JP2003121788A - 複合光学素子を用いた埋込型光アイソレータとその製造方法 - Google Patents

複合光学素子を用いた埋込型光アイソレータとその製造方法

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JP2003121788A
JP2003121788A JP2001321840A JP2001321840A JP2003121788A JP 2003121788 A JP2003121788 A JP 2003121788A JP 2001321840 A JP2001321840 A JP 2001321840A JP 2001321840 A JP2001321840 A JP 2001321840A JP 2003121788 A JP2003121788 A JP 2003121788A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学素子を光ファイバに芯あわせする工程が
困難であったが本発明は簡単な構造によりこれを容易に
することを課題とする。 【解決手段】 光ファイバ内に光学素子を埋込んで形成
する埋込型光アイソレータにおいて、使用する光学素子
が、ファラデー回転子の一方の面上に、第1の複屈折領
域、第2の複屈折領域、これを接合する第5の接着剤領
域と、他方の面上に、第3の複屈折領域、第4の複屈折
領域、これを接合する第6の接着剤領域により構成さ
れ、前記第1の複屈折領域が前記第3の複屈折領域と光
線方向に整列し、前記第2の複屈折領域が前記第4の複
屈折領域と光線方向に整列している複合光学素子であ
り、光ファイバがフェルールキャピラリーに挿入接着固
定されて、所定の箇所に複合光学素子を埋込む溝加工が
施されており、この複合光学素子は、溝方向に対して長
手である長方形であり、この長さは使用するフェルール
キャピラリーの直径よりも長いことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光通信、光計測にお
いて使用される、光アイソレータに関する。
【0002】
【従来の技術】特開平11−2725より、偏波無依存
の光アイソレータ、光サーキュレータ、光スイッチに用
いることができる複合光学素子が記載されている。これ
は4つの複屈折領域(1/4波長板)とファラデー回転
子により構成されており、図1に示すように、磁化用磁
石8を備えたファラデー回転子7の片面に第1複屈折領
域1と第2複屈折領域2が接着剤層により固着され、他
面に第3複屈折領域3と第4複屈折領域4が接着剤層に
より固着され、第1複屈折領域1と第3複屈折領域3は
光線方向に整列し、また第2複屈折領域2と第4複屈折
領域4とは光線方向に整列している。そして、第1複屈
折領域1と第2複屈折領域2の光学軸は互いに90°直
交する配置となり、第3複屈折領域3と第4複屈折領域
4の光学軸がは互いに90°直交する配置となり、さら
に、第1複屈折領域1と第3複屈折領域3の光学軸は互
いにほぼ45°の角度で配置され、第2複屈折領域2と
第4複屈折領域4の光学軸は互いにほぼ45°の角度で
配置されている。また、ファラデー回転子は使用波長に
おいて45°の回転角を有する厚さとなっている。な
お、5は第5接着剤領域、6は第6接着剤領域、7はフ
ァラデー回転子を磁化するための磁石である。
【0003】この複合素子を埋込型光アイソレータとし
て用いた場合、第1、2複屈折領域1、2から第3、4
複屈折領域へそれぞれ進む光を順方向とした場合、シン
グルモード光導波路から出た光のうち、第1複屈折領域
1の光学軸に平行な直線偏光の光は、第1複屈折領域を
異常光(屈折率ne)として通過し、ファラデー回転子
7で偏光面を45°回転後、第3複屈折領域3を常光
(屈折率no)として通過する[光路長(ne+no)
d]。一方、第2複屈折領域2を常光として通過し、次
にファラデー回転子7で偏光面45°回転後、第4複屈
折領域4を異常光として通過する[光路長(no+n
e)d]。
【0004】また、第1複屈折領域1の光学軸に垂直な
直線偏光の光は、第1複屈折領域1を常光として通過
し、ファラデー回転子7で偏光面を45°回転後、第3
