JP2001193631A - 風力発電装置 - Google Patents
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- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/74—Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 風車の回転方向が風向きに応じて変わらず
に、一方向にのみ回転して発電効率を高めることができ
る風力発電装置を提供することである。 【解決手段】 建物２の角部の一方の面に風車３を設置
し、該風車３の回転軸６が角部の他方の面の延長線９上
または、該延長線９上からずれて位置し、前記風車３に
は発電機４が接続された。
に、一方向にのみ回転して発電効率を高めることができ
る風力発電装置を提供することである。 【解決手段】 建物２の角部の一方の面に風車３を設置
し、該風車３の回転軸６が角部の他方の面の延長線９上
または、該延長線９上からずれて位置し、前記風車３に
は発電機４が接続された。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は建物の外壁部などに
設置した風力発電装置に関するものである。
設置した風力発電装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、高層建物に作用する風を利用した
風力発電装置が開発されている。特に、建物の角部付近
では風が加速されるため、図１０に示すように、建物４
３の角部に風車４４を設置した風力発電装置４５が開発
されている。
風力発電装置が開発されている。特に、建物の角部付近
では風が加速されるため、図１０に示すように、建物４
３の角部に風車４４を設置した風力発電装置４５が開発
されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
風力発電装置は、建物に対する風向きが変わると風車の
回転方向がその都度変わるため発電効率が悪いという問
題があった。
風力発電装置は、建物に対する風向きが変わると風車の
回転方向がその都度変わるため発電効率が悪いという問
題があった。
【０００４】本発明は上記のような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、風車の回転方向が風向きに
応じて変わらずに、一方向にのみ回転して発電効率を高
めることができる風力発電装置を提供することである。
たものであり、その目的は、風車の回転方向が風向きに
応じて変わらずに、一方向にのみ回転して発電効率を高
めることができる風力発電装置を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】以上の課題を達成するた
めの手段は、請求項１の発明が、建物の角部の一方の面
に風車を設置し、該風車の回転軸が角部の他方の面の延
長線上または、該延長線からずれて位置し、前記風車に
は発電機が接続されたことを特徴とする。
めの手段は、請求項１の発明が、建物の角部の一方の面
に風車を設置し、該風車の回転軸が角部の他方の面の延
長線上または、該延長線からずれて位置し、前記風車に
は発電機が接続されたことを特徴とする。
【０００６】請求項１の発明によれば、風車の回転羽根
が他方の面側に突出しているので、他方の面に沿った風
または、風車の設置面に沿った風であっても風車を一方
向に回転させることができる。
が他方の面側に突出しているので、他方の面に沿った風
または、風車の設置面に沿った風であっても風車を一方
向に回転させることができる。
【０００７】請求項２の発明が、構造物の角部に風車を
設置し、該風車の回転軸が一方の面の延長線上または、
該延長線からずれて位置し、前記風車には発電機が接続
されたことを特徴とする。
設置し、該風車の回転軸が一方の面の延長線上または、
該延長線からずれて位置し、前記風車には発電機が接続
されたことを特徴とする。
【０００８】請求項２の発明によれば、風車の回転羽根
が他方の面側に突出しているので、他方の面に沿った風
または、風車の設置面に沿った風であっても風車を一方
向に回転させることができる。
が他方の面側に突出しているので、他方の面に沿った風
または、風車の設置面に沿った風であっても風車を一方
向に回転させることができる。
