JP2003114814A - ファイル管理プログラムおよびファイル管理方法 - Google Patents

ファイル管理プログラムおよびファイル管理方法

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JP2003114814A JP2001309916A JP2001309916A JP2003114814A JP 2003114814 A JP2003114814 A JP 2003114814A JP 2001309916 A JP2001309916 A JP 2001309916A JP 2001309916 A JP2001309916 A JP 2001309916A JP 2003114814 A JP2003114814 A JP 2003114814A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイルの結合を容易に行なうことができる
ファイル管理プログラムを提供する。 【解決手段】 ユーザは、ファイルを仮想結合させる順
に、そのファイルの有するファイル名またはキーワード
を管理テーブルAに記入する。ファイル管理プログラム
は、管理テーブルAに記載されたファイル名またはキー
ワードを順に読取り、対象となるファイルの検索を行な
う。検索された順番にファイルは仮想結合され、1つの
ファイルとされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はファイル管理プロ
グラムおよびファイル管理方法に関し、特にパーソナル
コンピュータ内の電子ファイルを管理するファイル管理
プログラムおよびファイル管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、仮想結合機能を備えた文書管
理ソフトウェアが存在する。仮想結合機能とは、ファイ
ルフォーマットが異なるアプリケーションで作成された
さまざまなファイルを1つのイメージファイルとして結
合することで、企画書や申請書やプレゼンテーション資
料を作成したり、機密文書の一元管理を行なうものであ
る。
【0003】仮想結合におけるファイルの結合順序をユ
ーザが指定する方法としては、結合前のファイルのアイ
コンをファイルの結合順序に並べる方法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような結合順序を指定する方法は、結合前のファイルが
2〜7個程度の少数の場合には便利であるが、ファイル
数が多くなるとユーザの作業が混乱しやすくなり、不便
であるという問題があった。
【0005】この発明は上述の問題点を解決するために
なされたものであり、ファイルの結合順序をユーザが指
定しやすいファイル管理プログラムおよびファイル管理
方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、ファイル管理プログラム
は、複数のファイルを1つのファイルに結合するための
情報を記録したテーブルを読取るステップと、テーブル
に基づいて、複数のファイルを1つのファイルに結合す
るステップとをコンピュータに実行させる。
【0007】好ましくは情報は、結合の順序、結合する
ファイルのファイル名およびファイルに付加されたキー
ワードの少なくとも1つを含む。
【0008】好ましくは結合するステップは、テーブル
に含まれるキーワードに基づいてファイルの検索を行な
い、テーブルに記載されたキーワードの順番で複数のフ
ァイルを1つのファイルに結合する。
【0009】好ましくはテーブルは、結合されたファイ
ルに付加する情報を含み、ファイルを結合するステップ
において、ファイルにテーブルの情報を付加する。
【0010】好ましくはファイル管理プログラムは、O
CRにより読取られたデータに基づき、テーブルを作成
することを特徴とする。
【0011】この発明の他の局面に従うと、コンピュー
タ読取可能な記録媒体は、上述のいずれかに記載のファ
イル管理プログラムを記録する。
【0012】この発明のさらに他の局面に従うと、ファ
イル管理方法は、複数のファイルを1つのファイルに結
合するための情報を記録したテーブルを読取るステップ
と、テーブルに基づいて、複数のファイルを1つのファ
イルに結合するステップとを含む。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。なお、図中同一符号は同一
または相当する部材を示し、説明は繰返さない。
【0014】図1は、本発明の実施の形態の1つにおけ
