JP2003112828A - 粉粒体充填方法、粉粒体充填装置及びそれを有するばら積貨物船 - Google Patents

粉粒体充填方法、粉粒体充填装置及びそれを有するばら積貨物船

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JP2003112828A
JP2003112828A JP2001311102A JP2001311102A JP2003112828A JP 2003112828 A JP2003112828 A JP 2003112828A JP 2001311102 A JP2001311102 A JP 2001311102A JP 2001311102 A JP2001311102 A JP 2001311102A JP 2003112828 A JP2003112828 A JP 2003112828A
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bag
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granular material
container
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Susumu Ota
進 太田
Kenjiro Hikita
賢次郎 疋田
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National Maritime Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡易な手段によって、貯留される粉粒体
の充填率を向上できる粉粒体充填方法及び粉粒体充填装
置を提供する。また、より大量の粉粒体を輸送できるば
ら積貨物船を提供する。 【解決手段】 ばら積貨物船1は、船倉5の底に複数の
袋体17が配置されている。各袋体17内には、エアコ
ンプレッサ21からエアが注入・排出される。全ての袋
体17内にエア流体を注入して袋体を膨張させた後、船
倉5に粉粒体を投入して堆積させる。次に、袋体17−
1内の流体を排出して収縮させ、粉粒体堆積層に荷崩れ
を生じさせる。そして、堆積層の上に生じたスキマに粉
粒体をさらに投入して堆積させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、とうもろこしや大
豆、小麦、ウッドチップ等の粉粒体を充填する方法及び
装置に関する。特には、このような粉粒体を海上輸送す
るばら積貨物船に関する。
【0002】
【従来の技術】とうもろこしや大豆、小麦、ウッドチッ
プ等の粉粒体の海上輸送は、一般にばら積貨物船で行わ
れる。図5は、一般的なばら積貨物船の船倉周りの構造
を示す正面断面図である。ばら積貨物船61の船体63
は断面がほぼ長方形である。船体63の中央には、船体
の長手方向に延びる船倉65が設けられている。船底6
7は二重になっており、船倉65の幅方向中央には、船
体の長手方向に延びるキール69が設けられている。船
底のキール69の両側はバラストタンク71となってい
る。バラストタンク71には、必要に応じて海水が注入
され、船体63を安定に保つ。
【0003】船倉65の中央上部にはカーゴハッチ73
が設けられており、このカーゴハッチ73を開いて船倉
65への物資の搬入や船倉からの搬出が行われる。船体
63の上部の各角には、断面がほぼ三角形のトップサイ
ドタンク75が設けられている。トップサイドタンク7
5は、船倉65に粉粒体が積まれたときに、船体63の
揺れなどによる粉粒体の移動を抑えるためのものであ
る。
【0004】このようなばら積貨物船に粉粒体を積載す
る際には、粉粒体の充填率を上げて、1航海当りの輸送
量を多くすることが望ましい。例えば、とうもろこしの
かさ密度は、自由落下させて堆積しただけの状態では
0.68〜0.69程度である。このかさ密度を0.7
1程度に向上させることが目標とされている。粉粒体の
充填率を上げるために、重力式又は振動式のローラによ
る締固め、振動式つき固め機による締固め、重錘又はグ
ラブ落下による締固め等が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
方法では、ローラや締固め機等の機材を船倉内に搬入す
ることが必要になり、また、重錘やグラブを用いる方法
では、船倉内の全面に渡って重錘やグラブを落下させる
必要があり、手間がかかっていた。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、より簡易な手段によって、貯留される粉粒
体の充填率を向上できる粉粒体充填方法及び粉粒体充填
装置を提供することを目的とする。また、より大量の粉
粒体を輸送できるばら積貨物船を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の粉粒体充填方法は、 粉粒体を貯留
