JP2003114240A - 測定データの検分方法および表示装置 - Google Patents

測定データの検分方法および表示装置

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JP2003114240A
JP2003114240A JP2002166434A JP2002166434A JP2003114240A JP 2003114240 A JP2003114240 A JP 2003114240A JP 2002166434 A JP2002166434 A JP 2002166434A JP 2002166434 A JP2002166434 A JP 2002166434A JP 2003114240 A JP2003114240 A JP 2003114240A
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ポール・ジー・ファウスト
Glenn E Elmore
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 測定器で取得したデータをネットワークを介
してクライアントに送信する方法を提供する。 【解決手段】 測定器100、102が、画像データの
代わりに測定データをクライアント104、204に送
信することのできるクライアント/サーバ構成が提供さ
れる。測定データは、信号源から取得された生のディジ
タル化データであることが望ましい。クライアント/サ
ーバ構成を介した測定データの伝送により、ネットワー
クを介して送信されるデータがずっと少なくなり、デー
タの伝送が高速になる。クライアントはまた、測定器が
生成することができない、ウォータフォールやスペクト
ル写真等の3次元表示を含む複雑な表示を生成すること
ができる。クライアントはさらに、同一の測定データか
ら複数の表示を生成することができ、異なるクライアン
トは、異なる表示を生成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを介
した測定器データの配信及び表示に関するものである。
【0002】
【従来の技術】測定器は、本明細書において、データ・
モニタ、データ処理、データ評価、または、データ解析
といった目的のために、データを取得する任意の計器と
定義される。測定器には、従って、オシロスコープ、ロ
ジック・アナライザ、スペクトラム・アナライザ、ネッ
トワーク・アナライザ、AC電源/アナライザ、心拍記
録器、患者遠隔計測システム、呼吸及び代謝解析器のよ
うな計器が含まれる。測定器データは、本明細書では、
測定器によって取得及び/または生成される任意のデー
タと定義される。
【0003】測定器には、一般に、リード、プローブ、
及び/または、コネクタ(本明細書では総称して「リー
ド」と称される)、並びに、いくつかのコントロール部
が含まれている。コントロール部は、ユーザが、周波数
応答、サンプル・レート、掃引、ベースライン、データ
表示法等のような計器設定パラメータを手動で調整でき
るようにする、ノブ、ボタン、スライダ等の形態をとる
ことが多い。
【0004】測定器を利用して、データを取得する場
合、そのリードを測定器が測定することになる現象の発
生源に結合するか、さもなければ、さらすことが必要に
なる。測定器を介したデータ取得は、測定器のリード配
置に関する調整、並びに、測定器の設定パラメータに関
する調整を必要とする。こうした調整を容易にするた
め、測定器には、一般に、ある種のグラフ・レンダリン
グ機能、並びに、取得及び/または生成したデータを、
検分のため、表示することが可能な専用ディスプレイが
含まれることになる。こうして、ユーザは、1)測定器
によって取得されているデータの品質及び/または存在
を検分し、2)必要に応じて、測定器のリード及び/ま
たは設定パラメータを手動で調整し、3)測定器の専用
ディスプレイを介してユーザによる調整の効果に関する
瞬時のフィードバックを得ることが可能になる。測定器
は、必ずしも専用ディスプレイを備える必要はないが、
専用ディスプレイがよく用いられるのは、多くの測定器
が現場で利用されており、現場でデータを検分する必要
があるために、専用ディスプレイが役立つからである。
【0005】測定器は、ある程度の「現場での」設定を
必要とすることが多いが、「現場外での」測定器の設定
パラメータの変更、及び/または、測定器の取得したデ
ータの検分が望ましい状況がしばしば生じることにな
る。例えば、技術者は、装置が、完了するのに数時間、
数日、あるいは、数週間さえ要することになる、一連の
試験を受けることを望む場合がある。こうした極めて長
い一連の試験の可能性がとりわけ高いのは、測定器が、
プログラマブル・テスト・フィクスチャを介して、被試
験デバイスに結合されている場合であり、この場合、測
定器のデータ入力は、被試験デバイスの各種ノードに選
択的に結合することが可能である。
【0006】現場外での測定器の設定の変更、及び/ま
たは、取得データの検分が望ましい可能性があるもう1
つの例として、技術者またはプラント・エンジニアが、
変化が予測されるが、時期が分からない、信号またはプ
ロセスの出力をモニタしたいと思う場合について一考さ
れたい。同様に、医師または看護婦が、通路沿いか、さ
もなければ、患者の部屋から離れた場所から、患者の心
拍、呼吸パターン、または、代謝データをモニタしたい
と思う場合がある。
【0007】現場外での測定器の設定の変更、及び/ま
たは、取得データの検分が望ましい可能性がある最後の
例として、被試験デバイス、患者、または、その他の発
生源から予期せぬデータが取得されていて、さらなる解
析のため、その測定器のデータ及び設定パラメータを特
定分野の専門家またはスペシャリストに伝送することが
望ましい状況について一考されたい。医療現場、とりわ
け、遠隔地に設けられた医療施設の場合、現場での救急
救命士の作業等は、インターネット接続を介して測定器
データを検分する医師によって下されるオンライン診断
