を低下さ
せずに、転写ベルトのくせを適確なタイミングで除去す
ることが可能な画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
めに、本発明は、回転可能に張架された転写ベルトと、
転写ベルトに当接し、トナー像を担持した像担持体とを
備え、転写ベルトにより像担持体から記録媒体へとトナ
ー像を転写させ、記録媒体を定着手段へと導く画像形成
装置において、回転中の転写ベルトに接し、転写ベルト
のくせを除去するくせ取り手段を備えている。
めに、本発明は、回転可能に張架された転写ベルトと、
転写ベルトに当接し、トナー像を担持した像担持体とを
備え、転写ベルトにより像担持体から記録媒体へとトナ
ー像を転写させ、記録媒体を定着手段へと導く画像形成
装置において、回転中の転写ベルトに接し、転写ベルト
のくせを除去するくせ取り手段を備えている。
【0013】この様な構成の本発明によれば、くせ取り
手段は、回転中の転写ベルトに接し、転写ベルトのくせ
を除去している。このくせ取り手段を格別に設けること
により、転写ベルトにくせが付いても、転写ベルトのく
せを除去することが可能になる。このため、転写ベルト
等を無駄に駆動する必要がなく、転写ベルト等の寿命が
低下せず、電力が無駄に消費されたり、騒音が発生する
ことがない。
手段は、回転中の転写ベルトに接し、転写ベルトのくせ
を除去している。このくせ取り手段を格別に設けること
により、転写ベルトにくせが付いても、転写ベルトのく
せを除去することが可能になる。このため、転写ベルト
等を無駄に駆動する必要がなく、転写ベルト等の寿命が
低下せず、電力が無駄に消費されたり、騒音が発生する
ことがない。
【0014】また、本発明においては、画像形成装置の
電源オンに伴い、転写ベルトの動作停止期間が終了した
ときに、くせ取り手段により転写ベルトのくせを除去し
ている。
電源オンに伴い、転写ベルトの動作停止期間が終了した
ときに、くせ取り手段により転写ベルトのくせを除去し
ている。
【0015】画像形成装置の電源オフのときには、転写
ベルトが停止し、転写ベルトにくせが付き易い。このた
め、画像形成装置の電源オンのときに、くせ取り手段に
より転写ベルトのくせを除去している。
ベルトが停止し、転写ベルトにくせが付き易い。このた
め、画像形成装置の電源オンのときに、くせ取り手段に
より転写ベルトのくせを除去している。
【0016】更に、本発明においては、画像形成装置の
電源オンから定着手段のウォームアップ完了までの間
に、くせ取り手段により転写ベルトのくせを除去してい
る。
電源オンから定着手段のウォームアップ完了までの間
に、くせ取り手段により転写ベルトのくせを除去してい
る。
【0017】この場合は、定着手段のウォームアップ
と、くせ取り手段による転写ベルトのくせの除去が並行
するので、転写ベルトのくせの除去のために、画像形成
装置の立上がり時間が長期化することはない。
と、くせ取り手段による転写ベルトのくせの除去が並行
するので、転写ベルトのくせの除去のために、画像形成
装置の立上がり時間が長期化することはない。
【0018】また、本発明においては、画像形成装置の
待機状態の終了に伴い、転写ベルトの動作停止期間が終
了したときに、くせ取り手段により転写ベルトのくせを
除去している。
待機状態の終了に伴い、転写ベルトの動作停止期間が終
了したときに、くせ取り手段により転写ベルトのくせを
除去している。
【0019】画像形成装置の待機状態のときには、転写
ベルトが停止し、転写ベルトにくせが付き易い。このた
め、画像形成装置の待機状態の終了のときに、くせ取り
手段により転写ベルトのくせを除去している。
ベルトが停止し、転写ベルトにくせが付き易い。このた
め、画像形成装置の待機状態の終了のときに、くせ取り
手段により転写ベルトのくせを除去している。
【0020】更に、本発明においては、くせ取り手段を
転写ベルトに押し当て、転写ベルトを往復回転させてい
る。
転写ベルトに押し当て、転写ベルトを往復回転させてい
る。
【0021】ここでは、くせ取り手段により転写ベルト
をしごいて、転写ベルトのくせを除去している。
をしごいて、転写ベルトのくせを除去している。
【0022】また、本発明においては、転写ベルトの動
作停止期間の長さに応じて、転写ベルトを往復回転させ
る回数を調節している。
作停止期間の長さに応じて、転写ベルトを往復回転させ
る回数を調節している。
【0023】転写ベルトの動作停止期間が長くなる程、
転写ベルトにくせが付き易くなる。このため、転写ベル
トの動作停止期間の長さに応じて、転写ベルトをしごく
回数を調節している。
転写ベルトにくせが付き易くなる。このため、転写ベル
トの動作停止期間の長さに応じて、転写ベルトをしごく
回数を調節している。
【0024】更に、本発明においては、くせ取り手段に
よる転写ベルトのくせの除去を行なわないときには、く
せ取り手段を転写ベルトから離間させている。
よる転写ベルトのくせの除去を行なわないときには、く
せ取り手段を転写ベルトから離間させている。
【0025】これにより、転写ベルトに無駄な負荷が加
わらずに済み、かつ転写ベルトのトナーがくせ取り手段
に付着せずに済む。
わらずに済み、かつ転写ベルトのトナーがくせ取り手段
に付着せずに済む。
【0026】また、本発明においては、くせ取り手段を
転写ベルトから離間させたときに、くせ取り手段を定着
手段の近傍に退避させている。
転写ベルトから離間させたときに、くせ取り手段を定着
手段の近傍に退避させている。
【0027】この場合は、定着手段の放熱によりくせ取
り手段が加熱されるので、くせ取り手段の接触により転
写ベルトを暖めることができ、くせ取り手段による転写
ベルトのくせの除去を効率的に行なうことができる。
り手段が加熱されるので、くせ取り手段の接触により転
写ベルトを暖めることができ、くせ取り手段による転写
ベルトのくせの除去を効率的に行なうことができる。
【0028】更に、本発明においては、くせ取り手段に
よる転写ベルトのくせの除去を行なうときには、転写ベ
ルトと像担持体を離間させている。
よる転写ベルトのくせの除去を行なうときには、転写ベ
ルトと像担持体を離間させている。
【0029】この場合は、転写ベルトのくせの除去を行
なうときに、像担持体を駆動する必要がなく、消費電力
を節減したり、像担持体の寿命の低下を抑えることがで
きる。
なうときに、像担持体を駆動する必要がなく、消費電力
を節減したり、像担持体の寿命の低下を抑えることがで
きる。
【0030】また、本発明においては、転写ベルトは、
記録媒体を担持して搬送し、像担持体のトナー像を該転
写ベルトと像担持体間を通過する記録媒体に転写させて
いる。
記録媒体を担持して搬送し、像担持体のトナー像を該転
写ベルトと像担持体間を通過する記録媒体に転写させて
いる。
【0031】ここでは、記録媒体を転写ベルトと感光体
ドラム間に通過させて、トナー像を感光体ドラムから記
録媒体に直接転写させるという方法の適用を示してい
る。
ドラム間に通過させて、トナー像を感光体ドラムから記
録媒体に直接転写させるという方法の適用を示してい
る。
【0032】あるいは、本発明においては、転写ベルト
は、像担持体のトナー像を該像担持体から一旦転写さ
れ、更にトナー像を記録媒体へと転写している。
は、像担持体のトナー像を該像担持体から一旦転写さ
れ、更にトナー像を記録媒体へと転写している。
【0033】ここでは、トナー像を転写ベルトに一旦転
写し、更にトナー像を転写ベルトから記録媒体に転写さ
せるという方法の適用を示している。
写し、更にトナー像を転写ベルトから記録媒体に転写さ
せるという方法の適用を示している。
【0034】また、本発明においては、転写ベルトに当
接する複数の像担持体を備えている。
接する複数の像担持体を備えている。
【0035】例えば、カラー画像の画像形成装置におい
ては、各色の像担持体を備え、転写ベルトにより各色の
トナー像をそれぞれの像担持体から記録媒体へと転写さ
せる。
ては、各色の像担持体を備え、転写ベルトにより各色の
トナー像をそれぞれの像担持体から記録媒体へと転写さ
せる。
【0036】更に、本発明においては、くせ取り手段に
よる転写ベルトのくせの除去を行なうときには、転写ベ
ルトと各像担持体の少なくとも1つを離間させている。
よる転写ベルトのくせの除去を行なうときには、転写ベ
ルトと各像担持体の少なくとも1つを離間させている。
【0037】この場合は、転写ベルトのくせの除去を行
なうときに、少なくとも1つの像担持体を駆動する必要
がなく、消費電力を節減したり、該像担持体の寿命の低
下を抑えることができる。
なうときに、少なくとも1つの像担持体を駆動する必要
がなく、消費電力を節減したり、該像担持体の寿命の低
下を抑えることができる。
【0038】また、本発明においては、転写ベルトをク
リーニングしてから、くせ取り手段による転写ベルトの
くせの除去を行なっている。
リーニングしてから、くせ取り手段による転写ベルトの
くせの除去を行なっている。
【0039】これにより、転写ベルトのトナーがくせ取
り除去手段に付着せずに済む。
り除去手段に付着せずに済む。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0041】図1及び図2は本発明の画像形成装置の第
1実施形態を示している。図1は本実施形態の画像形成
装置の概略機構を示す側面図であり、図2はこの画像形
成装置における画像処理部の概略構成を示すブロック図
である。
1実施形態を示している。図1は本実施形態の画像形成
装置の概略機構を示す側面図であり、図2はこの画像形
成装置における画像処理部の概略構成を示すブロック図
である。
【0042】まず、本実施形態の画像形成装置の概略を
図1を参照して説明する。この画像形成装置1は、原稿
の画像を読み取り、これと同じ画像を記録用紙に記録す
るという所謂複写を行うものである。図1に示す様に、
この画像形成装置1においては、装置本体1の上側に原
稿台111を設けている。また、原稿台111近くに操
作パネル(図示せず)を設けている。装置本体1の内部
には、画像読取部110及び画像形成部210を設けて
いる。原稿台111上には、該原稿台111に対して開
閉可能に支持された両面自動原稿送り装置(RADF;Rever
sing AutomaticDocument Feeder)112を設けてい
る。
図1を参照して説明する。この画像形成装置1は、原稿
の画像を読み取り、これと同じ画像を記録用紙に記録す
るという所謂複写を行うものである。図1に示す様に、
この画像形成装置1においては、装置本体1の上側に原
稿台111を設けている。また、原稿台111近くに操
作パネル(図示せず)を設けている。装置本体1の内部
には、画像読取部110及び画像形成部210を設けて
いる。原稿台111上には、該原稿台111に対して開
閉可能に支持された両面自動原稿送り装置(RADF;Rever
sing AutomaticDocument Feeder)112を設けてい
る。
【0043】両面自動原稿送り装置112は、原稿台1
11の所定位置に原稿を搬送して該原稿を画像読取部1
10に対向させ、画像読取部110による該原稿の一面
の画像読み取りが終了した後に、この原稿の表裏を反転
してから、この原稿を原稿台111の所定位置に再び搬
送して、画像読取部110による該原稿の他面の画像読
み取りを可能にする。そして、両面自動原稿送り装置1
12は、原稿の両面の画像読み取りが終了すると、この
原稿を排出し、次の他の原稿の搬送並びに反転を行う。
この様な原稿の搬送並びに反転動作は、この画像形成装
置1全体の動作に関連して制御される。勿論、原稿の一
面の画像を読み取るだけで、他面の読み取りを行わず
に、この原稿を排出することも可能である。
11の所定位置に原稿を搬送して該原稿を画像読取部1
10に対向させ、画像読取部110による該原稿の一面
の画像読み取りが終了した後に、この原稿の表裏を反転
してから、この原稿を原稿台111の所定位置に再び搬
送して、画像読取部110による該原稿の他面の画像読
み取りを可能にする。そして、両面自動原稿送り装置1
12は、原稿の両面の画像読み取りが終了すると、この
原稿を排出し、次の他の原稿の搬送並びに反転を行う。
この様な原稿の搬送並びに反転動作は、この画像形成装
置1全体の動作に関連して制御される。勿論、原稿の一
面の画像を読み取るだけで、他面の読み取りを行わず
に、この原稿を排出することも可能である。
【0044】画像読取部110は、両面自動原稿送り装
置112により原稿台111上に搬送されてきた原稿の
画像を読み取る。この画像読取部110は、原稿台11
1の下面に沿って平行に往復移動する第1及び第2原稿
走査体113,114、光学レンズ115、及び光電変
換素子であるCCDラインセンサ116を備えている。
置112により原稿台111上に搬送されてきた原稿の
画像を読み取る。この画像読取部110は、原稿台11
1の下面に沿って平行に往復移動する第1及び第2原稿
走査体113,114、光学レンズ115、及び光電変
換素子であるCCDラインセンサ116を備えている。
【0045】第1原稿走査体113は、原稿台111の
下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で
平行に往復移動するものであり、原稿表面を露光する露
光ランプ、及び原稿からの反射光を所定の方向に偏向す
る第1ミラーを有している。また、第2原稿走査体11
4は、第1原稿走査体113と一定の速度関係を保ちつ
つ平行に往復移動するものであり、原稿からの反射光を
