JP2003122092A - コロナ帯電装置 - Google Patents

コロナ帯電装置

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JP2003122092A JP2001315709A JP2001315709A JP2003122092A JP 2003122092 A JP2003122092 A JP 2003122092A JP 2001315709 A JP2001315709 A JP 2001315709A JP 2001315709 A JP2001315709 A JP 2001315709A JP 2003122092 A JP2003122092 A JP 2003122092A
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俊秀 大越
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俊夫 西野
Yasuyuki Ishiguro
康之 石黒
Wataru Yoshida
渉 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グリッド板の組み付け作業性がよく高い位置精
度が得られ、かつ、部品点数が少なく、コンパクト化が
可能なコロナ帯電装置を提供する。 【解決手段】シールドケース52の両端間に架設した放
電ワイヤとの間に所定の間隔をおいてグリッド板51を
張設してなるコロナ帯電装置であって、グリッド板51
の一端を、シールドケース52の一端側に掛止させ、か
つ、グリッド板51の他端を、ケース保持体55におけ
るシールドケース他端の回動支点Pよりも外側の部位に
掛止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置等の
像担持体に所定の帯電電位を付与するためのコロナ帯電
装置に係り、詳しくは、像担持体の帯電電位を制御する
ためのグリッド板の取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】コロナ帯電装置のグリッド板は、像担持
体の帯電電位を均一に制御するために、像担持体との間
での高い相対位置精度が要求される。そのため、従来よ
り、コイルスプリングや板バネ等の弾発部材を介して、
グリッド板を適切な張力が付与された緊張状態に張設す
る構成が採用されてきた。
【0003】しかし、上述のように、別部材としての弾
発部材を介して、グリッド板に張力を付与する構成で
は、部品点数が多くなり、構成が複雑化して装置のコン
パクト化が難しくなり、かつ、コスト高ともなり、ま
た、保守点検作業も容易ではなかった。
【0004】そこで、このような別部材としての弾発部
材を用いることなく、グリッド板に張力を付与できるよ
うにした構成が、例えば、特開2000−250288
号公報に提案されている。これは、グリッド板の一部に
曲げ部を形成し、グリッド板を装着した状態で、その曲
げ部が弾性変形することにより、装着状態のグリッド板
に適切な張力が付与されるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、グリッド板の一部に曲げ部を形成する構成では、そ
の曲げ部を形成するための加工を必要として加工工数が
増え、また、装着時にその曲げ部を変形させるので像担
持体との間で高い対応位置精度を確保するのが容易では
なく、さらには、曲げ部によりグリッド板自体が嵩高く
なり、装置のコンパクト化が妨げられるという難点もあ
った。
【0006】本発明は、このような実情に鑑みてなさ
れ、グリッド板の組み付け作業性がよく高い位置精度が
得られ、かつ、部品点数が少なく、コンパクト化が可能
なコロナ帯電装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を以下のように構成している。
【0008】(1)シールドケースの両端間に架設した
放電ワイヤとの間に所定の間隔をおいてグリッド板を張
設してなるコロナ帯電装置であって、前記グリッド板の
一端を前記シールドケースの一端側に掛止させ、かつ、
前記グリッド板の他端を、前記ケース保持体における前
記シールドケース他端の回動支点よりも外側の部位に掛
止させたことを特徴とする。
【0009】この構成においては、グリッド板の他端
を、前記ケース保持体の他端における前記シールドケー
スの回動支点よりも外側の部位に掛止させたことによ
り、グリッド板を、シールドケースと共に、ケース保持
体に装着する際に、グリッド板が伸長するため、グリッ
ド板を所定の張力が付与された緊張状態に張設すること
ができる。
【0010】そのグリッド板の伸長量は、ケース保持体
の他端に設ける他端掛止部の位置(シールドケースの回
動支点からの離間距離)を選択することにより適宜に調
整可能であるから、グリッド板の緊張状態を適切に設定
することができる。
【0011】(2)シールドケースの両端間に架設した
