JP2003120508A - 高効率翼 - Google Patents
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims 1
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
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- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 流体動力(エネルギー)獲得装置におい
て、高効率翼を提供する事。 【解決手段】流体の流れに対抗して、回転軸を設け、回
転軸を中心とする円周上に、柔軟な可変形性を持った材
料を用いて、翼を形成し、流れから動力(エネルギー)
を獲得する位相では、流れ自身の抗力によって、翼面積
を拡大し、流れから動力(エネルギー)を損失する位相
では、流れ自身の抗力によって、翼面積を縮小する配置
を行い、獲得動力(エネルギー)と損失動力(エネルギ
ー)の比を大きくすると共に、異常に激しい流れに対し
ては、両位相とも流れ自身の抗力によって、翼面積を極
小にし、翼全体に過大な外力が負荷されない翼配置を行
う。
て、高効率翼を提供する事。 【解決手段】流体の流れに対抗して、回転軸を設け、回
転軸を中心とする円周上に、柔軟な可変形性を持った材
料を用いて、翼を形成し、流れから動力(エネルギー)
を獲得する位相では、流れ自身の抗力によって、翼面積
を拡大し、流れから動力(エネルギー)を損失する位相
では、流れ自身の抗力によって、翼面積を縮小する配置
を行い、獲得動力(エネルギー)と損失動力(エネルギ
ー)の比を大きくすると共に、異常に激しい流れに対し
ては、両位相とも流れ自身の抗力によって、翼面積を極
小にし、翼全体に過大な外力が負荷されない翼配置を行
う。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、風力発電装置、水
力発電装置、潮流発電装置、風力による動力獲得装置、
水力による動力獲得装置、潮流による動力獲得装置、に
関するものである。
力発電装置、潮流発電装置、風力による動力獲得装置、
水力による動力獲得装置、潮流による動力獲得装置、に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術Aは、図10に示すように、固
定形状翼01は、発電機12よりのびた回転軸13に固
定され、一方は、流体の流れ来る方向50(順方向)に
対して、凹形状(半球や半円筒)の位置関係を取り、他
方は、凸形状となるよう位置関係を固定している。
定形状翼01は、発電機12よりのびた回転軸13に固
定され、一方は、流体の流れ来る方向50(順方向)に
対して、凹形状(半球や半円筒)の位置関係を取り、他
方は、凸形状となるよう位置関係を固定している。
【0003】又従来技術Bは、図11に示すように、プ
ロペラ81は発電機12の一方端に配置され、回転台8
3の上に配置され方向制御板82により、常に風向に対
向して行く構造となっている。発電された電気はスリッ
プリング84を通って固定架台85に伝えられ利用に供
される。
ロペラ81は発電機12の一方端に配置され、回転台8
3の上に配置され方向制御板82により、常に風向に対
向して行く構造となっている。発電された電気はスリッ
プリング84を通って固定架台85に伝えられ利用に供
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術Aでは、翼
が固定形状であるため、流体の流れ来る方向(順方向)
に対する抗力係数と、流体の流れ行く方向(逆方向)に
対する抗力係数の比は4:1程度より大きくする事が出
来ない事が分かっている。従って流体の流れの持つ動力
(エネルギー)に対し、獲得動力(エネルギー)と損失
動力(エネルギー)の比を大きくすることが出来ない
為、効率は低く、装置が大型になり高価になる。台風時
の暴風など、異常に激しい流体の流れを翼が受けると、
