JP2003116073A - テレビジョン放送受信装置 - Google Patents
テレビジョン放送受信装置Info
- Publication number
- JP2003116073A JP2003116073A JP2001308166A JP2001308166A JP2003116073A JP 2003116073 A JP2003116073 A JP 2003116073A JP 2001308166 A JP2001308166 A JP 2001308166A JP 2001308166 A JP2001308166 A JP 2001308166A JP 2003116073 A JP2003116073 A JP 2003116073A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image data
- television broadcast
- display
- channel
- broadcast receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Studio Circuits (AREA)
Abstract
の全チャンネルの番組あるいは特定の指定したチャンネ
ルの番組を、視聴者が所望するタイミングで素早くマル
チ表示可能なテレビジョン放送受信装置を提供する。 【解決手段】 視聴チャンネルの番組を受信するための
第1のチューナー・モジュール2および第1のMPEG
デコーダ3以外に、そのチャンネル以外の複数チャンネ
ルの各放送信号を時分割で順次、巡回しつつ復調する第
2のチューナー・モジュール9および第2のMPEGデ
コーダ10を設けておく。そして第1のメモリー11
は、第2のMPEGデコーダ10から出力された映像デ
ータの信号を各チャンネルごとに記憶し、マルチ表示部
14は各チャンネルの画像を縮小化し、分割された一画
面内に並置してマルチ表示画像データを生成する。スイ
ッチ回路13は、視聴者がマルチ表示を望む場合、マル
チ表示画像データを出力する。
Description
ng Picture Experts Group)方式等で圧縮されたデジタ
ルテレビジョン放送信号を、衛星放送や地上波放送ある
いはケーブルテレビ(CATV)ネットワーク等を利用
して受信するテレビジョン放送受信装置に関する。
化されている。そして、その放送信号の伝送および符号
化には、MPEG方式が採用されている。このMPEG
方式には差分符号化の技術が使われている。
る場合を例にとって説明する。まず、動画像データは連
続した静止画の集まりであると考えることができる。そ
して、時間的に隣接する静止画像間では背景が余り変化
せず、人物などが若干移動するだけのことが多い。
データ(以下、Iフレームと記す)をまず始めに送付
し、次からは、Iフレームとの差分の画像データ(以
下、BおよびPフレームと記す)のみを送付すること
で、動画像のデータ伝送量を圧縮することができる。こ
のような手法が差分符号化技術である。
を復号するデジタル放送受信装置について説明する。
のデジタルテレビジョン放送受信装置のブロック図であ
る。図において、符号1は受信信号を入力する入力端
子、符号2は入力端子1からの受信信号を入力とするチ
ューナ・モジュール、符号3はチューナ・モジュール2
からの出力を入力とするMPEGデコーダ、符号4はM
PEGデコーダ3からの画像データの出力を入力とする
第1のD/Aコンバータ、符号5はアナログ映像信号を
出力する出力端子、符号6はMPEGデコーダ3からの
音声データの出力を入力とする第2のD/Aコンバー
タ、符号7はアナログ音声信号を出力する出力端子、符
号8はチューナ・モジュール2およびMPEGデコーダ
3を制御する制御用CPU(Central Processing Uni
t)である。
以下のとおりである。まず、アンテナ(図示せず)で受
信された受信信号が、入力端子1からチューナ・モジュ
ール2へと入力される。チューナ・モジュール2は、受
信チャンネルの切り替え、復調、誤り訂正の復号などを
行いつつ、個別のデータ列が多重化されて構成されたト
ランスポートストリーム(Transport Stream:以下、T
Sと記す)を受信信号から抽出し、MPEGデコーダ3
に出力する。
8が受けた視聴者からの選局操作の情報に基づいて、多
重化された各データ列を個別に認識するためのプログラ
ム仕様情報(Program Specific Information:以下、P
SIと記す)をTSから抽出する。そして、選局された
チャンネルのTSを認識し、そのTSから必要な映像デ
ータ及び音声データを抽出し、映像データ及び音声デー
タにかけられていた圧縮を解除して復号する。
第1のD/Aコンバータ4によりアナログ映像信号に変
換されて、出力端子5よりモニター(図示せず)へと出
力される。また、復号された音声データのデジタル信号
は、第2のD/Aコンバータ6によりアナログ音声信号
に変換されて、出力端子7よりオーディオアンプ(図示
せず)へと出力される。
により制御される。
においても、アンテナではなくケーブルを介して受信信
号を受ける点以外は上記と同様の処理がなされ、同じく
映像および音声のデジタル信号が、モニターおよびオー
ディオアンプへそれぞれ出力される。
使ったデジタルテレビジョン放送受信装置では、受信チ
ャンネルを切り替える場合において、Iフレームの受信
ができていないと、次の画像データたる差分情報を得た
のみでは復号が行えない。
いて他のチャンネルに切り替えたときに、その切り替え
後のチャンネルのTSにはIフレームではなくBまたは
Pフレームしか含まれておらず、その後、数フレーム
分、BまたはPフレームが続くという状況が考えられ
る。この場合、基準となるIフレームのデータが得られ
ていないので、切り替え後のチャンネルのBまたはPフ
レームの情報だけでは、完全な画像を表示することがで
きない。
ごとに放送局からIフレームが送出され、それにより受
信装置側でIフレームの更新が行われている。よって、
従来のテレビジョン放送受信装置でも、受信チャンネル
の切り替え、復調、誤り訂正の復号などを行い、その
後、上記Iフレームの取得を行うことで、暫時の不完全
画像の表示の後に完全な画像を表示できるようになる。
復号ができないために、表示された不完全画像を見て、
視聴者が装置故障の誤判をする可能性もある。
タルテレビジョン放送受信装置では、チャンネルを切り
替える度にIフレームが入力されるまで待機しなけれ
ば、番組内容を完全な画像で表示することができなかっ
た。
ン放送受信装置では、視聴者が現在の番組を視聴しつ
つ、その合間(例えばCM放映中)に、現在放送してい
る全チャンネルの番組あるいは全チャンネルのうち特定
の指定したチャンネルの番組(例えば、予め視聴者が
「自分のよく見るチャンネル」として特定チャンネルの
情報を受信装置に与えておいた場合の、その選択チャン
ネルの番組)をチェックして、新しいチャンネルに切り
替えるのに時間がかかるという問題があった。
の番組あるいは特定の指定したチャンネルの番組を受信
してマルチ表示(モニター画面上への複数の番組内容の
同時表示)させ、その後、視聴者の希望する他のチャン
ネルを選局して切り替えるといった動作を受信装置が行
う場合、各番組は、Iフレームが入力されるまで待機し
なければ完全な画像では表示されない。そのために、全
番組あるいは特定の指定番組を一巡してそれらの情報を
受信装置のチューナー・モジュールやMPEGデコーダ
が取得し、マルチ表示の上で視聴者に番組の内容確認を
