JP2003114552A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003114552A
JP2003114552A JP2001309505A JP2001309505A JP2003114552A JP 2003114552 A JP2003114552 A JP 2003114552A JP 2001309505 A JP2001309505 A JP 2001309505A JP 2001309505 A JP2001309505 A JP 2001309505A JP 2003114552 A JP2003114552 A JP 2003114552A
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image forming
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Satoshi Fukushima
聡 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、さまざまな要因に起因する短期
的、長期的、画像濃度、階調再現性の変動を有効に補正
しかつ、一方、長期にわたって記録材と定着部材との離
型性が維持することにより安定な画像形成を実現するこ
とを目的とする。 【解決手段】 入力された画像データに応じて記録材上
に形成された可視画像を、定着部材によって加熱溶融す
ることにより記録材上への定着を行なう画像形成装置に
おいて、画像形成条件を制御する手段を有し、記録材上
に特定の画像パターンを形成し、前記パターン形成手段
により記録材上に形成された画像パターンを読み取り、
読み取られた前記画像パターンの特性に基づいて画像形
成条件を制御する画像形成装置であって、前記特定の画
像パターンを形成する際に前記定着部材の温度を変更す
る事を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録材上に画像を
形成する電子写真方式等の複写機、プリンタ等の画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特定画像パターンを記録材上に形成し、
前記画像パターンの特性を読み取り、濃度補正、階調補
正等を行い、画像品質を所望の特性に調整し安定性を向
上させる手法(以下キャリブレーション)が知られてい
る。
【0003】例えば、複写機やプリンタ装置等の画像形
成装置の出力画像を較正する方法として、以下の様な手
法が知られている。即ち、画像形成装置を起動させて、
ある特定のテストパターンを録材上に形成した後、形成
された記録材上のテストパターンの濃度あるいは色度と
いった画像情報を画像読み取り手段にて読み取り、その
画像情報に基づいて画像形成条件にフィードバックさせ
ることにより、画像品質の安定性を向上させる手法が知
られている。
【0004】電子写真方式の画像形成装置の場合を例に
とると、最大画像濃度を補正するために潜像および現像
コントラスト電圧を、帯電バイアス電圧や現像バイアス
電圧を制御し、また階調特性を補正するために階調補正
テーブルを変更する画像キャリブレーション手法が知ら
れている。
【0005】一方、従来から、可視画像、例えばトナー
像を記録材に形成した後、定着部材によって加熱するこ
とにより定着を行なう、例えば電子写真方式の画像形成
装置が知られている。このような画像形成装置は前記定
着部材に少量の例えばシリコーンオイル等を塗布して、
記録材と定着部材との離型性を向上させることが一般的
に知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記手法は好適に作用
するものであるが、前記クリーニング部材を当接させる
ことにより、定着部材に塗布されたシリコーンオイル等
のオイルの均一性が低下してしまう。さらに、画像形成
を長期に繰り返すことによりその程度が悪化してしま
う。また定着部材上のオイルは、均一性が低下した状態
で画像形成に際して記録材上の画像上に転移付着する。
【0007】一方、このように転移付着したオイルの不
均一性は、記録材上に形成された画像を観察する限りに
おいては画像品質に大きく影響を及ぼすことは無い。と
りわけ、画像に付着したオイルは経時的に記録材上の例
えばトナーあるいは記録材自体に吸収されてゆき、上記
不均一性はより影響がなくなって行くことになる。
【0008】しかしながら、上述したように特定のテス
トパターンを記録材上に形成した後、形成された記録材
上のテストパターンの濃度あるいは色度といった画像情
報を画像読み取り手段にて光学的に読み取りキャリブレ
ーションを実施する際には問題が生じた。
【0009】テストパターン上に転移付着したオイル
は、画像読み取り手段にて光学的にテストパターンの濃
度あるいは色度等を読み取る際に入射光の正反射成分が
増加し、一方乱反射成分が減少する事になる。すなわ
ち、前記キャリブレーションを実行する際に上述したよ
うに定着ローラーの表面に塗布されたオイルの均一性が
低下した場合、検出部に入射するべき光量が不安定とな
り、テストパターンの濃度が正確に検出できなくなる。
【0010】さて、オイルの付着量に変化が無い場合は
一律の補正を行うことが可能であるが、前述したように
