JP2003112622A - 構造要素及びそれを用いた構体構造 - Google Patents
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Abstract
減、溶接量の減少による溶接ひずみの低減を達成する。 【解決手段】鉄道車両の側構体21は、上部に窓開口部
22を形成し、その窓開口部22の前後両側にドア開口
部23,24をそれぞれ形成する。窓開口部22とドア
開口部23,24との間に上下方向に延びる第1及び第
2の区画S11,S12を形成し、前記窓開口部22の
下方に窓開口部22の幅にほぼ等しい幅の第3の区画S
13を形成する。各区画は、外板パネル1の内側面側に
芯材2を配置し、その芯材2の周囲の部分を、断面ほぼ
Z型状の縁材3によって抱きかかえるように保持する。
芯材2の内側面側を覆うように内板4を芯材2及び縁材
3に取り付ける。
Description
れを用いた構体構造に関する。
0〜図52に示すように構成されている。すなわち、外
板101(側構体)に窓開口部102が形成され、その
両側に戸袋部107,108及びドア開口部103,1
04が一定間隔を存して設けられている。戸袋部10
7,108には、上下方向に延びる断面ほぼコ字形状の
突部105a,105aを有する補強部材105A,1
05Bが溶接により固着されている。そして、前記第1
の補強部材105A,105Bと窓開口部102との間
であって上側部分(窓開口部102の高さにほぼ対応す
る上側部分)にも、上下方向に延びる断面ほぼコ字形状
の突部105b,105bを有する第2の補強部材10
5C,105Dが設けられている。
5Bの間であって窓開口部102の下側には、前後方向
に延びる3つの断面ほぼハット形状の第3の補強部材1
05E〜105Gが平行に設けられている。窓開口部1
02の下側においては、上下方向に延びる2つの断面ほ
ぼZ字形状の第4の補強部材106A,106Bが、前
記第3の補強部材105E〜105Gに直交するように
設けられている。前記窓開口部102の両側にも、上下
方向に延び前記第4の補強部材106A,106Bより
も高さが高い断面ほぼZ字形状の骨部材である側柱10
6C,106Dが設けられている。前記第3の補強部材
105E〜105Gの上側であって窓開口部102の下
側にも断面ほぼZ字形状の第5の補強部材106Eが車
体前後方向に延びるように設けられている。また、ドア
開口部103,104の両側にも、上下方向に延びる断
面ほぼZ字形状の骨部材である入口柱106F,106
Gが設けられている。
る戸袋部107,108及びドア開口部103,104
それぞれの境界に外板101に溶接で取り付けられた側
柱106C,106D及び入口柱106F,106Gが
形成されていることになる。
部材によって側構体全体の形状が保持されるとともに、
多数の補強部材によって骨部材間の外板の形状が保持さ
れる構造である。
05G,106A,106B,106Eを外板101に
溶接するのは、車両の構体において、外板の座屈強度を
確保するためであり、この点については、いろいろな構
造が提案されている。 (1)例えば特開昭61−220962号公報には、客
電車の側構体の構造として、側外板の内側に、凹凸部が
形成された補強板を溶接し、補強板と側外板との間の空
間に芯材を充填した構造が提案されている。 (2)例えば特許第3015020号公報には、ステン
レス製のダブルスキンパネルを用いた側構体の構造であ
り、外板と内板とが共に荷重を受け持つ構造が提案され
ている。この構造では、外板と内板とはほぼ同じ板厚
で、同じ材料であり、芯材にステンレス鋼の曲げ板を用
いている。
0962号公報に記載の構造は、側外板の補強が必要な
領域ごとにその領域の寸法に合わせて補強板を各種製作
することになるが、補強板に凹凸部を形成しているの
で、加工が面倒である。また、側外板と補強板との間の
溶接量も従来の骨皮構造と変わらないため、溶接歪みの
低減の効果がない。さらに、充填材(芯材)を充填する
場合、その充填材の施工時の発泡圧力に耐えるために、
補強板にある程度の板厚が必要であり、補強板と芯材と
の重量が、従来の座屈補強構造の重量より重くなる。
の技術では、外板だけでなく、内板にも荷重が入力され
る構造であるので、内板は、外板とはほぼ同じ板厚で、