する容器内に袋体を配置し、 前記容器内に前記粉粒体
を堆積させる過程において、該袋体に流体を注入・排出
して該袋体を膨張・収縮させ、これによって堆積した粉
粒体に流動又は振動を与えることを特徴とする。堆積し
た粉粒体に流動や振動を与えて粉粒体相互間隔を小さく
することにより粉粒体の充填率が向上し、容器の貯留量
が増える。さらに、袋体への流体の注入・排出にはほと
んど人手を要しないので、従来の方法に比べて充填作業
の手間がかからない。なお、本発明の対象となる容器の
例としては、ばら積貨物船の船倉、自動車や鉄道車両の
コンテナ、サイロ等の粉粒体倉庫等を挙げることができ
る。
【0008】本発明の第2の粉粒体充填方法は、 粉粒
体を貯留する容器内の底に袋体を配置し、 該容器に前
記粉粒体を入れる前に前記袋体内に流体を注入して該袋
体を膨張させておき、 該容器内に前記粉粒体を投入し
て堆積させ、 次に、前記袋体内の前記流体を排出して
該袋体を収縮させ、 これによって、該袋体上の粉粒体
堆積層に荷崩れを生じさせ、 該堆積層の上に生じたス
キマに前記粉粒体をさらに投入し堆積させることを特徴
とする。
【0009】容器の底に配置された袋体を収縮させる
と、その袋体の上方に堆積した粉粒体が荷崩れを起こ
す。荷崩れ時に粉粒体は上から自重圧力を受けながら流
動するので、相互間の間隙が小さくなり、より密に充填
される。そして、袋体の収縮によって減った体積分の粉
粒体、及び、かさ密度が上がって減った体積分の粉粒体
をさらに容器に投入する。袋体は底に配置されているた
め、荷崩れする粉粒体の堆積層の高さが高くなり、荷崩
れ時に重力の影響も受けてより充填率が高くなる。さら
に、容器に粉粒体を入れる前に袋体を膨張させておくこ
とで、用いる流体の圧力は、比較的低圧ですむ。
【0010】本発明の第1の粉粒体充填装置は、 粉粒
体を容器内に貯留するための粉粒体充填装置であって、
前記容器内に配置された袋体と、 該袋体内に流体を
注入・排出する手段と、 前記容器内に前記粉粒体を堆
積させる手段と、を具備し、前記容器内に前記粉粒体を
堆積させる過程において、該袋体内に流体を注入・排出
して該袋体を膨張・収縮させることを特徴とする。比較
的簡単に、スペースの小さい装置で充填率を向上させる
ことができる。
【0011】本発明の第2の粉粒体充填装置は、 粉粒
体を容器内に貯留するための粉粒体充填装置であって、
前記容器の底に配置された袋体と、 該袋体内に流体
を注入・排出する手段と、 前記容器に前記粉粒体を堆
積させる手段と、を具備し、前記袋体内に流体を注入し
て該袋体を膨張させた後、前記容器に前記粉粒体を投入
して堆積させ、次に、前記袋体内の流体を排出して該袋
体を収縮させて粉粒体堆積層に荷崩れを生じさせ、該堆
積層の上に生じたスキマに前記粉粒体をさらに投入して
堆積させることを特徴とする。比較的簡単に、スペース
の小さい装置で充填率を向上させることができる。底に
配置された袋体は収縮後には、上方に蓄積された粉粒体
の重力により潰れて高さが低くなり、容器の容量はほと
んど減少しない。
【0012】本発明のばら積貨物船は、 粉粒体を船倉
に貯留して海上輸送するばら積貨物船であって、 前記
船倉の底に配置された袋体と、 該袋体内に流体を注入
・排出する手段と、を具備し、 前記袋体内に流体を注
入して該袋体を膨張させた後、前記船倉に前記粉粒体を
投入して堆積させ、次に、前記袋体内の流体を排出して
該袋体を収縮させて粉粒体堆積層に荷崩れを生じさせ、
該堆積層の上に生じたスキマに前記粉粒体をさらに投入
して堆積させることが可能であることを特徴とする。比
較的簡単な設備で、船倉に貯留される粉粒体の充填率を
上げることができ、粉粒体を大量に輸送できるばら積貨
物船を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ説明す
る。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るばら積貨
物船の荷積前の構造を模式的に示す正面断面図である。
図2は、図1のばら積貨物船の船倉の底面を模式的に示
す平面図である。このばら積貨物船1は、図5に示す従
来のばら積貨物船とほぼ同様の構成で、断面がほぼ長方
形の船体3を有する。一例として、船体3は高さが約1
5mで、幅が約32mである。船体3の中央には、船体
の長手方向に延びる船倉5が設けられている。船底7は
二重になっており、船低7の幅方向中央には、船体の長
手方向に延びるキール9が設けられている。船底7のキ
ール9の両側はバラストタンク11となっている。バラ
ストタンク11には、必要に応じて海水が注入され、船
体3を安定に保つ。
【0014】船倉5の中央上部にはカーゴハッチ13が
設けられており、このカーゴハッチ13を開いて船倉5
への物資の搬入や船倉からの搬出が行われる。船体5の
上部の各角には、断面がほぼ三角形のトップサイドタン