均一性低下し、さらに経時的に悪化してゆくと補正する
ことは不可能となり、正確な画像特性を検知することが
できず、キャリブレーションの精度が悪化し画像品質目
標を達成できなくなってしまうことになる。さらに階調
特性の補正を行うキャリブレーションを実施する場合、
複数の階調を有するテストパターンを形成する必要があ
り、平均化等による補正十分に行う事ができない。加え
てこのようなキャリブレーションは記録材上に画像を形
成した直後に実行するので、前記不均一性の影響を最も
受けやすい。
【0011】以上のような問題が生じ、キャリブレーシ
ョンが精度悪化し画像品質の安定性を維持できないとい
った問題があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、さまざまな要
因に起因する短期的、長期的、画像濃度、階調再現性の
変動を有効に補正しかつ、一方、長期にわたって記録材
と定着部材との離型性が維持することにより安定な画像
形成を実現することを目的とし、入力された画像データ
に応じて記録材上に形成された可視画像を、定着部材に
よって加熱溶融することにより記録材上への定着を行う
画像形成装置において、画像形成条件を制御する手段を
有し、記録材上に特定の画像パターンを形成し、前記パ
ターン形成手段により記録材上に形成された画像パター
ンを読み取り、読み取られた前記画像パターンの特性に
基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置であっ
て、前記特定の画像パターンを形成する際に前記定着部
材の温度を変更する事を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の実施
例について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下
では、本発明を複数ドラムを有する電子写真方式カラー
複写機に適用する実施例を説明するが、これに限らず、
各種方式の電子写真複写機、あるいはプリンタ、モノカ
ラー方式、電子写真以外の画像形成装置にも適用できる
ことは言うまでもない。
【0014】図1は本発明にかかる一実施例のカラー複
写機の構成例を示す外観図である。
【0015】フルカラーの画像形成方法について説明す
る。原稿台ガラス102上に置かれた原稿は、光源10
3によって照射され、光学系104を介してCCDセン
サー105に結像される、CCDセンサー105は、3
列に配置されたレッド(R)、グリーン(G)、ブルー
(B)のCCDラインセンサー群により、ラインセンサ
ー毎にR、G、B、の色成分信号を生成する。
【0016】これらの読取光学系ユニットは矢印の方向
に走査することにより、原稿をライン毎の電気信号デー
タ列に変換する。
【0017】また、原稿台ガラス面に、CCDセンサー
105の白レベルを決定するためと、CCDセンサー1
05のスラスト方向のシェーディングを行うための、基
準白色板106が配置してある。
【0018】CCDセンサー105により得られた画像
信号は、リーダー画像処理部108にて画像処理された
後、プリンタ部Bに送られ、プリンタ制御部109で画
像処理される。
【0019】図2は本実施例に係るリーダー部Aの画像
処理部108およびプリンタ部Bのプリンタ制御部10
9における画像信号の流れを示すブロック図である。同
図に示すように、CCDセンサー105より出力される
画像信号は、アナログ信号処理部201に入力され、そ
こでゲイン調整、オフセット調整をされた後、A/Dコ
ンバーター202で、各色信号毎に8bitのデジタル
画像信号R1、G1、B1、に変換される。その後、シ
ェーディング補正部203に入力され、色ごとに基準白
色板106の読み取り信号を用いた、公知のシェーディ
ング補正が施される。
【0020】CCDセンサー105の各ラインセンサー
は、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、図
2のラインディレイ回路204において、副走査方向の
空間的ずれを補正する。入力マスキング部205は、C
CDセンサーのR、G、Bフィルターの分光特性で決ま
る読取色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分
であり、3×3のマトリックス演算を行う。
【0021】光量/濃度変換部(LOG変換部)206
はルックアップテーブル(LUT)RAMにより、構成
され、R4、G4、B4の輝度信号がY0、M0、C0
の濃度信号に変換される。マスキング及びUCR回路2
08は、入力されたY1、M1、C1の3原色信号によ
り黒信号(Bk)を抽出し、さらに、プリンタ部Bでの
記録色材の色濁りを補正する演算を施して、Y2、M
2、C2、Bk2の信号を各読取動作の度に順次所定の
ビット幅(8bit)で出力する。
【0022】空間フィルタ処理部(出力フィルタ)20
9は、エッジ強調またはスムージング処理を行う。ま
た、画像メモリー部210は上記のように処理されたY
3、M3、C3、Bk3を一旦記憶し、プリンタの画像
形成に同期してLUT209に送り出す。LUT211
は、リーダー部Aにおいてプリンタ部Bの理想的な階調
特性に合わせるべく濃度補正を行う。LUT211から