るファイル管理プログラムが搭載されたパーソナルコン
ピュータの概略構成を示すブロック図である。このパー
ソナルコンピュータは、ファイル管理プログラムが搭載
されることにより、ファイル管理装置として機能する。
【0015】図を参照して、パーソナルコンピュータ1
00は、装置全体の制御を行なうための制御部101
と、データを入力するための入力部105と、データを
記憶するための記憶部103と、データを出力するため
の出力部107と、制御部101で実行するためのプロ
グラムなどを記憶するための外部記憶装置109と、ネ
ットワークに接続するためのLAN(ローカルエリアネ
ットワーク)カード113とを備えている。また、パー
ソナルコンピュータ100には手書きの文字原稿などを
読取る機能を備えるスキャナ115が接続されている。
パーソナルコンピュータ100は、スキャナ115によ
り読取られたデータを文字データに変換するOCR(op
tical character reader)の機能を備えている。
【0016】制御部101は、中央演算装置(CPU)
と、このCPUで実行するためのプログラムを記憶する
ための読出専用メモリ(ROM)やCPUでプログラム
を実行する際に必要となる変数などを記憶するためのラ
ンダムアクセスメモリ(RAM)を有している。
【0017】入力部105は、キーボードまたはマウス
などであり、文字または数字の入力、または、所定の指
示コマンドの入力が可能となっている。
【0018】記憶部103は、文書または画像などのデ
ータを格納する。これらのデータは、たとえばワードプ
ロセッサのアプリケーションプログラムにより作成され
たデータファイル、表計算ソフトのアプリケーションに
より作成されたデータファイル、デジタルカメラまたは
イメージスキャナなどで読取られた画像を記憶するため
のデータファイル、または、他の種々のアプリケーショ
ンプログラムで作成されるデータファイルである。
【0019】また、記憶部103は、複数のフォルダを
有し、フォルダに分類してデータファイルを記憶するこ
とができる。たとえば、あるフォルダAには、ワードプ
ロセッサで作成したデータファイルを記憶し、フォルダ
Bには、表計算のアプリケーションソフトにより作成さ
れたデータファイルを記憶するようにしてもよい。さら
に、何らかの事案ごとにフォルダを作成するようにして
もよいし、データファイルが作成された期日をもとに所
定の期間で区切ってフォルダを作成するようにしてもよ
い。これらのフォルダは、周知のアプリケーションプロ
グラムにより作成される。
【0020】出力部107は、ディスプレイであり、制
御部101の指示に従ってデータファイルをサムネイル
で表示する。これにより、複数のデータファイルを同時
に表示することができる。
【0021】外部記憶装置109は、コンピュータ読取
可能な記録媒体111に記録されたプログラムやデータ
を読込み、制御部101に送信する。また、制御部10
1からの指示により、コンピュータ読取可能な記録媒体
111に必要なデータを書込む。
【0022】コンピュータ読取可能な記録媒体111と
しては、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、
磁気ディスク(フレキシブルディスク、ハードディスク
装置など)や光ディスク(CD−ROM/MO/MD/
DVDなど)などのディスク系、ICカード(メモリカ
ードを含む)や光カードなどのカード系、あるいはマス
クROM、EPROM、フラッシュメモリなどの半導体
メモリなどの固定的にプログラムを担持する媒体が挙げ
られる。また、記録媒体111を、ネットワークからプ
ログラムがダウンロードされるように流動的にプログラ
ムを担持する媒体とすることもできる。
【0023】制御部101は、記録媒体111に記録さ
れたファイル管理プログラムを外部記憶装置109で読
取ることにより、読取ったプログラムを実行することが
できる。
【0024】図2は、パーソナルコンピュータのファイ
ル構成を示す図である。図2を参照して、制御部101
には、ファイル管理プログラム101aと、プリンタド
ライバ101bとが実行されている。記憶部103に
は、4つのフォルダ201,211,221,231が
含まれるものとする。フォルダ201,211,22
1,231は、複数のデータファイルを分類する。ここ
では、フォルダ231は、ファイル管理プログラムによ
る管理対象外のフォルダであり、フォルダ201,21
1,221は、ファイル管理プログラムによる管理対象
のフォルダとする場合について説明する。
【0025】図2において、フォルダ201には、デー