装置全体が受ける力が大きくなる。このため基礎部品が
大型化し、高価になると共に設置出来る場所が限定され
る。
が固定形状であるため、流体の流れ来る方向(順方向)
に対する抗力係数と、流体の流れ行く方向(逆方向)に
対する抗力係数の比は4:1程度より大きくする事が出
来ない事が分かっている。従って流体の流れの持つ動力
(エネルギー)に対し、獲得動力(エネルギー)と損失
動力(エネルギー)の比を大きくすることが出来ない
為、効率は低く、装置が大型になり高価になる。台風時
の暴風など、異常に激しい流体の流れを翼が受けると、
装置全体が受ける力が大きくなる。このため基礎部品が
大型化し、高価になると共に設置出来る場所が限定され
る。
【0005】従来の技術Bでは、風力発電機のプロペラ
の回転数を大きくしないと、風の動力(エネルギー)を
効率良く取り出す事ができない事が分かっている。この
ため、騒音が激しく、住宅密集地には設置できない。
又、高速回転中のプロペラ破損の危険に対して、十分耐
え得るように、高価な構造が必要である。
の回転数を大きくしないと、風の動力(エネルギー)を
効率良く取り出す事ができない事が分かっている。この
ため、騒音が激しく、住宅密集地には設置できない。
又、高速回転中のプロペラ破損の危険に対して、十分耐
え得るように、高価な構造が必要である。
【0006】方向制御板82、スリップリング84が必
要である。風車の半径より高い固定架台85と回転台8
3が必要である。暴風に耐え得る強度の大なる固定架台
85と基礎台86が必要である。従って構造が 複雑で
部品点数が多く高価になる。又、台風時の暴風など、異
常に激しい流体の流れを翼が受けると、装置全体が受け
る力が大きくなるため、基礎台86が大型化し、高価に
なると共に設置出来る場所が限定される。
要である。風車の半径より高い固定架台85と回転台8
3が必要である。暴風に耐え得る強度の大なる固定架台
85と基礎台86が必要である。従って構造が 複雑で
部品点数が多く高価になる。又、台風時の暴風など、異
常に激しい流体の流れを翼が受けると、装置全体が受け
る力が大きくなるため、基礎台86が大型化し、高価に
なると共に設置出来る場所が限定される。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1、図2、図3、図
4、図5、及び図6に示すように、回転軸に、固定した
羽根支え用構造を設け、水平管状部品、垂直管状部品、
及び水平角度決め部品、を用いて編み目を構成し、柔軟
性のある上翼及び下翼を、水平角度決め部品により、片
辺を垂直方向と角度をつけて固定し、他辺は両方向に自
由な可変形性を持たせた上翼群及び下翼群を形成し、順
方向流れで発生する力により、上翼群及び下翼群を自然
に変形させ、流体の流れ来る方向に対して自然形状より
大きな流れ対抗面を形成し、流体の流れによる力を、固
定形状の翼より大きく獲得すると共に、逆位相位置で
は、流れにより発生する力により、上翼群及び下翼群を
縮小側へ変形し、流れに対して固定形状より小さな流れ
対抗面を形成すると共に、別の柔軟性のある中翼を、垂
直管状部品に片辺を固定し、もう片辺は、次の中翼によ
り拘束し、中翼の可変形性を片方向にだけ持たせ、順次
覆い被せるように鎧戸状に配置し、中翼群を形成すると
共に、流体の流れ来る方向に対して逆位相位置では、鎧
戸形状に配置した中翼に、バイパス流れを生じさせ、流
体の流れによる力を、固定形状の翼より小さく抑制し、
回転中に、流体の流れる方向に対し開閉を繰り返し、流
体の力学的動力(エネルギー)を効率よく、回転動力
(エネルギー)として獲得するとともに、過激な流れに
対しては,すべての上翼、下翼及び中翼に両方向に自由
な可変形性を持たせ,両位相いずれの位置においても、
翼の流れ対抗面積を極小に維持し、過激な外力を装置全
体に付加させない高効率翼を配置する。
4、図5、及び図6に示すように、回転軸に、固定した
羽根支え用構造を設け、水平管状部品、垂直管状部品、
及び水平角度決め部品、を用いて編み目を構成し、柔軟
性のある上翼及び下翼を、水平角度決め部品により、片
