JP2003118634A - Connection structure of upper frame member of vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばテールゲ
ートを備えた車両の上部骨格部材の結合構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】テールゲートを備えた車両は、テールゲ
ートを設ける車体後部の開口部まわりの剛性を大きくす
ることが望まれている。上記開口部を補強するために、
複数のパネル部材によって車体に閉断面を形成したり、
各種のリンフォース部材を付加することが行われてい
る。
【０００３】例えば、テールゲートの上部を支持する上
部骨格部材の剛性を高めるために、ルーフレールアウタ
部材とルーフレールインナ部材とによって、閉断面を有
するルーフレールリヤを形成し、ルーフレールリヤの両
端部を、それぞれ、車両の側壁部上部を構成するエクス
テンション部材に溶接することが提案されている。さら
にこの側壁部上部を補強するために、エクステンション
部材の近傍をリンフォース部材によって補強することも
考えられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】閉断面を有するルーフ
レールリヤの端部をエクステンション部材に溶接する場
合、ルーフレールリヤの両側縁に沿うフランジ部をエク
ステンション部材とリンフォース部材にスポット溶接す
るのが一般的な考えである。
【０００５】しかし、ルーフレールリヤのフランジ部を
単にエクステンション部材等にスポット溶接するだけで
は、両者の結合部の強度を高めることに限界がある。こ
の場合、ルーフレールアウタ部材とルーフレールインナ
部材により形成される閉断面によってルーフレールリヤ
自体の剛性を大きくすることができても、エクステンシ
ョン部材との結合強度が小さいと、ルーフレールリヤの
剛性を十分活かしきれない。
【０００６】従ってこの発明の目的は、車両のルーフ部
を構成する骨格部材と車両の側壁部との結合強度を高め
ることのできる車両の上部骨格部材の結合構造を提供す
ることにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項１に記
載したように、第１閉断面部を形成するルーフレールア
ウタ部材およびルーフレールインナ部材と、第２閉断面
部を形成するエクステンション部材およびピラーリンフ
ォース部材とを有する車両に適用される。ルーフレール
アウタ部材の端縁はルーフレールインナ部材の端縁より
も突出し、エクステンション部材の端縁はピラーリンフ
ォース部材の端縁よりも突出している。
【０００８】そしてルーフレールアウタ部材の端縁が、
ピラーリンフォース部材の端縁に載置された状態で、例
えばスポット溶接等によってピラーリンフォース部材に
結合される。また、ルーフレールインナ部材の端縁が、
エクステンション部材の端縁に載置された状態で、スポ
ット溶接等によってエクステンション部材に結合され
る。
【０００９】本発明の好ましい形態では、ルーフレール
アウタ部材の端縁の近傍、すなわちルーフレールインナ
部材の端縁とエクステンション部材の端縁との溶接部を
臨む位置に、これら端縁どうしをスポット溶接する際に
使用する作業孔が形成されている。また本発明の好まし
い形態では、エクステンション部材の端縁の近傍、すな
わちルーフレールアウタ部材の端縁とピラーリンフォー
ス部材の端縁との溶接部を臨む位置に、これら端縁どう
しをスポット溶接する際に使用する作業孔が形成されて
いる。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図１に示す車両１０は、
側壁部１１と、ルーフ部１２と、テールゲートを設ける
開口部１３などを備えている。ルーフ部１２の上面を構
成するルーフパネル１５の下面側に、図２および図３に
示すルーフレールリヤ１６が設けられている。上部骨格
部材の一例であるルーフレールリヤ１６は、ルーフ部１
２の車幅方向に延設されるルーフレールアウタ部材１７
と、ルーフレールアウタ部材１７の下面側に組付けられ
たルーフレールインナ部材１８を備えている。
【００１１】図７〜図９等に示すように、ルーフレール
アウタ部材１７の両側縁に、ルーフレールアウタ部材１
７の長手方向に沿うフランジ部２０，２１が形成され、
フランジ部２０，２１間に上に凸の上壁部２２が形成さ
れている。ルーフレールインナ部材１８の両側縁にも、
ルーフレールインナ部材１８の長手方向に沿うフランジ
部２５，２６が形成され、フランジ部２５，２６間に下
に凸の下壁部２７が形成されている。
【００１２】ルーフレールアウタ部材１７は、ルーフレ
ールインナ部材１８の上側に重ねられることにより、ル
ーフレールインナ部材１８と共同して車幅方向に延びる
第１閉断面部３０を形成している。さらに詳しくは、ル
ーフレールアウタ部材１７のフランジ部２０，２１と、
ルーフレールインナ部材１８のフランジ部２５，２６と
を互いに突き合わせ、これらフランジ部２０，２１，２
５，２６を所定箇所においてスポット溶接することによ
り、上壁部２２と下壁部２７との間に第１閉断面部３０
が形成される。
【００１３】図６と図１０等に示すように、第１閉断面
部３０の開口端部３１は、ルーフレールアウタ部材１７
の端縁１７ａがルーフレールインナ部材１８の端縁１８
ａよりも車両外側に突出するよう設けられている。
【００１４】ルーフレールアウタ部材１７の端縁１７ａ
の近傍に、略円形の一対の作業孔３５，３６が形成され