第1原稿走査体113の第1ミラーを介して受け、この
反射光を更に所定の方向に偏向する第2及び第3ミラー
を備えている。
下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で
平行に往復移動するものであり、原稿表面を露光する露
光ランプ、及び原稿からの反射光を所定の方向に偏向す
る第1ミラーを有している。また、第2原稿走査体11
4は、第1原稿走査体113と一定の速度関係を保ちつ
つ平行に往復移動するものであり、原稿からの反射光を
第1原稿走査体113の第1ミラーを介して受け、この
反射光を更に所定の方向に偏向する第2及び第3ミラー
を備えている。
【0046】光学レンズ115は、第2原稿走査体11
3の第2及び第3ミラーにより偏向された原稿の反射光
を受け、この反射光を集光して、光像をCCDラインセ
ンサ116上に映すものである。
3の第2及び第3ミラーにより偏向された原稿の反射光
を受け、この反射光を集光して、光像をCCDラインセ
ンサ116上に映すものである。
【0047】CCDラインセンサ116は、光像を順次
光電変換し、これにより白黒画像あるいはカラー画像を
読み取り、画像を示す画像信号を出力する。このCCD
ラインセンサ116は、R(赤),G(緑),B(青)
の各色成分に色分解したラインデータを画像信号として
出力する3ラインのカラーCCDである。
光電変換し、これにより白黒画像あるいはカラー画像を
読み取り、画像を示す画像信号を出力する。このCCD
ラインセンサ116は、R(赤),G(緑),B(青)
の各色成分に色分解したラインデータを画像信号として
出力する3ラインのカラーCCDである。
【0048】ここで、第1及び第2原稿走査体113,
114による走査を副走査とし、CCDラインセンサ1
16による走査を主走査とすると、1回の副走査の間に
複数回の主走査が繰り返され、これにより原稿上の画像
が読み取られる。この読み取りの間に、CCDラインセ
ンサ116からは主走査のライン上の各画素に対応する
ラインデータが繰り返し出力され、これらのラインデー
タ(画像信号)が連続的に得られる。この画像信号は、
後述する画像処理部に転送されて処理される。
114による走査を副走査とし、CCDラインセンサ1
16による走査を主走査とすると、1回の副走査の間に
複数回の主走査が繰り返され、これにより原稿上の画像
が読み取られる。この読み取りの間に、CCDラインセ
ンサ116からは主走査のライン上の各画素に対応する
ラインデータが繰り返し出力され、これらのラインデー
タ(画像信号)が連続的に得られる。この画像信号は、
後述する画像処理部に転送されて処理される。
【0049】一方、画像形成部210の下方には、記録
用紙(記録媒体)Sを1枚ずつ分離して画像形成部21
0に供給する給紙機構211が設けられている。この記
録用紙Sは、カットシート状の紙であり、用紙トレイ内
に積層収容され、給紙機構211により1枚ずつ分離さ
れて画像形成部210に供給される。この記録用紙S
は、画像形成部210の手前に配置された一対のレジス
トローラ212へと導かれる。図示されないセンサによ
って記録用紙Sの先端が検出されると、このセンサの検
出信号に応答して記録用紙Sが各レジストローラ212
によって一旦停止され、この後に各レジストローラ21
2により搬送タイミングを制御されつつ記録用紙Sが画
像形成部210へと搬送される。この画像形成部210
は、記録用紙Sの一面に画像を記録する。この後に記録
用紙Sがその表裏を反転されてから各レジストローラ2
12に再び導かれ、画像形成部210により記録用紙S
の他面に画像が記録され、更に記録用紙Sが排出され
る。勿論、記録用紙Sの一面に画像を記録するだけで他
面に画像を記録せずに、記録用紙Sを排出するとも可能
である。
用紙(記録媒体)Sを1枚ずつ分離して画像形成部21
0に供給する給紙機構211が設けられている。この記
録用紙Sは、カットシート状の紙であり、用紙トレイ内
に積層収容され、給紙機構211により1枚ずつ分離さ
れて画像形成部210に供給される。この記録用紙S
は、画像形成部210の手前に配置された一対のレジス
トローラ212へと導かれる。図示されないセンサによ
って記録用紙Sの先端が検出されると、このセンサの検
出信号に応答して記録用紙Sが各レジストローラ212
によって一旦停止され、この後に各レジストローラ21
2により搬送タイミングを制御されつつ記録用紙Sが画
像形成部210へと搬送される。この画像形成部210
は、記録用紙Sの一面に画像を記録する。この後に記録
用紙Sがその表裏を反転されてから各レジストローラ2
12に再び導かれ、画像形成部210により記録用紙S
の他面に画像が記録され、更に記録用紙Sが排出され
る。勿論、記録用紙Sの一面に画像を記録するだけで他
面に画像を記録せずに、記録用紙Sを排出するとも可能
である。
【0050】画像形成部210の下方には、転写搬送ベ
ルト機構213が配置されている。この転写搬送ベルト
機構213は、駆動ローラ214、従動ローラ215、
及び該各ローラ214,215間に張架された転写搬送
ベルト216を備え、転写搬送ベルト216上に記録用
紙Sを静電吸着しつつ矢印Z方向へ搬送する。この転写
搬送ベルト機構213による搬送途中で、後述する様に
記録用紙S上にトナー像が転写形成される。
ルト機構213が配置されている。この転写搬送ベルト
機構213は、駆動ローラ214、従動ローラ215、
及び該各ローラ214,215間に張架された転写搬送
ベルト216を備え、転写搬送ベルト216上に記録用
紙Sを静電吸着しつつ矢印Z方向へ搬送する。この転写
搬送ベルト機構213による搬送途中で、後述する様に
記録用紙S上にトナー像が転写形成される。
【0051】用紙吸着用(ブラシ)帯電器228は、各
レジストローラ212直後に配置されており、転写搬送
ベルト216を帯電させ、記録用紙Sを転写搬送ベルト
216上に確実に吸着させる。転写搬送ベルト216
は、記録用紙Sを吸着しつつ、記録用紙Sを画像形成部
210内で搬送する。
レジストローラ212直後に配置されており、転写搬送
ベルト216を帯電させ、記録用紙Sを転写搬送ベルト
216上に確実に吸着させる。転写搬送ベルト216
は、記録用紙Sを吸着しつつ、記録用紙Sを画像形成部
210内で搬送する。
【0052】画像形成部210と定着装置217間に
は、除電器が設けられている。この除電器には、転写搬
送ベルト216に静電吸着されている記録用紙Sを転写
搬送ベルト216から剥離するための交流電流が印加さ
れている。
は、除電器が設けられている。この除電器には、転写搬
送ベルト216に静電吸着されている記録用紙Sを転写
搬送ベルト216から剥離するための交流電流が印加さ
れている。
【0053】定着装置217は、加熱ローラ246及び
加圧ローラ247を備えており、転写搬送ベルト機構2
13からの記録用紙Sを受け取り、これらのローラ24
6,247間のニップ部に記録用紙Sを通過させ、これ
により記録用紙S上に転写形成されたトナー像を定着さ
せる。この後、記録用紙Sは、搬送切り換えゲート21
8を経て、排出ローラ219により装置本体1の外壁に
取り付けられている排紙トレイ220へと排出される。
加圧ローラ247を備えており、転写搬送ベルト機構2
13からの記録用紙Sを受け取り、これらのローラ24
6,247間のニップ部に記録用紙Sを通過させ、これ
により記録用紙S上に転写形成されたトナー像を定着さ
せる。この後、記録用紙Sは、搬送切り換えゲート21
8を経て、排出ローラ219により装置本体1の外壁に
取り付けられている排紙トレイ220へと排出される。
【0054】切り換えゲート218は、定着後の記録用
紙Sを排紙トレイ220に排出する経路と、定着後の記
録用紙Sを画像形成部210へと再び供給する経路を選
択的に切り換えるものである。切り換えゲート218に
より記録用紙Sが画像形成部210へと再び供給される
場合、記録用紙Sはスイッチバック搬送経路221を介
して表裏反転されてから画像形成部210へと導かれ
る。
紙Sを排紙トレイ220に排出する経路と、定着後の記
録用紙Sを画像形成部210へと再び供給する経路を選
択的に切り換えるものである。切り換えゲート218に
より記録用紙Sが画像形成部210へと再び供給される
場合、記録用紙Sはスイッチバック搬送経路221を介
して表裏反転されてから画像形成部210へと導かれ
る。
【0055】画像形成部210における転写搬送ベルト
216上方に近接して、記録用紙Sの搬送経路上流側か
ら、第1画像形成ステーションPa、第2画像形成ステ
ーションPb、第3画像形成ステーションPc及び第4
画像形成ステーションPdが並設されている。先に述べ
た様に転写搬送ベルト216上の記録用紙Sは矢印Z方
向に搬送される。これにより、記録用紙Sが第1、第
2、第3及び第4画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdを該記載の順序で通過する。第1乃至第4画像
形成ステーションPa〜Pdは、実質的に同様の構成を
有しており、矢印F方向に回転駆動されるそれぞれの感
光体ドラム222a,222b,222c,222dを
含む。
216上方に近接して、記録用紙Sの搬送経路上流側か
ら、第1画像形成ステーションPa、第2画像形成ステ
ーションPb、第3画像形成ステーションPc及び第4
画像形成ステーションPdが並設されている。先に述べ
た様に転写搬送ベルト216上の記録用紙Sは矢印Z方
向に搬送される。これにより、記録用紙Sが第1、第
2、第3及び第4画像形成ステーションPa,Pb,P
c,Pdを該記載の順序で通過する。第1乃至第4画像
形成ステーションPa〜Pdは、実質的に同様の構成を
有しており、矢印F方向に回転駆動されるそれぞれの感
光体ドラム222a,222b,222c,222dを
含む。
【0056】各感光体ドラム222a〜222d近傍に
は、各感光体ドラム222a〜222dを一様に帯電さ
せる各帯電器223a,223b,223c,223
d、各感光体ドラム222a〜222d上にそれぞれの
静電潜像を形成する各レーザースキャナユニット227
a,227b,227c,227d、各感光体ドラム2
22a〜222d上の各静電潜像を現像して各トナー像
を形成する各現像装置224a,224b,224c,
224d、各感光体ドラム222a〜222d上の各ト
ナー像を記録用紙Sに転写する各転写用放電器225
a,225b,225c,225d、各感光体ドラム2
22a〜222d上に残留した各トナーを除去するため
の各クリーニング装置226a,226b,226c,
226dが配置されている。
は、各感光体ドラム222a〜222dを一様に帯電さ
せる各帯電器223a,223b,223c,223
d、各感光体ドラム222a〜222d上にそれぞれの
静電潜像を形成する各レーザースキャナユニット227
a,227b,227c,227d、各感光体ドラム2
22a〜222d上の各静電潜像を現像して各トナー像
を形成する各現像装置224a,224b,224c,
224d、各感光体ドラム222a〜222d上の各ト
ナー像を記録用紙Sに転写する各転写用放電器225
a,225b,225c,225d、各感光体ドラム2
22a〜222d上に残留した各トナーを除去するため
の各クリーニング装置226a,226b,226c,
226dが配置されている。
【0057】各レーザースキャナユニット227a〜2
27dは、画像信号に応じて変調されたレーザビームを
発する半導体レーザ素子(図示せず)、半導体レーザ素
子からのレーザビームを主走査方向に偏向させるための
ポリゴンミラー(偏向装置)240、ポリゴンミラー2
40により偏向されたレーザビームを各感光体ドラム2
22a〜222d上に集光して結像させるfθレンズ2
41、及び各ミラー242,243等を備えている。
27dは、画像信号に応じて変調されたレーザビームを
発する半導体レーザ素子(図示せず)、半導体レーザ素
子からのレーザビームを主走査方向に偏向させるための
ポリゴンミラー(偏向装置)240、ポリゴンミラー2
40により偏向されたレーザビームを各感光体ドラム2
22a〜222d上に集光して結像させるfθレンズ2
41、及び各ミラー242,243等を備えている。
【0058】レーザビームスキャナユニット227a
は、カラー画像の黒色成分画像に対応する画像信号を入
力し、この画像信号に応じてレーザビームを変調し、黒
色成分画像に対応するレーザビームを感光体ドラム22
2aに照射する。レーザビームスキャナユニット227
bは、カラー画像のシアン色成分画像に対応する画像信
号を入力し、この画像信号に応じてレーザビームを変調
し、シアン色成分画像に対応するレーザビームを感光体
ドラム222bに照射する。レーザビームスキャナユニ
ット227cは、カラー画像のマゼンタ色成分画像に対
応する画像信号を入力し、この画像信号に応じてレーザ
ビームを変調し、マゼンタ色成分画像に対応するレーザ
ビームを感光体ドラム222cに照射する。レーザビー
ムスキャナユニット227dは、カラー画像のイエロー
色成分画像に対応する画像信号を入力し、この画像信号
に応じてレーザビームを変調し、イエロー色成分画像に
対応するレーザビームを感光体ドラム222dに照射す
る。こうしてレーザービームによって感光体ドラムが露
光されることにより、各感光体ドラム222a〜222
d上に、黒色成分画像の静電潜像、シアン色成分画像の
静電潜像、マゼンタ色成分画像の静電潜像、イエロー色
成分画像の静電潜像が形成される。
は、カラー画像の黒色成分画像に対応する画像信号を入
