JP2003107842A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003107842A
JP2003107842A JP2001296649A JP2001296649A JP2003107842A JP 2003107842 A JP2003107842 A JP 2003107842A JP 2001296649 A JP2001296649 A JP 2001296649A JP 2001296649 A JP2001296649 A JP 2001296649A JP 2003107842 A JP2003107842 A JP 2003107842A
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Kenji Izumiya
賢二 泉宮
Hiroyuki Maruyama
宏之 丸山
Tadayuki Ueda
忠行 植田
Takaharu Okutomi
隆治 奥富
Shinobu Kishi
岸  忍
Tomohito Ogata
智史 小片
Hidefumi Nishikawa
英史 西川
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主走査方向の色ずれ量を精度良く検出できる
カラーレジストマークを有する画像形成装置を提供する
こと。 【解決手段】 それぞれの画像形成手段によって像担持
体上に形成された画像の主走査方向の色ずれ量を、前記
像担持体上の主走査方向に設けられたZ形状のレジスト
マークを読み取ることによって検出する検出手段と、当
該色ずれ量を補正する補正手段とを用い、前記検出手段
によって検出された、前記レジストマークの先頭ライン
から後尾ライン迄の距離と、前記先頭ラインが前記検出
手段を通過する点から前記先頭ラインと前記後尾ライン
の対角ラインが前記検出手段を通過する点迄の距離との
比によって、補正することを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像の色ず
れ量を補正する電子写真方式の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、色ずれ量を検出するのに、安価な
反射型センサを用いて像担持体上に形成された「フの
字」の形状のレジストマークを検出し、前記反射型セン
サの走査ライン上で、当該フの字の先頭ラインと斜めラ
インの交差する点の距離(時間)と像担持体の周速(以
下、走行速度ともいう)から色ずれ量を計測する技術が
公開されている。
【0003】図5は駆動ローラ偏心、中間転写ベルトの
厚みムラによる周期的な周速変動の傾向を示す図である
が、図において、画像形成装置の駆動系の回転ムラや、
中間転写ベルトの厚みムラ、駆動ローラ偏心等による周
速変動が生じ、これらの合成された周速変動の影響がベ
ルトの周速に現れるため、色ずれ量を検出する上で、高
精度が得られない問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、像担持体面
の周速変動が生じる場合でも、精度良くレジストマーク
を検出し、色ずれ量を補正できる画像形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】それぞれ感光体、帯電
器、露光ユニット、現像器を有する複数の画像形成手段
によって形成されたトナー像を重ね合わせて像担持体上
にカラー画像を形成する画像形成装置において、各画像
形成手段によって前記像担持体上に形成された画像の主
走査方向の色ずれ量を、前記像担持体上の主走査方向に
設けられたZ形状のレジストマークを読み取ることによ
って検出する検出手段と、当該色ずれ量を補正する補正
手段とを用い、前記検出手段によって検出された、前記
レジストマークの先頭ラインから後尾ライン迄の距離
と、前記先頭ラインが前記検出手段を通過する点から前
記先頭ラインと前記後尾ラインの対角ラインが前記検出
手段を通過する点迄の距離との比によって、補正するこ
とを特徴とする画像形成装置。
【0006】
【発明の実施の形態】はじめに、本発明に係わる画像形
成装置について説明する。
【0007】本発明の実施の形態における説明では、本
明細書に用いる用語により本発明の技術範囲が限定され
ることはない。
【0008】図1は画像形成装置の全体構成の一例を示
す模式図である。図において、10は感光体、11は帯
電手段であるスコロトロン帯電器、12は画像書き込み
手段である書き込み装置、13は現像手段である現像
器、14は感光体10の表面を清掃するためのクリーニ
ング装置、15はクリーニングブレード、16は現像ス
リーブ、20は像担持体である中間転写ベルトを示す。
画像形成手段1は感光体10、スコロトロン帯電器1
1、現像器13、およびクリーニング装置14等からな
っており、各色毎の画像形成手段1の機械的な構成は同
じであるので、図ではY(イエロー)系列のみの構成に
ついて参照符号を付けており、M(マゼンタ)、C(シ