複屈折領域を異常光として通過する[光路長(no+n
e)d]。一方、第2複屈折領域2を異常光として通過
し、次にファラデー回転子で偏光面45°回転後、第4
複屈折領域4を常光として通過する[光路長(ne+n
o)d]。従って、全ての光路長は等しく光は回折しな
いで直進する。
【0005】次に、逆方向から入射する光のうち、第3
複屈折領域3の光学軸に平行な直線偏光の光は、第3複
屈折領域3を異常光として通過し、ファラデー回転子7
で偏光面を45°回転後、第1複屈折領域1を異常光と
して通過する[光路長(ne+ne)d]。一方、第4
複屈折領域4を常光として通過し、次にファラデー回転
子7で偏光面45°回転後、第2複屈折領域2を常光と
して通過する[光路長(no+no)d]。
【0006】ここで光路差を2(no−ne)d=(M
+1/2)λ(λは光の波長、Mは任意の整数)となる
ようにdを定めておけば光は回折する。また、第3複屈
折領域3の光学軸に垂直な直線偏光の光は、第3複屈折
領域3を常光として通過し、ファラデー回転子7で偏光
面を45°回転後、第1複屈折領域1を常光として通過
する[光路長(no+no)d]。
【0007】一方、第4複屈折領域4を異常光として通
過し、次にファラデー回転子7で偏光面45°回転後、
第2複屈折領域2を異常光として通過する[光路長(n
e+ne)d]。ここで光路差を2(no−ne)d=
(M+1/2)λ(λは光の波長、Mは任意の整数)で
あるから光は全て回折する。
【0008】以上のように、順方向の光に対して偏光に
依存せず直進し、逆方向の光に対しては偏光に依存せず
回折するので、偏光無依存の光アイソレータとなる。
【0009】図2は上記の複合光学素子用いた埋込型光
アイソレータの基本構成を示し、直線上に整列したコア
拡大(TEC)光ファイバ12及び13、それを保持す
るフェルール11、及び上記のように4枚の複屈折材
1、2、3、4とファラデー回転子7で構成された複合
光学素子10、及びファラデー回転子7に光軸方向の磁
界を印加する磁石8より構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この複屈折素子を用い
た複合光学素子を埋込型光アイソレータとして機能させ
るためには、素子埋込部分の光ファイバ溝加工部を通過
する光が、複合光学素子の入射側及び、出射側に配置さ
れている複屈折板の光学軸が直交する二つの領域に同じ
比率(それぞれの領域を通過する光径面積が同じ)にな
るように精密に調整位置出しをする必要がある。これを
具体的にいうと、図2に示したように、光ファイバ12
から出射した一つの入射光を第1複屈折領域1、ファラ
デー回転子7、第3複屈折領域3を通過する光と、第2
複屈折領域2、ファラデー回転子7、第4複屈折領域4
を通過する光とに同一の比率で分ける必要があるが、非
常に困難である。本発明は、溝加工部を通過する光路
と、複合光学素子を精密に位置出しを行うことを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、フェルールと複合光学素子をそれぞれ精密
に位置調整を行うことが出来るように、複合光学素子を
フェルールキャピラリーに形成した埋込溝方向に対して
長手である長方形に形成し、この長さを使用するフェル
ールキャピラリーの直径よりも長くすることによって、
それぞれを精密位置出し接着固定を容易にする構成であ
る。より具体的には、本発明は光ファイバ内に光学素子
を埋込んで形成する埋込型光アイソレータにおいて、使
用する光学素子が、ファラデー回転子の一方の面上に、
第1の複屈折領域、第2の複屈折領域、これを接合する
第5の接着剤領域と、他方の面上に、第3の複屈折領
域、第4の複屈折領域、これを接合する第6の接着剤領
域により構成された複合光学素子であり、光ファイバが
フェルールキャピラリーに挿入接着固定されて、所定の
箇所に複合光学素子を埋込む溝加工が施されており、こ
の複合光学素子は、溝方向に対して長手である長方形で
あり、この長さは使用するフェルールキャピラリーの直
径よりも長いことを特徴とする。本発明はまた、この複
合光学素子のフェルールキャピラリーの溝よりはみ出し
た部分を利用して複合光学素子の位置を調整する方法を