ている。これら作業孔３５，３６は、車両１０の前後方
向に互いに離間した位置に開口している。図７に示すよ
うに各作業孔３５，３６は、それぞれルーフレールイン
ナ部材１８の端縁１８ａの溶接部Ｗ１，Ｗ２に臨む位置
に形成されている。
【００１５】車両１０の側壁部１１を構成するアウタパ
ネル４０の車両内側に、図２および図４に示すインナパ
ネル４１と、インナパネル４１の上部に溶接されたエク
ステンション部材４２と、ピラーリンフォース部材４３
が設けられている。エクステンション部材４２とピラー
リンフォース部材４３は、車両１０の上部骨格部材の一
例である。
【００１６】エクステンション部材４２は、インナパネ
ル４１の上部をなし、車両内側に延出する延出部４５を
有している。この延出部４５に、車両前側に位置するフ
ランジ部４６と車両後側に位置するフランジ部４７と、
フランジ部４６，４７間に形成された下に凸の底壁４８
とを備えている。
【００１７】ピラーリンフォース部材４３は、インナパ
ネル４１の車両外側に配設されかつインナパネル４１に
溶接されている。ピラーリンフォース部材４３は車両内
側に向かって突出する延出部５０を有している。この延
出部５０は、エクステンション部材４２の延出部４５の
上面側に重ねられ、エクステンション部材４２の延出部
４５と共同して第２閉断面部５１を形成している。さら
に詳しくは、エクステンション部材４２のフランジ部４
６，４７とピラーリンフォース部材４３のフランジ部５
２，５３とをスポット溶接等によって結合することによ
って、延出部４５，５０間に第２閉断面部５１が形成さ
れる。
【００１８】図６と図１０等に示すように、第２閉断面
部５１の開口端部５４は、エクステンション部材４２の
端縁４２ａがピラーリンフォース部材４３の端縁４３ａ
よりも車両内側に突出するよう設けられている。
【００１９】エクステンション部材４２の底壁４８に作
業孔５５が形成されている。この作業孔５５は、車両１
０の前後方向に長い長孔である。図９に示すように作業
孔５５は、ピラーリンフォース部材４３の端縁４３ａと
ルーフレールアウタ部材１７の端縁１７ａとの溶接部Ｗ
３，Ｗ４に臨む位置に形成されている。
【００２０】次に、上記ルーフレールリヤ１６を、エク
ステンション部材４２とピラーリンフォース部材４３に
溶接する手順について説明する。ルーフレールアウタ部
材１７とルーフレールインナ部材１８とを溶接すること
により、ルーフレールリヤ１６が形成されている。エク
ステンション部材４２とピラーリンフォース部材４３
は、予めインナパネル４１の所定位置に溶接されてい
る。
【００２１】図１０〜図１１に示すように、エクステン
ション部材４２の端縁４２ａとピラーリンフォース部材
４３の端縁４３ａの上方から、ルーフレールアウタ部材
１７の端縁１７ａとルーフレールインナ部材１８の端縁
１８ａを載置する。
【００２２】そして図７に示すように作業孔３５，３６
から溶接ガン６０を挿入することにより、ルーフレール
インナ部材１８の端縁１８ａとエクステンション部材４
２の端縁４２ａを溶接部Ｗ１，Ｗ２においてスポット溶
接する。すなわちルーフレールインナ部材１８の下壁部
２７とエクステンション部材４２の底壁４８が、溶接部
Ｗ１，Ｗ２において互いに結合される。
【００２３】さらに、ルーフレールアウタ部材１７の一
方のフランジ部２０と、ルーフレールインナ部材１８の
フランジ部２５と、エクステンション部材４２のフラン
ジ部４６を、溶接部Ｗ５においてスポット溶接する。ま
た、ルーフレールアウタ部材１７の他方のフランジ部２
１と、ルーフレールインナ部材１８のフランジ部２６
と、エクステンション部材４２のフランジ部４７を、溶
接部Ｗ６においてスポット溶接する。
【００２４】また図８に示すように、ルーフレールアウ
タ部材１７のフランジ部２０，２１と、エクステンショ
ン部材４２のフランジ部４６，４７とを、それぞれ溶接
部Ｗ７，Ｗ８においてスポット溶接する。
【００２５】さらに図９に示すように作業孔５５から溶
接ガン６０を挿入することにより、ルーフレールアウタ
部材１７の端縁１７ａとピラーリンフォース部材４３の
端縁４３ａとを、溶接部Ｗ３，Ｗ４においてスポット溶
接する。すなわちルーフレールアウタ部材１７の上壁部
２２とピラーリンフォース部材４３の端縁４３ａが、互
いに溶接部Ｗ３，Ｗ４において結合される。
【００２６】さらにルーフレールアウタ部材１７の一方
のフランジ部２０と、ピラーリンフォース部材４３のフ
ランジ部５２と、エクステンション部材４２のフランジ
部４６とを、溶接部Ｗ９においてスポット溶接する。ま
た、ルーフレールアウタ部材１７の他方のフランジ部２
１と、ピラーリンフォース部材４３のフランジ部５３
と、エクステンション部材４２のフランジ部４７とを、
溶接部Ｗ１０においてスポット溶接する。
【００２７】上記実施形態によれば、ルーフレールリヤ
１６側に形成される第１閉断面部３０と、側壁部１１側
に形成される第２閉断面部５１のそれぞれの開口端部３
１，５４を突き合わせて溶接する際に、ルーフレールイ
ンナ部材１８の端縁１８ａをエクステンション部材４２
の端縁４２ａに載置した状態で溶接部Ｗ１，Ｗ２，Ｗ
５，Ｗ６において互いに結合し、かつ、ルーフレールア
ウタ部材１７の端縁１７ａをピラーリンフォース部材４
３の端縁４３ａに載置した状態で溶接部Ｗ３，Ｗ４，Ｗ
９，Ｗ１０において溶接する。このため、２つの閉断面
部３０，５１の突き合わせ部の開口端部３１，５４を確
実に結合でき、結合強度を向上させることができる。
【００２８】上記実施形態では、ルーフレールアウタ部
材１７に作業孔３５，３６を設けたことにより、ルーフ
レールインナ部材１８の下壁部２７とエクステンション