辺を垂直方向と角度をつけて固定し、他辺は両方向に自
由な可変形性を持たせた上翼群及び下翼群を形成し、順
方向流れで発生する力により、上翼群及び下翼群を自然
に変形させ、流体の流れ来る方向に対して自然形状より
大きな流れ対抗面を形成し、流体の流れによる力を、固
定形状の翼より大きく獲得すると共に、逆位相位置で
は、流れにより発生する力により、上翼群及び下翼群を
縮小側へ変形し、流れに対して固定形状より小さな流れ
対抗面を形成すると共に、別の柔軟性のある中翼を、垂
直管状部品に片辺を固定し、もう片辺は、次の中翼によ
り拘束し、中翼の可変形性を片方向にだけ持たせ、順次
覆い被せるように鎧戸状に配置し、中翼群を形成すると
共に、流体の流れ来る方向に対して逆位相位置では、鎧
戸形状に配置した中翼に、バイパス流れを生じさせ、流
体の流れによる力を、固定形状の翼より小さく抑制し、
回転中に、流体の流れる方向に対し開閉を繰り返し、流
体の力学的動力(エネルギー)を効率よく、回転動力
(エネルギー)として獲得するとともに、過激な流れに
対しては,すべての上翼、下翼及び中翼に両方向に自由
な可変形性を持たせ,両位相いずれの位置においても、
翼の流れ対抗面積を極小に維持し、過激な外力を装置全
体に付加させない高効率翼を配置する。
【0008】
【作用】運動動力(エネルギー)を持った流体が流れて
来ると、高効率翼の開状態11aに回転力が発生すると
ともに、高効率翼の閉状態11bには反回転力が発生す
る。両者の差により回転力が発生し回転軸が回転を始め
る。
来ると、高効率翼の開状態11aに回転力が発生すると
ともに、高効率翼の閉状態11bには反回転力が発生す
る。両者の差により回転力が発生し回転軸が回転を始め
る。
【0009】同時に高効率翼の開状態11aは、流体の
流れによる抗力により上翼21a、下翼21b、及び先
端翼20は、流れのない自然状態より拡大し、自然状態
より大きな回転力が発生し、自然状態より大きな回転力
を得る。
流れによる抗力により上翼21a、下翼21b、及び先
端翼20は、流れのない自然状態より拡大し、自然状態
より大きな回転力が発生し、自然状態より大きな回転力
を得る。
【0010】同時に高効率翼の閉状態11bは、流体の
流れによる抗力により上翼21a、下翼21b、及び先
端翼20は、流れのない自然状態より縮小すると共に、
中翼21c(鎧戸状配置翼)にはバイパス流れ25を生
じる事により、自然状態より小さな反回転力しか発生し
ない。
流れによる抗力により上翼21a、下翼21b、及び先
端翼20は、流れのない自然状態より縮小すると共に、
中翼21c(鎧戸状配置翼)にはバイパス流れ25を生
じる事により、自然状態より小さな反回転力しか発生し
ない。
【0011】これらの作用によって、固定形状翼01を
使用した場合より、大きな回転力と反回転力の差が発生
し、より高い効率で流体の流れが持つ動力(エネルギ
ー)を回転軸13の回転動力(エネルギー)に変換し、
発電機12により電気エネルギーに変換されて、利用に
供される。
使用した場合より、大きな回転力と反回転力の差が発生
し、より高い効率で流体の流れが持つ動力(エネルギ
ー)を回転軸13の回転動力(エネルギー)に変換し、
発電機12により電気エネルギーに変換されて、利用に
供される。
【0012】高効率翼が異常に激しい流体の流れにさら
された状態11c(順方向位相)の場合、順方向流れに
より発生する激しい力により、上翼21a及び下翼21
bが大きく変形し、流れ来る方向に対して、最大流れ対
抗面を越えて変形を起こし、上翼21a及び下翼21b
の流れ対抗面積を自動的に極小にするとともに、中翼2
1c(鎧戸状配置翼)にも順方向流れにより発生する激
しい力により、次の中翼21cによる片方向の拘束が内
側より解放され、異常に激しい流体のバイパス流17を
順方向位相に置いても発生させ、中翼21cの、流れ対
抗面積を自動的に極小にする。
された状態11c(順方向位相)の場合、順方向流れに
より発生する激しい力により、上翼21a及び下翼21
bが大きく変形し、流れ来る方向に対して、最大流れ対
