JP2003115845A - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法

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JP2003115845A
JP2003115845A JP2001308646A JP2001308646A JP2003115845A JP 2003115845 A JP2003115845 A JP 2003115845A JP 2001308646 A JP2001308646 A JP 2001308646A JP 2001308646 A JP2001308646 A JP 2001308646A JP 2003115845 A JP2003115845 A JP 2003115845A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非ネットワーク機器をネットワーク環境に存
在する1機器として機能させる。 【解決手段】 ネットワークアダプタが、外部から取得
した簡易プロファイルデータに基づいて、詳細プロファ
イルデータをインターネット上から取得する。そして、
これらプロファイルデータに基づいて作成したサービス
データをサービスディスカバリサーバに登録する。そし
て、この後においては、ネットワークアダプタは、サー
ビスディスカバリサーバからサービスデータを読み出し
て参照することで、非ネットワーク機器とのインターフ
ェイスを利用してサービスデータが示すサービス実現の
ための動作を実行する。これにより、非ネットワーク機
器には、ネットワークアダプタを介在したうえで、本来
であればネットワークに接続されなければ実現されない
機能が与えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークと接
続される情報処理装置、及びネットワークと接続される
場合に対応した情報処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばネットワークとして、イン
ターネットの利用や、LAN(Local Area Network)の構
築を行うことなどが広く普及してきている。また、現状
では、ブロードバンドが普及しつつある段階にあり、ネ
ットワークもより利用しやすいものとなることが見込ま
れる。このようなことを背景に、例えばコンピュータに
限ることなく、各種電子機器をネットワークにより接続
したシステムを構築することが提案されてきている。例
えば、各種AV(Audio Visual)機器をネットワークによ
り接続することによっては、インターネットなどでアッ
プロードされている各種のAVコンテンツを取り込ん
で、テレビジョン受像機やオーディオアンプでそのまま
ストリーミング再生して視聴したり、また、VTRなど
に記録することなどが、パーソナルコンピュータを介在
させることなく、容易に可能とされることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなネットワークシステムを構築するためには、例えば
上記AV機器などの民生機器が、ネットワーク接続に対
応した構成を採る必要がある。
【0004】しかしながら、現状における民生のAV機
器の多くは、ネットワーク接続という観点からいえば、
いわゆるスタンドアローンとしての構成を採っている。
つまり、ネットワークに接続して使用することを前提と
はしていないことから、ハードウェア構成を含め、ネッ
トワークと接続するための構成は採られてはいないもの
である。例えば、CD、DVDなどのメディアやデジタ
ルVCR(Video Cassete Recorder)などの普及によっ
て、メディアに記録される音声、映像のソースはデジタ
ル信号の形式となっているのであるが、これらのメディ
アに対応するAV機器も、現状ではネットワークと接続
することを前提としていないことで、これらのメディア
に対応するAV機器においては、アナログ信号によるA
Vソースの入出力が行われているのが主流である。
【0005】ただし、データインターフェイスの規格と
してIEEE1394などを採用してデータ通信が可能
に構成されたAV機器も提案されてきてはいる。しかし
ながら、このデータインターフェイスによって実現され
るのは、例えば、AV機器間でのダビング等の編集が主
であって、例えばTCP/IPなどの通信プロトコルに
従ったインターネットなどとのネットワーク接続を前提
としているものではない。また、IEEE1394を基
礎として、HAViといわれるネットワークアーキテク
チャも提案されてはいるものの、これについても、上記
したIEEE1394における問題を解決してネットワ
ーク接続を実現する性質のものではない。
【0006】従って、現状における問題としては、ネッ
トワークが普及していく一方で、上記したAV機器など
を始め、民生の非ネットワーク機器も依然として多数存
在するという状況において、これらの非ネットワーク機
器をネットワーク環境のなかで利用できないということ
にあるといえる。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は上記した
課題を考慮して、非ネットワーク機器についてもネット
ワーク環境のなかで容易に利用ができるようにすること
を提案するものである。そこで、先ず、本発明による情
報処理装置として次のように構成する。つまり、所定の
ネットワークと接続するためのネットワーク接続手段
と、外部から、非ネットワーク機器に関連する情報とし
て、少なくとも非ネットワーク機器を識別するための機
器識別情報を含む第1の機器関連情報を取得する第1の
情報取得手段と、第1の機器関連情報により識別される
非ネットワーク機器に関連する所定の情報内容を有する
第2の機器関連情報を取得する第2の情報取得手段と、
第1の機器関連情報と第2の機器関連情報に基づいて、
非ネットワーク機器に適合するサービス内容を示すサー
ビス情報を所定の登録領域に登録させる登録手段と、当
該情報処理装置と非ネットワーク機器との間の所定のイ
ンターフェイスを実現するインターフェイス手段と、上
記登録領域に登録されたサービス情報に基づいて非ネッ
トワーク機器により所要の動作が実行されるように、イ
ンターフェイス手段を所要の態様により使用するインタ
ーフェイス使用手段とを備えることとした。
【0008】また、情報処理方法としては次のように構
成する。つまり、所定のネットワークと接続するための
ネットワーク接続処理と、外部から、非ネットワーク機
器に関連する情報として、少なくとも非ネットワーク機
器を識別するための機器識別情報を含む第1の機器関連
情報を取得する第1の情報取得処理と、第1の機器関連
情報により識別される非ネットワーク機器に関連する所
定の情報内容を有する第2の機器関連情報を取得する第
2の情報取得処理と、第1の機器関連情報と第2の機器
関連情報に基づいて、非ネットワーク機器に適合するサ
ービス内容を示すサービス情報を所定の登録領域に登録
させる登録処理と、上記登録領域に登録された上記サー
ビス情報に基づいて、非ネットワーク機器により所要の
動作が実行されるように、非ネットワーク機器とネット
ワークに接続される情報処理装置との間の所定のインタ
ーフェイスを、所要の態様により使用するインターフェ
イス使用処理とを実行可能に構成することとした。
【0009】上記各発明による構成では、ネットワーク
側において、少なくとも非ネットワーク機器を識別可能
な第1の機器関連情報を取得するとともに、この第1の
機器関連情報を取得したことに基づいて、非ネットワー
ク機器についての例えばより詳細なプロファイルが記述
された第2の機器関連情報を取得する。そして、これら
機器関連情報に基づいて得たサービス情報を登録してお
くようにされる。そして、この後において、このサービ
ス情報を利用して非ネットワーク機器において所要の動
作が得られるように、非ネットワークとのインターフェ
イスを使用するための処理が実行される。このようにし
てネットワーク側の処理動作によって非ネットワーク機
器が所要の動作を実現することで、この非ネットワーク
機器がネットワーク環境に接続された1機器として機能
するように動作させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態についての説
明を行っていく。本実施の形態では、ネットワークとの
接続機能を有するネットワークアダプタを利用すること
で、ネットワークとの接続機能を有していない非ネット
ワーク接続機器が、ネットワーク環境に存在する1機器
としての動作が得られるように構成される。そこで先
ず、本実施の形態としてのネットワークアダプタの利用
例について、図1〜図3を参照しながらユーザの作業手
順に従って説明していくこととする。なお、以降の実施
の形態の説明においては、非ネットワーク機器がテレビ
ジョン受像機である場合を例に挙げることとする。つま
り、本実施の形態では、非ネットワーク機器としてのテ
レビジョン受像機を、ネットワーク環境内の1機器とし
て動作させるようにするものである。
【0011】図1は、ネットワークアダプタを利用する
にあたっての最初の手順を示している。この図により示
される手順が、ユーザが最初に行うべき作業に対応す
る。例えばユーザは、図1(a)に示されるように、非
接触型メモリ50と、リーダー/ライター60を用意す
る。
【0012】非接触型メモリ50は、後述する構成を有
することで、データ読み出し及び書き込みのためのメモ
リ素子へのアクセスが無線通信により行われるように構
成される。また、この場合の非接触型メモリ50の筐体
には、接触マーク56が形成されている。後述するよう
にして、非接触型メモリ50は、無線通信のためのアン
テナを備えているが、この接触マーク56の位置が最も
上記アンテナに近く、安定した無線通信が保証される。
【0013】一方、リーダー/ライター60は、少なく
とも上記非接触型メモリ50に対して無線によりアクセ
スして、データの書き込み及び読み出しが可能な携帯型
の装置とされる。そして、この場合のリーダー/ライタ
ー60には、ユーザがネットワーク環境内で動作させた
いとする非ネットワーク機器(テレビジョン受像機)に
関連する所定内容の情報から成るデータを保持している
ものとされる。なお、このリーダー/ライター60に保
持されている非ネットワーク機器に関連するデータは、
「簡易プロファイルデータ」といい、後述する「詳細プ
ロファイルデータ」と区別する。また、リーダー/ライ
ター60に対して簡易プロファイルデータを保持させる
のにあたっては、例えば、ユーザがパーソナルコンピュ
ータなどの情報処理機器とリーダー/ライター60とを
所定のデータインターフェイスによって接続して、ここ
からダウンロードさせればよい。
【0014】ここで、非ネットワーク機器が或る機種の
テレビジョン受像機である場合の「簡易プロファイルデ
ータ」の内容例を下記に示しておく。 ・機器種別=テレビジョン受像機 ・メーカー=A社 ・機種名=aaa ・モデル名=KV25DR1 ・リモートコントローラ機種=RMJ232 ・詳細プロファイルデータ入手先 ・・モデルプロファイル入手先=http://ftp.a.com/net
adapter/model/profile/kv-25dr1.xml ・・リモートコントローラプロファイル入手先=http:/