に頼ることになる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】遠隔地から測定器を設
定するためのさまざまな手段が存在するが、測定器デー
タを遠隔地に送るための手段は、比較的わずかしか存在
しない。一般に、これらの手段は、測定器にネットワー
ク・サーバを組み込んで(または、プロキシ・サーバ・
コンピュータを設けて)、測定器からデータを取得する
やり方で機能する。サーバは、クライアントのデータ要
求に応答して、測定器からデータを取得し、さらに、そ
の取得データをクライアントに配信する。
【0009】測定器のサーバがクライアントに提供する
データは、一般に、GIF(画像交換フォーマット)ま
たはHP−GL(ヒューレット・パッカード・グラフィ
ックス言語)データのようなビットマップ画像データか
ら構成される。一般に、測定器は、そのスクリーン画像
をグラフィックス・ファイルに定期的にダンプするだけ
である。これらのグラフィックス・ファイルは、その
後、測定器のサーバを介して、データを要求したクライ
アントに供給される。あいにく、スクリーン画像のそれ
ぞれには、多くのデータが含まれている可能性がある。
例えば、スペクトラム・アナライザの単一スクリーン画
像は、ほぼ130キロバイトほどのサイズを備えたビッ
トマップ・ファイルにダンプされる可能性がある。スペ
クトラム・アナライザは、例えば、26.5GHzの速
度でデータを取得し、5MHzの速度でデータを表示す
るので、スペクトラム・アナライザの表示スクリーン画
像に応答して、グラフィックス・ファイルを生成する
と、処理がかなりの重荷になり、その多くまたは全てを
スペクトラム・アナライザ自体の処理資源によって負担
しなければならなくなる。後述するように、多くの測定
器にとって、この追加処理の重荷を負担するのは困難で
ある。
【0010】その当初から、多くの測定器によるデータ
の取得、記憶、処理、及び、表示速度を高めようとす
る、協調した努力がなされてきた。こうした願望を達成
するため、技術者は、例えば、高速データ取得インター
フェイス、高速アナログ・ディジタル変換器、高速プロ
セッサ、及び、より大規模な取得メモリを開発してき
た。同時に、測定器の機能性を高めようとする努力がな
されてきた。従って、多くの測定器が、代替表示フォー
マット、カラー表示、より高いデータ感度、より多くの
さまざまなデータ解析オプション、ネットワークを介し
たデータ配信能力等へと移行した。こうした全ての改良
の影響が累積して、測定器にかかる処理の重荷、並び
に、測定器のコストが増大することになった。
【0011】測定器のコストのこれ以上の上昇は望まし
くないので、測定器の処理能力をさらに拡張して、ネッ
トワーク・データ配信を支援できるようにするのは困難
である。同様に、測定器の性能を低下させるのも望まし
くない。結果として、測定器のネットワークを介したデ
ータ配信能力は、欠陥のあるものになる。一般に、グラ
フィックス・ファイルに保管されて、ネットワーク・デ
ータ配信に利用可能になるのは、測定器のスクリーン画
像の1/nだけである。現場外のデータ検分者がクリテ
ィカルな事象を見のがす状況があることは、従って、深
刻である。測定器は、より多くの画像をネットワーク・
クライアントに配信するようにプログラムされる場合も
ある。しかし、そうするための処理が重荷になるので、
例えば、測定器がデータを取得する速度を低下させると
いったように、どこか他の部分で処理の重荷を軽減する
ことが必要になる。従って、正味の効果は同じであり、
遠隔の検分者に最終的に提示されるデータの更新速度及
び/または細分性は、欠陥のある要素になる。
【0012】
【課題を解決するための手段】更新速度及び/またはデ
ータ細分性が不十分である以外に、ネットワークを介し
て測定器データを配信するための現行手段は、さらなる
問題及び/または欠点を露呈する。
【0013】第1に、ネットワークを介した比較的大き
いグラフィックス・ファイルの転送を可能にする速度の
ために、データ更新速度及び細分性がさらに低下する可
能性がある。第2に、測定器データの遠隔検分者は、ク
ライアント・コンピュータの処理能力が、測定器よりも
はるかに優れていると思われる(また、より都合の良
い、または、得るところの多いフォーマットで表示する
ことができる可能性のある)場合でも、測定器の専用デ
ィスプレイ・スクリーンに表示されるものとほぼ同じフ
ォーマットによるデータの検分を余儀なくされる。第3
に、測定器データの遠隔検分者に、測定器設定に対する
ある程度の制御(例えば、ネットワークを介して、測定
器に設定コマンドを伝送する能力)を委ねることが可能
な場合でも、遠隔検分者は、測定器のスクリーンに表示
されるのと同じデータ、及び、他の全ての遠隔検分者の
スクリーンに表示されるのと同じデータの検分を余儀な
くされる。従って、それぞれに異なる遠隔検分者が、異
なるやり方で測定器のデータを検分し、解析することが
できない。異なる検分及び解析のオプションが役に立つ
のは、例えば、1)2人の異なる遠隔検分者が、異なる
目的のために同じデータを解析検分しているか、また
は、2)2人の異なる遠隔検分者が、異なるフォーマッ
トによるデータの検分に慣れている(または、データを
検分するように訓練を受けている)場合である。
【0014】本明細書では、本発明に従って、測定器デ
ータを検分するための新規の方法及び装置が開示され
る。この方法及び装置に共通するテーマは、必要とされ
るのが、画像データの伝送ではなく、ネットワークを介
した測定データの伝送だけであるという点である。測定
データは、測定器によって、今後の処理、解析、検分等
のために取得されたデータであり、一方、画像データ
は、スクリーン画像を生成するために既に処理済みのデ
ータである。本明細書では、測定データ及び画像データ
を総称して計器データ(または測定器データ)と呼ぶこ
とにする。
【0015】スペクトラム・アナライザによって生成さ
れる単一スクリーン画像には、130キロバイトのデー
タが含まれる可能性があるが、スクリーン画像を生成す
る基礎として役立つ測定データに含まれる可能性がある
のは、たった1600バイトのデータ(すなわち、1.