抗面を越えて変形を起こし、上翼21a及び下翼21b
の流れ対抗面積を自動的に極小にするとともに、中翼2
1c(鎧戸状配置翼)にも順方向流れにより発生する激
しい力により、次の中翼21cによる片方向の拘束が内
側より解放され、異常に激しい流体のバイパス流17を
順方向位相に置いても発生させ、中翼21cの、流れ対
抗面積を自動的に極小にする。
【0013】高効率翼が異常に激しい流体の流れにさら
された状態11d(逆方向位相)の場合、逆方向流れに
より発生する激しい力により、上翼21a及び下翼21
bが大きく変形し、流れ来る方向に対して、通常より大
きな変形を起こし、上翼21a及び下翼21bの流れ対
抗面積を自動的に極小にするとともに、中翼21c(鎧
戸状配置翼)にも逆方向流れにより発生する激しい力に
より、通常より大きな、異常に激しい流体のバイパス流
17を逆方向位相に置いて発生させ、中翼21cの、流
れ対抗面積を自動的に極小にする。
された状態11d(逆方向位相)の場合、逆方向流れに
より発生する激しい力により、上翼21a及び下翼21
bが大きく変形し、流れ来る方向に対して、通常より大
きな変形を起こし、上翼21a及び下翼21bの流れ対
抗面積を自動的に極小にするとともに、中翼21c(鎧
戸状配置翼)にも逆方向流れにより発生する激しい力に
より、通常より大きな、異常に激しい流体のバイパス流
17を逆方向位相に置いて発生させ、中翼21cの、流
れ対抗面積を自動的に極小にする。
【0014】このような作用により、異常に激しい流体
の流れ発生時にも、装置全体にかかる力を大きくなるこ
とを回避し、安全を確保する。
の流れ発生時にも、装置全体にかかる力を大きくなるこ
とを回避し、安全を確保する。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を、図によって説明すると、
図1、図2、図3、図4、図5、及び図6に示すよう
に、 (1)発電機12に回転軸13を設け、回転軸13に,
羽根支え用構造24を固定し、水平管状部品15を,羽
根支え用構造24に固定し、垂直管状部品14と水平管
状部品15及び水平角度決め部品23により網目を構成
する。
図1、図2、図3、図4、図5、及び図6に示すよう
に、 (1)発電機12に回転軸13を設け、回転軸13に,
羽根支え用構造24を固定し、水平管状部品15を,羽
根支え用構造24に固定し、垂直管状部品14と水平管
状部品15及び水平角度決め部品23により網目を構成
する。
【0016】(2)柔軟性のある薄板状の上翼21aお
よび薄板状の下翼21bを、取り付けネジ16を用い
て、水平角度決め部品23上に、片辺を垂直方向と角度
をつけて固定し、他辺は自由な可変形性を持たせ上翼列
および下翼列を形成する。
よび薄板状の下翼21bを、取り付けネジ16を用い
て、水平角度決め部品23上に、片辺を垂直方向と角度
をつけて固定し、他辺は自由な可変形性を持たせ上翼列
および下翼列を形成する。
【0017】(3)柔軟性のある薄板状の中翼21c
を、垂直管状部品14に片辺を固定し、もう片辺は、次
の中翼21cにより片方向に拘束し、流体の流速が通常
時には、中翼21cの可変形性を片方向にだけ持たせ、
順次覆い被せるように鎧戸状に配置し、中翼群を形成す
る。
を、垂直管状部品14に片辺を固定し、もう片辺は、次
の中翼21cにより片方向に拘束し、流体の流速が通常
時には、中翼21cの可変形性を片方向にだけ持たせ、
順次覆い被せるように鎧戸状に配置し、中翼群を形成す
る。
【0018】(4)このような構成により図1では、発
電機12の回転軸13に、高効率翼11を2個設置す
る。
電機12の回転軸13に、高効率翼11を2個設置す
る。
【0019】(5)このような構成により図6では、発
電機12の回転軸13に、高効率翼11を3個設置す
る。
電機12の回転軸13に、高効率翼11を3個設置す
る。
【0020】図7は本発明の別の実施例で、水平部品0
2の両端に、上翼21a、下翼21cをV字型に配置
し、翼を構成したもので、効果は同一で、機構を単純化
したものである。