行わせるには、多くの時間を費やすという問題があっ
た。
全番組あるいは特定の指定した番組をマルチ表示させる
と、視聴者が所望した現在視聴中の番組がマルチ表示画
面に隠されてしまい、現在視聴中の番組の状態がマルチ
表示の間、把握できないという他の問題もあった。
視聴中のチャンネルの番組以外の全チャンネルの番組あ
るいは特定の指定したチャンネルの番組を、視聴者が所
望するタイミングで素早くマルチ表示可能なテレビジョ
ン放送受信装置を提供することにある。
視聴中の番組の視聴を大きく妨げないテレビジョン放送
受信装置をも提供する。
は、視聴者に選択された所定のチャンネルのテレビジョ
ン放送信号を復調する第1のチューナーと、前記所定の
チャンネル以外の複数のチャンネルの各テレビジョン放
送信号を時分割で順次、巡回しつつ復調する第2のチュ
ーナーと、前記第2のチューナーで復調された前記各テ
レビジョン放送信号を記憶可能なメモリと、前記メモリ
に記憶された前記各テレビジョン放送信号の各画像を縮
小化し、一画面内に並置してマルチ表示画像データを生
成するマルチ表示部と、画像を表示可能なモニターと、
前記第1のチューナーで復調された前記所定のチャンネ
ルのテレビジョン放送信号の画像データと、前記マルチ
表示部において生成された前記マルチ表示画像データと
のうち、いずれかを前記モニターに出力するスイッチ回
路と、前記第1および第2のチューナー、前記マルチ表
示部、並びに前記スイッチ回路を制御する制御部とを備
え、前記制御部は、視聴者の選択に応じて、いずれの画
像データを出力させるべきか判断して前記スイッチ回路
を制御するテレビジョン放送受信装置である。
のテレビジョン放送受信装置であって、前記メモリに
は、前記第2のチューナーで復調された前記各テレビジ
ョン放送信号の画像データが、前記複数のチャンネルご
とに、時間方向に連続した複数フレーム分、あるいは、
時間方向に間引いた複数フレーム分記憶され、前記メモ
リから前記複数フレーム分の画像データが順次、マルチ
表示部に読み出されて、前記マルチ表示画像データが動
画像として生成されるテレビジョン放送受信装置であ
る。
のテレビジョン放送受信装置であって、前記マルチ表示
画像データが前記モニターに出力されているときに、前
記制御部には、視聴者から前記複数のチャンネルのうち
いずれかを選択する選択情報が与えられ、前記制御部
は、前記選択情報に基づいて、新たに選択されたチャン
ネルのテレビジョン放送信号を前記第1のチューナーに
復調させるテレビジョン放送受信装置である。
のテレビジョン放送受信装置であって、前記マルチ表示
部は、縮小化された前記各画像を、各画像間に隙間を設
けつつ一画面内の周辺部に配置して前記マルチ表示画像
データを生成し、前記制御部に加えて前記マルチ表示部
も、前記スイッチ回路を制御し、前記制御部および前記
マルチ表示部は共同して、前記マルチ表示画像データの
うち縮小化された前記各画像についてはそのまま出力し
つつ、前記隙間の部分については前記第1のチューナー
で復調された前記所定のチャンネルのテレビジョン放送
信号の画像データを出力するよう前記スイッチ回路を制
御するテレビジョン放送受信装置である。
のテレビジョン放送受信装置であって、前記第1のチュ
ーナーで復調された前記所定のチャンネルのテレビジョ
ン放送信号の画像に、前記マルチ表示画像データの画像
を透かして重畳し、重畳画像データを生成するオーバー
レイ回路をさらに備え、前記スイッチ回路は、前記マル
チ表示画像データに代わって前記重畳画像データを出力
可能であるテレビジョン放送受信装置である。
のテレビジョン放送受信装置であって、前記オーバーレ
イ回路において透かして重畳されるマルチ表示画像デー
タの画像は、任意の単色の濃淡で表される画像であるテ
レビジョン放送受信装置である。
は、視聴したいチャンネルの番組を受信するための第1
のチューナー以外に、そのチャンネル以外の複数チャン
ネルの各テレビジョン放送信号を時分割で順次、巡回し
つつ復調する第2のチューナーを設けておくことによ
り、現在視聴中のチャンネル以外のチャンネルの番組
を、視聴者が所望するタイミングで素早くマルチ表示さ
せることが可能なテレビジョン放送受信装置を実現した
ものである。
放送受信装置の構成を示すブロック図である。図におい
て、符号1は受信信号を入力する入力端子、符号2およ
び9は入力端子1からの受信信号を入力とする第1およ
び第2のチューナ・モジュール、符号3は第1のチュー
ナ・モジュール2からの出力を入力とする第1のMPE
Gデコーダ、符号10は第2のチューナ・モジュール9
からの出力を入力とする第2のMPEGデコーダであ
る。
から出力される画像データを記憶する第1のメモリー、
符号12は第1のメモリー11の制御を行う第1のメモ
リーコントローラ、符号14は第1のメモリーの記憶内
容を読み出してマルチ表示化された画像データを生成す
るマルチ表示部、符号13はマルチ表示部14からの出
力または第1のMPEGデコーダ3からの画像データ出
力のいずれかを選択して出力するスイッチ回路、符号4
はスイッチ回路13からの出力を入力とする第1のD/
Aコンバータである。
理に特化したDSP(Digital Signal Processor)など
である。
する出力端子、符号6は第1のMPEGデコーダ3から
の音声データ出力を入力とする第2のD/Aコンバー
タ、符号7はアナログ音声信号を出力する出力端子、符
号8は第1および第2のチューナ・モジュール2,9、
第1および第2のMPEGデコーダ3,10、第1のメ
モリーコントローラ、スイッチ回路13およびマルチ表
示部14を制御する制御用CPUである。
装置における信号処理は、以下のとおりである。まず、
アンテナ(図示せず)で受信された受信信号が、入力端
子1から第1および第2のチューナ・モジュール2,9
へと入力される。第1のチューナ・モジュール2は、受
信チャンネルの切り替え、復調、誤り訂正の復号などを
行いつつ、個別のデータ列が多重化されて構成されたT
Sを受信信号から抽出し、第1のMPEGデコーダ3に
出力する。
CPU8が受けた視聴者からの選局操作の情報に基づい
て、PSIをTSから抽出する。そして、選局されたチ
ャンネルのTSを認識し、そのTSから必要な映像デー
タ及び音声データを抽出し、映像データ及び音声データ
にかけられていた圧縮を解除して復号する。
グして採取されたデジタル信号であり、そのデジタル信
号はスイッチ回路13の一入力端に入力される。なお、
スイッチ回路13からの出力信号は、第1のD/Aコン
バータ4によりアナログ映像信号に変換されて、出力端
子5より、CRTや液晶ディスプレイ等のモニター(図
示せず)へと出力される。
放送番組を視聴し、他チャンネルのマルチ表示を望んで
いない場合、スイッチ回路13は、第1のMPEGデコ
ーダ3からのデジタル映像信号を選択して第1のD/A
コンバータ4に出力する。
のD/Aコンバータ6によりアナログ音声信号に変換さ
れて、出力端子7よりオーディオアンプ(図示せず)へ
と出力される。
は、一定期間毎に受信チャンネルを切り替え、現在放送
されているデジタル放送の全チャンネル、あるいは、特
定の指定されたチャンネルを時分割で順次、巡回しつ
つ、それらのチャンネルの放送信号の復調、誤り訂正の
復号などを行う。そして、各チャンネルのTSを抽出し
て第2のMPEGデコーダ10に出力する。
TSから抽出する。そして、全チャンネル、あるいは、
特定の指定チャンネルのTSを認識し、それらのTSか
ら全チャンネルの番組、あるいは、特定の指定チャンネ