6キロバイトのデータ)にすぎない。結果として、測定
データは、ネットワークを介してはるかに高速度で伝送
することが可能である。さらに、測定データの伝送によ
って測定器に課せられる処理の負担は、わずかである。
最後に、測定器に課せられる処理負担の大幅な軽減と、
ネットワークを介したデータの伝送可能速度がはるかに
速くなることが相俟って、ネットワークを介したより多
くの測定データ(さらに、おそらくは、測定器自体のデ
ィスプレイ・スクリーンで別様に表示されることになる
よりも多くのデータ)の伝送を考慮することが可能にな
る。従って、大規模なメモリを備えた測定器は、別様に
処理して、測定器自体のスクリーンに表示することが可
能なデータに比べて、大量のデータを伝送し、遠隔スク
リーンに表示させることが可能になる。
【0016】例えば、測定データを検分するための第1
の望ましい方法には、データを取得して、サーバに測定
データを供給するように、測定器にプログラミングする
ことが含まれる。次に、測定データをクライアントに伝
送するように、サーバにプログラミングされる。最後
に、測定データの3次元及び/または持続表示をレンダ
リングするように、クライアントにプログラミングされ
る。3次元グラフ表示は、ウォータフォールまたはスペ
クトル写真表示のような表示とすることが可能である。
【0017】測定データを検分するための第2の望まし
い実施態様には、測定データを取得し、サーバに測定デ
ータを供給するように、グラフ・レンダリング機能を備
えた測定器にプログラミングすることが含まれている。
次に、測定データをクライアントに伝送するように、サ
ーバにプログラミングされる。最後に、測定データの3
次元及び/または持続表示をレンダリングするように、
クライアントにプログラミングされるが、この場合、ク
ライアントによって行われるグラフ・レンダリングは、
測定器によって行われるグラフ・レンダリングと無関係
である。
【0018】さらに一例として、測定データを表示する
ための装置の第1の望ましい実施態様には、プログラム
・コードが記憶された、いくつかのコンピュータ可読媒
体が含まれている。プログラム・コードには、グラフィ
カル・ユーザ・インターフェイスを介してコマンド入力
要素、及び、表示選好要素を表示するためのプログラム
・コードが含まれている。コマンド入力要素は、ユーザ
からの測定器コマンドを受け入れるために用意されてお
り、表示選好要素は、ユーザからの表示選好を受け入れ
るために用意されている。プログラムには、測定器に測
定器コマンドを伝送するためのプログラム・コードも含
まれている。さらに、プログラム・コードには、測定器
から受信する測定データの3次元表示をグラフ形式でレ
ンダリングするためのプログラム・コードも含まれてお
り、レンダリングは、少なくとも部分的には、ユーザが
選択した表示選好に応答して実施される。
【0019】本発明の以上の及びその他の実施態様の重
要な利点及び目的については、付属の説明、図面、及
び、請求項においてさらに詳述され、それらから明らか
になるであろう。
【0020】
【発明の実施の形態】図1には、測定器100または1
02と遠隔コンピュータ104との第1の望ましいクラ
イアント/サーバ関係が例示されている。測定器10
0、102は、オシロスコープ、ロジック・アナライ
ザ、スペクトラム・アナライザ、ネットワーク・アナラ
イザ、AC電源/アナライザ、または、医療機器(例え
ば、心拍記録器、患者遠隔計測システム、または、呼吸
または代謝解析器)といった、各種波形測定器を含む、
さまざまな形態をとることが可能である。
【0021】測定器100、102には、汎用インター
フェイス・バス(GPIB)、VME Extensi
ons for Instrumentation b
us(VXIバス)、RS−232シリアル・バス、ユ
ニバーサル・シリアル・バス(USB)、または、In
stitute of Electrical and
Electronics Engineers(電気
電子技術者協会) 1394 bus(IEEE−13
94バス)を含む、1つ以上の任意の数の異なる出力バ
スを含むことが可能である。
【0022】適合するケーブル(例えば、RS−232
106またはGPIB 108ケーブル)によって、
測定器100、102と入力/出力サーバ(I/Oサー
バ)110が結合される。
【0023】I/Oサーバ110は、特定の測定器(例
えば、アジレント・テクノロジ社製E4407B ES
A−Eシリーズの携帯用スペクトラム・アナライザ)ま
たは測定器クラス(例えば、GPIBスペクトラム・ア
ナライザ)と通信を行うI/Oサーバのような特定測定
器用とすることが可能である。あるいはまた、I/Oサ
ーバ110は、「Universal I/O Int
erface」と題するFaustその他の米国特許出
願(1999年3月23日出願の出願番号第09/27
5,276号)に教示の汎用設計とすることが可能であ
る。
【0024】I/Oサーバ110の目的の1つは、特定
のネットワーク・プロトコルによってコマンドのバイト
・ストリームを受信し、次に、測定器100が理解でき
る形式で、コマンドのバイト・ストリームを測定器10
0に送信することである。例えば、必要があれば、I/
Oサーバ110は、受信したコマンド(例えば、SCP
Iコマンド)のバイト・ストリームをアンラップして、
ネットワーク・プロトコルの細部を測定器100に知ら
さないようにすることも可能である。
【0025】I/Oサーバ110のもう1つの目的は、
ネットワーク接続を介して計器データの要求を受信し、
測定器100から取得したデータのバイト・ストリーム
を読み取り、特定のネットワーク・プロトコルを介した
送信に備えてデータ処理を施し、それから、データを要
求したクライアントまたはクライアント・グループに対
してデータを伝送することである。
【0026】場合によっては、I/Oサーバ110は、
Agilent Technologies Stan
dard Instrument Control L
ibrary(SICL)112のようなI/Oソフト
ウェア・ライブラリを参照して、バスを介して伝送され
るバイト・ストリームの処理及び/またはフォーマット
方法を決定することも可能である。I/Oサーバ110
が、GPIBケーブルを介して測定器102に結合され
ている場合、I/Oサーバ110は、National
Instruments 488(NI488) l
ibrary114を参照して、バスを介して伝送され
るバイト・ストリームの処理及び/またはフォーマット
方法を決定することも可能である。
【0027】図1の場合、I/Oサーバ110は、CO
M(Component Object Model)
オブジェクトを利用して実施され、マイクロソフト社の
Distributed Component Obj
ect Model(DCOM)仕様が、I/Oサーバ
110とクライアント104間におけるデータ伝送(L
AN(ローカル・エリア・ネットワーク)またはインタ
ーネット接続のようなネットワーク接続を介した)の基
礎として利用される。しかし、DCOMはプラットフォ
ームから独立しているわけではない。従って、図2に
は、I/Oサーバ110が、JavaのRemote
Method Invocation(RMI)を利用
してクライアント204と通信を行う、本発明の実施態
様が示されている。Javaは、プラットフォームから
独立している。
【0028】図2に例示のクライアント/サーバ構成を
促進するため、I/Oサーバ110は、Remotab
le Java Interface(リモータブルJ
avaインターフェイス) 200を介して、クライア
ント204と通信を行う。Remotable Jav
a Interface 200とI/Oサーバ110
との間におけるデータ転送は、JDirectプロトコ
ルを利用して実施することが可能である。JDirec
