JP2003117875A - ハンドリング装置用ハンド - Google Patents

ハンドリング装置用ハンド

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JP2003117875A
JP2003117875A JP2001308782A JP2001308782A JP2003117875A JP 2003117875 A JP2003117875 A JP 2003117875A JP 2001308782 A JP2001308782 A JP 2001308782A JP 2001308782 A JP2001308782 A JP 2001308782A JP 2003117875 A JP2003117875 A JP 2003117875A
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JP
Japan
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handling device
work
arm
hand
arms
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001308782A
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English (en)
Inventor
Takashi Abe
高士 阿部
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で且つ安価に過負荷による破損を
防止することができるようにする。 【解決手段】 ハンドリング装置1に取付可能なベース
プレート3に対して開閉可能に設けられた複数のアーム
5と、各アーム5に対して当接浮遊可能に設けられたワ
ーク把持具10と、アーム5に対してワーク把持具10
を押付ける押付機構14と、アーム5に対するワーク把
持具10の浮遊状態を検出する検出器18とを備えるよ
うにしている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドリング装
置用ハンドに関するものである。 【0002】 【従来の技術】例えば、下水道などには、マスマンホー
ルの立上がり部材である増結リングと呼ばれる筒状部品
が用いられている。この筒状部品は、筒状体の一端部に
連結用のソケットを備えて相互に連結可能としたもので
ある。このような、筒状部品は、工場で製造されると、
縦に積み重ねられて出荷される。 【0003】そして、上記筒状部品を縦に積み重ねる作
業は、筒状部品を把持可能なハンドリング装置用ハンド
を取付けた産業用ロボットなどのハンドリング装置を用
いて行われている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなハンドリング装置用ハンドを取付けた産業用ロボッ
トなどのハンドリング装置を用いた筒状部品の積み重ね
作業では、筒状部品どうしがうまく積み重ねられなかっ
たような場合に、過負荷が作用してハンドリング装置用
ハンドや筒状部品が破損するおそれがあるという問題が
あった。 【0005】このような破損の問題を回避するために、
ハンドリング装置用ハンドに特開平10−274573
号公報に記載された力覚センサを取付けることが考えら
れたが、上記力覚センサは構造が複雑であり、且つ、高
価である。 【0006】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、構造が簡単で且つ安価に過負荷による破損を防
止することができるハンドリング装置用ハンドを提供す
ることにある。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、ハンドリング装置
に取付可能なベースプレートに対して開閉可能に設けら
れた複数のアームと、各アームに対して当接浮遊可能に
設けられたワーク把持具と、前記アームに対してワーク
把持具を押付ける押付機構と、前記アームに対するワー
ク把持具の浮遊状態を検出する検出器とを備えたハンド
リング装置用ハンドを特徴としている。 【0008】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、まず、ベースプレートにハンドリング装置
を取付けることにより、ハンドリング装置による操作が
可能となる。また、複数のアームをベースプレートに対
して開閉させることにより、ワーク把持具を介してワー
クを掴んだり離したりすることが可能となる。これによ
り、ワークを積み重ねる作業などが可能となる。そし
て、更に、異常事態により過負荷が発生すると、押付機
構による押付けに抗してワーク把持具がアームから浮遊
され、このアームに対するワーク把持具の浮遊状態を検
出器が検出する。これにより、過負荷を検知して破損を
防止することができる。また、上記装置は構造が簡単で
あり、且つ、安価に作成することができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図示例と共に説明する。 【0010】図1〜図4は、この発明の実施の形態を示
すものである。 【0011】まず、構成を説明すると、この実施の形態
のものでは、ハンドリング装置1に取付けて使用可能な
ハンドリング装置用ハンド2を設ける。上記ハンドリン
グ装置1としては、多関節型の産業用ロボットなどを用
いる。 【0012】上記ハンドリング装置用ハンド2は、ハン
ドリング装置1に取付可能なベースプレート3を備えて
いる。このベースプレート3は、ほぼ水平な直線形状を
している。このベースプレート3の下面側には、LMガ
イドなどのスライド機構4を介して複数(一対)のアー