ルの番組の映像データを順次、抽出し、かけられていた
圧縮を解除して復号する。そして、それらの映像データ
のデジタル信号を第1のメモリー11に出力する。
コーダ10から出力された映像データの信号を、各チャ
ンネルの番組に対して例えば1フレーム分づつ記憶する
動作を行う。なお、ここで記憶される各チャンネルの画
面内容は、ある1つのチャンネルのTSが到来してから
最初に圧縮を解除して得られるIフレーム以降で、次の
チャンネルのTSが到来するまでの、圧縮が解除された
IまたはBまたはPフレームのうち任意の1フレームで
ある。あるいは、フレームを順次、更新して記憶しても
よい。なお、第1のメモリーコントローラ12は、第1
のメモリー11の記憶、読み出しに関する一連の動作を
制御する。
リー11内に記憶されている各チャンネルの画像を縮小
化し、分割された一画面内に並置してマルチ表示画像デ
ータを生成する。生成されたマルチ表示画像データはラ
スタ状に出力され、スイッチ回路13のもう一方の入力
端に入力される。
のマルチ表示を望む場合、操作ボタン(図示せず)等を
介して制御用CPU8にその情報が伝えられるが、制御
用CPU8はその情報を受けて、モニターにマルチ表示
を行わせるために、マルチ表示部14で生成されたマル
チ表示画像データを出力するようスイッチ回路13を制
御する。
2においては、モニターMNが9分割され、各分割画面
にチャンネルCH1〜CH9の各画像が表示されてい
る。
ルチ表示を所望している時、視聴者が何らかの方法、例
えばチャンネルのアップダウンを操作ボタン等を介して
コントロールすることにより、マルチ表示されている複
数番組から任意に1つの番組を選択し、現在視聴中の番
組から切り替えたい場合がある。
らマルチ表示された複数チャンネルのうちいずれかを選
択する選択情報が操作ボタン等を介して与えられ、制御
用CPU8がマルチ表示部14に、その選択情報を伝え
るようにすればよい。そして、マルチ表示部14が、マ
ルチ表示画像データを生成する際に、例えば、選択され
たチャンネルの画像に「枠」を付けて表示する、あるい
は、選択チャンネルの画像を点滅させる、輝度を上げて
表示する等の画像処理を行うことで他の複数番組と区別
できるようにすればよい。
択された新たなチャンネルに切り替えたい旨の決定を、
視聴者が操作ボタン等を介して制御用CPU8に与えた
ときに、制御用CPU8は、新たに選択されたチャンネ
ルのテレビジョン放送信号を第1のチューナー・モジュ
ール2に復調させる。そして、スイッチ回路13に再
び、第1のMPEGデコーダ3からのデジタル映像信号
を選択させる。
ダ3は、新たに選局されたチャンネルのTSを認識し、
そのTSから必要な映像データ及び音声データを抽出
し、映像データ及び音声データにかけられていた圧縮を
解除して復号する。そして、映像データは第1のD/A
コンバータ4でアナログ映像信号に変換され、出力端子
5よりモニターへと出力される。そして、音声データも
第2のD/Aコンバータ6でアナログ音声信号に変換さ
れて、出力端子7よりオーディオアンプへと出力され
る。
理を制御する。また、図3に上記一連の動作におけるモ
ニターMNの画面の推移を示す。図3に示すようにここ
では、最初にチャンネルCH11がモニターMNに表示
されていた状態から、チャンネルCH1〜CH9が表示
されたマルチ表示状態に移行し、その中からチャンネル
CH8が選択された場合を例示している。
装置によれば、マルチ表示部14が、第1のメモリー1
1に記憶された各テレビジョン放送信号の各画像を縮小
化し、一画面内に並置してマルチ表示画像データを生成
する。そして、制御用CPU8が、視聴者の選択に応じ
て、所定のチャンネルのテレビジョン放送信号の画像デ
ータとマルチ表示画像データとのうち、いずれの画像デ
ータを出力させるべきか判断してスイッチ回路13を制
御する。
視聴したい番組のチャンネルを第1のチューナー・モジ
ュール2で受信させてモニターに出力するとともに、そ
れ以外の全チャンネルの番組あるいは特定の指定したチ
ャンネルの番組を第2のチューナー・モジュール9で予
め受信させてマルチ表示画像データを生成しておくこと
ができる。
時、現在視聴中のチャンネルの番組以外の全チャンネル
の番組あるいは特定の指定したチャンネルの番組を、視
聴者が所望するタイミングで素早くマルチ表示させるこ
とが可能となる。
番組から任意に1つの番組を選択し、現在視聴中の番組
から切り替えたい場合に、制御用CPU8は、視聴者か
ら与えられた選択情報に基づいて、新たに選択されたチ
ャンネルのテレビジョン放送信号を第1のチューナー・
モジュール2に復調させる。よって、素早くマルチ表示
させた後に視聴者が新たなチャンネルに切り替えること
ができ、チャンネルの切り替えに要する時間を短縮する
ことができる。
1が第2のMPEGデコーダ10から出力された映像デ
ータの信号を、各チャンネルの番組につき1フレーム分
ずつ記憶するとしたが、もちろん第1のメモリー11の
記憶内容は1フレームに限られるものではない。
PEGデコーダ10から出力された各テレビジョン放送
信号の画像データが、各チャンネルごとに、時間方向に
連続した数フレーム分ずつ、あるいは、時間方向に間引
いた数フレーム分ずつ記憶されるようにしておいてもよ
い。
リー11内に記憶されている各チャンネルの画像データ
のうちそれぞれの任意の1フレームを、縮小処理を行い
ながら所定のタイミングで読み出し、マルチ表示画像デ
ータを生成する。
示画像データがモニターに出力されると、続いて、マル
チ表示部14は、一定時間間隔で、先に選出した各チャ
ンネルのフレームの画像を、それよりも時間方向に後に
連なるフレームに置き換えたマルチ表示画像データを生
成し、再びモニターに出力する。
向で最後に記憶したフレームが訪れた場合、最初に記憶
したフレームに置き換え、再度、時間方向に連続する、
あるいは、時間方向に間引いた複数フレームをマルチ表
示する動作を行う。
方向に連続した複数フレーム分、あるいは、時間方向に
間引いた複数フレーム分の画像データが順次、マルチ表
示部に読み出されて、マルチ表示画像データが動画像と
して生成されれば、視聴者は、現在視聴しているチャン
ネルの番組以外の全チャンネルの番組あるいは特定の指
定したチャンネルの番組を、それぞれ短時間の動画像と
してマルチ表示で確認することができる。
チ表示中の各チャンネルは、例えば数秒間の動画像が繰
り返し表示される映像となり、視聴者は各チャンネルの
番組の概要を把握することができる。
概要が視聴者に把握できるようにすればよいため、第1
のメモリーは高精度な画像データ向けの大容量の記憶領
域を抱えている必要はない。また、第2のMPEGデコ
ーダ10は、第1のメモリーに記憶する映像データを記
憶するための圧縮解除を必ずしもリアルタイムで処理す
る必要がなく、圧縮解除処理に遅延を伴っても同様の結
果が得られる。
は例えばDSPであるとしたが、第1のメモリー11に
記憶された各チャンネルの縮小画像をマルチ表示画像デ
ータに生成することは、第1のメモリーコントローラ1
2の読み出しアドレス制御を適切に行うことによっても
可能である。すなわち、その場合は、マルチ表示部14
を省略して、第1のメモリーコントローラ12にマルチ
表示機能を担わせてもよい。
形態1に係るテレビジョン放送受信装置の変形例であっ
て、マルチ表示画像データの縮小化された各画像を、各
画像間に隙間を設けつつ一画面内の周辺部に配置するよ
うにし、隙間の部分については視聴中のチャンネルの画
像データを出力するようにしたテレビジョン放送受信装
置である。