/ftp.a.com/netadapter/control/profile/rm-j232.xml ・画面サイズ=25インチ ・デフォルト接続=D1 ・オルタナティブ接続=アナログAV ・アクティブ=未定義 ・公開範囲=world wide ・アクセス権限=anonymouse このようにして、簡易プロファイルデータは、「機器種
別」「メーカー」「機種名」「モデル名」などの、非ネ
ットワーク機器の「型式」を識別可能な識別情報を有し
ていると共に、対応するリモートコントローラの機種、
画面サイズ、デフォルトの接続端子などをはじめとし
た、簡易で概要的なプロファイルの情報を有している。
【0015】そして、ユーザは、図1(a)に示される
ようにして、非接触型メモリ50に対してリーダー/ラ
イター60の所定部位を接近、若しくは接触させた状態
のもとで、リーダー/ライター60に対するキー操作を
行うことにより、「簡易プロファイルデータ」をリーダ
ー/ライター60から非接触型メモリ50に対して書き
込ませる。そして、このようにして簡易プロファイルデ
ータが書き込まれた非接触型メモリ50を、図1(b)
に示すようにして、非ネットワーク機器であるテレビジ
ョン受像機2の筐体の任意の位置に対して貼り付けるよ
うにされる。この場合には、例えば非接触型メモリ50
について、ラベルシールのようにして粘着性のある取り
付け面を形成してやることが好ましい。
【0016】なお、非ネットワーク機器に対して非接触
型メモリ50を設ける態様としては、上記したものに限
定されない。例えば、上記のようにして非接触型メモリ
50を貼り付けるのは、エンドユーザではなく、例えば
製造や販路の工程内において行われても良い。また、上
記した例では、非接触型メモリ50が非ネットワーク機
器とは別体のモジュールとされており、これを後から取
り付ける形態としているが、製造工程において、簡易プ
ロファイルデータを予め書き込んだ非接触型メモリ50
を部品として、製品に組み込むようにすることも考えら
れる。非接触型メモリ50が製造段階において非ネット
ワーク機器に取り付けられれば、以降においては、ユー
ザなどが後付けする必要が無いという点で便利である。
しかしながら、例えばユーザなどが、後から非接触型メ
モリ50を取り付ける態様では、非ネットワーク機器の
機種に対応するプロファイルデータさえ用意されれば、
比較的以前に生産された機器であっても本実施の形態の
システムに取り込むことができる。つまり、汎用性の点
で有利となる。
【0017】続いては、上記のようにして非接触型メモ
リ50が取り付けられたテレビジョン受像機2をネット
ワークアダプタ1側に認識させるための手順について、
図2を参照して説明する。図2においては、図1にて説
明したようにして、非接触型メモリ50が取り付けられ
たテレビジョン受像機2、及びネットワークアダプタ1
を含んでネットワーク10に接続されるデバイスから成
るネットワークシステムが示されている。そこで先ず、
このネットワークシステムに接続される各デバイスにつ
いて説明しておくこととする。
【0018】本実施の形態のネットワーク10は、例え
ばテレビジョン受像機2及びネットワークアダプタ1を
所有するユーザが構築しているLAN(Local Area Netw
ork)とされる。また、本発明としてのネットワーク10
の規格としては特に限定しないが、ここでは、通信プロ
トコルとして、インターネットと同様のTCP/IPを
採用しているものとする。
【0019】このネットワーク10に対して接続される
デバイスとして、先ず、ネットワークアダプタ1は、以
降説明するようにして動作することで、非ネットワーク
機器(テレビジョン受像機)をネットワーク10に接続
されたデバイスとして機能させる。
【0020】サービスディスカバリサーバ3には、後述
するようにしてネットワークアダプタ1がプロファイル
データに基づいて作成したサービスデータが登録され
る。この登録されたサービスデータは、例えばデータベ
ース化されてサービス一覧情報3aとして記憶される。
そして、ネットワークアダプタ1は、サービス一覧情報
3aから所要の非ネットワーク機器に対応するサービス
データを読み出し、そのデータ内容に応じてしかるべき
処理を実行するが、これによって、その非ネットワーク
機器がネットワーク環境に接続された1機器として機能
することになる。
【0021】ファイルサーバ4は、例えば複数のAVコ
ンテンツのファイルを格納しているサーバである。ルー
タ5は、ネットワーク10に接続されている機器がイン
ターネット11上の所要のアドレスにアクセスする際
に、ルーティングを行うために設けられている。そし
て、本実施の形態においては、インターネット11に対
してプロファイルサーバ12が接続されている。このプ
ロファイルサーバ12では、各種機器ごとに対応した
「詳細プロファイルデータ」をプロファイルデータベー
ス12aとして格納しており、例えば多数のネットワー
クアダプタ1からのダウンロード要求に応じて、要求さ
れた機器に対応する「詳細プロファイルデータ」をアッ
プロードする。また、ネットワーク機器6は、ネットワ
ーク10への接続機能を有する何らかの機器とされる。
このようにして、ネットワーク10には、ネットワーク
接続機能を有する機器でありさえすれば各種機器を接続
することができる。
【0022】なお、この図2において、サービスディス
カバリサーバ3は、ネットワーク10に接続される独立
したデバイスとして示されているが、実際においては、
何らかのストレージデバイスにおける記録領域が単に割
り当てられている態様とされていても構わない。例え
ば、物理的には、ファイルサーバ4と同じストレージデ
バイスが用いられ、このストレージデバイスの記憶媒体
が、少なくともサービスディスカバリサーバ3とファイ
ルサーバ4の領域を有して管理されている構成であって
も良いものである。従って、例えばネットワークアダプ
タ1内にハードディスクなどの記憶媒体を備え、この記
憶媒体にサービスディスカバリサーバ3としての領域を
割り当てて管理するようにすることも考えられる。
【0023】続いて、同じ図2に示される手順〜に
従って説明を行っていく。 手順 ネットワークアダプタ1側にて、非ネットワーク機器で
あるテレビジョン受像機2を認識させるために、ユーザ
は、テレビジョン受像機2に取り付けられた非接触型メ
モリ50に形成される接触マーク56に対して、ネット
ワークアダプタ1としての筐体の所定位置に設けられて
いる接触マーク30とを接触させる。ネットワークアダ
プタ1により、非接触型メモリ50に対して無線により
アクセスして、少なくとも非接触型メモリ50からデー
タを読み出し可能な構成を採る。そして、非接触型メモ
リ50と通信を行うためにネットワークアダプタ1内に
設けられているとされるアンテナは、この接触マーク3
0と接触させた位置が最も近くなるように配置されてい
る。従って、非接触型メモリ50の接触マーク56に対
してネットワークアダプタ1の接触マーク30を接触さ
せることによっては、非接触型メモリ50とネットワー
クアダプタ1のアンテナが最も近接している状態が得ら
れることになる。つまり、非接触型メモリ50とネット
ワークアダプタ1との間での無線通信が最も良好に行わ
れる状態が確保されるものである。そして、この状態
で、例えばネットワークアダプタ1に対する所定操作を
行って、ネットワークアダプタ1により非接触型メモリ
50からのデータの読み出しを実行させれば、確実にデ
ータの読み出しが成功することになる。
【0024】そして、例えば上記のようにして、非接触
型メモリ50の接触マーク56とネットワークアダプタ
1の接触マーク30とが接触した状態で正常に通信が行
われることによっては、非接触型メモリ50に書き込ま
れていた簡易プロファイルデータが、ネットワークアダ
プタ1側に読み込まれることになる。このようにして、
正常に非接触型メモリ50からの簡易プロファイルデー
タの読み出しが完了したとされる場合には、ネットワー
クアダプタ1では、このことをユーザに通知するように
構成することが好ましい。この通知の仕方としては、例
えば表示部29に対して通信が正常終了したことを示す
旨の表示を行うようにすることが考えられる。或いは、
ここでは図示していない発光ダイオード素子などによる
LED表示部を点灯、点滅させたり、例えばビープ音な
どの音声により出力することも考えられる。
【0025】なお、本実施の形態においては、このよう
な非接触型メモリ50からのデータの読み込みのための
操作をはじめ、ネットワークアダプタ1に対する操作を
行う場合には、リモートコントローラ15に対する操作
を行うようにされる。リモートコントローラ15は、例
えばネットワークアダプタ1に付属しているもので、ネ
ットワークアダプタ1に対する各種操作が可能とされ
る。また、後述するようにして、ネットワークアダプタ
1を介在させるようにして、非ネットワーク機器の動作
をコントロールするためのリモートコントローラとして
機能させる(エミュレートさせる)ことも可能である。
【0026】ところで、非接触型メモリ50に対するア
クセスは無線であることから、必ずしも非接触型メモリ
50の接触マーク56と、ネットワークアダプタ1の接
触マーク30とを接触させなくとも、ネットワークアダ
プタ1と非接触型メモリ50との通信は適正に実行され
る可能性は有している。しかしながら、例えば近隣の位
置に他の非接触型メモリ50が配置されていたりするよ
うな状況である場合に通信距離が長くなると、他の非接
触型メモリ50が混信した状態で通信してしまう可能性
も高くなる。これを避けるためには、通信距離をできる
だけ短くすることが好ましいが、本実施の形態では、こ
の通信距離をできるだけ短いものとすることがユーザ操
作として容易となるように、敢えて接触マーク同士を接
触させるようにしているものである。また、接触マーク
同士を接触させるという行為をユーザが行うことで、例
えば非ネットワーク機器が多数存在するような場合に
も、どの非ネットワーク機器をネットワークアダプタ1
に認識させて使いたいのかということを、ユーザ自身が
最も直接的に確認することができるものである。なお、
このような観点からすれば、例えばネットワークアダプ
タ1の接触マーク30に対して、非接触型メモリ50側
の接触マーク56が接触していない場合には、敢えて通
信を実行させないように構成しても良い。このために
は、例えばネットワークアダプタ1における接触マーク
30の部位に対して、押圧力を感知するセンサなどを設
け、非接触型メモリ50側の接触マーク56が接触し
て、センサにより押圧力が検知されたときにはじめて通
信を実行させる構成とすることが考えられる。
【0027】手順 上記手順により、ネットワークアダプタ1は、テレビ
ジョン受像機2についての簡易プロファイルデータを取
得したことになる。そして、続く手順によっては、こ
の簡易プロファイルデータを利用して、テレビジョン受
像機2についてのより詳細なプロファイルデータ(詳細
プロファイルデータ)を取得する。
【0028】ところで、本実施の形態の簡易プロファイ
ルデータには、前記もしたように、詳細プロファイルデ
ータ入手先のURLが示されていた。また、特に本実施
の形態のテレビジョン受像機2に対応しては、詳細プロ
ファイルデータとしてモデルプロファイルとリモートコ