放電ワイヤとの間に所定の間隔をおいてグリッド板を張
設してなるコロナ帯電装置であって、前記シールドケー
スの一端に、前記グリッド板の一端を掛止させるための
一端掛止部を設け、前記シールドケースの他端を、該シ
ールドケースを保持するためのケース保持体の他端側に
回動自在に保持させるように構成すると共に、前記グリ
ッド板の他端を掛止させるための他端掛止部を、前記ケ
ース保持体における前記シールドケース他端の回動支点
よりも外側の部位に設ける一方、前記ケース保持体の一
端には、前記シールドケースの一端側を掛止させるため
のケース掛止部を設けたことを特徴とする。
【0012】この構成においては、グリッド板の他端
を、前記ケース保持体の他端における前記シールドケー
スの回動支点よりも外側の部位に掛止させたことによ
り、グリッド板を、シールドケースと共に、ケース保持
体に装着する際に、グリッド板が伸長するため、グリッ
ド板を所定の張力が付与された緊張状態に張設すること
ができる。
【0013】そのグリッド板の伸長量は、ケース保持体
の他端に設ける他端掛止部の位置(シールドケースの回
動支点からの離間距離)を選択することにより適宜に調
整可能であるから、グリッド板の緊張状態を適切に設定
することができる。
【0014】グリッド板の取り付け作業は、具体的に
は、以下の手順でおこなえばよい。すなわち、まず、グ
リッド板の一端を、シールドケースの一端に設けた一端
掛止部に掛止させ、そのシールドケースの他端を、ケー
ス保持体の他端に回動自在に支持(掛止、枢支等)させ
ると共に、前記グリッド板の他端を、ケース保持体の他
端掛止部に掛止させた後、前記シールドケースをグリッ
ド板と共に、回動させて、シールドケースの一端を、ケ
ース保持体の一端に設けたケース掛止部に掛止させれば
よい。
【0015】このように、シールドケースに、直接、グ
リッド板を装着して、別部材を付加することなく、その
ままの状態でケース保持体に取り付けることができるの
で、グリッド板の取り付け精度を向上できると共に、構
成要素が従来に比べはるかに少なくなり、製作が容易と
なり、コストの低減効果も大きい。
【0016】そのグリッド板の取り外しは、ケース保持
体の一端に設けたケース掛止部に対するシールドケース
の一端の掛止状態を解除することにより、容易におこな
うことができる。従って、グリッド板の取り付け、取り
外しに際しては、ビスや、治具、工具等が全く不要で、
作業性がきわめて良好であり、無調整で適切な張力を付
与することができるので、グリッド板の保守点検等にお
けるメンテナンスの作業性も格段に向上する。
【0017】(3)シールドケースの両端に設けたエン
ド部材間に架設した放電ワイヤとの間に所定の間隔をお
いてグリッド板を張設してなるコロナ帯電装置であっ
て、一方の前記エンド部材に、前記グリッド板の一端を
掛止させるための一端掛止部を設け、他方の前記エンド
部材を、前記シールドケースを保持するためのケース保
持体の他端に回動自在に保持させるように構成すると共
に、前記グリッド板の他端を掛止させるための他端掛止
部を、前記ケース保持体における他方のエンド部材の回
動支点よりも外側の部位に設ける一方、前記ケース保持
体の一端には、一方の前記エンド部材を掛止させるため
のエンド掛止部を設けたことを特徴とする。
【0018】この構成においては、グリッド板の他端
を、前記ケース保持体の他端における前記シールドケー
スの回動支点よりも外側の部位に掛止させたことによ
り、グリッド板を、シールドケースと共に、ケース保持
体に装着する際に、グリッド板が伸長するため、グリッ
ド板を所定の張力が付与された緊張状態に張設すること
ができる。
【0019】そのグリッド板の伸長量は、ケース保持体
の他端に設ける他端掛止部の位置(シールドケースの回
動支点からの離間距離)を選択することにより適宜に調
整可能であるから、グリッド板の緊張状態を適切に設定
することができる。
【0020】グリッド板の取り付け作業は、具体的に
は、以下の手順でおこなえばよい。すなわち、まず、グ
リッド板の一端を、エンド部材に設けた一端掛止部に掛
止させ、そのシールドケースの他端を、ケース保持体の
他端に回動自在に支持(掛止、枢支等)させると共に、
前記グリッド板の他端を、ケース保持体の他端掛止部に
掛止させた後、前記シールドケースをグリッド板と共
に、回動させて、一方のエンド部材を、ケース保持体の
一端に設けたエンド掛止部に掛止させればよい。
【0021】このように、シールドケースに、直接、グ
リッド板を装着して、別部材を付加することなく、その
ままの状態でケース保持体に取り付けることができるの
で、グリッド板の取り付け精度を向上できると共に、構
成要素が従来に比べはるかに少なくなり、製作が容易と
なり、コストの低減効果も大きい。
【0022】そのグリッド板の取り外しは、ケース保持
体の一端に設けたエンド掛止部に対する一方のエンド部
材の掛止状態を解除することにより、容易におこなうこ
とができる。従って、グリッド板の取り付け、取り外し
に際しては、ビスや、治具、工具等が全く不要で、作業