ネルの番組と、それ以外の全チャンネルの番組あるいは
特定の指定したチャンネルの番組とを、一画面内に同時
に表示させることができる。
放送受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図
4では実施の形態1に係るテレビジョン放送受信装置と
同様の機能を有する要素については同一符号を付してい
る。
ジョン放送受信装置は、実施の形態1に係るテレビジョ
ン放送受信装置の構成に加えてさらに、AND回路18
を有している。そして、制御用CPU8のスイッチ回路
13への制御信号が直接、スイッチ回路13に与えられ
るのではなく、AND回路18の一方の入力端に与えら
れている。また、AND回路18の一方の入力端には、
マルチ表示部14からも制御信号が与えられている。そ
して、AND回路18の出力がスイッチ回路13に与え
られている。
テレビジョン放送受信装置と同様のため、説明を省略す
る。
4が、図5に示すようにマルチ表示画像データの縮小化
された各チャンネルCH1〜CH10の画像を、各画像
間に隙間を設けつつ一画面内の周辺部に配置してマルチ
表示画像データを生成する。
U8とともにAND回路18を介してスイッチ回路13
を制御する。すなわち、制御用CPU8およびマルチ表
示部14は共同して、マルチ表示画像データのうち縮小
化された各チャンネルCH1〜CH10の画像について
はそのまま出力しつつ、それら各画像間の隙間の部分に
ついては視聴中のチャンネルCH11の画像データを出
力するようスイッチ回路13を制御する。そうすれば、
図5に示すような画面がモニターMNに表示される。
下のとおりである。なお、第1のMPEGデコーダ3か
らの画像データおよびマルチ表示部14からのマルチ表
示画像データは、制御用CPU8によって同期がとら
れ、ラスタ状にスイッチ回路13に与えられる。まず、
マルチ表示画像データ中の各チャンネルの縮小画像のデ
ータがマルチ表示部14から出力される場合には、制御
用CPU8およびマルチ表示部14のAND回路18へ
の制御信号がともにHighとなり、スイッチ回路13
は、マルチ表示部14からのマルチ表示画像データを出
力する。
のデータがマルチ表示部14から出力される場合には、
制御用CPU8のAND回路18への制御信号がHig
hであっても、マルチ表示部14のAND回路18への
制御信号がLowとなり、スイッチ回路13は、第1の
MPEGデコーダ3からの画像データを出力する。
表示部14が共同して、マルチ表示画像データのうち縮
小化された各画像についてはそのまま出力しつつ、隙間
の部分については第1のMPEGデコーダ3からの画像
データを出力するようスイッチ回路13を制御する構成
をとれば、視聴者が現在視聴中のチャンネルの番組と、
それ以外の全チャンネルの番組あるいは特定の指定した
チャンネルの番組とを、一画面内に同時に表示させるこ
とができる。すなわち、マルチ表示させている場合に、
現在視聴中の番組の視聴を大きく妨げないテレビジョン
放送受信装置を実現できる。
1に係るテレビジョン放送受信装置と同様、視聴者が番
組一覧のマルチ表示を所望している時、視聴者が何らか
の方法、例えばチャンネルのアップダウンを操作ボタン
等を介してコントロールすることにより、マルチ表示さ
れている複数番組から任意に1つの番組を選択し、現在
視聴中の番組から切り替えることが可能である。
らマルチ表示された複数チャンネルのうちいずれかを選
択する選択情報が操作ボタン等を介して与えられ、制御
用CPUがマルチ表示部14に、その選択情報を伝える
ようにすればよい。そして、マルチ表示部14が、マル
チ表示画像データを生成する際に、例えば、選択された
チャンネルの画像に「枠」を付けて表示する、あるい
は、選択チャンネルの画像を点滅させる、輝度を上げて
表示する等の画像処理を行うことで他の複数番組と区別
できるようにすればよい。
択された新たなチャンネルに切り替えたい旨の決定を、
視聴者が操作ボタン等を介して制御用CPU8に与えた
ときに、制御用CPU8は、新たに選択されたチャンネ
ルのテレビジョン放送信号を第1のチューナー・モジュ
ール2に復調させる。そして、スイッチ回路13に再
び、第1のMPEGデコーダ3からのデジタル映像信号
を選択させる。
ターMNの画面の推移を示す。図6に示すようにここで
は、チャンネルCH11が主画面上に、そして、チャン
ネルCH1〜CH10が縮小画面上に表示された、マル
チ表示状態のモニターMNにおいて、その中からチャン
ネルCH8が選択された場合を例示している。
の形態1に係るテレビジョン放送受信装置と同様、第1
のメモリー11の記憶内容は1フレームに限られるもの
ではない。すなわち、第1のメモリー11に、時間方向
に連続した複数フレーム分、あるいは、時間方向に間引
いた複数フレーム分の画像データが記憶されるように
し、順次、マルチ表示部に読み出されて、マルチ表示画
像データが動画像として生成されるようにすれば、視聴
者は、現在視聴しているチャンネルの番組以外の全チャ
ンネルの番組あるいは特定の指定したチャンネルの番組
を、それぞれ短時間の動画像としてマルチ表示で確認す
ることができる。
形態1に係るテレビジョン放送受信装置の変形例であっ
て、第1のMPEGデコーダ3からのデジタル映像信号
の画像に、マルチ表示画像データの画像を透かして重畳
し、重畳画像データを生成するオーバーレイ回路をさら
に備え、スイッチ回路13にマルチ表示画像データに代
わって重畳画像データを出力させるテレビジョン放送受
信装置である。
ネルの番組と、それ以外の全チャンネルの番組あるいは
特定の指定したチャンネルの番組とを、一画面内に重畳
して同時に表示させることができる。すなわち、マルチ
表示させている場合に、現在視聴中の番組の視聴を大き
く妨げないテレビジョン放送受信装置を実現できる。
路において、透かして重畳されるマルチ表示画像データ
の画像を任意の単色の濃淡で表される画像とする。これ
により、マルチ表示された各画像が現在視聴中の番組と
は区別して認識されやすく、現在視聴中の番組を明確に
捉えつつマルチ表示された各画像をもチェックすること
ができる。
放送受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図
7では実施の形態1に係るテレビジョン放送受信装置と
同様の機能を有する要素については同一符号を付してい
る。
ジョン放送受信装置は、実施の形態1に係るテレビジョ
ン放送受信装置の構成に加えてさらに、オーバーレイ回
路17、第2のメモリーコントローラ16および第2の
メモリー15を有している。そして、第1のメモリー1
1の出力が直接、マルチ表示部14に与えられるのでは
なく、第2のメモリー15を介してマルチ表示部14に
与えられている。また、マルチ表示部14の出力が直
接、スイッチ回路13の一方の入力端に与えられるので
はなく、オーバーレイ回路17を介してスイッチ回路1
3に与えられている。
MPEGデコーダ3からのデジタル映像信号も与えら
れ、また、第2のメモリー15を制御するための第2の
メモリーコントローラ16には制御用CPU8からの制
御信号が与えられている。
テレビジョン放送受信装置と同様のため、説明を省略す
る。
15が、第1のメモリー11からの画像データ出力を任
意の単色(例えば黒色)の濃淡で表される画像データに
変えて記憶し、その画像データに基づいてマルチ表示画
像データが生成される。そして、オーバーレイ回路17
が、第1のMPEGデコーダ3からのデジタル映像信号
の画像にマルチ表示画像データの画像を透かして重畳