提供するものであり、これにより、複合光学素子がフェ
ルールキャピラリーの光ファイバに対して精密に位置決
めできて良好な光学特性の埋込型光アイソレータが得ら
れる。
【0012】好ましくは、上記埋込型光アイソレータに
おいて、ファラデー回転子に磁気印可する永久磁石の形
状が、フェルールキャピラリーを挿入出来る貫通孔が有
り、更に、複合光学素子を埋込むことの出来る溝加工が
施されている。これによりフェルールキャピラリーを磁
石に対しても精密に位置決めできて良好な光学特性の埋
込型光アイソレータが得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、複合光学素子をフェル
ールキャピラリー溝方向に対して長手である長方形に形
成し、この長さを使用するフェルールキャピラリーの直
径よりも長くしたことを特徴としたものであり、これに
よってフェルールキャピラリーと複合光学素子の相互関
係を精密に調製できる。またフェルールキャピラリーと
複合光学素子を別々に支持することができ、これによっ
てそれぞれの位置を精密に動かすことが容易になるとい
う作用を有する。また、以上によって精密接着を行った
後、ファラデー回転子への磁気印可手段としての磁石を
配置する必要がある。ここで用いる磁石を、フェルール
キャピラリーを挿入出来る貫通孔が有り、更に、複合光
学素子を埋込むことの出来る溝加工が施されているもの
とすることで、フェルールよりはみ出た複合光学素子の
保護、接合強度補強、信頼性改善効果及び、部品の小型
化を得ることが出来る。本発明の実施の形態を図3に示
す。また、精密調整接着装置及び調整方法を図4に示
す。
【0014】
【実施例】次に、本発明の具体例を説明する。図3
(a)、(b)において、複合光学素子10は図1に関
して説明したものと同様な構造を有する。また、光ファ
イバを挿入接着したフェルールキャピラリー16は図2
で説明したものと同様な構造を有する。TEC(拡大
端)光ファイバの拡大部において複合光学素子10を挿
入するためにフェルールキャピラリー16を横断して直
交または斜めの溝13が溝加工により形成される。この
溝13には光ファイバ挿入接着済みフェルールキャピラ
リー16の直径よりも長い寸法の複合光学素子10が嵌
合接着される。複合光学素子10の溝13からのはみ出
し部分を利用してその光ファイバに対する位置を精密に
決定する。図3(c)に示すように、磁石14には複合
光学素子10のはみ出し部を収容できる溝20と、フェ
ルールキャピラリー16の外径に嵌合できる貫通孔21
が形成されている。また図4(a)に示したようにフェ
ルールキャピラリー16の外周面は角形に形成して磁石
14の精密な位置関係を有するようにしうる。図3
(b)の矢印方向に磁石14を嵌めることにより組込み
ができる。
【0015】図4には本発明の埋込型光アイソレータの
組み立て及び調整方法を示している。同図(a)におい
て、光ファイバを接着しそして溝加工処理済みのフェル
ールキャピラリー16の溝13に、フェルールキャピラ
リー16の直径よりも長い幅を有する複合光学素子10
を挿入し、紫外線硬化型接着剤18を施す。次いで、同
図(b)のように、フェルールキャピラリー16を微調
整可能なステージ(図示せず)に保持し、また複合光学
素子10のはみ出し両端部を別の微調整可能なクランプ
17により保持する。磁石19は調整装置に設けられた
電磁石である。この状態で図4(c)のように調整シス
テムに搭載し、レーザ光源LDからフェルールキャピラ
リー16にレーザ光を入射させ、フェルールキャピラリ
ー6と複合光学素子10とを経て光検出器PDに受光
し、透過光が最大になるようにクランプ17とステージ
α位置調整を行う。複合光学素子10の両光路の受光量
が最大になる位置で、紫外線硬化型接着剤18を硬化す
ることにより複合光学素子10を固定する。
【0016】次に、フェルールキャピラリー16に嵌合
できる貫通孔21と複合光学素子10が入る溝20を加
工してある所定強度の磁石14の貫通孔21を図3
(b)の矢印方向にフェルールキャピラリー11に嵌め
て所定位置までスライドさせてセットし、樹脂接着剤1
5を施して固定する。このように、本発明の方法では簡
単な工程で各素子間の精密な調芯及び位置関係の設定が
