JP2003121394A - 結晶組織を解析する方法 - Google Patents
結晶組織を解析する方法Info
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Abstract
る材料特性に関する情報を提供するために使用される、
材料の結晶組織を解析する方法を提供する。 【解決手段】 多結晶材料の試料の結晶方位を形成する
データから結晶組織を解析する方法は、各結晶の結晶構
造に固定された共通の座標系に対して、各結晶について
試料における第1の方向の方位を判断する段階を含む。
座標系に対して第1の方向と類似の方位を共有するいく
つかの結晶が選択され、各々について、座標系に対する
試料における第2の方向の方位が判断される。座標系に
対して第2の方向と類似の方位を共有するいくつかの結
晶が選択され、選択された結晶の試料内の第1及び第2
方向に対する方位に対応する結晶組織が判断される及び
/又は表現される。
Description
組織に影響される材料特性に関する情報を提供するため
に使用される、材料の結晶組織を解析する方法に関す
る。
は、鉱物、セラミック、半導体、超伝導体、金属、及
び、合金が含まれる。これらの材料の大部分は、しばし
ば個別に「結晶粒」と呼ばれるいくつかの成分結晶で構
成されている多結晶である。多結晶試料における結晶の
固定座標に対する結晶方位が不規則であることはほとん
どない。結晶に何らかの好ましい方位がある場合、その
材料は「組織」を呈するといわれる。結晶平面及び方向
は、通常、ミラー指数を使用して表され、{hkl}
は、結晶平面に対する法線によって結晶平面を表し、<
uvw>は、これらの{hkl}面内の結晶方向を表
す。従って、試料の組織は、これらの結晶平面及び方向
を試料に対する対応する物理的方向と関係づけることに
より表現することができる。
{hkl}<uvw>として表される。これらの平面及
び方向は、試料の2つの対応する直交方向に平行であ
る。一般的に、これは、{hkl}が「垂直方向」(N
D)として知られる試料の平面法線に平行な結晶平面法
線を表し、<uvw>が試料内の「縦方向」又は「圧延
方向」(RD)に平行な、これらの平面内の結晶方向を
表すように配置される。従って、試料は、RDが試料平
面内にあり、NDがRDに垂直であって試料表面に垂直
であるように準備される。結晶組織は、いくつかの材料
特性が結晶方位に左右されるため、材料科学において重
要である。例えば、珪素鋼は、その<100>結晶方向
に沿って高透磁率の方向を有し、この事実は、変圧器鉄
心の製造に用いられている。
点図(PF)又はオイラー角法を使用して行われてき
た。極点図は、試料の座標系のような外部座標系に対し
てそれぞれの結晶がどのように配向されているかを示す
散乱図とみなすことができる。結晶構造に対する識別の
方向が選択され、この方向は、試料の各結晶に対してス
テレオ投影上の点としてプロットされる(そして、この
方向と周囲の球面との交差点を示す)。従って、極点図
は、結晶方位が測定及びプロットされる全ての結晶粒に
対して、識別の結晶方向の統計的分布を表す。極点図
は、結晶粒毎の測定、又は、X線を使用する多結晶回折
により集合的に得ることができる。
存在する。その1つは、極点図の外観は、その結晶対称
性のために、プロットされた識別の結晶方向に依存する
ということである。極点図を解釈するには、特に識別の
組織でさえも極点図にプロットされた結晶方向によって
異なる外観を有することになるので、結晶学におけるか
なりの専門知識及び経験が必要とされる。更なる問題
は、極点図内の点の多くが実際には結晶対称性により関
係づけられており、これが結晶対称性の検討もまた必要
にするために極点図の解釈を難しくするということであ
る。
れらの組織は、極点図において重ね合わせられ、これ
は、それらの個々の識別を厄介なものにする。単純な結
晶系におけるいくつかの一般的な組織は、専門家により
認識可能な場合があるが、{hkl}及び/又は<uv
w>の大きな指数値を有する組織のようなより複雑な組
織を示す極点図、又は、それほど一般的でない結晶系に
関する極点図は、解釈するのが遥かに困難である。
ける識別の方位と一線に並ぶ状態にするために必要と思
われる各結晶の回転を考慮するオイラーの方法を使用す
ることである。試料に対する結晶方位は、結晶に固定の
選択された直交軸の周りの3回の連続する回転(オイラ
ー角)により表すことができる。これらの角度は、直交
軸の周りの3回の回転として表され、試料の結晶方位の
個々の測定値の各々は、結果的に得られる3次元「オイ
ラー角」空間に位置する点としてプロットされる。この
方法を使用すれば、組織の存在が空間内の点の集団によ
り示されることになる。空間は3次元なので、これは、
通常、軸の1つに沿って切断された一連のスライスで表
示される。極点図の方法と同じように、結晶対称性のた
めに、特に複数の又は複雑な組織や一般的でない結晶系
については、オイラー・プロットの解釈を心に描いて理
解するのは極めて困難である。