ム5が開閉可能に取付けられている。各アーム5は、ベ
ースプレート3に対して後端部近傍をそれぞれスライド
機構4を介して片持ち状態で支持されていると共に、後
端部間にシリンダなどの開閉装置6が介装されている。
なお、ベースプレート3には、アーム5の可動範囲を規
制するストッパ7が設けられている。このストッパ7に
は、アーム5の可動範囲を調節する調節ネジ8が設けら
れている。 【0013】各アーム5の先端側の上面には、増結リン
グなどと呼ばれる筒状部品(ワーク)9を把持可能なワ
ーク把持具10が、当接浮遊可能に設けられている。上
記筒状部品9は、筒状体11の後端部に連結用のソケッ
ト12を備えて相互に連結可能としたものである。そし
て、ワーク把持具10は、ワーク9の形状に応じた円弧
状をしており、両端部には、ワーク9を把持可能な爪部
13を備えている。 【0014】更に、アーム5に対してワーク把持具10
を押付ける押付機構14が設けられている。この押付機
構14は、各アーム5の先端部と中間部との2箇所に設
けられている。押付機構14は、例えば、ワーク把持具
10に形成したガイド孔15を通してアーム5に螺着し
たネジ16と、このネジ16の頭部とワーク把持具10
との間に介装された圧縮バネ17とで構成されている。 【0015】加えて、アーム5に対するワーク把持具1
0の浮遊状態を検出する検出器18が設けられている。
この検出器18は、各アーム5の2箇所の押付機構14
間の位置に設けられている。検出器18は、例えば、ワ
ーク把持具10に形成した検知孔19に取付けられたボ
ールプランジャ式の接触センサなどとする。そして、検
出器18からの信号によりハンドリング装置1を緊急停
止し得るように構成する。 【0016】次に、この実施の形態の作用について説明
する。 【0017】まず、ベースプレート3にハンドリング装
置1を取付けることにより、ハンドリング装置1による
ハンドリング装置用ハンド2の操作が可能となる。 【0018】また、シリンダなどの開閉装置6を駆動し
て、複数のアーム5をLMガイドなどのスライド機構4
を介しベースプレート3に対して開閉させることによ
り、ワーク把持具10を介してワーク9を掴んだり離し
たりすることが可能となる。これにより、図1に示すよ
うに、ワーク9を積み重ねる作業などが可能となる。 【0019】そして、図4に示すように、ワーク9がう
まく積み重ねられないなどの異常事態により過負荷が発
生すると、ネジ16と圧縮バネ17とからなる押付機構
14による押付けに抗してワーク把持具10がアーム5
から浮遊される。このアーム5に対するワーク把持具1
0の浮遊状態をボールプランジャ式の接触センサなどの
検出器18が検出する。この過負荷を検知することによ
り、ハンドリング装置1が緊急停止され、以て、ハンド
リング装置用ハンド2やワーク9の破損が防止される。 【0020】このような、ハンドリング装置用ハンド2
は、アーム5に対してワーク把持具10が浮いたこと
を、ボールプランジャ式の接触センサなどの検出器18
がONからOFFに切替ることで検出するようにしてい
るため、構造が簡単であり、且つ、安価に作成すること
ができる。 【0021】 【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、まず、ベースプレートにハンドリング装置
を取付けることにより、ハンドリング装置による操作が
可能となる。また、複数のアームをベースプレートに対
して開閉させることにより、ワーク把持具を介してワー
クを掴んだり離したりすることが可能となる。これによ
り、ワークを積み重ねる作業などが可能となる。そし
て、更に、異常事態により過負荷が発生すると、押付機
構による押付けに抗してワーク把持具がアームから浮遊
され、このアームに対するワーク把持具の浮遊状態を検
出器が検出する。これにより、過負荷を検知して破損を
防止することができる。また、上記装置は構造が簡単で
あり、且つ、安価に作成することができる、という実用
上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の概略側面図である。 【図2】図1の拡大図である。 【図3】図2の平面図である。 【図4】異常時における図1と同様の概略側面図であ
る。 【符号の説明】 1 ハンドリング装置 3 ベースプレート 5 アーム 10 ワーク把持具 14 押付機構 18 検出器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】ハンドリング装置に取付可能なベースプレ
    ートに対して開閉可能に設けられた複数のアームと、各
    アームに対して当接浮遊可能に設けられたワーク把持具
    と、前記アームに対してワーク把持具を押付ける押付機
    構と、前記アームに対するワーク把持具の浮遊状態を検
    出する検出器とを備えたことを特徴とするハンドリング
    装置用ハンド。
JP2001308782A 2001-10-04 2001-10-04 ハンドリング装置用ハンド Pending JP2003117875A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106965004A (zh) * 2017-05-16 2017-07-21 响水县贝斯特传动件有限公司 一种紧定套的工装夹具改进结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106965004A (zh) * 2017-05-16 2017-07-21 响水县贝斯特传动件有限公司 一种紧定套的工装夹具改进结构

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