JP2003121594A - 放射線像変換パネルの製造方法、及び多層放射線像変換パネル - Google Patents

放射線像変換パネルの製造方法、及び多層放射線像変換パネル

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JP2003121594A
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Nobuhiko Takashima
伸彦 高嶋
Takafumi Yanagida
貴文 柳多
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別々に蛍光体層を作製したり、圧縮させなく
ても多層の輝尽性蛍光体層を有する放射線像変換パネル
を容易かつ安定に作製でき、故障ロスが起き難い放射線
像変換パネルの製造方法を提供する。 【解決手段】 輝尽性蛍光体、結着剤、有機溶剤及び着
色剤を含む粘度2〜8Pa・sの非ニュートン性の塗布
液における輝尽性蛍光体平均粒径比率もしくは結着剤比
率もしくは着色剤比率、又は前記複数の比率の異なる複
数の塗布液を用い、少なくとも2層以上の層を支持体に
形成する際、二つ以上のスリットを有する塗布装置を用
い支持体上に同時に2層以上を塗布し層形成を行うこと
を特徴とする放射線像変換パネルの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は輝尽性蛍光体の多層
構成の放射線像変換パネルの製造方法、及びその製造方
法により得られた多層放射線像変換パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】特開2000−310699には、蛍光
体層が2層以上からなる放射線像変換パネルが開示され
るが、その製造方法は以下に示すようである。即ち、別
々の仮支持体上に、蛍光体層形成用塗布液(蛍光体、結
着剤、溶剤から成る粘度30Pa・sの液)1及び2
を、それぞれ塗布・乾燥した後、仮支持体から剥がして
放射線像変換パネルの蛍光体層となる蛍光体シート1及
び2を作製する。この時、仮支持体の表面には予め離型
剤(シリコン系)を塗布して置き、形成された蛍光体シ
ートが仮支持体から剥がし易くなるようにして置くこと
が望ましい。
【0003】支持体上に、先に得られた蛍光体シート1
及び2を、支持体、蛍光体シート2、蛍光体シート1の
順序で載せ、好ましくは結合剤の軟化温度又は融点以上
の温度で圧縮(熱圧着)しながら支持体上に接着して、
2層構成の蛍光体層を形成する。
【0004】上記製造方法では、2層を得る為に、層毎
に予め離型剤を塗った仮支持体毎に蛍光体塗布を行うと
いう煩雑な作業を伴い、又、2層のシートを圧縮(熱圧
着)させる工程と装置が必要となる。このような煩雑な
作業、工数の増大は、各工程でのゴミ付着等による故障
ロスが大きくなり、同時に生産性の低下、コストの増大
という問題を有する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
技術の問題点を解決し、別々に蛍光体層を作製したり、
圧縮させなくても多層の輝尽性蛍光体層を有する放射線
像変換パネルを容易かつ安定に作製でき、故障ロスが起
き難い放射線像変換パネルの製造方法を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、以
下の構成によって達成された。
【0007】1)輝尽性蛍光体、結着剤、有機溶剤及び
着色剤を含む粘度2〜8Pa・sの非ニュートン性の塗
布液における輝尽性蛍光体平均粒径比率もしくは結着剤
比率もしくは着色剤比率、又は前記複数の比率の異なる
複数の塗布液を用い、少なくとも2層以上の層を支持体
に形成する際、二つ以上のスリットを有するコーターを
用いて支持体上に同時に2層以上を塗布し、層形成を行
う放射線像変換パネルの製造方法。
【0008】2)輝尽性蛍光体、結着剤、有機溶剤及び
着色剤を含む粘度2〜8Pa・sの非ニュートン性の塗
布液における輝尽性蛍光体もしくは結着剤もしくは有機
溶剤もしくは着色剤の組成、又は前記複数の組成が異な
る塗布液を用い、少なくとも2層以上の層を支持体に形
成する際、二つ以上のスリットを有するコーターを用い
て支持体上に同時に2層以上を塗布し、層形成を行う放
射線像変換パネルの製造方法。
【0009】3)二つ以上のスリットを有するコーター
として多層エクストルージョンを用いる1)又は2)記
載の放射線像変換パネルの製造方法。
【0010】4)多層を形成するコーターが、最下層を