2の両端に、上翼21a、下翼21cをV字型に配置
し、翼を構成したもので、効果は同一で、機構を単純化
したものである。
【0021】図8は本発明の別の実施例で、水平部品0
2の両端に、単独先端翼90を取り付け、翼を構成した
もので、効果は同一で、機構を単純化したものである。
2の両端に、単独先端翼90を取り付け、翼を構成した
もので、効果は同一で、機構を単純化したものである。
【0022】図9は本発明の別の実施例で、水平部品0
2の両端に、単独先端翼90、単独内側翼91、を取り
付け、翼の縦配置を構成したもので、効果は同一で、機
構を単純化したものである。
2の両端に、単独先端翼90、単独内側翼91、を取り
付け、翼の縦配置を構成したもので、効果は同一で、機
構を単純化したものである。
【0023】
【発明の効果】本発明はこのようにして成るから、 従
来の技術の固定形状翼によるエネルギー獲得に比べ、本
発明により、流体の流れに対し、獲得動力(エネルギ
ー)と損失動力(エネルギー)の比を飛躍的に大きくす
る事が可能となり、高い動力(エネルギー)変換効率を
得る事が出来る。
来の技術の固定形状翼によるエネルギー獲得に比べ、本
発明により、流体の流れに対し、獲得動力(エネルギ
ー)と損失動力(エネルギー)の比を飛躍的に大きくす
る事が可能となり、高い動力(エネルギー)変換効率を
得る事が出来る。
【0024】従来の技術では、固定形状の翼による流体
動力(エネルギー)獲得装置は大きな形状が必要となり
高価な装置となるが、本発明により、小さな形状で流体
動力(エネルギー)の獲得が可能となり、設置場所を選
ばない、安価で経済的な装置が出来る。
動力(エネルギー)獲得装置は大きな形状が必要となり
高価な装置となるが、本発明により、小さな形状で流体
動力(エネルギー)の獲得が可能となり、設置場所を選
ばない、安価で経済的な装置が出来る。
【0025】従来の技術では、台風などの暴風等、異常
に激しい流体の流れが発生したときは、大きな力が、固
定形状翼に発生し、流体動力(エネルギー)獲得装置の
各部が破損し、危険であるが、本発明によれば、柔軟性
のある薄板材料が大きく変形し、流れ対抗面を減少さ
せ、固定形状の翼のような、異常に激しい力を動力(エ
ネルギー)獲得装置本体に及ぼすことなく、安全に流体
の流れをかわす事が出来る。従って異常に激しい流速時
の対策が不要となり、設置場所を選ばない、安価でな装
置を提供することが出来る。
に激しい流体の流れが発生したときは、大きな力が、固
定形状翼に発生し、流体動力(エネルギー)獲得装置の
各部が破損し、危険であるが、本発明によれば、柔軟性
のある薄板材料が大きく変形し、流れ対抗面を減少さ
せ、固定形状の翼のような、異常に激しい力を動力(エ
ネルギー)獲得装置本体に及ぼすことなく、安全に流体
の流れをかわす事が出来る。従って異常に激しい流速時
の対策が不要となり、設置場所を選ばない、安価でな装
置を提供することが出来る。
【0026】
【図1】 本考案の実施例を示す斜視図(流れのある
時)
時)
【図2】 本考案の実施例を示す斜視図(流れの無い
時)
時)
【図3】 本考案の実施例を示す斜視図(翼の詳細構
成)
成)
【図4】 本考案の実施例を示す斜視図(翼の詳細鎧戸
状構成)
状構成)
【図5】 本考案の実施例を示す斜視図(過激な流れの
ある時)
ある時)
【図6】 本考案の他の実施例を示す斜視図(3個翼配
置の例)
置の例)
【図7】 本考案の他の実施例を示す斜視図(V字型配
置の例)
置の例)
【図8】 本考案の他の実施例を示す斜視図(単独先端
翼配置の例)
翼配置の例)
【図9】 本考案の他の実施例を示す側面図(翼の縦配
置の例)
置の例)
【図10】 従来の技術Aを示す斜視図
【図11】 従来の技術Bを示す斜視図
【0027】
01 固定形状翼
02 水平部品
11 高効率翼の自然状態(流れの無い時)
11a 高効率翼の開状態(流れに対抗状態)
11b 高効率翼の閉状態(流れに順応状態)
11c 高効率翼が異常な激しい流れにさらされた状態
(順方向位相) 11d 高効率翼が異常な激しい流れにさらされた状態
