JP2003115801A - 光伝送システムの安全化方法、同方法を実施するための装置、およびそのような装置を内蔵する光伝送システム - Google Patents

光伝送システムの安全化方法、同方法を実施するための装置、およびそのような装置を内蔵する光伝送システム

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JP2003115801A JP2002236881A JP2002236881A JP2003115801A JP 2003115801 A JP2003115801 A JP 2003115801A JP 2002236881 A JP2002236881 A JP 2002236881A JP 2002236881 A JP2002236881 A JP 2002236881A JP 2003115801 A JP2003115801 A JP 2003115801A
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ロラン・ラブリユニー
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パトリス・ル・ル
Laurence Piriou
ロランス・ピリウ
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ロラン・ユエル
Laurence Buet
ロランス・ビユエ
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バンサン・アバール
Francois Boubal
フランソワ・ブバル
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノイズによる妨害に関わる欠点を解消しつ
つ、LOSの原理を用いた光伝送システムの安全化方法
を考案すること。 【解決手段】 本発明は、有効光信号Sの送信手段1
1と、光伝送信号を形成するための、伝送光ファイバ1
2を含む、有効光信号Sならびに光ノイズを含む光信
号の送信手段と、監視光信号と呼ばれる光信号の一部を
標本抽出する手段と、監視光信号の出力に応じて伝送光
ファイバ12の断線を推定する監視光信号出力の分析手
段とを備える光伝送システムの安全化方法に関する。本
方法は、監視光信号内で、ノイズしか含まない第1信号
と、ノイズおよび有効信号の双方を含む第2信号とを分
離し、第1信号の出力に対する第2信号の出力の比がほ
ぼ1に等しい場合、伝送光ファイバ12の断線を推定す
るためにこれら2つの信号の出力を比較することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝送システムの
安全化方法、同方法を実施するための装置、ならびにそ
のような装置を内蔵する光伝送システムに関し、より詳
細には、このようにして安全化された海底光伝送システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在の海底光システムにおいては、線路
と呼ばれる光ファイバは、2つの光再生装置間のときに
はきわめて長距離にわたり、有効(すなわち音声、デー
タ、制御情報等の有効情報を含む)光信号を伝送する。
このような長距離にわたるこれらの信号の減衰を補償す
るために、これらの伝送システムは、ワットのオーダの
きわめて高出力のポンプレーザを使用する。
【0003】これらのポンプレーザは、エルビウムドー
プ光ファイバによる増幅用として、あるいは分散ラマン
増幅用として使用される。
【0004】エルビウムドープ光ファイバによる増幅の
場合、光リンクに沿って一定間隔で、線路の光ファイバ
の一部分がエルビウムドープ光ファイバの部分に置き換
えられる。これらのエルビウムドープ光ファイバの部分
は通常、海底にある。エルビウムイオンは、ポンプレー
ザを使用してポンプ信号と呼ばれる信号を送信すること
により海底で励起される。送信すべき光信号の光子が励
起エルビウムイオンと相互作用することにより、光信号
の増幅が生じる。
【0005】分散ラマン増幅の場合、エルビウムドープ
光ファイバ部分の使用は必要ではなく、たとえば反伝播
方向にポンプ信号を送信することにより、励起ラマン散
乱により有効光信号を増幅することができる。
【0006】両者の場合とも、ポンプレーザは、増幅が
生じなければならないゾーンすなわち海底の近傍に位置
する代わりに、これらのゾーンから離れた所、通常、光
信号の再生装置内にある。再生装置から信号を増幅しな
ければならないゾーンまでの距離は数十キロメートルに
達することがあるが、そのことこそが、これらレーザの
出力がきわめて高くなければならない理由である。
【0007】光ファイバのコアの直径がきわめて小さい
(9μm程度)ため、結果として、これらの光ファイバ
内にエネルギが極度に集中する。ところで、陸上にある
再生装置のレベルにおいては、接続、分岐、修理等を行
うために人による作業が必要になることがある。したが
って、たとえば再生装置の近傍で行った作業により、こ