部材４２の底壁４８を溶接部Ｗ１，Ｗ２において結合す
ることが可能となり、しかも溶接部Ｗ５，Ｗ６において
フランジ部２０，２５，４６と、フランジ部２１，２
６，４７を溶接することとあいまって、大きな結合強度
が得られる。
【００２９】また、エクステンション部材４２に作業孔
５５を設けたことにより、ルーフレールアウタ部材１７
の上壁部２２とピラーリンフォース部材４３を溶接部Ｗ
３，Ｗ４において結合することが可能となり、しかも溶
接部Ｗ９，Ｗ１０においてフランジ部２０，４６，５２
と、フランジ部２１，４７，５３が溶接されることとあ
いまって、大きな結合強度が得られる。
【００３０】さらには、上記溶接部Ｗ５，Ｗ９の間に位
置する溶接部Ｗ７においてフランジ部２０，４６どうし
が互いに結合され、かつ、溶接部Ｗ６，Ｗ１０の間に位
置する溶接部Ｗ８においてフランジ部２１，４７どうし
が互いに結合されるため、閉断面部３０，５１の結合強
度をさらに高めることができる。
【００３１】
【発明の効果】請求項１に記載した発明によれば、車両
のルーフ部を構成する上部骨格部材と車両の側壁部を構
成する上部骨格部材との結合強度を高めることができ
る。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a coupling structure of an upper frame member of a vehicle having a tailgate, for example. 2. Description of the Related Art In a vehicle having a tailgate, it is desired to increase rigidity around an opening at a rear portion of a vehicle body where the tailgate is provided. To reinforce the opening,
Forming a closed cross section on the vehicle body with multiple panel members,
Various reinforcement members have been added. For example, in order to increase the rigidity of an upper frame member supporting an upper portion of a tail gate, a roof rail rear having a closed cross section is formed by a roof rail outer member and a roof rail inner member, and both ends of the roof rail rear are respectively formed. It has been proposed to weld to an extension member that constitutes an upper portion of a side wall portion of a vehicle. Further, in order to reinforce the upper portion of the side wall portion, it has been considered to reinforce the vicinity of the extension member with a reinforcement member. [0004] When the end of the roof rail rear having a closed cross section is welded to the extension member, the flange portions along both side edges of the roof rail rear are spot-welded to the extension member and the reinforcement member. Is the general idea. However, simply spot welding the roof flange rear flange portion to an extension member or the like has a limitation in increasing the strength of the joint portion between the two. In this case, even if the rigidity of the roof rail rear itself can be increased by the closed cross section formed by the roof rail outer member and the roof rail inner member, if the coupling strength with the extension member is small, the rigidity of the roof rail rear cannot be fully utilized. . SUMMARY OF THE INVENTION Accordingly, an object of the present invention is to provide a coupling structure of an upper frame