タファイル205,207,209,…が記憶されてお
り、フォルダ211にはデータファイル215,21
7,219,…が記憶されており、フォルダ221に
は、データファイル225,227,229,…が記憶
されており、フォルダ231には、データファイル23
5,237,239,…が記憶されている。
【0026】管理対象のフォルダ201,211,22
1には、データファイルの他に、管理テーブルA20
4,214,224および管理テーブルB203,21
3,223がそれぞれ記憶されている。一方、管理対象
外のフォルダ231には、データファイル235,23
7,239,…のみが記憶され、管理テーブルAおよび
Bは記憶されていない。
【0027】管理テーブルAはユーザが作成するテーブ
ルであり、テキストファイルにより構成されている。管
理テーブルAは、複数のファイルを1つのファイルに結
合するための情報(ファイルを特定する情報と、ファイ
ルを結合させる順序に関する情報)を記録している。管
理テーブルBは、ファイル管理プログラム101aが制
御部101で実行されることにより作成される。管理テ
ーブルBは、それが記憶されているフォルダに分類され
て記憶されているデータファイルのファイル情報を含
む。
【0028】たとえば、フォルダ201に関しては、管
理テーブルB203は、データファイル205,20
7,209,…のファイル情報を含む。フォルダ211
に関しては、管理テーブルB213は、データファイル
215,217,219,…のファイル情報を含み、フ
ォルダ221に関しては、管理テーブルB223は、デ
ータファイル225,227,229,…のファイル情
報を含む。ファイル情報は、データファイルの属性情報
と付加情報とを含む。このファイル情報により、ファイ
ル管理プログラム上で複数のファイルを仮想結合させた
り、させなかったりすることができる。
【0029】図3は、管理テーブルAの具体例を示す図
である。図を参照して、管理テーブルAには1行ごと
に、結合させたいファイルの情報が記録されている。管
理テーブルAの各行には、結合させるファイルのファイ
ル名、ファイルを作成したアプリケーション名および/
またはファイルに付加されたキーワードの少なくとも1
つが記載される。すなわち、管理テーブルAに記載され
たテキストにより、結合させるファイルを特定すること
ができ、ファイルAに記載する順番によりファイルの結
合順序を特定することができる。
【0030】具体的には、図3の管理テーブルAによる
と、「D1」というファイル名またはキーワードを有す
る「Word」で作成されたデータファイルが結合の先
頭のファイルとなり、次に、「目次」というファイル名
またはキーワードを有する「Word」で作成されたデ
ータファイルが結合される。
【0031】図3のテーブルAの4行目には、「図」と
しか記載されていないが、これは作成されたソフトウェ
アの種類は関係なく、「図」というファイル名またはキ
ーワードを有するファイルを結合させることを意味して
いる。
【0032】図4は、管理テーブルBの具体例を示す図
である。図を参照して、管理テーブルBは管理テーブル
Aに基づいて作成されるテーブルであり、結合させるフ
ァイルとファイルの結合順序とを示すテーブルである。
【0033】結合順序が確定したファイルは管理テーブ
ルB内の「確定ファイル」の欄に記録され、確定してい
ないファイルは管理テーブルB内の「非該当ファイル」
の欄または「候補ファイル」の欄に記録される。
【0034】以上のように、本実施の形態においては、
ユーザは管理テーブルAに、結合するファイル名または
結合するファイルの特徴的なキーワードを結合する順番
に記載しておく。ファイル管理プログラムは、管理テー
ブルAを読込んで、結合前のファイルのファイル名と、
ファイルのフォーマットと、結合前のファイルをイメー
ジ化したものから管理テーブルAに記載された順にキー
ワードやファイル名を用いてファイルを検索する。
【0035】なお、1つのファイルを1つのキーワード
で選ぶことができない場合には、2つ以上のキーワード
をテーブルAに記載し、and検索をしてもよい。ま
た、or検索を行うようにしてもよい。
【0036】検索されたファイルの順番に管理テーブル
Bにファイル名が記載される。検索条件と検索結果とが
すべて1対1に対応できる場合には、検索されたファイ
ルは順に管理テーブルBの「確定ファイル」の欄に記載
される。管理テーブルBの「確定ファイル」の記載順に
基づいて各ファイルが結合され、1つの仮想結合ファイ
ルとされる。
