JP2003118679A - 水中航走体の曳航ケーブル展開装置 - Google Patents

水中航走体の曳航ケーブル展開装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 展開器を海中に投棄することなく、曳航ケー
ブル及び曳航体を使用時に確実に展開することができる
水中航走体の曳航ケーブル展開装置を提供する。 【解決手段】 水中航走体2の後方に同軸に連結された
中空円筒形の格納器12と、格納器内に設けられ不使用
時に曳航体6を保持し使用時に後方に打ち出す曳航体打
出器14とを備える。水中航走体に一端が固定された曳
航ケーブル5の中間部を格納器の回りに巻き付け、その
後、曳航ケーブルの他端に取り付けられた曳航体6を曳
航体打出器14に収容して保持し、使用時に格納器を切
り離すことなく曳航体を格納器から後方に打ち出し、曳
航器の受ける抵抗力により曳航ケーブルを格納器から巻
き戻して曳航体を展開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水中航走体の曳航ケー
ブル展開装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水中を航走する水中航走体として、例え
ば特開平1−75899号に「揚力舵を持つ水中航走
体」が開示されている。この水中航走体は、図4に模式
的に示すように、水中航走体の尾部に方向の異なる4枚
のフラップ舵1を有し、このフラップ舵の揺動により、
上下、左右の姿勢制御と、本体2の回転を防ぐロール制
御を行うようになっている。なお、この図において、3
は固定舵、4は推進用スクリューである。
【0003】上述した水中航走体は、図4(A)に示す
ように、曳航ケーブル5を介して曳航体6(送波器、受
波器等、例えばハイドロフォン)を曳航し、自己ノイズ
の影響なしに水中音を発信又は受信するようになってい
る。かかる水中航走体は、不使用時には曳航体、曳航ケ
ーブルを水中航走体が自由に水中航走できるように後部
に連結しておき、使用時に確実に展開して使用状態とな
る必要がある。
【0004】水中航走体は、小型であり(例えば胴部直
径が約100mm前後)、かつ無人で運行する。このた
め、水中航走体の後部に取り付ける曳航ケーブル5及び
曳航体6を、水中航走体の運動に影響しないように格納
し、必要時に展開できる必要がある。しかし、かかる水
中航走体の曳航ケーブル展開装置が存在せず、かつ水中
航走体が非常に小型なため、従来の一般的な連結・展開
装置を水中航走体に適用することができなかった。
【0005】かかる要望を満たすために、本発明の発明
者等は、先に、小型の水中航走体の後部に、水中航走体
の運動に影響しないように曳航ケーブル及び曳航体を、
不使用時には確実に連結・格納することができ、使用時
に確実に展開することができる水中航走体の曳航ケーブ
ル展開装置を創案し、出願した(例えば、特開2001
−114187、特開2001−114192)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先行出願の水中航走体
の曳航ケーブル展開装置は、例えば図4(B)に示すよ
うに、いずれも、曳航ケーブル5を展開器7に巻き付け
ることにより格納し、使用する際に、展開器7を水中航
走体から切り離すことにより、曳航ケーブル5がほどけ
るようになっている。しかし、かかる装置では、曳航ケ
ーブルの展開と同時に展開器7が海中に投棄されること
になるため、周辺を航行する艦船等に投棄した展開器が
衝突するおそれがあった。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、展開
器を海中に投棄することなく、曳航ケーブル及び曳航体
を使用時に確実に展開することができる水中航走体の曳
航ケーブル展開装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、水中航
走体(2)の後方に同軸に連結された中空円筒形の格納
器(12)と、格納器内に設けられ不使用時に曳航体
(6)を保持し使用時に後方に打ち出す曳航体打出器
(14)とを備え、水中航走体に一端が固定された曳航
ケーブル(5)の中間部を格納器の回りに巻き付け、そ
の後、曳航ケーブルの他端に取り付けられた曳航体
(6)を曳航体打出器(14)に収容して保持し、使用
時に格納器を切り離すことなく曳航体を格納器から後方
に打ち出し、曳航器の受ける抵抗力により曳航ケーブル
を格納器から巻き戻して曳航体を展開する、ことを特徴
とする水中航走体の曳航ケーブル展開装置が提供され
る。
【0009】本発明の構成によれば、水中航走体に一端