【０００９】また請求項３の発明が、請求項１におい
て、風車の設置面は、壁面または屋根面であることを特
徴とする。
て、風車の設置面は、壁面または屋根面であることを特
徴とする。
【００１０】請求項３の発明によれば、風車を建物のあ
らゆる角部に設置することができる。
らゆる角部に設置することができる。
【００１１】また請求項４の発明が、請求項１〜３のい
ずれかにおいて、風車はサボニウスタイプであることを
特徴とする。
ずれかにおいて、風車はサボニウスタイプであることを
特徴とする。
【００１２】請求項４の発明によれば、風車の回転に必
要なあらゆる方向からの風を効果的に捕らえることがで
きる。
要なあらゆる方向からの風を効果的に捕らえることがで
きる。
【００１３】また請求項５の発明が、風車はパドルタイ
プであり、請求項１〜３のいずれかにおいて、風車の一
部を覆う防風カバーが軸受け板間に設けられたことを特
徴とする。
プであり、請求項１〜３のいずれかにおいて、風車の一
部を覆う防風カバーが軸受け板間に設けられたことを特
徴とする。
【００１４】請求項５の発明によれば、風車の一部が防
風カバーで覆われているため、一方の面および他方の面
に沿った風が同時に吹いたとしても、風車は一方向にの
み回転する。
風カバーで覆われているため、一方の面および他方の面
に沿った風が同時に吹いたとしても、風車は一方向にの
み回転する。
【００１５】また請求項６の発明が、請求項１〜５のい
ずれかにおいて、回転軸は風向きに応じて移動可能であ
ることを特徴とする。
ずれかにおいて、回転軸は風向きに応じて移動可能であ
ることを特徴とする。
【００１６】請求項６の発明によれば、風車が風向きに
応じて移動することにより、回転軸が回転効率の良い箇
所に位置する。
応じて移動することにより、回転軸が回転効率の良い箇
所に位置する。
【００１７】また請求項７の発明が、請求項１〜６のい
ずれかにおいて、風車は回転軸が一直線状になるように
複数設置したことを特徴とする。
ずれかにおいて、風車は回転軸が一直線状になるように
複数設置したことを特徴とする。
【００１８】請求項７の発明によれば、発電機の台数を
増やすことなく発電エネルギーを増大させることができ
る。
増やすことなく発電エネルギーを増大させることができ
る。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の風力発電装置の実
施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。風力発電装
置は第１〜第８の実施の形態があり、図１および図２は
第１の実施の形態、図３は第２の実施の形態、図４は第
３の実施の形態、図５は第４の実施の形態、図６は第５
の実施の形態、図７は第６の実施の形態、図８は第７の
実施の形態、図９は第８の実施の形態の風力発電装置を
それぞれ示す。
施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。風力発電装
置は第１〜第８の実施の形態があり、図１および図２は
第１の実施の形態、図３は第２の実施の形態、図４は第
３の実施の形態、図５は第４の実施の形態、図６は第５
の実施の形態、図７は第６の実施の形態、図８は第７の
実施の形態、図９は第８の実施の形態の風力発電装置を
それぞれ示す。
【００２０】第１の実施の形態の風力発電装置１は、図
１に示すように、建物２の屋上の角部に設置した風車３
と、該風車３と機械的に接続され、その回転に伴って発
生する回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電
機４とから構成されている。
１に示すように、建物２の屋上の角部に設置した風車３
と、該風車３と機械的に接続され、その回転に伴って発
生する回転エネルギーを電気エネルギーに変換する発電
機４とから構成されている。
【００２１】風車３は、図２に示すように、軸受け板５
間の回転軸６に湾曲した回転羽根７が設けられたサボニ
ウスタイプのものであり、回転軸６が屋根面８ａと平行
で、かつ壁面８ｂの延長線９上に位置して設置されてい
る。よって回転羽根７が壁面８ｂから大きく突出して壁
面８ｂに沿った風を効果的に捕らえることができるよう
になっている。また風車３はサボニウスタイプであるた
め、あらゆる方向からの風であっても一方向にのみ回転
し、例えば、壁面８ｂに沿った風や、屋根面８ａに沿っ
