JP2003112356A - 管路用塩化ビニル系樹脂ライナー材およびその製造方法 - Google Patents

管路用塩化ビニル系樹脂ライナー材およびその製造方法

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JP2003112356A
JP2003112356A JP2001310189A JP2001310189A JP2003112356A JP 2003112356 A JP2003112356 A JP 2003112356A JP 2001310189 A JP2001310189 A JP 2001310189A JP 2001310189 A JP2001310189 A JP 2001310189A JP 2003112356 A JP2003112356 A JP 2003112356A
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vinyl chloride
chloride resin
pipe
folding
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Tsukasa Uemichi
司 上道
Kazuhiro Morita
和弘 森田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、押出原管を形状記憶性能を有する状
態でその断面径が小さくなるように2以上の箇所を折り
込むことにより縮小変形したライナー材について、原形
へ復元させるための加熱時に、折込み部の管内面に亀裂
が生じることのない管路用塩化ビニル系樹脂ライナー材
およびその製造方法を提供することである。 【解決手段】管路用塩化ビニル系樹脂ライナー材1は、
押出成形機により成形される押出原管10に形状記憶性
能を有する状態で2箇所以上の折込み部2、3、4を設
けてその断面径が小さくなるように縮小変形される塩化
ビニル系樹脂ライナー材において、前記2箇所以上の折
込み部2、3、4のうち管内面2bでの最大伸び率が4
0%以下であるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、老朽化した既設管
路、例えば下水道管や地下ケーブル管路の補修や更生に
使用するライナー材及びその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、老朽化した既設管路、例えば下水
道管や地下ケーブル管路をライナー材によって補修乃至
更生する場合、主にポリエチレン等のポリオレフィン系
の樹脂製ライナー材は既設管路の内径より小さな断面径
のものに屈曲縮小変形して製造されるのが一般的であ
る。このライナー材を現場に搬送して既設管路内に挿通
し、このライナー材内にスチーム等の加熱気体を所定の
圧力で圧入することによって、ライナー材を既設管路の
内周面に密接させる方法によっていた(例えば、特許第
2728266号、特開平11−309779号、特開
平11−320685号、特開平11−320686
号)。
【0003】上記した従来のライナー材は、ポリエチレ
ン等のポリオレフィン系の樹脂材料で形成されているか
ら、既設管路内に密接させる際に比較的高い温度と圧力
を必要としている。このため、施工装置の大型化、高コ
スト化を余儀なくされ、作業の安全性にも問題がある。
また、ライナー材の復元用加熱気体は、主にスチームが
使用されている。しかし、ポリオレフィン製ライナー材
の復元作業については、かなりの高温、高圧を必要とす
るので、そのスチーム発生装置の大型化や、その保安の
ための装置の複雑化、高コスト化を免れない。
【0004】そこで、本発明者等は、塩化ビニル系樹脂
材料がガラス領域からゴム領域へ転移する領域におい
て、変形回復速度が著しく速いことに着目し、ライナー
材の形成材料として塩化ビニル系樹脂材料を従来のポリ
オレフィン系樹脂材料に代えて使用することにした。
【0005】塩化ビニル系樹脂材料のライナー材は、そ
の材料のガラス転移点あるいは軟化点以上で力を加えて
変形させれば合成樹脂の分子鎖が力の作用方向に配向さ
れ、同時に分子鎖の絡み合いが伸ばされる。これを急冷
すればその状態が凍結されてストレスが残留される。こ
の凍結状態が再加熱時に解除して前記残留ストレスを開
放すれば、変形前の形状に復元されるという形状記憶現
象を有することが確認されている。
【0006】従って、塩化ビニル系樹脂材料を使用する
とき、その押出原管についても、前記従来の方法と同様
に、所定の温度(好ましくは、塩化ビニル系樹脂材料の
ガラス転移温度Tg 以下の温度)となるように一次冷却
し、次いで、これを所定温度(好ましくはTg 〜Tg