が固定された曳航ケーブル(5)の中間部を格納器の回
りに巻き付け、その後、曳航ケーブルの他端に取り付け
られた曳航体(6)を曳航体打出器(14)に収容して
保持するので、曳航体を格納器から後方に打ち出すだけ
で、曳航器の受ける抵抗力により曳航ケーブルを格納器
から巻き戻して曳航体を展開することができる。従っ
て、使用時に格納器を切り離す必要がなく、展開器を海
中に投棄することなく、曳航ケーブル及び曳航体を使用
時に確実に展開することができる。
【0010】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
曳航体打出器(14)は、格納器(12)内に同軸中心
上に取り付けられ、後方が開口し、曳航体(6)を後方
に打ち出し可能に収容する中空円筒形の曳航体ホルダ
(14a)と、該曳航体ホルダの前方端と曳航体との間
に収容され曳航体を後方に向けて付勢する圧縮バネ(1
4b)と、前記曳航体ホルダの開口端に設けられ、曳航
体の後方への移動を拘束する拘束器(14c)と、該拘
束器の拘束を解除する拘束解除装置(15)とからな
る。
【0011】この構成により、拘束解除装置(15)で
拘束器(14c)の拘束を解除するだけで、圧縮バネ
(14b)の付勢力により曳航体(6)を後方に打ち出
し、曳航ケーブル及び曳航体を海中に展開することがで
きる。
【0012】また、前記拘束解除装置(15)は、拘束
器(14c)を拘束位置に保持する拘束ワイヤ(15
a)と、該拘束ワイヤを分断する解除ピン(15b)
と、該解除ピンを分断方向に引き抜くための解除ワイヤ
(15c)と、該解除ワイヤを水中航走体の推進軸の回
転により巻き取る解除リール(15d)とからなる。
【0013】この構成により、水中航走体の推進軸の回
転により解除リール(15d)が回転して、解除ワイヤ
(15c)を巻き取り、解除ピン(15b)を分断方向
に引き抜いて拘束器(14c)の拘束を解除することが
できる。
【0014】また、水中航走体の後方に延びた支持棒
(16)と、該支持棒と格納器を切り離し可能に連結す
る連結装置(18)とを備え、前記格納器はその前部外
周部に、支持棒が嵌まる軸方向凹部を有し、前記連結装
置は、格納器に支持棒が嵌まった状態で支持棒と格納器
の前部外周部を共締めするベルト(18a)と、該ベル
トの両端を引張状態で連結する連結ワイヤ(18b)と
を有し、該連結ワイヤを分断してベルトの両端を切り離
し、これによりベルトが弾性により外方に開いて格納器
と支持棒の連結を切り離すようになっている。
【0015】この構成により、曳航ケーブル及び曳航体
の展開後に、必要に応じて、連結ワイヤ(18b)を分
断して支持棒(16)と格納器(12)を切り離し、水
中航走体の航走負荷を軽減することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付して使用し重複した説明を
省略する。
【0017】図1は、本発明の曳航ケーブル展開装置を
備えた水中航走体の側面図であり、図2はその部分拡大
図である。これらの図に示すように、本発明の曳航ケー
ブル展開装置10は、水中航走体の後部に取り付けられ
た格納器12と曳航体打出器14を備える。
【0018】格納器12は、水中航走体2の後方に同軸
に連結された中空円筒形のリール状部材であり、その外
周部に曳航ケーブル5を巻き付けられるようになってい
る。曳航ケーブル5の一端は水中航走体2の内部に接続
され、他端に曳航体6が接続される。曳航体6は、送波
器、受波器等、例えばハイドロフォンである。
【0019】曳航体打出器14は、格納器12内に設け
られ、不使用時に曳航体6を保持し、使用時に後方に打
ち出すようになっている。図2に示すように、曳航体打
出器14は、この例では、中空円筒形の曳航体ホルダ1
4a、圧縮バネ14b、拘束器14c及び拘束解除装置
15からなる。中空円筒形の曳航体ホルダ14aは、格
納器12内に同軸に取り付けられ、後方が開口し前方が
閉じ、曳航体6を後方に打ち出し可能に収容する中空円
筒形の底のある筒である。曳航体6は、曳航ケーブル5
に連結された側を後方にしてこの曳航体ホルダ14a内
に格納される。圧縮バネ14bは、曳航体ホルダ14a
の前方端の底面と曳航体6との間に収容され曳航体6を
後方に向けて付勢している。
【0020】拘束器14cは、曳航体ホルダ14aの開
口端に設けられ、曳航体6の後方への移動を拘束してい
る。なお、この例で、拘束器14cは、ピンAを中心に
揺動可能に構成された3つ又はそれ以上の揺動部材であ
り、拘束時にはワイヤ15aで曳航体6の後方移動を阻
止する位置に固定され、ワイヤが外れると圧縮バネ14
