JP2003114562A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003114562A
JP2003114562A JP2001307501A JP2001307501A JP2003114562A JP 2003114562 A JP2003114562 A JP 2003114562A JP 2001307501 A JP2001307501 A JP 2001307501A JP 2001307501 A JP2001307501 A JP 2001307501A JP 2003114562 A JP2003114562 A JP 2003114562A
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Kenichi Ozawa
健一 小澤
Kenji Taki
研司 瀧
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色ずれ補正プロセス時間の短縮により、印刷
スピードを上げる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 像担持体上に、第1、第2のレジストマ
ークを形成する第1、第2の画像形成手段と、両レジス
トマークの重ね合わせレジストマークおよび前記第1、
第2各々のレジストマークを検出する検出手段と、前記
第1と第2のレジストマーク間の位置の差を算出する演
算手段と、位置不良の判定手段と第2のレジストマーク
の位置の補正手段とを有し、まず重ね合わせレジストマ
ークのみを形成して前記検出手段によって検出し、当該
重ね合わせの位置の差が所定の基準値より大きい場合に
第1と第2のレジストマークを形成して、第2のレジス
トマークの位置補正を行うように構成されたことを特徴
とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体に形成し
たレジストマークを検出し、位置の差の補正を行う機能
を有する電子写真方式の画像形成装置に関する。 【0002】 【従来の技術】タンデム式カラー画像形成装置で色ずれ
を補正するためのレジストマークは、図3に示すように
各色のレジストマークを中間転写ベルト上に形成し、検
出手段である、反射型フォトセンサ等を用いたレジスト
センサによって基準のKレジストマークに対する各色の
レジストマークの位置の差(以下、色ずれ量ともいう)
を検出し、補正を行っている。さらに、補正精度を上げ
るために各色のレジストマークの位置の差の検出を繰り
返し、その平均値を出し、補正を行っている。これ等と
類似した色ずれ量の補正に関する方法は特開昭63−2
79274号公報等にても提案されている。 【0003】しかしながら、昨今、高印刷速度が要求さ
れ、その手段として、印刷する用紙と用紙の間隔を極力
短くした対応がとられているが、色ずれ量を補正するの
に費やされる時間も短縮し、より高速化する必要があ
る。 【0004】色ずれ補正の制御は、通常印刷中に行われ
るが、印刷速度を落とさないようにするため、短時間に
終了することが好ましい。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、像担持体上
に形成されたレジストマークを検出する、色ずれ補正に
費やされる時間を極力短縮できる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】それぞれ感光体、帯電
器、露光ユニット、現像器を有する複数の画像形成手段
によって形成されたトナー像を重ね合わせて像担持体上
にカラー画像を形成する画像形成装置において、前記像
担持体上に、第1のレジストマークを形成する第1の画
像形成手段と第2のレジストマークを形成する第2の画
像形成手段と、前記第1と第2のレジストマークの重ね
合わせレジストマークおよび前記第1、第2各々のレジ
ストマークを検出する検出手段と、前記第1と第2のレ
ジストマーク間に生じた位置の差を算出する演算手段
と、前記算出した位置の差により位置不良を判定する判
定手段と、前記位置不良の判定手段より第2のレジスト
マークの位置を補正する補正手段を有し、まず重ね合わ
せレジストマークのみを形成して前記検出手段によって
検出し、当該重ね合わせの位置の差が所定の基準値より
大きい場合に第1と第2のレジストマークを形成して、
第2のレジストマークの位置補正を行うように構成され
たことを特徴とする画像形成装置。 【0007】 【発明の実施の形態】はじめに、本発明に係わる画像形
成装置について説明する。 【0008】本発明の実施の形態における説明では、本
明細書に用いる用語により本発明の技術範囲が限定され
ることはない。 【0009】図1は画像形成装置の全体構成の一例を示
す模式図である。図において、10は感光体、11は帯