同じ材料(高強度部材)を用いており、さらにステンレ
ス鋼の曲げ板を芯材として用いているので、重量が増加
する。特に、構体構造を構成する際のパネル間の結合は
内板にも荷重を入力するために外板だけでなく、内板同
士を結合する必要があり、結合構造が複雑になる。ま
た、外板と内板との間の容積を、断熱や配線、配管など
に有効利用することができない。
る重量の低減、溶接量の減少による溶接工数及び溶接ひ
ずみの低減を達成することができる構造要素及びそれを
用いた構体構造を提供することを目的とする。
材である外板と、前記外板より狭い面積の内板と、前記
外板と内板との間に位置する前記外板と内板と一体化し
た縁材と、前記外板と内板と縁材とによって構成される
閉鎖空間を満たす芯材とからなり、前記芯材は、前記外
板と内板の間にあって少なくともその両者に接着あるい
は融着等で合体され、他の構造材と一体化して構体構造
をなすものである。
合する縁材が前記内板の周縁に沿って設けられ、前記外
板、内板及び縁材によって囲まれる閉鎖空間が芯材(弾
性芯材)で満たされることで、前記外板が弾性支承され
る。このように弾性支承することで、外板の座屈強度が
確保され、部材の数の減少、溶接量の減少、溶接ひずみ
の減少が実現される。
熱材として機能する発泡プラスチック又は木材とするこ
とができる。
で、縁材のピッチと芯材の板厚及び密度とを適切に選択
することによって、構造の簡略化及び軽量化が無理なく
図れる。特に、芯材に断熱材として機能する発泡プラス
チックを用いれば、複雑な構造とすることなく、外板の
内側に形成される閉鎖空間を有効に活用して断熱効果が
得られる。
が、繊維強化プラスチック、アルミニウム合金又は前記
外板の板厚の1/3以下の板厚を有するステンレス鋼と
することができる。このように、内板として軽量材料
(繊維強化プラスチック、アルミニウム合金又は前記外
板の板厚の1/3以下の板厚を有するステンレス鋼)を
用いることができるのは、隣り合う内板同士は構造的に
結合されていないために、車体構造が受ける荷重のほと
んどは外板が伝達することになり、内板には前記荷重が
作用しないからである。
て構成するため、構造全体の軽量化を図る上で有利であ
る。
図るために、請求項4に記載のように、前記縁材を、繊
維強化プラスチック、アルミニウム合金又は前記外板よ
り薄いステンレス鋼からなるようにしたり、請求項5に
記載のように、前記外板を、アルミニウム合金又はステ
ンレス鋼などの金属からなるようにしたりすることがで
きる。
どの構体構造を構成することができる。それには、請求
項6に記載のように、構体構造を構成する請求項1記載
の構造要素と、構体構造を構成し補剛する骨部材を縦横
に配置し一体化した骨要素とからなり、前記構造要素の
うち内板のある部分を、前記骨要素の開口している部分
に位置させる構成とすればよい。
前記骨要素の開口部分(骨部材が設けられていない部
分)の一部を、前記構造要素で覆わずに窓用開口部とし
たり、請求項8に記載のように、前記骨要素の開口部分
の一部を、前記構造要素で覆わずに出入り口用開口部と
したりすることができる。
要素の外板に、凸状に外方に突出するように折れ曲がっ
た部位が形成されている場合に、その折れ曲がった部位
を境として、前記芯材、縁材及び内板からなる弾性支承
部(後述の区画に対応)がそれぞれ独立して設けられて
いる構成とすることも可能である。
位を境として、芯材を分割することで、そのように折れ
曲がった芯材、縁材や内板を用いることなく、平板状の
芯材、内板及び直線的な縁材を用いて構成することがで
き、構造を複雑とすることがない。
に平行な前記骨要素の骨部材と前記構造要素の縁材との
間隔bが、次の関係式(1)を満足することが望まし
い。
の縁材との間には、前記構造要素の外板のみが存在する
が、その外板において骨部材と平行方向についての必要
な座屈強度が確保される。
交する場合、請求項11に記載のように、隣り合う互い
に平行な前記骨要素の骨部材と前記構造要素の縁材との
間隔bが、次の関係式(2)を満足することが望まし
い。
の縁材との間に存在する外板において、骨部材と直交す
る方向についての必要な座屈強度が確保される。
面に沿って説明する。
を示す説明図である。
(a)に示すように、前後方向及び上下方向に延び鉄道
車両の外面を構成する外板1の内面側に、矩形状の芯材
2が接着により取り付けられている。その芯材2の周囲
