JP2003120302A - 可変ノズル付ターボチャージャ - Google Patents

可変ノズル付ターボチャージャ

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JP2003120302A
JP2003120302A JP2001315373A JP2001315373A JP2003120302A JP 2003120302 A JP2003120302 A JP 2003120302A JP 2001315373 A JP2001315373 A JP 2001315373A JP 2001315373 A JP2001315373 A JP 2001315373A JP 2003120302 A JP2003120302 A JP 2003120302A
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turbocharger
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gas
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Haruyuki Katayama
晴之 片山
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変ノズル付きのターボチャージャを用いて
内燃機関への適正な過給圧を制御する場合、未燃焼ガス
が排気中に混在することで生成される異物の可変ノズル
への付着を防止する可変ノズル付ターボチャージャを提
供すること。 【解決手段】 ターボチャージャ20のハウジング24
に、タービン羽根車23の回転軸方向に2分割された2
つのスクロール流路25a、25bを形成する。タービ
ン羽根車の入口部に対峙する第1のスクロール部にのみ
可変ノズル26が設けられ、所定濃度以上の未燃焼ガス
の混在する排気を第2のスクロール流路25bに流し、
未燃焼ガスが混在しないか又は所定濃度以下の未燃焼ガ
スの混在する排気を第1のスクロール流路25aに流す
排気振り分け手段28を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可変ノズル付ターボ
チャージャに関し、更に詳しくは、可変ノズルを備えた
スクロール流路への所定濃度以上の未燃焼ガス混在排気
の流入を防止することが可能な可変ノズル付ターボチャ
ージャに関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関に付設されるターボチャージャ
としては、タービン羽根車の入口に対峙するスクロール
流路の出口部に可変ノズルを設けた構造のものが周知で
ある。このようなターボチャージャは、タービン羽根車
を回転させるための排気流入量を変化させて、内燃機関
の低速回転域と高速回転域での排気のエネルギーを効率
よく使い分けてターボチャージャを動作させ、内燃機関
に適切な過給圧を付与するようにしたものである。
【0003】ところで、ディーゼル機関や希薄燃焼式ガ
ソリン機関のように酸素過剰状態の混合気を燃焼させて
機関運転がなされる内燃機関では、排気中の窒素酸化物
(NOx)を浄化する排気浄化装置が排気通路に設備さ
れている場合がある。この種の排気浄化装置は、選択還
元型NOx触媒や吸蔵還元型NOx触媒に代表されるよ
うに、還元剤の存在下において排気中の窒素酸化物(N
Ox)を浄化するNOx触媒などで構成され、このNO
x触媒に流入する排気の空燃比が低くなる、所謂リッチ
空燃比になると、その排気中の窒素酸化物(NOx)は
無害な窒素(N 2)に還元・浄化される。
【0004】ディーゼル機関や希薄燃焼式ガソリン機関
は、上記の如く酸素過剰状態の混合気を燃焼させて機関
運転がなされているため、機関燃焼に伴い排出される排
気の空燃比が、窒素酸化物(NOx)の浄化作用を促す
までに低下することはほとんどない。このためNOx触
媒にて窒素酸化物(NOx)を浄化させるにあたって
は、NOx触媒に流入する排気中に還元剤を供給する等
の方法で、一時的に、NOx触媒に流入する排気の空燃