電手段であるスコロトロン帯電器、12は画像書き込み
手段である書き込み装置、13は現像手段である現像
器、14は感光体10の表面を清掃するためのクリーニ
ング装置、15はクリーニングブレード、16は現像ス
リーブ、20は像担持体である中間転写ベルトを示す。
画像形成手段1は感光体10、スコロトロン帯電器1
1、現像器13、およびクリーニング装置14等からな
っており、各色毎の画像形成手段1の機械的な構成は同
じであるので、図ではY(イエロー)系列のみの構成に
ついて参照符号を付けており、M(マゼンタ)、C(シ
アン)およびK(黒)の構成要素については参照符号を
省略した。 【0010】各色毎の画像形成手段1の配置は中間転写
ベルト20の走行方向に対して、Y、M、C、Kの順に
なっており、各感光体10は中間転写ベルト20の張設
面に接触し、接触点で中間転写ベルト20の走行方向と
同方向、かつ、同線速度で回転する。 【0011】中間転写ベルト20は駆動ローラ21、ア
ースローラ22、テンションローラ23、除電ローラ2
7、従動ローラ24に張架され、これらのローラと中間
転写ベルト20、転写器25、クリーニング装置28等
でベルトユニット3を構成する。また、図4で示すよう
に、各感光体のピッチDは中間転写ベルト20の駆動ロ
ーラの周長の整数倍にしてあり、各色の転写部で、中間
転写ベルト20の走行速度が同速になり、駆動ローラの
周速変動の影響を極力受け難くしてある。 【0012】中間転写ベルト20の走行は不図示の駆動
モータによる駆動ローラ21の回転によって行われる。 【0013】感光体10は、例えばアルミ材によって形
成される円筒状の金属基体の外周に導電層、a−Si層
あるいは有機感光体(OPC)等の感光層を形成したも
のであり、導電層を接地した状態で図の矢印で示す反時
計方向に回転する。 【0014】読み取り装置80からの画像データに対応
する電気信号は画像形成レーザで光信号に変換され、書
き込み装置12によって感光体10上に投光される。 【0015】現像器13は、感光体10の周面に対し所
定の間隔を保ち、感光体10の回転方向と最接近におい
て同方向に回転する円筒状の非磁性ステンレスあるいは
アルミ材で形成された現像スリーブ16を有している。 【0016】中間転写ベルト20は、体積抵抗率106
〜1012Ω・cmの無端ベルトであり、例えば変性ポリ
イミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエ
チレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロ
イ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散
した、厚さ0.1〜1.0mmの半導電性フィルム基体
の外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層として
厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2層
構成のシームレスベルトである。ベルトの基体として
は、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム等に導
電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導電性ゴ
ムベルトを使用することもできる。 【0017】25は転写器で、トナーと反対極性(本実
施の形態においてはプラス極性)の直流が印加され、感
光体10上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20
上に転写させる機能を有する。転写器25としてはコロ
ナ放電器の他に転写ローラを用いることもできる。 【0018】26はアースローラ22から当接解除可能
な転写ローラで、中間転写ベルト20上に形成されたト
ナー像を転写材Pに再転写する。 【0019】28はクリーニング装置で、中間転写ベル
ト20を挟んで従動ローラ24に対向して設けられてい
る。トナー像を転写材Pに転写後、中間転写ベルト20
は、トナーと同極性または逆極性の直流電圧を重畳した
交流電圧が印加された除電ローラ27で残留トナーの電
荷が弱められ、クリーニングブレード29によって周面
上に残ったトナーが清掃される。 【0020】35は本発明に係わるレジストマークを読
み取ることによって色ずれを検出する検出手段である反
射型のレジストセンサで、中間転写ベルト20の表面に
近設されている。 【0021】40は加熱手段である定着装置で第1定着
ローラ41と圧着手段である第2定着ローラ42を有し
ている。 【0022】70は紙送り出しローラ、71はタイミン
グローラ、72は紙カセット、73は搬送ローラであ