可能となる。次に本発明の具体例を述べる。
【0017】(実施例1)本発明の実施例による複合光
学素子は、図1に示した基本構成を有するものであり、
複屈折材料として水晶板を用い、ファラデー回転子の片
面に複屈折領域1、2として接着された水晶板の光学軸
は90°直交しており、ファラデー回転子のもう一方の
面に複屈折領域3、4として接着された水晶板の光学軸
も90°直交された構成である。また、ファラデー回転
子を挟んで向き合う複屈折領域1、3及び2、4の水晶
板の光学軸がおよそ45°となる構成である。ここで用
いるファラデー回転子は使用波長において45°の回転
角をなす厚さであり、水晶板も同一波長においてλ/4
波長板として機能する厚さである。このように構成され
た複合光学素子の寸法を0.45×1.5mm矩形状に
加工した。また、この時の素子厚は0.5mm程度であ
った。
【0018】次に光ファイバ接着フェルールキャピラリ
ー16は図2と同様な基本構造を有するもので、フェル
ールキャピラリー11にコア拡大(TEC)光ファイバ
12を挿入接着後、両面PC研磨加工を実施した。この
時用いたTEC光ファイバは分散シフトファイバを用い
て、モードフィールド径を40μm以上拡大した。ま
た、フェルール径はφ1.25mmである。図3及び図
4(a)で説明したように、このTECファイバ接着済
みフェルールのコア拡大部に複合光学素子が挿入出来る
幅の溝13(溝幅は0.52mm程度)を加工する。
【0019】図4(c)で説明したように、上記の溝加
工済みフェルール16の両端に割りスリーブ等を用い光
ファイバコネクタを接続する。この両端に光ファイバの
接続された溝入りフェルール16を微動調整可能なステ
ージに固定する。両端に接続された光ファイバは、一方
をLD光源に接続して、もう一方をPD光パワーメータ
に接続する。
【0020】次に、溝部13に屈折率を調整したUV硬
化型(熱硬化併用)接着剤を注入する。
【0021】次に、複合光学素子10を溝加工部に挿入
して、余分な接着剤の取り除き及び、気泡抜き実施後、
図4(b)のように溝入りフェルールを固定したステー
ジと独立して微動又は複合光学素子の固定が出来るクラ
ンプ17(ピンセットのようなもの)でこの複合光学素
子を掴む。この時フェルール外径よりも光学素子が長い
ため、素子の固定が容易になる。なお、この時の微動位
置出し精度は1μm以下の精度が必要となる。
【0022】以上の状態で光学素子に所定の磁界を印可
する。この時の磁気印可方向はLDからの入射光に対し
て光学素子が逆方向となるようにする。このような構成
で、入射光の光が最小となる位置をフェルールが固定さ
れているステージ又は、複合光学素子が固定されている
ステージを精密調整微動することで、最適位置を検出す
る。検出後は、溝部にUV光を照射することでUV硬化
樹脂が固まり位置は保持出来る。
【0023】なお、上記の光学特性モニターによる微動
調整接着でのファラデー回転子への磁場印可手段は微動
調整接着装置上の磁石を用いている。実際の光アイソレ
ータとして機能するには素子の周りに磁石を固定する必
要がある。上記の埋込型光アイソレータの光学素子接着
部はフェルール外径よりはみ出しているため、この素子
に磁界を印可する磁石は、素子が充分入る内径寸法のも
のを用いる方法と(外径部で磁石に位置出しが必要なた
め工法が困難。また、内径部に光学素子と磁石との隙間
が多くそれを樹脂で埋めることとなるが、信頼性面で不
具合を生じ易い)、素子両脇にフェルール外径とほぼ同
様(若干大きい)の内径の磁石をフェルールからはみ出
した素子の両脇に配置する方法があるがこの方法では二
つの磁石を用いてコスト高となる。また、フェルール溝
部にストレスを生じ易い。
【0024】従って、図3(c)のようにコア状磁石1
4に素子幅以上の溝13を加工し(0.5mm程度)磁
石内径21はフェルールより若干大きい寸法であるが位
置出しが充分可能な大きさである。この磁石を埋込型光
アイソレータに用いると、磁石の接着作業が容易であ
り、また、光学素子と溝部分を磁石と樹脂で覆うことが
容易に出来るので、溝部の機械的強度の補強、素子接着
部の信頼性向上に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】複合光学素子の構成を示す図である。