アン)およびK(黒)の構成要素については参照符号を
省略した。
【0009】各色毎の画像形成手段1の配置は中間転写
ベルト20の走行方向に対して、Y、M、C、Kの順に
なっており、各感光体10は中間転写ベルト20の張設
面に接触し、接触点で中間転写ベルト20の走行方向と
同方向、かつ、同線速度で回転する。
【0010】中間転写ベルト20は駆動ローラ21、ア
ースローラ22、テンションローラ23、除電ローラ2
7、従動ローラ24に張架され、これらのローラと中間
転写ベルト20、転写器25、クリーニング装置28等
でベルトユニット3を構成する。また、図5で示すよう
に、各感光体のピッチDは中間転写ベルト20の駆動ロ
ーラの周長の整数倍にしてあり、各色の転写部で、中間
転写ベルト20の走行速度が同速になり、駆動ローラの
周速変動の影響を極力受け難くしてある。
【0011】中間転写ベルト20の走行は不図示の駆動
モータによる駆動ローラ21の回転によって行われる。
【0012】感光体10は、例えばアルミ材によって形
成される円筒状の金属基体の外周に導電層、a−Si層
あるいは有機感光体(OPC)等の感光層を形成したも
のであり、導電層を接地した状態で図の矢印で示す反時
計方向に回転する。
【0013】読み取り装置80からの画像データに対応
する電気信号は不図示の半導体レーザで光信号に変換さ
れ、感光体10上に投射される。
【0014】現像器13は、感光体10の周面に対し所
定の間隔を保ち、感光体10の回転方向と最接近におい
て同方向に回転する円筒状の非磁性ステンレスあるいは
アルミ材で形成された現像スリーブ16を有している。
【0015】中間転写ベルト20は、体積抵抗率106
〜1012Ω・cmの無端ベルトであり、例えば変性ポリ
イミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエ
チレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロ
イ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散
した、厚さ0.1〜1.0mmの半導電性フィルム基体
の外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層として
厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2層
構成のシームレスベルトである。ベルトの基体として
は、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム等に導
電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導電性ゴ
ムベルトを使用することもできる。
【0016】25は転写器で、トナーと反対極性(本実
施の形態においてはプラス極性)の直流が印加され、感
光体10上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20
上に転写させる機能を有する。転写器25としてはコロ
ナ放電器の他に転写ローラを用いることもできる。
【0017】26はアースローラ22から当接解除可能
な転写ローラで、中間転写ベルト20上に形成されたト
ナー像を転写材Pに再転写する。
【0018】28はクリーニング装置で、中間転写ベル
ト20を挟んで従動ローラ24に対向して設けられてい
る。トナー像を転写材Pに転写後、中間転写ベルト20
は、トナーと同極性または逆極性の直流電圧を重畳した
交流電圧が印加された除電ローラ27で残留トナーの電
荷が弱められ、クリーニングブレード29によって周面
上に残ったトナーが清掃される。
【0019】35は本発明に係わるレジストマークを読
み取ることによって色ずれ量を検出する検出手段である
レジストセンサである。
【0020】40は加熱手段である定着装置で第1定着
ローラ41と圧着手段である第2定着ローラ42を有し
ている。
【0021】70は紙送り出しローラ、71はタイミン
グローラ、72は紙カセット、73は搬送ローラであ
る。
【0022】以下、本発明に係わる主走査方向の色ずれ
量の検出と補正について説明をする。
【0023】図2はベルト上に形成されたレジストマー
クの図である。図において、20は中間転写ベルト、6
0、61、62、63は先頭ラインと後尾ラインに45
°の対角ラインを有するZ形状のレジストマークであ
る。35はレジストセンサで、中間転写ベルト20の表
面に近設されている。
【0024】はじめに、画像形成手段1(図1参照)に
よる原稿情報からの各色トナー像を中間転写ベルト上に
重ね合わす画像形成プロセスに入る前に、不図示のパタ
ーンジェネレータからの信号によるZ形状の各色のレジ
ストマーク60(K)、61(C)、62(M)、63
(Y)が、同時露光で各像形成手段1によって感光体1
0上に形成され、中間転写ベルト20上に4色同時に転
写される(同時転写により、ベルト駆動ローラの周速変