の部分は、外板1と内板4とを結合する縁材3によって
保持されている。そして、芯材2を覆うように内板4が
前記芯材2に接着により取り付けられている。ここで、
Pは縁材ピッチである。
承されるので、外板1の座屈強度が確保される。また、
従来構造に必要な座屈止め補強を廃止することができる
ため、部材数の減少、溶接量、溶接ひずみの低減を実現
できる。
かい材料である断熱材などを使用することができる。芯
材2の厚さは、必要とされる断熱性能を満足するように
決定される。具体的には、芯材としては、例えばウレタ
ンフォーム、塩化ビニル樹脂フォーム(商品名:クレゲ
セル)、ポリエチレンフォーム、フェノールフォームな
どの発泡プラスチックを用いることができる。
いれば、外板1を構成するステンレス鋼板に比べて比重
が1/20〜1/80以下である。このように、非常に
軽量であるので、縁材3のピッチPと、芯材2の板厚L
1及び密度とを適切に選択することで、軽量化を図る上
で有利な構造となる。
り曲げられて構成され、それぞれ外板1の内面1a(車
室側の面)に溶接により固着される取付部3aと、この
取付部3aの内周縁部よりほぼ鉛直内方に延びる縦壁部
3bと、この縦壁部3bの先端縁より前記取付部3aと
平行にかつ前記取付部3aと反対方向に延び前記芯材2
のみ、又は芯材2と内板4とを同時に前記外板1側に押
さえ付ける保持部3cとを有する。
も溶接により外板1の内面1aに固着する必要はなく、
接着により取り付けることも可能である。
いかに影響するかを見るために、前記図1(a)(b)
に示す構造は、外板1を梁11と、縁材3(補強部材)
を支点12A,12Bと、芯材2を複数のばね13とそ
れぞれみなすことで、図2に示すように、弾性支承系と
してモデル化する。
芯材に対して十分高い剛性があるものとして、バネ13
を剛に支持している。
ける梁11の支配方程式は、次に示す式(3)の通りで
ある。
材2の有効深さ(厚さ)をL1(図1参照)とすれば、
芯材2の単位面積当たりのばね定数kは、次の式(4)
に示すようになる。
式(5)に示す通りであり、式(1)と同じ形で表され
る。
次の式(6)にて求められる。
両式の右辺より、以下の関係が導ける。
とみなした場合のその等価半径rが、次の式(8)のよ
うに求まる。
とが知られている。
に、弾性支承系のバネ定数kによって表すことができ
る。そして、式(8)を式(9)に代入することによ
り、次のように計算される。
系のバネ定数kの平方根に比例する。
な座屈強度は、最大で15kgf/mm2 程度であるこ
とを考えると、弾性支承系のばね定数kは、
さL1を30mmとした場合、 E1=K・L1=0.02×30 =0.6kgf/mm2 となり、前記発泡プラスチックは、それのヤング率が約
1kgf/mm2 であるかあるいはそれ以上であること
から、断熱材などに用いられる発泡プラスチックが芯材
として適用可能である。
すような基本構造を有する本発明に係る構体構造を、座
屈強度が必要とされる部分に用いることで、簡単な構造
でもって座屈強度を高めることができることがわかる。
に、表1の各構造要素について、鉄道車両の構体に作用
する応力を解析する手法として知られている、有限要素
法(FEM)を用いて座屈強度解析を行った。これは、
各部材を多数のメッシュに分割し、その各メッシュを、
板要素(CQUAD4,CTR|A3)として、応力解
析モデルを作成し、その応力解析モデルに所定の荷重を
作用させ、その状態の応力を演算する解析手法である。
示すように、外板1(L11=1290mm,L12=
748mm、t11=1.5mm)に、4つの縁材3−
1〜3−4(取付部(L13=24mm)、縦壁部(L
14=30mm)、保持部(L15=25mm)を有す
る)で、板状の発泡プラスチックからなる芯材2(厚さ
30mm)を接着により取り付け、ステンレス鋼板から
なる内板4(t12=0.5mm)をそれらに接着固定
した構造である。これは、窓開口部の下側部分の区画に
相当する。
00kgf/mm2、ポアソン比0.3とし、GFRP
は、ヤング率1410kgf/mm2、発泡プラスチッ
クは、ヤング率3kgf/mm2(密度50kgf/m2
の場合のおおよその値)とする。
座屈強度σcrは、パネルの曲げ剛性に比例する(図7の
破線参照)ものとして設計されていたが、図7に示すよ