し、重畳画像データを生成する。そして、この重畳画像
データと第1のMPEGデコーダ3からのデジタル映像
信号の画像データとが、スイッチ回路13において選択
されて、そのいずれかが第1のD/Aコンバータ4に出
力される。
のメモリー11からの画像データ出力を任意の単色の濃
淡で表される画像データに変換するために、第1のメモ
リー11に記憶された画像データのうち例えば輝度に関
する情報のみを読み込む。そして、その輝度の情報のみ
が残った画像データを任意の単色に変換するために、画
像データの色情報に変更処理が加えられる。これらの動
作は第2のメモリコントローラ16により制御される。
リー15内に記憶されている各チャンネルの画像を縮小
化し、分割された一画面内に並置してマルチ表示画像デ
ータを生成する。生成されたマルチ表示画像データはラ
スタ状に出力され、オーバーレイ回路17の一方の入力
端に入力される。
Gデコーダ3からの画像データおよびマルチ表示部14
で生成されたマルチ表示画像データの間で、例えば輝度
信号や色差信号、またはR、G、Bの各信号の強度を、
そのトータルゲインが1となるように加算する。すなわ
ち、0≦α≦1の任意の値αを用いれば、α×(第1の
MPEGデコーダ3からの画像データの信号強度)+
(1−α)×(マルチ表示部14で生成されたマルチ表
示画像データの信号強度)の計算処理を行う。そうすれ
ば、図8に示すような画面がモニターMNに表示され
る。
装置によれば、オーバーレイ回路17をさらに備え、ス
イッチ回路13が、マルチ表示画像データに代わって重
畳画像データを出力可能である。よって、視聴者が現在
視聴中のチャンネルの番組と、それ以外の全チャンネル
の番組あるいは特定の指定したチャンネルの番組とを、
一画面内に重畳して同時に表示させることができる。す
なわち、マルチ表示させている場合に、現在視聴中の番
組の視聴を大きく妨げないテレビジョン放送受信装置を
実現できる。
において透かして重畳されるマルチ表示画像データの画
像が、任意の単色の濃淡で表される画像であれば、マル
チ表示された各画像が現在視聴中の番組とは区別して認
識されやすく、現在視聴中の番組を明確に捉えつつマル
チ表示された各画像をもチェックすることができる。
1に係るテレビジョン放送受信装置と同様、視聴者が番
組一覧のマルチ表示を所望している時、視聴者が何らか
の方法、例えばチャンネルのアップダウンを操作ボタン
等を介してコントロールすることにより、マルチ表示さ
れている複数番組から任意に1つの番組を選択し、現在
視聴中の番組から切り替えることが可能である。
らマルチ表示された複数チャンネルのうちいずれかを選
択する選択情報が操作ボタン等を介して与えられ、制御
用CPU8がマルチ表示部14に、その選択情報を伝え
るようにすればよい。そして、マルチ表示部14が、マ
ルチ表示画像データを生成する際に、例えば、選択され
たチャンネルの画像に「枠」を付けて表示する、あるい
は、選択チャンネルの画像を点滅させる、輝度を上げて
表示する等の画像処理を行うことで他の複数番組と区別
できるようにすればよい。
択された新たなチャンネルに切り替えたい旨の決定を、
視聴者が操作ボタン等を介して制御用CPU8に与えた
ときに、制御用CPU8は、新たに選択されたチャンネ
ルのテレビジョン放送信号を第1のチューナー・モジュ
ール2に復調させる。そして、スイッチ回路13に再
び、第1のMPEGデコーダ3からのデジタル映像信号
を選択させる。
の形態1に係るテレビジョン放送受信装置と同様、第1
および第2のメモリー11,15の記憶内容は1フレー
ムに限られるものではない。すなわち、第1および第2
のメモリー11,15に、時間方向に連続した複数フレ
ーム分、あるいは、時間方向に間引いた複数フレーム分
の画像データが記憶されるようにし、順次、マルチ表示
部に読み出されて、マルチ表示画像データが動画像とし
て生成されるようにすれば、視聴者は、現在視聴してい
るチャンネルの番組以外の全チャンネルの番組あるいは
特定の指定したチャンネルの番組を、それぞれ短時間の
動画像としてマルチ表示で確認することができる。
形態2および3の組み合わせである。すなわち、本実施
の形態は、実施の形態2の構成にさらに、オーバーレイ
回路17、第2のメモリーコントローラ16および第2
のメモリー15を設けたものである。
の効果を有するテレビジョン放送受信装置を実現でき
る。
放送受信装置の構成を示すブロック図である。なお、図
9では実施の形態2および3に係るテレビジョン放送受
信装置と同様の機能を有する要素については同一符号を
付している。
ジョン放送受信装置は、実施の形態2に係るテレビジョ
ン放送受信装置の構成に加えてさらに、オーバーレイ回
路17、第2のメモリーコントローラ16および第2の
メモリー15を有している。そして、第1のメモリー1
1の出力が直接、マルチ表示部14に与えられるのでは
なく、第2のメモリー15を介してマルチ表示部14に
与えられている。また、マルチ表示部14の出力が直
接、スイッチ回路13の一方の入力端に与えられるので
はなく、オーバーレイ回路17を介してスイッチ回路1
3に与えられている。
MPEGデコーダ3からのデジタル映像信号も与えら
れ、また、第2のメモリー15を制御するための第2の
メモリーコントローラ16には制御用CPU8からの制
御信号が与えられている。
テレビジョン放送受信装置と同様のため、説明を省略す
る。また、本実施の形態に係るテレビジョン放送受信装
置によれば、図10に示すような画面がモニターMNに
表示される。
表示部14が共同して、マルチ表示画像データのうち縮
小化された各画像についてはそのまま出力しつつ、隙間
の部分については第1のMPEGデコーダ3からの画像
データを出力するようスイッチ回路13を制御する構成
をとれば、視聴者が現在視聴中のチャンネルの番組と、
それ以外の全チャンネルの番組あるいは特定の指定した
チャンネルの番組とを、一画面内に同時に表示させるこ
とができる。すなわち、マルチ表示させている場合に、
現在視聴中の番組の視聴を大きく妨げないテレビジョン
放送受信装置を実現できる。
をさらに備え、スイッチ回路13が、マルチ表示画像デ
ータに代わって重畳画像データを出力すれば、視聴者が
現在視聴中のチャンネルの番組と、それ以外の全チャン
ネルの番組あるいは特定の指定したチャンネルの番組と
を、一画面内に重畳して同時に表示させることができ
る。
において透かして重畳されるマルチ表示画像データの画
像が、任意の単色の濃淡で表される画像であれば、マル
チ表示された各画像が現在視聴中の番組とは区別して認
識されやすく、現在視聴中の番組を明確に捉えつつマル
チ表示された各画像をもチェックすることができる。
1に係るテレビジョン放送受信装置と同様、視聴者が番
組一覧のマルチ表示を所望している時、視聴者が何らか
の方法、例えばチャンネルのアップダウンを操作ボタン
等を介してコントロールすることにより、マルチ表示さ
れている複数番組から任意に1つの番組を選択し、現在
視聴中の番組から切り替えることが可能である。
らマルチ表示された複数チャンネルのうちいずれかを選
択する選択情報が操作ボタン等を介して与えられ、制御
用CPU8がマルチ表示部14に、その選択情報を伝え
るようにすればよい。そして、マルチ表示部14が、マ
ルチ表示画像データを生成する際に、例えば、選択され
たチャンネルの画像に「枠」を付けて表示する、あるい
は、選択チャンネルの画像を点滅させる、輝度を上げて
表示する等の画像処理を行うことで他の複数番組と区別
できるようにすればよい。
択された新たなチャンネルに切り替えたい旨の決定を、