動の影響を受け難くしている)。ただし、本実施の形態
では、図2に示すように、前記中間転写ベルト20の主
走査方向の両端近傍に各々1セット(各2ケ)の各色の
Z形状のレジストマークを形成する(複数個のレジスト
マークを検知し、その平均をとることによって補正精度
を上げている)。当該レジストマークは矢印F方向に走
行する中間転写ベルト20と共に送られ、レジストセン
サ35近傍に搬送されてくると、当該レジストセンサ3
5のLEDがONとなり、レジストマーク検出動作に入
る(なお、全レジストマークの通過後はLEDはOFF
する)。
【0025】レジストセンサ35は先頭の基準となるK
(黒)のレジストマーク60の先頭ラインから後尾ライ
ン迄の距離(時間)と、前記先頭ラインから前記先頭ラ
インと前記後尾ラインの対角ライン間をレジストセンサ
35によって走査される距離(時間)が検知され、制御
部S(図1参照)でそれら距離比が記憶される。次に、
前記レジストセンサ35はC、M、Yの順に、Kのレジ
ストマークの検出と同様に距離比が記憶され、前記Kと
各色の距離比が比較され、主走査方向の色ずれ量が検出
される。
【0026】前記色ずれ量は、制御部S内の補正手段に
よって、主走査有効画像領域信号(H−Valid)を
ずらし、さらに、高精度に調整するために、ビームディ
テクト信号(INDEX)をディレイ素子で僅かに遅延
させ、書き込み装置12(図1参照)の投光(発光)タ
イミングを微妙に調整することによって、補正される。
【0027】また、ビームスキャン方向の倍率である主
走査倍率は、画素CLK(CLOCK)の周波数の調整
によって補正され、ビームスキャン方向の左右の倍率差
である部分横倍率は、書き込み装置12(図1参照)と
露光面との平行度の調整によって補正される。
【0028】Z形状のレジストマークによる検出プロセ
スは色ずれ量が規定値になるまで繰り返されて、その
後、実際の重ね合わせ画像形成のプロセスに至る。
【0029】この色ずれ量の補正プロセスは、機内温度
の変化により機内各部材の膨張が色ずれ発生の原因にな
るので、所定の機内温度(特に書き込み装置近辺の温
度)に達したら実施される。または、コピー量に応じ
て、例えば、500〜600コピーに一回程度の割でユ
ーザが行ってもよいし、定期点検時に実施されてもよ
い。
【0030】次に、本発明に係わるZ形状のレジストマ
ークによる主走査方向の色ずれ量の検知法について詳し
く説明をする。
【0031】図3はZ形状のレジストマークを拡大した
図である。図において、Fはレジストマークが走行する
方向、604はレジストセンサ35の走査ラインで、T
2は先頭ライン601と後尾ライン603間をレジスト
センサ35(図2参照)が検出する時間である。T
1は、前記先頭ライン601と対角ライン602をレジ
ストセンサ35が検出する時間である。いま、先頭ライ
ン601と後尾ライン603間の理想画素(以下、ドッ
トともいう)数をLドットとすると、走査ライン604
上での先頭ライン601と対角ライン602間のドット
数H=L×T1/T2となる。
【0032】ある時間(例えばKの検出時間)の中間転
写ベルト(レジストマーク)の走行速度をV0、別の時
間(例えばCの検知時間)の走行速度をV1とすると、
検知時間は、それぞれL/V0、L/V1となり、異なる
時間を識別してしまう。ここで、走査ライン604上で
前記先頭ライン601と対角ライン602間のドット数
をH(同時露光、同時転写により一定)とすると、ある
時間ではT1=H/V0、T2=L/V0で、別の時間では
1=H/V1、T2=L/V1となり、前記のL×T1
2の式にT1、T2を入れると、L×(H/V0)/(L
/V0)=H、L×(H/V1)/(L/V1)=Hとな
る。したがって、周速変動に関係なく先頭ライン601
と対角ライン602がレジストセンサ35を通過する時
間のドット数Hを検出する。すなわち、基準となるKの
Hと比較する色のHとの差から主走査方向の色ずれ量を
補正することができる。
【0033】なお、本実施の形態においては先頭ライン
と後尾ライン間との距離(時間)と先頭ラインと対角ラ
イン間との距離(時間)の比で説明したが、先頭ライン
と後尾ライン間との距離(時間)と対角ラインと後尾ラ
イン間との距離(時間)の比を用いることもできる。
【0034】図4は従来のフの字型レジストマークとZ
形状レジストマークの比較説明のための図である。
【0035】図(a)において、基準となるレジストマ
ーク(K)の走行速度v0のとき、先頭ライン601
と、対角ライン602の走査ライン604との交点間の
ドット数h、先頭ライン601と後尾ライン603間の
ドット数kと検出した場合、比較されるレジストマーク
(例えば、Cの場合)のときの走行速度がv1のとき、
主走査方向にdドットの差(ずれ)が生じていたとする
と、先頭ライン601と、対角ライン602の走査ライ
ン604との交点間のドット数をnと検知するので、d
=n−hドットの主走査方向のずれを補正すれば良いこ
とになる。
【0036】図(b)は従来のフの字型レジストマーク