1層目とした場合、1層目のスリットを構成する部材を
部材1と部材2とし、2層目を構成する部材を部材2と
部材3とし、同様にn層目を構成する部材を部材nと部
材n+1とし、バックロールと部材2の先端部との距離
をH1とし、バックロールと部材n+1の先端部との距
離をHnと定義した時、H1≦H2≦・・・・≦Hnの関係
を有する3)記載の放射線像変換パネルの製造方法。
【0011】5)多層を形成するコーターの塗布位置
が、バックロール中心位置の水平を0度とした場合、0
〜85度である3)記載の放射線像変換パネルの製造方
法。
【0012】6)コーターに送られる輝尽性蛍光体塗布
液の液温が10〜40℃である1)〜5)のいずれか1
項記載の放射線像変換パネルの製造方法。
【0013】7)1)〜6)のいずれか1項記載の放射
線像変換パネルの製造方法により製造された多層放射線
像変換パネル。
【0014】以下、より詳細に本発明を説明する。本発
明の請求項1における比率の相違とは、例えばA液、B
液に添加される同種類の着色剤の添加量(比率)を異に
することを言い、請求項2における組成の相違とは、例
えばA液、B液に添加される着色剤の種類を異にするこ
とを言う。
【0015】本発明においては、塗布時に2層以上を同
時・積層させ塗布を行うことに特徴があり、塗布方式は
エクストルージョン方式が好ましい。同時に多層を積層
するにはスライドホッパー方式も使用できるが、高粘
度、厚膜塗布が必要である放射線像変換パネルの製造に
は以下の理由で適さない。 高粘度である為スライド面上での流下速度が遅く、ス
ライド面で厚膜となる。 スライド面流速も遅くなる為、スライド面表面の溶剤
が飛び乾燥し易く、経時で筋の発生など故障の要因とな
る。
【0016】塗布液の粘度は、東京精密社製:B型粘度
計にて測定した剪断域における粘度範囲を示している
(No4ロータにて回転数60rpm)。
【0017】本発明に用いるエクストルージョンコータ
ーの特徴を図1で説明する。部材P1と部材P2でスリ
ットs1を、部材P2と部材P3でスリットs2を、同
様にして部材Pnと部材Pn+1でスリットsnを構成
するが、部材P2の先端部とバックロールとの距離(ギ
ャップ)をH1、部材P3の先端部とバックロールとの
ギャップをH2、同様に部材Pn+1の先端部とバック
ロールとのギャップをHnとした時、H1≦H2≦・・・
・≦Hnの関係を満足することが必須である。又、コー
ターの塗布位置が、バックロール中心位置の水平を0度
とした場合、θ=0〜85度であることが好ましい。
【0018】この効果については、実施例で実証され
る。コーターに送られる輝尽性蛍光体塗布液の液温は1
0〜40℃の範囲にあることが好ましい。これは、輝尽
性蛍光体粒子を含有する有機溶剤分散液は、温度に対し
て指数関数的に粘度が変化することに因る。40度より
高い場合、粘性低下と揮発性が高くなり、バックロール
上の支持体でのタレや塗布直後の乾燥皮膜が発生し易
く、筋故障が経時で発生する。又、温度が10度より低
い場合は、粘性上昇による送液圧上昇で送液負荷が掛か
ることと、結露が発生し易くなり、水分に弱い蛍光体に
性能異常を来たす。
【0019】本発明で示す非ニュートン流体の特性とし
ては、剪断速度範囲0.1〜50(1/s)の時の流動
方程式による近似式η=mDn-1において0<n<1の
ものを示す。ここで、η:見掛け粘度 m:粘性係数
D:剪断速度 n:粘性指数である。更に具体的には、
剪断速度範囲0.1〜50(1/s)の時の粘度差(最
大値−最小値)が2Pa・s以上である塗布液を示し、
ニュートンの粘性の法則に従わない溶液(剪断速度によ
り粘度が変化する溶液)である。
【0020】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を例証する。
尚、ここでは蛍光体層2層についての実施であるが、こ
れに限定されるものではない。尚、特に断りない限り、
実施例中の「%」は「質量%」を示す。
【0021】実施例1 本発明の製造方法により、放射線像変換パネルを作製し
た。
【0022】(蛍光体の合成)ユーロピウム付活弗化沃
化バリウムの輝尽性蛍光体前駆体を合成するために、B
aI2水溶液(3.6mol/L)2780mlとEu
3水溶液(0.2mol/L)27mlを反応器に入
れた。反応器中の反応母液を撹拌しながら83℃で保温
した。ここに、弗化アンモニウム水溶液(8mol/
L)322mlをローラーポンプを用いて注入し、沈澱
物を生成させた。注入終了後も保温と撹拌を2時間続け
て沈澱物の熟成を行った。次に沈澱物を濾別し、エタノ
ールにより洗浄した後、真空乾燥させてユーロピウム付