視聴者が操作ボタン等を介して制御用CPU8に与えた
ときに、制御用CPU8は、新たに選択されたチャンネ
ルのテレビジョン放送信号を第1のチューナー・モジュ
ール2に復調させる。そして、スイッチ回路13に再
び、第1のMPEGデコーダ3からのデジタル映像信号
を選択させる。
の形態1に係るテレビジョン放送受信装置と同様、第1
および第2のメモリー11,15の記憶内容は1フレー
ムに限られるものではない。すなわち、第1および第2
のメモリー11,15に、時間方向に連続した複数フレ
ーム分、あるいは、時間方向に間引いた複数フレーム分
の画像データが記憶されるようにし、順次、マルチ表示
部に読み出されて、マルチ表示画像データが動画像とし
て生成されるようにすれば、視聴者は、現在視聴してい
るチャンネルの番組以外の全チャンネルの番組あるいは
特定の指定したチャンネルの番組を、それぞれ短時間の
動画像としてマルチ表示で確認することができる。
表示部が、メモリに記憶された各テレビジョン放送信号
の各画像を縮小化し、一画面内に並置してマルチ表示画
像データを生成する。そして、制御部が、視聴者の選択
に応じて、所定のチャンネルのテレビジョン放送信号の
画像データとマルチ表示画像データとのうち、いずれの
画像データを出力させるべきか判断してスイッチ回路を
制御する。よって、制御部は、視聴者が現在視聴したい
番組のチャンネルを第1のチューナーで受信させてモニ
ターに出力するとともに、それ以外の全チャンネルの番
組あるいは特定の指定したチャンネルの番組を予め第2
のチューナーで受信させてマルチ表示画像データを生成
しておくことができる。その結果、視聴者の現在視聴し
ているチャンネルの番組以外の全チャンネルの番組ある
いは特定の指定したチャンネルの番組を、視聴者が所望
するタイミングで素早くマルチ表示させることが可能と
なる。
ら複数フレーム分の画像データが順次、マルチ表示部に
読み出されて、マルチ表示画像データが動画像として生
成される。よって、視聴者は、現在視聴している番組以
外の全番組あるいは特定の指定した番組を、それぞれ短
時間の動画像としてマルチ表示で確認することができ
る。
は、視聴者から与えられた選択情報に基づいて、新たに
選択されたチャンネルのテレビジョン放送信号を第1の
チューナーに復調させる。よって、素早くマルチ表示さ
せた後に視聴者が新たなチャンネルに切り替えることが
でき、チャンネルの切り替えに要する時間を短縮するこ
とができる。
よびマルチ表示部は共同して、マルチ表示画像データの
うち縮小化された各画像についてはそのまま出力しつ
つ、隙間の部分については第1のチューナーで復調され
た所定のチャンネルのテレビジョン放送信号の画像デー
タを出力するようスイッチ回路を制御する。よって、視
聴者が現在視聴中のチャンネルの番組と、それ以外の全
チャンネルの番組あるいは特定の指定したチャンネルの
番組とを、一画面内に同時に表示させることができる。
すなわち、マルチ表示させている場合に、現在視聴中の
番組の視聴を大きく妨げないテレビジョン放送受信装置
を実現できる。
レイ回路をさらに備え、スイッチ回路が、マルチ表示画
像データに代わって重畳画像データを出力可能である。
よって、視聴者が現在視聴中のチャンネルの番組と、そ
れ以外の全チャンネルの番組あるいは特定の指定したチ
ャンネルの番組とを、一画面内に重畳して同時に表示さ
せることができる。すなわち、マルチ表示させている場
合に、現在視聴中の番組の視聴を大きく妨げないテレビ
ジョン放送受信装置を実現できる。
レイ回路において透かして重畳されるマルチ表示画像デ
ータの画像は、任意の単色の濃淡で表される画像であ
る。よって、マルチ表示された各画像が現在視聴中の番
組とは区別して認識されやすく、現在視聴中の番組を明
確に捉えつつマルチ表示された各画像をもチェックする
ことができる。
置の構成を示すブロック図である。
置のマルチ表示の画面例を示す図である。
置において、マルチ表示状態に移行し、新たなチャンネ
ルに切り替える場合の画面の推移を示す図である。
置の構成を示すブロック図である。
置のマルチ表示の画面例を示す図である。
置において、マルチ表示状態に移行し、新たなチャンネ
ルに切り替える場合の画面の推移を示す図である。
置の構成を示すブロック図である。
置のマルチ表示の画面例を示す図である。
置の構成を示すブロック図である。
装置のマルチ表示の画面例を示す図である。
示すブロック図である。
第1のMPEGデコーダ、4 第1のD/Aコンバー
タ、5,7 出力端子、6 第2のD/Aコンバータ、
8 制御用CPU、9 第2のチューナー・モジュー
ル、10 第2のMPEGデコーダ、11 第1のメモ
リー、12 第1のメモリーコントローラ、13 スイ
ッチ回路、14 マルチ表示部、15 第2のメモリ
ー、16 第2のメモリーコントローラ、17 オーバ
ーレイ回路、18 AND回路。
Claims (6)
- 【請求項1】 視聴者に選択された所定のチャンネルの
テレビジョン放送信号を復調する第1のチューナーと、 前記所定のチャンネル以外の複数のチャンネルの各テレ
ビジョン放送信号を時分割で順次、巡回しつつ復調する
第2のチューナーと、 前記第2のチューナーで復調された前記各テレビジョン
放送信号を記憶可能なメモリと、 前記メモリに記憶された前記各テレビジョン放送信号の
各画像を縮小化し、一画面内に並置してマルチ表示画像
データを生成するマルチ表示部と、 画像を表示可能なモニターと、 前記第1のチューナーで復調された前記所定のチャンネ
ルのテレビジョン放送信号の画像データと、前記マルチ
表示部において生成された前記マルチ表示画像データと
のうち、いずれかを前記モニターに出力するスイッチ回
路と、 前記第1および第2のチューナー、前記マルチ表示部、
並びに前記スイッチ回路を制御する制御部とを備え、 前記制御部は、視聴者の選択に応じて、いずれの画像デ
ータを出力させるべきか判断して前記スイッチ回路を制
御するテレビジョン放送受信装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のテレビジョン放送受信
装置であって、 前記メモリには、前記第2のチューナーで復調された前
記各テレビジョン放送信号の画像データが、前記複数の
チャンネルごとに、時間方向に連続した複数フレーム
分、あるいは、時間方向に間引いた複数フレーム分記憶
され、 前記メモリから前記複数フレーム分の画像データが順
次、マルチ表示部に読み出されて、前記マルチ表示画像
データが動画像として生成されるテレビジョン放送受信
装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載のテレビジョン放送受信
装置であって、 前記マルチ表示画像データが前記モニターに出力されて
いるときに、前記制御部には、視聴者から前記複数のチ
ャンネルのうちいずれかを選択する選択情報が与えら
れ、 前記制御部は、前記選択情報に基づいて、新たに選択さ
れたチャンネルのテレビジョン放送信号を前記第1のチ
ューナーに復調させるテレビジョン放送受信装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載のテレビジョン放送受信
装置であって、 前記マルチ表示部は、縮小化された前記各画像を、各画
像間に隙間を設けつつ一画面内の周辺部に配置して前記
マルチ表示画像データを生成し、 前記制御部に加えて前記マルチ表示部も、前記スイッチ
回路を制御し、 前記制御部および前記マルチ表示部は共同して、前記マ