bの付勢力により、図で二点鎖線で示す退避位置まで揺
動し、曳航体6の後方への移動が可能となる。
【0021】拘束解除装置15は、拘束器14cの拘束
を解除するようになっている。この例において、拘束解
除装置15は、拘束ワイヤ15a、解除ピン15b、解
除ワイヤ15c及び解除リール15dからなる。拘束ワ
イヤ15aは、曳航体6の後方移動を阻止する位置に固
定されており、拘束器14cを拘束位置に保持する。な
お、この例では、拘束ワイヤ15aの両端を解除ピン1
5bで連結して拘束ワイヤ15aをループ状に固定して
いる。解除ピン15bは、ループ状になった拘束ワイヤ
15aの両端を連結しており、これを抜くことで拘束ワ
イヤ15aが分断される。解除ワイヤ15cは、解除ピ
ン15bに一端が連結され、他端が解除リール15dに
連結され、解除リール15dの回転により解除ピン15
bを分断方向に引き抜かれる。解除リール15dは、水
中航走体の推進軸に連結されており、その回転により、
解除ワイヤ15dを巻き取るようになっている。
【0022】この構成により、水中航走体の推進軸の回
転により解除リール15dが回転して、解除ワイヤ15
cを巻き取り、解除ピン15bを分断方向に引き抜いて
拘束器14cの拘束を解除することができる。なお、本
発明において拘束解除装置15は、この構成に限定され
ず、その他の周知の構成、例えば溶断ワイヤやカートリ
ッジ切断器を用いて拘束ワイヤ15aを解除してもよ
い。
【0023】図2において、本発明の水中航走体の曳航
ケーブル展開装置は、更に、水中航走体の後方に延びた
支持棒16と、支持棒16と格納器12を切り離し可能
に連結する連結装置18とを備える。
【0024】この例において、格納器12はその前部外
周部に、支持棒16が嵌まる軸方向凹部を有する。ま
た、連結装置18は、格納器に支持棒が嵌まった状態で
支持棒と格納器の前部外周部を共締めするベルト18a
と、このベルトの両端を引張状態で連結する連結ワイヤ
18bとを有する。また、この連結ワイヤ18bを切断
するカートリッジ切断器19を備えており、連結ワイヤ
18bを分断してベルトの両端を切り離し、これにより
ベルトが弾性により外方に開いて格納器12と支持棒1
6の連結を切り離すようになっている。
【0025】格納器12はその前部外周部に、支持棒1
6が嵌まる複数の軸方向凹部を有している。各支持棒1
6は、水中航走体2の後部に前端が固定され、推進スク
リュー4の外側を後方に延び、格納器12の軸方向凹部
に嵌まっている。また、格納器12と支持棒16は、連
結状態でベルトが嵌まる共通の周方向溝を有し、これに
より軸方向の移動を防止するようになっている。
【0026】連結装置18は、格納器12に支持棒16
が嵌まった状態で支持棒16と格納器12の前部外周部
を共締めするベルト18aと、ベルト18aの両端を引
張状態で連結する連結ワイヤ18bとからなる。なお、
ベルトは、板バネに限定されず、板とバネを組合わせた
もの、板又は棒とゴムを組合わせたものでもよい。
【0027】図3は、本発明の曳航ケーブル展開装置の
作動説明図であり、(A)は曳航体6の不使用時、
(B)は曳航ケーブルの展開時、(C)は曳航体の使用
状態、(D)は格納器12の分離状態を示している。
【0028】(A)に示すように、上述した本発明の構
成によれば、水中航走体2に一端が固定された曳航ケー
ブル5の中間部を格納器12の回りに巻き付け、曳航ケ
ーブル5の他端に取り付けられた曳航体6は、格納器1
2の中心に位置する曳航体打出器14に格納されている
ので、水中航走体の運動に影響しないように曳航ケーブ
ル及び曳航体を、不使用時に確実に連結・格納すること
ができる。
【0029】また、水中航走体2に一端が固定された曳
航ケーブル5の中間部を格納器の回りに巻き付け、その
後、曳航ケーブル5の他端に取り付けられた曳航体6を
曳航体打出器14に収容して保持するので、(B)に示
すように、曳航体6を格納器から後方に打ち出すだけ
で、曳航器の受ける抵抗力により曳航ケーブルを格納器
から巻き戻して曳航体を展開し、(C)に示すように使
用状態とすることができる。従って、使用時に格納器を
切り離す必要がなく、展開器を海中に投棄することな
く、曳航ケーブル及び曳航体を使用時に確実に展開する
ことができる。
【0030】更に、(D)に示すように、曳航ケーブル
5及び曳航体6の展開後に、必要に応じて、連結ワイヤ
18bを分断して支持棒16と格納器12を切り離し、
水中航走体の航走負荷を軽減することができる。
【0031】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できる
ことは勿論である。
【0032】