た風であっても右回り（時計回り）に回転するようにな
っている。
間の回転軸６に湾曲した回転羽根７が設けられたサボニ
ウスタイプのものであり、回転軸６が屋根面８ａと平行
で、かつ壁面８ｂの延長線９上に位置して設置されてい
る。よって回転羽根７が壁面８ｂから大きく突出して壁
面８ｂに沿った風を効果的に捕らえることができるよう
になっている。また風車３はサボニウスタイプであるた
め、あらゆる方向からの風であっても一方向にのみ回転
し、例えば、壁面８ｂに沿った風や、屋根面８ａに沿っ
た風であっても右回り（時計回り）に回転するようにな
っている。
【００２２】図３は、第２の実施の形態であり、第１の
実施の形態と同じように建物２の屋上の角部に風車１１
を設置した風力発電装置１０である。この風力発電装置
１０は回転軸１２が風向きに応じて移動できる構成であ
り、軸受け板１３の長孔１４に回転軸１２が挿入されて
バネ１５で一定の方向、すなわち壁面８ｂ側に引っ張ら
れている。したがって、例えば同図の（１）に示すよう
に、壁面８ｂに沿った風が吹くと回転軸１２が壁面の延
長線９上に位置するが、同図の（３）に示すように、壁
面８ｂに対して傾斜した風が吹くと回転軸１２が長孔１
４を移動して、最も回転効率の良い箇所に位置する。ま
た（１）に示すような風が吹くと、バネ１５によって回
転軸１２が回転効率の良い位置に移動する。以上のよう
に、この風力発電装置１０は風向きに応じて回転軸１２
が回転効率の良い位置に移動するようになっている。な
お、前記長孔１４は水平に限らず、一方向に傾斜して設
けることもできる。
実施の形態と同じように建物２の屋上の角部に風車１１
を設置した風力発電装置１０である。この風力発電装置
１０は回転軸１２が風向きに応じて移動できる構成であ
り、軸受け板１３の長孔１４に回転軸１２が挿入されて
バネ１５で一定の方向、すなわち壁面８ｂ側に引っ張ら
れている。したがって、例えば同図の（１）に示すよう
に、壁面８ｂに沿った風が吹くと回転軸１２が壁面の延
長線９上に位置するが、同図の（３）に示すように、壁
面８ｂに対して傾斜した風が吹くと回転軸１２が長孔１
４を移動して、最も回転効率の良い箇所に位置する。ま
た（１）に示すような風が吹くと、バネ１５によって回
転軸１２が回転効率の良い位置に移動する。以上のよう
に、この風力発電装置１０は風向きに応じて回転軸１２
が回転効率の良い位置に移動するようになっている。な
お、前記長孔１４は水平に限らず、一方向に傾斜して設
けることもできる。
【００２３】図４は、第３の実施の形態であり、建物２
の屋上の角部にパドルタイプの風車１８を設置した風力
発電装置１７である。この風力発電装置１７も第１の実
施の形態と同じように、あらゆる方向からの風であって
も回転羽根１９が一方向にのみ回転できるように、回転
軸２０が壁面の延長線９上に位置し、かつ防風カバー２
１が軸受け板２２間の上側に設置され、屋根面に沿った
風が回転羽根１９の上部に当たらないようになってい
る。したがって、壁面８ｂから大きく突出した回転羽根
１９は壁面８ｂに沿った風を効果的に捕らえるととも
に、屋根面に沿った風が風車１８の下部を吹き抜けるた
め回転羽根１９が一方向にのみ回転する。
の屋上の角部にパドルタイプの風車１８を設置した風力
発電装置１７である。この風力発電装置１７も第１の実
施の形態と同じように、あらゆる方向からの風であって
も回転羽根１９が一方向にのみ回転できるように、回転
軸２０が壁面の延長線９上に位置し、かつ防風カバー２
１が軸受け板２２間の上側に設置され、屋根面に沿った
風が回転羽根１９の上部に当たらないようになってい
る。したがって、壁面８ｂから大きく突出した回転羽根
１９は壁面８ｂに沿った風を効果的に捕らえるととも
に、屋根面に沿った風が風車１８の下部を吹き抜けるた
め回転羽根１９が一方向にのみ回転する。
【００２４】図５は、第４の実施の形態であり、前記と
同じようにパドルタイプの風車２４を利用した風力発電
装置２３である。この風力発電装置２３は、あらゆる方
向からの風であっても回転羽根２５が一方向にのみ回転
できるように、鍔２６を備えた半円形の防風カバー２７
が軸受け板２８間に回転自在に設置されている。この防
風カバー２７は風が鍔２６に当たって回転することによ
り回転羽根２５の半分を覆うものである。したがって、
同図の（１）に示すように、防風カバー２７が屋根面に