tは、マイクロソフト社によって開発された通信プロト
コルである。あるいはまた、JDirectプロトコル
の代わりに、Java Native Interfa
ce(JNI)プロトコルを用いることも可能である。
JNIは、Sun Microsystemsによって
開発された通信プロトコルである。
【0029】Remotable Java Inte
rface 200は、UnicastRemoteを
拡張し、遠隔例外を投入し、Javaにおいてより互換
性のある形式のデータを提示する(例えば、マーシャリ
ング及びアンマーシャリングを実施する)Javaクラ
スである。Remotable Java Inter
face 200は、主として、Java言語によって
定義される。
【0030】I/Oサーバ110の通信先のクライアン
ト104、204は、I/Oサーバ110に対してホス
ティングを行うのと同じコンピュータによるホスティン
グを受けることもできるし、あるいは、遠隔クライアン
ト・コンピュータによるホスティングを受けることも可
能である。クライアント204は、Javaアプレッ
ト、ActiveXコントロール、プラグ・イン、ある
いは、インターネット・エクスプローラまたはネットス
ケープ・コミュニケータのようなWebブラウザとイン
ターフェイスするように設計された他のアプリケーショ
ンが望ましい。しかし、クライアント104、204
は、独立型アプリケーションとすることも可能である。
望ましい実施態様の場合、クライアントは、「シン・ク
ライアント」であり、データ整理及び処理は、I/Oサ
ーバ110またはさらにもう1つのサーバ(不図示)に
よってほぼまたは完全に実施される。
【0031】図2に例示のクライアント204に関し
て、JavaのAWT(Abstract Windo
wing Toolkit)またはSwingグラフィ
カル・ユーザ・インターフェイス・ツールキットを用い
て、クライアント204が受信した測定データのグラフ
表示をレンダリングすることが可能である。AWT及び
Swingは、JavaアプリケーションとJavaア
プリケーションが実行されるネイティブGUI(例え
ば、Webブラウザ)との接続を可能にする、Java
グラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)の
ライブラリである。
【0032】I/Oサーバ110及びRemotabl
e Java Interface200は、測定器1
00にサービスするサーバ・コンピュータによるホステ
ィングを受けることもできるし、クライアント・コンピ
ュータによるホスティングを受けることもできるし、あ
るいは、測定器100によるホスティングを受けること
も可能である(ただし、I/Oサーバ110及びRem
otable Java Interface200
は、測定器100とは別個のものであるため、測定器1
00が、I/Oサーバ110及びRemotable
Java Interface200によって測定器1
00に加えられる可能性のある処理負担に資源を供する
必要のないことが望ましい場合もある)。図3には、I
/Oサーバ110及びRemotable Java
Interface200は、測定器103によるホス
ティングを受けるものとして示されている。図3に例示
のクライアント/サーバの関係に対しての利点は、I/
Oケーブル106、108、または、I/Oソフトウェ
ア・ライブラリ112、114を必要としないという点
に留意されたい。さらに、I/Oサーバ110及びRe
motable Java Interface200
にホスティングするために、測定器側に追加コンピュー
タを設ける必要がない。また、Remotable J
ava Interface200は、測定器100に
組み込まれるので、GPIBまたはRS−232のよう
な典型的なストリング・ベースのプロトコル及びインタ
ーフェイスに代わって、測定器100用のプログラミン
グ・モデルになることが可能である。
【0033】I/Oサーバ110及びRemotabl
e Java Interface200の場所と同
様、クライアント104、204の場所は、必要に応じ
て変更可能である。クライアント104、204は、測
定器100によるホスティングを受けないというのが、
本発明の基本原則であるが、前述のサーバ及びJava
インターフェイスの目的に役立つコンピュータによるホ
スティングを受けることは可能である。しかし、ほとん
どの場合、クライアント104、204は、測定器10
0、I/Oサーバ110の両方から、また、設けられて
いる場合には、Remotable Java Int
erface200から遠隔のコンピュータによるホス
ティングを受けることになる。クライアント104、2
04、I/Oサーバ110、及び、Remotable
Java Interface200の物理的場所に
関係なく、クライアント104、204は、TCP/I
PまたはNetBEUIのようなネットワーク・プロト
コルによって、I/Oサーバ110またはRemota
ble Java Interface200と通信を
行うのが望ましい。
【0034】この解説の残りの部分では、I/Oサーバ
110及びRemotable Java Inter
face200は、しばしば、総称してサーバ218と
呼ばれることになる。
【0035】一般に、クライアント104、204、サ
ーバ110、218、及び、測定器100、102の間
において、2つの形式のデータ、すなわち、コマンド及
びデータが流れる。コマンドは、一般に、クライアント
104、204から測定器100、102に流れるが、
データは、一般に、測定器100、102からクライア
ント104、204に流れる。
【0036】コマンドは、測定器100の正確な特性に
基づいて、さまざまな形をとることが可能である。測定
器100が、例えば、スペクトラム・アナライザの場
合、コマンドには、SCPIコマンドを含むことが可能
である。すぐに明らかになるように、クライアント10
4、204は、コマンドを入力することが可能なグラフ
ィカル・ユーザ・インターフェイス400(図4)を表
示するのが望ましい。次に、測定器のサーバ110、2
18を介して、入力されたコマンドを測定器100に送
信することによって、1)おそらく遠隔地から測定器1
00のパラメータを設定し、2)測定器100からデー
タを要求することが可能になる。この説明において後で
さらに詳述するように、その伝送される設定コマンドに
関するクライアントの知識が、測定データのグラフ表示
をレンダリングする上で、クライアント104の助けに
なる可能性がある。
【0037】データは、さまざまな形をとることも可能
であるが、一般には、測定器のサーバ110、218を
介して、測定器100、102からクライアント10
4、204に伝送されるデータということになる。本明
細書では、測定器からクライアントに伝送されるデータ
は、一般に、「計器データ」または「測定器データ」と
呼ばれる。計器データも、さまざまな形をとることが可
能である。従来、ネットワークを介して伝送された計器
データは、主として、「画像データ」から構成されてい
た。すなわち、測定器100は、その外部ディスプレイ
・スクリーンに表示される画像をその出力バスに定期的
にダンプし、画像は、さらに、ネットワーク接続を介し
て、画像を要求したクライアント104、204に伝送
された。あいにく、こうした画像転送プロセスには、か
なりの量のデータ転送が必要になる。例えば、従来のス
ペクトラム・アナライザのスクリーン画像の転送には、
130キロバイト(130kb)のデータを転送するこ
とが必要になる可能性がある。この量のデータの生成及
び転送は、測定器100に対してかなりの処理負担をか
けることになる。結果として、測定器100は、一般
に、クライアント104、204に対して比較的わずか
な数のスクリーン画像しか生成し、送信することができ