【発明の効果】上述したように本発明は、展開器(格納
器12)を水中航走体に装着したままで、曳航体及び曳
航ケーブルのみを展張させるものであり、以下の効果を
有する。 (1)展開器を投棄しないため、投棄後の展開器の処理
について配慮する必要がなくなった。 (2)円筒型の展開器を採用し、さらに曳航体打出器を
中心軸上に配置することで、水中航走体の推進器から発
生した水流を妨げることがなくなり、水中航走体の推進
力を確保することが可能となった。 (3)水中航走体と展開器を同時に回収することが可能
となり、回収作業を軽減することができた。
【0033】従って、本発明の水中航走体の曳航ケーブ
ル展開装置は、展開器を海中に投棄することなく、曳航
ケーブル及び曳航体を使用時に確実に展開することがで
きる、等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の曳航ケーブル展開装置を備えた水中航
走体の側面図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】本発明の曳航ケーブル展開装置の作動説明図で
ある。
【図4】従来の水中航走体の模式図である。
【図5】従来の水中航走体の使用状態を示す図である。
【符号の説明】
1 フラップ舵、2 本体(水中航走体)、3 固定
舵、4 スクリュー、5 曳航ケーブル、6 曳航体
(送波器、受波器等)、7 展開器、10 曳航ケーブ
ル展開装置、12 格納器(展開器)、14 曳航体打
出器、14a 曳航体ホルダ、14b 圧縮バネ、14
c 拘束器、 15 拘束解除装置、15a 拘束ワイヤ、 15b 解除ピン、15c 解除ワイヤ、 15d 解除リール、16 支持棒、 18 連結装置、18a ベルト、18b 連結ワイヤ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中航走体(2)の後方に同軸に連結さ
    れた中空円筒形の格納器(12)と、格納器内に設けら
    れ不使用時に曳航体(6)を保持し使用時に後方に打ち
    出す曳航体打出器(14)とを備え、 水中航走体に一端が固定された曳航ケーブル(5)の中
    間部を格納器の回りに巻き付け、その後、曳航ケーブル
    の他端に取り付けられた曳航体(6)を曳航体打出器
    (14)に収容して保持し、使用時に格納器を切り離す
    ことなく曳航体を格納器から後方に打ち出し、曳航器の
    受ける抵抗力により曳航ケーブルを格納器から巻き戻し
    て曳航体を展開する、ことを特徴とする水中航走体の曳
    航ケーブル展開装置。
  2. 【請求項2】 前記曳航体打出器(14)は、格納器
    (12)内に同軸中心上に取り付けられ、後方が開口
    し、曳航体(6)を後方に打ち出し可能に収容する中空
    円筒形の曳航体ホルダ(14a)と、該曳航体ホルダの
    前方端と曳航体との間に収容され曳航体を後方に向けて
    付勢する圧縮バネ(14b)と、前記曳航体ホルダの開
    口端に設けられ、曳航体の後方への移動を拘束する拘束
    器(14c)と、該拘束器の拘束を解除する拘束解除装
    置(15)とからなる、ことを特徴とする請求項1に記
    載の水中航走体の曳航ケーブル展開装置。
  3. 【請求項3】 前記拘束解除装置(15)は、拘束器
    (14c)を拘束位置に保持する拘束ワイヤ(15a)
    と、該拘束ワイヤを分断する解除ピン(15b)と、該
    解除ピンを分断方向に引き抜くための解除ワイヤ(15
    c)と、該解除ワイヤを水中航走体の推進軸の回転によ
    り巻き取る解除リール(15d)とからなる、ことを特
    徴とする請求項2に記載の水中航走体の曳航ケーブル展
    開装置。
  4. 【請求項4】 水中航走体の後方に延びた支持棒(1
    6)と、該支持棒と格納器を切り離し可能に連結する連
    結装置(18)とを備え、 前記格納器はその前部外周部に、支持棒が嵌まる軸方向
    凹部を有し、前記連結装置は、格納器に支持棒が嵌まっ
    た状態で支持棒と格納器の前部外周部を共締めするベル
    ト(18a)と、該ベルトの両端を引張状態で連結する
    連結ワイヤ(18b)とを有し、該連結ワイヤを分断し
    てベルトの両端を切り離し、これによりベルトが弾性に
    より外方に開いて格納器と支持棒の連結を切り離すよう
    になっている、ことを特徴とする請求項1に記載の水中
    航走体の曳航ケーブル展開装置。
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