である。図に示すように、基準となるレジストマーク
(K)の走行速度がv0のときと比較されるレジストマ
ーク(例えば、Cの場合)の走行速度がv1のとき、主
走査方向に色ずれがなく、先頭ライン601と斜めライ
ン605の走査ライン604との交点間の距離mが同一
の場合でも、周速変動のため異なる時間t0、t1と検出
してしまいt1×v1−t 0×v0なる画素ずれと検出して
しまう危険性がある。
【0037】したがって、本発明は、先頭ラインと後尾
ライン間がレジストセンサを通過する距離(時間)と先
頭ラインと対角ラインがレジストセンサを通過する距離
(時間)の比をとることにより、検知される主走査方向
の色ずれ量が像担持体の周速変動の影響を受けないよう
にしたことを特徴としている。
【0038】次に、図1に基づいて画像形成プロセスを
説明する。はじめに、色ずれ補正プロセスから始める。
不図示の感光体駆動モータの始動により、感光体10は
矢印で示す反時計方向に回転され、同時にスコロトロン
帯電器11の帯電作用により感光体10に電位の付与が
開始される。
【0039】感光体10は電位を付与されたあと、不図
示のパターンジェネレータからZ形状のレジストマーク
の信号が光信号に変換され、当該光信号は書き込み装置
12によって各感光体10上へ同時に投光され、静電潜
像を形成する。さらに、各色の画像形成手段1によって
各感光体10上に各色トナーのレジストマークが同時に
形成される。当該レジストマークは各転写器25で、同
時に、中間転写ベルト20上へ転写され、各色のレジス
トマーク(図2参照)が形成される。その後、各色のレ
ジストマークは、中間転写ベルト20上に担持されて、
Kを先頭にC、M、Yの順に搬送され、転写ローラ26
(転写ローラ26は、レジストマークが転写領域を搬送
されている間は、中間転写ベルト20から当接解除され
ている)を経て色ずれ検出部であるレジストセンサ35
に至る。ここで、基準となるKと各C、M、Yの主走査
方向の色ずれ量が検知され、制御部S内の補正手段によ
って当該色ずれ量が所定の規格内に補正されて補正プロ
セスは完了する。
【0040】次に、色ずれ補正がなされた状態で、画像
記録のスタートにより不図示の感光体駆動モータの始動
により第1の色信号Y(イエロー)の感光体10は矢印
で示す反時計方向に回転され、同時にスコロトロン帯電
器11の帯電作用により感光体10に電位の付与が開始
される。
【0041】感光体10は電位を付与されたあと、書き
込み装置12によって第1の色信号、すなわち、Yの画
像データに対応する画像の書き込みが開始され、感光体
10の表面に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像が
形成される。
【0042】前記の静電潜像は現像器13により非接触
の状態で反転現像され、感光体10の回転に応じYのト
ナー像が感光体10上に形成される。
【0043】当該感光体10上に形成されたYのトナー
像は、Yの転写器25の作用により、中間転写ベルト2
0上に転写される。
【0044】その後、前記感光体10はクリーニング装
置14によって清掃され、次の画像形成サイクルにはい
る(以下、M、C、Kのクリーニングプロセスにても同
様故、説明を省略する)。
【0045】次いで中間転写ベルト20は、前記Yのト
ナー像と同期が取られ、書き込み装置12によってM
(マゼンタ)の画像データに対応する画像書き込みが行
われ、Mの画像形成手段1によりMのトナー像が、感光
体10上に形成され、Mの転写器25において、前記の
Yのトナー像の上から重ね合わされる。
【0046】同様のプロセスにより、Y、Mの重ね合わ
せトナー像と同期が取られ、C(シアン)の画像形成手
段1により、感光体10上に形成された、Cの画像デー
タに対応するトナー像が、Cの転写器25において、前
記のY、Mのトナー像上へ重ね合わされ、更にY、M、
Cの重ね合わせトナー像と同期が取られ、K(黒)の画
像形成手段1により、感光体10上に形成された、Kの
画像データに対応するトナー像が、Kの転写器25にお
いて、前記のY、M、Cのトナー像上へ重ね合わされ、
中間転写ベルト20上にY、M、CおよびKの重ね合わ
せトナー像が形成される。
【0047】重ね合わせトナー像が担持されている中間
転写ベルト20は矢印のように時計方向に送られ、転写
材Pが紙カセット72より、紙送り出しローラ70によ
って送り出され、搬送ローラ73を経て、タイミングロ
ーラ71へ搬送され、当該タイミングローラ71の駆動
によって、中間転写ベルト20上の重ね合わせトナー像
と同期がとられて、トナーと反対極性の直流電圧がに印
加されている転写ローラ26(中間転写ベルト20に当
接状態)の領域に給送され、中間転写ベルト20上の重
ね合わせトナー像が転写材Pに転写される。
【0048】その後、中間転写ベルト20は走行し、除
電ローラ27で残留トナーの電荷が弱められ、当該中間
転写ベルト20に当接したクリーニングブレード29に
より清掃され、次の画像形成サイクルに入る。