がより容易に得られ、公知の方法でしばしば必要とされ
る高度の技量及び経験がなくても解釈することができる
ように、結晶組織解析を単純化する必要がある。
って、各結晶について、各結晶の結晶構造に固定の共通
の座標系に対して、試料における第1の方向の方位を判
断する段階と、前記座標系に対する前記第1の方向と類
似の方位を共有するいくつかの結晶を選択する段階と、
各選択された結晶について、前記座標系に対して前記試
料の第2の方向の方位を判断する段階と、前記座標系に
対する前記第2の方向と類似の方位を共有するいくつか
の結晶を選択する段階と、前記試料内の前記第1及び第
2方向に対する前記選択された結晶の方位に対応する結
晶組織を判断する及び/又は表現する段階と、を含むこ
とを特徴とする、多結晶材料の試料における結晶の方位
を形成するデータから結晶組織を解析する方法を提供す
る。
易に解釈されるような方法で結晶組織を判断する及び/
又は表現することができる方法が提供されることであ
る。これは、試料ではなく結晶構造に固定された座標系
の使用、及び、試料における結晶に対する第1及び第2
方向の方位の判断により可能になる。従って、試料に対
して共通の方位を共有する結晶が選択され、それに応じ
て、組織は表現される及び/又は判断されるであろう。
位を判断する段階の自動化と、もちろん段階の選択とを
可能にする。これは、適切にプログラムされたコンピュ
ータで実行することができる。第1及び第2の方向は直
交しており、それにより、これらの方向が結晶組織を説
明するのに慣例的に使用される方向と関連付けられるこ
とが好ましい。結晶組織の解析は、計算により行うこと
ができるであろうが、座標系に対する第1及び/又は第
2の方向の方位は、逆極点図(IPF)としてシステム
のユーザに表示されることが好ましい。一般的に、第1
方向及び第2方向には、別々のIPFが使用される。極
点図の方法と違って表示される情報が識別の結晶方向の
事前の選択によらないという点で、共通座標系の使用
は、ユーザに呈示する目的に対して便利である。しか
し、第1及び第2の方向は、試料の方位を形成するよう
に選択される。一般的に、第1又は第2方向の一方は、
試料の圧延方向又は縦方向(RD)となり、対応する他
の方向は、試料の垂直方向(ND)となるように配置さ
れる。
利であるが、それは、結晶対称性により、IPF投影の
単位三角形がIPF内の情報の全てを表すので、完全な
ステレオ投影を使用するのではなく、その単位三角形を
選択することができるからである。従って、逆極点図は
単位三角形として表示されることが好ましく、その利点
は、結晶学的に同等な点がIPFの単位三角形内の同じ
位置で重ね合わされることである。従って、従来技術の
方法と異なり、対称性により関連づけられた同等方向を
含む結晶内の共通の方向は、IPFの単一点として表す
ことができ、それらの解釈の混乱を大幅に低減する。
用して、結晶の方位は、第1及び第2方向に対して、I
PFの各々におけるデータポイントの位置により表され
る。IPFの各データポイントは、試料上の識別位置で
得られた測定値を表すが、通常は複数の測定が試料に対
して行われ、それに従ってプロットされる。IPFのデ
ータポイントはまた、データポイント密度が結晶組織を
指示するものであるから、この密度を反映する着色領域
を使用して表されてもよい。
自動的に見つけることができるが、ユーザがこれらの位
置をIPFにおいて視覚的に見つけることが好ましい。
いずれの場合でも、通常、高データ密度の領域が選択さ
れ、この領域内で点が選ばれる。その点に関する角度範
囲が形成され、必要であれば、点の位置は、その高密度
集団内の全ての点がこの角度範囲内にあるように調節さ
れる。この点と同等の結晶平面(対称により関係づけら
れたものを含む){hkl}が次に計算される。角度範
囲は、データの実験誤差に対処するように決められ、1
5度未満の角度が使用されることが好ましい。垂直方向
及び圧延方向に対して、類似の角度がIPFのデータ選
択に使用される。垂直方向(ND)又は圧延方向(R
D)のいずれかのデータポイントを最初に選択すること
ができるが、垂直方向(ND)に対応するIPFを使用
して第1の領域を選択することが好ましい。
ると、一般的に、選ばれた点の定められた角度範囲内の
領域に対応するデータのみが、次に第2のIPFをプロ
ットするのに使用される。選択されたデータは、通常、
第2のIPFの形で圧延方向(RD)に対する関連する
結晶の方位を説明する対応データをプロットするのに使
用される。データポイントの高密度部分の位置を見つけ
ることにより、1つ又はそれ以上の結晶組織を第2のI
PFにおいて識別することができる。組織の結晶方向
は、付随する平面法線を有する平面内にあるので、好ま
しくはNDに対するIPFを使用してその平面法線の方
向を形成することにより、対応する結晶方向をRDに対
するIPFで探すことができる。これは、ND方向及び
RD方向が直交する(実験誤差内で)という制約を受け
る。ユーザの制御下で選択が行われる場合、通常、コン
ピュータは、データの選択をこの直交性の制約に従うデ