ク15が設けられている。トップサイドタンク15は、
船倉5に粉粒体が積まれたときに、船体3の揺れなどに
よる粉粒体の移動を抑えるためのものである。
【0015】船倉5の床面には、複数の袋体17−1〜
4が配置されている。袋体17は、この例では、図2に
示すように、船倉5の床面に縦に4列に等間隔で配置さ
れている。袋体17は、伸縮性及び強靭性のあるゴム、
プラスチック、繊維強化布等の材料で作製される。袋体
17は床面に単に置かれただけでもよく、マジックテー
プ(登録商標)のようなものやフック等で床面に固定さ
れてもよい。
【0016】各袋体17からは通気管(流体注入・排出
手段)19が船外まで延びており、弁23を介してエア
コンプレッサ21に接続している。通気管19は、この
例では船倉5の内部に配管されているが、船倉5の外を
通ってコンプレッサ21に接続してもよい。また、コン
プレッサ21は船体3内に搭載されていてもよい。各袋
体17には、加圧エア(袋体膨張用流体)がエアコンプ
レッサ21から通気管19を通って送られる。エアは袋
体17内の気圧が2気圧程度になるまで送られ、このと
き、袋体17は例えば高さが0.5m〜1m、径が3m
〜6m程度に膨張する。膨張が完了すると、この袋体1
7に接続している通気管21の弁23を閉じる。袋体膨
張用流体としては、空気の他に海水などを使用できる
が、袋体内に残留した場合における影響や注入・排出の
便を考慮すると、空気が好ましい。流体が海水の場合
は、通気管19の一部から別の管25が分岐している。
この分岐管25は弁27を介して海中に通じ、海水の汲
み上げや排出を行う。なお、エアコンプレッサ21は全
ての袋体17の個々に流体を注入・排出できるように制
御される。
【0017】次に、このばら積貨物船1に粉粒体を荷積
する方法について説明する。図3は、図1のばら積貨物
船の荷積方法を模式的に説明する図であり、図3(A)
は荷積後、袋体収縮前の状態、図3(B)は一個の袋体
収縮後の状態、図3(C)は全袋体収縮後、荷積完了時
の状態を示す正面断面図である。最初に、エアコンプレ
ッサ21を作動させて全ての袋体17にエアを注入して
完全に膨張させておく(図1参照)。そして、図3
(A)に示すように、コンベア装置29により粉粒体G
をカーゴハッチ13から船倉5にほぼ一杯の状態まで投
入する。
【0018】そして、図3(B)に示すように、最も左
隅の袋体17−1からエアを排出してこの袋体17−1
を収縮させる。すると、この袋体17−1の上方に蓄積
した粉粒体Gが図の矢印方向(主に下方向)に荷崩れを
起こす。粉粒体状物質が上部から自重圧力を受けながら
崩れると、粉粒体間の間隙が小さくなることが知られて
いる。したがって、荷崩れした粉粒体は相互間の間隙が
小さくなってより密に充填される。このように袋体17
−1が収縮すると、この袋体17−1の上方の粉粒体の
上部に空間Sが生じる。そしてこの空間Sに袋体17−
1の収縮によって減った体積分、及び、かさ密度が上が
って減った体積分程度の粉粒体をコンベア装置29によ
り投入する。そして、今度は先の袋体17−1の横の袋
体17−2から流体を排出して収縮させる。すると、同
様にこの袋体17−2の上方に蓄積した粉粒体が荷崩れ
を起こす。そして、図3(C)に示すように、この作業
を全ての袋体17を収縮させるまで繰り返して行う。こ
れにより複数回(この例では横方向で4回)の荷崩れが
起こり、より密に粉粒体が堆積していき、全体として充
填率が向上する。
【0019】この例では、袋体17は船倉底面に配置さ
れているため、荷崩れする粉粒体の堆積層の高さが高く
なり、荷崩れ時に重力の影響も受けてより充填率が高く
なる。また、袋体17を収縮させる順序は、例に示した
隅から順に行う他、対角状や一つ置きの千鳥状、又は真
中から順に行ってもよい。
【0020】袋体17は完全に収縮すると、上方に蓄積
した粉粒体の重さを受けて扁平になる。全ての収縮した
袋体17の体積は、船倉3全体の体積と比較するとかな
り小さく、船倉3の許容量に影響を与えない。例えば、
袋体17の袋壁の肉厚を1cmとすると、2枚で2cm
となるが、船倉3の高さ15mの0.13%にすぎな
い。一方、積荷(粉粒体)の量は、例えばかさ密度が
0.69から0.71に上昇するとすると、2.9%の
積載量アップとなる。
【0021】図4は、本発明の第2の実施の形態に係る
ばら積貨物船の構造を示す正面断面図である。この例の
ばら積貨物船41は、船倉43の側壁にも複数の袋体4
5が配置されている。そして、各袋体45は通気管47
が接続しており、通気管47は弁49を介してコンプレ
ッサ51に接続している。また、各袋体45には弁53
を備えた排気管55が接続している。
【0022】袋体45を船倉43側壁にも配置すること
によって、粉粒体が荷崩れを起こす回数が増えたり、荷
崩れの形態が変化するため、荷崩れによる充填率向上の
効果が高まる。
【0023】なお、これらの例では、袋体を1回だけ膨