ないことになる。従って、クライアント104、204
がリアルタイムでデータを表示するのは困難である。ク
ライアントの表示が途切れ途切れのように見える可能性
があるだけではなく、クライアント104、204が、
測定器100によって表示される画像の1/nだけしか
表示できないという事実は、クライアントの表示画像の
検分者は、測定器で捕捉され、測定器自体のディスプレ
イで表示される、短いが、クリティカルな事象を見逃す
という高い可能性があることも表している。
【0038】本発明によれば、測定器100によって、
画像データの代わりに、「測定データ」が送信される。
測定データは、一般に、測定器100が信号源から取得
するデータである。測定データは、信号源から取得され
た生ディジタル化データであることが望ましいが、測定
器の画像データ生成に先立って変換または事前処理され
たデータという場合もあり得る。測定データには、信号
データを取得した設定(倍率;ベースライン;測定器の
ノブ、スライダ、及び、ボタンの設定(測定器104に
対しプログラミングされるか、手動で入力されるかにか
かわらず)等)のような、設定パラメータを意味する場
合もあり得る。
【0039】測定データは、信号データを送信するコマ
ンド、または、測定器の設定パラメータを問い合わせる
コマンドといった、クライアント104、204によっ
て出されるコマンドに応答して、クライアント104、
204に送信される(サーバ110、218を介し
て)。設定パラメータを含む測定データは、クライアン
ト104、204によって用いられ、そのグラフ表示の
レンダリングに役立てることが可能である。
【0040】測定データは、信号波形の個別ポイントに
関する座標を提供するので、画像データよりもはるかに
コンパクトである(例えば、スペクトラム・アナライザ
の測定データには、いくつかの対応する振幅及び周波数
の読みを含むことが可能であり、一方、他の測定データ
には、対応する時間及びデシベルの読み等を含むことが
可能である)。一方、画像データには、しばしば、目盛
データ、マーカ・データ、テキスト・データ、カラー・
データ、輝度データ、GUIデータ等が含まれる、ディ
スプレイ・スクリーンにおける全てのピクセルを照明す
るためのデータが含まれていなければならない。前述の
130kbスペクトラム・アナライザのスクリーン画像
の諸部分を生成するために利用される測定データは、た
った1600バイトのデータ(すなわち、1.6kb;
スペクトラム・アナライザの画像データよりもほぼ2桁
少ないデータ)だけから構成することが可能である。測
定器100がクライアント104、204に送信する必
要のあるデータ量がこうして節減されることによって、
数多くの利点が得られる。
【0041】データ送信量の節減による第1の利点は、
測定器100に課せられる送信処理の負担が大幅に軽減
されることにある。従って、測定器100は、より迅速
にかつより定期的にそのサーバ110、218にデータ
を供給することが可能になる。同様に、測定器による、
より迅速かつより定期的な送信に備えたデータ作成が可
能になると、クライアント104、204は、より迅速
にかつより定期的に、送信されてくるデータを受信する
ことになると思われる。従って、クライアント104、
204がリアルタイムでデータを表示する能力が向上す
ることになる。クライアント104、204による目盛
データ、マーカ・データ、テキスト・データ、カラー・
データ、輝度データ、GUIデータ等の項目の生成及び
表示が可能になる。
【0042】測定データの送信によって、測定器10
0、102の中には、データ処理の負担が軽減されるも
のもあり得る。すなわち、多くの測定器100、102
は、それ自体のグラフ・レンダリング機能を備えてお
り、これらの測定器100、102の中には、例えば、
専用ディスプレイがオフになると、スクリーン画像の生
成を中止することが可能なものもある。結果として、た
まにしかアクセスすることのない研究室に設置された測
定器100のディスプレイをオフにすることによって、
データを取得して、1つ以上の遠隔クライアント10
4、204に送信する測定器の処理資源が解放される割
合を増すことが可能になる。
【0043】データ送信量の節減によるもう1つの利点
は、解放された処理資源を利用して、1)より高いサン
プル・レートによるデータ取得、及び/または、2)測
定器が取得したより多くのデータのクライアント10
4、204、への送信が可能になるという点にある。こ
れらの作用によって、それぞれ、測定器100が瞬間信
号事象を捕捉することになる確率が高くなり、瞬間信号
事象がクライアント104、204に同報通信されて、
表示されることになる確率が高くなる。また、クライア
ント104、204に対するより多くのデータの伝送お
よび利用可能性により、クライアントの表示の細分性及
び更新率の向上も見込まれ、このため、遠隔ユーザがリ
アルタイムで高解像度のデータを検分する能力が強化さ
れる。
【0044】画像データの代わりに測定データを送信す
ることに関する以上の利点は、測定データ・パケット
が、画像ファイルよりもはるかに少ないという事実から
導き出されたものである。しかし、ただ単に、画像デー
タの代わりに、測定データがクライアント104、20
4に送られるという事実から、さらなる利点が導き出さ
れる。
【0045】クライアント104、204に測定データ
を送ることによって、クライアント104、204は、
測定器自体の表示とは異なる表示を自由に生成できるよ
うになる(すなわち、「代替視覚化」)。換言すれば、
クライアント104、204によって行われるグラフ・
レンダリングは、測定器100によって行われるグラフ
・レンダリングとは無関係である。例えば、クライアン
ト104は、持続(persistence)表示を望む可能性が
あるが、一方、測定器100は、単一の最新の取得波形
だけしか表示しない。しかし、クライアント104、2
04が、測定器100よりもかなり多くの資源及びかな
り高速の資源を備えた、ハイエンド・パーソナル・コン
ピュータまたはワークステーションとすることが可能で
あれば、測定器100の表示とクライアント104、2
04の表示間にいっそう顕著な差をつけることが可能で
ある。
【0046】例えば、クライアント104は、測定器に
は不可能な、いくつかの複雑な表示及び/または3次元
表示の1つを生成したいと考える可能性がある。3次元
表示の1つのタイプが、ウォータフォール(waterfal
l)表示600(図6)である。ウォータフォール表示
600は、z軸が取得波形の履歴時間期間604、60
6を表すために利用される表示である。新たに取得した
各波形602の表示毎に、前回表示された波形604、
606が、z軸に沿ってインクリメンタルにシフトされ
る。波形602〜606が色分けされた多角形の列とし
て表示されるか、または、隣接波形(例えば、602、
604)の対応するポイントが、互いに接続されると、
ウォータフォール表示600の検分者は、波形602〜
606の2つ以上のコピーを簡単に比較して、その差を
求めることが可能になる。
【0047】パーソナル・コンピュータが生成するため
の資源を備えているもう1つの形態の3次元表示は、ス
ペクトル写真(spectrogram)表示700である(図
7)。スペクトル写真表示700によれば、あたかも、
検分者が前述のウォータフォール表示600の上に吊り
下げられているかのように、データが表示される。この
表示700における3次元は、従って、カラーの変化及
び/または光の強度によって得られる。一般に、最新の
取得波形702の鳥瞰図が、より古い波形704、70
6が表示700の上部に向かってインクリメンタルにシ
フトするようにして、表示700の下部に沿って水平方
向に表示される。スペクトル写真表示700は、検分者
が小さい遷移信号源を識別する上でとりわけ有効であ
