JP2003119888A - ユニット建物 - Google Patents

ユニット建物

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JP2003119888A
JP2003119888A JP2001315721A JP2001315721A JP2003119888A JP 2003119888 A JP2003119888 A JP 2003119888A JP 2001315721 A JP2001315721 A JP 2001315721A JP 2001315721 A JP2001315721 A JP 2001315721A JP 2003119888 A JP2003119888 A JP 2003119888A
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JP
Japan
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unit
units
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window
windows
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Withdrawn
Application number
JP2001315721A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Takeuchi
清 竹内
Hideaki Miki
英敬 三木
Makiko Iwata
牧子 岩田
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のユニットに跨がる大型の窓40a〜4
0dと同等のものを得ることができるようにする。 【解決手段】 2つの下部ユニット31a,31bと2
つの上部ユニット32a,32bとを、その外壁面33
がほぼ同一面となるように配置し、各ユニット31a,
31b,32a,32bの外壁面33における相互に近
接する位置に、それぞれ窓40a〜40dを設け、各ユ
ニット31a,31b,32a,32bの接合部分4
6,47における各窓40a〜40d間の部分に、窓4
0a〜40dと意匠的に整合性のある水平カバー部材4
3を取付けることにより、複数のユニットに跨がる大型
意匠窓45を構成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ユニット建物に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の建物ユニットを組合せ
てユニット建物を構築するユニット工法が行われてい
る。
【0003】このようなユニット工法では、複数の壁パ
ネルをほぼ箱状に組合せた建物ユニットなどが用いられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のユニ
ット建物で、複数のユニットに跨がる大型の窓を作ろう
とした場合、特公平4−53237号公報に示されるよ
うに、現地施工とせざるを得ず、工場段階で対応するこ
とができなかった。
【0005】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、複数のユニットに跨がる大型の窓と同等のもの
を得ることができるユニット建物を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、複数の建物ユニッ
トを組合せて構築されるユニット建物において、2つの
下部ユニットと2つの上部ユニットとを、その外壁面が
ほぼ同一面となるように配置し、各ユニットの外壁面に
おける相互に近接する位置に、それぞれ窓を設け、各ユ
ニットの接合部分における各窓間の部分に、窓と意匠的
に整合性のあるカバー部材を取付けることにより、複数
のユニットに跨がる大型意匠窓を構成したユニット建物
を特徴としている。
【0007】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、各ユニットに設けた窓およびカバー部材に
よって複数のユニットに跨がる大型意匠窓を構成したの
で、ユニット建物の外観および内観を向上することがで
きる。
【0008】請求項2に記載された発明では、前記カバ
ー部材を前記窓の枠材と同系色として、意匠的に整合性
を持たせた請求項1記載のユニット建物を特徴としてい
る。
【0009】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、カバー部材を、窓の枠材と同系色とするこ
とにより、意匠的に整合性を有する大型意匠窓に見せる
ことができる。
【0010】請求項3に記載された発明では、前記上部
ユニットが下屋ユニットであり、前記下部ユニットが居
室ユニットであり、下屋ユニットと居室ユニットとによ
って吹抜空間が構成される請求項1または2記載のユニ
ット建物を特徴としている。
【0011】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、下屋ユニットと居室ユニットとによって構
成された吹抜空間は、十分な採光を得られる明るい空間
となる。
【0012】請求項4に記載された発明では、前記下屋
ユニットに隣接して床付きの上階居室ユニットが設けら
れ、該上階居室ユニットの側面が前記吹抜空間に通じて
いる請求項3記載のユニット建物を特徴としている。