出力された信号は、プリンタ制御部109へ順次送られ
る。
【0023】なお、この画像形成装置にはパタ−ンジェ
ネレ−タ212がのせてあり、図10、図11に示すパ
タ−ンが登録されており、パルス幅変調器26に直接信
号を渡すことができるようになっている。このように処
理されたY5、M5、C5、Bk5の画像信号は、プリ
ンタ制御部109に送られる。
【0024】次にプリンタ部Bの説明を行う。プリンタ
制御部109に送られた画像信号はレーザードライバー
217によりPWMされたレーザービームに変換され
る。図1において、110はポリゴンスキャナで、前記
レーザービームを走査して、画像形成部120〜150
の感光ドラム121〜151に照射される。120はイ
エロー色(Y)画像形成部、130はマゼンタ色(M)
画像形成部、140はシアン色(C)画像形成部、15
0はブラック色(Bk)画像形成部で、それぞれ対応す
る色の画像を形成する。画像形成部120〜150は略
同一なので、以下にY画像形成部120の詳細を説明し
て、他の画像形成部の説明は省略する。Y画像形成部1
20において、121は感光ドラムで、ポリゴンスキャ
ナ110からのレーザービームによってその表面に静電
潜像が形成される。
【0025】122は1次帯電器で、感光ドラム121
の表面を所定の電位に帯電させて静電潜像形成の準備を
施す。123は現像器で、感光ドラム121上の静電潜
像を現像してトナー画像を形成する。124は転写ブレ
ードで、転写ベルト111の背面から放電を行い、感光
ドラム121上のトナー画像を転写ベルト111上の記
録紙等へ転写する。
【0026】転写後の感光ドラム121は、クリーナー
127でその表面を清掃され、補助帯電器128で除電
され、さらに前露光ランプ129で残留電荷が消去され
て、再び1次帯電器122によって良好な帯電が得られ
る用にされる。
【0027】また、トナー像が転写された記録紙等は転
写ベルト111によって搬送され、以降M、C、Bkの
順に、順次それぞれの画像形成部にて形成された各色の
トナー像が転写され、4色の画像がその表面に形成され
る。Bk画像形成部を通過した記録紙等は、転写ベルト
111からの分離を容易にするため、除電帯電器112
で除電された後、転写ベルト111から分離される。記
録紙などが分離された転写ベルト111は、転写ベルト
除電帯電器115で除電され、さらに、ベルトクリーナ
ー116で清掃されて、再び記録紙などを吸着する準備
が施される。
【0028】他方、分離された記録紙などは、トナーの
吸着力を補って画像乱れを防止するために、定着前帯電
器113で帯電された後、定着器114でトナー画像が
定着される。
【0029】本実施例においては、短期的、長期的、そ
の他さまざまな画像濃度、階調再現性の変動を有効に補
正し安定したフルカラー画像を形成することを目的とし
て、記録材上に特定の画像パターンを形成し、前記パタ
ーン形成手段により記録材上に形成された画像パターン
を読み取り、読み取られた前記画像パターンの特性に基
づいて画像形成条件を制御している。
【0030】以下に上記制御を説明する。
【0031】本実施例においては画像形成プロセス条件
を制御する第1のキャリブレーション機能と、画像デー
タの補正条件を制御する第2のキャリブレーション機能
を有している。
【0032】最初に、第1のキャリブレーションについ
て説明する。
【0033】図4に第1のキャリブレーションのフロー
図を示す。制御がスタ−トすると、S101においてテ
ストプリント1を上述した画像形成工程に従い出力す
る。この時、テストプリント1を形成するために必要な
用紙の有無をCPU214が判断し、無い場合は警告表
示を行なう。また、このテストプリント1の画像形成時
のコントラスト電位(後述)は、環境に応じた標準状態
のものを初期値として登録しておき、これを用いる。テ
ストパターン1は図10に示すようにY、M、C、Bk
の4色分の中間階調濃度からなる帯パターン51とY、
M、C、Bkの各色の最大濃度パッチ(濃度信号255
レベル)からなるパッチパターン52で形成される。
【0034】S102で出力されたテストプリント1を
原稿台ガラス102にて読み取り、得られたRGB値を
変換用のLUTを用いて光学濃度に換算する。前記LU
Tには、式(2)を用いて算出した係数があらかじめ設
定されている。補正係数(k)は光学濃度が得られるよ
うに調整されている。
【0035】
【数1】
【0036】次に得られた濃度情報から、最大濃度を補
正する方法を説明する。
【0037】図6に相対感光ドラム表面電位と上述の演
算により得られた画像濃度の関係を示す。その時点で用
いたコントラスト電位、すなわち現像バイアス電位から
一次帯電された後に各色の半導体レ−ザ311、31
2、313、314の最大レベルを発光した時の感光ド
ラム121、131、141、151の表面電位の差
が、aという設定で得られた最大濃度がDaであった場
合、最大濃度の濃度域では、相対ドラム表面電位に対し
て画像濃度が実線Lに示すようなリニアに対応すること
がほとんどである。
【0038】但し、二成分現像系では現像器内のトナ−
濃度が変動して下がってしまった場合、破線Nのように
最大濃度の濃度域で非線型特性になってしまう場合があ
る。従って、ここでは最終的な最大濃度の目標値を1.