ータポイントに制限する。
モデルを使用して結晶方向(及び、対称性により関係づ
けられたもの)<uvw>に変換された後に、データ
は、結晶平面及び方向{hkl}<uvw>の形で、組
織として出力されることが好ましい。この処理は、試料
内に存在する複数の組織を判断するために、第1及び第
2のIPFの異なる高データポイント密度の領域に対し
て何回か繰り返してもよい。これらの識別された組織
は、データとして出力するか、又は、判断された結晶組
織に従って、例えば結晶を着色することにより、図形的
に画像で表現することができる。
るものではなく、従って、多重相又は多重成分材料もま
た解析することができ、各々について組織を判断するこ
とができる。結晶の方位を形成するデータは、一般に回
折から得られ、従って、本方法は、始めに回折パターン
を試料のいくつかの結晶から得る段階を更に含むことが
好ましい。通常、例えば透過型電子顕微鏡又は走査型電
子顕微鏡を使用して、電子回折パターンが各々の結晶か
ら得られる。しかし、電子後方散乱回折が試料内の結晶
の各々から回折パターンを得る便利な方法をもたらすの
で、その使用が好ましい。
の電子回折パターンの自動化された解析により、結晶の
方位を判断し、その後の解析に備えて記憶することがで
きる。結晶構造データは、通常、格子パラメータ、格子
の種類、点及び空間グループ、及び、アトミック・オキ
ュパンシーを表すデータ形式を有しており、データベー
スに記憶される。この目的のために、自然界で見られる
様々な結晶系の各々についてデータを生み出すことがで
きる。
て結晶方位の視覚化を向上させるために、本方法は、例
えば走査型電子顕微鏡を使用して試料の画像を得る段階
を更に含むことが好ましい。時には、画像解析法を使用
してこの画像を解析することにより、試料内の別々の結
晶を識別することができる。このような画像上で結晶粒
の境界が見えない時、結晶方位データを試料位置の細か
い格子上で得ることができ、方位の変化を使用して結晶
粒境界を判断することができる。代替的には、各格子点
で測定された個々の方位をカラーコード化して、個々の
結晶粒が類似色の接続区域として可視化された状態にす
ることができる。一実施例においては、画像は、特定の
組織に対応する方位を有する結晶のみが画像内に表示さ
れるように処理される。
を形成するデータを包含する記憶装置と、本発明の第1
の態様による方法を実行するように準備されたプロセッ
サと、を含むことを特徴とする、多結晶材料の試料にお
ける結晶方位を形成するデータから結晶組織を解析する
装置を提供する。本装置は、PC(パーソナルコンピュ
ータ)などのコンピュータの形態であることが好まし
い。これは、本装置が統合された結晶画像化及び組織解
析機能をもたらすように、方位データを判断するための
SEM(走査型電子顕微鏡)を制御するのに使用される
のと同じコンピュータとしてもよい。従って、本装置は
また、電子顕微鏡や、好ましくは電子後方散乱回折(E
BSD)パターンを得るように準備された走査型電子顕
微鏡(SEM)のような、結晶方位を形成するデータを
判断する手段を含むことになるのが好ましい。本装置は
また、座標系に対して判断された結晶の方位をユーザに
呈示する表示器を更に含むことが好ましい。これによ
り、ユーザへの組織情報、及び、恐らくは試料画像の呈
示が可能となる。本装置は、通常、結晶の方位が表示器
上に表されている時にユーザがいくつかの結晶を選択す
ることを可能にするキーボードやマウスのような選択装
置を更に含むことになる。
解析する方法のいくつかの実施例が、添付図面を参照し
て以下に説明される。図1を参照すると、本発明による
方法を含む試料解析手順を詳細を説明する流れ図が示さ
れている。段階1において、予め調製された多結晶試料
を走査型電子顕微鏡(SEM)の真空チャンバの中に装
填する。試料は、圧延多結晶チタンであり、試料の表面
が試料表面平面内に圧延方向(RD)を有するように調
製され、取り付けられている。試料表面は平面であり、
この表面に垂直な垂直方向(ND)を形成している。S
EMは、いくつかの画像化モードで試料を画像化するこ
とができ、電子後方散乱回折パターン(EBSD)を生
成する能力もまた備えている。SEMは、PC又はワー
クステーションなどのコンピュータにより制御される。
状態までポンプダウンし、コンピュータ制御の下で試料
をSEM電子ビーム方向に対して公知の角度に向ける。
コンピュータは、画像化に及びEBSDパターンの生成
を可能にするのに使用するための、試料、電子ビーム、
及び、検出器の方位を説明する詳細データを保有するこ
とが理解されるであろう。次に、段階2において、例え
ば従来の二次電子又は後方散乱画像化を使用して、試料
表面の画像が得られる。次に、その後の使用に備えて、
コンピュータは画像データを保持する。
られており、段階3において、コンピュータのユーザ
は、チタンの結晶構造に対応する結晶データベースを選
択する。以下で説明するように回折帯域の位置及び強度
の計算に使用されるデータベース内に含まれる一般的な