活弗化沃化バリウムの結晶を得た。焼成時の焼結により
粒子形状の変化、粒子間融着による粒子サイズ分布の変
化を防止するために、アルミナの超微粒子粉体を0.2
%添加し、ミキサーで充分撹拌して結晶表面にアルミナ
の超微粒子粉体を均一に付着させた。これを石英ボート
に充填して、チューブ炉を用いて水素ガス雰囲気中、8
50℃で2時間焼成してユーロピウム付活弗化沃化バリ
ウム蛍光体粒子を得た。
【0023】次に上記蛍光体粒子を分級処理することに
より、平均粒径3μmの粒子A及び平均粒径7μmの粒
子Bを得た。
【0024】(塗布液の調製)蛍光体層形成材料とし
て、上記で得た粒子A及び粒子Bのユーロピウム付活弗
化沃化バリウム蛍光体それぞれ427gを、ポリウレタ
ン樹脂(住友バイエルウレタン社製:デスモラック41
25)15.8g、ビスフェノールA型エポキシ樹脂
2.0gをメチルエチルケトン−トルエン(1:1)混
合溶媒に添加し、プロペラミキサーによって分散し、そ
れぞれ粒子Aを含む塗布液は粘度2.5〜3.0Pa・
s、粒子Bを含む塗布液は粘度2.0〜2.5Pa・s
の2種の塗布液を調製した。
【0025】(塗布工程)上記2種の塗布液を脱気・脱
泡後、釜に充填しポンプ等の送液装置にて規定量を濾過
フィルターを介してエクストルージョンコーターへ供給
する。供給時の塗布液温度は25℃に設定し、塗布液が
通過する部分の温度も同様の温度に設定した。濾過は脱
気・脱泡前に行ってもよいし、釜充填時に脱気・脱泡を
行ってもよい。粒子Aを含む塗布液を下層側のコーター
供給口へ接続し、粒子Bを含む塗布液を上層側のコータ
ー供給口へ接続し送液を行う。塗布流量は塗布速度や所
望膜厚に合わせ、塗布幅1cm当たり1〜5ml/mi
nの範囲で行い、乾燥後の塗膜厚みが下層150μm、
上層200μmになるように設定した。支持体として2
00μmのカーボン含有のポリエチレンテレフタレート
(PET)を使用した。
【0026】塗布時のH1:800μm、H2:900μ
m、H3:1000μmに設定した。尚、H0=H1
し、コーター塗布位置は45度とした。
【0027】送液された液は、それぞれエクストルージ
ョンコーターのポケット内を広がり、幅手での圧力の均
一化が図られた状態でスリットを通過し、支持体上で同
時に2層が形成され、蛍光体層が作製される。
【0028】(乾燥工程)供給された液は、塗布装置を
介し連続して走行している支持体へ一定厚みでPET支
持体上に塗布される。塗布物は、乾燥炉中で有機溶剤を
蒸発させ、シート状の蛍光体シートサンプルが作製され
た。
【0029】(蛍光体シートの封止)塗布シート試料を
20cm×20cmの正方形に断裁し、上記の各種励起
光吸収層を有する積層保護フイルムを使用し、減圧下で
周縁部をインパルスシーラを用いて融着することで封止
した。尚、融着部から蛍光体シート周縁部までの距離は
1mmとなるように融着した。融着に使用したインパル
スシーラーのヒーターは8mm幅のものを使用した。
【0030】上記工程中、エクストルージョンコーター
による2回塗布(蛍光体粒子Aを含む塗布液を塗布・乾
燥した後、蛍光体粒子Bを含む塗布液を塗布)で行った
以外は全く同様にして放射線像変換パネルを作製した。
【0031】2回塗布は、塗布ラインを2度通過させる
ため、巻出し時に表面擦れや端部塗膜剥がれ等により、
2度目の塗布時に筋や突き状の故障が多く発生した。
【0032】実施例2 本実施例では、本発明の請求項4及び5の効果を確認し
た。即ち、エクストルージョンコーターのスリット1,
2,3を構成する部材2,3,4の先端部とバックロー
ルの距離(ギャップ)H1,H2,H3と、コーターの位
置(バックロール中心位置の水平位置0度からの角度
θ)を表1に示すように変化させて実施例1を行い、各
条件での塗布できる上限膜厚Aと下限膜厚B、及び膜厚
幅(A−B)を求めた。ここで言う膜厚は、ウエット時
の重層トータルの膜厚を言う。
【0033】塗布上限より厚い膜厚の場合、リップ上に
液タレを生ずる。重力による液のタレで、塗布速度一定
の場合、塗布位置が低いと発生し易い。リップ上の液の
タレは送液量に対し規定付量を得られないばかりか、液
離れ線の乱れによる塗布ムラを生ずる。一方、塗布下限
より薄い膜厚は、エアの巻き込みで塗布面が乱れたり、
塗膜形成そのものが不可能になる場合がある。(A−
B)が大きいほど塗布領域に余裕がある。
【0034】尚、塗布スピードは1m/minと0.5
m/minの2水準で行った。結果を表1に示す。
【0035】
【表1】
【0036】本発明によれば、塗布領域の拡大が図れ
る。尚、比較例1では、塗膜形成範囲にも拘わらず、1