比をリッチ空燃比にする必要がある。またNOx触媒を
NOxの浄化可能な温度まで昇温させる場合、またNO
xと同様にしてNOx触媒が吸蔵した硫黄酸化物(SO
x)を放出するための、いわゆるSOx被毒回復制御を
実施する場合には、NOx触媒の温度を、それぞれ所定
温度まで上昇させる必要がある。このとき排気の空燃比
をリッチにすることによって触媒床温を上昇させること
ができる。
【0005】そこで従来では、例えば特許掲載公報(特
許第2845056号)に開示されるように、排気系に
還元剤添加装置を設け、この還元剤添加添加装置から還
元剤たる機関燃料を排気中に適量供給する方法、排気行
程または膨張行程中においてシリンダ内に燃料を噴射
(ポスト噴射)して未燃焼ガスを排気中に混在させる方
法、或いは低温燃焼などによって、NOx触媒に流入す
る排気の空燃比をリッチに変化させている。具体的に
は、NOx触媒上流の排気通路に燃料供給系と通じた還
元剤添加弁即ち排気燃料添加インジェクタを設け、この
還元剤添加弁から適量の燃料噴射をする等の方法によっ
てNOx触媒に流入する排気の空燃比を低下させてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような排気浄化装
置を排気通路に設備した内燃機関に、前述したようなタ
ービン羽根車の入口に対峙するスクロール流路の出口部
に可変ノズルを設けたターボチャージャを付設して使用
した場合、可変ノズルを設けたスクロール流路を空燃比
が低下した排気が通過すると、排気中の未燃焼のHC成
分等が可変ノズルに付着してノズルの隙間を塞ぎ、ター
ボチャージャの動作に不具合を発生させる恐れがあっ
た。
【0007】勿論、このような問題は、排気浄化装置を
排気通路に配置した内燃機関に限られるものではなく、
一般的なガソリン内燃機関の場合にも発生する場合があ
る。すなわち、内燃機関の運転条件によっては燃料が完
全燃焼せず、排気中に未燃焼ガスが混在することがあ
る。このような場合でも、未燃焼ガスの混在した排気が
上述のターボチャージャに供給されると、排気中のHC
成分等が可変ノズルに付着してこれをスタックさせ、タ
ーボチャージャの動作に不具合を発生させる恐れも考え
られる。
【0008】本発明の目的は、かかる従来の問題点を解
決するためになされたもので、可変ノズル付ターボチャ
ージャを用いて内燃機関の過給圧を制御する場合、未燃
焼ガス濃度の高い排気の未燃成分等が可変ノズルに付着
するのを防止することができるターボチャージャを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、可変ノズル付
ターボチャージャの可変ノズルの保護構造に係り、前述
した技術的課題を解決するために以下のように構成され
ている。すなわち、本発明は、タービン羽根車と、この
タービン羽根車を収納するハウジングと、このハウジン
グに形成されたスクロール流路と、スクロール流路に流
入する排気の量を調整する可変ノズルとを備え、内燃機
関から排出される排気のエネルギーでタービン羽根車を
駆動する可変ノズル付ターボチャージャにおいて、前記
タービン羽根車の入口部に対峙する前記スクロール流路
をタービン羽根車の回転軸方向に沿って複数に分割して
それぞれ形成された可変ノズルを備えた第1のスクロー
ル流路及び可変ノズルを備えない第2のスクロール流路
と、未燃焼ガスが混在しないか又は所定濃度以下の未燃
焼ガスの混在する排気を前記第1のスクロール流路に流
し、所定濃度以上の未燃焼ガスが混在する排気を前記第
2のスクロール流路に流すように切り替える排気振り分
け手段と、を備え、所定濃度以上の未燃焼ガスが混在し
ている排気の第1のスクロール流路への流入を阻止する
ことを特徴とする。
【0010】〈本発明における具体的構成〉本発明の可
変ノズル付ターボチャージャは、前述した必須の構成要
素からなるが、その構成要素が具体的に以下のような場
合であっても成立する。すなわち、前記スクロール流路
に流れ込む排気中の未燃焼ガスの濃度を検出する未燃焼
ガス濃度検出手段を備え、排気中の未燃焼ガスの濃度が
所定濃度以上と判定されたときは、前記排気振り分け手
段によって所定濃度以上の未燃焼ガスが混在している排