ントローラプロファイルとが存在する。モデルプロファ
イルは、テレビジョン受像機2そのものについての詳細
なプロファイルデータであり、リモートコントローラプ
ロファイルは、テレビジョン受像機2に付属したリモー
トコントローラの機種に関する詳細なプロファイルデー
タである。なお、本発明としてのモデルプロファイル及
びリモートコントローラプロファイルの具体的なデータ
内容は、実際の使用に応じて適宜決定されるべきもので
ある。本実施の形態に対応したデータ内容例は、以降に
おいて必要に応じて例示する。
【0029】上記説明によると、ネットワークアダプタ
1が詳細プロファイルデータを取得するためには、モデ
ルプロファイルとリモートコントローラプロファイルの
2つのプロファイルデータを取得する必要があることに
なるが、ここでは、先に、モデルプロファイルを取得す
るものとする。このためには、ネットワークアダプタ1
は、ルータ5を制御して、インターネット11と接続す
る。そして、簡易プロファイルデータに記述されていた
モデルプロファイル入手先のURLにアクセスする。つ
まり、先にも記した[http://ftp.a.com/netadapter/mo
del/profile/kv-25dr1.xml]のURLにアクセスするも
のである。このURLは、プロファイルサーバ12が保
有しており、このURLにより示されるXMLオブジェ
クトのデータが、前述したように、プロファイルデータ
ベース12aとしてプロファイルサーバ12にて格納さ
れている。そして、ネットワークアダプタ1は、このモ
デルプロファイル入手先のURLにアクセスして、ここ
にアップロードされているXMLオブジェクトとしての
モデルプロファイルのデータをダウンロードする。これ
により、詳細プロファイルデータとして、モデルプロフ
ァイルが取得されたことになる。
【0030】続いては、詳細プロファイルデータとし
て、リモートコントローラプロファイルを取得する。こ
のためには、上記と同様にして、簡易プロファイルデー
タに記述されていたリモートコントローラプロファイル
入手先のURL[http://ftp.a.com/netadapter/contro
l/profile/rm-j232.xml]にアクセスし、ここにアップロ
ードされているXMLオブジェクトとしてのリモートコ
ントローラプロファイルのデータをダウンロードし、取
得する。なお、ここでは、詳細プロファイルデータは、
XMLオブジェクトのデータとしているが、これに限定
されるものではない。詳細プロファイルデータとは、後
述するようにして非ネットワーク機器としてのテレビジ
ョン受像機をネットワーク環境に接続される1機器とし
て機能させるためにネットワークアダプタ1が必要とす
る情報であるから、このような目的を実現する情報内容
を有する限り、例えばドライバソフトウェアであった
り、また、Javaアプレットなどのプログラムであっ
たりしてもよいものである。また、ここでは、詳細プロ
ファイルデータを取得するのに、インターネット11と
接続するようにしているのであるが、例えばネットワー
ク10上に設けられるサーバや、CD−ROMなどをは
じめとするメディアから取得するようにしても良い。さ
らには、ネットワークアダプタ1本体に対して所定のメ
ディアに対応したメディアドライブを設け、このメディ
アドライブに装填したメディアから読み出して取得する
ようにしても良い。
【0031】さらに、上記した例では、簡易プロファイ
ルデータにおいて、詳細プロファイルデータ入手先のU
RLを記述しており、この詳細プロファイルデータ入手
先のURLにアクセスすることで、詳細プロファイルデ
ータを取得するようにしている。しかしながら本発明と
しては、例えば簡易プロファイルデータの構造内におい
て詳細プロファイルデータを取得するための情報として
は、URLなどの入手先アドレスの情報ではなく、非ネ
ットワーク機器としての機種などを識別できるような型
番等の情報のみとされても構わない。このような場合に
は、ネットワークアダプタ1では、アクセスするプロフ
ァイルサーバのアドレスをデフォルトとして保持してお
くようにされる。そして、詳細プロファイルデータ取得
時においては、プロファイルサーバに対して、例えばネ
ットワーク機器の型番情報とともに詳細プロファイルデ
ータのリクエストを行う。このリクエストを受信したプ
ロファイルサーバ側では、同時に受信した型番情報に対
応する詳細プロファイルデータをデータベースから検索
するようにされる。そして、検索により得られた詳細プ
ロファイルデータをレスポンスとして送信するようにす
ればよいものである。
【0032】手順 上記手順が終了した段階においては、ネットワークア
ダプタ1は、簡易プロファイルデータと詳細プロファイ
ルデータとを取得していることになる。そして、これら
のプロファイルデータが以降において、必要なときに利
用できるように、取得したプロファイルデータをサービ
スディスカバリサーバ3に対して登録することを行う。
【0033】このために、ネットワークアダプタ1は、
取得したプロファイルデータ(簡易プロファイルデータ
及び詳細プロファイルデータ)を、サービスディスカバ
リサーバ3にて管理可能な形式に変換することを行う。
そして、この形式変換を行ったプロファイルデータをサ
ービスデータとして、サービスディスカバリサーバ3に
対して転送する。サービスディスカバリサーバ3では、
各種異なる機器ごとのサービスデータの集合を、サービ
ス一覧情報3aとして構築して管理し、記憶している。
即ち、サービス一覧情報3aは、これまでに登録された
1以上の非ネットワーク機器のサービスデータが一覧的
に示される内容を有した情報とされる。そして、上記の
ようにして、新たにネットワークアダプタ1から転送さ
れてきたサービスデータを受信すると、この受信したサ
ービスデータをサービス一覧情報3aの内容として追加
するようにして、サービス一覧情報3aの更新を行う。
このようにして、上記手順〜が行われることによっ
て、ネットワークアダプタ1側において、テレビジョン
受像機2としての非ネットワーク機器が認識されること
となる。
【0034】本実施の形態の場合、上記のようにして、
ネットワークアダプタ1側によりテレビジョン受像機2
としての非ネットワーク機器を認識させた後において
は、任意の機会で以て、ユーザがネットワークアダプタ
1に対する操作を行うことで、テレビジョン受像機2に
対して、ファイルサーバ4から読み出したAVコンテン
ツを再生出力させることができる。つまり、AVコンテ
ンツの画像/音声をテレビジョン受像機2により表示/
出力させることができる。従来において、ネットワーク
上におかれているAVコンテンツを再生出力するには、
例えばネットワークに接続されたパーソナルコンピュー
タなどにAVコンテンツを転送し、このパーソナルコン
ピュータと接続されるモニタディスプレイに表示させて
いたものである。しかしながら、パーソナルコンピュー
タと接続されるモニタディスプレイは、あくまでもパー
ソナルコンピュータと接続されてはじめて機能するよう
に構成されているものであり、パーソナルコンピュータ
から独立した状態では、その機能を果たさない。つま
り、パーソナルコンピュータのモニタディスプレイは、
パーソナルコンピュータが実現する機能の一部を為すも
のであり、パーソナルコンピュータがネットワーク接続
されている以上、このモニタディスプレイもネットワー
ク機器の一部であると捉えられるものである。
【0035】これに対し、本実施の形態のテレビジョン
受像機2は、はじめからネットワークに接続されること
を想定しておらず、ネットワーク機器と接続されなくと
も本来の機能を果たし得る「非ネットワーク機器」であ
る。そして、本実施の形態としては、このようなテレビ
ジョン受像機2により、ネットワーク上におかれたAV
コンテンツを再生出力可能とすることで、テレビジョン
受像機2という非ネットワーク機器が、あたかもネット
ワーク環境内で動作しているように振る舞わせることが
できることに意義を有するものである。
【0036】そして、特に本実施の形態の場合のように
して、テレビジョン受像機2に対してネットワーク上の
AVコンテンツを再生出力させるということによって
は、視聴環境等の点でも有利となるものである。つま
り、一般にパーソナルコンピュータのモニタディスプレ
イは、パーソナルコンピュータを操作する環境に置かれ
るものであり、必ずしもユーザがくつろげるような環境
に置かれているとは限らない。これに対して、テレビジ
ョン受像機2は、一般には、家庭内であればリビングル
ームなどの人がくつろぎやすい場所に設置されているこ
とが多い。従って、ネットワークにあるAVコンテンツ
を視聴するのにあたっても、パーソナルコンピュータの
モニタディスプレイを使用するよりは、リビングルーム
などにあるテレビジョン受像機2を使用したほうが、ユ
ーザとしてはよりリラックスした環境で鑑賞することが
できるものである。このようなことは、例えば非ネット
ワーク機器として、オーディオシステムが適用する場合
などにも同様のことが言える。パーソナルコンピュータ
周辺の音響再生システムにより、ネットワークからダウ
ンロードしたオーディオコンテンツを再生するよりは、
通常のオーディオシステムにより再生した方が、一般に
はリスニング環境も、音質も良好になるものである。
【0037】そこで、以降においては、図3を参照し
て、非ネットワーク機器であるテレビジョン受像機2に
対して、ファイルサーバ4のAVコンテンツを再生出力
させるための手順について説明していくこととする。な
お、図3において図2と同一部分には同一符号を付し、
図2により説明した内容については、ここでの説明は省
略する。
【0038】この場合においては、例えばユーザは、予
めネットワークアダプタ1のビデオ出力端子T1とテレ
ビジョン受像機2のビデオ入力端子とをビデオケーブル
13により接続しておくようにする。本実施の形態のテ
レビジョン受像機2は、ビデオ入力端子として、デジタ
ルビデオデータの形式によって伝送されるビデオ信号を
入力するD1端子と、アナログ信号によるビデオ信号が
入力されるアナログAV端子が設けられているものとさ
れる。ネットワークアダプタ1は、そのビデオ出力端子
T1がテレビジョン受像機2のD1端子及びアナログA
V端子の両者と接続されているときには、簡易プロファ
イルデータに記述された「デフォルト接続=D1」に従
って、D1接続に対応した映像信号処理を行う。つま
り、ビデオ出力端子T1からデジタルビデオデータを出
力するように動作する。これに対して、D1端子とアナ
ログAV端子の何れか一方のみに対して接続されている
場合には、例えばネットワークアダプタ1側にてD1端
子とアナログAV端子の何れと接続されているのかにつ
いての判別を行う。そして、この判別した端子を、簡易
プロファイルデータの「アクティブ」の領域に書き込
む。これによって、簡易プロファイルデータにおいては
初期的には、「アクティブ=未定義」とされていたが、
例え判別された端子がD1であれば、アクティブ=D1
とセットする。これによって、以降においては、D1端
子接続に対応した動作を行うことになり、次回からは常
にテレビジョン受像機2に対して画像表示を行うことが
できる。
【0039】また、以降説明していくようにしてテレビ
ジョン受像機2によりファイルサーバ4のコンテンツを