り、これらの信号源は、周囲のブロックのカラーと異な
るカラー・ブロックとして明示される。スペクトル写真
表示700は、検分者がシャドー信号(すなわち、スペ
クトルが他の一次信号に対して変化し、さらに、一次信
号から周波数及び振幅によってシフトされる信号)を識
別するのを助ける上においても有効である。
【0048】測定器100によって生成することが可能
であるが、制限を伴う複雑な表示が、持続表示500で
ある(図5)。持続表示500は、スクリーン画像にカ
ラーまたは強度次元を付加し、最新表示波形504のカ
ラーまたは光の強度から変化するカラーまたは光の強度
によって、波形502の履歴時間期間を表示する。所定
のまたはプログラミングされた時間期間の経過後、履歴
波形502は、通常、スクリーン画像から次第に消えて
いくか、または、別様に消失する(「無限持続」モード
の場合、履歴波形502は、常に、何らかの形でスクリ
ーン上に残存するが)。持続表示500は、検分者が波
形の異常及び/または傾向を発見するのに役立つので有
効である。測定器によっては、既に、持続表示を生成す
ることが可能なものもあるが、こうした持続表示を設定
する能力には、1)表示可能な持続波形502、504
の数、2)波形502が持続可能な時間期間、及び、
3)持続波形502、504を表示可能な強度レベル及
び/またはカラーに関して制限のある場合が多い。しか
し、パーソナル・コンピュータの資源が大幅に増すと、
波形502、504、波形カラー、及び/または、強度
にほとんど制限のない、持続表示500を生成すること
が可能になる。
【0049】図4には、単一の最新波形400だけしか
表示しないクライアント104が示されている。しか
し、こうした単純な表示であっても、表示波形を生成す
る測定器100に代わって、クライアント104、20
4及び/または測定器のサーバ110、218が表示波
形400を生成することが可能になる以前になされてい
たものに比べると有利である。実際、クライアント10
4が、測定器100による生成が可能な表示をまねるよ
うにプログラミングされている場合でも、グラフ・レン
ダリング・タスクから測定器100を解放することによ
って、有利になる可能性がある。
【0050】図4〜図7のスクリーン画像は、さまざま
なアプリケーションによって表示可能であり、本説明で
は、そのうちの1つについて後述されることになる。望
ましい実施態様の場合、スクリーン画像には、さまざま
なコントロールが含まれており、そのうちのいくつか
は、スクリーン画像を生成するアプリケーションに特有
のものであり(例えば、コントロール402〜41
8)、また、そのうちのいくつかは、波形400、50
0、600、700の表示のため、アプリケーションに
よって測定データが引き出される、特定の測定器100
の制御に特有のものである(例えば、コントロール42
0〜442)。測定器100から受信したスクリーン画
像の諸部分として波形を表示した従来のアプリケーショ
ンとは異なり、図4〜図7に示すスクリーン画像を表示
するアプリケーションは、測定データ(例えば、振幅及
び周波数の読み)を利用して、波形400、500、6
00、700を表示するという点に留意されたい。従っ
て、図4〜図7のスクリーン画像を表示するアプリケー
ションは、それに表示されるさまざまな項目の内容及び
フォーマットを決定する。実際、波形400、500、
600、700の表示方法でさえアプリケーションによ
って制御される。これが可能なのは、アプリケーション
が画像の一部として波形を受信するのではなく、波形画
像の生成を可能にする測定データだけしか受信しないた
めである。アプリケーションは、測定器の画像データに
頼って、スクリーン画像を生成するわけではないが、測
定器100から設定パラメータを受信し(例えば、それ
に関する問い合わせに応答して)、かつ、アプリケーシ
ョンから測定器100に送信される設定コマンドに依存
するか、または、そのいずれかによって、アプリケーシ
ョンによる測定データ及び/またはスクリーン画像のグ
ラフ・レンダリングを支援することが可能である。
【0051】ネットワークを介して画像データではなく
測定データを送信するもう1つの利点は、遠隔パーソナ
ル・コンピュータで実行され、単純なダイヤル・アップ
・インターネット接続(または単純なLAN接続)を介
して測定器100から測定データを受信するクライアン
ト104は、スクリーンにおけるデータの表示及び更新
可能速度が、測定器100によるそれ自体のスクリーン
における同じデータの表示及び更新可能速度を上回る確
率が高くなるという点である。画像処理の責務から測定
器を解放する利点がよりいっそう顕著なのは、クライア
ント104が、例えば、ディジタル加入者回線(DS
L)、T−1、または、高速ローカル・エリア・ネット
ワーク(LAN)接続を介してデータを受信する、現行
モデルのワークステーションにおいてインスタンス生成
される場合である。
【0052】測定器と1つ以上のクライアントの間で測
定データを伝送するもう1つの利点は、単一クライアン
トに、同じ測定データの代替表示を同時にレンダリング
するようにプログラムすることもできるし、あるいは、
複数クライアントに、同じ測定データの代替表示をレン
ダリングするようにプログラムすることも可能であると
いう点である。後者の場合、測定データの、異なる検分
者が、異なる検分フォーマットまたは個別に望ましい検
分フォーマットで同じデータを個別に検分することが可
能であり、全ての検分者が、単一の主検分者の検分選好
に任せるわけではない(すなわち、特定のクライアント
によって行われるグラフ・レンダリングは、他のクライ
アントによって行われるグラフ・レンダリングとは無関
係であり、測定器の検分制限とは無関係である)。例え
ば、同じまたは異なるクライアントが、1つは持続ビュ
ー500で、1つはスペクトル写真ビュー700等とい
ったように、同じ測定データの2つの異なるビューを同
時に表示することが可能である。
【0053】測定器100、サーバ110、218、及
び、クライアント104、204には、プログラム・コ
ードが記憶されているいくつかのコンピュータ可読媒体
を介して、単独で、及び/または、ユーザ入力によって
上述のタスクを実施するようにプログラミングすること
が可能である。媒体には、フレキシブル・ディスクまた
は磁気テープのような磁気媒体、コンパクトディスク
(CD)のような光学媒体、ハードディスク等を含むこ
とが可能である。記憶されるプログラム・コードには、
ソフトウェア(例えば、C++プログラム・コード、J
avaプログラム・コード等)、ファームウェア等を含
むことが可能である。その最終用途、及び、その販売の
しかたに従って、プログラム・コードは、1)単一アプ
リケーション、または、2)互いにインターフェイスす
るように設計されたアプリケーション、アプレット等の
コレクションによって具現化することが可能である。例
えば、プログラム・コードは、クライアント104、2
04にロードすることが可能な単一アプリケーション
(例えば、単一ユニットとして、または、単一ライセン
スを受けて、パッケージ化及び/または販売される)と
して販売することが可能である。単一アプリケーション
は、従って、そのサーバ110、218を介して、クラ
イアント104、204だけでなく、測定器100とも
通信を行い、そのプログラミングを実施することが可能
である。あるいはまた、単一アプリケーションは、その
コードの諸部分を測定器100及び/またはそのサーバ
110、218に割り当て、アプリケーションのクライ
アント部分とそれらとの通信時に、割り当て部分が、測
定器100及び/またはそのサーバ110、218にお
いて局所的に実行されるようにすることも可能である。
もう1つの例として、プログラム・コードの諸部分をク
ライアント104、204、測定器100、及び、測定
器サーバ110、218に事前ロードしておいて、プロ