力し、この画像信号に応じてレーザビームを変調し、黒
色成分画像に対応するレーザビームを感光体ドラム22
2aに照射する。レーザビームスキャナユニット227
bは、カラー画像のシアン色成分画像に対応する画像信
号を入力し、この画像信号に応じてレーザビームを変調
し、シアン色成分画像に対応するレーザビームを感光体
ドラム222bに照射する。レーザビームスキャナユニ
ット227cは、カラー画像のマゼンタ色成分画像に対
応する画像信号を入力し、この画像信号に応じてレーザ
ビームを変調し、マゼンタ色成分画像に対応するレーザ
ビームを感光体ドラム222cに照射する。レーザビー
ムスキャナユニット227dは、カラー画像のイエロー
色成分画像に対応する画像信号を入力し、この画像信号
に応じてレーザビームを変調し、イエロー色成分画像に
対応するレーザビームを感光体ドラム222dに照射す
る。こうしてレーザービームによって感光体ドラムが露
光されることにより、各感光体ドラム222a〜222
d上に、黒色成分画像の静電潜像、シアン色成分画像の
静電潜像、マゼンタ色成分画像の静電潜像、イエロー色
成分画像の静電潜像が形成される。
【0059】現像装置224aには黒色のトナーが収容
されており、この黒色のトナーが感光体ドラム222a
上の黒色成分画像の静電潜像に付着し、これにより黒色
のトナー像が現像される。現像装置224bにはシアン
色のトナーが収容されており、このシアン色のトナーが
感光体ドラム222b上のシアン色成分画像の静電潜像
に付着し、これによりシアン色のトナー像が現像され
る。現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが収容さ
れており、このマゼンタ色のトナーがマゼンタ色成分画
像の静電潜像に付着し、これによりマゼンタ色のトナー
像が現像される。現像装置224dにはイエロー色のト
ナーが収容されており、このイエロー色のトナーがイエ
ロー色成分画像の静電潜像に付着し、これによりイエロ
ー色のトナー像が現像される。
されており、この黒色のトナーが感光体ドラム222a
上の黒色成分画像の静電潜像に付着し、これにより黒色
のトナー像が現像される。現像装置224bにはシアン
色のトナーが収容されており、このシアン色のトナーが
感光体ドラム222b上のシアン色成分画像の静電潜像
に付着し、これによりシアン色のトナー像が現像され
る。現像装置224cにはマゼンタ色のトナーが収容さ
れており、このマゼンタ色のトナーがマゼンタ色成分画
像の静電潜像に付着し、これによりマゼンタ色のトナー
像が現像される。現像装置224dにはイエロー色のト
ナーが収容されており、このイエロー色のトナーがイエ
ロー色成分画像の静電潜像に付着し、これによりイエロ
ー色のトナー像が現像される。
【0060】各感光体ドラム222a〜222dの回転
に伴い、各感光体ドラム222a〜222dが転写搬送
ベルト216上の記録用紙Sに順次押し付けられ、各感
光体ドラム222a〜222d上の各トナー像が記録用
紙S上に順次重ね合わせられ転写される。この後、記録
用紙Sは、除電用放電器まで搬送され、除電用放電器に
より静電気を除電され転写搬送ベルト216から剥離さ
れ、定着装置217へと導かれる。定着装置217は、
記録用紙S上に転写形成されたトナー像を記録用紙S上
に定着させる。この記録用紙Sは、搬送切り換えゲート
218を経て、排出ローラ219により排紙トレイ22
0に排出されるか、切り換えゲート218からスイッチ
バック搬送経路221を介して表裏反転されてから画像
形成部210へと再び導かれる。
に伴い、各感光体ドラム222a〜222dが転写搬送
ベルト216上の記録用紙Sに順次押し付けられ、各感
光体ドラム222a〜222d上の各トナー像が記録用
紙S上に順次重ね合わせられ転写される。この後、記録
用紙Sは、除電用放電器まで搬送され、除電用放電器に
より静電気を除電され転写搬送ベルト216から剥離さ
れ、定着装置217へと導かれる。定着装置217は、
記録用紙S上に転写形成されたトナー像を記録用紙S上
に定着させる。この記録用紙Sは、搬送切り換えゲート
218を経て、排出ローラ219により排紙トレイ22
0に排出されるか、切り換えゲート218からスイッチ
バック搬送経路221を介して表裏反転されてから画像
形成部210へと再び導かれる。
【0061】なお、ここでは、各レーザースキャナユニ
ット227a〜227dによって各感光体ドラム222
a〜222dへの画像の書き込みを行っているが、各レ
ーザースキャナユニット227a〜227dの代わり
に、発光ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる
書き込み光学系(LEDヘッド)を用いても良い。この
LEDヘッドは、レーザースキャナユニットに比べ、サ
イズが小さく、また可動部分がなくて動作音もない。こ
のため、複数個の書き込みユニットを必要とするタンデ
ム方式のデジタルカラー複写機等の画像形成装置ではL
EDヘッドが好適である。
ット227a〜227dによって各感光体ドラム222
a〜222dへの画像の書き込みを行っているが、各レ
ーザースキャナユニット227a〜227dの代わり
に、発光ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる
書き込み光学系(LEDヘッド)を用いても良い。この
LEDヘッドは、レーザースキャナユニットに比べ、サ
イズが小さく、また可動部分がなくて動作音もない。こ
のため、複数個の書き込みユニットを必要とするタンデ
ム方式のデジタルカラー複写機等の画像形成装置ではL
EDヘッドが好適である。
【0062】次に、図2を参照しつつ、本実施形態の画
像形成装置1における画像処理部の構成及び機能を説明
する。なお、図2において図1と同様の作用を果たす部
位には同じ符号を付している。
像形成装置1における画像処理部の構成及び機能を説明
する。なお、図2において図1と同様の作用を果たす部
位には同じ符号を付している。
【0063】この画像処理部は、画像データ入力部4
0、画像処理部41、ハードディスク装置もしくはRA
M(ランダムアクセスメモリ)等から構成される画像メ
モリ43、画像データ出力部42、CPU(中央処理装
置)44、外部インターフェイス部46、及び操作基板
ユニット49等を備えている。
0、画像処理部41、ハードディスク装置もしくはRA
M(ランダムアクセスメモリ)等から構成される画像メ
モリ43、画像データ出力部42、CPU(中央処理装
置)44、外部インターフェイス部46、及び操作基板
ユニット49等を備えている。
【0064】画像データ入力部40は、CCD116か
ら出力された画像信号のレベルを補正したり、各色
(R,G,B)のずれを補正したり、画像の明暗を補正
する。画像処理部41は、画像データ入力部40からの
各色の画像信号よりモノクロ画像(白黒画像)を示す画
像信号を生成したり、R,G,Bの画像信号を画像形成
部210の第2、第3及び第4画像形成ステーションP
b,Pc,Pdに対応するC,M,Y(シアン色成分、
マゼンタ色成分、イエロー色成分)の各画像信号に変換
し、C,M,Y,Kの画像信号を画像メモリ43に一旦
記憶させる。
ら出力された画像信号のレベルを補正したり、各色
(R,G,B)のずれを補正したり、画像の明暗を補正
する。画像処理部41は、画像データ入力部40からの
各色の画像信号よりモノクロ画像(白黒画像)を示す画
像信号を生成したり、R,G,Bの画像信号を画像形成
部210の第2、第3及び第4画像形成ステーションP
b,Pc,Pdに対応するC,M,Y(シアン色成分、
マゼンタ色成分、イエロー色成分)の各画像信号に変換
し、C,M,Y,Kの画像信号を画像メモリ43に一旦
記憶させる。
【0065】画像形成部210の第1、第2、第3及び
第4画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdを相
互に離間して配置しているので、これらの画像形成ステ
ーションによるそれぞれの画像の形成タイミングが異な
る。このため、画像メモリ43内の各色の画像信号は、
それぞれの遅延時間を与えられた後に、それぞれの画像
形成ステーションに送出される。これにより、各画像形
成ステーションにおいてそれぞれの画像が同一の記録用
紙S上にずれることなく重ね合わせられる。
第4画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdを相
互に離間して配置しているので、これらの画像形成ステ
ーションによるそれぞれの画像の形成タイミングが異な
る。このため、画像メモリ43内の各色の画像信号は、
それぞれの遅延時間を与えられた後に、それぞれの画像
形成ステーションに送出される。これにより、各画像形
成ステーションにおいてそれぞれの画像が同一の記録用
紙S上にずれることなく重ね合わせられる。
【0066】画像データ出力部42は、画像メモリ43
からの各色の画像信号に応じて各レーザースキャナユニ
ット227a〜227dの駆動信号をパルス幅変調す
る。各レーザースキャナユニット227a〜227d
は、パルス幅変調されたそれぞれの駆動信号を入力し、
これらの駆動信号に応じてレーザビームの出力レベルを
制御している。
からの各色の画像信号に応じて各レーザースキャナユニ
ット227a〜227dの駆動信号をパルス幅変調す
る。各レーザースキャナユニット227a〜227d
は、パルス幅変調されたそれぞれの駆動信号を入力し、
これらの駆動信号に応じてレーザビームの出力レベルを
制御している。
【0067】外部インターフェース46は、外部端末
(通信携帯端末、デジタルカメラ、デジタルビデオカメ
ラ等)から画像データを受け入れるための通信インター
フェースである。この外部インターフェース46から入
力される画像データは、画像処理部41に一旦入力さ
れ、画像形成部210で取り扱うことのできるデータに
変換され、画像メモリ43に記憶される。
(通信携帯端末、デジタルカメラ、デジタルビデオカメ
ラ等)から画像データを受け入れるための通信インター
フェースである。この外部インターフェース46から入
力される画像データは、画像処理部41に一旦入力さ
れ、画像形成部210で取り扱うことのできるデータに
変換され、画像メモリ43に記憶される。
【0068】CPU44は、この画像処理部を統括的に
制御するものであって、画像データ入力部40、画像処
理部41、画像メモリ43、画像データ出力部42、外
部インターフェース46、両面自動原稿送り装置11
2、画像読取部110、及び画像形成部210等の各部
位を所定のシーケンスに基づいて制御したり、該各部位
を時刻、各センサの検出出力、及び各種のデータテーブ
ルに基づいて制御している。
制御するものであって、画像データ入力部40、画像処
理部41、画像メモリ43、画像データ出力部42、外
部インターフェース46、両面自動原稿送り装置11
2、画像読取部110、及び画像形成部210等の各部
位を所定のシーケンスに基づいて制御したり、該各部位
を時刻、各センサの検出出力、及び各種のデータテーブ
ルに基づいて制御している。
【0069】あるいは、CPU44は、操作基板ユニッ
ト49の操作パネルの操作入力に応答して、各種の動作
モードのいずれかを選択し、この選択した動作モードに
応じて、この画像処理部を制御する。更に、管理者は、
操作基板ユニット49の操作パネルを操作することによ
り、暗号コードを入力すれば、画像形成装置の初期状態
の設定や、各種の動作モードの制御値を変更することが
できる。例えば、画像形成装置を白黒画像の複写にのみ
用いる場合は、第1画像形成ステーションPaによる画
像の形成のみを可能にすることができる。
ト49の操作パネルの操作入力に応答して、各種の動作
モードのいずれかを選択し、この選択した動作モードに
応じて、この画像処理部を制御する。更に、管理者は、
操作基板ユニット49の操作パネルを操作することによ
り、暗号コードを入力すれば、画像形成装置の初期状態
の設定や、各種の動作モードの制御値を変更することが
できる。例えば、画像形成装置を白黒画像の複写にのみ
用いる場合は、第1画像形成ステーションPaによる画
像の形成のみを可能にすることができる。
【0070】また、CPU44は、画像形成装置の各種
の動作状態を操作基板ユニット49の表示部に表示す
る。
の動作状態を操作基板ユニット49の表示部に表示す
る。
【0071】さて、本実施形態の画像形成装置1では、
転写搬送ベルト216の周辺を図3に示す様に構成して
いる。
転写搬送ベルト216の周辺を図3に示す様に構成して
いる。
【0072】図3において、固定支持台252は、画像
形成装置1内部で固定されている。また、移動支持台2
51は、枢支軸255により固定支持台252に連結さ
れており、枢支軸255を回転中心として、固定支持台
252に対し回転移動する。支持台251には、長径孔
251aを形成しており、モータM2の駆動軸に固定さ
れた偏心軸256を長径孔251aに挿入している。こ
の偏心軸256の外周上側部分を長径孔251aの内周
上側部分に当接させて、移動支持台251の下方への回
転移動を禁止し、これにより移動支持台251を位置決
めしている。
形成装置1内部で固定されている。また、移動支持台2
51は、枢支軸255により固定支持台252に連結さ
れており、枢支軸255を回転中心として、固定支持台
252に対し回転移動する。支持台251には、長径孔
251aを形成しており、モータM2の駆動軸に固定さ
れた偏心軸256を長径孔251aに挿入している。こ
の偏心軸256の外周上側部分を長径孔251aの内周