6としているが、0.1のマ−ジンを見込んで1.7を
最大濃度を合わせる制御の目標値に設定して制御量を決
定した。なお、ここでのコントラスト電位bは次式
(3)を用いて求めている。
【0039】 b=(a+ka)×1.7/Da ・・・(3) ここで、kaは補正係数であり、現像方式の種類によっ
て値を最適化するのが好ましい(S103)。
【0040】次にコントラスト電位から、グリッド電位
と現像バイアス電位を求める方法について簡単に説明す
る。
【0041】図7にグリッド電位と感光ドラム表面電位
の関係の1例を示す。グリッド電位を−300Vに設定
して、半導体レ−ザ311、312、313、314の
発光パルスレベルを最小にして走査した時の表面電位V
d、半導体レーザ311、312、313、314の発
光パルスレベルを最大にした時の表面電位Vlを表面電
位計125、135、145、155で測定する。同様
にグリッド電位を−700Vに設定した時のVd、Vl
を測定する。−300Vのデ−タと−700Vのデ−タ
とを補間、外挿することでグリッド電位と感光ドラム表
面電位の関係は求めることができる。この電位データを
求めるための制御を電位測定制御と呼ぶ。
【0042】Vdから画像上にカブリトナ−が付着しな
いように設定されたVback(ここでは150Vに設
定)の差を設けて現像バイアスVdcを設定する。コン
トラスト電位Vcontは現像バイアスVdcとVlの
差分電圧であり、このVcontが大きい程最大濃度が
大きくとれるのは上述した通りである。
【0043】計算で求めたコントラスト電位bにするた
めには、図7の関係より何Vのグリッド電位が必要か、
そして何Vの現像バイアス電位が必要かは計算で求める
ことができる。
【0044】ここでは最大濃度を最終的な目標値より
0.1高くなるようにコントラスト電位を求め、そのコ
ントラスト電位が得られるようにグリッド電位および現
像バイアス電位を設定する(S104)。
【0045】図8は原稿画像の濃度が再現される特性を
示す特性変換チャートである。第I領域は、原稿濃度を
濃度信号に変換する画像読み取り装置の特性を示し、第
II領域は濃度信号をレーザ出力信号に変換するための
LUT211の特性を示している。また、第III領域
はレーザ出力信号から出力濃度に変換するプリンタの特
性を示している。また、最大濃度を最終目標値より高め
に設定する上記制御により第III象限のプリンタ特性
図は実線Jのようになる。もし仮に、このような制御を
行なわない時、破線Hのような目標濃度1.6に達しな
いプリンタ特性になる可能性がある。
【0046】破線Hのプリンタ特性の場合、LUT21
1をどのように設定しても、LUT211は最大濃度を
上げる能力は持ち合わせていないので、濃度DHと1.
6の間の濃度は再現不可能となる。第IV領域は原稿濃
度と記録濃度の関係を示しており、この特性は実施例の
複写機における全体的な階調特性を表している。
【0047】次に、第2のキャリブレーションについて
説明する。
【0048】図5に第2のキャリブレーションのフロー
図を示す。LUT211の役割及び階調を補正する方法
について説明する。
【0049】図8に示されるように、この画像形成装置
では、第IV領域の階調特性を線型にするために、第I
II領域のプリンタ部の記録特性が曲っている分を第I
I領域のLUT211によって補正している。LUT2
11は第III領域の特性の入出力関係を入れ換えるだ
けで、容易に作成できる。
【0050】なお、本例では、階調数は8bitのデジ
タル信号で処理しているので、256階調である。
【0051】次に、テストプリント2を出力する(S1
05)。なお、テストプリント2を出力する際は、LU
T211は作用させないで画像形成を行なう。
【0052】テストプリント2は図11に示すように、
Y、M、C、Bkの各色、4列16行の全部で64階調
分のグラデーションのパッチ群により成り立ち、ここで
の64階調パッチは、全部で256階調あるうちの、低
濃度領域を重点的に割り当てている。このようにするこ
とで、ハイライト部における階調特性を良好に調整する
ことができる。
【0053】図11において、61は解像度200lp
i(lines/inch)のパッチ、62は400l
piのパッチである。各解像度の画像を形成するために
は、各色のパルス幅変調器315、316、317、3
18において、処理の対象となっている画像データとの
比較に用いられる三角波の周期を複数用意することによ
って実現できる。
【0054】なお、本画像形成装置は、階調画像は20
0lpiの解像度で、文字等の線画像は400lpiの
解像度で作成している。この2種類の解像度で同一の階
調レベルのパターンを出力しているが、解像度の違いで
階調特性が大きく異なる場合には、解像度に応じて先の
階調レベルを設定するのがより好ましい。
【0055】また、出力したテストプリント2は前述し
た最大濃度補正方法と同様の手順を踏む。
【0056】リーダー部で読み取って補正された濃度値
は、レ−ザ出力レベルと、階調パタ−ンの作成位置とを
対応させて、レ−ザ出力レベルと濃度の関係をメモリ−
に取り込む(S106)。
【0057】この段階で、図8の第III象限に示した
プリンタ特性を求めることができ、プリンタ特性の入出
力関係を入れ換えることにより、このプリンタのLUT
211を決定することができ、設定をおこなう(S10