(逆方向位相) 12 発電機 13 回転軸 14 垂直管状部品 15 水平管状部品 16 取り付けネジ 17 異常に激しい流体のバイパス流 20 先端翼 21a 上翼 21b 下翼 21c 中翼 23 水平角度決め部品 24 羽根支え用構造 25 バイパス流 50 流体の流れ来る方向 60 流体の流れ行く方向 81 プロペラ 82 方向制御板 83 回転台 84 スリップリング 85 固定架台 86 基礎台 90 単独先端翼 91 単独内側翼
(順方向位相) 11d 高効率翼が異常な激しい流れにさらされた状態
(逆方向位相) 12 発電機 13 回転軸 14 垂直管状部品 15 水平管状部品 16 取り付けネジ 17 異常に激しい流体のバイパス流 20 先端翼 21a 上翼 21b 下翼 21c 中翼 23 水平角度決め部品 24 羽根支え用構造 25 バイパス流 50 流体の流れ来る方向 60 流体の流れ行く方向 81 プロペラ 82 方向制御板 83 回転台 84 スリップリング 85 固定架台 86 基礎台 90 単独先端翼 91 単独内側翼
【0028】
Claims (3)
- 【請求項1】 流体動力(エネルギー)の獲得装置にお
いて、流体の流れに対抗して、回転軸を設け、回転軸を
中心とする円周上に、柔軟な可変形性を持った材料を用
いて、翼を形成し、流れから動力(エネルギー)を獲得
する位相では、流れ自身の抗力によって、翼面積を拡大
し、流れから動力(エネルギー)を損失する位相では、
流れ自身の抗力によって、翼面積を縮小する配置を行
い、獲得動力(エネルギー)と損失(エネルギー)の比
を大きくすると共に、異常に激しい流れに対しては、両
位相とも流れ自身の抗力によって、翼面積を極小にし、
翼全体に過大な外力が負荷されない翼配置を行う事を特
徴とする高効率翼。 - 【請求項2】 流体動力(エネルギー)の獲得装置にお
いて、回転軸に、固定した羽根支え用構造を設け、水平
管状部品、垂直管状部品、及び水平角度決め部品、を用
いて編み目を構成し、柔軟性のある中翼を、垂直管状部
品に片辺を固定し、もう片辺は、次の中翼により拘束
し、中翼の可変形性を片方向にだけ持たせ、順次覆い被
せるように鎧戸状に配置し、中翼群を形成すると共に、
流体の流れ来る方向に対して逆位相位置では、鎧戸形状
に配置した中翼に、バイパス流れを生じさせ、流体の流
れによる力を、固定形状の翼より小さく抑制し、回転中
に、流体の流れる方向に対し開閉を繰り返し、流体の力
学的エネルギーを効率よく、回転エネルギーとして獲得
するとともに,過激な流れに対しては,すべての中翼に
両方向に自由な可変形性を持たせ,過激な外力を装置全
体に付加させない事を特徴とする高効率翼。 - 【請求項3】流体動力(エネルギー)の獲得装置におい
て、回転軸に、固定した羽根支え用構造を設け、水平管
状部品、垂直管状部品、及び水平角度決め部品、を用い
て編み目を構成し、柔軟性のある上翼及び下翼を、水平
角度決め部品により、片辺を垂直方向と角度をつけて固
定し、他辺は両方向に自由な可変形性を持たせた上翼群
及び下翼群を形成し、順方向流れで発生する力により、
上翼群及び下翼群を自然に変形させ、流体の流れ来る方
向に対して自然形状より大きな流れ対抗面を形成し、流
体の流れによる力を、固定形状の翼より大きく獲得する
と共に、逆位相位置では、流れにより発生する力によ
り、上翼群及び下翼群を縮小側へ変形し、流れに対して
固定形状より小さな流れ対抗面を形成すると共に、別の
柔軟性のある中翼を、垂直管状部品に片辺を固定し、も
う片辺は、次の中翼により拘束し、中翼の可変形性を片
方向にだけ持たせ、順次覆い被せるように鎧戸状に配置
し、中翼群を形成すると共に、流体の流れ来る方向に対
して逆位相位置では、鎧戸形状に配置した中翼に、バイ
パス流れを生じさせ、流体の流れによる力を、固定形状
の翼より小さく抑制し、回転中に、流体の流れる方向に
対し開閉を繰り返し、流体の力学的エネルギーを効率よ
く、回転エネルギーとして獲得するとともに,過激な流
れに対しては,すべての上翼、下翼及び中翼に両方向に