うに、芯材の厚さを、断熱材として使用できる程度(厚
さ30mm)まで厚くすると、F2を除き前記比例関係
が成立しないことが確認された。これは、外板が主に圧
縮荷重を負担し、内板には芯材や縁材を介して間接的に
荷重が負荷される構造であること、及び芯材のヤング率
が構造材としてはかなり低いためであると考えられる。
いると考えられるが、内板に用いているGFRPのヤン
グ率が1410kgf/mm2 であり、S2(ステンレ
ス)の19700kgf/mm2 やA2(アルミ)の7
200kgf/mm2 の約1/10であるため、板(パ
ネル)の曲げ剛性の計算値が小さい値となり、たまたま
図7の破線の近くにきているものと考えられる。これ
は、次に示すように,F2の座屈強度が、芯材の面外撓
みのバネ定数の平方根√kに比例することからも裏付け
られる。
2,S2,F2)、弾性支承された板として座屈変形す
るため、芯材の面外撓みのばね定数の平方根√kに座屈
強度が比例する場合の式(10)で表される直線(図8
の破線参照)に、A2,S2,F2の値が近づく。
よいため、芯材の密度が低くなる。このため、芯材の厚
さを10mmから30mmに変化させた場合の重量増加
は非常に少ないが、座屈強度σcrは大きく向上すること
がわかる(図9参照)。
低いもの(内板はできるだけ薄いもの)を用いると有利
である。
の様子について検討する。
方向にそれぞれ単位荷重Fx,Fyを作用させた場合に
ついて、X,Y方向の座屈を調べると共に、図10
(c)に示すように、X方向に単位荷重Fを、Y方向に
(a/b)×Fの荷重をそれぞれ作用させることによっ
て、剪断座屈を調べたところ、次の解析結果が得られ
た。
シュの応力値を複数の段階に分別し、その段階ごとに異
なる色彩で表示するようにして、一見して、モデル全体
の応力状態を認識することができるようにしている(図
11〜図14、図15〜図18、図19〜図22参
照)。 (A)X方向座屈 座屈荷重Fcr=27886kgf 外板の断面積A=1
122mm2 平均座屈強度σcr=F/A=24.9kgf/mm2 変形モードは図11に示すようになり、外板、内板及び
発泡プラスチックの応力分布は、それぞれ、図12〜図
14に示すようになる。 (B)Y方向座屈 座屈荷重Fcr=45358kgf 外板の断面積A=1
935mm2 平均座屈強度σcr=F/A=23.4kgf/mm2 変形モードは図15に示すようになり、外板、内板及び
発泡プラスチックの応力分布は、それぞれ、図16〜図
18に示すようになる。 (C)剪断座屈 座屈荷重Fcr=49377kgf 外板の断面積A=1
935mm2 平均剪断座屈強度σcr=F/A=25.5kgf/mm
2 変形モードは図19に示すようになり、外板、内板及び
発泡プラスチックの応力分布は、それぞれ、図20〜図
22に示すようになる。
発生応力は、最大で15kgf/mm2程度であるの
で、前記解析結果から得られるX方向の平均座屈強度は
24.9kgf/mm2で、十分に実用に耐える値であ
ると考えられる。
骨要素とからなる本発明に係る構体構造の他の例を示す
説明図である。骨部材5,5A,5B,5Cが外板1
A,1に結合され、骨部材5,5A,5B,5C間に内
板4a,4b,4’と縁材3A,3’からなる区画(弾
性支承部)が構成される。そして、区画ごとに内板4
a,4b,4’は分断され互いに独立していることにな
るため、構体構造が受ける荷重のほとんどは外板1A,
1が伝達することになる。このため、前記内板4a,4
b,4’には、構体構造が受ける荷重がほとんど作用し
ない。よって、内板4a,4b,4’としては、外板1
A,1より厚さが薄い(例えば外板の板厚の1/3以下
の板厚を有する)ステンレス鋼板、又は繊維強化プラス
チック(FRP)若しくはアルミニウム合金などの軽量
材料を用いることができるようになる。また、このよう
な内板4a,4b,4’が前記芯材2A,2を覆うよう
に接着によって取り付けられることにより、芯材2A,
2が空気に直接触れない構造となり、難燃性の構造とす
ることができる。
字形状の縁材3,3’に限定されず、断面ほぼコ字形状
の縁材を用いたり、それらを組み合わせて用いることも
可能である。芯材2の周縁部分を保持できる形状であれ
ば、他の形状のものを用いてもよい。
て、図3(a)に示すように、断面ほぼコ字形状の縁材
3Aを用いることができる。