の再生装置の近傍、すなわち光学出力が最も高い場所で
ファイバが断線すると、これらの装置において作業を行
う人員の目に対するきわめて高い危険性が生じる。ポン
プレーザの近傍には、ファイバによって運ばれるエネル
ギが極度に集中するため、人間の目に入射する光波が取
り返しがつかない傷害を引き起こすことがある。
【0008】この種の問題を防ぐための知られている方
法は信号の損失(英語ではLosof Signalを
表すLOS)の原理に基くものである。この方法は、ポ
ンプレーザの出力部の近傍または出力部から離れた線路
ファイバ上に設置し、監視用に使用する付属光ファイバ
内を伝送される有効信号の一部分を結合する光カプラを
使用する。付属光ファイバは、送/受信装置などの伝送
システムのたとえばインタフェース部に位置しポンプレ
ーザを制御する分析装置で標本抽出されたこの信号を伝
送する。この分析装置は、標本抽出した信号の出力がほ
ぼ0であること、すなわち信号が無いことを確認する
と、ポンプレーザの出力部とカプラとの間にある点で線
路ファイバが断線したと結論し、ただちにポンプレーザ
からの放射の中止を指令する。
【0009】この方法にはいくつかの問題がある。
【0010】まず、この方法はノイズの問題を考慮して
いない。したがって線路ファイバが断線していても、た
とえば増幅自発放射(英語ではAmplified S
pontaneous Emissionを表すAS
E)により生じ、有効信号の方向とは反対の方向に循環
する光ノイズが伝送され、高い出力を有することがあ
る。その結果、線路ファイバが断線していても、カプラ
のレベルで標本抽出された信号が高い出力を有し、その
結果、線路ファイバが断線していることを検出すること
が不可能になる。
【0011】さらに、この方法では有効信号の一部を使
用しなければならず、そのため有効信号の出力が低下
し、したがって信号損失が生じる。
【0012】最後に、この方法は付属光ファイバの使用
を必要とする。
【0013】ノイズの問題を解決しながらポンプレーザ
の近傍における線路ファイバの断線を検出することがで
きる別の方法が知られている。この方法は、フレーム損
失(英語ではLoss Of Frameを表すLO
F)の原理に基いている。この方法は、出力損失ではな
く、標本抽出した信号内にフレームが無いことを検出す
ることから成る。事実、光ノイズは、有効信号とは異な
り、特有のフレームを持たない。
【0014】しかしながらこの方法はLOSの原理に基
く方法より実施がはるかに難しく、伝送システムのイン
タフェースのレベルにおいて常に利用可能であるとは限
らない特殊な設備を必要とする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明は、
ノイズによる妨害に関わる欠点を解消しつつ、LOSの
原理を用いた光伝送システムの安全化方法を考案するこ
とを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明
は、有効光信号の送信手段と、伝送信号と呼ばれる光信
号を形成するための、伝送光ファイバを含んだ、前記有
効光信号ならびに光ノイズを含む光信号の送信手段と、
監視光信号と呼ばれる前記伝送光信号の一部を標本抽出
する手段と、前記監視光信号の出力に応じて前記伝送光
ファイバの断線を推定するための前記監視光信号の出力
の分析手段とを備える光伝送システムの安全化方法であ
って、前記監視光信号内で、一方で、前記ノイズしか含
まない第1信号と、他方、前記ノイズおよび前記有効信
号の双方を含む第2信号とを分離し、前記第1信号の出
力に対する前記第2信号の出力の比がほぼ1に等しい場
合、前記伝送光ファイバの断線を推定するためにこれら
2つの信号の出力を比較することを特徴とする方法を提
供する。
【0017】本発明によれば、一方がノイズしか含まな
い2つの信号の出力の比を求めて信号の2つの主要な成
分を互いに分離することにより、先行技術の問題を解決
することができ、その結果、有効信号内にノイズしかな
い場合、伝送ファイバが断線したと推定することができ
る。
【0018】好ましくは、安全性をより高めるために
は、第1信号の出力に対する第2信号の出力の比が2以
下、好ましくは4以下の場合、伝送光ファイバの断線が
推定される。
【0019】本発明の好ましい実施形態によれば、監視
光信号の波長の各成分のろ波手段により、前記有効信号
および光ノイズの双方を伝送する波長成分から、光ノイ
ズのみを伝送する波長成分を分離することができ、前記
有効信号および光ノイズの双方を搬送する波長のうちの
1つによって搬送される信号の出力が、ノイズのみを搬
送する波長のうちの1つによって搬送される信号の出力
と比較される。
【0020】有利には、有効信号および光ノイズの双方
を搬送する波長のうちの1つによって搬送される各信号
の出力が、ノイズのみを搬送する波長のうちの1つによ
って搬送される信号の出力と比較される。
【0021】これにより、複数のチャネル上でノイズお
よび信号が同時に測定されるので本発明による方法の信