る。B1はカラーレジスト補正制御装置、B2はドライ
バ回路である。 【0023】以下、本発明に係わる位置ずれの検出と補
正について説明をする。図2は中間転写ベルト上に形成
されたK、Y、M、Cを重ね合わせたレジストマークの
図である。 【0024】図において、20は矢印F方向に走行する
中間転写ベルト、60は各色重ね合わせたレジストマー
クで、前記中間転写ベルト20上に担持されている。3
5はレジストセンサで、本実施の形態では主走査方向に
3ヶ設けられている。601は前記レジストセンサ35
の走査ラインである。 【0025】はじめに、本発明に係わる位置ずれの検出
プロセスについて図1、図2に基づいて説明する(以
下、第1の画像形成手段とは第1のレジストマークであ
るKのレジストマークの画像形成を行う画像形成手段1
であり、第2の画像形成手段とは第2のレジストマーク
であるY、M、Cのレジストマークの画像形成を行う画
像形成手段1を意味する)。 【0026】図1において、画像記録のスタートにより
不図示の感光体駆動モータの始動により第2の画像形成
手段のYの感光体10は矢印で示す反時計方向に回転さ
れ、同時にスコロトロン帯電器11の帯電作用により感
光体10に電位の付与が開始される。 【0027】感光体10は電位を付与されたあと、不図
示のパターンジェネレータからレジストマーク(図2参
照)の信号が画像形成レーザによって光信号に変換さ
れ、当該信号は書き込み装置12によってYのレジスト
マークに対応する画像書き込みが開始され、感光体10
の表面にYに対応するレジストマーク60の静電潜像が
形成される。 【0028】前記静電潜像は現像器13により非接触の
状態で反転現像され、感光体10の回転に応じYに対応
するレジストマーク60のトナー像が感光体10上に形
成される。 【0029】当該感光体10上に形成されたYのトナー
像は、転写器25の作用により、中間転写ベルト20上
に転写される。 【0030】その後、前記感光体10はクリーニング装
置14によって清掃され、次の画像形成サイクルにはい
る(以下、M、C、Kのクリーニングプロセスにても同
様故、説明を省略する)。 【0031】次いで中間転写ベルト20上の前記Yのト
ナー像と同期が取られ、Yのトナー像形成と同様な画像
形成プロセスで、Mの画像形成に対応する第2の画像形
成手段によりレジストマーク60のトナー像が、感光体
10上に形成され、Mの転写器25において、前記Yの
トナー像の上に重ね合わされる。 【0032】同様のプロセスにより、Y、Mの重ね合わ
せトナー像と同期が取られ、Cの画像形成に対応する第
2の画像形成手段により、Cのレジストマーク60のト
ナー像が、感光体10上に形成され、Cの転写器25に
おいて、前記のY、Mのトナー像上へ重ね合わされる。 【0033】更に、同様なプロセスにより、Y、M、C
の重ね合わせトナー像と同期が取られ、Kの画像形成に
対応する第1の画像形成手段により、Kのレジストマー
ク60のトナー像が感光体10上に形成され、Kの転写
器25において、前記のY、M、Cのトナー像上へ重ね
合わされ、Y、M、CおよびKのトナー像が中間転写ベ
ルト20上に、図2に示すような重ね合わせトナー像の
レジストマーク60として形成される。 【0034】本実施の形態では、前記重ね合わせトナー
像のレジストマーク60は主走査方向に3列、各列に3
ヶ、計9ヶ(レジストマーク60を複数個検知すること
によって精度を平均化する)からなっており、当該レジ
ストマーク60は中間転写ベルト20上に担持、搬送さ
れ、転写ローラ26(転写ローラ26は、レジストマー
ク60が転写領域Sを搬送されている間は、中間転写ベ
ルト20から当接解除されている)を経て位置の差を検
出する検出手段であるレジストセンサ35に至る。 【0035】図2に示すレジストマーク60は、検出手
段であるレジストセンサ35によって検出され、主走査
方向、副走査方向の色ずれ量が所定の基準値より大きい
場合には、次のようなプロセスで形成される各色のレジ
ストマーク(図3参照)の基準となるKとの位置の差を
検出することによって、位置ずれ補正が行われる。 【0036】図3は中間転写ベルト20上に形成され
た、基準のKと、比較すべき各色レジストマークを示す
図である。 【0037】図において、前述したように、図1に示し
た感光体10は電位を付与されたあと、不図示のパター
ンジェネレータから基準となるKのレジストマーク61
と比較されるYのレジストマーク62の信号が発信さ
れ、当該信号を画像形成レーザである書き込み装置12
によって光信号に変換し、感光体10の表面にYに対応
するレジストマーク62の静電潜像が形成される。当該
静電潜像はYの現像器13により非接触の状態で反転現
像され、感光体10の回転に応じ、Yのレジストマーク
62のトナー像が感光体10上に形成される。 【0038】当該感光体10上に形成されたレジストマ