気の第1のスクロール流路への流入を阻止することを特
徴とする。
【0011】また、前記排気振り分け手段が、ターボチ
ャージャにおける前記可変ノズルを備えた第1のスクロ
ール流路の入口部に設けられ、この第1のスクロール流
路を開閉する開閉弁であることを特徴とする。更に、ス
クロール流路に流れ込む排気中の未燃焼ガスを検出する
センサを開閉弁より上流側に設け、制御装置がこのセン
サからの検出信号を受けて、未燃焼ガス濃度を判定し且
つ未燃焼ガスの濃度が所定値以上と判定された時、開閉
弁を動作させる信号をアクチュエータに出力して、この
アクチュエータが開閉弁を開閉動作させるように構成す
ることができる。
【0012】また、前記排気振り分け手段が、内燃機関
の排気マニホールドに設けられ、内燃機関における特定
の気筒から排出される排気のみを第2のスクロール流路
に流すべく設けられた特定気筒専用排気流路で構成さ
れ、この特定気筒専用排気流路内を流れる排気に未燃焼
ガスを混在させることを特徴とする。
【0013】更にまた、前記特定気筒専用排気流路を、
排気マニホールド内に仕切壁を設けて形成することがで
きる。そして、特定気筒専用排気流路内に未燃焼ガスを
混在させる手段は、前記特定気筒専用排気流路内に設置
された排気燃料添加インジェクタによる燃料添加、前記
特定気筒内でのポスト噴射、あるいは前記特定気筒内で
の低温燃焼のいずれか一つまたは二以上の組合せとする
ことが可能である。
【0014】このように構成された本発明の可変ノズル
付ターボチャージャでは、所定濃度以上の未燃焼ガスの
混在した排気がターボチャージャに供給される場合は、
排気振り分け手段により所定濃度以上の未燃焼ガスの混
在した排気は可変ノズルが設けられていない第2のスク
ロール流路に送られ、他方、所定濃度以下の未燃焼ガス
が混在した排気、若しくは未燃焼ガスが混在しない排気
は可変ノズルが設けられている第1のスクロール流路に
送られる。
【0015】この排気振り分け手段は、ターボチャージ
ャにおいて第1のスクロール流路の入口部に開閉弁を設
けるか、又は特定の気筒から排気される排気中にのみ未
燃焼ガスを混在させ、この排気を専用の排気流路で、タ
ーボチャージャにおける第2のスクロール流路に導くよ
うに構成することができる。
【0016】この場合、特定の気筒から排出される排気
を第2のスクロール流路に導く専用の排気流路、言い換
えれば特定気筒専用排気流路として、例えば排気マニホ
ールド内に仕切壁を設けることで、特定の気筒以外の気
筒から排出される排気の通路と特定気筒専用排気流路の
それぞれに分割することで形成できる。更に、特定気筒
専用排気流路に未燃焼ガスを混在させる手段として、特
定気筒専用排気流路内に排気燃料添加インジェクタを設
置する場合、特定気筒内でポスト噴射を行う場合、また
は特定気筒内にのみEGRガスを流入させて特定気筒内
でのみ低温燃焼を行う場合を例示できる。
【0017】このような本発明に係る可変ノズル付ター
ボチャージャによれば、第1のスクロール流路へ所定濃
度以上の未燃焼ガスが混在した排気が供給されることが
ないので、その結果可変ノズルへのHC成分等の付着が
抑制され、当該可変ノズルの目詰まりを防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る可変ノズル付
ターボチャージャを図に示される実施形態について更に
詳細に説明する。図2には本発明の一実施形態に係る可
変ノズル付ターボチャージャが示されている。この実施
形態に係る可変ノズル付ターボチャージャは、これを車
両用ディーゼルエンジンに適用した場合の一例である。
【0019】図1に示されるようにディーゼルエンジン
(以下、内燃機関と称す)1は、燃焼室を形成する4つ
の気筒2の他、燃料供給系、吸気系、制御系、及び排気
系などをその主要構成要素として備えている。燃料供給
系は、燃料噴射弁3、コモンレール(蓄圧室)4、燃料
供給管5、及び燃料ポンプ6などを備え、各気筒2に対
して燃料供給を行っている。
【0020】燃料噴射弁3は、各気筒2に対して夫々設
けられる電磁駆動式の開閉弁である。各燃料噴射弁3
は、燃料の分配管となるコモンレール4に接続されてい