表示させる場合には、ネットワークアダプタ1に対する
操作だけではなく、テレビジョン受像機2に対する操作
も行う必要があることになる。例えばユーザは、先ずテ
レビジョン受像機2の電源をオンにしておく操作を行わ
ねばならないし、また、ネットワークアダプタ1からの
ビデオ出力が表示されるように、入力端子の選択切り換
えを行う操作を行わねばならない。また、AVコンテン
ツを再生出力しているときには、音量、画質/音質調整
などの操作を行う場合もある。
【0040】本実施の形態においては、このようなテレ
ビジョン受像機2に対する操作を、本来はネットワーク
アダプタ1に付属しているとされるリモートコントロー
ラ15に対する操作によって行うことができる。つま
り、先の図2に示した手順によってネットワークアダプ
タ1では、テレビジョン受像機2に付属のリモートコン
トローラのプロファイルである、リモートコントローラ
プロファイルを取得していた。このリモートコントロー
ラプロファイルは、テレビジョン受像機2に付属のリモ
ートコントローラに関する情報として、このリモートコ
ントローラの各種コマンドコード、及びキャリア周波数
などをはじめとして、ネットワークアダプタ1のリモー
トコントローラ15がその動作をエミュレートするのに
必要な情報が格納されている。そこで、ネットワークア
ダプタ1においては、このリモートコントローラプロフ
ァイルを取得して以降は、リモートコントローラ15か
ら送信されてきた、テレビジョン受像機2をコントロー
ルするためのコマンドを受信すると、これを解釈して、
テレビジョン受像機2に付属のリモートコントローラが
採用する規格に従ったコマンドコードに変換する。そし
て、この変換されたコマンドコードをテレビジョン受像
機2に対して送信出力するようにされる。例えば、リモ
ートコントローラ15に対する操作によって、このリモ
ートコントローラ15から「テレビジョン受像機2にお
いて入力端子を切り換えさせる」ことを指示するコマン
ドが送信されたとすると、このコマンドを受信したネッ
トワークアダプタ1では、テレビジョン受像機2に付属
のリモートコントローラの規格に従った入力端子切り換
えのためのコマンドを発生させ、送信出力するようにさ
れる。そして、このコマンドを受信部2aにより受信し
たテレビジョン受像機2では、そのコマンドにより指定
される入力端子に切り換えを行う。このような動作がネ
ットワークアダプタ1において行われることで、本実施
の形態では、ネットワークアダプタ1に付属のリモート
コントローラ15のみによって、ネットワークアダプタ
1に加えてテレビジョン受像機2を操作することも可能
となる。
【0041】上記したことを前提として、テレビジョン
受像機2にファイルサーバ4のコンテンツを再生出力さ
せるための手順を、図3に示される〜の手順に従っ
て説明していく。 手順 先ずユーザは、サービスディスカバリサーバ3に保持さ
れているサービス一覧情報3aを取得(サービス一覧画
像表示を出力)するための操作を、リモートコントロー
ラ15に対して行うようにされる。この操作に応じて、
ネットワークアダプタ1は、ネットワーク10を経由し
てサービスディスカバリサーバ3に対してアクセスし、
サービス一覧情報3aを読み込む。そして、このように
して読み込んだサービス一覧情報3aに基づいて、この
サービス一覧情報3aの情報内容が反映されたサービス
一覧画像を生成する。このサービス一覧画像は、ネット
ワークアダプタ1からビデオケーブル13を介してテレ
ビジョン受像機2に対して出力される。これにより、テ
レビジョン受像機2においては、このサービス一覧画像
が表示出力されることになる。
【0042】手順 上記のようにしてテレビジョン受像機2に表示されるサ
ービス一覧画像はGUIとしての機能を有しているもの
とされる。そして、ユーザは、このサービス一覧画像を
見ながらリモートコントローラ15を操作することによ
って、ネットワーク10から取得してくるソースと、こ
の選択されたソースを出力させるソース出力機器とを選
択することができる。この場合には、ユーザは、ソース
としてファイルサーバ4を選択し、また、ソース出力機
器としては、テレビジョン受像機2を選択することにな
る。そして、この段階において、ネットワークアダプタ
1は、取得したサービス一覧情報3aから、今回のサー
ビス提供に利用するサービスデータを特定して抽出す
る。この場合であれば、先の図2における手順により
サービスディスカバリサーバ3に登録させた、テレビジ
ョン受像機2に対応するサービスデータを抽出取得す
る。
【0043】また、ソースとしてファイルサーバ4を選
択したことによっては、ファイルサーバ4に格納されて
いるコンテンツを選択するための画像のビデオ信号がネ
ットワークアダプタ1からテレビジョン受像機2に出力
されるので、テレビジョン受像機2には、このコンテン
ツ選択画像が表示される。そして、ユーザは、このコン
テンツ選択画像を見ながらリモートコントローラ15に
対する操作を行うことで、コンテンツを選択することが
できる。
【0044】このようにしてコンテンツが選択されれ
ば、続いては、この選択されたコンテンツを対象とする
メニューの画像(ビデオ信号)がネットワークアダプタ
1からテレビジョン受像機2に出力され、表示されるこ
とになる。このメニューにおいては、例えばコンテンツ
の再生出力に関する各種操作(再生、早送り、早戻しな
ど)のメニュー項目や、コンテンツの削除、編集などの
メニュー項目が表示されている。
【0045】そして、例えばユーザが、上記したメニュ
ー画面に対する操作として、コンテンツの再生を指示し
たとする。これに応じて、ネットワークアダプタ1で
は、次に説明する手順に従った処理を実行する。
【0046】手順 ネットワークアダプタ1では、ネットワーク10を介し
てファイルサーバ4にアクセスする。そして、ファイル
サーバ4から、先のコンテンツ選択操作により選択され
たコンテンツのデータをネットワークアダプタ1に転送
させる。
【0047】手順 ネットワークアダプタ1では、転送されてくるコンテン
ツのデータについて所定のデコード処理を施す。そし
て、最終的には、D1端子出力の場合にはデジタルビデ
オデータの形式によってコンテンツデータをビデオ出力
端子から出力する。また、アナログAV端子出力の場合
には、コンテンツデータをアナログビデオ信号によりビ
デオ出力端子から出力させる。
【0048】このようにして本実施の形態では、ネット
ワークアダプタ1を介在するようにして、ネットワーク
10から転送されてきたコンテンツのデータがテレビジ
ョン受像機2により再生出力される。なお、実際におい
ては、手順としてのネットワークアダプタ1がファイ
ルサーバ4からコンテンツデータを読み込む動作と、手
順によるビデオ信号出力のための動作は並行して行わ
れる。上記手順及び手順としての動作が今回実現さ
れるサービスとしての動作となる。このサービスは、先
の手順において抽出取得したテレビジョン受像機2に
対応するサービスデータに基づいて行われる。
【0049】以上、図1〜図3により、本実施の形態と
してのシステムの動作概要を説明したが、以降において
は、このようなシステムの動作を実現するための技術的
構成例について説明を行っていくこととする。
【0050】先ず、図4のブロック図により非接触型メ
モリ50のハードウェア的構成例について説明する。例
えば非接触型メモリ50は、図示するようにして、アン
テナ51と、半導体ICとしてのメモリチップ部52と
から成る。メモリチップ部52は、パワー回路53、R
F処理部54、コントローラ55、EEP−ROM56
を有するものとされる。そして非接触型メモリ50とし
ての筐体内において、例えば上記メモリチップ52がプ
リント基板上にマウントとされ、さらにプリント基板上
の銅箔部分によりアンテナ5を形成するようにされる。
【0051】このメモリチップ部53は非接触にて外部
から電力供給を受ける構成とされる。後述するネットワ
ークアダプタ1との間の無線通信は、例えば13.56
MHz帯の搬送波を用い、送受信側の各アンテナの磁気
結合を介して行われるが、ネットワークアダプタ1から
の送信波をアンテナ51で受信することで、パワー回路
53aが13.56MHz帯の搬送波を直流電力に変換
する。そしてその直流電力を動作電源としてRF処理部
54、コントローラ55、EEP−ROM56に供給す
る。
【0052】RF処理部54は受信された情報の復調及
び送信する情報の変調を行う。コントローラ55はRF
処理部54からの受信信号のデコード、及びデコードさ
れた情報(コマンド)に応じた処理、例えばEEP−R
OM56に対する書込・読出処理などを実行制御する。
即ちメモリチップ部52は、例えばネットワークアダプ
タ1などの相手側機器からの送信波が受信されることで
パワーオン状態となり、コントローラ55が搬送波に重
畳されたコマンドによって指示された処理を実行して不
揮発性メモリであるEEP−ROM56のデータを管理
する。
【0053】続いては、ネットワークアダプタ1及び非
接触型メモリ50のハードウェア構成、及びネットワー
クアダプタ1が実行すべき処理動作について説明を行っ
ていくこととする。
【0054】ここで、左記の図2及び図3による説明か
らも分かるように、ネットワークアダプタ1としては以
下の機能を有することが必要となる。 1.非接触型メモリ50にアクセスして、少なくともデ
ータ読み出しを行う機能。 2.非ネットワーク機器とのインターフェイス。本実施
の形態のようにして、非ネットワーク機器がテレビジョ
ン受像機であれば、テレビジョン受像機に対して映像信
号を出力する機能が必要となる。また、非ネットワーク
機器に付属しているとされるリモートコントローラをエ
ミュレートする機能も、このインターフェイスに含む。 3.プロファイルデータ(簡易プロファイルデータ及び
詳細プロファイルデータ)から得た情報に基づいて、ネ
ットワークアダプタ付属のリモートコントローラ15
と、非ネットワーク機器としてのテレビジョン受像機2
との組み合わせによって、非ネットワーク機器が実現す
べき動作が得られるようにするための操作を可能とする
ユーザインターフェイス。 4.非接触型メモリから読み出した簡易プロファイルデ
ータに基づいて、詳細プロファイルデータをダウンロー
ドし、これら簡易プロファイルデータ及び詳細プロファ
イルデータの内容を理解して、しかるべき処置を実行す
る機能。 5.サービスディスカバリサーバとのコミュニケーショ
ン機能。 6.サービス情報を理解して、実際にサービスとして提
供する機能。 例えば、本実施の形態の場合であれば、ネットワークア
ダプタ1がネットワーク経由で取得したAVコンテンツ
のデータがMPEG2フォーマットにより圧縮されたデ
ータであるとすれば、MPEG2フォーマットのコンテ
ンツデータをデコードしてビデオ信号として出力する機
能も、これに含まれる。また、さらには、例えば、本実
施の形態のテレビジョン受像機2は、簡易プロファイル
データにより画面サイズが25インチであることが示さ
れるのであるが、この画面サイズに適合する画質が得ら
れるように、デコードしたMPEG2フォーマットのコ
ンテンツデータのデータレートを設定することなども考
えられる。例えば、より小さな画面のテレビジョン受像
機であれば、データレートを高くして高画質なデコード
を行ったとしても、画面に表示される画像は相応の画質