性がきわめて良好であり、無調整で適切な張力を付与す
ることができるので、グリッド板の保守点検等における
メンテナンスの作業性も格段に向上する。
【0023】(4)前記グリッド板の一端が、その一点
を掛止されることを特徴とする。
【0024】この構成においては、グリッド板の一点が
掛止されることで、その掛止点におけるグリッド板の揺
動が許容されるため、製作誤差等により、掛止点の高さ
が異なる場合でも、グリッド板が強制的にねじれるのを
防ぐことができ、また、両掛止部の距離の相違等によ
り、グリッド板の片方が浮動するというような不具合の
発生を効果的に防止することもできる。そして、一点掛
止であるため、取り付け取り外しの作業性も良好とな
る。
【0025】(5)前記グリッド板両端の被掛止点間の
距離をa、前記グリッド板の取り付け時における両掛止
点間の距離をb、前記グリッド板装着完了後における両
掛止点間の距離をc、とすると、c>a>bの関係式が
成立することを特徴とする。
【0026】この構成においては、c>a>bの関係式
を満たすことで、グリッド板を所望の張力を付与した状
態で張設できる基本的な設計条件を整えることができ
る。
【0027】(6)前記シールドケースの他端を、前記
ケース保持体の他端側に設けた枢支部に回動自在に支持
させたことを特徴とする。
【0028】この構成においては、シールドケースの他
端を、ケース保持体の他端に設けた枢支部に回動自在に
支持させたことで、グリッド板をシールドケースと共
に、スムーズに回動させることができ、グリッド板の着
脱交換等の作業性が向上し、かつ、装着状態も安定す
る。
【0029】(7)他方の前記エンド部材を、前記ケー
ス保持体の他端側に設けた枢支部に回動自在に支持させ
たことを特徴とする。
【0030】この構成においては、他方のエンド部材
を、ケース保持体の他端に設けた枢支部に回動自在に支
持させたことで、グリッド板をシールドケースと共に、
スムーズに回動させることができ、グリッド板の着脱交
換等の作業性が向上し、かつ、装着状態も安定する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態に係る
コロナ帯電装置を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0032】図1は、画像形成装置としてのデジタル複
写機1の構成を示し、このデジタル複写機1は、スキャ
ナ部2、(レーザ)プリンタ部3と共に、図示省略の制
御部、操作部、表示部等から構成されている。スキャナ
部2は透明ガラスからなる原稿載置台2−0、原稿載置
台2−0上へ自動的に原稿を供給搬送するための両面対
応自動原稿送り装置(ADF)2−1、及び原稿載置台
2−0上に裁置された原稿の画像を走査して読取るため
の原稿画像読取りユニット、すなわちスキャナユニット
2−2から構成されている。
【0033】このスキャナ部2にて読取られた原稿の画
像(読取)データは、プリンタ部3にて記録処理できる
複写データとして、制御部43を介して画像処理部44
へと送られ、そこで画像データに対して所定の画像処理
が施される。ADF2−1は、備えられた図示しない原
稿トレイ上に複数枚の原稿を一度にセットしておき、セ
ットされた原稿を1枚ずつ自動的にスキャナユニット2
−2上部の原稿載置台2−0上へ送給する装置である。
また、ADF2−1は、ユーザの選択に応じて原稿の片
面又は両面をスキャナユニット2−2に読取らせるよう
に、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送
経路、搬送経路切り換え手段などから構成されている。
【0034】原稿載置台2−0上の原稿の画像を読取る
ためのスキャナ部2を構成するスキャナユニット2−2
は、原稿面上を露光するランプリフレクタアセンブリ2
〜3と、原稿からの反射光像を光電変換素子(CCD)
2−4に導くため原稿からの反射光を反射する第1の反
射ミラー2−5aとを搭載してなる第1の走査ユニット
2−6a、また第1の反射ミラー2−5aからの反射光
像を光電変換素子(CCD)2−4に導くための第2,
第3反射ミラー2−5b,2−5cを搭載してなる第2
の走査ユニット2−6b、原稿からの反射光像を上述し
た各反射ミラー2−5a,2−5b,2−5cを介して
電気的画像信号に変換する素子(CCD)2−4上に結
像するための光学レンズ体2−7、および原稿からの反
射光像を電気的画像信号に変換するCCD素子2−4か
ら構成される。
【0035】スキャナ部2は、上記ADF2−1とスキ
ャナユニット2−2との関連した動作により、原稿載置
台2−0上に読取るべき原稿を順次載置させながら、原
稿載置台2−0の下面に沿ってスキャナユニット2−2
を移動させて原稿画像を読取るように構成されている。
特に、第1走査ユニット2−6aが、原稿載置台2−0
に沿って左から右へと一定速度Vで走行される場合に
は、第2走行ユニット2−6bは、その速度Vに対しV
/2の速度で同一方向に平行に走行制御される。これに