る。コモンレール4は、内部の燃圧を検出するレール圧
センサ4aなどを備え、燃料供給管5を介して燃料ポン
プ6に連結されている。
【0021】燃料ポンプ6は、所謂コモンレール・サプ
ライポンプであり、内燃機関1の出力軸たるクランクシ
ャフト1aの回転を駆動源として回転駆動され、コモン
レール4、及び後述の還元剤供給装置40に対して燃料
供給を行っている。このように構成された燃料供給系で
は、まず、燃料タンク(図示略)内の燃料が、燃料ポン
プ6によって汲み上げられる。
【0022】汲み上げられた燃料は、燃料供給管5を介
してコモンレール4に供給される。続いて、コモンレー
ル4に供給された燃料は、コモンレール4内にて所定の
燃圧まで高められ各燃料噴射弁3に分配される。そし
て、燃料噴射弁3に駆動電圧が印加され燃料噴射弁3が
開弁するとコモンレール4内の燃料は、気筒2内との圧
力差により燃料噴射弁3を介して気筒2内に噴射され
る。尚、コモンレール4内の燃圧は、レール圧センサ4
aを介して後述の電子制御ユニット40により監視され
ている。
【0023】一方、吸気系は、吸気管7、吸気絞り弁
8、吸気枝管9、エアクリーナボックス10、インター
クーラ11などを備え、各気筒2に対して空気(吸気)
を供給する吸気通路を形成している。吸気管7は、エア
クリーナボックス10を介して吸入される空気(吸気)
を吸気枝管9に導く通路を形成する。吸気枝管9は、吸
気管7を経て流入する空気を各気筒2に分配する通路を
形成する。
【0024】吸気管7におけるエアクリーナボックス1
0との連結部分近傍には、吸気管7に流入する空気の流
量(吸気量)を測定するエアフロメータ12、及び吸気
される空気の温度を測定する吸気温センサ13が設けら
れている。吸気枝管9の直上流には、吸気の流量を調節
する吸気絞り弁8が設けられている。吸気絞り弁8は、
ステッパモータなどにて構成されたアクチュエータ14
によって開閉される。
【0025】吸気絞り弁8の直下流には、吸気枝管9内
の吸気温度を測定する吸気温センサ15、及び吸気枝管
9内の管内圧力を測定する過給圧センサ16が設けられ
ている。また、エアクリーナボックス10から吸気絞り
弁8に至る吸気通路中には、吸気を圧縮するターボチャ
ージャ20のコンプレッサ部21、及びこのコンプレッ
サ部21内にて圧縮された吸気を冷却するインタークー
ラ11が設けられている。
【0026】ここで、本実施形態に係る可変ノズル付タ
ーボチャージャにおいて用いられるターボチャージャ2
0の構成について説明する。このターボチャージャ20
は、既に公知のものであるので、その主要部について簡
単に説明する。図2には、ターボチャージャ20のター
ビン部22が概略的に示されている。
【0027】このターボチャージャ20のタービン部2
2は、タービン羽根車23と、このタービン羽根車23
を収納するハウジング24と、このハウジング24に形
成され且つタービン羽根車23の回転軸方向に沿って2
分割された2つのスクロール流路25a、25bと、ス
クロール流路25aの入口部に設けた可変ノズル26と
を備えている。
【0028】ターボチャージャ20における可変ノズル
26が設けられた第1のスクロール流路25aの入口部
(図2にAで示す部分)には、図3に示されるようにこ
のスクロール流路25aを開閉する開閉弁27が設けら
れている。この開閉弁27には、例えばウエストゲート
バルブを用いることができる。
【0029】さて、前述したように構成された吸気系で
は、まず、機関運転に伴う負圧の発生により各気筒2に
供給されるべく空気がエアクリーナボックス10に流入
する。エアクリーナボックス10内に流入した空気は、
エアフィルタにて塵埃が除去された後、吸気管7を経て
ターボチャージャ20のコンプレッサ部21に流入す
る。コンプレッサ部21に流入した空気は、コンプレッ
サ部21内のコンプレッサホイール(図示略)にて圧縮
されるが、圧縮に伴う熱はインタークーラ11によって
放熱されて、内燃機関1に供給される空気の密度が高め
られる。
【0030】そして、必要に応じて吸気絞り弁8での流
量調節がされ、吸気枝管9に流入する。吸気枝管9に流
入した空気は、各枝管を介して各気筒2に分配され燃料