張・収縮させたが、この動作を粉粒体の投入中に繰り返
して行ってもよい。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、袋体を収縮させて、投入された粉粒体に荷崩
れを起こすことにより、貯留される粉粒体の充填率を向
上させることができる。したがって、簡単な設備でより
大量の粉粒体を貯留し、輸送できるばら積貨物船を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るばら積貨物船
の荷積前の構造を模式的に示す正面断面図である。
【図2】図1のばら積貨物船の船倉の底面を模式的に示
す平面図である。
【図3】図1のばら積貨物船の荷積方法を模式的に説明
する図であり、図3(A)は荷積後、袋体収縮前の状
態、図3(B)は一個の袋体収縮後の状態、図3(C)
は全袋体収縮後、荷積完了時の状態を示す正面断面図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るばら積貨物船
の構造を示す正面断面図である。
【図5】一般的なばら積貨物船の船倉周りの構造を示す
正面断面図である。
【符号の説明】
1 ばら積貨物船 3 船体 5 船倉 7 船底 9 キール 11 バラストタ
ンク 13 カーゴハッチ 15 トップサ
イドタンク 17 袋体 19 通気管
(流体注入・排出手段) 21 エアコンプレッサ 23 弁 41 ばら積貨物船 43 船倉 45 袋体 47 通気管 49 弁 51 コンプレ
ッサ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 88/64 B65D 88/64 G Fターム(参考) 3E070 AA25 AB11 GA01 GA11 RA01 RA30 VA06 VA21 3F078 AA08 BA16 BA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を貯留する容器内に袋体を配置
    し、 前記容器内に前記粉粒体を堆積させる過程において、該
    袋体に流体を注入・排出して該袋体を膨張・収縮させ、
    これによって堆積した粉粒体に流動又は振動を与えるこ
    とを特徴とする粉粒体充填方法。
  2. 【請求項2】 粉粒体を貯留する容器内の底に袋体を配
    置し、 該容器に前記粉粒体を入れる前に前記袋体内に流体を注
    入して該袋体を膨張させておき、 該容器内に前記粉粒体を投入して堆積させ、 次に、前記袋体内の前記流体を排出して該袋体を収縮さ
    せ、 これによって、該袋体上の粉粒体堆積層に荷崩れを生じ
    させ、 該堆積層の上に生じたスキマに前記粉粒体をさらに投入
    し堆積させることを特徴とする粉粒体充填方法。
  3. 【請求項3】 粉粒体を容器内に貯留するための粉粒体
    充填装置であって、 前記容器内に配置された袋体と、 該袋体内に流体を注入・排出する手段と、 前記容器内に前記粉粒体を堆積させる手段と、を具備
    し、 前記容器内に前記粉粒体を堆積させる過程において、該
    袋体内に流体を注入・排出して該袋体を膨張・収縮させ
    ることを特徴とする粉粒体充填装置。
  4. 【請求項4】 粉粒体を容器内に貯留するための粉粒体
    充填装置であって、 前記容器の底に配置された袋体と、 該袋体内に流体を注入・排出する手段と、 前記容器に前記粉粒体を堆積させる手段と、を具備し、 前記袋体内に流体を注入して該袋体を膨張させた後、前
    記容器に前記粉粒体を投入して堆積させ、次に、前記袋
    体内の流体を排出して該袋体を収縮させて粉粒体堆積層
    に荷崩れを生じさせ、該堆積層の上に生じたスキマに前
    記粉粒体をさらに投入して堆積させることを特徴とする
    粉粒体充填装置。
  5. 【請求項5】 粉粒体を船倉に貯留して海上輸送するば
    ら積貨物船であって、 前記船倉の底に配置された袋体と、 該袋体内に流体を注入・排出する手段と、を具備し、 前記袋体内に流体を注入して該袋体を膨張させた後、前
    記船倉に前記粉粒体を投入して堆積させ、次に、前記袋
    体内の流体を排出して該袋体を収縮させて粉粒体堆積層
    に荷崩れを生じさせ、該堆積層の上に生じたスキマに前
    記粉粒体をさらに投入して堆積させることが可能である
    ことを特徴とするばら積貨物船。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012032134A1 (en) 2010-09-09 2012-03-15 Coperion Gmbh Pneumatic bulk material conveying device for loading and/or unloading a ship

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