データには、格子の種類、モチーフ、及び、チタンの単
位セル寸法が含まれる。段階4から段階6において、平
面的な試料表面上のいくつかの点で電子後方散乱回折パ
ターンが得られる。この場合、これらは正方形アレーと
して配置され、アレーのピッチは、通常の結晶寸法より
も遥かに小さい。しかし、結晶方位の統計が主たる関心
事である場合、所定数の測定点ができる限り多くの方位
をサンプリングするように、ピッチを平均結晶粒サイズ
よりも大きくなるように選択することができる。
の点で繰り返す前に、アレーの各点において図1の段階
4から段階6を実行する。SEMの電子ビームが試料上
の目標とする点に当たると、段階4において、EBSD
パターンがSEM内の蛍光画面上に生み出される。これ
は、微光集積CCD装置を使用してモニターされる。C
CD信号は、コンピュータによる解析のための回折パタ
ーン画像をもたらす。画面上に形成された回折パターン
は、接近した直線対である菊地バンドの形態を取る。こ
れらの帯域は、ブラッグの条件を満足する、蛍光板上の
回折電子ビームの形跡を示す。これらの帯域の相対的間
隔及び角度は、電子ビームの下でのビーム及び蛍光画面
に対する結晶方位を説明する情報を含む。
ド及びチタン結晶データベースに含まれた結晶学的情報
を使用してSEMコンピュータ上で実行されるソフトウ
エアにより、結晶の方位が判断される。これは、パター
ンの帯域対の各々が「ハフ空間」のスポットに変換され
る「ハフ変換」として知られる画像処理ルーチンを使用
して実行される。ハフ空間のスポットの角座標は、菊地
バンドの傾斜角及び選択された原点までの帯域の距離を
与える。
アは、パターン内で最も強い3つの菊地バンドを選択し
て3重項を形成する。3重項の各帯域対の間の平面間角
度は、パターンのハフ変換から測定される。それらは、
次に、結晶データベースの情報を使用して計算された結
晶に対する平面間角度のリストと比較される。これらの
角度はまた、スポット回折パターンのスポット位置から
導くことができる。これらの3つの角度が得られると
(ある一定の許容誤差以内で)、ソフトウエアは、パタ
ーンの他のいくつかの強い菊地バンドが、計算された平
面間角度(やはり所定の許容誤差以内)を満足するかど
うか調べる。これらの条件もまた満足する場合、結晶方
位は、試料圧延方向(RD)と、横方向(TD)と、垂
直方向(ND)及び対応する結晶方向との間の9つの方
向余弦により与えられる。立方体結晶については、これ
らの結晶方向は、[100]、[010]、及び、[0
01]である。
しているが、次に、他の方位特に試料表面に対する当該
の結晶方位に変換することができる。結晶方位の判断に
続いて、計算方位データ及び試料内の測定場所の位置
は、例えば、RAM又はディスク上のファイルに記憶さ
れる。次に、段階6において、試料は、サンプリングさ
れる点のアレーの次の位置に、電子ビームに対して移動
される。
5を繰り返すが、この新しい位置は前の位置と同じ結晶
内にあってもよく、従って、類似の回折パターンが得ら
れると予想されると思われる点に留意する必要がある。
代替的に、新しい位置は、隣接した結晶にあってもよ
く、従って、得られる対応する回折パターンと計算され
た方位結果とは異なることになる。アレーの各点が回折
パターン及び結晶方位に関してサンプリングされると、
取得され記憶されたデータは、次に、更なる段階7から
段階11において、結晶内に何らかの組織が存在するか
否かを判断するために使用される。
どのコンピュータシステムを使用して実行される。解析
は、別のコンピュータで行ってもよいが、この場合、S
EMコンピュータが使用され、オックスフォード・イン
ストルメンツ・アナルティカル・リミテッドによって書
かれた「INCA CRYSTAL」という名称のソフ
トウエア・アプリケーションにより作動される。このコ
ンピュータは、キーボード、マウス、ディスクドライ
プ、メモリ、及び、モニターなどのカラー表示器のよう
な従来装置を備えている。
れ、コンピュータにより記憶された方位データを使用し
て、逆極点図(IPF)が生み出される。公知の如く、
逆極点図(IPF)は、ステレオ投影であり、ステレオ
投影の座標は、結晶構造の座標系に対して固定されてい
る。結晶方位は、結晶に固定されていない座標系に固定
された特定方向の位置をプロットすることによって表さ
れる。この方向は、例えば試料における一方向である。
従って、IPFは、結晶座標系をこの場合は試料の座標
系である外部座標系と関連付ける。段階7のIPFをプ
ロットするために、この外部方向として試料の垂直方向
を選択する。次に、アレーの各点に対する方位データを
使用して、各結晶に固定された共通座標系内の試料垂直
方向の方向を計算する。これらは、次に、垂直方向(N
D)に対するIPFにプロットされる。
Fデータは、結晶に対する垂直方向(ND)の位置を表
す点の局所的密度を示す色を使用して表示器上に表示さ
れる。従って、組織が全くない試料(すなわち、結晶の
不規則配向)は、IPFの特定領域内で点のいかなる集
団化も示さないであろう。しかし、これが当てはまるこ