【0049】重ね合わせトナー像が転写された転写材P
は、更に定着装置40へと送られ、第1定着ローラ41
と第2定着ローラ42の間のニップ部Tで熱と圧力とが
加えられながら挟持搬送され、重ね合わせトナー像が溶
融定着された転写材Pは排紙ローラ81によって排紙皿
82へ搬送される。
【0050】
【発明の効果】中間転写ベルトの厚みや、駆動ローラの
偏心等による周期的な周速変動の要因がある場合でも、
本発明に係るレジストマークにより中間転写ベルトの周
速変動の影響を受けることなく、精度良く主走査方向の
色ずれ量が検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図で
ある。
【図2】ベルト上に形成されたレジストマークの図であ
る。
【図3】Z形状のレジストマークを拡大した図である。
【図4】従来のフの字型レジストマークとZ形状レジス
トマークの比較説明のための図である。
【図5】駆動ローラ偏心、中間転写ベルトの厚みムラに
よる周速変動の傾向を示す図である。
【符号の説明】
1 画像形成手段 10 感光体 12 書き込み装置 20 中間転写ベルト 25 転写器 26 転写ローラ 3 ベルトユニット 35 レジストセンサ 60,61,62,63 レジストマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥富 隆治 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 岸 忍 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 小片 智史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 (72)発明者 西川 英史 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内 Fターム(参考) 2H027 DA09 DA44 DE02 DE07 DE10 EC03 EC06 EC07 EC09 EC10 ED01 ED06 ED24 EE02 EE03 EE04 FA28 2H030 AA01 AB02 AD07 AD17 BB16 BB23 BB36 BB42 BB46 BB56 BB63 2H200 FA04 FA17 GA12 GA16 GA18 GA23 GA34 GA44 GA47 GA51 GB22 HA03 HA12 HB03 HB12 HB22 JA02 JC03 JC11 JC12 JC15 JC16 JC18 JC19 JC20 MA04 MA11 MA20 MB02 MB04 NA06 PA12 PA19 PA26 PB13 PB15 PB16 PB20 PB27 PB33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ感光体、帯電器、露光ユニッ
    ト、現像器を有する複数の画像形成手段によって形成さ
    れたトナー像を重ね合わせて像担持体上にカラー画像を
    形成する画像形成装置において、各画像形成手段によっ
    て前記像担持体上に形成された画像の主走査方向の色ず
    れ量を、前記像担持体上の主走査方向に設けられたZ形
    状のレジストマークを読み取ることによって検出する検
    出手段と、当該色ずれ量を補正する補正手段とを用い、
    前記検出手段によって検出された、前記レジストマーク
    の先頭ラインから後尾ライン迄の距離と、前記先頭ライ
    ンが前記検出手段を通過する点から前記先頭ラインと前
    記後尾ラインの対角ラインが前記検出手段を通過する点
    迄の距離との比によって、補正することを特徴とする画
    像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記レジストマークは主走査方向、副走
    査方向に各色複数設けられており、前記検出手段による
    各色の検出データの平均値をとり、その中の1色のデー
    タを基準として各色の主走査方向の色ずれ量を前記補正
    手段によって補正することを特徴とする請求項1に記載
    の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記像担持体は転写ベルト、中間転写ベ
    ルト、感光体ベルトのいずれかであることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8279473B2 (en) 2008-04-25 2012-10-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image processing system, printer driver, scanner driver, printing device and reading device

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