噴射弁3から噴射(供給)された燃料と共に燃焼する。
尚、負荷センサ、クランク角、センサ、車速センサ等の
各種センサの出力値は、後述の電子制御ユニット40に
入力されており、燃料噴射制御などにフィードバックさ
れる。
【0031】制御系では、燃料噴射制御を実行すると共
に各種センサからの出力値に基づき、還元剤供給装置3
0の制御などを同時に実行する。排気系は、排気マニホ
ールド17、排気管18、空燃比センサ34及び排気温
度センサ35を備え、機関燃焼に伴い各気筒2から排出
される排気(既燃ガス)を内燃機関1の外部に排出する
排気通路を形成している。
【0032】また、この排気系は、還元剤としての燃料
を排気中に添加するインジェクタ31などにて構成され
た還元剤供給装置30、排気浄化触媒の一種である吸蔵
還元型NOx触媒32、EGR通路(排気再循環通路)
33及び空燃比センサ34を備え、排気中に含まれる有
害物質(有害ガス成分)を浄化する排気浄化装置として
の機能を有する。なお、以下の説明では、吸蔵還元型N
Ox触媒32を単にNOx触媒32と称することもあ
る。
【0033】排気マニホールド17は、各気筒2毎に設
けられた排気ポート17aに接続すると共に各排気ポー
ト17aから流出した排気を集合(合流)させてターボ
チャージャ20のタービン部22に導く排気通路を形成
している。排気管18は、タービン部22から図示しな
い消音器までの通路を形成している。NOx触媒32
は、タービン部22から消音器にかけての排気通路中に
配置される。
【0034】前述したように還元剤供給装置30は排気
燃料添加インジェクタ31を含み、この排気燃料添加イ
ンジェクタ31は、排気マニホールド17においてEG
R通路33とは反対側に設けられ、NOx触媒32の浄
化作用を促すべくNOx触媒32に流入する排気中に還
元剤の供給を行っている。排気温度センサ35は、NO
x触媒32下流の排気管18に設けられ、NOx触媒3
2を経て流出する排気の温度を電子制御ユニット40に
入力している。
【0035】空燃比センサ34は、NOx触媒32下流
の排気管18に設けられ、NOx触媒32を経て流出す
る排気の空燃比を電子制御ユニット40に入力してい
る。EGR通路33には、EGRクーラ37及びEGR
弁36が設置され、排気マニホールド17と吸気枝管9
とを連通させる通路を形成している。
【0036】このように構成された排気系では、機関燃
焼に伴う排気が排気ポート17aを経て排気マニホール
ド17内に流入する。排気マニホールド17に流入した
排気は、排気マニホールド17内にて集合した後、ター
ボチャージャ20のタービン部22に流入する。タービ
ン部22に流入した排気は、タービン部22内に設けら
れたタービン羽根車23を回転させる。
【0037】その際、タービン羽根車23の回転は、ロ
ータシャフト30を介してコンプレッサ部21の図示し
ないコンプレッサホイールへ伝達され、コンプレッサ羽
根車を高速回転させる。その結果、各気筒2に供給され
る空気は、コンプレッサ羽根車にて圧縮され各気筒2に
加圧供給されることになる。一方、タービン部22を経
て流出した排気は、排気管18を流下してNOx触媒3
2に流入する。そして、NOx触媒32内にて有害成分
を浄化された後、図示しない消音器を経て大気に放出さ
れる。
【0038】また、排気マニホールド17内を流れる排
気の一部は、EGR弁36の開弁時にEGR通路33を
経て吸気枝管9内に流入する。その際、EGR通路33
内を流れる排気は、EGRクーラ37内にて冷却されな
がら吸気枝管9へと流下する。そして、吸気枝管9内の
新気(空気)と混ざり合いつつ各気筒2へ導かれ、燃料
噴射弁3から噴射される燃料と共に燃焼されることとな
る。
【0039】尚、排気中には、水蒸気(H2O)や二酸
化炭素(CO2)などの不活性ガスが含まれている。こ
のためEGR通路33を経て供給される排気が、新気
(空気)と共に各気筒2内に流入すると、機関燃焼時に
おける混合気の燃焼温度が低下して窒素酸化物(NO
x)の生成が抑制される。
【0040】前述したように本実施形態における可変ノ
ズル付ターボチャージャを備える内燃機関において、N