より、載置された原稿を1ライン毎に順次CCD素子2
−4へと結像させて画像を読取ることになる。
【0036】原稿画像をスキャナユニット2−2で読取
ることにより得られた画像データは、制御部43を介し
て画像処理部44へ送られ、各種処理が施された後、プ
リンタ部3にてそのまま用いることが出来る複写データ
として、制御部43のメモリ、例えば画像データ用RA
M45等に一旦記憶される。メモリ内の複写画像データ
は、出力指示に応じてレーザプリンタ部3に与えられ、
レーザプリンタ部3において印刷記録媒体である図示し
ないシート上に画像が記録される。
【0037】この(レーザ)プリンタ部3は、画像を形
成するための用紙であるシートの搬送系、レーザ書き込
みユニット30及び画像を形成するための電子写真プロ
セス部31で構成されている。
【0038】レーザ書き込みユニット30には、上述し
たスキャナユニット2−2にて読取った後のメモリから
読出した複写データに応じて、又は外部装置より転送さ
れてくる外部データに応じてレーザ光を出射する半導体
レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポリゴンミラー、
等角速度偏向されたレーザ光が電子写真プロセス部31
を構成する感光体ドラム上で等速度偏向されるように補
正するf−θレンズ等が備えられている。
【0039】上記電子写真プロセス部31には、周知の
感光体ドラム32の周囲に、コロナ帯電器31a、現像
器3lb、転写器31c、剥離器31d、クリーニング
器31e、が備えられている。
【0040】一方、シートの搬送系は、後述する画像形
成を行う電子写真プロセス部31の特に転写器が配置さ
れた転写位置へとシートを搬送する搬送部33、該搬送
部33へとシートを送り込むためのカセット給紙装置3
4a,34b又は必要なサイズのシートを適宜給紙する
ための手差し給紙装置35、転写後のシートに形成され
た画像、特にトナー像を定着するための定着器36、定
着後のシートの裏面に再度画像を形成、つまりシートの
両面に画像を形成するためにシートを反転するスイッチ
バック搬送路37、該搬送路37を通過するシートを収
容する中間トレイ38から構成される。
【0041】また、定着器36の下流側には、上述した
スイッチバック搬送路37へとシートを切り換える切換
爪39が備えられ、画像形成が終了したシートを排出部
4を介して次のシート後処理装置5へと搬送する通路
と、スイッチバック搬送路37とを切り換えている。
【0042】上記シート搬送系の特にカセット給紙装置
34a,34bには、ユーザが所望する決められたサイ
ズのシートが収容されており、また手差し給紙装置35
にはユーザが所望するサイズの少数のシートが給紙され
る。そこで、ユーザは、給紙カセット内の用紙サイズを
選択するか、または手差し給紙装置35を選択すること
で、所望のサイズのシート給紙を行うことが出来る。
【0043】上述のように構成されるプリンタ部3にお
いて、画像形成は、以下の手順でおこなわれる。まず、
制御部43の画像メモリに保存されている複写データま
たは外部データは、プリンタ部3においてそのまま用い
ることが出来るビットデータに展開した状態で記憶され
ている。その画像データは、出力指示に応じてレーザ書
き込みユニット30によってレーザ光線を走査させるこ
とにより、感光体ドラム32の表面上に静電潜像として
形成され、トナーにより可視像化される。
【0044】この感光体ドラム32表面に形成されたト
ナー像に対して、上述した給紙装置34又は手差し給紙
装置35にて選択されたサイズのシートが、搬送部33
を経由して転写器へと送り込まれる。この結果、シート
表面に感光体ドラム32表面上のトナー像が転写され、
つづく定着器36において画像がシート上に定着される
ことにより画像形成が終了する。その後、排出部4を介
してシート排出処理装置5へと搬送される。
【0045】次いで、コロナ帯電装置31aについて説
明する。コロナ帯電装置31aの主要な構成は、図3に
示される。同図より、51はグリッド板、52はシール
ドケース、53,54は、シールドケース52の両端に
設けられるエンド部材(電極支持部材)、55は、シー
ルドケース保持体52を保持するためのケース保持体で
ある。
【0046】グリッド板51は、SUS(ステンレス
鋼)材等の導電性の金属薄板に網目状の孔(メッシュ)
を多数形成してなり、感光体ドラム32の帯電電位を制
御する領域に設けられ、その板厚は0.1mm程度であ
り、シールドケース52の後端側(他端側,図3の左
側)に設けた端子(図示省略)から電圧の供給を受け
る。その両端には、張設用の孔51d,51dと51f
が形成されている。
【0047】シールドケース52は、導電性の板金材か
らなり、その両端にエンド部材53,54を嵌挿・固定
して、その両エンド部材53,54間に架設された放電
ワイヤ(図示省略)を内部に収納する。その両側壁52
a,52aの前端上部には、グリッド板51の張設用の
孔51d,51dを被嵌・掛止させるための爪部(一端