接着される外側取付部3Aaと、この外側取付部3Aa
の内周縁部よりほぼ鉛直内方に延びる縦壁部3Abと、
この縦壁部3Abの先端縁より前記外側取付部3Aaと
平行にかつ同一側に延び内板4Aの内面4Aaに接着に
より固着される内側取付部3Acとを有し、芯材2Aが
位置する側とは反対側に開口する断面ほぼコ字形状で、
外向きに開口している。また、縁材3Aの両取付部3A
a,3Abの周縁部に内板2Aの周縁部がほぼ一致し、
内板2Aが縁部材3Aより外方に突出しないようにして
いるが、必ずしもそれらを一致させる必要はない。
折り曲げることで構成され、それぞれ外板1Aの内面1
Aa(車室側の面)に溶接により固着される外側取付部
5aと、この外側取付部5aの一縁部よりほぼ鉛直内方
に延びる縦壁部5bと、この縦壁部5bの先端縁より前
記外側取付部5aと平行に反対方向に延びる内側取付部
5cとを有する。前記骨部材5と縁部材4Aとの間で座
屈変形が生じるのを回避するために、前記骨部材5と縁
部材4Aとはできるだけ接近するように配置することが
望ましい。
コ字形状の縁材3Aと断面ほぼZ字形状の縁材3’とを
組み合わせて用いることもできる。この場合には、Z字
形状の縁材3’は、外板1Aの内面1Aaに接着される
外側取付部3a’と、この外側取付部3a’の内周縁部
よりほぼ鉛直内方に延びる縦壁部3b’と、この縦壁部
3b’の先端縁より前記外側取付部3a’と平行にかつ
反対側に延び内板4Bの内面4Baに接着により固着さ
れる内側取付部3c’とを有する。
いており、外板1Aの内面1Aa(車室側の面)に接着
により固着される外側取付部5Aaと、この外側取付部
5Aaの一縁部よりほぼ鉛直内方に延びる縦壁部5Ab
と、この縦壁部5Abの先端縁より前記外側取付部5A
aと平行に同一方向に延びる内側取付部5Acとを有す
る。
としては、外側取付部5Baと縦壁部5Bbとを有する
断面ほぼL字形状の骨部材5Bや、断面ほぼコの字形状
の骨本体部5Caと、反対方向に延びる2つの外側取付
部5Cb、5Ccとを有する断面ほぼハット形状の骨部
材5Cを用いることも可能である。
材と骨部材との間には外板のみが存在する平板構造とな
っており、この部分においても必要な座屈強度を確保す
る必要がある。
保する場合について説明する。
に次の式(12)で表される。
よって変化するが、周辺支持条件で、板幅bに対して板
長さが十分に大きい場合(a/b≧1)には、図5の曲
線C’に示すように、座屈係数K=4とみなせる。
との間には、前記構造要素の外板のみが存在するが、前
記(1)式を満たす板幅bとすれば、その外板において
骨部材と平行方向についての必要な座屈強度を確保する
ことができる。
外板で互いに隣り合う平行な骨部材と縁材との間の外板
における骨部材と平行な方向の圧縮応力σc1が15k
gf/mm2生じる場合には、
確保する場合については、板幅bに対して板長さが十分
に小さい(a/b≦0.5)として、応力方向と直交す
る方向に単位幅を有する梁の座屈として平板の座屈強度
を近似することができる。そして、両端支持条件の梁の
座屈強度は、次の式(13)で表される。
=t3/12,A=tであるので、
間に存在する外板において、上記(2)式を満たす板幅
bとすれば、骨部材と平行方向についての必要な座屈強
度を確保することができる。
外板で互いに隣り合う平行な骨部材と縁材との間の外板
における骨部材と直交する方向の圧縮応力σc2が15
kgf/mm2生じる場合には、
一例について、図面に沿って具体的に説明する。 (実施例1)本発明に係る構体構造を鉄道車両の側構体
に実施した例を、図23〜図29に示す。すなわち、鉄
道車両の側構体21は、上部に窓開口部22が形成さ
れ、その窓開口部22の前後両側にドア開口部23,2
4がそれぞれ形成されている。前記窓開口部22とドア
開口部23,24とを除く部分が複数の区画(弾性支承
部)に区分されている。つまり、前記窓開口部22とド
ア開口部23,24との間に上下方向に延びる第1及び
第2の区画S11,S12が形成され、前記窓開口部2
2の下方に窓開口部22の幅にほぼ等しい幅の第3の区
画S13が形成されている。
材106C,106D,106F,106Gが設けられ
ている点は、従来の構造と同様である。
れも、車両前後方向及び上下方向の辺を有する側面視矩
形状とされ、前記各辺が異なる縁材、すなわち前後方向