member of a vehicle, which can increase the coupling strength between a frame member constituting a roof portion of the vehicle and a side wall portion of the vehicle. According to the present invention, as described in claim 1, a roof rail outer member and a roof rail inner member forming a first closed section, and a second closed section are formed. The present invention is applied to a vehicle having an extension member and a pillar reinforcement member. The edge of the roof rail outer member protrudes from the edge of the roof rail inner member, and the edge of the extension member protrudes from the edge of the pillar reinforcement member. The edge of the roof rail outer member is
While being mounted on the edge of the pillar reinforcement member, the pillar reinforcement member is coupled to the pillar reinforcement member by, for example, spot welding. Also, the edge of the roof rail inner member is
In a state of being placed on the edge of the extension member, the extension member is joined to the extension member by spot welding or the like. In a preferred embodiment of the present invention, spot welding is performed between these edges near the edge of the outer member of the roof rail, that is, at a position facing the weld between the edge of the roof rail inner member and the edge of the extension member. A working hole is formed for use. Further, in a preferred embodiment of the present invention, when spot welding these edges near the edge of the extension member, that is, at a position facing the welded portion between the edge of the roof rail outer member and the edge of the pillar reinforcement member, Working holes to be used are formed. An embodiment of the present invention will be described below with reference to the drawings. The vehicle 10 shown in FIG.
The vehicle includes a side wall 11, a roof 12, an opening 13 for providing a tailgate, and the like. A roof rail rear 16 shown in FIGS. 2 and 3 is provided on a lower surface side of a roof panel 15 constituting an upper surface of the roof portion 12. The roof rail rear 16 which is an example of the upper skeletal member includes a roof section 1.
2, a roof rail outer member 17 extending in the vehicle width direction
And a roof rail inner member 18 assembled on the lower surface side of the roof rail outer member 17. As shown in FIGS. 7 to 9 and the like, the roof rail outer member 1 is provided on both side edges of the roof rail outer member 17.