沿った風で上側に回転して回転羽根２５の上部を覆う
と、風が当たらずに風車２４の下部を吹き抜けて回転羽
根２５を右回りに回転させる。また、防風カバー２７が
同図の（３）に示すような風で下側に回転して回転羽根
２５の下部を覆うと、風は風車２４の上部を吹き抜けて
回転羽根２５を右回りに回転させる。このようにパドル
タイプの風車２４に防風カバー２７を設けると、回転軸
２９を壁面の延長線９上に位置させなくても回転羽根２
５が一方向にのみ回転するようになる。なお、この風力
発電装置２３も、第２の実施の形態と同じように、回転
軸２９を風向きに応じて移動可能な構成にすることがで
きる。
同じようにパドルタイプの風車２４を利用した風力発電
装置２３である。この風力発電装置２３は、あらゆる方
向からの風であっても回転羽根２５が一方向にのみ回転
できるように、鍔２６を備えた半円形の防風カバー２７
が軸受け板２８間に回転自在に設置されている。この防
風カバー２７は風が鍔２６に当たって回転することによ
り回転羽根２５の半分を覆うものである。したがって、
同図の（１）に示すように、防風カバー２７が屋根面に
沿った風で上側に回転して回転羽根２５の上部を覆う
と、風が当たらずに風車２４の下部を吹き抜けて回転羽
根２５を右回りに回転させる。また、防風カバー２７が
同図の（３）に示すような風で下側に回転して回転羽根
２５の下部を覆うと、風は風車２４の上部を吹き抜けて
回転羽根２５を右回りに回転させる。このようにパドル
タイプの風車２４に防風カバー２７を設けると、回転軸
２９を壁面の延長線９上に位置させなくても回転羽根２
５が一方向にのみ回転するようになる。なお、この風力
発電装置２３も、第２の実施の形態と同じように、回転
軸２９を風向きに応じて移動可能な構成にすることがで
きる。
【００２５】図６は第５の実施の形態を示し、発電エネ
ルギーを増大させるために、第１の実施の形態の風車３
を回転軸６が一直線状になるように３機並べた風力発電
装置３０である。この風車３は３機に限らず、２機以上
ならいくつでも並べることができ、第２、第３および第
４の実施の形態の風力発電装置１０、１７、２３の風車
１１、１８、２４同士を並べることもできる。また第
１、第２、第３および第４の実施の形態の風力発電装置
１、１０、１７、２３の風車３、１１、１８、２４を任
意に組み合わせて並べることもできる。
ルギーを増大させるために、第１の実施の形態の風車３
を回転軸６が一直線状になるように３機並べた風力発電
装置３０である。この風車３は３機に限らず、２機以上
ならいくつでも並べることができ、第２、第３および第
４の実施の形態の風力発電装置１０、１７、２３の風車
１１、１８、２４同士を並べることもできる。また第
１、第２、第３および第４の実施の形態の風力発電装置
１、１０、１７、２３の風車３、１１、１８、２４を任
意に組み合わせて並べることもできる。
【００２６】図７は第６の実施の形態を示し、第１〜第
５の実施の形態の風力発電装置１、１０、１７、２３、
３０の風車３、１１、１８、２４を壁面８ｂに設置した
風力発電装置３１である。このように第１〜第５の実施
の形態の風力発電装置１、１０、１７、２３、３０の風
車３、１１、１８、２４を壁面８ｂに設置した場合でも
第１〜第５の風力発電装置１、１０、１７、２３、３０
と同じ効果を奏することができる。この場合、年間を通
してより高い風力の得られる壁面に沿って風車３、１
１、１８、２４を設置すれば効率的な発電をすることが
できる。
５の実施の形態の風力発電装置１、１０、１７、２３、
３０の風車３、１１、１８、２４を壁面８ｂに設置した
風力発電装置３１である。このように第１〜第５の実施
の形態の風力発電装置１、１０、１７、２３、３０の風
車３、１１、１８、２４を壁面８ｂに設置した場合でも
第１〜第５の風力発電装置１、１０、１７、２３、３０
と同じ効果を奏することができる。この場合、年間を通
してより高い風力の得られる壁面に沿って風車３、１
１、１８、２４を設置すれば効率的な発電をすることが
できる。
【００２７】図８は第７の実施の形態を示し、一般住宅
の建物の屋根３４の頂部に風車３３を設置した風力発電
装置３２であり、回転軸３５が一方の屋根面３４ａの延
長線３６上に位置して設置されている。よって回転羽根
３７が一方の屋根面３４ａから大きく突出してその面に
沿った風を効果的に捕らえることができるようになって
いる。また風車３３がサボニウスタイプであるため、あ