Ox触媒32に流入する排気中に適宜のタイミングで還
元剤を供給してリッチ空燃比とするために排気燃料添加
インジェクタ31から排気マニホールド17に還元剤と
しての燃料を供給する。
【0041】しかしながら、排気燃料添加インジェクタ
31から排気マニホールド17に供給された燃料は、排
気中の例えば煤などに付着して成長し、異物となってタ
ーボチャージャ20のタービン部22に到達することに
なる。排気中でのこのような異物の存在は、排気中にお
ける未燃焼ガスの濃度によってその量が多くなり且つそ
の成長によって粒径が大きくなることが知られている。
【0042】このような異物を含んだ排気が、ターボチ
ャージャ20において可変ノズル26を出口に設置した
第1のスクロール流路25aに流入すると、この異物が
狭い可変ノズル26に詰り、最終的には動作に不具合が
生じる恐れがある。そのため、所定値以上、例えば空燃
比18よりも低くなる場合の未燃焼ガスを含む排気が、
ターボチャージャ20における可変ノズル26を出口に
設置した第1のスクロール流路25aに流入しないよう
にすることが必要となる。
【0043】そこで、この実施形態に係る可変ノズル付
ターボチャージャでは、排気振り分け手段28が設けら
れている。この排気振り分け手段28は、未燃焼ガスが
混在しないか又は所定濃度以下の未燃焼ガスの混在する
排気を可変ノズル26が設けられている第1のスクロー
ル流路25aに流し、所定濃度以上の未燃焼ガスの混在
する排気を可変ノズル26が設けられていない第2のス
クロール流路25bに流すものである。
【0044】この排気振り分け手段28により、所定濃
度以上の未燃焼ガスの混在している排気の、可変ノズル
26の設けられているスクロール流路25aへの流れ込
みが阻止され、これにより排気中に含まれる異物などの
可変ノズル26への付着が無くなり、その結果可変ノズ
ル26の目詰まり等の発生を防止することが可能とな
る。
【0045】この排気振り分け手段28の一例として
は、ターボチャージャ20における可変ノズル26が設
けられた第1のスクロール流路25aの入口部(図2に
Aで示す部分)に設けられ、このスクロール流路25a
を開閉する開閉弁27が示される。ここでは、排気マニ
ホールド17からターボチャージャ20におけるタービ
ン部22の入口までの間に未燃焼ガス検出用のセンサ
(図示せず)が設置され、このセンサで排気中の未燃焼
ガスの存在を検知する。
【0046】センサが排気中の未燃焼ガスの存在を検知
した時、このセンサからの検出信号を電子制御ユニット
40が受けて、未燃焼ガス濃度を測定し且つ未燃焼ガス
の濃度が所定値以上と判定された時には、弁体を開閉作
動させるアクチュエータ(図示せず)に動作信号を出力
して開閉弁27を閉弁する。このようにして、所定濃度
以上の未燃焼ガスを含んだ排気が第1のスクロール流路
25aへの流れ込みを阻止し、この排気を第2のスクロ
ール流路25bへ流入させる。
【0047】この排気振り分け手段28の他の例として
は、図4及び図5に示されるように、内燃機関1の排気
マニホールド17に設けられ、内燃機関1における特定
の気筒(図4に示される実施形態では最も右側の気筒を
1番気筒としてその左方向へ2番気筒、3番気筒、4番
気筒とする時、最も左側の4番気筒)から排気される排
気のみを可変ノズル26が設けられていない第2のスク
ロール流路25bに流すべく設けられた特定気筒専用排
気流路19で構成することもできる。
【0048】すなわち、この特定気筒専用排気流路19
は、排気マニホールド17内に仕切壁19aを設けて形
成され、この特定気筒専用排気流路19は、可変ノズル
26が設けられていない第2のスクロール流路25bに
のみ連通するように接続されている。そして、この特定
気筒専用排気流路19内を流れる排気にのみ所定濃度以
上の未燃焼ガスを混在させる。すなわち、前述した排気
燃料添加インジェクタ31は、その燃料吐出部が特定気
筒専用排気流路19内に設置されている。
【0049】これにより、触媒制御のために、排気マニ
ホールド17に排気燃料添加インジェクタ31を設け、
積極的に排気中に還元剤である燃料を添加する場合であ
っても或いは排気行程で燃料噴射(ポスト噴射)を行う