頼性を向上させることができ、その結果、チャネルのう
ちの1つが故障しても断線の検出が可能である。
【0022】有利には、前記ろ波手段はDWDMデマル
チプレクサを備える。
【0023】同じく有利には、前記標本抽出手段は光カ
プラを備える。
【0024】本発明の別の好ましい実施形態によれば、
光検出器からなる標本抽出手段により監視信号が伝送さ
れ、有効信号に相当する電気信号から光ノイズに相当す
る電気信号を分離するために、前記光検出器から出され
た電気信号が異なる2つの周波数において分析され、こ
れら2つの電気信号の出力が比較される。
【0025】本発明のこの別の実施形態により、光学分
野というよりもむしろ電気分野で本発明の方法を実施す
ることができる。
【0026】本発明は、前記監視光信号内で、一方で、
前記ノイズしか含まない第1信号と、他方、前記ノイズ
および前記有効信号の双方を含む第2信号とを分離する
ための手段と、前記第1信号の出力に対する前記第2信
号の出力の比がほぼ1に等しい場合、前記伝送光ファイ
バの断線を推定するための前記第1および第2信号の出
力の比較手段とを備えることを特徴とする前出の方法を
実施するための安全化装置にも関する。
【0027】さらに本発明による装置は、本発明の安全
化方法を実施するために、比がほぼ1に等しい時、ポン
プ信号の送信手段からの送信の中止を指令するための手
段を備えることができる。
【0028】最後に本発明は、本発明による安全化装置
を内蔵する安全化された光伝送システムに関する。
【0029】本発明の他の特徴および長所は、非限定的
例として示した本発明の一実施形態についての以下の記
述において明らかになろう。
【0030】
【発明の実施の形態】すべての図で、共通の要素には同
じ参照番号を付ける。
【0031】図1には、本発明による安全化海底光伝送
システム10を示す。通常、海底光伝送システムは複数
の区間を有するが、図1にはそのうちの3つの区間T
1、T2、T3を示す。2つの光信号増幅装置、すなわ
ち中継器間に位置する光伝送システムの部分を区間と呼
ぶ。光信号増幅装置内では、受信されたWDM(英語の
Wavelength Division Multi
plexing)光信号は増幅されてから次の区間に再
送信される。
【0032】システム10は、WDM光信号、すなわち
波長λからλのn個の異なるチャネルにより搬送さ
れるn個の信号で形成された送信器11(これらn個の
信号は有効信号Sを形成するためにマルチプレクサ1
10内で結合され、デマルチプレクサ110の出力側で
は従来通り、増幅器111が用いられる)と、有効信号
を送信するための線路ファイバ12と、伝送システ
ム10の他方の終端で有効信号Sを受信する受信器1
3(受信器13内では増幅器130により光信号S
増幅され、次にデマルチプレクサ131により多重化解
除され、波長λからλのn個の信号が得られる。ま
た、受信器13はさらにポンプレーザ132を備える)
と、送信器11と受信器13との間にある、略図で示し
た複数の増幅装置14(これらの増幅装置14はそれぞ
れ、増幅器140、ならびに、エルビウムドープ光ファ
イバ増幅(この場合、このようなファイバの区間は図示
はしないが線路ファイバ12内に等間隔に配置され
る)、あるいはラマン型分散増幅により有効信号S
増幅するポンプ信号Spを線路ファイバ12内に送るポ
ンプレーザ141を備え、さらにこれらの増幅装置14
はそれぞれ、本発明による安全化装置142を備える)
とを備える。
【0033】次に、とくに安全化装置142を示す図2
を参照して、本発明による安全化装置142ならびに本
発明の安全化方法についてより詳細に記述する。
【0034】安全化装置142は、線路ファイバ12に
よって伝送される光信号のうちの10%を線路ファイバ
から標本化することができる光カプラ(通常10:1)
143を備える。この監視光信号Sと呼ばれる光信号
は、線路ファイバ12が万一断線した時それを検出する
のに使用され、特に、多重化されそれぞれ波長λから
λによって搬送されるWDMチャネル、およびシステ
ムの種々の要素により発生するノイズ及び特に信号S
の増幅による増幅自発放出を含む。ノイズは波長λ
らλにより搬送され、その場合、ノイズはこれらの波
長により搬送される信号に混合されるが、同時に、ここ
でλB1およびλBNと記す、有効信号の波長とは異な
る波長によっても搬送される。ここでNは、有効信号を
搬送しないが、ノイズが分解する波長の数である。
【0035】本発明によれば、信号Sは、信号S
に含まれるn+N個の信号を相互に分離することができ
るWDMデマルチプレクサ144に送られる。
【0036】次に、適当な測定手段145により、多重
解除からの各信号の出力が測定され、次に、比較手段1
46を使用して、波長λからλの信号のうちの1つ
の信号の出力を与える測定手段145の少なくとも1つ
の出力が、λB1からλBNのノイズ信号のうちの1つ
の信号の出力を与える測定手段145の1つの出力と比
較される。
【0037】より正確には、波長λB1からλBNのノ