ルチ表示画像データのうち縮小化された前記各画像につ
いてはそのまま出力しつつ、前記隙間の部分については
前記第1のチューナーで復調された前記所定のチャンネ
ルのテレビジョン放送信号の画像データを出力するよう
前記スイッチ回路を制御するテレビジョン放送受信装
置。 - 【請求項5】 請求項1に記載のテレビジョン放送受信
装置であって、 前記第1のチューナーで復調された前記所定のチャンネ
ルのテレビジョン放送信号の画像に、前記マルチ表示画
像データの画像を透かして重畳し、重畳画像データを生
成するオーバーレイ回路をさらに備え、 前記スイッチ回路は、前記マルチ表示画像データに代わ
って前記重畳画像データを出力可能であるテレビジョン
放送受信装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載のテレビジョン放送受信
装置であって、 前記オーバーレイ回路において透かして重畳されるマル
チ表示画像データの画像は、任意の単色の濃淡で表され
る画像であるテレビジョン放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001308166A JP2003116073A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | テレビジョン放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001308166A JP2003116073A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | テレビジョン放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003116073A true JP2003116073A (ja) | 2003-04-18 |
Family
ID=19127513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001308166A Pending JP2003116073A (ja) | 2001-10-04 | 2001-10-04 | テレビジョン放送受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003116073A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005286688A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Sanyo Electric Co Ltd | ディジタル放送受信装置 |
JP2006186737A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Nec Commun Syst Ltd | 複数チャネルデータ配信システムおよび方法、それに使用するアクセス装置および受信端末 |
JP2006237873A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Sharp Corp | 表示制御装置 |
JP2007142840A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP2007201759A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、並びにプログラム |
JP2009017238A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Sony Computer Entertainment Inc | 復号装置およびテレビ画像表示方法 |
JP2009225215A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Sony Corp | 画像処理装置および方法、プログラム並びに記録媒体 |
JP2009540712A (ja) * | 2006-06-15 | 2009-11-19 | トムソン ライセンシング | オーディオビジュアルプログラムの選択のために受信機でモザイク画像を表示する方法、受信機及び関連するサーバ |
JP2010130219A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Sony Corp | 映像表示装置、映像表示システム、及び映像表示方法 |
US7782406B2 (en) | 2005-06-23 | 2010-08-24 | Hitachi, Ltd. | Receiving apparatus and receiving method for channel switching in both digital and analog TV reception |
JP2012029248A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Toshiba Corp | 放送受信装置 |
JP2013516840A (ja) * | 2009-12-30 | 2013-05-13 | シリコン イメージ,インコーポレイテッド | 複数の保護されたソースから同時にコンテンツをプレビューする方法、装置、及びシステム |
KR101362382B1 (ko) * | 2007-07-10 | 2014-02-12 | 삼성전자주식회사 | 디지털 방송 수신기에서 채널 절환시 비디오 프레임을출력하는 방법 및 장치 |
JP2016178400A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | カシオ計算機株式会社 | 情報出力装置、情報出力方法およびプログラム |
-
2001
- 2001-10-04 JP JP2001308166A patent/JP2003116073A/ja active Pending
Cited By (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005286688A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Sanyo Electric Co Ltd | ディジタル放送受信装置 |
JP4518823B2 (ja) * | 2004-03-30 | 2010-08-04 | 三洋電機株式会社 | ディジタル放送受信装置 |
JP2006186737A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Nec Commun Syst Ltd | 複数チャネルデータ配信システムおよび方法、それに使用するアクセス装置および受信端末 |
JP2006237873A (ja) * | 2005-02-23 | 2006-09-07 | Sharp Corp | 表示制御装置 |
US7782406B2 (en) | 2005-06-23 | 2010-08-24 | Hitachi, Ltd. | Receiving apparatus and receiving method for channel switching in both digital and analog TV reception |
JP2007142840A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Canon Inc | 情報処理装置及び情報処理方法 |