場合であっても、排気中への燃料の混入により発生する
異物によるターボチャージャ20における可変ノズル2
6の目詰まりを有効に防止することができ、その結果タ
ーボチャージャ20の不具合の発生を防止することがで
きる。
【0050】なお、前述した本発明の実施形態は、車両
用ディーゼルエンジンに適用した場合であり、排気系に
還元剤添加装置を設け、この還元剤添加添加装置から還
元剤たる機関燃料を排気中に適量供給してNOx触媒に
流入する排気の空燃比を低下させるものであったが、前
述したように本発明はこのような車両用ディーゼルエン
ジンにターボチャージャを付設する場合にだけに限定さ
れるものではない。
【0051】本発明に係る可変ノズル付ターボチャージ
ャは、一般的なガソリン内燃機関にも適用することがで
きる。すなわち、内燃機関の運転条件によっては燃料が
完全燃焼せず、排気中に未燃焼ガスが混在することがあ
り、このような場合でも、未燃焼ガスが混在した排気が
上述のターボチャージャに供給されると、排気中のHC
等が可変ノズルに付着し、ターボチャージャの作動に不
具合を発生させる恐れも考えられるからである。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る可変
ノズル付ターボチャージャによれば、排気中の所定濃度
以上の未燃焼ガスがターボチャージャの可変ノズルのあ
るスクロール流路には流れ込まない。よって、濃度の高
い排気中に存在する煤などによる異物が可変ノズルに付
着することによる目詰まりを阻止することができる。そ
の結果、ターボチャージャの不具合の発生を抑制するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る可変ノズル付ターボ
チャージャを概略的に示す構成説明図である。
【図2】図1に示される可変ノズル付ターボチャージャ
で用いられるターボチャージャのタービン部を拡大して
概略的に示す構成説明図である。
【図3】図2に示されるターボチャージャのタービン部
における排気入口部付近に切歯された開閉弁を拡大して
概略的に示す構成説明図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る可変ノズル付ター
ボチャージャを概略的に示す構成説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る可変ノズル付ター
ボチャージャのタービン部を拡大してを概略的に示す構
成説明図である。
【符号の説明】
1 ディーゼルエンジン 1a クランクシャフト 2 気筒 3 燃料噴射弁 4 コモンレール(蓄圧室) 4a レール圧センサ 5 燃料供給管 6 燃料ポンプ 7 吸気管 8 吸気絞り弁 9 吸気枝管 10 エアクリーナボックス 11 インタークーラ 12 エアフローメータ 13 吸気温センサ 14 アクチュエータ 15 吸気温センサ 16 過給圧センサ 17 排気マニホールド 17a 排気ポート 18 排気管 19 特定気筒専用排気流路 19a 仕切壁 20 ターボチャージャ 21 コンプレッサ部 22 タービン部 23 タービン羽根車 24 ハウジング 25a スクロール流路 25b スクロール流路 26 可変ノズル 27 開閉弁 28 排気振り分け手段 30 還元剤供給装置 31 排気燃料添加インジェクタ 32 吸蔵還元型NOx触媒 33 EGR通路(排気再循環通路) 34 空燃比センサ 35 排気温度センサ 36 EGR弁 37 EGRクーラ 40 電子制御ユニット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02B 37/12 F02B 39/00 D 37/24 37/12 301Q 39/00 301Z Fターム(参考) 3G005 DA02 EA04 EA14 FA27 GB02 GB12 GB24 GC00 GE01 HA05 HA12 HA18 JA35 3G091 AA02 AA10 AA11 AA13 AA18 AA28 AB06 BA04 BA11 BA14 BA33 CA18 CB02 CB03 CB06 CB07 CB08 DA01 DA02 DA04 DB10 DC01 EA01 EA03 EA05 EA06 EA07 EA17 EA31 EA33 EA34 EA39 FB10 FB12 FB15 FB16 FC02 FC04 FC07 GA06 HA36 HA37 HB03 HB05 HB06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービン羽根車と、このタービン羽根車