とは稀であり、連続スペクトル色彩スケールを使用し
て、より高いスポット密度を有する表示器上の領域は赤
色で表され、より低いスポット密度は緑色で表され、最
も低いスポット密度は青色で表される。
すのではなく、これを単位三角形として表すことが可能
である。これは、IPFが試料の座標系ではなく結晶の
座標系に固定されているからである。結晶対称性によ
り、IPFのステレオ投影全体を単位三角形において表
すことができ、その場合、通常この三角形の外側に入る
と思われる点は、既知の結晶対称性により関連づけられ
た、三角形内のそれらの点と同等な点の位置にプロット
される。垂直方向に対する単位三角形IPFを示す表示
の例を図2に示す。表示が2a、2b、2c、及び、2
dという象限に分割されていることがわかるが、これら
については以下で説明する。
る。単位三角形IPFは、アレー内の点の各々において
サンプリングされたデータから計算された方位データを
包含することが示されている。単位三角形の隅部は、図
2では4指数フォーマットのミラー指数を使用して示さ
れている。象限2b内に示された広く濃く網掛けされた
領域は、低データポイント密度の領域を示す。これら
は、表示器上で青色で表され、図2では「B」と標示さ
れている。中間データポイント密度の領域は、図2で薄
い網掛けで示されており、これらは、表示器上では緑色
で表されている(図2では「G」と示されている)。非
常に高い密度の領域は、図2では薄い網掛けで取り囲ま
れた若干暗い網掛けの領域で示されており、表示器上で
は赤色で表されている(「R」で表示)。このような高
密度領域の例は、20で示されている。いくつかの高密
度データポイント領域が象限2bに示されている。これ
らは、試料の垂直方向(ND)に対する結晶の方位は完
全に不規則というわけではないことを示している。
解析のためにこれらの領域のうちの1つを選択する。こ
れは、ユーザがコンピュータマウスを使用して位置決め
することができるIPF上に重ね合わせられた円21を
使用して行われる。これを行うことにより、円21内に
あるデータポイントの各々は、データセットとしてコン
ピュータにより選択される。図2において、象限2bの
円21は、高密度領域20を取り囲むように位置決めさ
れている。この実施例においては、円の直径は、15度
の許容誤差角度を示す。しかし、ユーザは、適切であれ
ばどのような許容誤差角度を選んでも自由である。
方向(ND)は、質量中心モデルを使用して、選択され
たデータセットの代表的垂直方向を計算するのに使用さ
れる。次に、データセットに対して計算された代表的N
Dを使用して、この方向に平行な平面法線を有する結晶
内の特定平面(結晶学的同等物を含む)が計算される。
この平面{hkl}は、ミラー指数によってボックス2
2内でユーザに呈示される。
選択されたデータセット(円21で囲まれている)のみ
を使用して、第2のIPFが図2の象限2dに示すよう
に段階9で生み出される。この第2のIPFは、圧延方
向(RD)に対してプロットされる。従って、円21で
選択された各データポイントに対して、方位データは、
対応するアレーの各点の結晶座標系に対する圧延方向の
位置をプロットするのに使用される。これにより、やは
り単位三角形として表わされた象限2dに示すRD/I
PFが生成される。これらの領域は、象限2bのND/
IPFと類似の方法で表示器上のそれらのデータポイン
ト密度に従って着色される。高(赤)、中間(緑)、及
び、低(青)のデータポイント密度の例は、図2の象限
2dにおいてR、G、Bと標示されている。
に対して結晶方位を固定するのに少なくとも2つの方向
が必要とされるので、少なくとも2つの方向に対して結
晶の共通方位を見つける必要がある。従って、第2のI
PFが単位三角形の特定領域内でデータポイントの集団
を示す場合、組織が存在し得る可能性がある。しかし、
結晶が共通平面法線周りの角回転に関して不規則に配向
されている可能性があるので、組織には、結晶が平面法
線を整列させることだけが必要というわけではない。組
織に対する第2の要件は、従って、共通平面法線を共有
する結晶の結晶方向も一線に並んでいるということであ
る。
があり、従って、段階8で選択されたデータセットのN
Dに平行な平面法線を得た後に、この平面法線方向と直
交するRD/IPF内のRD点の集団を探すことによ
り、この平面法線を有する結晶組織を見つけることがで
きる。試料内のRDの分布を示すIPFを使用してRD
が<uvw>に平行な結晶粒を最初に選んだ場合、ND
に平行な法線を有する選ばれた結晶粒の{hkl}は、
共通区域軸<uvw>を有する区域に属するといわれ
る。{hkl}法線は、<uvw>と垂直な平面にあ
る。
IPF単位三角形は、集団になったデータポイント(高
密度)を有するいくつかの領域を包含することがわかる
が、これらの高密度領域の存在は、組織の存在を決定づ
けるものではない。従って、更なる直交性の制約が適用
される。ユーザは、このような領域の選択においてコン
ピュータの補助を受ける。高データポイント密度領域を