【0037】検索によって挙げられなかったファイルが
ある場合や、1つの条件に対して2つ以上のファイルが
検索された場合には警告が出され、管理テーブルBの内
容が表示される。1つの条件に対して2つ以上のファイ
ルが検出された場合に、管理テーブルBの候補ファイル
の欄には、そのファイル名が記録される。また、どの条
件にも合致しなかったファイルのファイル名は非該当フ
ァイルの欄に格納される。
【0038】確定ファイルの欄が埋められなかった順位
について、ユーザは管理テーブルAのキーワードを修正
する、または管理テーブルBの候補ファイルの欄または
非該当ファイルの欄から確定ファイルの欄に、確定させ
たいファイルのファイル名をドラッグ&ドロップする。
これにより、ユーザはファイルの結合順序を指定するこ
とができる。なお、管理テーブルBはファイル名で示さ
ずに、ファイルをサムネイルにより表示してもよい。
【0039】以下に、具体的に10個のファイルを仮想
結合させる場合の処理について説明する。
【0040】図5は、結合対象となるファイルの具体例
を示す図である。なお、図5においてはファイルを四角
形のサムネイルで示し、その中にそのファイルに付加さ
れたキーワードを記載している。また、各ファイルのサ
ムネイルの下にアンダーラインを付してそのファイルの
ファイル名を示している。
【0041】また、ユーザは図5に示されるファイルを
結合するために、図3に示される管理テーブルAをテキ
ストファイルとして準備しているものとする。このと
き、ファイル管理プログラムが実行されることにより、
管理テーブルBには図6に示されるようなファイル名が
記載される。
【0042】図6を参照して、まず管理テーブルBの
1、3および6番の順序には、D1.doc、D3.d
ocおよびS6.mppのファイルが確定ファイルとし
て記載される。これは、これらの順序においてファイル
名とアプリケーション(そのファイルを作成したソフト
ウェア)とが完全に一致しているからである。
【0043】次に、5番目のファイルにおいては、キー
ワードの「表1」が一致しているため、T5.xlsの
ファイルが確定ファイル欄に記載される。8番目のファ
イルとしては、キーワードの拡張子に誤りがあるが、フ
ァイル名とアプリケーションとが一致すると判定された
ため、S8.mppのファイルが確定ファイル欄に記入
される。
【0044】ファイルの中にはExcelで作成された
ファイルが2つあるため(T5.xlsとT9.xl
s)、「Excel」のキーワードでは1つのファイル
を特定することができない。しかしながら、5番目のフ
ァイルとしてT5.xlsが確定しているため、9番目
の確定ファイルとしてはT9.xlsが入る。
【0045】4番目のファイルとしては、キーワード
「図」に該当するファイルが2つあるため(F4.cd
rとF10.bmp)、4番目に結合させるファイルを
確定させることはできない。そこで確定ファイルの欄は
空欄となり、候補ファイルの欄にF4.cdrとF1
0.bmpのファイルが記載される。
【0046】また、7番目と10番目のファイルとして
は該当するものがないため、確定ファイルの欄および候
補ファイルの欄には何も記載されない。
【0047】また、D7.docのファイルは管理テー
ブルAの文字列によっては検索されないため、非該当フ
ァイルの欄に記載される。
【0048】ユーザは、図6の表示を見て、確定してい
ない4番目、7番目および10番目に対しては、候補フ
ァイルの欄または非該当ファイルの欄から確定ファイル
欄にファイル名をドラッグおよびドロップすることで、
結合順序を完成させる。また、ユーザはこれに限らず管
理テーブルAの内容を修正することで結合を完成させる
こともできる。
【0049】また、ユーザが既に確定しているファイル
を変更する場合には、ユーザは確定ファイルの欄から、
一旦候補ファイルの欄にファイル名をドラッグ&ドロッ
プで移動してから、所望の確定ファイルの欄に移動させ
る作業を行なう。
【0050】図7は、図6の管理テーブルBをサムネイ
ルで表示した例を示す図である。図7に示されるよう
に、画面には結合順位として1〜10の数字が表示さ
れ、それぞれの順位において、確定ファイルがある場合
にはそのファイルがサムネイルで表示される。また、確
定ファイルがなく候補ファイルが2つある場合には、4
番目のように2つのファイルがサムネイルとして表示さ
れる。
【0051】さらに、確定ファイルの存在しない順序
(たとえば7番目および10番目)においては、ファイ
ルのサムネイルは表示されない。また、非該当ファイル
は、非該当ファイルを表示する欄に表示される(D7.