7)。
【0058】LUT211を計算で求める際に、パッチ
パタ−ンの階調パタ−ン数しかデ−タがないので、濃度
信号の0から255まで全レベルに対して、レ−ザ出力
レベルが対応できるように、途中の不足しているデ−タ
は、補間を行うことにより生成している。
【0059】上記制御により線型な階調特性を得る事が
できる。
【0060】さて、上記第1のキャリブレーションは最
大濃度を補正するものであり、第2のキャリブレーショ
ンは階調を補正するものである。本実施例の電子写真方
式カラー複写機おいては最大の濃度の変化と階調特性の
変化は同様に生じるものではない。前述のように最終的
な最大濃度の目標値は1.6としているが、最大濃度を
合わせる制御の目標値は0.1のマ−ジンを見込んで
1.7に設定してある。これによって例えば他の、環境
に応じた標準状態のVcont等を設定する環境制御、
現像剤のトナー濃度制御等によって最大濃度は目標値近
傍にほぼ制御される。
【0061】しかしながらかなり長期的には現像剤の耐
久劣化、画像形成プロセスに係わる各種ユニットのメカ
ニカルな変化等によって、あるいは現像剤の交換、その
他各種ユニットの交換等により上記多の制御とのミスマ
ッチが生じ、目標の最大濃度が得られなくなる場合が生
じる。このような場合に、第1のキャリブレーションが
有効となる。
【0062】また、前述した階調特性に関しても、上記
他の制御等によりほぼ安定に推移するものであるが、環
境の急峻な変化、感光ドラムの光減衰特性の感度変化等
によってはその変化が許容範囲を超える場合が前記最大
濃度の変化に対して比較的短期的に発生しうる。特に本
実施例にあるカラー複写機に代表されるカラー画像形成
装置においては、僅かな階調特性の変化であってもグレ
ーバランスが崩れ、その使用目的によっては画像品質が
不十分となる場合が有りうる。このような場合に、第2
のキャリブレーションが有効となる。
【0063】本実施例では、上記第1のキャリブレーシ
ョンと第2のキャリブレーションをシーケンシャルに動
作する構成となっている。実際の操作と上記キャリブレ
ーション動作の構成を以下に説明する。
【0064】上記キャリブレーションは使用者が任意に
実施可能である。
【0065】前述のように第1のキャリブレーションを
実施したあとには、画像形成プロセス条件が制御される
ため第2のキャリブレーションを合わせて実施する必要
がある。
【0066】本実施例では、第1のキャリブレーション
と第2のキャリブレーションをシーケンシャルに自動的
に実施するオートキャリブレーション工程を有してい
る。
【0067】図13は前記オートキャリブレーションの
フローを示す図である。図14は操作パネルの表示を表
した図である。図14に示すように、操作パネルの1表
示画面に「オートキャリブレーション」ボタンが表示さ
れ、使用者がボタンを押すことにより、上述したオート
キャリブレーションが実行される。
【0068】上述したように、本実施例においては、上
記オートキャリブレーションを実施することにより短期
的、長期的、その他さまざまな画像濃度、階調再現性の
変動を有効に補正することが可能である。
【0069】次に、上記オートキャリブレーションを実
行する際の定着工程に関して説明する。
【0070】図9は定着器114の概略図である。91
はオイルパンで、不図示のオイルタンクから汲み上げら
あれた定着オイル90は汲み上げローラー92、93に
よってオイル塗布部94へ汲み上げられる。汲み上げら
れたオイル90はオイル塗布ローラー94に当接された
オイル規制ブレード95により規制されたのち、定着ロ
ーラー96に塗布される。定着ローラー96および加圧
ローラー97は170℃に温度調整されていて、また不
図示の加圧バネにより加圧され、定着ローラー96およ
び加圧ローラー97間に定着ニップ部を形成する。
【0071】記録材が前記定着ニップ部に搬送される
と、記録材上のトナー画像が熱および圧力によって記録
材に溶融定着される。この際、ごく少量のトナーが定着
ローラー96へオフセットされ、あるいは記録材の1
部、例えば紙紛当が定着ローラー96へ付着する。これ
らのオフセットトナーあるいは紙粉等の付着物は、定着
ローラー96に当接されたクリーニングウェッブ98に
よって定着ローラー96上から除去される。
【0072】さて、本実施例において前記クリーニング
ウェッブは不織布をベースとしたものであり、その表面
はクリーニング効果を得るために平滑なものではない。
定着ローラー96のクリーニングに対しては効果がある
ものの、上記定着ローラーの表面に塗布されたオイルの
均一性を低下は避けられないが、前述のように、記録材
上に形成された画像を観察する限りにおいては画像品質
に大きく影響を及ぼすことは無い。
【0073】しかしながら、上述したようにキャリブレ
ーションを実行する際に、テストパターンの濃度あるい
は色度といった画像情報を画像読み取り手段にて光学的
に読み取りキャリブレーションを実施する際には問題が
生じた。
【0074】テストパターン上に転移付着したオイル
は、画像読み取り手段にて光学的にテストパターンの濃
度あるいは色度等を読み取る際に入射光の正反射成分が
増加し、一方乱反射成分が減少する事になる。すなわ
ち、前記キャリブレーションを実行する際に上述したよ
うに定着ローラーの表面に塗布されたオイルの均一性が
低下した場合、検出部に入射するべき光量が不安定とな