グラム・コードの諸部分がハードウェアの物理的部品と
共に販売されるようにすることも可能である。ハードウ
ェアの全ての部分(例えば、クライアント・コンピュー
タ104、測定器100、及び、サーバ218)を含む
ように、システムをグレードアップした場合、それによ
って、プログラム・コードをその意図する目的に利用す
ることが可能になる。
【0054】図4〜図7に例示のスクリーン画像の一部
を形成する波形400、500、600、700は、さ
まざまなアプリケーションによって表示することが可能
である。しかし、例えば、波形400、500、60
0、700は、Webブラウザによって表示されるのは
明らかである。図4〜図7に例示のWebブラウザ・イ
ンターフェイスは、形式が汎用であるが、当業者にはす
ぐ分かるように、図4〜図7に表示の項目は、利用可能
な任意のWebブラウザ(マイクロソフト(登録商標)
・インターネット・エクスプローラ、または、ネットス
ケープ(登録商標)・ナビゲータ(登録商標)のよう
な)を介して表示することが可能である。
【0055】図4〜図7に示すように、Webブラウザ
は、表示波形400、500、600、700を表示す
る以外に、グラフィック・ユーザ・インターフェイスの
構成要素も表示することが可能である。以下で教示され
るように、これらの構成要素に対するユーザ入力を利用
して、クライアント104、204自体、測定器10
0、または、測定器のサーバ110、218にプログラ
ミングすることが可能である。
【0056】図4〜図7に例示のWebブラウザ・イン
ターフェイスの一部を形成するテキストの上部の2行4
02、404には、File(ファイル)、Edit
(編集)、View(表示)、Help(ヘルプ)、B
ack(戻る)、Forward(進む)、Stop
(中止)、Refresh(更新)、及び、Print
(印刷)ボタンのような従来の各種ツールバーボタンが
表示されている。グラフィック・ユーザ・インターフェ
イスをナビゲイトするために設計されている入力装置
(例えば、マウス、トラックボール、または、ペン・タ
ブレット)を利用して、これらのボタンのそれぞれを押
すと、その関連機能を起動することができる。図4〜図
7に例示のWebブラウザ・インターフェイスの一部を
形成するテキストの第3の行406には、Webペー
ジ、ファイル、または、装置(例えば、測定器100)
のAddress(アドレス)を入力するためのテキス
ト・ボックス408が表示されている。
【0057】Webブラウザ・インターフェイスの左側
には、テキスト・ボックス408において指定されたデ
ータ・ページに固有のさまざまなボタン410〜418
が表示されている。Print Display(表示
印刷)ボタン414及びHelp(ヘルプ)ボタン41
8は、自明のところである。Get Image(画像
取得)ボタン410及びGet Data(データ取
得)ボタン412は、それぞれ、測定器100から画像
データを取得する機能、または、測定器100から測定
データを取得する機能に対応する。Get Image
ボタン410を押すと、Webブラウザによって表示さ
れているページの左側ボタン410〜418と右側ボタ
ン420〜434の間に表示される画像が、選択された
測定器100によって生成された画像から得られること
になる。Get Dataボタン412を押すと、We
bブラウザによって表示されているページの左側ボタン
410〜418と右側ボタン420〜434の間に表示
される画像が、測定器によるデータに基づく画像生成の
前に、測定器100から送信されるデータから生成され
ることになる。この後者の場合、Webブラウザによっ
て表示される画像は、Webブラウザが実行されている
コンピュータによって生成されるのが望ましい。
【0058】System Status(システム・
ステータス)ボタン416は、例えば、1)クライアン
ト104、204のどちらが測定器100に接続されて
いるかに関する表示、または、2)クライアント10
4、204に転送されている測定のパフォーマンス特
性、等を提供する。パフォーマンス特性の表示には、1
秒毎に表示または取得されているトレース数のような情
報を含むことが可能である。System Statu
sボタン416は、測定器サーバ110、218に対す
る接続に関連した問題の診断においてユーザの便をはか
ることが可能な情報を提供することも可能である。
【0059】Webブラウザ・インターフェイスの右側
には、テキスト・ボックス408において指定されたデ
ータ・ページに固有の追加ボタン420〜434が表示
されている。これらのボタンの多くは、Webブラウザ
がデータを受信している特定のタイプの測定器100に
固有のものである。例えば、測定器100が、スペクト
ラム・アナライザであれば、これらのボタンは、Fre
quency(周波数)ボタン420、Amplitu
de(振幅)ボタン422、Bandwidth(帯域
幅)ボタン424、Sweep(掃引)ボタン426、
Markers(マーカ)ボタン428、Reset
(リセット)ボタン430、及び、Options(オ
プション)ボタン432を含むことが可能である。これ
らのボタン420〜432の1つを押すと、例えば、測
定器100の前面によく見受けられるボタン、スライ
ダ、及び、他のコントロール手段によって得られるもの
と同様の機能性をもたらす、ポップ・アップ・ウィンド
ウが生じる。
【0060】Commands(コマンド)ボタン43
4を押すと、例えば、さまざまな測定器設定コマンドの
入力及び/または選択を可能にする、テキスト・ボック
ス802または選択スクリーンを備えたポップ・アップ
・ウィンドウ800(図8)が生じる。さらに、測定器
のサーバ110、218を介して、入力または選択され
たコマンドを測定器100に送信することが可能にな
る。ポップ・アップ・ウィンドウ800には、さらに、
1つまたは複数の測定器コマンドの送信に応答して(ま
たは、それに関する測定器への問い合わせ804に応答
して)クライアントが受信するパラメータ、肯定応答、
及び、他のデータを表示するためのウィンドウ806を
含むことも可能である。
【0061】図4〜図7に示すWebブラウザ・インタ
ーフェイスの下方部分には、波形表示の形式(例えば、
標準(Standard)400、持続(Persis
tence)500、ウォータフォール(Waterf
all)600、または、スペクトル写真(Spect
rogram)700)を選択し、グリッド(Gri
d)を表示し、3次元表示による透視画角(Persp
ective angle)を表示し、あるいは、表示
の更新を一時停止(Pause)するために操作するこ
とが可能な、コントロール436、438、440、4
42が表示されている。
【0062】ボタン420〜434は、Webブラウザ
の表示選好要素及び/またはコマンド入力要素として機
能することが可能である。従って、ボタン420〜43
4は、クライアント104、204のプログラミングに
基づいて、1)クライアント104にプログラミングす
るためにユーザから表示選好を受信し、それに従って、
Webブラウザを介して表示されるデータ内容に変更を
加える働き、及び/または、2)測定器100またはそ
のサーバ110、218にプログラミングするためにユ
ーザから測定器コマンドを受信し、それに従って、測定
器コマンド(それによって伝送されるデータを含む)の
設定に操作を加える働きをすることが可能である。表示
選好と同様、測定器コマンドも、クライアントによる測
定データの表示に影響を与えることが可能であるという
点に留意されたい。
【0063】本明細書では、本発明の例証となる、現在
のところ望ましい実施態様について詳述したが、もちろ
ん、本発明の概念は、別のやり方でさまざまに具現化
し、用いることが可能であり、付属の請求項は、先行技
術による制限のある場合を除いて、こうした変更を含む