上側部分に当接させて、移動支持台251の下方への回
転移動を禁止し、これにより移動支持台251を位置決
めしている。
【0073】各支持台251,252には、各転写用放
電器225a,225b,225c,225dを設けて
いる。また、各支持台251,252に駆動ローラ21
4及び従動ローラ215を軸支し、各ローラ214,2
15間に転写搬送ベルト216を張架している。モータ
M1は、駆動ローラ214を回転駆動し、転写搬送ベル
ト216を回転移動させる。転写搬送ベルト216に
は、各感光体ドラム222a〜222dを当接させてい
る。各感光体ドラム222a〜222dは、それぞれの
モータM3〜M6により回転駆動される。
電器225a,225b,225c,225dを設けて
いる。また、各支持台251,252に駆動ローラ21
4及び従動ローラ215を軸支し、各ローラ214,2
15間に転写搬送ベルト216を張架している。モータ
M1は、駆動ローラ214を回転駆動し、転写搬送ベル
ト216を回転移動させる。転写搬送ベルト216に
は、各感光体ドラム222a〜222dを当接させてい
る。各感光体ドラム222a〜222dは、それぞれの
モータM3〜M6により回転駆動される。
【0074】くせ取りユニット271は、くせ取りロー
ラ272をアーム273の一端に回転可能に軸支し、こ
のアーム273の他端をモータM7の駆動軸に固定した
ものである。通常、アーム273は、点線で示す位置に
退避しており、後で述べる様に転写搬送ベルト216の
くせを取るときに、モータM7により実線で示す位置に
移動され、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト21
6に押し付ける。
ラ272をアーム273の一端に回転可能に軸支し、こ
のアーム273の他端をモータM7の駆動軸に固定した
ものである。通常、アーム273は、点線で示す位置に
退避しており、後で述べる様に転写搬送ベルト216の
くせを取るときに、モータM7により実線で示す位置に
移動され、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト21
6に押し付ける。
【0075】CPU44は、各モータM1〜M7を選択
的に回転駆動し、転写搬送ベルト216を回転移動させ
たり、偏心軸256を回転させたり、各感光体ドラム2
22a〜222dを回転させたり、アーム273を回転
移動させる。
的に回転駆動し、転写搬送ベルト216を回転移動させ
たり、偏心軸256を回転させたり、各感光体ドラム2
22a〜222dを回転させたり、アーム273を回転
移動させる。
【0076】カラー画像の形成に際しては、各感光体ド
ラム222a〜222dを転写搬送ベルト216に当接
させた状態で、転写搬送ベルト216上に記録用紙を静
電吸着しつつ搬送して、記録用紙を各感光体ドラム22
2a〜222dと転写搬送ベルト216間に順次通過さ
せ、各色のトナー像を記録用紙上に順次重ねて転写させ
てから、記録用紙を定着装置217の加熱ローラ246
及び加圧ローラ247間に通過させて、記録用紙のトナ
ー像を定着させる。
ラム222a〜222dを転写搬送ベルト216に当接
させた状態で、転写搬送ベルト216上に記録用紙を静
電吸着しつつ搬送して、記録用紙を各感光体ドラム22
2a〜222dと転写搬送ベルト216間に順次通過さ
せ、各色のトナー像を記録用紙上に順次重ねて転写させ
てから、記録用紙を定着装置217の加熱ローラ246
及び加圧ローラ247間に通過させて、記録用紙のトナ
ー像を定着させる。
【0077】また、白黒画像の形成に際しては、モータ
M2を駆動制御して、図4に示す様に偏心軸256を1
80度回転させる。このとき、偏心軸256の外周上側
部分が下降し、長径孔251aの内周上側部分も下降す
る。これに伴って移動支持台251が枢支軸255周り
に回転移動し、転写搬送ベルト216が傾斜する。この
結果、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の各感光体ド
ラム222b〜222dが転写搬送ベルト216から離
間し、黒色の感光体ドラム222aのみが転写搬送ベル
ト216に当接する。この状態で、記録用紙を感光体ド
ラム222aと転写搬送ベルト216間に通過させ、黒
色のトナー像を記録用紙に転写させてから、記録用紙を
定着装置217の各ローラ246,247間に通過させ
て、記録用紙のトナー像を定着させる。ただし、各感光
体ドラム222b〜222dを用いないので、各モータ
M4〜M6による各感光体ドラム222b〜222dの
回転を停止させておく。これにより、消費電力を節減
し、また各感光体ドラム222b〜222dの寿命の低
下を抑える。
M2を駆動制御して、図4に示す様に偏心軸256を1
80度回転させる。このとき、偏心軸256の外周上側
部分が下降し、長径孔251aの内周上側部分も下降す
る。これに伴って移動支持台251が枢支軸255周り
に回転移動し、転写搬送ベルト216が傾斜する。この
結果、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の各感光体ド
ラム222b〜222dが転写搬送ベルト216から離
間し、黒色の感光体ドラム222aのみが転写搬送ベル
ト216に当接する。この状態で、記録用紙を感光体ド
ラム222aと転写搬送ベルト216間に通過させ、黒
色のトナー像を記録用紙に転写させてから、記録用紙を
定着装置217の各ローラ246,247間に通過させ
て、記録用紙のトナー像を定着させる。ただし、各感光
体ドラム222b〜222dを用いないので、各モータ
M4〜M6による各感光体ドラム222b〜222dの
回転を停止させておく。これにより、消費電力を節減
し、また各感光体ドラム222b〜222dの寿命の低
下を抑える。
【0078】定着装置217の加熱ローラ246及び加
圧ローラ247は、該各ローラ246,247に内蔵の
それぞれのヒータランプにより加熱される。CPU44
は、加熱ローラ246の温度を該加熱ローラ246に接
触するサーミスタ等の温度検出器を通じて検出しつつ、
各ローラ246,247に内蔵のそれぞれのヒータラン
プに流れる電流量を制御することにより該各ローラ24
6,247の温度を調節する。尚、ヒータランプを各ロ
ーラ246,247の一方にのみ設けても良い。一般的
には、ヒータランプを記録用紙上のトナー像に接触する
側のローラに設けることが多い。
圧ローラ247は、該各ローラ246,247に内蔵の
それぞれのヒータランプにより加熱される。CPU44
は、加熱ローラ246の温度を該加熱ローラ246に接
触するサーミスタ等の温度検出器を通じて検出しつつ、
各ローラ246,247に内蔵のそれぞれのヒータラン
プに流れる電流量を制御することにより該各ローラ24
6,247の温度を調節する。尚、ヒータランプを各ロ
ーラ246,247の一方にのみ設けても良い。一般的
には、ヒータランプを記録用紙上のトナー像に接触する
側のローラに設けることが多い。
【0079】画像形成を行わないときの待機時には、加
熱ローラ246の温度を検出しつつ、加圧ローラ247
のヒータランプへの650Wの電力供給、及び加圧ロー
ラ247のヒータランプへの450Wの電力供給をオン
オフ制御して、加熱ローラ246の温度を180℃に保
ち、かつ加圧ローラ247の温度を110〜180℃に
保つ。
熱ローラ246の温度を検出しつつ、加圧ローラ247
のヒータランプへの650Wの電力供給、及び加圧ロー
ラ247のヒータランプへの450Wの電力供給をオン
オフ制御して、加熱ローラ246の温度を180℃に保
ち、かつ加圧ローラ247の温度を110〜180℃に
保つ。
【0080】また、画像形成を行うときは、加熱ローラ
246の温度を検出しつつ、加熱ローラ246のヒータ
ランプへの650Wの電力供給をオンオフ制御して、加
熱ローラ246の温度を180℃に保つ。ただし、加圧
ローラ247のヒータランプへの電力供給を行わない。
246の温度を検出しつつ、加熱ローラ246のヒータ
ランプへの650Wの電力供給をオンオフ制御して、加
熱ローラ246の温度を180℃に保つ。ただし、加圧
ローラ247のヒータランプへの電力供給を行わない。
【0081】この様に定着装置217の加熱ローラ24
6及び加圧ローラ247を加熱していることから、定着
装置217の近傍部位Aの温度が該画像形成装置1外部
の温度に対して20〜40℃だけ上昇する。この定着装
置217の近傍部位Aの温度は、近年の画像形成装置の
小型化に伴い、該画像形成装置内の空きスペースが小さ
くされると、より高くなる傾向にある。
6及び加圧ローラ247を加熱していることから、定着
装置217の近傍部位Aの温度が該画像形成装置1外部
の温度に対して20〜40℃だけ上昇する。この定着装
置217の近傍部位Aの温度は、近年の画像形成装置の
小型化に伴い、該画像形成装置内の空きスペースが小さ
くされると、より高くなる傾向にある。
【0082】一方、 転写搬送ベルト216の材質とし
て、ポリカーボネート(PC)、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン重合体(P
TFE)、ポリイミド、ポリアミド等を適用している。
また、一般的には、転写搬送ベルト216の厚みを80
〜150μmの範囲で設定することが多く、例えば転写
搬送ベルト216の厚みを100μmに設定している。
て、ポリカーボネート(PC)、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン重合体(P
TFE)、ポリイミド、ポリアミド等を適用している。
また、一般的には、転写搬送ベルト216の厚みを80
〜150μmの範囲で設定することが多く、例えば転写
搬送ベルト216の厚みを100μmに設定している。
【0083】転写搬送ベルト216のクリーニング部材
230は、例えばポリウレタン等からなるブレードであ
る。
230は、例えばポリウレタン等からなるブレードであ
る。
【0084】また、画像形成装置1の小型化のために、
駆動ローラ214及び従動ローラ215の径を小さくし
ている。一般的には、各ローラ214,215の径を1
4〜30mmの範囲で設定することが多く、例えば各ロ
ーラ214,215の径を約16mmに設定している。
駆動ローラ214及び従動ローラ215の径を小さくし
ている。一般的には、各ローラ214,215の径を1
4〜30mmの範囲で設定することが多く、例えば各ロ
ーラ214,215の径を約16mmに設定している。
【0085】ここで、上記材質の転写搬送ベルト216
を適用した場合は、各ローラ214,215の径が小さ
いと、転写搬送ベルト216の回転移動が長時間停止し
たときに、駆動ローラ214及び従動ローラ215の巻
きくせが転写搬送ベルト216に付く。しかも、近傍部
位Aでは、温度が上昇するので、転写搬送ベルト216
が加熱され、駆動ローラ214の巻きくせが転写搬送ベ
ルト216により付き易い。
を適用した場合は、各ローラ214,215の径が小さ
いと、転写搬送ベルト216の回転移動が長時間停止し
たときに、駆動ローラ214及び従動ローラ215の巻
きくせが転写搬送ベルト216に付く。しかも、近傍部
位Aでは、温度が上昇するので、転写搬送ベルト216
が加熱され、駆動ローラ214の巻きくせが転写搬送ベ
ルト216により付き易い。
【0086】このため、本実施形態では、転写搬送ベル
ト216の回転移動を長時間停止させたときには、画像
形成の処理に入る前に、転写搬送ベルト216の巻きく
せをくせ取りユニット271により取り除いている。
ト216の回転移動を長時間停止させたときには、画像
形成の処理に入る前に、転写搬送ベルト216の巻きく
せをくせ取りユニット271により取り除いている。
【0087】くせ取りユニット271では、そのアーム
273をモータM7により実線で示す位置まで回転移動
して、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216に
押し付ける。この状態で、転写搬送ベルト216をモー
タM1により往復移動させて、駆動ローラ214及び従
動ローラ215の巻きくせが付いた転写搬送ベルト21
6のそれぞれの部位をくせ取りローラ272によりしご
く。このくせ取りローラ272によるしごき回数は、転
写搬送ベルト216の巻きくせの付き具合に応じて適宜
に設定する。これにより、転写搬送ベルト216の巻き
くせが取り除かれる。
273をモータM7により実線で示す位置まで回転移動
して、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216に
押し付ける。この状態で、転写搬送ベルト216をモー
タM1により往復移動させて、駆動ローラ214及び従
動ローラ215の巻きくせが付いた転写搬送ベルト21
6のそれぞれの部位をくせ取りローラ272によりしご
く。このくせ取りローラ272によるしごき回数は、転
写搬送ベルト216の巻きくせの付き具合に応じて適宜
に設定する。これにより、転写搬送ベルト216の巻き
くせが取り除かれる。
【0088】次に、図5に示すフローチャートに従っ
て、転写搬送ベルト216の巻きくせを取り除くための
処理過程を説明する。尚、この処理は、図2のCPU4
4の制御により進行される。
て、転写搬送ベルト216の巻きくせを取り除くための
処理過程を説明する。尚、この処理は、図2のCPU4
4の制御により進行される。
【0089】まず、画像形成装置1の電源がオンにされ