り、テストパターンの濃度が正確に検出できなくなる。
【0075】一般に定着条件はプリントスピード等のス
ペックを実現しつつ、消費電力を抑制し、また定着部材
の耐久寿命を伸ばす等、画像品質に問題が生じない範囲
に設定される。本実施例においてはc温度を170℃に
設定することで、コピースピードと定着性を両立させて
いる。しかしながらこのような条件では前述したごとく
オイルの均一性が十分ではなくキャリブレーション実効
時の検出濃度が不安低となってしまう。
【0076】本実施例においては、キャリブレーション
実行時上記不具合を生じる事無くテストパターンを出力
するために、キャリブレーションを実行する際のテスト
プリント時に前記定着ローラー96および加圧ローラー
97の温度を高く設定している。
【0077】図3はオイル塗布量と出力画像の光沢度と
の関係の定着ローラー温度差を示したものである。図3
に示されるように、定着ローラー96温度が高いほど光
沢度の塗布量依存性が少なくなる。すなわち、画像読み
取り手段にて光学的にテストパターンの濃度あるいは色
度等を読み取る際に、オイル塗布の不均一性による影響
が少なくなることになる。
【0078】本実施例では、上述したキャリブレーショ
ンを実行する際に、テストプリント1およびテストプリ
ント2の画像形成時に定着ローラー96および加圧ロー
ラー97の温度を190℃に設定している。具体的には
プリンタ制御部109のRAMに設けられた温度制御用
の上下閾値を変更することにより、190℃±2℃の範
囲で定着ローラー96および加圧ローラー97の温度を
制御している。定着ローラー96および加圧ローラー9
7に当接された温度検知用サーミスタ910および91
1の抵抗値が、基準電圧に対する分圧値としてプリンタ
制御部109のA/Dコンバータに入力される。
【0079】入力されたアナログ信号は前記D/Aコン
バータにてデジタル信号に変換されDCコンバータのR
AMに格納される。CPU214によりこの定着ローラ
ー96および加圧ローラー97の温度信号値と上記閾値
とが比較され、検出された定着ローラー96および加圧
ローラー97の温度が高温側の閾値よりも高い場合は定
着ローラー96および加圧ローラー97内に設置された
加熱ヒーターが912および913がOFFされ、検出
された定着ローラー96および加圧ローラー97の温度
が低温側の閾値よりも低い場合は定着ローラー96およ
び加圧ローラー97内に設置された加熱ヒーターが91
2および913がONされることにより定着ローラー9
6および加圧ローラー97の温度が所望の温度に制御さ
れる。
【0080】このようにしてキャリブレーションを実行
する際にの定着ローラー96および加圧ローラー97の
温度が通常の画像形成時よりも高い温度に制御されるこ
とにより、テストプリント1およびテストプリント2が
形成された際にオイル塗布状態の影響を受けず、テスト
プリント1および2の読取に際して安定に濃度あるいは
色度を読み取ることが可能である。
【0081】一方、キャリブレーションを実行する頻度
はまれであるため、高温度設定による定着ローラー96
の劣化や定着ローラー96へのトナー付着等の弊害は極
軽微なものにとどまり、画像形成装置の品質を低下させ
るものではない。
【0082】上述したように、本実施例においてはキャ
リブレーションを実行する際に定着ローラー96および
加圧ローラー97の温度が通常の画像形成時よりも高い
温度に制御されることにより、テストプリント1および
テストプリント2が形成された際にオイル塗布状態の影
響を受けず、テストプリント1および2の読取に際して
安定に濃度あるいは色度を読み取ることが可能となり、
その結果均一なテストパターンの読み取りが実現され、
さまざまな要因に起因する短期的、長期的、画像濃度、
階調再現性の変動を有効に補正しかつ、一方、長期にわ
たって記録材と定着部材との離型性が維持することによ
り安定な画像形成を実現することが可能である。
【0083】(実施例2)本実施例では、外部コントロ
ーラを介して接続されたコンピュータにより、前記実施
例1同様のキャリブレーションが実施可能な構成となっ
ている。以下図面を参照して説明する。
【0084】本発明にかかる一実施例のカラー複写機の
構成例は実施例1と同用である。またフルカラーの画像
形成方法についても前記実施例1と同様であるので説明
を省略する。
【0085】図12は本実施例のカラー複写機に外部コ
ントローラを介してコンピュータを接続した構成を示す
概略図である。外部接続したコンピュータ1201から
送られた画像データは、コントローラ1202へ送ら
れ、ラスタライズされる。ラスタライズされた画像デー
タは図2に示される外部入力部218へ送られる。その
後プリンタ制御部109へ送られ前記実施例1同様に画
像形成が行われる。
【0086】本実施例においても、短期的、長期的、そ
の他さまざまな画像濃度、階調再現性の変動を有効に補
正し安定したフルカラー画像を形成することを目的とし
て、記録材上に特定の画像パターンを形成し、前記パタ
ーン形成手段により記録材上に形成された画像パターン
を読み取り、読み取られた前記画像パターンの特性に基
づいて画像形成条件を制御している。
【0087】本実施例においては画像形成プロセス条件
を制御する第1のキャリブレーション機能と、画像デー
タの補正条件を制御する第2のキャリブレーション機能