掛止部)52d,52dが突設形成されている。なお、
この爪部52d,52dは、一方のエンド部材53に設
けてもよい。
【0048】両エンド部材53,54は、弾性を有する
絶縁性の樹脂材からなり、その両エンド部材53,54
間に架設される放電ワイヤは、ケース保持体55の前端
側(一端側,図3の右側)に取り付けられた高圧端子
(図示省略)の接点を通じて電圧の供給を受け、上述の
グリッド板51と同電位に保たれる。
【0049】その一方のエンド部材53の上面には、グ
リッド板51の高さを決定するためのリブ53cが横方
向に設けられ、エンド部材53の装着時には、そのリブ
53cがシールドケース52の両側壁52a,52a間
に差し渡される。また、エンド部材53の下部には、ケ
ース保持体55の底部に形成された掛止孔(エンド掛止
部)55eに掛脱自在に掛止させるための先尖り状に形
成された掛止部材53eが下向きに形成され、かつ、そ
の掛止部材53eの基部には、ケース保持体55との相
対位置を規制するためのストッパー53fが設けられて
いる。なお、掛止部材は、シールドケース52に一体的
に設けてもよく、その場合には、掛止孔55eはケース
掛止部となる。
【0050】他方のエンド部材54の上面には、グリッ
ド板51の高さを決定するためのリブ54cが横方向に
設けられ、エンド部材54の装着時には、そのリブ54
cがシールドケース52の両側壁52a,52a間に差
し渡される。また、エンド部材54の下部には、ケース
保持体55の後端側(他端側)に立設したグリッド支持
部材56に形成される凹部56eに挿脱自在に嵌挿する
挿入片54eが突設され、その基部は、断面円弧状の曲
面部54fとされ、凹部56eの開口端を回動支点Pと
して、その曲面部54fが開口端に摺接し、シールドケ
ース52を滑らかに回動操作できるようにしている。な
お、グリッド板51の高さを決定するためのリブ53
c,54cは、シールドケース52の両側壁52a,5
2a間に一体的な固着状態に設けてもよい。
【0051】そして、本実施形態では、特に、グリッド
板51の他端を掛止させるためにグリッド支持部材56
の上部に形成した溝部(他端掛止部)56fを、この回
動支点Pよりも外側の部位に位置するように、そのグリ
ッド支持部材56をケース保持体55の他端側に取り付
けていることにより、装着時には、グリッド板51の回
動軌跡の半径を増大する方向に変化させ、そのグリッド
板51を安定した緊張状態に保持できるようにしてい
る。
【0052】次いで、グリッド板51の組み付け手順に
ついて順を追って説明する。まず、図4に示すように、
シールドケース52の両端に、エンド部材53,54を
挿入して(粘着テープ、接着剤等により)固定状態に取
付ける。次いで、グリッド板51の一端に形成された2
つの孔51d,51dを、シールドケース52の一端側
の上部に形成された2つの爪部52d,52dに引っ掛
ける(掛止させる)。
【0053】他方、ケース保持体55の他端側の底部
に、グリッド支持部材56を立設状態に取り付けた後、
そのグリッド支持部材56の上部に形成された溝部56
fに、図5に示すように、グリッド板51の他端に形成
された孔51fを被嵌状態に掛止させると共に、シール
ドケース52の前端側(一端側)をやや上方に持ち上げ
た状態として、グリッド支持部材56の凹部56dに、
シールドケース52の他端側に取り付けたエンド部材5
4の挿入片54dを嵌挿する(図3の左側の円内参
照)。この状態が、図2(a)の状態と対応する。
【0054】この状態から、シールドケース52の前端
側をケース保持体55に向けて回動させて、一方のエン
ド部材53に下向きに形成された掛止部材53eを、ケ
ース保持体55の底部に形成された掛止孔55eに嵌め
込み掛止させることにより(図3の左側の円内参照)、
図6に示すように、シールドケース52をケース保持体
55に固定すれば、グリッド板51は、シールドケース
52内の放電ワイヤと所定の間隔を隔てて並行な緊張状
態で張設される。この状態が、図2(b)の状態と対応
する。
【0055】以上のように組み付けられるグリッド板5
1の張設構造では、グリッド板51の他端を掛止させる
ためにグリッド支持部材56の上部に形成された溝部
(他端掛止部)56fの位置を、ケース保持体55の他
端におけるシールドケース52の回動支点Pとなる凹部
56eの開口端よりも外側の部位に設定していることに
より、グリッド板51を、シールドケース52と共に、
ケース保持体55内に装着すれば、その装着過程でグリ
ッド板51が伸長され、所定の張力が付与された緊張状
態に張設することができる。
【0056】そのグリッド板51の伸長量は、ケース保
持体55の他端に設ける溝部(他端掛止部)56fの位
置(図2に示すシールドケース52の回動支点Pからの
離間距離r)を選択することにより適宜に調整可能であ
るから、グリッド板51の緊張状態を適切に設定するこ
とができる。
【0057】この点について説明すると、図2より明か
なように、グリッド板51の両端の被掛止点間の距離を
a、グリッド板取り付け時における一端掛止部(爪部)