ーク62のトナー像は、Yの転写器25の作用により、
中間転写ベルト20上に転写される。当該レジストマー
ク62は中間転写ベルト20の走行と共に移動し、所定
の間隔D(図4参照)を保ってYの下流(前方)に、Y
と同様な像形成プロセスで、Kのレジストマーク61が
中間転写ベルト20上に形成される。同様に、所定の間
隔を保って、M、K、C、Kの順にレジストマーク6
4、63、66、65が中間転写ベルト20上に形成さ
れる。本実施の形態では、レジストマークは主走査方向
に3ヶ、副走査方向に3列形成されている。 【0039】中間転写ベルト20上に担持されているレ
ジストマークは転写ローラ26(転写ローラ26は、レ
ジストマークが転写領域Sを搬送されている間は、中間
転写ベルト20から当接解除されている)を経て、色ず
れ量の検出手段であるレジストセンサ35に至り、先頭
の基準となるKのレジストマーク61とYのレジストマ
ーク62との間に生じた位置の差が検出される。続い
て、レジストマーク63、64間、レジストマーク65
と66間の順に位置の差が検出手段によって検出され
る。 【0040】検出された位置の差は、図4で示すブロッ
ク図のようなプロセス制御で補正される。 【0041】図4は位置ずれ補正のプロセスを説明する
ためのブロック図である。図において、B1はカラーレ
ジスト補正制御装置で、第1と第2のレジストマーク間
に生じた位置の差を算出する演算手段、位置不良の判定
手段、位置不良を補正する補正手段等を有する。B2は
ドライバ回路、12は画像形成レーザ等からなる書き込
み装置である。 【0042】レジストセンサ35で検出された位置の差
の信号は前記カラーレジスト補正制御装置に送られ、こ
こで、位置不良の可否が判定され、各色の位置ずれ補正
量が出され、ドライバ回路B2を通じて、主走査方向の
位置の差に対しては、主走査有効画像領域信号(H−V
alid)をずらし、さらに、高精度に調整するため
に、ビームディテクト信号(INDEX)をディレイ素
子で僅かに遅延させ、書き込み装置12(図1参照)の
投光(発光)タイミングを微妙に調整することによっ
て、補正する。 【0043】また、副走査方向の位置の差に対しては、
副走査有効画像領域信号(V−Valid)をずらし、
かつ、ポリゴンミラーの位相面をずらすことで各色間の
INDEX位相を調整することで補正する。 【0044】以上の補正を行ってから、再度、図3に示
すレジストマークを作り、位置の差を検出するプロセス
に入る。この段階で、基準値に入っていれば補正は完了
するが、入っていなければ、位置の差が基準値以内に収
まるまで図3に示すレジストマークで前記補正プロセス
を繰り返すことになる。 【0045】本発明は、中間転写ベルト上で重ね合わせ
レジストマークの色ずれ量を検出するだけで補正が必要
か否かの判定ができるため、基準値内であれば、時間の
かかる図3で示すレジストマークによるカラー補正を行
う必要がなく、時間の短縮となり、かつ、重ね合わせレ
ジストマーク故、中間転写ベルト20上で省スペース
(図2と図3におけるレジストマークの占める面積の比
較において)となる点に特徴を有する。 【0046】この位置ずれ量の補正プロセスは、機内温
度の変化により機内各部材の膨張が色ずれ発生の原因に
なるので、所定の機内温度(特に書き込み装置近辺の温
度)に達したら実施される。または、コピー量に応じ
て、例えば、500〜600コピーに一回程度の割で行
われるのが好ましい。 【0047】次に、図1に基づいて画像形成プロセスを
説明する。前述した検出手段によって色ずれ量が検出さ
れ、補正手段によって色ずれ量が基準値内に補正された
状態で、通常の画像形成プロセスに入る。 【0048】通常の画像形成プロセスは、画像記録のス
タートと同時に不図示の感光体駆動モータの始動により
色信号Yの感光体10は矢印で示す反時計方向に回転さ
れ、同時にスコロトロン帯電器11の帯電作用により感
光体10に電位の付与が開始される。 【0049】感光体10は電位を付与されたあと、書き
込み装置12によってYの画像データに対応する画像の
書き込みが開始され、感光体10の表面に原稿画像のY
の画像に対応する静電潜像が形成される。 【0050】前記の静電潜像はYの現像器13により非
接触の状態で反転現像され、感光体10の回転に応じY
のトナー像が感光体10上に形成される。 【0051】当該感光体10上に形成されたYのトナー
像は、Yの転写器25の作用により、中間転写ベルト2
0上に転写される。 【0052】その後、前記感光体10はクリーニング装
置14によって清掃され、次の画像形成サイクルにはい
る(以下、M、C、Kのクリーニングプロセスにても同
様故、説明を省略する)。 【0053】次いで、書き込み装置12によってM(マ
ゼンタ)の色信号すなわちMの画像データに対応する画
像書き込みが行われ、感光体10の表面に原稿画像のM