らゆる方向からの風であっても一方向にのみ回転し、例
えば、一方の屋根面３４ａや、他方の屋根面３４ｂに沿
った風であっても右回り（時計回り）に回転するように
なっている。
の建物の屋根３４の頂部に風車３３を設置した風力発電
装置３２であり、回転軸３５が一方の屋根面３４ａの延
長線３６上に位置して設置されている。よって回転羽根
３７が一方の屋根面３４ａから大きく突出してその面に
沿った風を効果的に捕らえることができるようになって
いる。また風車３３がサボニウスタイプであるため、あ
らゆる方向からの風であっても一方向にのみ回転し、例
えば、一方の屋根面３４ａや、他方の屋根面３４ｂに沿
った風であっても右回り（時計回り）に回転するように
なっている。
【００２８】図９は第８の実施の形態を示し、防波堤４
０の頂部に風車３９を設置した風力発電装置３８であ
り、回転軸４１が一方の斜面４０ａの延長線４２上に位
置して設置されている。この風力発電装置３８も第７の
実施の形態の風力発電装置３２と同じ効果を奏すること
ができる。
０の頂部に風車３９を設置した風力発電装置３８であ
り、回転軸４１が一方の斜面４０ａの延長線４２上に位
置して設置されている。この風力発電装置３８も第７の
実施の形態の風力発電装置３２と同じ効果を奏すること
ができる。
【００２９】また、第２の実施の形態の風力発電装置１
０、または第３の実施の形態の風力発電装置１７、また
は第４の実施の形態の風力発電装置２３、または第５の
実施の形態の風力発電装置３０の風車１１、１８、２
４、３を、それぞれ一般住宅の建物の屋根３４の頂部ま
たは防波堤４０の頂部に設置することもできる。
０、または第３の実施の形態の風力発電装置１７、また
は第４の実施の形態の風力発電装置２３、または第５の
実施の形態の風力発電装置３０の風車１１、１８、２
４、３を、それぞれ一般住宅の建物の屋根３４の頂部ま
たは防波堤４０の頂部に設置することもできる。
【００３０】なお、第１〜第３、第７および第８の実施
の形態の風車３、１１、１８、３３、３９は、回転軸
６、１２、２０、３５、４１が壁面８ｂの延長線９上、
一方の屋根面３４ａの延長線３６上、一方の斜面４０ａ
の延長線上４２に位置しているが、ここから内側に引っ
込んだ状態で設置することもでき、この状態であっても
第１〜第３、第７および第８の実施の形態の風力発電装
置１、１０、１７と同じ効果を奏することができる。
の形態の風車３、１１、１８、３３、３９は、回転軸
６、１２、２０、３５、４１が壁面８ｂの延長線９上、
一方の屋根面３４ａの延長線３６上、一方の斜面４０ａ
の延長線上４２に位置しているが、ここから内側に引っ
込んだ状態で設置することもでき、この状態であっても
第１〜第３、第７および第８の実施の形態の風力発電装
置１、１０、１７と同じ効果を奏することができる。
【００３１】
【発明の効果】風車の回転羽根が他方の面側に突出して
いるので、他方の面に沿った風または風車の設置面に沿
った風を効果的に利用して風車を一方向にのみ回転させ
ることができるとともに、風車を風向きに対応させるこ
とができる。
いるので、他方の面に沿った風または風車の設置面に沿
った風を効果的に利用して風車を一方向にのみ回転させ
ることができるとともに、風車を風向きに対応させるこ
とができる。
【００３２】風車を建物のあらゆる角部に設置すること
ができる。
ができる。
【００３３】風車の回転に必要なあらゆる方向からの風
を効果的にとらえることができる。
を効果的にとらえることができる。
【００３４】風車の一部が防風カバーで覆われているた
め、一方の面および他方の面に沿った風が同時に吹いた
としても、風車を一方向にのみ回転させることができ
る。
め、一方の面および他方の面に沿った風が同時に吹いた
としても、風車を一方向にのみ回転させることができ
る。
【００３５】回転軸が風向きに応じて移動することによ
り、回転羽根を最も発電効率の良い箇所に位置させるこ
とができる。
り、回転羽根を最も発電効率の良い箇所に位置させるこ
とができる。
【図１】 風車を屋根面に設置した第１の実施の形態の
風力発電装置の正面図である。
風力発電装置の正面図である。
【図２】（１）は屋根面に設置した第１の実施の形態の
風力発電装置の風車の断面図、（２）は同平面図であ
る。
風力発電装置の風車の断面図、（２）は同平面図であ
る。
【図３】（１）および（３）は屋根面に設置した第２の