とならないので、より低いデータレートによりデコード
するように設定する機能なども与えることができる。
【0055】そして、上記した機能を実現するためのネ
ットワークアダプタ1のハードウェア的構成例を図5の
ブロック図に示す。この図に示すネットワークアダプタ
1としては、図示する各機能回路部が内部バス20によ
り相互接続されて構成される。以下、各機能回路部につ
いて説明する。先ず、メモリインターフェイス21は、
非接触型メモリ50と無線により通信を行うために設け
られる無線通信インターフェイスである。そして、この
メモリインターフェイス21の内部構成としては、例え
ば図6に示すものとなる。
【0056】図6に示すように、メモリインターフェイ
ス21は、大別してデータインターフェイス31、RF
インターフェイス42、及びアンテナ43から成る。デ
ータインターフェース41は、内部バス20を介して、
後述する制御部22と情報の授受を行う。非接触型メモ
リ50に対するデータ転送の実際としては、ここでの詳
しい説明は省略するが、機器(ネットワークアダプタ
1)側からのコマンドとそれに応答する非接触型メモリ
50からのアクナレッジというトランザクションにより
行われる。そして、制御部22が非接触型メモリ50に
コマンドを発行する際には、データインターフェース4
1にて、制御部22側から転送されたコマンドデータ及
びクロックを受け取る。そしてデータインターフェース
41はクロックに基づいてコマンドデータをRFインタ
ーフェース42に供給する。またデータインターフェー
ス41はRFインターフェース42に対して搬送波周波
数CR(13.56MHz)を供給する。
【0057】RFインターフェース42には、図5にお
いて示すように、コマンド(送信データ)WSを振幅変
調して搬送波周波数(搬送波)CRに重畳するととも
に、その変調信号を増幅してアンテナ43に印加するR
F変調/増幅回路42aが形成されている。このRF変
調/増幅回路42aにより、コマンドデータが無線送信
される。非接触型メモリ50側では、図4で説明した構
成により、コマンドデータをアンテナ5で受信すること
でパワーオン状態となり、コマンドで指示された内容に
応じてコントローラ55が動作を行う。例えば書き込み
コマンドとともに書き込みデータが送信されてきたとす
れば、この受信したデータをEEP−ROM56に書き
込む。
【0058】また、このようにメモリインターフェース
21からコマンドが発せられた際には、非接触型メモリ
50側のメモリチップ部52は、それに対応したアクナ
レッジを発することになる。即ちメモリチップ部52の
コントローラ55はアクナレッジとしてのデータをRF
処理部54で変調・増幅させ、アンテナ51から送信出
力する。このようなアクナレッジが送信されてアンテナ
43で受信された場合は、その受信信号はRFインター
フェース32の整流回路42bで整流された後、コンパ
レータ42cでデータとして復調される。そしてデータ
インターフェース41から制御部22に転送される。例
えば制御部22からメモリチップ部52に対して読出コ
マンドを発した場合は、メモリチップ部52はそれに応
じたアクナレッジとしてのコードとともにEEP−RO
M56から読み出したデータを送信してくる。するとそ
のアクナレッジコード及び読み出したデータが、メモリ
インターフェース21で受信復調され、制御部22に転
送される。
【0059】このようにして、ネットワークアダプタ1
は、メモリインターフェース21を備えることで、非接
触型メモリ50に対して無線通信によりアクセスする機
能を有する。なお、このような非接触でのデータ交換
は、データを13.56MHz帯の搬送波に100KH
zの振幅変調で重畳するが、元のデータはパケット化さ
れたデータとなる。即ちコマンドやアクナレッジとして
のデータに対してヘッダやパリティ、その他必要な情報
を付加してパケット化を行い、そのパケットをコード変
換してから変調することで、安定したRF信号として送
受信できるようにしている。
【0060】ここで参考として、これまでに説明した非
接触型メモリ50のメモリチップ部52と、ネットワー
クアダプタ1のメモリインターフェイス21の構成の基
礎となる、非接触インターフェイスによる通信原理につ
いて、図7を参照して概略的に説明しておく。なお、本
実施の形態におけるような、非接触インターフェースを
実現する技術は、本出願人が先に出願し特許登録された
特許出願(特許第2550931号)において開示され
ているものである。この図7には、受動通信回路と能動
通信回路としての各回路が示されている。ここで、受動
通信回路は、メモリチップ部52側の通信動作に対応す
る等価回路であり、能動通信回路は、ネットワークアダ
プタ1側のメモリインターフェイス21の通信動作に対
応する等価回路である。受動通信回路は、インダクタL
1//コンデンサC1の並列接続により共振回路を形成
し、この共振回路に対して可変抵抗VRが接続されて成
る。また、能動通信回路もまた、インダクタL2//コン
デンサC2の並列接続により共振回路を形成したうえ
で、この共振回路に対して信号源Iが接続されて成る。
【0061】受動通信回路と能動通信回路は、インダク
タL1とインダクタL2とにより磁束結合を得る。そし
て、能動通信回路の信号源Iから搬送波CRを出力する
ことで、この搬送波CRは、磁束結合を介してインダク
タL2からインダクタL1に対して伝送される。この伝
送された搬送波CRとしての交番出力は、コンデンサC
2に充電されることで、その両端に電圧が生じる。そし
て、このコンデンサC2に得られた両端電圧により、当
該受動通信回路を駆動するための電力を得る。つまり、
受動通信回路に対しては、伝送されてきた搬送波CRに
より電力伝送が行われるものである。そして、能動通信
回路から受動通信回路に対してデータを送信する場合に
は、信号源Iでは、搬送波CRに対して例えば10%の
振幅変調(ASK)によりデータを重畳した信号を発生
させる。そして、このようにして発生された信号が、上
述のようにして、受動通信回路に対して磁束結合を介し
て伝達されることで、データの送信が行われることにな
る。
【0062】また、受動通信回路から能動通信回路に対
してデータを送信する場合には、次のようにして行う。
ここで、能動通信回路側ではデータ送信を行っていない
受信待ち受けの状態にあっても、定常的に変調がされな
い搬送波CRを出力しているものとされる。従って、搬
送波CRが出力されている限り、受動通信回路では上述
したようにして電力供給を受けているオン状態にあり、
従って共振回路(L1//C1)も共振動作を行うことが
できる。そしてこの状態のもとで、受動通信回路側で
は、送信すべきデータにより変調を行うようにして、可
変抵抗VRの抵抗値を変化させる。これにより、共振回
路(L1//C1)のインピーダンスは変化して、インダ
クタL1に得られる出力レベルも変化することになる。
このようなインダクタL1における出力の変化は、磁気
結合を介して能動通信回路のインダクタL2に伝達され
ることになり、これによって、或る一定レベルであるは
ずの搬送波CRの電流レベルが変動する。そこで能動通
信回路では、この電流レベルの変化を検出して2値化す
ることで、受動通信回路側で可変抵抗VRの抵抗値を可
変変調させていたデータと同じデータを得ることができ
る。このような動作によって、受動通信回路から能動通
信回路に対してデータを伝達することができる。つま
り、見かけ上のデータ送信動作を得ることができる。以
上のようにして、非接触インターフェースとしてのデー
タの授受が実現される。そしてこのような動作であれ
ば、受動通信回路自体が自身を駆動するための電源を有
さなくとも、能動通信回路とのデータの送受信は問題な
く実行されることなる。このため、本実施の形態のメモ
リチップ部52としては、バッテリなどの電源を備えな
い構成とすることができているものである。
【0063】ところで、上記のような通信原理によれ
ば、非接触型メモリ50側のアンテナ51と、機器(ネ
ットワークアダプタ1)側のアンテナ43とをできるだ
け近接させて、より強い磁束結合の状態を得ることが、
できるだけ良好な通信状態を得るという点では好ましい
ことになる。このため、本実施の形態では、非接触型メ
モリ50側の外形表面に形成される接触マーク56と、
内部のアンテナ51とが非常に近接した位置関係となる
ようにしている。同様にして、ネットワークアダプタ1
の筐体に表出して設けられる接触マーク30とは、メモ
リインターフェイス21のアンテナ43についても互い
に非常に近接した位置関係となるようにしている。そし
て、前述のようにして、接触マーク同士を接触させるよ
うにした状態では、少なくとも、正常な無線通信に足る
強度の磁束結合が得られるようにされているものであ
る。
【0064】説明を図4に戻す。制御部22は、この場
合においては、内部バス20を介して各機能回路部と情
報の授受を行うことで、これら機能回路部において適切
な動作が実行されるようにする。そして、制御部22が
制御処理を実行する際には、例えばROM24に格納さ
れた実行プログラムに従って、RAM23を作業領域と
して用いるようにされる。なお、この場合のROM24
は、不揮発性のメモリ素子を備えて構成され、上記した
実行プログラムのほか、制御部22が制御処理を実行す
るのに必要な各種設定情報なども記憶させることができ
る。
【0065】ネットワークインターフェイス25は、ネ
ットワーク10と接続するためのインターフェイスであ
る。このネットワークインターフェイス25は、ネット
ワークアダプタ1からネットワーク10を経由してデー
タ送出を行う場合には、例えばネットワーク10の通信
プロトコルであるTCP/IPに従って、送出すべきデ
ータについてパケットデータに変換するなどのデータ変
調処理を施した上で、所要の相手先に向けて送信する。
また、送信先からネットワーク10を介して送信されて
きたデータは、このネットワークインターフェイス25
により受信される。受信データは、TCP/IPに従っ
たパケットからのデータ抽出などの所要の復調処理が施
される。そして、受信したデータ種類に応じた所要の処
置が施されるように、内部バス20を介してしかるべき
機能回路部に対して転送される。例えば、ネットワーク
10を介して受信したデータがAVコンテンツとしての
ストリームデータである場合には、映像信号処理回路2
6に対して転送され、そのデータフォーマットに応じた
所要のデコード処理等が施される。
【0066】映像信号処理回路26は、上記もしたよう
に、内部バス20を介して入力されてきたAVコンテン
ツなどのストリームデータ(ビデオデータ)について、
そのデータフォーマットに応じた復調処理を実行可能に
構成される。具体的には、例えば入力されるビデオデー
タがMPEG2フォーマットにより圧縮処理が施された
ものであることを前提とすれば、映像信号処理回路26
としては、MPEGフォーマットに対応してデコード処
理が可能なように構成されることになる。また、本実施
の形態の場合においては、上記のようにしてデコード処
理を行って得たビデオ信号をビデオ出力端子T1を介し
て外部に出力可能にも構成される。本実施の形態の場合
のようにテレビジョン受像機2に対応するためには、デ
ジタルビデオデータとして出力可能とされると共に、ア
ナログビデオ信号としても出力可能なように構成される