に延びる上下1対の縁材3A1〜3C1,3A2〜3C
2と、上下方向に延びる前後1対の縁材3A3〜3C
3,3A4〜3C4とによって構成されている。そし
て、その縁材3A1〜3C1,3A2〜3C2,3A3
〜3C3,3A4〜3C4に内板4A〜4Cが接着によ
り固定され、外板1の内側に芯材2A〜2Cを保持する
ようになっている。なお、隣り合う内板4A〜4C同士
は結合していない。
4A〜4Cにて弾性支承されているので、そのように支
承されてない従来構造に比べて、座屈強度が高められる
こととなり、従来のように多数の補強部材による補強を
必要としないので、補強部材の数を減少させることで、
溶接量を減少させ、溶接ひずみやスポット溶接の圧痕を
大幅に減少させることができる。すなわち、従来と同様
の補強部材は、ドア開口部23,24についてのみ用い
られている。
際の板割りの制限がないので、外板の継ぎ目をなくし、
前記溶接量及び溶接ひずみを減少させることができるこ
とと相俟って、外観を向上させる上で有利となる。芯材
2は、断熱材(発泡プラスチック)を使用することがで
きるので、構造の簡略化及び軽量化が図れる。
め、外板1より薄い板厚としたり、繊維強化プラスチッ
クあるいはアルミニウム合金などの軽量材料を用いるこ
とができるため、軽量構造を図る上で有利である。 (実施例2)前述したような弾性支承構造とされる区画
は、図23に示すものに限定されるものではなく、図3
0〜図34に示すように構成することもできる。すなわ
ち、鉄道車両の側構体21'は、前記窓開口部22とド
ア開口部23,24との間に、前記窓開口部22の下辺
部付近を境として上下に2分割して、第1〜第4の区画
S21〜S24が形成され、前記窓開口部22の下方
に、前後方向に3分割して第5〜第7の区画S25〜S
26が形成されるようにしてもよい。
れも、前述した実施例1の場合と同様に、車両前後方向
及び上下方向の辺を有する側面視矩形状とされ、前記各
辺が異なる縁材、すなわち前後方向に延びる上下1対の
縁材3D1〜3J1,3D2〜3J2と、上下方向に延
びる前後1対の縁材3D3〜3J3,3D4〜3J4と
によって構成されている。そして、その縁材3D1〜3
J1,3D2〜3J2,3D3〜3J3,3D4〜3J
4に内板4D〜4Jが接着により固定され、外板1の内
側に芯材2D〜2Jを保持するようになっている。 (実施例3)また、弾性支承構造とされる区画は、図3
5〜図41に示すように構成することも可能である。す
なわち、前記窓開口部22とドア開口部23との間にお
いて第1及び第2の区画S31,S32が、前記窓開口
部22とドア開口部24との間において第3及び第4の
区画S33,S34がそれぞれ上下に形成されている。
つまり、外板1’が、上下方向の中間部分(下方寄り)
において凸状に外方に突出するように断面ほぼくの字形
状に折れ曲がるように形成され、その突出部分(折れ曲
がり部分)を境として上下に、側面視ほぼ矩形状の第1
及び第2の区画S31,S32並びに第3及び第4の区
画S33,S34(弾性支承部)がそれぞれ配置されて
いる。また、前記突出部分(折れ曲がり部分)は、芯材
にて弾性支承されていないが、曲面板となっているの
で、必要な座屈強度は確保されている。
部22の幅にほぼ等しい幅の第5の区画S35が形成さ
れている。そして、前記各区画S31〜S35が、区画
ごとに前述した構造要素(図42〜図45参照)とされ
ている。なお、側構体21’の窓開口部22の両側に戸
袋部107,108及びドア開口部23,24がそれぞ
れ形成され、それぞれの境界に外板に溶接で取り付けら
れた側柱106C,106Dや入口柱106F,106
Gが設けられ、骨要素(図46〜図49参照)が構成さ
れる。この骨要素32は、縦方向の骨部材106F,1
06C,106D,106G(図35参照)と、それら
の上端部を連結する横方向の骨部材106H,106I
と、骨部材106C,106Dを連結する横方向の骨部
材106Jにより主要部が構成されている。なお、10
5Hは補強部材である。
106Fなどが存在していない部分)として、ドア開口
部23,24となる開口部分W1,W2、窓開口部22
が位置する開口部分W3、第1及び第2の区画が位置す
る第3の開口部分W3、第3及び第4の区画が位置する
第4の開口部分W4及び第5の区画が位置する第5の開