実施の形態の風力発電装置の風車の断面図、（２）は同
平面図である。
実施の形態の風力発電装置の風車の断面図、（２）は同
平面図である。
【図４】（１）は屋根面に設置した第３の実施の形態の
風力発電装置の風車の断面図、（２）は同平面図であ
る。
風力発電装置の風車の断面図、（２）は同平面図であ
る。
【図５】（１）および（３）は屋根面に設置した第４の
実施の形態の風力発電装置の風車の断面図、（２）は同
平面図である。
実施の形態の風力発電装置の風車の断面図、（２）は同
平面図である。
【図６】第５の実施の形態の風力発電装置の平面図であ
る。
る。
【図７】風車を壁面に設置した第６の実施の形態の風力
発電装置の平面図である。
発電装置の平面図である。
【図８】風車を屋根の角部に設置した第７の実施の形態
の風力発電装置の平面図である。
の風力発電装置の平面図である。
【図９】風車を防波堤の角部に設置した第８の実施の形
態の風力発電装置の平面図である。
態の風力発電装置の平面図である。
【図１０】従来の風力発電装置の風車の平面図である。
１、１０、１７、２３、３０、３１、３２、３８、４５
風力発電装置 ２、４３ 建物 ３、１１、１８、２４、３３、３９、４４ 風車 ４ 発電機 ５、１３、２２、２８ 軸受け板 ６、１２、２０、２９、３５、４１ 回転軸 ７ １６、１９、２５、３７ 回転羽根 ８ａ 屋根面 ８ｂ 壁面 ９、３６、４２ 延長線 １４ 長孔 １５ バネ ２１、２７ 防風カバー ２６ 鍔 ３４ 屋根 ４０ 防波堤
風力発電装置 ２、４３ 建物 ３、１１、１８、２４、３３、３９、４４ 風車 ４ 発電機 ５、１３、２２、２８ 軸受け板 ６、１２、２０、２９、３５、４１ 回転軸 ７ １６、１９、２５、３７ 回転羽根 ８ａ 屋根面 ８ｂ 壁面 ９、３６、４２ 延長線 １４ 長孔 １５ バネ ２１、２７ 防風カバー ２６ 鍔 ３４ 屋根 ４０ 防波堤
Claims (7)
- 【請求項１】 建物の角部の一方の面に風車を設置し、
該風車の回転軸が角部の他方の面の延長線上または、該
延長線からずれて位置し、前記風車には発電機が接続さ
れたことを特徴とする風力発電装置。 - 【請求項２】 構造物の角部に風車を設置し、該風車の
回転軸が一方の面の延長線上または、該延長線上からず
れて位置し、前記風車には発電機が接続されたことを特
徴とする風力発電装置。 - 【請求項３】 風車の設置面は、壁面または屋根面であ
ることを特徴とする請求項１に記載の風力発電装置。 - 【請求項４】 風車はサボニウスタイプであることを特
徴とする請求項１〜３のいずれかに記載の風力発電装
置。 - 【請求項５】 風車はパドルタイプであり、風車の一部
を覆う防風カバーが軸受け板間に設けられたことを特徴
とする請求項１〜３のいずれかに記載の風力発電装置。 - 【請求項６】 回転軸は風向きに応じて移動可能である
ことを特徴とする請求項１〜５のいずれかに記載の風力
発電装置。 - 【請求項７】 風車は回転軸が一直線状になるように複
数設置したことを特徴とする請求項１〜６のいずれかに
記載の風力発電装置。
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|---|---|---|---|
| JP2000002725A JP2001193631A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 風力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000002725A JP2001193631A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 風力発電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001193631A true JP2001193631A (ja) | 2001-07-17 |
Family
ID=18531794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000002725A Pending JP2001193631A (ja) | 2000-01-11 | 2000-01-11 | 風力発電装置 |
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