ると(ステップS1)、CPU44は、加熱ローラ24
6及び加圧ローラ247のヒータランプへの電流供給及
び電流量制御を開始し、該各ローラ246,247のウ
ォームアップを開始する(ステップS2)。そして、C
PU44は、加熱ローラ246及び加圧ローラ247の
温度が予め設定された温度まで上昇すると、加熱ローラ
246及び加圧ローラ247が均一に加熱される様に、
該各ローラ246,247を回転させる。また、CPU
44は、駆動ローラ214の駆動モータM1を駆動制御
して、転写搬送ベルト216を1回転だけ回転移動さ
せ、転写搬送ベルト216をクリーニング部材230に
よりクリーニングする(ステップS3)。これにより、
くせ取りユニット271により転写搬送ベルト216の
巻きくせを取り除くときに、転写搬送ベルト216の表
面のトナーやゴミがくせ取りローラ272に付着するこ
とが防止される。
ると(ステップS1)、CPU44は、加熱ローラ24
6及び加圧ローラ247のヒータランプへの電流供給及
び電流量制御を開始し、該各ローラ246,247のウ
ォームアップを開始する(ステップS2)。そして、C
PU44は、加熱ローラ246及び加圧ローラ247の
温度が予め設定された温度まで上昇すると、加熱ローラ
246及び加圧ローラ247が均一に加熱される様に、
該各ローラ246,247を回転させる。また、CPU
44は、駆動ローラ214の駆動モータM1を駆動制御
して、転写搬送ベルト216を1回転だけ回転移動さ
せ、転写搬送ベルト216をクリーニング部材230に
よりクリーニングする(ステップS3)。これにより、
くせ取りユニット271により転写搬送ベルト216の
巻きくせを取り除くときに、転写搬送ベルト216の表
面のトナーやゴミがくせ取りローラ272に付着するこ
とが防止される。
【0090】引き続いて、CPU44は、モータM2を
駆動制御して、図4に示す様に偏心軸256を180度
回転させ、転写搬送ベルト216を傾斜させる。これに
より、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の各感光体ド
ラム222b〜222dが転写搬送ベルト216から離
間し、黒色の感光体ドラム222aのみが転写搬送ベル
ト216に当接する(ステップS4)。ただし、画像形
成装置1の電源オン直後の初期状態として、図4に示す
状態が設定されているならば、ステップS4を格別に行
う必要はない。
駆動制御して、図4に示す様に偏心軸256を180度
回転させ、転写搬送ベルト216を傾斜させる。これに
より、シアン色、マゼンタ色、イエロー色の各感光体ド
ラム222b〜222dが転写搬送ベルト216から離
間し、黒色の感光体ドラム222aのみが転写搬送ベル
ト216に当接する(ステップS4)。ただし、画像形
成装置1の電源オン直後の初期状態として、図4に示す
状態が設定されているならば、ステップS4を格別に行
う必要はない。
【0091】次に、CPU44は、加熱ローラ246及
び加圧ローラ247の温度が規定のウォームアップ完了
温度(トナー像の定着に必要な温度)の80%へと更に
上昇するまで待機し(ステップS5で「No」)、ウォ
ームアップ完了温度の80%に達すると(ステップS5
で「Yes」)、駆動ローラ214の駆動モータM1を
駆動制御して、転写搬送ベルト216を回転移動させ、
駆動ローラ214の巻きくせが付いた転写搬送ベルト2
16の部位をくせ取りユニット271の位置まで移動さ
せてから、転写搬送ベルト216を停止させる(ステッ
プS6)。そして、CPU44は、モータM7を駆動制
御して、くせ取りユニット271のアーム273を実線
で示す位置まで回転移動して、くせ取りローラ272を
転写搬送ベルト216に押し付ける(ステップS11
A)。更に、CPU44は、駆動ローラ214の駆動モ
ータM1を駆動制御して、転写搬送ベルト216を往復
移動させ(ステップS12A)、駆動ローラ214の巻
きくせが付いた転写搬送ベルト216の部位をくせ取り
ローラ272により巻きくせとは逆向きに曲げてしご
く。これにより、駆動ローラ214の巻きくせが転写搬
送ベルト216から取り除かれる。
び加圧ローラ247の温度が規定のウォームアップ完了
温度(トナー像の定着に必要な温度)の80%へと更に
上昇するまで待機し(ステップS5で「No」)、ウォ
ームアップ完了温度の80%に達すると(ステップS5
で「Yes」)、駆動ローラ214の駆動モータM1を
駆動制御して、転写搬送ベルト216を回転移動させ、
駆動ローラ214の巻きくせが付いた転写搬送ベルト2
16の部位をくせ取りユニット271の位置まで移動さ
せてから、転写搬送ベルト216を停止させる(ステッ
プS6)。そして、CPU44は、モータM7を駆動制
御して、くせ取りユニット271のアーム273を実線
で示す位置まで回転移動して、くせ取りローラ272を
転写搬送ベルト216に押し付ける(ステップS11
A)。更に、CPU44は、駆動ローラ214の駆動モ
ータM1を駆動制御して、転写搬送ベルト216を往復
移動させ(ステップS12A)、駆動ローラ214の巻
きくせが付いた転写搬送ベルト216の部位をくせ取り
ローラ272により巻きくせとは逆向きに曲げてしご
く。これにより、駆動ローラ214の巻きくせが転写搬
送ベルト216から取り除かれる。
【0092】また、CPU44は、転写搬送ベルト21
6の往復移動に伴い、モータM3を駆動制御して、感光
体ドラム222aを往復回転させる。つまり、転写搬送
ベルト216と共に、感光体ドラム222aを回転させ
る。これにより、感光体ドラム222aと転写搬送ベル
ト216間の摩擦が最小限に抑えられ、感光体ドラム2
22a及び転写搬送ベルト216の摩耗が防止される。
また、ステップS4において、他の各感光体ドラム22
2b〜222dを転写搬送ベルト216から離間させた
ので、他の各感光体ドラム222b〜222dを停止さ
せておき、消費電力を低減させる。
6の往復移動に伴い、モータM3を駆動制御して、感光
体ドラム222aを往復回転させる。つまり、転写搬送
ベルト216と共に、感光体ドラム222aを回転させ
る。これにより、感光体ドラム222aと転写搬送ベル
ト216間の摩擦が最小限に抑えられ、感光体ドラム2
22a及び転写搬送ベルト216の摩耗が防止される。
また、ステップS4において、他の各感光体ドラム22
2b〜222dを転写搬送ベルト216から離間させた
ので、他の各感光体ドラム222b〜222dを停止さ
せておき、消費電力を低減させる。
【0093】この後、CPU44は、くせ取りユニット
271のアーム273を点線で示す位置まで回転移動し
て、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216から
離間させる(ステップS13A)。
271のアーム273を点線で示す位置まで回転移動し
て、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216から
離間させる(ステップS13A)。
【0094】引き続いて、CPU44は、転写搬送ベル
ト216を回転移動させて、従動ローラ215の巻きく
せが付いた転写搬送ベルト216の部位をくせ取りユニ
ット271の位置まで移動させてから、転写搬送ベルト
216を停止させる(ステップS7)。そして、CPU
44は、くせ取りユニット271のアーム273を実線
で示す位置まで回転移動して、くせ取りローラ272を
転写搬送ベルト216に押し付ける(ステップS11
B)。更に、CPU44は、転写搬送ベルト216を往
復移動させて(ステップS12B)、従動ローラ215
の巻きくせが付いた転写搬送ベルト216の部位をくせ
取りローラ272により巻きくせとは逆向きに曲げてし
ごき、従動ローラ215の巻きくせを転写搬送ベルト2
16から取り除く。また、CPU44は、転写搬送ベル
ト216の往復移動に伴い、モータM3を駆動制御し
て、感光体ドラム222aを往復回転させる。
ト216を回転移動させて、従動ローラ215の巻きく
せが付いた転写搬送ベルト216の部位をくせ取りユニ
ット271の位置まで移動させてから、転写搬送ベルト
216を停止させる(ステップS7)。そして、CPU
44は、くせ取りユニット271のアーム273を実線
で示す位置まで回転移動して、くせ取りローラ272を
転写搬送ベルト216に押し付ける(ステップS11
B)。更に、CPU44は、転写搬送ベルト216を往
復移動させて(ステップS12B)、従動ローラ215
の巻きくせが付いた転写搬送ベルト216の部位をくせ
取りローラ272により巻きくせとは逆向きに曲げてし
ごき、従動ローラ215の巻きくせを転写搬送ベルト2
16から取り除く。また、CPU44は、転写搬送ベル
ト216の往復移動に伴い、モータM3を駆動制御し
て、感光体ドラム222aを往復回転させる。
【0095】この後、CPU44は、くせ取りユニット
271のアーム273を点線で示す位置まで回転移動し
て、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216から
離間させる(ステップS13B)。
271のアーム273を点線で示す位置まで回転移動し
て、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216から
離間させる(ステップS13B)。
【0096】次に、CPU44は、モータM2を駆動制
御して、偏心軸256を180度回転させ、図3に示す
様に転写搬送ベルト216を元の姿勢に戻して、各感光
体ドラム222a〜222dを転写搬送ベルト216に
当接させる。そして、CPU44は、加熱ローラ246
及び加圧ローラ247の温度がウォームアップ完了温度
に達するまで待機し(ステップS8で「Yes」)、ウ
ォームアップ完了温度に達すると(ステップS8で「Y
es」)、画像形成が指示されるまで、この画像形成装
置1を待機状態とする(ステップS9)。
御して、偏心軸256を180度回転させ、図3に示す
様に転写搬送ベルト216を元の姿勢に戻して、各感光
体ドラム222a〜222dを転写搬送ベルト216に
当接させる。そして、CPU44は、加熱ローラ246
及び加圧ローラ247の温度がウォームアップ完了温度
に達するまで待機し(ステップS8で「Yes」)、ウ
ォームアップ完了温度に達すると(ステップS8で「Y
es」)、画像形成が指示されるまで、この画像形成装
置1を待機状態とする(ステップS9)。
【0097】この様に画像形成装置1をオンにしたとき
には、画像形成の処理に入る前に、くせ取りユニット2
71のくせ取りローラ272を駆動ローラ214及び従
動ローラ215の巻きくせが付いた転写搬送ベルト21
6のそれぞれの部位に押し付けて、転写搬送ベルト21
6の巻きくせを取り除いている。このため、画像形成に
際しては、転写搬送ベルト216上に記録用紙を良好に
吸着することができ、また各感光体ドラム222a〜2
22dのトナー像を記録用紙に良好に転写することがで
きる。また、定着装置217のウォームアップ中に、転
写搬送ベルト216の巻きくせを取り除いているので、
この巻きくせの除去のために、画像形成装置1の立上が
り時間が長期化せずに済む。
には、画像形成の処理に入る前に、くせ取りユニット2
71のくせ取りローラ272を駆動ローラ214及び従
動ローラ215の巻きくせが付いた転写搬送ベルト21
6のそれぞれの部位に押し付けて、転写搬送ベルト21
6の巻きくせを取り除いている。このため、画像形成に
際しては、転写搬送ベルト216上に記録用紙を良好に
吸着することができ、また各感光体ドラム222a〜2
22dのトナー像を記録用紙に良好に転写することがで
きる。また、定着装置217のウォームアップ中に、転
写搬送ベルト216の巻きくせを取り除いているので、
この巻きくせの除去のために、画像形成装置1の立上が
り時間が長期化せずに済む。
【0098】また、通常は、くせ取りローラ272を定
着装置217の近傍に退避させているので、定着装置2
17の加熱ローラ246及び加圧ローラ247の放熱に
より、くせ取りローラ272が加熱される。くせ取りロ
ーラ272の材質としては、くせ取りローラ272の温
度が速やかに上昇する様に、ステンレスやアルミ等の金
属が好ましい。転写搬送ベルト216の温度が低い場合
には、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216に
押し付けると、加熱されたくせ取りローラ272により
転写搬送ベルト216が暖められ、転写搬送ベルト21
6のくせを取り除き易くなる。
着装置217の近傍に退避させているので、定着装置2
17の加熱ローラ246及び加圧ローラ247の放熱に
より、くせ取りローラ272が加熱される。くせ取りロ
ーラ272の材質としては、くせ取りローラ272の温
度が速やかに上昇する様に、ステンレスやアルミ等の金
属が好ましい。転写搬送ベルト216の温度が低い場合
には、くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216に
押し付けると、加熱されたくせ取りローラ272により
転写搬送ベルト216が暖められ、転写搬送ベルト21
6のくせを取り除き易くなる。
【0099】くせ取りのために転写搬送ベルト216を
往復移動させる回数は、1回でも良いし、複数回でも良
い。例えば、画像形成装置1の電源オフの時間が長けれ
ば、転写搬送ベルト16の停止時間も長くなり、転写搬
送ベルト216の巻きくせが強くなるので、電源オフの
時間をタイマーにより計時し、この時間が長くなる程、