7, flange portions 20 and 21 are formed along the longitudinal direction,
An upper convex wall portion 22 is formed between the flange portions 20 and 21. Also on both side edges of the roof rail inner member 18,
Flanges 25 and 26 are formed along the longitudinal direction of the roof rail inner member 18, and a convex lower wall 27 is formed between the flanges 25 and 26. The roof rail outer member 17 is overlapped with the roof rail inner member 18 to form a first closed cross section 30 extending in the vehicle width direction in cooperation with the roof rail inner member 18. More specifically, the flange portions 20 and 21 of the roof rail outer member 17 and
The flange portions 25 and 26 of the roof rail inner member 18 abut against each other, and these flange portions 20
5 and 26 are spot-welded at predetermined positions, so that the first closed cross section 30 between the upper wall portion 22 and the lower wall portion 27 is formed.
Is formed. As shown in FIGS. 6 and 10 and the like, the open end 31 of the first closed section 30 is connected to the roof rail outer member 17.
Edge 17a of the roof rail inner member 18
It is provided so as to protrude outward from the vehicle beyond a. Edge 17a of roof rail outer member 17
, A pair of substantially circular working holes 35 and 36 are formed. These working holes 35 and 36 are open at positions separated from each other in the front-rear direction of the vehicle 10. As shown in FIG. 7, the working holes 35 and 36 are formed at positions facing the welds W1 and W2 of the edge 18a of the roof rail inner member 18, respectively. 2 and 4, an inner panel 41 shown in FIGS. 2 and 4, an extension member 42 welded to the upper portion of the inner panel 41, and a pillar reinforcement member 43. As shown in FIG.
Is provided. The extension member 42 and the pillar reinforce member 43 are examples of an upper frame member of the vehicle 10. The extension member 42 forms an upper portion of the inner panel 41 and has an extension 45 extending inside the vehicle. A flange portion 46 located on the vehicle front side and a flange portion 47 located on the vehicle rear side,
A bottom wall 48 that is formed between the flanges 46 and 47 and is convex downward.
And The pillar reinforce member 43 is provided outside the vehicle of the inner panel 41 and is welded to the inner panel 41. The pillar reinforce member 43 has an extending portion 50 protruding inward of the vehicle. The extension portion 50 is overlapped on the upper surface side of the extension portion 45 of the extension member 42, and forms a second closed cross-section portion 51 in cooperation with the extension portion 45 of the extension member 42. More specifically, the flange portion 4 of the extension member 42
6, 47 and flange portion 5 of pillar reinforcement member 43
The second closed section 51 is formed between the extension sections 45 and 50 by joining the second section 53 and the second section 53 by spot welding or the like. As shown in FIGS. 6 and 10 and the like, the open end 54 of the second closed cross-section 51 is formed by connecting the edge 42 a of the extension member 42 to the edge 43 a of the pillar reinforce member 43.
It is provided so as to protrude more inside the vehicle. A work hole 55 is formed in the bottom wall 48 of the extension member 42. This working hole 55 is
It is a long hole long in the front-back direction of 0. As shown in FIG. 9, the working hole 55 is formed by a welded portion W between the edge 43 a of the pillar reinforcement member 43 and the edge 17 a of the roof rail outer member 17.
3, W4. Next, a procedure for welding the roof rail rear 16 to the extension member 42 and the pillar reinforcement member 43 will be described. The roof rail rear member 16 is formed by welding the roof rail outer member 17 and the roof rail inner member 18. Extension member 42 and pillar reinforcement member 43
Are welded to predetermined positions of the inner panel 41 in advance. As shown in FIGS. 10 to 11, the edge 17a of the roof rail outer member 17 and the edge of the roof rail inner member 18 are located above the edge 42a of the extension member 42 and the edge 43a of the pillar reinforcement member 43. 18a is placed. Then, as shown in FIG.
By inserting the welding gun 60 from the end, the edge 18a of the roof rail inner member 18 and the extension member 4
The second edge 42a is spot-welded at the welds W1 and W2. That is, the lower wall 27 of the roof rail inner member 18 and the bottom wall 48 of the extension member 42 are joined to each other at the welds W1 and W2. Further, one flange portion 20 of the roof rail outer member 17, the flange portion 25 of the roof rail inner member 18, and the flange portion 46 of the extension member 42 are spot-welded at the welding portion W5. Further, the other flange portion 2 of the roof rail outer member 17 is provided.