52dと、他端掛止部(溝部)56fとの間の距離(両
掛止点間の距離)をb、グリッド板装着完了後における
一端掛止部52dと、他端掛止部56fとの間の距離
(両掛止点間の距離)をc、とすると、c>a>bの関
係式が成立する。
【0058】上述の距離aは、グリッド板51の自由状
態で固有の固定値であるが、このグリッド板51をシー
ルドケース52に引っ掛ける際には、シールドケース5
2を図2(a)に示すように、ケース保持体55に対し
て一端側を持ち上げた傾斜状態とするので、距離bは、
距離aより小さくなる。従って、グリッド板51を容易
に装着することができる。そして、シールドケース52
をケース保持体55に向けて回動させつつ嵌め込んで一
体化させた時には、距離cは距離aよりも大となる。つ
まり、グリッド板51は距離(c−a)だけ伸長された
状態で張設されることとなる。
【0059】その伸長量は、グリッド板51が破断され
ることなく適切な緊張状態を確保できる程度に設定され
なければならないが、その伸長量は、上述の離間距離r
により決定することができる。すなわち、離間距離rを
大にすれば、伸長量が増加し、離間距離rを小にすれ
ば、伸長量が減少する。従って、設計段階で、グリッド
板51の強度や弾性特性を勘案の上、適切な伸長量の設
定が可能となるため、製作段階では、バラツキなく、全
てのグリッド板51を弛みのない緊張状態に張設するこ
とができる。
【0060】また、シールドケース52に直接、グリッ
ド板51を装着できるので、そのグリッド板51の位置
精度を安定的に向上させることができ、かつ、構成部品
点数が従来に比べはるかに少なく、また、上述のよう
に、ビスや治具、工具を必要とすることなく、その組み
付け作業がきわめて容易であるため、製作費を顕著に低
減することもできる。勿論、分解も容易であり、部品交
換時等、メンテナンス時の作業性もきわめて良好であ
る。
【0061】なお、グリッド板51の他端を支持するグ
リッド支持部材56は、剛性のある樹脂材等で形成し、
ケース保持体55の底部に、嵌合、掛止、接着等の固定
手段で立設すればよいが、その樹脂材が適度の弾性を有
しているため、グリッド板51には、適切な張力を安定
な状態で付与することができる。また、シールドケース
52の他端側に取り付けたエンド部材54の挿入片54
dを嵌挿する凹部56eは、グリッド支持部材56とは
別の部材に形成してもよく、また、その凹部56eに嵌
挿させる挿入片は、シールドケース52に形成してもよ
い。
【0062】図7は、異なる実施形態を示し、この場
合、他方のエンド部材54を、ケース保持体55の他端
側に設けた枢支部61に回動自在に支持させている。そ
の枢支部61は、具体的には、例えば、ケース保持体5
5の底部に固定状態に立設した抜け止めキャップ62a
付きの支軸62に、エンド部材54に突設した軸受部5
4gを被嵌させればよく、その支軸62には、軸受部5
4gの脱落を防止するための脱落防止部材63をねじ込
み式等で固定できるようにすればよい。
【0063】あるいは、図示は省略するが、ケース保持
体55の底部に固定状態に立設した軸支部材に支軸を回
転自在に支持させて、その支軸に、エンド部材54に突
設した軸受部54gを被嵌させてもよい。また、エンド
部材54に突設する軸受部54gは、シールドケース5
2に設けてもよい。
【0064】このように、シールドケース52の他端側
を、枢支部61で支持させることにより、グリッド板5
1をシールドケース52と共に、スムーズに回動させる
ことができ、グリッド板51の着脱交換等の作業性が向
上し、かつ、装着状態も安定する。
【0065】図8は、別の実施形態を示し、この場合、
グリッド板51の一端側の一点を、掛止させるようにし
ている。すなわち、グリッド板51の一端側の張設用の
孔51dを三角形状とし、その頂点を、シールドケース
52に形成した単一の爪部(一端掛止部)52dに掛止
させるようにしている。なお、爪部52dは、エンド部
材53に形成されてもよい。
【0066】このように、グリッド板51の一点が掛止
されることで、その掛止点におけるグリッド板51の揺
動が許容されるため、製作誤差等により、掛止点の高さ
が異なる場合でも、グリッド板51が強制的にねじれる
のを防ぐことができ、また、両掛止部の距離の相違等に
より、グリッド板51の片方が浮動するというような不
具合の発生を効果的に防止することもできる。そして、
一点掛止であるため、取り付け取り外しの作業性も良好
となる。
【0067】なお、本発明のコロナ帯電装置は、上記各
実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の要旨
を逸脱しない限りにおいて、適宜、設計変更や改良等は
自由であり、また、適用される画像形成装置は、図1の
ものに限定されることなく、少なくとも、コロナ放電式
の帯電装置を具備する画像形成装置であれば、適用可能
であることは言うまでもない。
【0068】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明