自由な可変形性を持たせ,過激な外力を装置全体に付加
させない事を特徴とする高効率翼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001320363A JP2003120508A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 高効率翼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001320363A JP2003120508A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 高効率翼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003120508A true JP2003120508A (ja) | 2003-04-23 |
Family
ID=19137766
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001320363A Pending JP2003120508A (ja) | 2001-10-18 | 2001-10-18 | 高効率翼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003120508A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2451089A (en) * | 2007-07-16 | 2009-01-21 | Robert Stephen Palmer | Wind turbine with folding sails |
KR101020707B1 (ko) | 2008-08-20 | 2011-03-09 | 조남준 | 풍차날개 및 이를 포함하는 풍력발전장치 |
GB2443699B (en) * | 2006-11-11 | 2012-02-15 | Nicholas Julian Jan Francis Macphail | Vertical Axis Wind Turbine with Pivoted Propeller Blades |
CN110925132A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-03-27 | 武汉理工大学 | 中小型垂直轴风力机 |
-
2001
- 2001-10-18 JP JP2001320363A patent/JP2003120508A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2443699B (en) * | 2006-11-11 | 2012-02-15 | Nicholas Julian Jan Francis Macphail | Vertical Axis Wind Turbine with Pivoted Propeller Blades |
GB2451089A (en) * | 2007-07-16 | 2009-01-21 | Robert Stephen Palmer | Wind turbine with folding sails |
KR101020707B1 (ko) | 2008-08-20 | 2011-03-09 | 조남준 | 풍차날개 및 이를 포함하는 풍력발전장치 |
CN110925132A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-03-27 | 武汉理工大学 | 中小型垂直轴风力机 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051209 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051220 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060627 |