JP2007201759A (ja) * | 2006-01-26 | 2007-08-09 | Sony Corp | 情報処理装置および方法、並びにプログラム |
US8125573B2 (en) | 2006-01-26 | 2012-02-28 | Sony Corporation | Information processing apparatus and method, and program used therewith |
US9888213B2 (en) | 2006-06-15 | 2018-02-06 | Thomson Licensing Dtv | Method for displaying a mosaic image a receiver for the selection of audiovisual programs, receivers and related servers |
JP2009540712A (ja) * | 2006-06-15 | 2009-11-19 | トムソン ライセンシング | オーディオビジュアルプログラムの選択のために受信機でモザイク画像を表示する方法、受信機及び関連するサーバ |
JP2009017238A (ja) * | 2007-07-04 | 2009-01-22 | Sony Computer Entertainment Inc | 復号装置およびテレビ画像表示方法 |
KR101362382B1 (ko) * | 2007-07-10 | 2014-02-12 | 삼성전자주식회사 | 디지털 방송 수신기에서 채널 절환시 비디오 프레임을출력하는 방법 및 장치 |
US8875200B2 (en) | 2007-07-10 | 2014-10-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for outputting video frames while changing channels with digital broadcast receiver |
JP4535150B2 (ja) * | 2008-03-18 | 2010-09-01 | ソニー株式会社 | 画像処理装置および方法、プログラム並びに記録媒体 |
US8223268B2 (en) | 2008-03-18 | 2012-07-17 | Sony Corporation | Image processing apparatus, method and recording medium |
KR101561240B1 (ko) * | 2008-03-18 | 2015-10-16 | 소니 주식회사 | 화상처리장치, 방법 및 기록매체 |
JP2009225215A (ja) * | 2008-03-18 | 2009-10-01 | Sony Corp | 画像処理装置および方法、プログラム並びに記録媒体 |
JP2010130219A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Sony Corp | 映像表示装置、映像表示システム、及び映像表示方法 |
US8558954B2 (en) | 2008-11-26 | 2013-10-15 | Sony Corporation | Video display device, video display system, and video display method |
JP2013516840A (ja) * | 2009-12-30 | 2013-05-13 | シリコン イメージ,インコーポレイテッド | 複数の保護されたソースから同時にコンテンツをプレビューする方法、装置、及びシステム |
JP2012029248A (ja) * | 2010-07-27 | 2012-02-09 | Toshiba Corp | 放送受信装置 |
JP2016178400A (ja) * | 2015-03-19 | 2016-10-06 | カシオ計算機株式会社 | 情報出力装置、情報出力方法およびプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8913197B2 (en) | Digital broadcast receiver unit | |
EP0817483B1 (en) | Television device having text data processing function | |
US6937618B1 (en) | Separating device and method and signal receiving device and method | |
US6710817B2 (en) | Decoder device and receiver using the same | |
JP3393356B2 (ja) | 受信装置および受信方法 | |
EP1081885B1 (en) | Receiver and receiving method | |
US6459456B1 (en) | Digital receiver apparatus capable of receiving multiple channels and having display function control method | |
JP2002125158A (ja) | デジタルテレビチャネルサーフィンシステム | |
JP2003116073A (ja) | テレビジョン放送受信装置 | |
JP2000138877A (ja) | デジタル放送送信装置および受信装置 | |
KR100240073B1 (ko) | 디지털 방송 수신기의 아날로그 방송 수신방법 및 장치 | |
KR19990033088A (ko) | 디지털 방송 수신기의 아날로그 방송 수신방법 및 장치 | |
JP2001148816A (ja) | 合成画面放送装置および受信装置 | |
US20020059600A1 (en) | Digital broadcasting receiver | |
JP3609727B2 (ja) | ディジタル・アナログ放送受信装置 | |
JP3530464B2 (ja) | ディジタル・アナログ放送受信装置 | |
KR100267238B1 (ko) | 디지털 방송 수신기에서 아날로그 방송 수신방법및 장치. | |
JPH10285485A (ja) | テレビジョン放送受信装置 | |
KR200156496Y1 (ko) | 프로그램정보를 표시하는 tv수상기 | |
JP4518823B2 (ja) | ディジタル放送受信装置 | |
JP2005323278A (ja) | ディジタル放送受信装置 | |
KR20050091523A (ko) | 영상 재생 시스템의 방송 채널 선택 방법 | |
KR19990038228A (ko) | 위성 방송 수신기의 예약 프로그램 표시 장치 | |
JP2012090060A (ja) | 放送送信装置、放送受信装置及び放送送受信システム | |
KR19990011669A (ko) | Atv의 채널선택방법 및 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050203 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060627 |