1 and the flange portion 26 of the roof rail inner member 18
And the flange portion 47 of the extension member 42 is spot-welded at the welding portion W6. As shown in FIG. 8, the flange portions 20 and 21 of the roof rail outer member 17 and the flange portions 46 and 47 of the extension member 42 are spot-welded at welding portions W7 and W8, respectively. Further, as shown in FIG. 9, by inserting the welding gun 60 through the working hole 55, the edge 17a of the roof rail outer member 17 and the edge 43a of the pillar reinforce member 43 are connected at the welding portions W3 and W4. Spot welding. That is, the upper wall portion 22 of the roof rail outer member 17 and the edge 43a of the pillar reinforce member 43 are joined to each other at the welded portions W3 and W4. Further, one flange portion 20 of the roof rail outer member 17, the flange portion 52 of the pillar reinforcement member 43, and the flange portion 46 of the extension member 42 are spot-welded at the welding portion W9. Further, the other flange portion 2 of the roof rail outer member 17 is provided.
1 and the flange 53 of the pillar reinforce member 43
And the flange portion 47 of the extension member 42,
Spot welding is performed at the welding portion W10. According to the above-described embodiment, each of the open ends 3 of the first closed section 30 formed on the roof rail rear 16 side and the second closed section 51 formed on the side wall section 11 side.
1 and 54, the edge 18a of the roof rail inner member 18 is attached to the extension member 42.
The welding portions W1, W2, W
5 and W6, and the edge 17a of the roof rail outer member 17 is
3 with the welded portions W3, W4, W
9. Weld at W10. For this reason, the open ends 31 and 54 of the butted portions of the two closed cross-sections 30 and 51 can be reliably connected, and the bonding strength can be improved. In the above embodiment, the work holes 35 and 36 are provided in the roof rail outer member 17 so that the lower wall 27 of the roof rail inner member 18 and the bottom wall 48 of the extension member 42 are joined at the welds W1 and W2. And the flanges 20, 25, 46 and the flanges 21, 21 at the welds W5, W6.
A large joint strength is obtained in combination with the welding of 6, 47. Further, by providing the working holes 55 in the extension member 42, the roof rail outer member 17 is provided.
The upper wall portion 22 and the pillar reinforce member 43
3, W4, and the flange portions 20, 46, 52 at the welds W9, W10.
And the fact that the flange portions 21, 47, 53 are welded, so that a large bonding strength can be obtained. Further, the flange portions 20 and 46 are joined to each other at a weld portion W7 located between the weld portions W5 and W9, and the flange portion 20 and 46 are located at a weld portion W8 located between the weld portions W6 and W10. Since the members 21 and 47 are joined to each other, the joint strength of the closed cross-section portions 30 and 51 can be further increased. According to the first aspect of the present invention, it is possible to increase the bonding strength between the upper frame member forming the roof of the vehicle and the upper frame member forming the side wall of the vehicle.