【0013】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、下屋ユニットに隣接して設けられた床付き
の上階居室ユニットは、側面が吹抜空間に通じているの
で、十分な採光が得られ、且つ、豊かな眺望を得ること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。
【0015】図1〜図17は、この発明の実施の形態を
示すものである。
【0016】まず、構成を説明すると、図1は、この実
施の形態にかかるユニット建物1を示している。
【0017】このユニット建物1の下階部分2は、図2
に示すように、玄関3、複数の居室4〜6、階段7、キ
ッチン8、ダイニング9、リビング10などを有する間
取りを備えている。また、上階部分15は図3に示すよ
うに、複数の居室16〜20、階段21、吹抜け22、
バルコニー23,24などを有する間取りを備えてい
る。
【0018】そして、このユニット建物1は、複数の建
物ユニットを組合せて構築されている。下階部分2は、
図4に示すような建物ユニット31a〜31mの配置を
有している。また、上階部分15は、図5に示すような
建物ユニット32a〜32lの配置を有している。これ
ら建物ユニットには、複数の壁パネルをほぼ箱状に組合
せた木質系のものが使用されている。
【0019】この実施の形態のものでは、図6に示すよ
うに、リビング10を構成する2つの下部ユニット31
a,31bと、吹抜け22となる2つの上部ユニット3
2a,32bとを、その外壁面33がほぼ同一面となる
ように配置する。
【0020】この際、特に、上部ユニット32a,32
bを下屋ユニット34とし、下部ユニット31a,31
bを居室ユニット35として、図7に示すように、下屋
ユニット34と居室ユニット35とによって吹抜空間3
6を構成する。
【0021】また、下屋ユニット34に隣接する上部ユ
ニット32cを床付きの上階居室ユニット37とし、上
階居室ユニット37の側面が吹抜空間36に通じるよう
に、手摺り38などを設ける。
【0022】そして、各ユニット31a,31b,32
a,32bの外壁面33における相互に近接する位置
に、それぞれ窓40a〜40dを設ける。この窓40a
〜40dは、上下左右の位置をお互いに合せるようにす
る。
【0023】更に、各ユニット31a,31b,32
a,32bの接合部分における各窓40a〜40d間の
部分に、水平カバー部材43を取付けることにより、複
数のユニットに跨がる大型意匠窓45を構成する。
【0024】より具体的には、図6に示すように、各ユ
ニット31a,31b,32a,32bの外壁面33に
は、サイディング材が貼られている。上部ユニット32
a,32bと下部ユニット31a,31bの接合部分4
6,47の屋外側には、水平モール48が取付けられて
いる。
【0025】そして、各窓40a〜40dは、ほぼ上下
方向へ延びるサッシ外フィラー材49、サッシ間フィラ
ー材50、垂直カバー部材51をそれぞれ備えて、大型
意匠窓45を外観上一体のものとしている。更に、上部
ユニット32a,32bの窓40c,40dは、上部に
サッシ上化粧パネル52を備えている。
【0026】上下の窓40a,40bおよび40c,4
0dの間の部分には、図8(a)〜(c)に示すよう
に、上枠55、下枠56、竪枠57で囲まれたアルミパ
ネル58に木目調横桟59を複数枚取付けてなる木目調
パネル60が水平カバー部材43として取付けられてい
る。この木目調パネル60には、上枠補助部材61、下
枠補助部材62、竪枠補助部材63、パネル補助部材6
4が取付けられている。
【0027】上記水平カバー部材43や垂直カバー部材
51は、上記窓40a〜40dの枠材41と同系色とさ
れて、意匠的に整合性を有しているので、窓40a〜4
0dという4つの窓があたかも一体に見える大型意匠窓
45が構成される。
【0028】なお、図6の各部の断面は、図9〜図11
に示す通りである。
【0029】更に、各ユニット31a,31b,32
a,32bの室内側においては、左右の窓40a,40
cおよび40b,40dの両側部および中間部にそれぞ
れ上下方向へ延びる柱70が設けられ、この柱70の表
面は化粧カバー71で覆われている。また、各柱70間
には必要に応じて縦桟72が設けられ、この縦桟72の
表面は化粧板73で覆われている。
【0030】また、上部ユニット32a,32bと下部
ユニット31a,31bの接合部分46,47で且つ上
下の窓40a〜40d間の位置は、横方向へ延びる化粧
板74,75や化粧カバー76などで適宜覆われてい
る。これらにより、大型意匠窓45を内観上一体のもの
としている。
【0031】そして、上部ユニット32a,32bと下
部ユニット31a,31bの接合部分46,47で且つ
上下の窓40a〜40d間の位置には、また、横方向へ
延びる補強用の耐風梁80が設けられる。この耐風梁8
0は、強度確保の上で室内側へ突出してしまうことがあ
る。
【0032】そこで、この耐風梁80の突出部分81
に、突出部分81を覆うようにカーテンボックス85を
取付ける。カーテンボックス85の取付けは、接着剤と
フィニッシュネイルとで行う。耐風梁80の突出部分8
1の大型意匠窓45以外の部分には廻り縁86を取付け
るなどする。
【0033】なお、図7の各部の断面は、図12〜図1
5および、図16、図17に示す通りである。図12
中、符号91は勾配天井廻り縁である。
【0034】次に、この実施の形態の作用について説明
する。
【0035】この実施の形態では、2つの下部ユニット
31a,31bと2つの上部ユニット32a,32bと