を有し、それぞれ独立に実施可能な構成となっている。
【0088】第1のキャリブレーションおよび第2のキ
ャリブレーション工程に関しては、前記実施例1同様で
あるが、さらに本実施例においては前述の階調特性の目
標値を複数有し、コンピュータを介して任意に設定とな
っている。前記実施例1と同様の線形な階調特性のみな
らず例えば各種標準インク特性に合わせたなオフセット
印刷の網点%に対応した画像濃度が得られるような階調
特性や、使用者が任意にカスタマイズした階調特性を登
録し、これらを目標値として設定可能となっている。
【0089】前述のように本実施例においても、上記第
1のキャリブレーションと第2のキャリブレーションを
シーケンシャルに動作する構成となっている。実際の操
作と上記キャリブレーション動作の構成を以下に説明す
る。
【0090】上記キャリブレーションは外部コントロー
ラを介して接続されたコンピュータにより、任意に実施
可能である。
【0091】本実施例においても前記実施例1同様、第
1のキャリブレーションと第2のキャリブレーションを
シーケンシャルに自動的に実施するオートキャリブレー
ション工程を有している。
【0092】本実施例においては前記接続されたコンピ
ュータにて起動されるプリンタドライバーソフト上で前
記「オートキャリブレーション」を操作可能であり、そ
れぞれのコマンドを実行することにより、上述したオー
トキャリブレーションが実行される。
【0093】同時に前述した階調特性の目標値も前記プ
リンタドライバーソフト上で選択可能となっている。
【0094】これらの実行コマンド信号や目標値の選択
信号はコントローラ1202から外部入出力部213に
入力されCPU214に送られる。CPU214は前記
信号に応じて、前記キャリブレーションを実施する。
【0095】本実施例の定着器の構成は前記実施例と同
様である。
【0096】本実施例においても、キャリブレーション
実行時上記不具合を生じる事無くテストパターンを出力
するために、キャリブレーションを実行する際のテスト
プリント時に前記定着ローラーの温度を高く設定してい
る。
【0097】本実施例でも、上述したキャリブレーショ
ンを実行する際に、テストプリント1およびテストプリ
ント2の画像形成時に定着ローラー96および加圧ロー
ラー97の温度を190℃に設定している。具体的には
プリンタ制御部109のRAMに設けられた温度制御用
の上下閾値を変更することにより、190℃±2℃の範
囲で定着ローラー96および加圧ローラー97の温度を
制御している。定着ローラー96および加圧ローラー9
7に当接された温度検知用サーミスタ910および91
1の抵抗値が、基準電圧に対する分圧値としてプリンタ
制御部109のA/Dコンバータに入力される。
【0098】入力されたアナログ信号は前記D/Aコン
バータにてデジタル信号に変換されDCコンバータのR
AMに格納される。CPU214によりこの定着ローラ
ー96および加圧ローラー97の温度信号値と上記閾値
とが比較され、検出された定着ローラー96および加圧
ローラー97の温度が高温側の閾値よりも高い場合は定
着ローラー96および加圧ローラー97内に設置された
加熱ヒーターが912および913がOFFされ、検出
された定着ローラー96および加圧ローラー97の温度
が低温側の閾値よりも低い場合は定着ローラー96およ
び加圧ローラー97内に設置された加熱ヒーターが91
2および913がONされることにより定着ローラー9
6および加圧ローラー97の温度が所望の温度に制御さ
れる。
【0099】このようにしてキャリブレーションを実行
する際に定着ローラー96および加圧ローラー97の温
度が通常の画像形成時よりも高い温度に制御されること
により、テストプリント1およびテストプリント2が形
成された際にオイル塗布状態の影響を受けず、テストプ
リント1および2の読取に際して安定に濃度あるいは色
度を読み取ることが可能である。
【0100】一方、キャリブレーションを実行する頻度
はまれであるため、高温度設定による定着ローラー96
の劣化や定着ローラー96へのトナー付着等の弊害は極
軽微なものにとどまり、画像形成装置の品質を低下させ
るものではない。
【0101】上述したように、本実施例においてもキャ
リブレーションを実行する際に定着ローラー96および
加圧ローラー97の温度が通常の画像形成時よりも高い
温度に制御されることにより、テストプリント1および
テストプリント2が形成された際にオイル塗布状態の影
響を受けず、テストプリント1および2の読取に際して
安定に濃度あるいは色度を読み取ることが可能となり、
その結果均一なテストパターンの読み取りが実現され、
さまざまな要因に起因する短期的、長期的、画像濃度、
階調再現性の変動を有効に補正しかつ、一方、長期にわ
たって記録材と定着部材との離型性が維持することによ
り安定な画像形成を実現することが可能である。
【0102】(実施例3)前記実施例は、4ドラム方式
フルカラー複写機について、説明してあるが、本発明は
これに限定されるものではなく、他の方式のフルカラー
複写機、モノカラー/マルチカラー複写機、電子写真以
外の複写機あるいは、スキャナー等の画像読み取り装置
をそなえた、方式を問わず各種画像形成装置に適用でき
るものである。
【0103】
【発明の効果】本発明は、さまざまな要因に起因する短
期的、長期的、画像濃度、階調再現性の変動を有効に補