転写搬送ベルト216の往復移動回数を多くしても良
い。これにより、転写搬送ベルト216の往復移動回数
を適確に設定して、転写搬送ベルト216の巻きくせを
確実に取り除くことができる。
往復移動させる回数は、1回でも良いし、複数回でも良
い。例えば、画像形成装置1の電源オフの時間が長けれ
ば、転写搬送ベルト16の停止時間も長くなり、転写搬
送ベルト216の巻きくせが強くなるので、電源オフの
時間をタイマーにより計時し、この時間が長くなる程、
転写搬送ベルト216の往復移動回数を多くしても良
い。これにより、転写搬送ベルト216の往復移動回数
を適確に設定して、転写搬送ベルト216の巻きくせを
確実に取り除くことができる。
【0100】また、画像形成装置1の待機状態において
は、電源オフのときと同様に、転写搬送ベルト216を
停止させており、しかも定着装置217の加熱ローラ2
46及び加圧ローラ247の放熱により、定着装置21
7の近傍部位Aで転写搬送ベルト216が加熱され、巻
きくせが転写搬送ベルト216により付き易くなる。こ
のため、画像形成装置1の電源オンのときだけではな
く、待機状態の終了時、つまり画像形成を指示されたと
きにも、画像形成の以前に、転写搬送ベルト216のく
せ取り処理を行うのが好ましい。この場合も、待機状態
の時間をタイマーにより計時し、この時間が長くなる
程、転写搬送ベルト216の往復移動回数を多くしても
良い。
は、電源オフのときと同様に、転写搬送ベルト216を
停止させており、しかも定着装置217の加熱ローラ2
46及び加圧ローラ247の放熱により、定着装置21
7の近傍部位Aで転写搬送ベルト216が加熱され、巻
きくせが転写搬送ベルト216により付き易くなる。こ
のため、画像形成装置1の電源オンのときだけではな
く、待機状態の終了時、つまり画像形成を指示されたと
きにも、画像形成の以前に、転写搬送ベルト216のく
せ取り処理を行うのが好ましい。この場合も、待機状態
の時間をタイマーにより計時し、この時間が長くなる
程、転写搬送ベルト216の往復移動回数を多くしても
良い。
【0101】更に、各感光体ドラム222b〜222d
を転写搬送ベルト216から離間させる機構を持たない
場合は、くせ取りのために転写搬送ベルト216を往復
移動させるに際し、感光体ドラム222aだけではな
く、他の各感光体ドラム222b〜222dをも往復回
転させ、各感光体ドラム222a〜222dの摩耗を防
止する。
を転写搬送ベルト216から離間させる機構を持たない
場合は、くせ取りのために転写搬送ベルト216を往復
移動させるに際し、感光体ドラム222aだけではな
く、他の各感光体ドラム222b〜222dをも往復回
転させ、各感光体ドラム222a〜222dの摩耗を防
止する。
【0102】図6は、本発明の画像形成装置の第2実施
形態における転送ベルト216の周辺を示す側面図であ
る。本実施形態の画像形成装置は、図1の装置と同様の
構成であり、転送ベルト216の周辺だけが図1の装置
とは異なる。尚、図6において図1及び図3の装置と同
様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
形態における転送ベルト216の周辺を示す側面図であ
る。本実施形態の画像形成装置は、図1の装置と同様の
構成であり、転送ベルト216の周辺だけが図1の装置
とは異なる。尚、図6において図1及び図3の装置と同
様の作用を果たす部位には同じ符号を付す。
【0103】本実施形態の装置では、図3の移動支持台
251及び固定支持台252の代わりに、単体の支持台
261を設け、この支持台261を昇降駆動部262に
より昇降可能に支持している。
251及び固定支持台252の代わりに、単体の支持台
261を設け、この支持台261を昇降駆動部262に
より昇降可能に支持している。
【0104】支持台261には、各転写用放電器225
a,225b,225c,225dを設けている。ま
た、支持台261に駆動ローラ214及び従動ローラ2
15を軸支し、各ローラ214,215間に転写搬送ベ
ルト216を張架している。
a,225b,225c,225dを設けている。ま
た、支持台261に駆動ローラ214及び従動ローラ2
15を軸支し、各ローラ214,215間に転写搬送ベ
ルト216を張架している。
【0105】くせ取りユニット271のアーム273
は、通常、点線で示す位置に退避しており、後で述べる
様に転写搬送ベルト216のくせを取るときに、実線で
示す位置に移動され、くせ取りローラ272を転写搬送
ベルト216に押し付ける。
は、通常、点線で示す位置に退避しており、後で述べる
様に転写搬送ベルト216のくせを取るときに、実線で
示す位置に移動され、くせ取りローラ272を転写搬送
ベルト216に押し付ける。
【0106】昇降駆動部262は、連接棒265を水平
方向にスライド可能に支持し、この連接棒265を右方
向に付勢して、この連接棒265の右端をモータM2の
駆動軸に固定された偏心カム264に当接させている。
また、連接棒265の2箇所で各支持アーム266,2
67の中点266a,267aを回転自在に軸支し、各
支持アーム266,267の下端266b,267bを
回動自在に軸支し、各支持アーム266,267の上端
にそれぞれのコロ268,269を設けている。各支持
アーム266,267のコロ268,269上に支持台
261を載置している。
方向にスライド可能に支持し、この連接棒265を右方
向に付勢して、この連接棒265の右端をモータM2の
駆動軸に固定された偏心カム264に当接させている。
また、連接棒265の2箇所で各支持アーム266,2
67の中点266a,267aを回転自在に軸支し、各
支持アーム266,267の下端266b,267bを
回動自在に軸支し、各支持アーム266,267の上端
にそれぞれのコロ268,269を設けている。各支持
アーム266,267のコロ268,269上に支持台
261を載置している。
【0107】図6に示す様に各感光体ドラム222a〜
222dを転写搬送ベルト216に当接させた状態で、
転写搬送ベルト216上に記録用紙を静電吸着しつつ搬
送して、記録用紙を各感光体ドラム222a〜222d
と転写搬送ベルト216間に順次通過させ、更に記録用
紙を定着装置217の加熱ローラ246及び加圧ローラ
247間に通過させる。
222dを転写搬送ベルト216に当接させた状態で、
転写搬送ベルト216上に記録用紙を静電吸着しつつ搬
送して、記録用紙を各感光体ドラム222a〜222d
と転写搬送ベルト216間に順次通過させ、更に記録用
紙を定着装置217の加熱ローラ246及び加圧ローラ
247間に通過させる。
【0108】また、くせ取りユニット271により転写
搬送ベルト216の巻きくせを取り除くときには、図7
に示す様にモータM2を駆動制御して、偏心カム264
を90度回転させる。このとき、連接棒265の右端が
偏心カム264の外周を滑って右方向に移動し、連接棒
265による各支持アーム266,267の中点266
a,267aが右方向に移動して、各支持アーム26
6,267が斜めに倒れ、各支持アーム266,267
のコロ268,269上の支持台261が下降する。こ
の結果、転写搬送ベルト216が下降して、全ての各感
光体ドラム222a〜222dが転写搬送ベルト216
から離間する。この状態で、くせ取りユニット271の
くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216に押し付
け、転写搬送ベルト216をモータM1により往復移動
させて、駆動ローラ214及び従動ローラ215の巻き
くせが付いた転写搬送ベルト216のそれぞれの部位を
くせ取りローラ272によりしごく。
搬送ベルト216の巻きくせを取り除くときには、図7
に示す様にモータM2を駆動制御して、偏心カム264
を90度回転させる。このとき、連接棒265の右端が
偏心カム264の外周を滑って右方向に移動し、連接棒
265による各支持アーム266,267の中点266
a,267aが右方向に移動して、各支持アーム26
6,267が斜めに倒れ、各支持アーム266,267
のコロ268,269上の支持台261が下降する。こ
の結果、転写搬送ベルト216が下降して、全ての各感
光体ドラム222a〜222dが転写搬送ベルト216
から離間する。この状態で、くせ取りユニット271の
くせ取りローラ272を転写搬送ベルト216に押し付
け、転写搬送ベルト216をモータM1により往復移動
させて、駆動ローラ214及び従動ローラ215の巻き
くせが付いた転写搬送ベルト216のそれぞれの部位を
くせ取りローラ272によりしごく。
【0109】この様に全ての各感光体ドラム222a〜
222dを転写搬送ベルト216から離間させた状態
で、転写搬送ベルト216の巻きくせ取りを行えば、各
感光体ドラム222a〜222dを回転させる必要がな
く、各感光体ドラム222a〜222dの摩耗を防止す
ることができ、消費電力を低減することができる。
222dを転写搬送ベルト216から離間させた状態
で、転写搬送ベルト216の巻きくせ取りを行えば、各
感光体ドラム222a〜222dを回転させる必要がな
く、各感光体ドラム222a〜222dの摩耗を防止す
ることができ、消費電力を低減することができる。
【0110】本実施形態の画像形成装置においても、図
5に示すフローチャートに従って、転写搬送ベルト21
6の巻きくせを取り除くための処理を行う。ただし、ス
テップS4においては、図7に示す様に昇降駆動部26
2により支持台261を下降させて、全ての各感光体ド
ラム222a〜222dを転写搬送ベルト216から離
間させる。また、ステップS13Bの後に、図6に示す
様に昇降駆動部262により支持台261を元の位置に
戻し、全ての各感光体ドラム222a〜222dを転写
搬送ベルト216に当接させる。また、各ステップS1
2A,S12Bの転写搬送ベルト216の往復移動に際
し、各感光体ドラム222a〜222dを回転させる必
要がない。
5に示すフローチャートに従って、転写搬送ベルト21
6の巻きくせを取り除くための処理を行う。ただし、ス
テップS4においては、図7に示す様に昇降駆動部26
2により支持台261を下降させて、全ての各感光体ド
ラム222a〜222dを転写搬送ベルト216から離
間させる。また、ステップS13Bの後に、図6に示す
様に昇降駆動部262により支持台261を元の位置に
戻し、全ての各感光体ドラム222a〜222dを転写
搬送ベルト216に当接させる。また、各ステップS1
2A,S12Bの転写搬送ベルト216の往復移動に際
し、各感光体ドラム222a〜222dを回転させる必
要がない。
【0111】図8は、本発明の画像形成装置の第3実施
形態を示す側面図である。この画像形成装置301で
は、図1の画像形成装置の転写搬送ベルト216の代わ
りに、中間転写ベルト316を各ローラ314,315
間に張架し、中間転写ベルト316を各感光体ドラム2
22a〜222dに当接している。また、中間転写搬送
ベルト318を中間転写ベルト316の下側に配置し
て、中間転写搬送ベルト318の上側一部を中間転写ベ
ルト316に当接している。更に、中間転写ベルト31
6の下側にブレード330を設け、ブレード330の先
端を中間転写ベルト316の表面に摺接させて、中間転
写ベルト316をクリーニングしている。
形態を示す側面図である。この画像形成装置301で
は、図1の画像形成装置の転写搬送ベルト216の代わ
りに、中間転写ベルト316を各ローラ314,315
間に張架し、中間転写ベルト316を各感光体ドラム2
22a〜222dに当接している。また、中間転写搬送
ベルト318を中間転写ベルト316の下側に配置し
て、中間転写搬送ベルト318の上側一部を中間転写ベ
ルト316に当接している。更に、中間転写ベルト31
6の下側にブレード330を設け、ブレード330の先
端を中間転写ベルト316の表面に摺接させて、中間転
写ベルト316をクリーニングしている。
【0112】第1、第2、第3及び第4画像形成ステー
ションPa,Pb,Pc,Pdは、図1の画像形成部2
10のものと実質的に同一の構成である。
ションPa,Pb,Pc,Pdは、図1の画像形成部2
10のものと実質的に同一の構成である。
【0113】本実施形態の画像形成装置301において
は、記録用紙Sを用紙トレイに積層収容しており、給紙
機構311により記録用紙Sを1枚ずつ分離して取り出
し、この記録用紙Sを画像形成部310の画像形成タイ
ミングに合わせて中間転写搬送ベルト318へと搬送す
る。
は、記録用紙Sを用紙トレイに積層収容しており、給紙
機構311により記録用紙Sを1枚ずつ分離して取り出
し、この記録用紙Sを画像形成部310の画像形成タイ
ミングに合わせて中間転写搬送ベルト318へと搬送す
る。
【0114】画像形成部310では、各感光体ドラム2
22a〜222dの回転に伴って、中間転写ベルト31
6を回転移動させ、かつ中間転写搬送ベルト318を回
転移動させて、中間転写搬送ベルト318により記録用
紙Sを搬送する。各感光体ドラム222a〜222d上
の各トナー像は、中間転写ベルト316に一旦転写さ
れ、2次転写用放電器319により中間転写ベルト31
6から記録用紙Sへと更に転写される。この記録用紙S
が定着装置217へと導かれ、ここで記録用紙S上のト
ナー像が定着される。
22a〜222dの回転に伴って、中間転写ベルト31
6を回転移動させ、かつ中間転写搬送ベルト318を回
転移動させて、中間転写搬送ベルト318により記録用
紙Sを搬送する。各感光体ドラム222a〜222d上
の各トナー像は、中間転写ベルト316に一旦転写さ