doc)。
【0052】ユーザは、これらのファイルをマウスによ
る操作で移動させることで、結合の順序を完成させるこ
とができる。
【0053】図8は、本実施の形態におけるファイル管
理プログラムの行なう処理を示すフローチャートであ
る。
【0054】図を参照して、ステップS101において
プログラムはまず管理テーブルAに記載された情報の1
行を読込む。ステップS105で読込まれた情報(キー
ワード、ファイル名、アプリケーション)に基づき、記
憶されているファイルから検索が行なわれる。ステップ
S107で、検索条件に該当するファイルがあるかが判
定され、YESであればステップS109で該当するフ
ァイルが1つであるかが判定される。
【0055】該当するファイルが1つである場合(S1
09でYES)には、ステップS111で管理テーブル
Bの確定ファイルの欄にそのファイル名を書込む。
【0056】ステップS113で管理テーブルAの最終
行の処理が終了したかが判定され、NOであればステッ
プS101に戻り、YESであればステップS115で
管理テーブルBの確定ファイルの欄がすべて埋まってい
るかが判定される。YESであれば、ステップS117
でファイルを仮想結合する処理が行なわれ、NOであれ
ばステップS123で管理テーブルB(またはそのサム
ネイル画像)をディスプレイに表示する。
【0057】なお、ステップS107で該当のファイル
がないときには、ステップS119でその管理テーブル
Bの確定ファイルおよび候補ファイルの欄を空欄とす
る。また、該当ファイルが2つ以上ある場合(S109
でNO)、ステップS121で管理テーブルBの候補フ
ァイルの欄に複数のファイル名を書込む。
【0058】このように、本実施の形態によるとユーザ
は管理テーブルAを作成することにより、ファイル名や
特徴的なキーワードなどに基づきファイルを結合させる
ことができる。これにより、たとえばファイルが多数
(たとえば数十から数百)存在するような場合において
も、ユーザは混乱することなく結合作業を行なうことが
できるという利点がある。
【0059】なお、管理テーブルAはユーザがキーボー
ドからテキストデータとして入力するようにしてもよい
し、スキャナ115を用いてユーザの手書きの原稿を読
取り、パーソナルコンピュータのOCR機能により管理
テーブルAを作成させるようにしてもよい。
【0060】また、検索において、キーワードが完全に
一致しなくてもファイルを選び出す「あいまい検索」を
行なうようにしてもよい。
【0061】[他の実施の形態]図9は、本発明の他の
実施の形態におけるファイル管理プログラムが実行する
処理を示すフローチャートである。
【0062】図9を参照して、本実施の形態においては
図8に示される処理と比較して、管理テーブルAを1行
読込んだ後に(S101)、そこに予約語が含まれてい
るかが判定され、含んでいればステップS125で予約
語の処理が行なわれる。
【0063】ここに、予約語とは、結合されたファイル
に情報を付加するための命令であり、結合ファイルに章
番号やページ番号などを記入するためのものである。
【0064】図10は、本実施の形態において用いられ
る管理テーブルAの具体例を示す図である。図10にお
いて、予約語は「RSV.」であり、予約語の後に、挿
入する文字列が記入されている。すなわち、予約語の後
に記入された文字列が結合後のファイルに挿入されるこ
とになる。なお、予約語はキーワード検索の対象とはな
らない。
【0065】図11は、図10の管理テーブルAにより
結合されたファイルの具体例を示す図である。図10に
示されるように、「総論」のキーワードを有するファイ
ルの前に、予約語であるRSV.の記載がある。そのた
め、RSV.に続く文字列である「第1章 総説」の文
字列が「総論」のキーワードを有するファイルの先頭に
挿入される。また、同様に「結び」のキーワードを有す
るファイルの先頭に「第2章 結論」の文字列が挿入さ
れる。
【0066】なお、予約語を用いることで文字列を挿入
したり、ページ番号を挿入するようにしてもよいし、文
字列やページ番号の挿入位置の座標を管理テーブルAに