と解釈されることを意図したものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】測定器と遠隔コンピュータの間における第1の
典型的なクライアント/サーバ関係を例示した図であ
る。
【図2】測定器と遠隔コンピュータの間における第2の
典型的なクライアント/サーバ関係を例示した図であ
る。
【図3】測定器と遠隔コンピュータの間における第3の
典型的なクライアント/サーバ関係を例示した図であ
る。
【図4】図1〜図3の遠隔コンピュータにおける測定デ
ータの標準表示を例示した図である。
【図5】図1〜図3の遠隔コンピュータにおける測定デ
ータの持続表示を例示した図である。
【図6】図1〜図3の遠隔コンピュータにおける測定デ
ータのウォータフォール表示を例示した図である。
【図7】図1〜図3の遠隔コンピュータにおける測定デ
ータのスペクトル写真表示を例示した図である。
【図8】図4〜図7に例示されたWebページの任意の
1つから得られるコマンド入力ポップ・アップ・ウィン
ドウを例示した図である。
【符号の説明】
100:測定器 102:測定器 104:クライアント 110:サーバ 204:クライアント 218:サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・ジー・ファウスト アメリカ合衆国コロラド州80525,フォー ト・コリンズ,ブランズ・ドライブ 8301 (72)発明者 グレン・イー・エルモア アメリカ合衆国カリフォルニア州95401, サンタ・ローザ,ハルター・コート 446 Fターム(参考) 5K048 AA08 BA35 DA02 EB10 FB02 FB09 FC01 HA01 HA21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定データを検分するための方法であっ
    て、 a)測定データを取得し、前記測定データをサーバに供
    給するように、測定器をプログラミングするステップ
    と、 b)前記測定データをクライアントに伝送するように、
    前記サーバをプログラミングするステップと、 c)前記測定データのグラフ表示をレンダリングするよ
    うに、前記クライアントをプログラミングするステップ
    と、 を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記クライアントによってレンダリング
    される前記グラフ表示が、リアルタイム表示である、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記測定データの代替表示を同時にレン
    ダリングするように、前記クライアントをプログラミン
    グするステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 さらに、 a)前記測定データを少なくとも1つの追加クライアン
    トに伝送するように、前記サーバをプログラミングする
    ステップと、 b)前記測定データのグラフ表示をレンダリングするよ
    うに、前記少なくとも1つの追加クライアントをプログ
    ラミングするステップであって、前記少なくとも1つの
    追加クライアントの特定の1つによって行われるグラフ
    ・レンダリングが、前記測定器によって行われるグラフ
    ・レンダリングのどれとも無関係であり、任意の他のク
    ライアントによって行われるグラフ・レンダリングとも
    無関係である、ステップと、 を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 設定コマンドを前記測定器に伝送するよ
    うに、前記クライアントをプログラミングするステップ
    をさらに含み、その伝送される設定コマンドに関する前
    記クライアントの知識が、前記測定データの前記グラフ
    表示をレンダリングする上で前記クライアントの助けと
    なる、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 各種設定パラメータについて前記測定器
    に問い合わせるように、前記クライアントをプログラミ
    ングするステップをさらに含み、前記問い合わせに対す
    る前記測定器の応答が、前記測定データの前記グラフ表
    示をレンダリングする上で前記クライアントの助けとな
    る、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 グラフィカル・ユーザ・インターフェイ
    スを表示するように、前記クライアントをプログラミン
    グするステップをさらに含み、前記測定器、前記サー
    バ、及び、前記クライアントのプログラミング・ステッ
    プが、前記グラフィカル・ユーザ・インターフェイスを
    介して供給されるユーザ入力に応答する、請求項1に記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 測定データを検分するための方法であっ
    て、 a)測定データを取得し、前記測定データをサーバに供
    給するように、グラフ・レンダリング機能を備えた測定
    器をプログラミングするステップと、 b)前記測定データをクライアントに伝送するように、
    前記サーバをプログラミングするステップと、 c)前記測定データのグラフ表示をレンダリングするよ
    うに、前記クライアントをプログラミングするステップ
    であって、前記クライアントによって行われる前記グラ
    フ・レンダリングが、前記測定器によって行われるグラ
    フ・レンダリングのどれとも関係がない、ステップと、 を含む方法。
  9. 【請求項9】 前記クライアントによってレンダリング
    される前記グラフ表示が、リアルタイム表示である、請
    求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 測定データを表示するための装置であ
    って、 a)いくつかのコンピュータ可読媒体と、 b)前記いくつかのコンピュータ可読媒体に記憶されて
    いるプログラム・コードであって、前記プログラム・コ
    ードが、 i)グラフィカル・ユーザ・インターフェイスを介し
    て、ユーザからの測定器コマンドを受け入れるために用
    意されたコマンド入力要素と、ユーザからの表示選好を
    受け入れるために用意された表示選好要素とを表示する
    ためのプログラム・コードと、 ii)前記測定器コマンドを測定器に伝送するためのプ
    ログラム・コードと、 iii)前記測定器から受信した測定データの表示をグ
    ラフ形式でレンダリングするためのプログラム・コード
    であって、前記レンダリングが、少なくとも部分的に前
    記表示選好に応答して実施される、プログラム・コード
    と、 を有する、プログラム・コードと、を備えた装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006244415A (ja) * 2005-03-07 2006-09-14 Yokogawa Electric Corp データ制御装置
JP2014066707A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Tektronix Inc トリガされた波形記録セグメントを表示する方法及びシステム
JP2018117523A (ja) * 2018-05-01 2018-07-26 京セラ株式会社 電力管理装置、電力管理システム、及び電力管理方法

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