選択するのに、やはり円23が使用される。コンピュー
タは、単に、段階8で試料垂直方向に平行であるように
計算された結晶平面法線に対する直交方向を表す経路に
沿ってユーザが円23の中心を移動させることを可能に
するだけである。ユーザには、この制約された経路に沿
って円23を移動させるための図2の象限2dに示すス
ライドバー24が準備される。ユーザは、代替的に、第
2のIPFにおける一点でクリックして高データポイン
ト密度領域を選ぶことができ、コンピュータは、次に、
円を置くために経路に沿う最も近い点を自動的に選択す
る。この経路上に該当する高密度データポイント領域2
5(赤)が象限2dに示されており、これらは、図1の
段階10でユーザにより選択される。
それが段階8で選択されたデータセットのNDと直交す
るという制約に従って計算される。通常15度未満の許
容誤差角度がこの計算の範囲では許される。この計算R
D方向は、次に、容認される実験的許容誤差の範囲で、
段階8で計算された垂直方向と平行な平面内にある結晶
方向に変換される。こうして候補組織が得られ、それを
段階11において{hkl}<uvw>によって表すこ
とができる。図2に関連して判断された組織は、それぞ
れ{hkl}及び<uvw>を示すボックス22及び2
6内の整数により示される。
調された画像を図2の象限2aに示す。象限2aに表さ
れている画像は、結晶の境界を識別する画像解析の適用
に続いて段階2で得られた画像を含む。これらは、段階
5によって判断されたその方位に従って着色される。そ
の色は、単位三角形内の位置(r、θ)に従って、r及
びθに基く線形補間を使用して割り当てられる。異なる
色を有する結晶の例は、それぞれ赤、橙、黄、緑、及
び、青を示すR、O、Y、G、Bで標示されている。段
階8で選択された円21内にある垂直方向を有する画像
の結晶が象限2cに表されている。これらの結晶のいく
つかの例は、象限2aと類似の方法でそれらの色に応じ
て図2の象限2cに標示されている。本システムを使用
して、垂直方向に対するIPFの領域と圧延方向に対す
るIPF内の対応する領域とを繰り返し選択してもよ
い。
と同一である例である(象限3bに示す通り)。しか
し、データポイントの第2のセットが、象限3dにおい
てRD/IPFの異なる位置で円23により取り囲まれ
るように示されている。これらはまた、垂直方向21に
対する直交性要件に該当する。図2及び図3においてボ
ックス22及び26内に表された{hkl}及び<uv
w>の整数値を参照すると、各々に対する垂直方向が同
じであることがわかる。結晶方向の整数値は、垂直方向
に対して正確に垂直ではないことに留意する必要があ
る。しかし、これは、本システムに組み込まれた15度
許容誤差角度の範囲内である。象限3a及び3cにおい
て、表された画像は、図2の象限2a及び2cに示した
ものと同一である。象限3cの画像は、垂直方向が同一
であるから2cのものと同じである。
2の高密度データポイント領域27がND/IPFにお
いて示されており、これは、平面法線指数がボックス2
2及び26で与えられる異なる結晶平面法線に平行であ
ると判断される。従って、圧延方向に対する対応するI
PFは、図2及び図3に表されたものとは異なり、対応
する異なる分布のデータポイントを有する。ここでもま
た、円23内に取り囲まれた高密度領域28(赤)が示
すように、直交性の制約に従って別の候補組織が見つか
る。対応する結晶方向は、ボックス26に示されてい
る。象限4aは、図2及び図3と類似の方法で結晶画像
を示すが、図4cにおいては、異なる結晶のセットが異
なる選択された垂直方向に従って強調されて表されてい
る。表示器上の結晶の色の例は、図2及び図3と類似の
方法で標示される。
れた方位関係に属する結晶のみを表示することができ
る。図5において、図2、図3、及び、図4に示す3つ
の決められた結晶組織を有する結晶は、グレースケール
の3つの異なる網掛けで示されている。表示器上では、
これらは、3つの対応する色、すなわち、赤(図2よ
り)、緑(図3より)、及び、青(図4より)を使用し
て表されており、それぞれ、R、G、Bと標示されてい
る。試料の垂直方向及び圧延方向に対して判断された数
値による組織は、3及び4指数フォーマットの両方を使
用して以下の表1に示されている。
である。SEMは、全体的に100で表わされ、電子供
給装置を含む真空チャンバ、試料台、及び、画像化用検
出器などの装置と共に、蛍光画面及びCCDを含むEB
SDパターン検出装置を含む。このSEMは、プロセッ
サ102を包含する制御コンピュータ101に接続され
ている。このコンピュータは、RAM103を有し、1
04に示す結晶データベースへのアクセスが設けられて
いる。この場合、データベースは、コンピュータ101
上に記憶されているが、離れた位置で記憶することもで
きるであろう。プロセッサ102は、SEMを制御し、
結晶データベース104に包含されている、この場合は
チタンの結晶に関するデータを使用して結晶方位を計算
する。結晶の方位を説明する得られたデータは、ディス