おいて指定できるようにしてもよい。また、挿入する文
字列のフォントや大きさを指定できるようにしてもよ
い。
【0067】このように、本実施の形態においてはユー
ザは管理テーブルAを用いることでファイルの結合を容
易に行なうことができ、かつ文字列の挿入やページ番号
の挿入なども管理テーブルAにより容易に行なうことが
できる。
【0068】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおけるファイル
管理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 パーソナルコンピュータのファイル構成を示
す図である。
【図3】 管理テーブルAの具体例を示す図である。
【図4】 管理テーブルBの具体例を示す図である。
【図5】 結合させるファイルの具体例を示す図であ
る。
【図6】 データが書込まれた管理テーブルBを示す図
である。
【図7】 管理テーブルBをサムネイル表示した例を示
す図である。
【図8】 ファイル管理プログラムの行なう処理を示す
フローチャートである。
【図9】 他の実施の形態におけるファイル管理プログ
ラムが実行する処理を示すフローチャートである。
【図10】 他の実施の形態におけるファイル管理プロ
グラムで用いられる管理テーブルAの具体例を示す図で
ある。
【図11】 図10の管理テーブルAにより結合された
ファイルを示す図である。
【符号の説明】
100 パーソナルコンピュータ、101 制御部、1
01a ファイル管理プログラム、103 記憶部、2
03,213,223 管理テーブルB、204,21
4,224 管理テーブルA。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のファイルを1つのファイルに結合
    するための情報を記録したテーブルを読取るステップ
    と、 前記テーブルに基づいて、前記複数のファイルを1つの
    ファイルに結合するステップとをコンピュータに実行さ
    せる、ファイル管理プログラム。
  2. 【請求項2】 前記情報は、結合の順序、結合するファ
    イルのファイル名およびファイルに付加されたキーワー
    ドの少なくとも1つを含む、請求項1に記載のファイル
    管理プログラム。
  3. 【請求項3】 前記結合するステップは、前記テーブル
    に含まれるキーワードに基づいてファイルの検索を行な
    い、前記テーブルに記載されたキーワードの順序で複数
    のファイルを1つのファイルに結合する、請求項1また
    は2に記載のファイル管理プログラム。
  4. 【請求項4】 前記テーブルは、結合されたファイルに
    付加する情報を含み、 前記ファイルを結合するステップにおいて、前記ファイ
    ルに前記テーブルの情報を付加する、請求項1〜3のい
    ずれかに記載のファイル管理プログラム。
  5. 【請求項5】 OCRにより読取られたデータに基づ
    き、前記テーブルを作成することを特徴とする、請求項
    1〜4のいずれかに記載のファイル管理プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のファイ
    ル管理プログラムを記録した、コンピュータ読取可能な
    記録媒体。
  7. 【請求項7】 複数のファイルを1つのファイルに結合
    するための情報を記録したテーブルを読取るステップ
    と、 前記テーブルに基づいて、前記複数のファイルを1つの
    ファイルに結合するステップとを含む、ファイル管理方
    法。
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JP2006185424A (ja) * 2004-11-30 2006-07-13 Ricoh Co Ltd 情報処理装置、画像処理機能設定方法、画像処理機能設定プログラム及び記録媒体
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