【図2】埋込型光アイソレータの基本構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の実施例を示す図である。
【図4】本発明による精密調整接着方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 複合光学素子 13、20 溝 14 磁石 15 樹脂接着剤 16 フェルールキャピラリー 18 紫外線硬化型接着剤 19 磁石 21 貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバ内に光学素子を埋込んで形成
    する埋込型光アイソレータにおいて、 使用する光学素子が、ファラデー回転子の一方の面上
    に、第1の複屈折領域、第2の複屈折領域、これを接合
    する第5の接着剤領域と、他方の面上に、第3の複屈折
    領域、第4の複屈折領域、これを接合する第6の接着剤
    領域により構成され、前記第1の複屈折領域が前記第3
    の複屈折領域と光線方向に整列し、前記第2の複屈折領
    域が前記第4の複屈折領域と光線方向に整列している複
    合光学素子であり、 光ファイバがフェルールキャピラリーに挿入接着固定さ
    れて、所定の箇所に複合光学素子を埋込む溝加工が施さ
    れており、 この複合光学素子は、溝方向に対して長手である長方形
    であり、この長さは使用するフェルールキャピラリーの
    直径よりも長いことを特徴とする埋込型光アイソレー
    タ。
  2. 【請求項2】 請求項1の埋込型光アイソレータにおい
    て、ファラデー回転子に磁気印可する永久磁石の形状
    が、フェルールキャピラリーを挿入出来る貫通孔が有
    り、更に、複合光学素子を埋込むことの出来る溝加工が
    施されている埋込型光アイソレータ。
  3. 【請求項3】 光ファイバ内に光学素子を埋込んだ埋込
    型光アイソレータの製造法において、 光ファイバを挿入固定したフェルールキャピラリーの所
    定の箇所に該フェルールキャピラリーを横断して溝を形
    成し、 ファラデー回転子の一方の面上に、第1の複屈折領域、
    第2の複屈折領域、これを接合する第5の接着剤領域
    と、他方の面上に、第3の複屈折領域、第4の複屈折領
    域、これを接合する第6の接着剤領域により構成され、
    前記第1の複屈折領域が前記第3の複屈折領域と光線方
    向に整列し、前記第2の複屈折領域が前記第4の複屈折
    領域と光線方向に整列している複合光学素子であって、
    前記溝方向に対して長手である長方形を有する複合光学
    素子であってこの長さが前記フェルールキャピラリーの
    直径よりも長いものを用意し、 前記複合光学素子を前記溝に埋込み、 前記溝よりはみ出した部分を治具により操作して調芯す
    ることを特徴とする埋込型光アイソレータの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3の製造方法において、前記ファ
    ラデー回転子に磁気印可する永久磁石に前記フェルール
    キャピラリーを挿入出来る貫通孔と前記埋め込まれた複
    合光学素子を収容できる溝を形成し、前記フェルールキ
    ャピラリーを前記貫通孔に嵌合させることを特徴とする
    埋込型光アイソレータの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100419228B1 (ko) * 2002-05-08 2004-02-21 학교법인 성균관대학 편광모드 분산보상용 광회전자를 갖는 광소자 및 이의응용소자
JPWO2005057268A1 (ja) * 2003-12-08 2007-07-05 日本碍子株式会社 光デバイス
CN110927881A (zh) * 2018-09-19 2020-03-27 苏州旭创科技有限公司 一种带隔离器光插件及具有其的光模块

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