は、以下の効果を奏する。
【0069】(1)グリッド板の他端を、前記ケース保
持体の他端における前記シールドケースの回動支点より
も外側の部位に掛止させるので、グリッド板を、シール
ドケースと共に、ケース保持体に装着すれば、グリッド
板を所定の張力が付与された緊張状態に張設することが
できる。
【0070】そのグリッド板の伸長量は、ケース保持体
の他端に設ける他端掛止部の位置(シールドケースの回
動支点からの離間距離)を選択することにより適宜に調
整可能であるから、グリッド板の緊張状態を適切に設定
することができる。
【0071】(2)グリッド板の他端を掛止させるため
の他端掛止部を、前記ケース保持体の他端における前記
シールドケースの回動支点よりも外側の部位に設けたの
で、グリッド板を、シールドケースと共に、ケース保持
体に装着すれば、グリッド板を所定の張力が付与された
緊張状態に張設することができる。
【0072】そのグリッド板の伸長量は、ケース保持体
の他端に設ける他端掛止部の位置(シールドケースの回
動支点からの離間距離)を選択することにより適宜に調
整可能であるから、グリッド板の緊張状態を適切に設定
することができる。
【0073】このように、シールドケースに、直接、グ
リッド板を装着して、別部材を付加することなく、その
ままの状態でケース保持体に取り付けることができるの
で、グリッド板の取り付け精度を向上できると共に、構
成要素が従来に比べはるかに少なくなり、製作が容易と
なり、コストの低減効果も大きい。
【0074】また、グリッド板の取り付け、取り外しに
際しては、ビスや、治具、工具等が全く不要で、作業性
がきわめて良好であり、無調整で適切な張力を付与する
ことができるので、グリッド板の保守点検等におけるメ
ンテナンスの作業性も格段に向上する。
【0075】(3)グリッド板の他端を掛止させるため
の他端掛止部を、前記ケース保持体の他端における前記
シールドケースの回動支点よりも外側の部位に設けたの
で、グリッド板を、シールドケースと共に、ケース保持
体に装着すれば、グリッド板を所定の張力が付与された
緊張状態に張設することができる。
【0076】そのグリッド板の伸長量は、ケース保持体
の他端に設ける他端掛止部の位置(シールドケースの回
動支点からの離間距離)を選択することにより適宜に調
整可能であるから、グリッド板の緊張状態を適切に設定
することができる。
【0077】このように、シールドケースに、直接、グ
リッド板を装着して、別部材を付加することなく、その
ままの状態でケース保持体に取り付けることができるの
で、グリッド板の取り付け精度を向上できると共に、構
成要素が従来に比べはるかに少なくなり、製作が容易と
なり、コストの低減効果も大きい。
【0078】また、グリッド板の取り付け、取り外しに
際しては、ビスや、治具、工具等が全く不要で、作業性
がきわめて良好であり、無調整で適切な張力を付与する
ことができるので、グリッド板の保守点検等におけるメ
ンテナンスの作業性も格段に向上する。
【0079】(4)グリッド板の一点を掛止させるの
で、その掛止点におけるグリッド板の揺動が許容される
ため、製作誤差等により、掛止点の高さが異なる場合で
も、グリッドが強制的にねじれるのを防ぐことができ、
また、両掛止部の距離の相違等により、グリッドの片方
が浮動するというような不具合の発生を効果的に防止す
ることもできる。そして、一点掛止であるため、取り付
け取り外しの作業性も良好となる。
【0080】(5)グリッド板両端の被掛止点間の距離
をa、グリッド板取り付け時における一端掛止部と、他
端掛止部との間の距離をb、グリッド板装着完了後にお
ける一端掛止部と、他端掛止部との間の距離をc、とし
て、c>a>bの関係式を成立させるので、グリッド板
を所望の張力を付与した状態で張設できる基本的な設計
条件を整えることができる。
【0081】(6)シールドケースの他端を、ケース保
持体の他端に設けた枢支部に回動自在に支持させたの
で、グリッド板をシールドケースと共に、スムーズに回
動させることができ、グリッド板の着脱交換等の作業性
が向上し、かつ、装着状態も安定する。
【0082】(7)他方の前記エンド部材を、ケース保
持体の他端に設けた枢支部に回動自在に支持させるの
で、グリッド板をシールドケースと共に、スムーズに回
動させることができ、グリッド板の着脱交換等の作業性
が向上し、かつ、装着状態も安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成図
である。
【図2】同コロナ帯電装置の基本的な構成の説明図であ
る。
【図3】同コロナ帯電装置の分解斜視図である。
【図4】同組み付け手順の説明図である。
【図5】同組み付け手順の説明図である。
【図6】同組み付け後の一端側の斜視図である。
【図7】同異なる実施形態の要部斜視図である。
【図8】同別の実施形態の要部斜視図である。
【符号の説明】
51−グリッド板 52−シールドケース 52d−一端掛止部 53,54−エンド部材 55e−ケース掛止部、エンド掛止部 56f−他端掛止部 55−ケース保持体 61−枢支部 P−回動支点