正しかつ、一方、長期にわたって記録材と定着部材との
離型性が維持することにより安定な画像形成を実現する
ことを目的とし、以上説明したように、本発明によれ
ば、入力された画像データに応じて記録材上に形成され
た可視画像を、定着部材によって加熱溶融することによ
り記録材上への定着を行なう画像形成装置において、画
像形成条件を制御する手段を有し、記録材上に特定の画
像パターンを形成し、前記パターン形成手段により記録
材上に形成された画像パターンを読み取り、読み取られ
た前記画像パターンの特性に基づいて画像形成条件を制
御する画像形成装置であって、前記特定の画像パターン
を形成する際に前記定着部材の温度を変更する事ことに
より、さまざまな要因に起因する短期的、長期的、画像
濃度、階調再現性の変動を有効に補正しかつ、一方、長
期にわたって記録材と定着部材との離型性が維持するこ
とにより安定な画像形成を実現することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる一実施例のカラー複写機の構
成例を示す外観図
【図2】 本発明におけるリーダー部のブロック図
【図3】 オイル塗布量と出力画像の光沢度との関係の
定着ローラー温度差を示した図
【図4】 第1のキャリブレーションのフロー図
【図5】 第2のキャリブレーションのフロー図
【図6】 表面電位と画像濃度の関係を示す図
【図7】 グリッド電位と感光ドラム表面電位の関係を
示す図
【図8】 階調補正時特性変換図
【図9】 定着器の概略図
【図10】 最大濃度補正画像パターン例を示す図
【図11】 階調補正時画像パターン例を示す図
【図12】 外部コントローラを介してコンピュータを
接続した構成を示す概略図
【図13】 オートキャリブレーションのフローを示す
【図14】 操作パネルの表示を表した図
【符号の説明】
96 定着ローラー 97 クリーニングウェッブ 108 リーダー画像処理部 111 転写ベルト 121 イエロー色感光ドラム 122 イエロー一次帯電器 123 イエロー現像器 211 LUT 213 外部入出力部 214 CPU 1201 コンピュータ 1202 コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/29 H04N 1/29 H H05B 3/00 335 H05B 3/00 335 Fターム(参考) 2H027 DA12 DA50 DE02 EA01 EA02 EA03 EA05 EA12 EB04 EC03 EC06 EC20 EE08 EF06 EJ15 2H033 AA01 AA18 BA11 BA12 BA30 BB01 BE03 CA04 CA07 CA30 CA48 3K058 AA34 AA45 AA64 AA65 BA18 CA01 CA23 CC06 CC09 DA01 GA06 5C074 AA02 BB02 BB17 BB26 DD09 DD16 EE03 GG14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像データに応じて記録材上
    に形成された可視画像を、定着部材によって加熱溶融す
    ることにより記録材上への定着を行う画像形成装置にお
    いて、 画像形成条件を制御する手段を有し、記録材上に特定の
    画像パターンを形成し、前記パターン形成手段により記
    録材上に形成された画像パターンを読み取り、読み取ら
    れた前記画像パターンの特性に基づいて画像形成条件を
    制御する画像形成装置であって、前記特定の画像パター
    ンを形成する際に前記定着部材の温度を変更する事を特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記特定の画像パターンを形成する際に
    前記定着部材の温度を上昇させる事を特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記定着部材がローラー形状もしくはベ
    ルト形状あるいはフィルム形状である事を特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 像担持体上に画像パターンに対応した静
    電潜像を形成し、前記静電潜像を現像し、直接或いは間
    接敵に記録材上に転写したのち、記録材上への定着を行
    う事を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記読み取られた画像パターンの特性を
    記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記画
    像パターンの特性に基づいて画像形成条件を制御する事
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成条件を制御する工程を外部
    接続されたコントローラあるいはコンピュータ等から実
    施可能である事を特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】 電子写真方式である事を特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
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