を、その外壁面33がほぼ同一面となるように配置し、
各ユニット31a,31b,32a,32bの外壁面3
3における相互に近接する位置に、それぞれ窓40a〜
40dを設け、各ユニット31a,31b,32a,3
2bの接合部分46,47における各窓40a〜40d
間の部分に、窓40a〜40dと意匠的に整合性のある
水平カバー部材43を取付けることにより、複数のユニ
ットに跨がる大型意匠窓45を構成したので、ユニット
建物1の外観および内観を向上することができる。
【0036】また、上部ユニット32a,32bを下屋
ユニット34とし、下部ユニット31a,31bを居室
ユニット35として、下屋ユニット34と居室ユニット
35とによって吹抜空間36を構成することにより、吹
抜空間36は、十分な採光を得られる明るい空間とな
る。
【0037】更に、下屋ユニット34に隣接して床付き
の上階居室ユニット37を設け、上階居室ユニット37
の側面を吹抜空間36に通じるようにすることにより、
床付きの上階居室ユニット37は、十分な採光が得ら
れ、且つ、豊かな眺望を得ることができる。
【0038】加えて、耐風梁80の突出部分81に、突
出部分81を覆うようにカーテンボックス85を取付け
たので、突出部分81をアクセントとして見せることが
できると共に、カーテンボックス85として実用性を持
たせることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、各ユニットに設けた窓およびカバー部材に
よって複数のユニットに跨がる大型意匠窓を構成したの
で、ユニット建物の外観および内観を向上することがで
きる。
【0040】請求項2にかかる発明によれば、カバー部
材を、窓の枠材と同系色とすることにより、意匠的に整
合性を有する大型意匠窓に見せることができる。
【0041】請求項3にかかる発明によれば、下屋ユニ
ットと居室ユニットとによって構成された吹抜空間は、
十分な採光を得られる明るい空間となる。
【0042】請求項4にかかる発明によれば、下屋ユニ
ットに隣接して設けられた床付きの上階居室ユニット
は、側面が吹抜空間に通じているので、十分な採光が得
られ、且つ、豊かな眺望を得ることができる、という実
用上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の外観斜視図である。
【図2】図1の下階部分の間取り図である。
【図3】図1の上階部分の間取り図である。
【図4】図1の下階部分のユニット配置図である。
【図5】図1の上階部分のユニット配置図である。
【図6】図1の部分拡大外観図である。
【図7】図1の部分拡大内観図である。
【図8】(a)〜(c)は、それぞれ図6のカバー部材
の正面図、側面図、底面図である。
【図9】図6のA−A断面図である。
【図10】図6のB−B断面図である。
【図11】図6のC−C断面図である。
【図12】図7のD−D断面図である。
【図13】図7のE−E断面図である。
【図14】図7のF−F断面図である。
【図15】図7のG−G断面図である。
【図16】図14のH−H断面図である。
【図17】図14のI−I断面図である。
【符号の説明】
1 ユニット建物 31a 下部ユニット 31b 下部ユニット 32a 上部ユニット 32b 上部ユニット 33 外壁面 34 下屋ユニット 35 居室ユニット 36 吹抜空間 37 上階居室ユニット 40a 窓 40b 窓 40c 窓 40d 窓 41 窓の枠材 43 水平カバー部材 45 大型意匠窓 46 接合部分 47 接合部分 51 垂直カバー部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の建物ユニットを組合せて構築される
    ユニット建物において、 2つの下部ユニットと2つの上部ユニットとを、その外
    壁面がほぼ同一面となるように配置し、 各ユニットの外壁面における相互に近接する位置に、そ
    れぞれ窓を設け、 各ユニットの接合部分における各窓間の部分に、窓と意
    匠的に整合性のあるカバー部材を取付けることにより、
    複数のユニットに跨がる大型意匠窓を構成したことを特
    徴とするユニット建物。
  2. 【請求項2】前記カバー部材を前記窓の枠材と同系色と
    して、意匠的に整合性を持たせたことを特徴とする請求
    項1記載のユニット建物。
  3. 【請求項3】前記上部ユニットが下屋ユニットであり、
    前記下部ユニットが居室ユニットであり、下屋ユニット
    と居室ユニットとによって吹抜空間が構成されることを
    特徴とする請求項1または2記載のユニット建物。
  4. 【請求項4】前記下屋ユニットに隣接して床付きの上階
    居室ユニットが設けられ、該上階居室ユニットの側面が
    前記吹抜空間に通じていることを特徴とする請求項3記
    載のユニット建物。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006089998A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Sekisui Chem Co Ltd 木質系ユニット建物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006089998A (ja) * 2004-09-22 2006-04-06 Sekisui Chem Co Ltd 木質系ユニット建物

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