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施形態を示す上部骨格部材を備
えた車両の後部の斜視図。
【図２】 図１中にＦ２で示す部分の上部骨格部材の一
部の平面図。
【図３】 図１に示された車両のルーフ部を構成するル
ーフレールリヤの分解斜視図。
【図４】 図１に示された車両の側壁部を構成する上部
骨格部材の一部の分解斜視図。
【図５】 図２に示された上部骨格部材の一部の斜視
図。
【図６】 図２に示された上部骨格部材の一部の分解斜
視図。
【図７】 図２中のＦ７−Ｆ７線に沿う上部骨格部材の
断面図。
【図８】 図２中のＦ８−Ｆ８線に沿う上部骨格部材の
断面図。
【図９】 図２中のＦ９−Ｆ９線に沿う上部骨格部材の
断面図。
【図１０】 図２中のＦ１０−Ｆ１０線に沿う上部骨格
部材の組付け前の状態を示す断面図。
【図１１】 図２中のＦ１０−Ｆ１０線に沿う上部骨格
部材の断面図。
【符号の説明】
１１…側壁部
１２…ルーフ部
１７…ルーフレールアウタ部材
１７ａ…端縁
１８…ルーフレールインナ部材
１８ａ…端縁
３０…第１閉断面部
３１…開口端部
４２…エクステンション部材
４２ａ…端縁
４３…ピラーリンフォース部材
４３ａ…端縁
５１…第２閉断面部
５４…開口端部BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a perspective view of a rear portion of a vehicle provided with an upper frame member according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a plan view of a part of an upper skeleton member of a portion indicated by F2 in FIG. 1; 1. FIG. 3 is an exploded perspective view of a roof rail rear constituting a roof portion of the vehicle shown in FIG. FIG. 4 is an exploded perspective view of a part of an upper frame member that forms a side wall of the vehicle shown in FIG. 1; FIG. 5 is a perspective view of a part of the upper skeletal member shown in FIG. 2; FIG. 6 is an exploded perspective view of a part of the upper skeletal member shown in FIG. 2; FIG. 7 is a cross-sectional view of the upper skeleton member taken along line F7-F7 in FIG. 2; FIG. 8 is a cross-sectional view of the upper skeleton member taken along line F8-F8 in FIG. FIG. 9 is a cross-sectional view of the upper skeleton member taken along line F9-F9 in FIG. 2; FIG. 10 is a sectional view showing a state before the upper skeleton member is assembled along a line F10-F10 in FIG. 2; FIG. 11 is a cross-sectional view of the upper skeleton member taken along the line F10-F10 in FIG. 2; DESCRIPTION OF SYMBOLS 11 ... side wall part 12 ... roof part 17 ... roof rail outer member 17a ... edge 18 ... roof rail inner member 18a ... edge 30 ... first closed cross section 31 ... opening end 42 ... extension member 42a ... end Edge 43 ... Pillar force member 43a ... Edge 51 ... Second closed section 54 ... Open end
Claims (1)
ーフレールアウタ部材と、 上記ルーフレールアウタ部材に組付けられて該ルーフレ
ールアウタ部材と共同して上記車幅方向に延びる第１閉
断面部を形成するルーフレールインナ部材と、 上記車両の側壁部のインナパネルの上縁の一部をなし車
両内側に延出するエクステンション部材と、 上記インナパネルの車両外側に配設され上記エクステン
ション部材と共同して車両内側に延出する第２閉断面部
を形成するピラーリンフォース部材とを有し、 上記第１閉断面部の開口端部は、上記ルーフレールアウ
タ部材の端縁が上記ルーフレールインナ部材の端縁より
も突出するよう設けられ、 上記第２閉断面部の開口端部は、上記エクステンション
部材の端縁が上記ピラーリンフォース部材の端縁よりも
突出するよう設けられ、 上記ルーフレールアウタ部材の端縁が上記ピラーリンフ
ォース部材の端縁に載置された状態で該ピラーリンフォ
ース部材に結合され、 上記ルーフレールインナ部材の端縁が上記エクステンシ
ョン部材の端縁に載置された状態で該エクステンション
部材に結合されていることを特徴とする車両の上部骨格
部材の結合構造。Claims: 1. A roof rail outer member extending in a vehicle width direction of a roof portion of a vehicle; and a roof rail outer member which is assembled to the roof rail outer member and cooperates with the roof rail outer member. A roof rail inner member that forms a first closed cross-section that extends toward the vehicle, an extension member that forms a part of an upper edge of an inner panel on a side wall of the vehicle, and extends inside the vehicle, and that is disposed outside the vehicle of the inner panel. And a pillar reinforcement member forming a second closed section extending inwardly of the vehicle in cooperation with the extension member. An open end of the first closed section is an edge of the roof rail outer member. Is provided so as to protrude from an edge of the roof rail inner member, and an end of the extension member has an opening edge at the second closed cross-sectional portion. The roof rail outer member is coupled to the pillar reinforcement member in a state where the edge of the roof rail outer member is placed on the edge of the pillar reinforcement member, and the roof rail inner member is provided. The upper frame member of the vehicle is connected to the extension member while the edge of the upper member is placed on the edge of the extension member.
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