口部分W5が形成されている。
れも、車両前後方向及び車両上下方向に延びる辺を有す
るものであり、側面視矩形状とされる。そして、前記区
画S31〜S35の各辺は、異なる縁材、すなわち車両
前後方向に延びる上下1対の縁材3J1〜3N1,3J
2〜3N2,3J3〜3N3,3J4〜3N4とによっ
て構成されている。
J1〜3N1,3J2〜3N2,3J3〜3N3,3J
4〜3N4が接着により固定され、外板1’の内側に芯
材2J〜2Nを保持するようになっている。前記芯材2
J〜2N及び縁材3J1〜3N1,3J2〜3N2,3
J3〜3N3,3J4〜3N4の内側に内板4J〜4N
が接着されている。なお、隣り合う内板4J〜4N同士
は結合していない。
外板1は、内面側を芯材2J〜2Nにて弾性支承されて
いるので、そのように弾性支承されてない従来構造に比
べて、座屈強度が高められることとなる。
による補強を必要としないので、補強部材の数を減少さ
せることで、溶接量を低減し、溶接ひずみやスポット溶
接の圧痕を大幅に減少させることができる。
た弾性支承構造とする際に、その区画分けは外板の継ぎ
位置とは無関係に決められるので、外板の素材寸法が許
す限り外板を継ぐ必要がなくなる。よって、外板の継ぎ
目をなくすることができ、前記溶接量及び溶接ひずみを
減少させることができることと相俟って、外観を向上さ
せる上で有利となる。
造材である外板1’に比べて軽い材料である断熱材(発
泡プラスチック)を使用することができるので、構造の
簡略化及び軽量化が図れる。
用しないため、外板1’より薄い板厚としたり、繊維強
化プラスチックあるいはアルミニウム合金などの軽量材
料を用いることができる。そのため、軽量の構体構造と
する上で有利である。
明に係る構造(実施例1,2)と従来構造とを比較す
る。
テンレス鋼板)の板厚の1/3の板厚である0.5mm
のステンレス鋼板とし、芯材(発泡プラスチック、具体
的には発泡ウレタン)の厚さを30mm(一定)とした。
す影響が大きいことがわかる。従来構造と同程度の重量
とするには、芯材の厚さ30mmの場合には、発泡プラス
チックの密度を100kg/m3以下とする必要があり、発
泡プラスチックの密度は、発泡プラスチックの機械的性
質に関係してくるため、最適値を求める必要がある。
く、部材数の低減も図れる。よって、実施例1の方が、
実施例2よりもよいと考えられる。
来構造(従来例)とを、補強重量について比較する。
(ステンレス鋼板)の板厚の1/3の板厚である0.5
mmのステンレス鋼板とし、芯材(発泡プラスチック、
具体的には発泡ウレタン)の厚さを30mm(一定)と
し、実施例1,2にある補強部材105A,105Bも
無くしている。
強重量に及ぼす影響が大きいことがわかる。
0kg/m3を用いた場合でも、従来構造と比較して、
軽量構造となる。
同様と考えられる応力外皮構造に適用したものである
が、本発明はこれに制限されるものではなく、例えば航
空機の胴体構造などにも適用可能である。
され、以下に述べるような効果を奏する。
着によって取り付け、前記芯材を覆うように内板を接着
によって取り付け、外板と内板とを縁材によって結合す
ることで、前記外板を弾性支承するようにしているの
で、外板に溶接されている補強部材を無くしても、座屈
強度を確保することができる。そして、主に補強部材の
部材数を減少させること、外板と補強部材との溶接量を
減少させること、溶接ひずみを減少させる上で有利とな
る。
で、一般に、構造材としては軽い材料を用いることにな
り、縁材のピッチと芯材の板厚及び密度とを適切に選択
することによって、軽量化を図ることができる。また、
前記芯材は、断熱材として機能する発泡プラスチックで
あるので、外板と内板の間に形成される空間部を有効に
利用して、断熱効果を得ることができ、構造の簡略化が
図れる。
に記載のように、外板に対して薄い板厚としたり、FR
Pあるいはアルミニウム合金などの軽量材料を用いるこ
とができる。そのため、軽量構造を図る上で有利であ
り、構造の軽量化が図れる。
が、繊維強化プラスチック、アルミニウム合金又は前記
外板より薄いステンレス鋼からなるようにしたり、請求
項5に記載のように、前記外板が、アルミニウム合金又
はステンレス鋼などの金属からなるようにしたりすれ
ば、構造の軽量化を図ることができる。
する請求項1〜5のいずれかに記載の構造要素と、前記