フロントページの続き (72)発明者 西野 俊夫 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 石黒 康之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 吉田 渉 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H200 FA12 FA13 FA17 FA19 GA23 GA34 GA44 GA49 GB11 GB22 GB25 HA12 HA28 HB03 HB26 HB30 HB45 HB46 JA03 JB06 LA06 LA13 LA14 LA23 LC08 MA01 MB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドケースの両端間に架設した放電
    ワイヤとの間に所定の間隔をおいてグリッド板を張設し
    てなるコロナ帯電装置であって、 前記グリッド板の一端を前記シールドケースの一端側に
    掛止させ、かつ、前記グリッド板の他端を、前記ケース
    保持体における前記シールドケース他端の回動支点より
    も外側の部位に掛止させたことを特徴とするコロナ帯電
    装置。
  2. 【請求項2】 シールドケースの両端間に架設した放電
    ワイヤとの間に所定の間隔をおいてグリッド板を張設し
    てなるコロナ帯電装置であって、 前記シールドケースの一端に、前記グリッド板の一端を
    掛止させるための一端掛止部を設け、 前記シールドケースの他端を、該シールドケースを保持
    するためのケース保持体の他端側に回動自在に保持させ
    るように構成すると共に、 前記グリッド板の他端を掛止させるための他端掛止部
    を、前記ケース保持体における前記シールドケース他端
    の回動支点よりも外側の部位に設ける一方、 前記ケース保持体の一端には、前記シールドケースの一
    端側を掛止させるためのケース掛止部を設けたことを特
    徴とするコロナ帯電装置。
  3. 【請求項3】 シールドケースの両端に設けたエンド部
    材間に架設した放電ワイヤとの間に所定の間隔をおいて
    グリッド板を張設してなるコロナ帯電装置であって、 一方の前記エンド部材に、前記グリッド板の一端を掛止
    させるための一端掛止部を設け、 他方の前記エンド部材を、前記シールドケースを保持す
    るためのケース保持体の他端に回動自在に保持させるよ
    うに構成すると共に、 前記グリッド板の他端を掛止させるための他端掛止部
    を、前記ケース保持体における他方のエンド部材の回動
    支点よりも外側の部位に設ける一方、 前記ケース保持体の一端には、一方の前記エンド部材を
    掛止させるためのエンド掛止部を設けたことを特徴とす
    るコロナ帯電装置。
  4. 【請求項4】 前記グリッド板の一端が、その一点を掛
    止されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか
    に記載のコロナ帯電装置。
  5. 【請求項5】 前記グリッド板両端の被掛止点間の距離
    をa、 前記グリッド板の取り付け時における両掛止点間の距離
    をb、 前記グリッド板装着完了後における両掛止点間の距離を
    c、とすると、 c>a>bの関係式が成立することを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載のコロナ帯電装置。
  6. 【請求項6】 前記シールドケースの他端を、前記ケー
    ス保持体の他端側に設けた枢支部に回動自在に支持させ
    たことを特徴とする請求項1,2,4,5のいずれかに
    記載のコロナ帯電装置。
  7. 【請求項7】 他方の前記エンド部材を、前記ケース保
    持体の他端側に設けた枢支部に回動自在に支持させたこ
    とを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のコ
    ロナ帯電装置。
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US7756442B2 (en) * 2006-09-18 2010-07-13 Xerox Corporation Locking feature for use in cartridge insertion guide applications
US8010015B2 (en) 2007-11-02 2011-08-30 Sharp Kabushiki Kaisha Charger and image forming apparatus using the charger

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