層目と2層目に界面乱れを生じた。
【0037】
【発明の効果】本発明により、圧縮が必要なく輝尽性蛍
光体の多層構成の放射線像変換パネルが製作可能にな
り、又、煩雑な中間工程がない分、故障の低減や工数の
削減による製造コストの低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエクストルージョンコーターの概略を
示す断面図。
【符号の説明】
1 バックロールと部材2の先端部との距離 H2 バックロールと部材3の先端部との距離 H3 バックロールと部材4の先端部との距離 Hn バックロールと部材n+1の先端部との距離 L1 第1塗布層(1層目) L2 第2塗布層(2層目) L3 第3塗布層(3層目) Ln 第n塗布層(n層目) P1 部材1 P2 部材2 P3 部材3 Pn 部材n s1 スリット1 s2 スリット2 s3 スリット3 sn スリットn BR バックロール S 支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09K 11/08 C09K 11/08 E J G01T 1/00 G01T 1/00 B G03B 42/02 G03B 42/02 B // C09K 11/61 CPF C09K 11/61 CPF Fターム(参考) 2G083 AA03 BB01 CC02 CC07 CC10 DD11 DD12 DD14 EE10 2H013 AC01 4D075 AC05 AC09 AC96 AE23 BB22X BB93X CA47 CB09 DA06 DA23 DB13 DC24 EA07 EA10 EA19 EA45 EB01 EB38 EC11 EC53 EC54 4H001 CA01 CA02 CA08 XA09 XA53 XA56 YA63

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輝尽性蛍光体、結着剤、有機溶剤及び着
    色剤を含む粘度2〜8Pa・sの非ニュートン性の塗布
    液における輝尽性蛍光体平均粒径比率もしくは結着剤比
    率もしくは着色剤比率、又は前記複数の比率の異なる複
    数の塗布液を用い、少なくとも2層以上の層を支持体に
    形成する際、二つ以上のスリットを有するコーターを用
    いて支持体上に同時に2層以上を塗布し、層形成を行う
    ことを特徴とする放射線像変換パネルの製造方法。
  2. 【請求項2】 輝尽性蛍光体、結着剤、有機溶剤及び着
    色剤を含む粘度2〜8Pa・sの非ニュートン性の塗布
    液における輝尽性蛍光体もしくは結着剤もしくは有機溶
    剤もしくは着色剤の組成、又は前記複数の組成が異なる
    塗布液を用い、少なくとも2層以上の層を支持体に形成
    する際、二つ以上のスリットを有するコーターを用いて
    支持体上に同時に2層以上を塗布し、層形成を行うこと
    を特徴とする放射線像変換パネルの製造方法。
  3. 【請求項3】 二つ以上のスリットを有するコーターと
    して多層エクストルージョンを用いることを特徴とする
    請求項1又は2記載の放射線像変換パネルの製造方法。
  4. 【請求項4】 多層を形成するコーターが、最下層を1
    層目とした場合、1層目のスリットを構成する部材を部
    材1と部材2とし、2層目を構成する部材を部材2と部
    材3とし、同様にn層目を構成する部材を部材nと部材
    n+1とし、バックロールと部材2の先端部との距離を
    1とし、バックロールと部材n+1の先端部との距離
    をHnと定義した時、H1≦H2≦・・・・≦Hnの関係を
    有することを特徴とする請求項3記載の放射線像変換パ
    ネルの製造方法。
  5. 【請求項5】 多層を形成するコーターの塗布位置が、
    バックロール中心位置の水平を0度とした場合、0〜8
    5度であることを特徴とする請求項3記載の放射線像変
    換パネルの製造方法。
  6. 【請求項6】 コーターに送られる輝尽性蛍光体塗布液
    の液温が10〜40℃であることを特徴とする請求項1
    〜5のいずれか1項記載の放射線像変換パネルの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の放射
    線像変換パネルの製造方法により製造されることを特徴
    とする多層放射像線変換パネル。
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