の画像に対応する静電潜像が形成される。当該静電潜像
は、Mの現像器13により感光体10上にMのトナー像
となり、Mの転写器25において、中間転写ベルト20
上の前記Yのトナー像と同期が取られ、前記Yのトナー
像の上に重ね合わされる。 【0054】同様のプロセスにより、Y、Mの重ね合わ
せトナー像と同期が取られ、C(シアン)のトナー像
が、Cの転写器25において、前記のY、Mの重ね合わ
せトナー像上へ重ね合わされ、更にY、M、Cの重ね合
わせトナー像と同期が取られ、K(黒)のトナー像が、
Kの転写器25において、前記のY、M、Cの重ね合わ
せトナー像上へ重ね合わされ、中間転写ベルト20上に
Y、M、CおよびKの重ね合わせトナー像が形成され
る。 【0055】重ね合わせトナー像が担持されている中間
転写ベルト20は矢印のように時計方向に送られ、転写
材Pが紙カセット72より、紙送り出しローラ70によ
って送り出され、搬送ローラ73を経て、タイミングロ
ーラ71へ搬送され、当該タイミングローラ71の駆動
によって、中間転写ベルト20上の重ね合わせトナー像
と同期がとられて、トナーと反対極性の直流電圧がに印
加されている転写ローラ26(中間転写ベルト20に当
接状態にある)の転写領域Sに給送され、中間転写ベル
ト20上の重ね合わせトナー像が転写材Pに転写され
る。 【0056】その後、中間転写ベルト20は走行し、除
電ローラ27で残留トナーの電荷が弱められ、当該中間
転写ベルト20に当接したクリーニングブレード29に
より清掃され、次の画像形成サイクルに入る。 【0057】重ね合わせトナー像が転写された転写材P
は、更に定着装置40へと送られ、第1定着ローラ41
と第2定着ローラ42の間のニップ部Tで熱と圧力とが
加えられながら挟持搬送され、重ね合わせトナー像が溶
融定着された転写材Pは排紙ローラ81によって排紙皿
82へ搬送される。 【0058】 【発明の効果】重ね合わせレジストマークを使用して色
ずれを判定し、基準値内の場合には、位置ずれ補正プロ
セスを省略できるため、印刷スピードが上がり、かつ、
重ね合わせレジストマーク故、中間転写ベルト上での省
スペース化がはかれる。
【図面の簡単な説明】 【図1】画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図で
ある。 【図2】中間転写ベルト上に形成されたK、Y、M、C
を重ね合わせたレジストマークの図である。 【図3】中間転写ベルト上に形成された、基準のK
(黒)と、比較すべき各色レジストマークを示す図であ
る。 【図4】位置ずれ補正のプロセスを説明するためのブロ
ック図である。 【符号の説明】 1 画像形成手段 10 感光体 12 書き込み装置 20 中間転写ベルト 25 転写器 26 転写ローラ 3 ベルトユニット 35 レジストセンサ 60,61,62,63,64,65,66 レジスト
マーク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 それぞれ感光体、帯電器、露光ユニッ
    ト、現像器を有する複数の画像形成手段によって形成さ
    れたトナー像を重ね合わせて像担持体上にカラー画像を
    形成する画像形成装置において、前記像担持体上に、第
    1のレジストマークを形成する第1の画像形成手段と第
    2のレジストマークを形成する第2の画像形成手段と、
    前記第1と第2のレジストマークの重ね合わせレジスト
    マークおよび前記第1、第2各々のレジストマークを検
    出する検出手段と、前記第1と第2のレジストマーク間
    に生じた位置の差を算出する演算手段と、前記算出した
    位置の差により位置不良を判定する判定手段と、前記位
    置不良の判定手段より第2のレジストマークの位置を補
    正する補正手段を有し、まず重ね合わせレジストマーク
    のみを形成して前記検出手段によって検出し、当該重ね
    合わせの位置の差が所定の基準値より大きい場合に第1
    と第2のレジストマークを形成して、第2のレジストマ
    ークの位置補正を行うように構成されたことを特徴とす
    る画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100782833B1 (ko) 2006-01-20 2007-12-06 삼성전자주식회사 칼라 레지스트레이션 오차 검출수단을 구비하는 인쇄기 및그 칼라 레지스트레이션 오차 검출 방법
KR101096529B1 (ko) 2010-06-23 2011-12-20 한국기계연구원 분할잉크챔버가 설치된 전자회로 인쇄용 윤전인쇄기와 이의 인쇄방법

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