れ、2次転写用放電器319により中間転写ベルト31
6から記録用紙Sへと更に転写される。この記録用紙S
が定着装置217へと導かれ、ここで記録用紙S上のト
ナー像が定着される。
【0115】更に、記録用紙Sは、各排出ローラ219
により画像形成装置301に外付けの排紙トレイ220
へと排出される。
により画像形成装置301に外付けの排紙トレイ220
へと排出される。
【0116】尚、図8においては、記録用紙Sの裏面へ
の記録を行なうときに記録用紙Sの表裏を反転するスイ
ッチバック経路を省略している。
の記録を行なうときに記録用紙Sの表裏を反転するスイ
ッチバック経路を省略している。
【0117】さて、中間転写ベルト316の材質とし
て、ポリカーボネート(PC)、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン重合体(P
TFE)、ポリイミド等を適用している。また、中間転
写搬送ベルト318の材質として、導電性ゴム等を適用
している。
て、ポリカーボネート(PC)、ポリフッ化ビニリデン
(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン重合体(P
TFE)、ポリイミド等を適用している。また、中間転
写搬送ベルト318の材質として、導電性ゴム等を適用
している。
【0118】中間転写ベルト316のクリーニング部材
330は、例えばポリウレタン等からなるブレードであ
る。
330は、例えばポリウレタン等からなるブレードであ
る。
【0119】また、画像形成装置301の小型化のため
に、中間転写ベルト316の駆動ローラ314及び従動
ローラ315の径を小さくしている。一般的には、各ロ
ーラ314,315の径を14〜30mmの範囲で設定
することが多く、ここでは各ローラ314,315の径
を約16mmに設定している。
に、中間転写ベルト316の駆動ローラ314及び従動
ローラ315の径を小さくしている。一般的には、各ロ
ーラ314,315の径を14〜30mmの範囲で設定
することが多く、ここでは各ローラ314,315の径
を約16mmに設定している。
【0120】上記材質の中間転写ベルト316を適用し
た場合は、各ローラ314,315の径が小さいと、中
間転写ベルト316の回転移動を長時間停止させたとき
に、駆動ローラ314及び従動ローラ315の巻きくせ
が中間転写ベルト316に付き易い。ただし、中間転写
ベルト316は、定着装置217から離間しているの
で、定着装置217の放熱の影響を受けることがない。
た場合は、各ローラ314,315の径が小さいと、中
間転写ベルト316の回転移動を長時間停止させたとき
に、駆動ローラ314及び従動ローラ315の巻きくせ
が中間転写ベルト316に付き易い。ただし、中間転写
ベルト316は、定着装置217から離間しているの
で、定着装置217の放熱の影響を受けることがない。
【0121】そこで、本実施形態では、くせ取りユニッ
ト271を中間転写ベルト316の駆動ローラ314近
傍に設けている。このくせ取りユニット271は、図3
に示すものと同様に、くせ取りローラ272をアーム2
73の一端に回転可能に軸支し、このアーム273の他
端をモータの駆動軸に固定したものである。通常、アー
ム273は、中間転写ベルト316から離間し退避して
おり、中間転写ベルト316のくせを取るときに、モー
タにより中間転写ベルト316側へと移動され、くせ取
りローラ272を中間転写ベルト316に押し付ける。
ト271を中間転写ベルト316の駆動ローラ314近
傍に設けている。このくせ取りユニット271は、図3
に示すものと同様に、くせ取りローラ272をアーム2
73の一端に回転可能に軸支し、このアーム273の他
端をモータの駆動軸に固定したものである。通常、アー
ム273は、中間転写ベルト316から離間し退避して
おり、中間転写ベルト316のくせを取るときに、モー
タにより中間転写ベルト316側へと移動され、くせ取
りローラ272を中間転写ベルト316に押し付ける。
【0122】そして、くせ取りローラ272を中間転写
ベルト316に押し付けた状態で、中間転写ベルト31
6を往復移動させて、駆動ローラ314及び従動ローラ
315の巻きくせが付いた中間転写ベルト316のそれ
ぞれの部位をくせ取りローラ272によりしごく。この
くせ取りローラ272によるしごき回数は、中間転写ベ
ルト316の巻きくせの付き具合に応じて適宜に設定す
る。これにより、中間転写ベルト316の巻きくせが取
り除かれる。また、中間転写ベルト316の往復移動に
伴い、各感光体ドラム222a〜222dをも往復回転
させ、中間転写ベルト316及び各感光体ドラム222
a〜222dの摩耗を防止する。更に、駆動ローラ31
4及び従動ローラ315の巻きくせが付いた中間転写ベ
ルト316のそれぞれの部位のみをくせ取りローラ27
2によりしごき、中間転写ベルト316の他の部位がく
せ取りローラ272近傍に移動してきたときには、くせ
取りローラ272を中間転写ベルト316から離間させ
て退避させる。
ベルト316に押し付けた状態で、中間転写ベルト31
6を往復移動させて、駆動ローラ314及び従動ローラ
315の巻きくせが付いた中間転写ベルト316のそれ
ぞれの部位をくせ取りローラ272によりしごく。この
くせ取りローラ272によるしごき回数は、中間転写ベ
ルト316の巻きくせの付き具合に応じて適宜に設定す
る。これにより、中間転写ベルト316の巻きくせが取
り除かれる。また、中間転写ベルト316の往復移動に
伴い、各感光体ドラム222a〜222dをも往復回転
させ、中間転写ベルト316及び各感光体ドラム222
a〜222dの摩耗を防止する。更に、駆動ローラ31
4及び従動ローラ315の巻きくせが付いた中間転写ベ
ルト316のそれぞれの部位のみをくせ取りローラ27
2によりしごき、中間転写ベルト316の他の部位がく
せ取りローラ272近傍に移動してきたときには、くせ
取りローラ272を中間転写ベルト316から離間させ
て退避させる。
【0123】この様な中間転写ベルト316のくせ取り
は、中間転写ベルト316の回転移動を長時間停止させ
たときに、画像形成の処理に入る前に行われる。例え
ば、画像形成装置301の電源オンのときや、待機状態
が終了したときに、中間転写ベルト316のくせ取りを
行う。
は、中間転写ベルト316の回転移動を長時間停止させ
たときに、画像形成の処理に入る前に行われる。例え
ば、画像形成装置301の電源オンのときや、待機状態
が終了したときに、中間転写ベルト316のくせ取りを
行う。
【0124】尚、本発明は、上記各実施形態に限定され
るものではなく、多様に変形することができる。例え
ば、カラー画像を形成する画像形成装置だけではなく、
白黒画像のみを形成する画像形成装置に対しても、本発
明を適用することができる。また、くせ取りのために、
くせ取りローラを転写搬送ベルトや中間転写ベルトに押
し付けるだけではなく、複数のローラ間にベルトを挟み
込んで、ベルトを移動させたり、単なるブレードをベル
トに適宜の圧力で押しつけても構わない。あるいは、ベ
ルトに対する加熱等を直接行っても構わない。
るものではなく、多様に変形することができる。例え
ば、カラー画像を形成する画像形成装置だけではなく、
白黒画像のみを形成する画像形成装置に対しても、本発
明を適用することができる。また、くせ取りのために、
くせ取りローラを転写搬送ベルトや中間転写ベルトに押
し付けるだけではなく、複数のローラ間にベルトを挟み
込んで、ベルトを移動させたり、単なるブレードをベル
トに適宜の圧力で押しつけても構わない。あるいは、ベ
ルトに対する加熱等を直接行っても構わない。
【0125】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、くせ
取り手段は、回転中の転写ベルトに接し、転写ベルトの
くせを除去している。このくせ取り手段を格別に設ける
ことにより、転写ベルトにくせが付いても、転写ベルト
のくせを除去することが可能になる。このため、転写ベ
ルト等を無駄に駆動する必要がなく、転写ベルト等の寿
命が低下せず、電力が無駄に消費されたり、騒音が発生
することがない。
取り手段は、回転中の転写ベルトに接し、転写ベルトの
くせを除去している。このくせ取り手段を格別に設ける
ことにより、転写ベルトにくせが付いても、転写ベルト
のくせを除去することが可能になる。このため、転写ベ
ルト等を無駄に駆動する必要がなく、転写ベルト等の寿
命が低下せず、電力が無駄に消費されたり、騒音が発生
することがない。
【0126】また、本発明によれば、画像形成装置の電
源オフのときには、転写ベルトが停止し、転写ベルトに
くせが付き易いため、画像形成装置の電源オンのとき
に、くせ取り手段により転写ベルトのくせを除去してい
る。
源オフのときには、転写ベルトが停止し、転写ベルトに
くせが付き易いため、画像形成装置の電源オンのとき
に、くせ取り手段により転写ベルトのくせを除去してい
る。
【0127】更に、本発明によれば、定着手段のウォー
ムアップと、くせ取り手段による転写ベルトのくせの除
去を並行させているので、転写ベルトのくせの除去のた
めに、画像形成装置の立上がり時間が長期化することは
ない。
ムアップと、くせ取り手段による転写ベルトのくせの除
去を並行させているので、転写ベルトのくせの除去のた
めに、画像形成装置の立上がり時間が長期化することは
ない。
【0128】また、本発明によれば、画像形成装置の待
機状態のときには、転写ベルトが停止し、転写ベルトに
くせが付き易いため、画像形成装置の待機状態の終了の
ときに、くせ取り手段により転写ベルトのくせを除去し
ている。
機状態のときには、転写ベルトが停止し、転写ベルトに
くせが付き易いため、画像形成装置の待機状態の終了の
ときに、くせ取り手段により転写ベルトのくせを除去し
ている。
【0129】更に、本発明によれば、くせ取り手段によ
り転写ベルトをしごいて、転写ベルトのくせを除去して
いる。
り転写ベルトをしごいて、転写ベルトのくせを除去して
いる。
【0130】また、本発明によれば、転写ベルトの動作
停止期間が長くなる程、転写ベルトにくせが付き易くな
るため、転写ベルトの動作停止期間の長さに応じて、転
写ベルトをしごく回数を調節している。
停止期間が長くなる程、転写ベルトにくせが付き易くな
るため、転写ベルトの動作停止期間の長さに応じて、転
写ベルトをしごく回数を調節している。
【0131】更に、本発明によれば、くせ取り手段によ
る転写ベルトのくせの除去を行なわないときには、くせ
取り手段を転写ベルトから離間させている。これによ
り、転写ベルトに無駄な負荷が加わらずに済み、かつ転
写ベルトのトナーがくせ取り手段に付着せずに済む。
る転写ベルトのくせの除去を行なわないときには、くせ
取り手段を転写ベルトから離間させている。これによ
り、転写ベルトに無駄な負荷が加わらずに済み、かつ転
写ベルトのトナーがくせ取り手段に付着せずに済む。
【0132】また、本発明によれば、くせ取り手段を転
写ベルトから離間させたときに、くせ取り手段を定着手
段の近傍に退避させている。この場合は、定着手段の放
熱によりくせ取り手段が加熱されるので、くせ取り手段
の接触により転写ベルトを暖めることができ、くせ取り
手段による転写ベルトのくせの除去を効率的に行なうこ
とができる。
写ベルトから離間させたときに、くせ取り手段を定着手
段の近傍に退避させている。この場合は、定着手段の放
熱によりくせ取り手段が加熱されるので、くせ取り手段
の接触により転写ベルトを暖めることができ、くせ取り
手段による転写ベルトのくせの除去を効率的に行なうこ
とができる。
【0133】更に、本発明によれば、くせ取り手段によ
る転写ベルトのくせの除去を行なうときには、転写ベル
トと像担持体を離間させている。この場合は、転写ベル
トのくせの除去を行なうときに、像担持体を駆動する必
要がなく、消費電力を節減したり、像担持体の寿命の低
下を抑えることができる。
る転写ベルトのくせの除去を行なうときには、転写ベル
トと像担持体を離間させている。この場合は、転写ベル
トのくせの除去を行なうときに、像担持体を駆動する必
要がなく、消費電力を節減したり、像担持体の寿命の低
下を抑えることができる。
【0134】また、本発明は、記録媒体を転写ベルトと
感光体ドラム間に通過させて、トナー像を感光体ドラム
から記録媒体に直接転写させるという方法、及びトナー
像を転写ベルトに一旦転写し、更にトナー像を転写ベル
トから記録媒体に転写させるという方法のいずれにも適
用することができる。
感光体ドラム間に通過させて、トナー像を感光体ドラム
から記録媒体に直接転写させるという方法、及びトナー
像を転写ベルトに一旦転写し、更にトナー像を転写ベル
トから記録媒体に転写させるという方法のいずれにも適
用することができる。
【0135】また、本発明は、転写ベルトに当接する複
数の像担持体を備えるカラー画像の画像形成装置にも適
用することができる。
数の像担持体を備えるカラー画像の画像形成装置にも適
用することができる。
【0136】更に、本発明によれば、くせ取り手段によ
る転写ベルトのくせの除去を行なうときには、転写ベル
トと各像担持体の少なくとも1つを離間させるので、こ
の1つの像担持体を駆動する必要がなく、消費電力を節
減したり、該像担持体の寿命の低下を抑えることができ
る。
る転写ベルトのくせの除去を行なうときには、転写ベル
トと各像担持体の少なくとも1つを離間させるので、こ
の1つの像担持体を駆動する必要がなく、消費電力を節
減したり、該像担持体の寿命の低下を抑えることができ