構体構造を構成し補強する骨部材を縦横に配置し一体化
した骨要素からなり、前記構造要素の内板のある部分を
前記骨要素の開口している部分に位置させ、前記骨部材
と縁材との間隔を極力狭くすると共に、前記骨要素の厚
さを前記縁材の厚さより大きくすれば、外板の座屈強度
を確保したい部分に芯材、縁材及び内板を内側から接着
し、芯材の弾性を利用した弾性支承構造とすることによ
り、必要とする部位に必要な座屈強度を確保することが
できる。また、区画の間で外板を継ぐ必要がないので、
溶接量、溶接ひずみを減らすことができ、外観の向上を
図ることができる。
前記骨要素の開口部分の一部を、前記構造要素で覆わず
に窓用開口部としたり、請求項8に記載のように、前記
骨要素の開口部分の一部を、前記構造要素で覆わずに出
入り口用開口部としたりする構成を、簡単にとらせるこ
とができる。
に、凸状に外方に突出するように折れ曲がった部位を有
する場合に、その部位を境として、前記芯材を分割した
構成とすれば、平板状の芯材及び直線的な縁材を用いる
ことができるため、製作が容易となる。
骨要素の骨部材と構造要素の縁材との間隔bを定めれ
ば、前記骨要素の骨部材と前記構造要素の縁材との間に
おける外板において骨部材と平行な方向や直交する方向
についての必要な座屈強度を確保することができる。
である。
デル化した説明図である。
他の例を示す図である。
の座屈強度の計算の説明図である。
(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線における断
面図である。
度との関係を示す図である。
との関係を示す図である。
関係を示す図である。
(b)(c)はそれぞれX方向の座屈、Y方向の座屈及
び剪断座屈の場合を示す。
ある。
図である。
図である。
図である。
ある。
図である。
図である。
図である。
る。
ある。
ある。
ある。
る。
ある。
3と同様の図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 構造材である外板と、 前記外板より狭い面積の内板と、 前記外板と内板との間に位置する前記外板と内板と一体
化した縁材と、 前記外板と内板と縁材とによって構成される閉鎖空間を
満たす芯材とからなり、 前記芯材は、前記外板と内板の間にあって少なくともそ
の両者に接着あるいは融着等で合体され、 他の構造材と一体化して構体構造をなすための構造要
素。 - 【請求項2】 前記芯材は、断熱材として機能する発泡
プラスチック又は木材からなる請求項1記載の構造要
素。 - 【請求項3】 前記内板は、繊維強化プラスチック、ア
ルミニウム合金又は前記外板の板厚の1/3以下の板厚
を有するステンレス鋼からなる請求項1記載の構造要
素。 - 【請求項4】 前記縁材は、繊維強化プラスチック、ア
ルミニウム合金又は前記外板より薄いステンレス鋼から
なる請求項1記載の構造要素。 - 【請求項5】 前記外板は、アルミニウム合金又はステ
ンレス鋼などの金属からなる請求項1記載の構造要素。 - 【請求項6】 構体構造を構成する請求項1記載の構造
要素と、 構体構造を構成し補剛する骨部材を縦横に配置し一体化
した骨要素とからなり、 前記構造要素のうち内板のある部分を、前記骨要素の開
口している部分に位置させることを特徴とする構体構
造。 - 【請求項7】 前記骨要素の開口部分の一部を、前記構
造要素で覆わずに窓用開口部とした請求項6記載の構体
構造。 - 【請求項8】 前記骨要素の開口部分の一部を、前記構
造要素で覆わずに出入り口用開口部とした請求項6記載
の構体構造。 - 【請求項9】 前記構造要素の外板に、凸状に外方に突
出するように折れ曲がった部位が形成されている場合
に、その折れ曲がった部位を境として、前記芯材、縁材
及び内板からなる弾性支承部がそれぞれ独立して設けら
れている請求項6記載の構体構造。 - 【請求項10】 隣り合う互いに平行な前記骨要素の骨
部材と前記構造要素の縁材との間隔bが、次の関係式
(1)を満足する請求項6記載の構体構造。 【数1】 - 【請求項11】 隣り合う互いに平行な前記骨要素の骨
部材と前記構造要素の縁材との間隔bが、次の関係式
(2)を満足する請求項6記載の構体構造。 【数2】
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