クドライプ105上のファイルに記憶される。本システ
ムを制御するためにユーザが操作する入力装置106も
また図6に示されている。カラーモニターの形態の表示
器107は、図2から図5に示すように、試料の処理カ
ラー画像と共に、カラーIPFをユーザに呈示するのに
使用される。
布(組織)は、こうして、初めて自動的に判断すること
が可能になる。この自動的判断は、上述した新開発の連
続逆極点図の方法に基づいている。すなわち、本方法の
自動化実施例において、図7を参照して以下に説明する
段階は、制御コンピュータ101のようなコンピュータ
システムにより実行される。段階50において、データ
セット全体のIPF(例えば、ND)のデータ分布が所
定の許容誤差角度のフィルタにより最初に円滑化され、
次に、この円滑化されたIPF上の非常に密集した区域
(ピーク)の位置を見出し、このピークの位置に近似的
なミラー指数{hkl}を与える。
Fのピークの各々について、最初のIPFのピーク位置
との角度を許容誤差角度未満で有するデータを含めるこ
とにより、データの部分集合が形成される。段階51で
判断されたデータの部分集合に対する第2のIPF(こ
の場合はRD)のデータ分布は、次に、段階50に関連
して説明した方法を使用して、段階52において円滑化
される。この円滑化されたIPFのピークの位置が次に
見つけられ、近似的ミラー指数<uvw>がこれらのピ
ーク位置に割り当てられる。円滑化のない第2のIPF
において、ピーク位置との角度を許容誤差角度未満で有
する各ピークの周りの全てのデータは、異なる<uvw
>を有しても共通の{hkl}を有する組織成分を表す
データの部分集合を形成する。
分{hkl}<uvw>の面積百分率が、データの部分
集合におけるデータ数とデータセットの総数との比によ
り判断される。上述の処理が完了した時、段階54にお
いて、試料の組織成分及びその面積百分率のリストが得
られる。段階55に示すように、それより前の段階50
から段階54が再び実行されるが、第1及び第2のIP
FのND及びRDの順番が逆転される。段階56におい
て、最終検査を行って組織成分の各々が2度計数されて
いないことを確実にし、2つの組織成分が許容誤差角度
以上の角度に分離される。
用が可能な組織解析の便利かつ明解な方法を提供する。
本方法はまた自動化することができ、結晶組織の迅速か
つ正確な計算を可能にする。個々の試料内の複数の組織
は、結晶学の多くの専門知識を必要とせずに迅速に判断
することができる。本システムはまた、単純な組織及び
複雑な組織(高いhkl及びuvw指数を有する)にも
等しく応用可能である。
ある。
示す図である。
ある。
す図である。
ロック図である。
Claims (29)
- 【請求項1】 多結晶材料の試料における結晶の方位を
形成するデータから結晶組織を解析する方法であって、 各結晶の結晶構造に固定された共通の座標系に対して、
各結晶について、試料における第1の方向の方位を判断
する段階と、 前記座標系に対する前記第1の方向と類似の方位を共有
するいくつかの結晶を選択する段階と、 各選択された結晶について、前記座標系に対して前記試
料における第2の方向の方位を判断する段階と、 前記座標系に対する前記第2の方向と類似の方位を共有
するいくつかの結晶を選択する段階と、 前記試料内の前記第1及び第2方向に対する前記選択さ
れた結晶の方位に対応する結晶組織を判断する及び/又
は表現する段階と、 を含むことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の方向は直交すること
を特徴とする請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記座標系に対する前記第1方向又は前
記第2方向の前記方位は、第1の逆極点図として表示さ
れることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか
1項に記載の方法。 - 【請求項4】 前記座標系に対する前記第1及び第2方
向の他の方向の前記方位は、第2の逆極点図として表示
されることを特徴とする請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 前記第1及び/又は第2の逆極点図は、
単位三角形として表示されることを特徴とする請求項4
に記載の方法。 - 【請求項6】 前記第1の方向は、前記試料の圧延方向
つまり縦方向であることを特徴とする請求項1から請求
項5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 前記第2の方向は、前記試料の垂直方向
であることを特徴とする請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】 前記選択された結晶は、前記座標系内の
選択された方向の実質的に15度未満内の方位を有する
全ての結晶を含むことを特徴とする請求項1から請求項
7のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項9】 前記選択された結晶の前記類似の方位を
表す方向を判断する段階を更に含むことを特徴とする請
求項1から請求項8のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項10】 前記選択された結晶を表す前記方向の
前記判断は、質量中心モデルによって実行されることを
特徴とする請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 前記結晶のいくつかを選択する前記段
階の少なくとも1つは、ユーザにより実行されることを
特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記
載の方法。 - 【請求項12】 前記第1方向及び/又は前記第2方向
に対して類似の方位を共有するいくつかの結晶を選択す
る前記段階は、自動的に実行されることを特徴とする請
求項1から請求項10のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項13】 前記試料内の結晶の複数組織を判断す
る及び/又は表現する前記方法を繰り返す段階を更に含
むことを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか
1項に記載の方法。 - 【請求項14】 前記結晶は、2つ又はそれ以上の別個
の相を含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 前記試料のいくつかの前記結晶から初
めに回折パターンを得る段階を更に含むことを特徴とす
る請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項16】 前記回折パターンは、電子後方散乱回
折技術を使用して得られることを特徴とする請求項15
に記載の方法。 - 【請求項17】 前記試料の画像を得る段階を更に含む
ことを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1
項に記載の方法。 - 【請求項18】 前記画像内の結晶を識別するために前
記画像を解析する段階を更に含むことを特徴とする請求
項17に記載の方法。 - 【請求項19】 前記結晶の画像を表示し、その表示さ
れた結晶をそれらの組織に従って着色する段階を更に含
むことを特徴とする請求項18に記載の方法。 - 【請求項20】 前記選択された結晶のみが前記画像か
ら表示されることを特徴とする請求項18又は請求項1
9のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項21】 前記結晶組織が判断されると、前記結
晶組織を結晶平面と結晶方向とを識別するデータとして
出力する段階を更に含むことを特徴とする請求項1から
請求項20のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項22】 コンピュータプログラムがコンピュー
タ上で実行される時、請求項1から請求項21のいずれ
か1項に記載の方法を実行するコンピュータプログラム
コード手段を含むことを特徴とするコンピュータプログ
ラム。 - 【請求項23】 コンピュータプログラム製品がコンピ
ュータ上で実行される時、請求項1から請求項21のい
ずれか1項に記載の方法を実行するためにコンピュータ
読取可能媒体上に記憶されたコンピュータプログラムコ
ード手段を含むことを特徴とするコンピュータプログラ
ム製品。 - 【請求項24】 多結晶材料の試料における結晶の方位
を形成するデータから結晶組織を解析する装置であっ
て、 結晶の方位を形成するデータを包含する記憶装置と、 請求項1から請求項21のいずれか1項に記載の方法を
実行するように準備されたプロセッサと、 を含むことを特徴とする装置。 - 【請求項25】 前記座標系に対する前記結晶の前記判
断された方位をユーザに呈示するための表示器を更に含
むことを特徴とする請求項24に記載の装置。 - 【請求項26】 前記結晶のいくつかを選択するための
選択装置を更に含むことを特徴とする請求項24又は請
求項25のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項27】 前記結晶の前記方位を形成する前記デ
ータを判断する手段を更に含むことを特徴とする請求項
24から請求項26のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項28】 前記結晶の前記方位を判断する前記手
段は、電子顕微鏡であることを特徴とする請求項27に
記載の装置。 - 【請求項29】 前記電子顕微鏡は、前記結晶の前記方
位を形成する前記データを判断する際に使用される電子
後方散乱回折パターンを得るように準備された走査電子
顕微鏡であることを特徴とする請求項28に記載の装
置。
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