ことが必要となる。なお、この図では、ビデオ出力端子
T1として、1つのビデオ出力端子のみが示されている
が、これは必ずしも、ビデオ出力端子T1を兼用してい
る構成を示しているものではない。つまり、実際におい
ては、デジタルビデオデータを出力する端子と、アナロ
グビデオ信号を出力する端子との両者を備えても構わな
いものである。
【0067】また、映像信号処理回路26では、制御部
22の制御に応じて、先に図3により説明したようなサ
ービス一覧画像などのGUIとしてのビデオ信号を生成
し、ビデオ出力端子T1より出力可能にも構成されてい
るものである。
【0068】リモートコントローラ(リモコン)受信部
27は、図2及び図3に示した、ネットワークアダプタ
1に付属しているとされるリモートコントローラ15か
ら無線送信されるコマンドを受信、デコードし、内部バ
ス20を介して制御部22に転送する。制御部22で
は、受信したコマンドに応じた所要の制御処理を実行す
るようにされる。
【0069】また、リモコン送信部28は、非ネットワ
ーク機器(テレビジョン受像機2)をリモートコントロ
ールするリモートコントローラをエミュレートする機能
に対応して設けられる。つまり、先の図2による説明に
よれば、ネットワークアダプタ1は、手順としての詳
細プロファイルデータをダウンロードして取得した段階
では、リモートコントローラプロファイルとして、非ネ
ットワーク機器であるテレビジョン受像機2の専用リモ
ートコントローラに適用されるコマンドコード及びキャ
リア周波数などの情報を取得していることになる。この
リモートコントローラプロファイルとしての情報は、R
AM23又はROM24において記憶保持される。そし
て、リモートコントローラ15から、テレビジョン受像
機2をコントロールするためのコマンドが送信されてく
ると、ネットワークアダプタ1では、このコマンドをリ
モコン受信部27により受信して、制御部22に転送す
る。制御部22では、転送されてきたコマンド内容を判
断すると、ROM24に格納されているリモートコント
ローラプロファイルを参照して、このコマンド内容と同
じ内容のコマンドであり、かつ、テレビジョン受像機2
側の受信部2aにより受信可能なコマンドコードを発生
させる。そして、リモコン送信部28を制御し、このリ
モコン送信部28からコマンドコードを送信出力する。
テレビジョン受像機2側では、このコマンドコードを受
信部2aにて受信し、このコマンドに応じた所要の動作
を実行することになる。このようにして、リモートコン
トローラ15及びリモコン受信部28と共にリモコン送
信部28を設け、制御部28がリモートコントローラプ
ロファイルを利用して所要の制御処理を実行すること
で、テレビジョン受像機2に付属のリモートコントロー
ラをエミュレートする機能が実現される。
【0070】表示部29は、例えばLCDディスプレイ
などを備えて形成され、ネットワークアダプタ1の動作
に応じた所要の内容を表示するようにされている。例え
ば図2に示したサービス登録の際において、その進行状
況を表示したりすることができる。また、先に図3によ
り説明した、テレビジョン受像機2に表示させていた各
種GUI画像を、この表示部29に表示させることも考
えられる。
【0071】続いては、図2により説明したようにし
て、非接触型メモリ50を備えた非ネットワーク機器
(テレビジョン受像機2)をネットワークアダプタ1側
が認識するための処理動作について、図8を参照して説
明する。なお、この図においては、説明の便宜上、ネッ
トワークアダプタ1側にて実行すべき処理と、サービス
ディスカバリサーバ3側にて実行すべき処理とを1つの
処理の流れにより示している。また、ネットワークアダ
プタ1側にて実行すべき処理に関しては、制御部22が
実行するものとされる。
【0072】この図に示す処理においては、先ずネット
ワークアダプタ1側において、ステップS101の処理
により登録モードをセットする。例えばユーザは、リモ
ートコントローラ15に対して登録開始のための操作を
行って、登録開始のコマンドを送信するようにされる。
そして、ネットワークアダプタ1側では、このコマンド
を受信したのに応じて、登録モードをセットするように
される。
【0073】このようにして登録モードをセットしてい
る状態では、ユーザは、テレビジョン受像機2に貼り付
けられた非接触型メモリ50の接触マーク56と、ネッ
トワークアダプタ1の接触マーク30とを接触させるよ
うにしているものとされる。そして、この状態の下で、
制御部22は、ステップS102の処理として示すよう
にして、メモリインターフェイス21を制御すること
で、非接触型メモリ50との通信状態を確保し、非接触
型メモリ50のEEP−ROM56に書き込まれている
簡易プロファイルデータを読み出して取得する。取得し
た簡易プロファイルデータは、ここではRAM23に保
持しておくものとする。そして、続くステップS103
において、読み取りを行った簡易プロファイルデータを
解析して、簡易プロファイルデータの記述内容を認識す
る。上記ステップS101〜S103の処理が図2にお
ける手順を実現するための処理となる。
【0074】そして、次のステップS104が、図2に
おける手順に対応する。このステップS104におい
ては、上記簡易プロファイルデータの記述内容を利用し
て、詳細プロファイルデータを取得する。このために
は、図2にても説明したように、制御部22は、簡易プ
ロファイルデータに記述された詳細プロファイルデータ
入手先の情報として、先ず、モデルプロファイル入手先
のURLを参照し、このURLにアクセスする。この場
合には、ネットワークインターフェイス25からネット
ワーク10を経由して、ネットワーク10に接続される
ルータ5を制御する。そして、ルータ5からインターネ
ット11を介して、プロファイルサーバ12上のモデル
プロファイル入手先のURLにアクセスするようにされ
る。そして、このモデルプロファイル入手先のURLか
ら、前述もしたように、モデルプロファイルとしてのX
MLコンテンツデータをダウンロードし、この場合には
RAM23に書き込んで保持させるものとする。
【0075】続くステップS105→S106、ステッ
プS107〜S109、及びステップS110〜S11
6までの処理は、図2の手順に対応する。上記ステッ
プS104の処理を終了した段階では、RAM23に
は、簡易プロファイルデータ及び詳細プロファイルデー
タが保持されていることになる。つまり、非ネットワー
ク機器であるテレビジョン受像機2をネットワーク環境
の1機器として機能させるのに、ネットワークアダプタ
1が必要とする、テレビジョン受像機2についてのプロ
ファイル(仕様)の情報が全て得られたこととなる。そ
こで、ステップS105においては、このプロファイル
を、サービスデータとしてサービスディスカバリサーバ
3に登録するため、簡易プロファイルデータ及び詳細プ
ロファイルデータを利用して、テレビジョン受像機2に
ついてのサービスデータを形成する。このサービスデー
タは前述もしたように、サービスディスカバリサーバ3
において、サービス一覧情報3aとして管理可能なデー
タ形式を有しているものである。そして、ステップS1
06としての処理により、サービスディスカバリサーバ
3に対してサービスデータを転送する。
【0076】ところで、上記ステップS106としての
処理の後においては、ネットワークアダプタ1は、サー
ビスディスカバリサーバ3からサービス一覧情報3a内
のテレビジョン受像機2に対応するサービスデータを取
得すればよいことから、このサービスデータの基となる
簡易プロファイルデータ及び詳細プロファイルデータに
ついては、RAM23から消去しても構わない。しかし
ながら、ネットワークアダプタ1がリモートコントロー
ラプロファイルさえ保持していれば、常に、リモートコ
ントローラ15に対する操作によって、非ネットワーク
機器をリモートコントロールできることから、このリモ
ートコントローラプロファイルをROM24により保持
しておくようにしても良いものとされる。先の図3で
は、このようにして、ROM24に対してリモートコン
トローラプロファイルを保持させていることを前提とし
て、ネットワークアダプタ1がサービスディスカバリサ
ーバ3からサービス一覧情報3aを読み込む以前におい
ても、任意の機会にリモートコントローラ15とネット
ワークアダプタ1により、テレビジョン受像機2をリモ
ートコントロールできるものとして説明を行っている。
【0077】図2の手順に対応する処理として、続く
ステップS107〜S109は、サービスディスカバリ
サーバ3側の処理となる。ステップS107において
は、ネットワークアダプタ1側から転送されてきたサー
ビスデータを解析することで、その情報内容を認識す
る。そして、次のステップS108において、解析結果
に従って、今回転送されてきたサービスデータの内容が
反映されるようにしてサービス一覧情報3aを更新す
る。ここで、サービスデータに基づくサービス一覧情報
3aの更新が正常に終了されれば、サービスデータの登
録が正常に行われたこととなる。また、この更新に際し
ては、既にネットワーク上に存在するデバイスとの関連
づけも行われる。例えば図3による説明では、サービス
一覧画像において、ファイルサーバ3をソースとして選
択可能とされていたが、これは、サービス一覧情報3a
として、テレビジョン受像機2のサービスデータと、フ
ァイルサーバ4に関するプロファイルとが関連づけられ
ていることを意味するものである。そして、ステップS
108によるサービス一覧情報3aの更新が終了したと
されると、上記ステップS107〜S109に従っての
処理結果に応じたレスポンスを、ネットワークアダプタ
1に対して転送する。
【0078】続くステップS110〜S116までの処
理は、再びネットワークアダプタ1側の処理となる。ス
テップS110においては、上記ステップS109によ
りサービスディスカバリサーバ3から転送されてきたレ
スポンスの内容を解析する。そして、その解析結果に基
づき、ステップS111において、サービスディスカバ
リサーバ3側にてサービスデータの登録が正常終了した
か否かについて判別する。ここで、サービスデータの登
録は正常終了したということが判別されれば、ステップ
S112に進むことで、サービスデータの登録が正常終
了したことを示す通知を行うための制御処理を実行す
る。このためには、表示部29に対してサービスデータ
の登録が正常終了したことを示す表示を行うようにされ
る。或いは、発光ダイオード素子によるLED表示部を
点灯、点滅させたり、音声によって通知するようにして
も良いものである。
【0079】これに対し、ステップS111において正
常にサービスデータの登録が終了しなかったとされる場
合には、ステップS113に進む。サービスディスカバ
リサーバ3からのレスポンスには、正常登録ができなか
った原因として、サービス一覧情報3aを更新して再構
築するための情報が不足していた場合には、この不足し
ているとされる情報の補填を要求するリクエストを含め
ることができるようになっている。そこで、ステップS
113においては、レスポンスにおいて、この不足して
いる情報の補填のためのリクエストが存在しているか否
かに基づいて、情報の不足の有無を判別するようにして
いる。そして、ステップS113において情報が不足し