る。
【0137】また、本発明によれば、転写ベルトをクリ
ーニングしてから、くせ取り手段による転写ベルトのく
せの除去を行なっているので、転写ベルトのトナーがく
せ取り除去手段に付着せずに済む。
ーニングしてから、くせ取り手段による転写ベルトのく
せの除去を行なっているので、転写ベルトのトナーがく
せ取り除去手段に付着せずに済む。
【図1】本発明の画像形成装置の第1実施形態を示す側
面図である。
面図である。
【図2】本実施形態の画像形成装置における画像処理部
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】本実施形態の画像形成装置における転写搬送ベ
ルト周辺を示す側面図である。
ルト周辺を示す側面図である。
【図4】図3の転写搬送ベルトを傾斜させた状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図5】本実施形態の画像形成装置による処理過程を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図6】本発明の画像形成装置の第2実施形態における
転送ベルトの周辺を示す側面図である。
転送ベルトの周辺を示す側面図である。
【図7】図6の転写搬送ベルトを各感光体ドラムから離
間させた状態を示す側面図である。
間させた状態を示す側面図である。
【図8】本発明の画像形成装置の第3実施形態を示す側
面図である。
面図である。
1,301 装置本体
40 画像データ入力部
41 画像処理部
42 画像データ出力部
43 画像メモリ
44 中央処理装置
46 外部インターフェイス部
110 画像読取部
112 両面自動原稿送り装置
116 CCDラインセンサ
210,310 画像形成部
211,311 給紙機構
214,314 駆動ローラ
215,315 従動ローラ
216 転写搬送ローラ
220 排出トレイ
222a〜222d 感光体ドラム
227a〜227d レーザビームスキャナユニット
271 くせ取りユニット
272 くせ取りローラ
273 アーム
316 中間転写ベルト
318 中間転写搬送ベルト
P 記録用紙
Pa 第1画像形成ステーション
Pb 第2画像形成ステーション
Pc 第3画像形成ステーション
Pd 第4画像形成ステーション
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 2H027 DA12 DA35 DA41 DE01 DE07
DE09 EA12 EB04 EC06 EC15
EC18 EC20 ED01 ED24 ED25
ED27 EE04 EE05 EE07 EF01
EF04 EF12 ZA07
2H030 AA01 AB02 AD17 BB02 BB42
BB46 BB53 BB56
2H033 AA30 BB01 BB28 CA03 CA05
CA07 CA26 CA28 CA30 CA32
CA39 CA40
2H134 GA06 GA10 GB02 HD01 KB05
KG04 KG06 KH01 KH15 KH16
KJ02
2H200 FA02 FA04 GA12 GA23 GA34
GA44 GA47 GB12 GB22 GB25
GB30 HA02 HA28 HB12 HB22
JA02 JB06 JC03 JC09 JC19
LA17 LA24 LA29 LA40 PA10
PA12 PA14 PA15
Claims (14)
- 【請求項1】 回転可能に張架された転写ベルトと、転
写ベルトに当接し、トナー像を担持した像担持体とを備
え、転写ベルトにより像担持体から記録媒体へとトナー
像を転写させ、記録媒体を定着手段へと導く画像形成装
置において、回転中の転写ベルトに接し、転写ベルトの
くせを除去するくせ取り手段を備えることを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項2】 画像形成装置の電源オンに伴い、転写ベ
ルトの動作停止期間が終了したときに、くせ取り手段に
より転写ベルトのくせを除去することを特徴とする請求
項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 画像形成装置の電源オンから定着手段の
ウォームアップ完了までの間に、くせ取り手段により転
写ベルトのくせを除去することを特徴とする請求項2に
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 画像形成装置の待機状態の終了に伴い、
転写ベルトの動作停止期間が終了したときに、くせ取り
手段により転写ベルトのくせを除去することを特徴とす
る請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 くせ取り手段を転写ベルトに押し当て、
転写ベルトを往復回転させることを特徴とする請求項1
乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 転写ベルトの動作停止期間の長さに応じ
て、転写ベルトを往復回転させる回数を調節することを
特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。 - 【請求項7】 くせ取り手段による転写ベルトのくせの
除去を行なわないときには、くせ取り手段を転写ベルト
から離間させることを特徴とする請求項1乃至6のいず
れかに記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 くせ取り手段を転写ベルトから離間させ
たときに、くせ取り手段を定着手段の近傍に退避させる
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 くせ取り手段による転写ベルトのくせの
除去を行なうときには、転写ベルトと像担持体を離間さ
せることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載
の画像形成装置。 - 【請求項10】 転写ベルトは、記録媒体を担持して搬
送し、像担持体のトナー像を該転写ベルトと像担持体間
を通過する記録媒体に転写させることを特徴とする請求
項1乃至9のいずれかに記載の画像形成装置。 - 【請求項11】 転写ベルトは、像担持体のトナー像を
該像担持体から一旦転写され、更にトナー像を記録媒体
へと転写することを特徴とする請求項1乃至9のいずれ
かに記載の画像形成装置。 - 【請求項12】 転写ベルトに当接する複数の像担持体
を備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか
に記載の画像形成装置。 - 【請求項13】 くせ取り手段による転写ベルトのくせ
の除去を行なうときには、転写ベルトと各像担持体の少
なくとも1つを離間させることを特徴とする請求項12
に記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 転写ベルトをクリーニングしてから、
くせ取り手段による転写ベルトのくせの除去を行なうこ
とを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311780A JP2003122132A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311780A JP2003122132A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003122132A true JP2003122132A (ja) | 2003-04-25 |
Family
ID=19130544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001311780A Pending JP2003122132A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003122132A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007155848A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Kyocera Mita Corp | 定着装置 |
JP2007155755A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2008107638A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2008209565A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009069220A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Sharp Corp | 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、定着装置の制御プログラムおよびその記録媒体 |
-
2001
- 2001-10-09 JP JP2001311780A patent/JP2003122132A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007155848A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Kyocera Mita Corp | 定着装置 |
JP2007155755A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2008107638A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Ricoh Co Ltd | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2008209565A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009069220A (ja) * | 2007-09-10 | 2009-04-02 | Sharp Corp | 定着装置、画像形成装置、定着装置の制御方法、定着装置の制御プログラムおよびその記録媒体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100741840B1 (ko) | 정착 장치 및 화상 형성 장치 | |
CN103207552B (zh) | 定影装置以及图像形成装置 | |
CN1763656A (zh) | 图像加热设备 | |
CN103095954B (zh) | 图像读取装置 | |
JP7229461B2 (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP5904147B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2004020689A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003122132A (ja) | 画像形成装置 | |
US6973275B2 (en) | Image forming device | |
US6647221B1 (en) | Image forming apparatus with heat control for varying sheet thicknesses | |
JPH09258499A (ja) | 原稿読取装置および原稿読取方法 | |
US7286777B2 (en) | Image forming device with cleaning sequence process for returning toner adhered on transfer roller back to photoconductive drum | |
JP3492082B2 (ja) | 画像形成装置 | |
CN100350334C (zh) | 图像加热装置、图像形成装置、图像复印装置和温度控制方法 | |
JP7375366B2 (ja) | 定着装置、及び、画像形成装置 | |
JP2003186342A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2003228258A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4143534B2 (ja) | 画像読取装置及び画像形成システム | |
JP2003156948A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6813330B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4364483B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2002296972A (ja) | ベルト搬送装置 | |
JP2003076203A (ja) | 画像形成装置の定着機構 | |
JP2023032158A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2005010184A (ja) | 画像形成装置 |