イズ信号のうちの1つの信号の出力に対する波長λ
らλの信号のうちの1つの信号の出力の比Rを求め
る。
【0038】この比Rが4以下である場合、有効信号を
搬送するチャネルが専らノイズのみを搬送し、したがっ
て有効信号の出力は無であることを意味する。その結
果、有効信号が存在せず、従って、線路ファイバ12が
断線していることが推論される。この場合、制御手段1
47は、ポンプレーザの放射を停止するためにポンプレ
ーザ141に信号を送る。
【0039】この比Rが4より大きい場合、ポンプレー
ザ141の出力とカプラ143との間で有効信号が伝送
されることを意味する。この場合、線路の光ファイバ1
2は断線しておらず、人間の目に対する危険はない。
【0040】本発明の方法は比Rがほぼ1である(すな
わち0.75から1.25の間である)ならば実施可能
であるが、安全性を高めるためには、たとえば2、さら
には4といったより高い最高限度を課すことが好ましい
ことが理解できよう。
【0041】監視をさらに信頼性の高いものにし、WD
Mチャネルのうちの1つにおいて万一不良が発生しても
これから免れるために、複数の波長λからλに対す
るλ B1からλBNの波長のうちの1つとの比較を同時
に行うことができる。
【0042】さらに、測定の精度を向上させるために、
WDM信号の出力を、λB1からλ BNによって搬送さ
れる各成分の出力と比較することができる。
【0043】このように本発明による方法により、光ノ
イズの問題を解消しつつ、LOS法により光伝送システ
ムを安全化することが可能である。
【0044】さらに本方法により、本発明による伝送シ
ステムに望まれる安全性および信頼性を得るために必要
な可変しきい値(すなわち放出レーザの停止の)を課す
ことができる。
【0045】また本発明の方法は、先行技術のLOS型
方法とは異なり、付属の光ファイバを必要としない。
【0046】標本化カプラの挿入損失は、先行技術にお
いては利得が一定で、挿入損失の相殺が不可能な分散増
幅の前で標本化が行われていたが、本発明の安全化装置
の後に位置する増幅器130または140の利得を増加
させることにより相殺することができる。
【0047】最後に、本発明の方法は、先行技術のLO
F法に基く方法よりも明らかに簡単である。
【0048】もちろん本発明は、上で記述した実施形態
に限定されるものではない。
【0049】特に、光学的検出を行う代わりに、信号お
よびノイズのレベルの電気的検出を行うことができる。
言い換えれば、これは光検出器を用いて光信号Sの全
成分の検出を行うものである。光検出器から出た電気信
号は周波数ろ過され、たとえば2.5Gビット/秒変調
信号の場合、有効信号およびノイズを表す1GHzの信
号の出力が、ASEを表す5GHzの出力と比較され
る。ここでも、結果がたとえば1に近い場合、線路ファ
イバ12が断線していると推論され、ポンプレーザの放
射を停止する。
【0050】また本発明は、光伝送海底システムだけで
なく、あらゆる光伝送システムで実施することができ
る。
【0051】さらに本発明は、増幅装置内だけでなく、
装置がポンプレーザまたは直接放射レーザに役立つ高出
力光放射源を持つか否かに関わらず、より広く光ファイ
バの断線の検出に適用することができる。
【0052】最後に、本発明の範囲から逸脱することな
く、あらゆる手段を同等の手段に置き換えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による海底光伝送システムの概略図であ
る。
【図2】本発明の方法を実施するための、図1の伝送シ
ステムに属する本発明による安全化装置の実施形態を示
す図である。
【符号の説明】
10 安全化海底光伝送システム 11 信号の送信器 12 線路ファイバ 13 受信器 14 増幅装置 110 マルチプレクサ 111、130、140 増幅器 131 デマルチプレクサ 132、141 ポンプレーザ 142 安全化装置 143 光カプラ 144 監視光信号成分のろ波手段 145 測定手段 146 比較手段 147 制御手段 S ポンプ信号 S 監視光信号 S 有効信号 T1、T2、T3 区間 λ〜λ 有効信号と光ノイズの双方を伝送する波長
成分 λB1〜λBN 光ノイズのみを伝送する波長成分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パトリス・ル・ル フランス国、91140・ビルボン・シユー ル・イベツト、レジダンス・ドユ・パル ク、4 (72)発明者 ロランス・ピリウ フランス国、91600・ザビニー−シユール −オルジユ、リユ・ドウ・レパルニユ・22 (72)発明者 ロラン・ユエル フランス国、29121・クロアール・カルノ エ、ケルマズエル (72)発明者 ロランス・ビユエ フランス国、75014・パリ、アブニユ・ド ユ・マンヌ、200 (72)発明者 バンサン・アバール フランス国、94600・シヨワジ・ル・ロワ、 リユ・アンリ・コルボル、75 (72)発明者 フランソワ・ブバル フランス国、75013・パリ、リユ・ブサン ゴー、49 Fターム(参考) 5K042 BA10 CA10 CA11 CA15 DA13 DA16 EA03 EA15 FA21 GA01 JA01 JA03 NA01 5K102 AA01 AA42 AA43 AB06 AD01 LA06 LA14 LA15 LA22 LA31 LA52 MA03 MB06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効光信号(S)の送信手段(11)