ていると判別された場合には、ステップS114に進ん
で、不足している情報を取得して再登録するための所要
の処理を実行する。このためには、必要に応じて、再
度、プロファイルサーバ12にアクセスして、詳細プロ
ファイルデータの再取得を行い、また、再取得した詳細
プロファイルデータを利用して作成したサービスデータ
を、サービスディスカバリサーバ3に対して転送する。
そして、このようなステップS114としての処理に応
じてサービスディスカバリサーバ3から転送されてきた
レスポンスに基づいて、ステップS115にて改めて、
正常に登録が行われたことが判別されれば、ステップS
112の処理に進むことができる。
【0080】これに対して、ステップS115において
正常に登録されないということが判別された場合には、
ステップS116に進み、所要の例外処理を実行する。
ここでは、例えばエラーの通知等のメッセージを表示部
29などに表示させることが好ましい。このようにし
て、図8に示した処理が実行されることで、図2におけ
る手順〜として説明した動作が実現されることにな
る。
【0081】続いては、図9のフローチャートを参照し
て、図3の手順〜として示した動作を実現するため
に、ネットワークアダプタ1にて実行すべき処理動作に
ついて説明する。この図に示す処理は、ネットワークア
ダプタ1内の制御部22が実行する。なお、図3におけ
る手順としての、リモートコントローラ15に対する
操作に応じたテレビジョン受像機2及びネットワークア
ダプタ1の動作は、以降説明する処理動作の過程におい
て、必要に応じて適宜行われているものであるから、こ
こでは、手順の動作実現のための処理について説
明する。
【0082】この図に示す処理においては、制御部22
は、ステップS201において操作入力を待機してい
る。そして、例えばここで、ユーザによりサービス一覧
画像を表示出力させるための操作がリモートコントロー
ラ15に対して行われ、この操作コマンドを受信したと
すると、ステップS201からステップS202の処理
に進む。
【0083】ステップS202〜ステップS204の処
理は、図3における手順に対応する。先ず、ステップ
S202においては、ネットワーク10を介してサービ
スディスカバリサーバ3にアクセスし、サービスディス
カバリサーバ3からサービス一覧情報3aを読み込む。
そして、読み込みを行ったサービス一覧情報3aを例え
ばRAM23に書き込んで保持する。これにより、ネッ
トワークアダプタ1にてサービス一覧情報3aを取得し
たことになる。そして、次のステップS203におい
て、取得したサービス一覧情報3aを利用して、テレビ
ジョン受像機2にて表示させるべきサービス一覧画像と
しての画像データを作成し、次のステップS204とし
ての処理によって、このサービス一覧画像のデータをビ
デオ信号に変換して、ビデオ出力端子T1からビデオ信
号として出力する。これにより、テレビジョン受像機2
において、サービス一覧画像が表示されることになる。
例えばこの処理が終了したとされる後は、サービス一覧
画像を継続させた後、一旦このルーチンを抜けるように
して、再度ステップS201にて操作入力を待機する。
サービス一覧画像は、図3においても説明したように、
非ネットワーク機器をコントロールするためのGUIと
して機能するものであり、その後の入力操作に応じて、
コンテンツ選択画像や、選択されたコンテンツについて
のメニュー画像などが表示される。
【0084】そして、上記のようにしてサービス一覧画
像を表示出力させている状態の下で、ステップS201
の処理として、ソース選択操作が行われたことを判別す
ると、ステップS205の処理に進んで、ソース選択を
行うことになる。例えば図3における説明では、ソース
選択操作によって、ファイルサーバ4を選択したもので
ある。そして、ここでは、続くステップS206の処理
として、ユーザによるソース出力機器(ディスティネイ
ション)選択操作に応じて、ソース出力機器を選択す
る。図3の説明では、ソース出力機器としてテレビジョ
ン受像機2を選択した。そして、図3の説明によると、
上記のようにして、サービス一覧画像上で、ソース及び
ソース出力機器の選択が行われたことによっては、ファ
イルサーバ4に格納されているファイルのうちで、テレ
ビジョン受像機2により画像/音声として出力可能なA
Vコンテンツのリストが、コンテンツ選択画像としての
GUIにより提示されることとなっていた。そこで、コ
ンテンツ選択画像が表示されている状態の下で、ステッ
プS201において、コンテンツ選択のための操作が行
われたとされる場合には、ステップS207の処理によ
って、この操作によって指定されたコンテンツを選択す
るための処理が実行される。
【0085】上記のようにしてコンテンツが選択される
と、図3による説明では、GUIとしてコンテンツに関
するメニュー画像が表示されることとなっている。そし
て、この状態のもとで、ステップS201において、こ
のメニュー画像における或るメニュー項目を選択する操
作が行われたとすれば、ステップS208の処理に進む
ことになる。このステップS208は、操作によって選
択されたメニュー項目に対応した動作を実際に得るため
の制御処理を実行するステップである。例えば図3にて
説明したようにして、AVコンテンツを再生するための
メニュー項目を選択する操作が行われたとされれば、手
順→手順として説明した動作を実現するための次の
ような処理が、ステップS208として実行される。
【0086】制御部22は、ネットワークインターフェ
イス25を制御して、ネットワーク10を経由してファ
イルサーバ4にアクセスする。そして、ファイルサーバ
4に対して、先のユーザのコンテンツ選択操作によって
選択されたAVコンテンツのダウンロードをリクエスト
する。このリクエストに応じて、ファイルサーバ4で
は、リクエストされたAVコンテンツのデータを、ネッ
トワーク10を経由してネットワークアダプタ1に対し
て転送する。このようにして転送されてくるAVコンテ
ンツのデータは、ネットワークアダプタ1のネットワー
クインターフェイス25にて逐次受信されることになる
が、ネットワークインターフェイス25では、受信した
AVコンテンツのデータについてのパケット化を解くな
どして、TCP/IPに従った復調処理を施す。そし
て、復調により得られたAVコンテンツのデータは、制
御部22の制御によって映像信号処理回路26に対して
転送される。映像信号処理回路26では、入力されたA
VコンテンツのデータがMPEG2フォーマットにより
圧縮されているとして、このAVコンテンツのデータを
MPEG2フォーマットに従ってデコードすることによ
って、時系列的に連続した状態のデジタルストリームデ
ータを形成する。そして、ストリームデータをビデオ出
力端子T1から出力させる。或いは、必要に応じて、こ
のストリームデータをアナログビデオ信号に変換して、
ビデオ出力端子T1から出力させる。これによって、図
3にても説明したようにして、ファイルサーバ4からネ
ットワーク10を経由して読み込んだAVコンテンツの
ファイルが、非ネットワーク機器であるテレビジョン受
像機2により再生出力されることになる。
【0087】なお、ステップS208としては、上記し
たコンテンツ再生に伴う画像の早送り、早戻しなどの処
理を実行させることも可能である。このためには、例え
ば制御部22が映像信号処理回路26を制御して、早送
り、早戻しした画像が表示出力されるようにする。ま
た、ネットワーク経由のストリームデータについて、早
送り、早戻しなどのような特殊再生を行うのには、例え
ばストリームデータをハードディスクなどの大容量の記
憶媒体に記憶させれば、再度ファイルサーバ4にアクセ
スする必要もなくなるので、ネットワークアダプタ1内
において、このような記憶媒体をドライブするデバイス
を設けて内部バス20と接続するようにしても良い。さ
らに、ステップS208の処理としては、コンテンツの
再生に関する処理のみではなく、例えば選択したコンテ
ンツを削除するなどのメニュー選択に応じて、ファイル
サーバ4から、そのコンテンツのファイルを削除するた
めの制御も実行可能とされる。
【0088】なお、これまで説明してきた実施の形態で
は、非ネットワーク機器がテレビジョン受像機である場
合を例に挙げ、このテレビジョン受像機をネットワーク
環境の1機器として機能させる態様として、ネットワー
クを経由して伝送されるAVデータを、テレビジョン受
像機により画像音声として再生出力させることしている
が、このような構成、態様に限定されるものではない。
つまり、非ネットワーク機器とされるべき電子機器は、
テレビジョン受像機以外にも多様に考えられる。そし
て、非ネットワーク機器とされる電子機器の種類に応じ
ても、この電子機器をネットワーク環境の1機器として
機能させるための動作としても多様に考えられる。例え
ば、本発明によっては、非ネットワーク機器に付属のリ
モートコントローラをエミュレートする機能を有してい
るのであるから、例えばエアコンディショナー(冷暖房
器)などのリモートコントローラをエミュレートするこ
とによっては、例えば携帯電話によりインターネット、
ネットワーク経由でネットワークアダプタに指示を行
い、ネットワークアダプタが指示に応じてエアコンディ
ショナーをリモートコントロールすることで、ユーザが
自宅以外の場所からエアコンディショナーの動作をコン
トロールすることができる。つまりは、ネット家電とい
われる機能を、ネットワーク接続機能を有していない家
電製品にも与えることが可能となるものである。そして
また、非ネットワーク機器をネットワーク環境内におく
ためのインターフェイス手段の利用の態様としては、上
記したビデオ信号の伝送やリモートコントローラのコマ
ンド送受信以外にも多様に考えられるものであり、これ
は、例えば非ネットワーク機器が本来有している機能な
どに応じて適宜変更されるべきものである。
【0089】また、上記実施の形態では、ネットワーク
アダプタ1が簡易プロファイルデータ(第1の機器関連
情報)を取得するのにあたって、簡易プロファイルデー
タを書き込んだ非接触型メモリ50から読み込みを行う
という構成を採っているが、これに限定されるものでは
ない、例えば、ネットワークアダプタ1の外部から取得
する限り、例えばCD−ROM等のメディアから取得し
ても良いし、また、場合によっては、ネットワークアダ
プタ1に対する操作などによって、ユーザ自身が簡易プ
ロファイルデータとしての情報を入力してもよい。簡易
プロファイルデータとしては、例えば非ネットワーク機
器に関する情報として、少なくとも機種を識別できる程
度の情報でありさえすればよく、残る詳細なプロファイ
ルは、詳細プロファイルデータに含めればよいのである
から、仮にユーザ自身が簡易プロファイルデータを入力
すべきものとしても、このときに入力すべき情報は、例
えば非ネットワーク機器の型番程度で済むように構成す
ることができる。そして、詳細プロファイルデータにつ
いても、前述したとおりに、その取得先は、インターネ
ットに接続されたサーバに限定されるものではなく、こ
の場合にも、CD−ROM等のメディアからネットワー
ク経由で取得するようにして良いものである。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ネットワ
ークアダプタが、外部から取得した簡易プロファイルデ