    を収納するハウジングと、このハウジングに形成された
    スクロール流路と、スクロール流路に流入する排気の量
    を調整する可変ノズルとを備え、内燃機関から排出され
    る排気のエネルギーでタービン羽根車を駆動する可変ノ
    ズル付ターボチャージャにおいて、 前記タービン羽根車の入口部に対峙する前記スクロール
    流路をタービン羽根車の回転軸方向に沿って複数に分割
    してそれぞれ形成された可変ノズルを備えた第1のスク
    ロール流路及び可変ノズルを備えない第2のスクロール
    流路と、 未燃焼ガスが混在しないか又は所定濃度以下の未燃焼ガ
    スの混在する排気を前記第1のスクロール流路に流し、
    所定濃度以上の未燃焼ガスが混在する排気を前記第2の
    スクロール流路に流すように切り替える排気振り分け手
    段と、を備え、 所定濃度以上の未燃焼ガスが混在している排気の第1の
    スクロール流路への流入を阻止することを特徴とする可
    変ノズル付ターボチャージャ。
  2. 【請求項2】 前記スクロール流路に流れ込む排気中の
    未燃焼ガスの濃度を検出する未燃焼ガス濃度検出手段を
    備え、排気中の未燃焼ガスの濃度が所定濃度以上と判定
    されたときは、前記排気振り分け手段によって所定濃度
    以上の未燃焼ガスが混在している排気の第1のスクロー
    ル流路への流入を阻止することを特徴とする請求項1に
    記載の可変ノズル付ターボチャージャ。
  3. 【請求項3】 前記排気振り分け手段が、ターボチャー
    ジャにおける前記可変ノズルを備えた第1のスクロール
    流路の入口部に設けられ、この第1のスクロール流路を
    開閉する開閉弁であることを特徴とする請求項1に記載
    の可変ノズル付ターボチャージャ。
  4. 【請求項4】 前記開閉弁より上流側に設けられ、前記
    スクロール流路に流れ込む排気中の未燃焼ガスを検出す
    るセンサと、このセンサからの検出信号を受けて、未燃
    焼ガス濃度を判定し且つ未燃焼ガスの濃度が所定値以上
    と判定された時、前記開閉弁を作動させる信号を出力す
    る制御装置と、この制御装置からの出力信号を受け、前
    記開閉弁を開閉動作させるアクチュエータとを更に備え
    て構成されていることを特徴とする請求項2に記載の可
    変ノズル付ターボチャージャ。
  5. 【請求項5】 前記排気振り分け手段が、前記内燃機関
    の排気マニホールドに設けられ、前記内燃機関における
    特定の気筒から排出される排気のみを前記第2のスクロ
    ール流路に流すべく設けられた特定気筒専用排気流路で
    構成され、この特定気筒専用排気流路内を流れる排気に
    未燃焼ガスを混在させることを特徴とする請求項1に記
    載の可変ノズル付ターボチャージャ。
  6. 【請求項6】 前記特定気筒専用排気流路が、前記排気
    マニホールド内に仕切壁を設けて形成されていることを
    特徴とする請求項4に記載の可変ノズル付ターボチャー
    ジャ。
  7. 【請求項7】 前記特定気筒専用排気流路内に未燃焼ガ
    スを混在させる手段が、前記特定気筒専用排気流路内に
    設置された排気燃料添加インジェクタによる燃料添加、
    前記特定気筒内でのポスト噴射、あるいは前記特定気筒
    内での低温燃焼のいずれか一つまたは二以上の組合せで
    あることを特徴とする請求項4又は5に記載の可変ノズ
    ル付ターボチャージャ。
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