    と、 伝送光信号と呼ばれる光信号を形成するための、伝送光
    ファイバ(12)を含んだ、前記有効光信号(S)な
    らびに光ノイズを含む光信号の送信手段と、 監視光信号(S)と呼ばれる前記伝送光信号の一部を
    標本抽出する手段(143)と、 前記監視光信号の出力に応じて前記伝送光ファイバ(1
    2)の断線を推定するための前記監視光信号(S)の
    出力の分析手段(145)とを備える光伝送システムの
    安全化方法であって、 前記監視光信号(S)内で、一方で、前記ノイズしか
    含まない第1信号と、 他方、前記ノイズおよび前記有効信号(S)の双方を
    含む第2信号とを分離し、前記第1信号の出力に対する
    前記第2信号の出力の比がほぼ1に等しい場合、前記伝
    送光ファイバ(12)の断線を推定するためにこれら2
    つの信号の出力を比較する(146)ことを特徴とする
    方法。
  2. 【請求項2】 前記比が2以下、好ましくは4以下の場
    合、前記伝送光ファイバ(12)の断線を推定すること
    を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 監視光信号(S)の波長の各成分のろ
    波手段(144)により、前記有効信号(S)および
    光ノイズの双方を伝送する波長成分(λ、...、λ
    )から、光ノイズのみを伝送する波長成分
    (λB1、...、λ )を分離することができ、前
    記有効信号(S)および光ノイズの双方を搬送する波
    長(λ、...、λ)のうちの1つによって搬送さ
    れる信号の出力が、ノイズのみを搬送する波長
    (λB1、...、λBN)のうちの1つによって搬送
    される信号の出力と比較されることを特徴とする請求項
    1または2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記有効信号および光ノイズの双方を搬
    送する波長(λ、...、λ)のうちの1つによっ
    て搬送される各信号の出力が、ノイズのみを搬送する波
    長(λB1、...、λBN)のうちの1つによって搬
    送される信号の出力と比較されることを特徴とする請求
    項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記ろ波手段がDWDMデマルチプレク
    サ(144)を備えることを特徴とする請求項3に記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記標本抽出手段が光カプラ(143)
    を備えることを特徴とする請求項3または4のいずれか
    一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記光検出器からなる標本抽出手段によ
    り前記監視信号が伝送され、有効信号に相当する電気信
    号から光ノイズに相当する電気信号を分離するために、
    前記光検出器から出された電気信号が異なる2つの周波
    数において分析され、これら2つの電気信号の出力が比
    較されることを特徴とする請求項1または2のいずれか
    一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記監視光信号(S)内で、一方で、
    前記ノイズしか含まない第1信号と、他方、前記ノイズ
    および前記有効信号の双方を含む第2信号とを分離する
    ための手段(144)と、前記第1信号の出力に対する
    前記第2信号の出力の比がほぼ1に等しい場合、前記伝
    送光ファイバ(12)の断線を推定するための前記第1
    および第2信号の出力の比較手段(146)とを備える
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載
    の方法を実施するための安全化装置。
  9. 【請求項9】 前記比がほぼ1に等しい時、ポンプ信号
    (S)の送信手段(141)からの送信の中止を指令
    するための手段(147)を備えることを特徴とする請
    求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9のいずれか一項に記
    載の装置を備えることを特徴とする光伝送システム。
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