ータ(第1の機器関連情報)に基づいて、例えばより詳
細なプロファイルが記述された詳細プロファイルデータ
(第2の機器関連情報)を取得するようにされ、これら
のプロファイルデータに基づいて作成したサービスデー
タを、登録領域としてのサービスディスカバリサーバに
登録する。そして、この後においては、ネットワークア
ダプタは、サービスディスカバリサーバからサービスデ
ータを読み出して参照することで、非ネットワーク機器
とのインターフェイスを利用してサービスデータが示す
サービス実現のための動作を実行する。このようなネッ
トワークアダプタの動作を得ることで、本発明では、非
ネットワーク機器をネットワーク環境に存在する1機器
として機能させることが可能になる。換言すれば、非ネ
ットワーク機器は、本来であればネットワークに接続さ
れなければ実現されない機能を実現する。そして、これ
によっては、例えば各種の電子機器がネットワーク対応
となっていく時勢において、依然としてネットワークに
対応していない機器であっても、あたかもネットワーク
機器であるかのようにして動作させることができる。つ
まり、ユーザは、ネットワーク環境をより充実させるこ
とができるし、また、敢えて使い続けることのできるネ
ットワーク非対応の或る機器を、ネットワーク対応のも
のに買い換える必要もないため、ユーザの費用的負担を
軽減してやれることにもなる。
【0091】そして本発明では、上記構成の下で、外部
から簡易プロファイルデータを取得するための構成とし
て、無線通信によりアクセスが可能な非接触型メモリに
簡易プロファイルデータを書き込んでおき、この非接触
型メモリから簡易プロファイルデータを読み込むように
される。この場合、簡易プロファイルデータの取得先と
しては、小型軽量で済む非接触型メモリとなるのである
から、ユーザにとっては、より手軽に扱うことができる
ことになる。
【0092】また、本発明としては、上記のようにして
非接触型メモリを簡易プロファイルデータの取得先とし
た場合において、少なくとも、ネットワークアダプタと
非接触型メモリとの互いの所定位置(接触マーク)を接
触させた状態であれば、互いの通信が可能なように構成
している。この場合には無線通信であるから、上記のよ
うにして接触させることなく或る程度離間していても通
信可能な状態になり得ると考えられる。しかしながら本
発明のように、互いの所定位置を接触させた状態であり
さえすれば通信可能な状態が確保されるという構成とす
れば、ユーザは接触させるという行為によって、確実に
通信が行われているのであるという安心感を得ることが
できる。また、近隣に他の非接触型メモリが存在するよ
うな場合であっても、無線通信の混信などを極力避ける
ことができる。また、ユーザにとっては、接触させると
いう行為によって、ネットワークアダプタに対してどの
非ネットワーク機器を認識させるのかということを、明
確に自覚することにもなる。
【0093】また、詳細プロファイルデータの入手先と
しては、例えばネットワークを経由した先の、例えばイ
ンターネットに接続されたサーバとするように構成する
こともできる。この場合には、サーバが詳細プロファイ
ルデータを保持していることになるため、サーバにおけ
る容量さえ十分に確保しさえすれば、多種の非ネットワ
ーク機器についての、多様な内容の詳細プロファイルデ
ータを保持しておくことができる。つまり、ネットワー
ク環境に取り込むことのできる非ネットワーク機器とし
ての機種を容易に増加させ、また、各非ネットワーク機
器がネットワーク環境下で実現可能なサービス(機能)
も、より多様なものとすることができる。
【0094】また、本発明により非ネットワーク機器を
ネットワーク環境下に取り込むためには、例えばネット
ワークアダプタと非ネットワーク機器とのインターフェ
イスを、非ネットワーク機器の機能に応じてネットワー
クアダプタが備えることが要件となるが、本発明では、
このインターフェイスの1つとして、ネットワークアダ
プタに対して行われた入力操作に応じて、非ネットワー
ク機器コントロールするためのコマンドコードを出力す
るという構成を与えるようにしている。これによって
は、例えばネットワークアダプタ側に対する操作のみ
で、ネットワークアダプタと共に非ネットワーク機器を
コントロールできることになるので、ネットワークアダ
プタと非ネットワーク機器とのシステム動作をコントロ
ールする際の操作性が向上される。特に、このような本
発明のインターフェイスを実際に適用するとした場合、
ネットワークアダプタに対する入力操作をリモートコン
トローラにより行い、ネットワークアダプタからは、こ
のリモートコントローラからのコマンド信号を、非ネッ
トワーク機器専用のリモートコントローラが使用するコ
マンドコードに変換するようにして送信出力するという
構成を与えることができる。このようにすれば、ネット
ワークアダプタと、このネットワークアダプタ専用のリ
モートコントローラにより、非ネットワーク機器専用の
リモートコントローラをエミュレートすることが可能に
なり、操作性はさらに向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における非接触型メモリの
利用の態様を模式的に示す図である。
【図2】本実施の形態としてのネットワークシステムの
構成例と共に、ネットワークアダプタ側にて非ネットワ
ーク機器を認識させるための手順を示すブロック図であ
る。
【図3】本実施の形態としてのネットワークシステムの
構成例と共に、ネットワークアダプタにより非ネットワ
ーク機器をネットワーク環境下で機能させるための手順
を示すブロック図である。
【図4】非接触型メモリの内部構成例を示すブロック図
である。
【図5】ネットワークアダプタの構成例を示すブロック
図である。
【図6】メモリインターフェイスの構成例を示すブロッ
ク図である。
【図7】非接触型メモリを通信対象とする通信原理を示
す説明図である。
【図8】ネットワークアダプタ側にて非ネットワーク機
器を認識させるための処理動作例を示すフローチャート
である。
【図9】ネットワークアダプタにより非ネットワーク機
器としてのテレビジョン受像機に対して、ネットワーク
経由で取得したAVコンテンツを再生出力させるための
処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワークアダプタ、2 テレビジョン受像機、
2a 受信部、3 サービスディスカバリサーバ、3a
サービス一覧情報、4 ファイルサーバ、5ルータ、
6 ネットワーク機器、10 ネットワーク、11 イ
ンターネット、12 プロファイルサーバ、12a プ
ロファイルデータベース、21 メモリインターフェイ
ス、22 制御部、23 RAM、24 ROM、25
ネットワークインターフェイス、26 映像信号処理
回路、27 リモコン受信部、28 リモコン受信部、
29 表示部、30 接触マーク、50 非接触型メモ
リ、53 アンテナ、56 接触マーク、60 リーダ
ー/ライター、T1 ビデオ出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネットワークと接続するためのネ
    ットワーク接続手段と、 外部から、非ネットワーク機器に関連する情報として、
    少なくとも非ネットワーク機器を識別するための機器識
    別情報を含む第1の機器関連情報を取得する第1の情報
    取得手段と、 上記第1の機器関連情報により識別される非ネットワー
    ク機器に関連する所定の情報内容を有する第2の機器関
    連情報を取得する第2の情報取得手段と、 上記第1の機器関連情報と上記第2の機器関連情報に基
    づいて、上記非ネットワーク機器に適合するサービス内
    容を示すサービス情報を所定の登録領域に登録させる登
    録手段と、 当該情報処理装置と上記非ネットワーク機器との間の所
    定のインターフェイスを実現するインターフェイス手段
    と、 上記登録領域に登録された上記サービス情報に基づい
    て、上記非ネットワーク機器により所要の動作が実行さ
    れるように、上記インターフェイス手段を所要の態様に
    より使用するインターフェイス使用手段と、 を備えていることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の情報取得手段は、 無線通信によるアクセスが可能とされるメモリ素子と無
    線通信が可能な通信手段と、 上記通信手段によってアクセスした上記メモリ素子から
    上記第1の機器関連情報を読み出すための読み出し手段
    と、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 上記通信手段は、 少なくとも、当該情報処理装置の外形における所定位置
    と、上記メモリ素子の外形における所定位置とが接触し
    ている状態において、上記メモリ素子と無線通信が可能
    な状態となるように構成されていることを特徴とする請
    求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 第2の情報取得手段は、 上記ネットワーク接続手段により接続されるネットワー
    クを経由して、上記第2の機器関連情報を格納したサー
    バから、上記第2の機器関連情報をダウンロードして取
    得するように構成されていることを特徴とする請求項1
    に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 上記インターフェイス手段は、 非ネットワーク機器の動作をコントロールするためのイ
    ンターフェイスとして、操作に応じて入力した操作信号
    を、上記第1の機器関連情報又は第2の機器関連情報を
    利用して上記非ネットワーク機器をコントロールするた
    めのコマンドコードに変換し、この変換されたコマンド
    コードを出力するための入力操作対応手段、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 所定のネットワークと接続するためのネ
    ットワーク接続処理と、 外部から、非ネットワーク機器に関連する情報として、
    少なくとも非ネットワーク機器を識別するための機器識
    別情報を含む第1の機器関連情報を取得する第1の情報
    取得処理と、 上記第1の機器関連情報により識別される非ネットワー
    ク機器に関連する所定の情報内容を有する第2の機器関
    連情報を取得する第2の情報取得処理と、 上記第1の機器関連情報と上記第2の機器関連情報に基
    づいて、上記非ネットワーク機器に適合するサービス内
    容を示すサービス情報を所定の登録領域に登録させる登
    録処理と、 上記登録領域に登録された上記サービス情報に基づい
    て、上記非ネットワーク機器により所要の動作が実行さ
    れるように、上記非ネットワーク機器とネットワークに
    接続される情報処理装置との間の所定のインターフェイ
    スを、所要の態様により使用するインターフェイス使用
    処理と、 を実行可能に構成されることを特徴とする情報処理方
    法。
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