40℃の温度)で2以上の箇所を折り込んで縮小変形
し、その変形状態を維持するライナー材を得ることがで
きる。このライナー材を再加熱すると、ライナー材を縮
小変形前の原形に復元させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、塩化ビ
ニル系樹脂材料等のライナー材は、前記した原形へ復元
させるための加熱時に、その折込み部、特にその管内面
において亀裂が生じてしまうという問題点があった。ラ
イナー材の管内面に亀裂が生じると、ライナー材がその
部分で弱くなり、このライナー材を用いて施工した既設
管路の補修乃至更生が不完全となる。
【0008】そこで、本発明は、押出原管を形状記憶性
能を有する状態でその断面径が小さくなるように2以上
の箇所を折り込むことにより縮小変形したライナー材に
ついて、原形へ復元させるための加熱時に、折込み部の
管内面に亀裂が生じることのない管路用塩化ビニル系樹
脂ライナー材およびその製造方法を提供することを目的
とした。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明の管路用塩化ビニル系樹脂ライナー材は、
押出成形機により成形される押出原管に形状記憶性能を
有する状態で2箇所以上の折込み部を設けてその断面径
が小さくなるように縮小変形される塩化ビニル系樹脂ラ
イナー材において、前記2箇所以上の折込み部のうち管
内面での最大伸び率が40%以下であるようにしたこと
を特徴とする。
【0010】塩化ビニル系樹脂材料からなる押出原管に
設けた2箇所以上の折込み部のうち、管内面での最大伸
び率が40%以下であるようにすることにより、押出原
管の管内面、特に折込み部の管内面における亀裂の発生
を効果的に防ぐことができる。これは押出原管に対する
押し込み部における管内面で最大の伸びが生じ、その最
大伸び率が40%以下であるようにすると、塩化ビニル
系樹脂材料の種類を問わず、押出原管における管内面の
伸び率を加熱しても亀裂の発生限界を超えないという新
知見によるものである。
【0011】押出原管の押し込み部における管内面での
最大伸び率が40%以下であるようにするには、例え
ば、押出原管の肉厚が10mm〜15mmである場合
に、折込み部における管内面の内径が50mm以上とな
るようにすることによって得られる。折込み部の管内面
の内径が50mm以上となる場合、折込み部の曲率が小
さくなり、それだけ折込み部における最大伸び率が小さ
くなるからである。
【0012】押出原管に対して2箇所以上の折込みを設
けるのは、押出原管の断面径が小さくなるようにするの
に、押出原管の管壁に最低2箇所以上の折込み部を設け
ることが必要だからである。例えば、ライナー材の断面
形をU形状に変形する場合には、押出原管の管壁をU形
状に押し込んだ凹形面と、この凹形面に対応する凸形面
とによって折込み部が形成される。その他の折込み形状
としては、ライナー材の断面形をZ形、X形等の多様な
断面形状とする場合が含まれる。
【0013】上記した本発明の管路用塩化ビニル系樹脂
ライナー材は、本発明に係る次の製造方法によって得る
ことができる。即ち、押出成形機により成形される押出
原管に形状記憶性能を有する状態で2箇所以上の折込み
部を設け、その断面径が小さくなるように縮小変形され
る塩化ビニル系樹脂ライナー材の製造方法であって、前
記2箇所以上の折込み部のうち管内面での最大伸び率が
40%以下となるように、周頂部がR形状の折込ローラ
を前記押出原管の管壁部にその管軸に沿って回動させな
がら突入させて折り込むことを特徴とする方法である。
【0014】周頂部がR形状の折込ローラを前記押出原
管の管壁部にその管軸に沿って回動させながら突入させ
て折り込むことにより、管内面での最大伸び率が40%
以下となるように押出原管の断面径を容易かつ迅速に縮
小変形させることが可能である。即ち、折込み時に、押
出原管の管壁部は折込ローラの周頂部のR形状に沿って
変形され、この変形時の折込み部の曲率は折込ローラの
幅によって規制されるからである。従って、折込ローラ
の幅を適宜設定することにより、折込み時に生じる押出
原管の管内面における最大伸び率が40%以下となるよ
うに調整することができる。例えば、押出原管の肉厚が
10mm〜15mmである場合に、幅が35mm以上の
折込みローラで折り込んで縮小変形させることにより、
押出原管の管内面の最大伸び率を40%以下となるよう
にすることができる。
【0015】前記したようにライナー材の縮小変形に係
る断面形状は押出原管の断面形がU形、Z形、X形等の
多様な断面形状のものとすることができるから、選定し
た断面形状に合わせて1又は2以上の折込ローラを配置
した賦形装置を使用することができる。
【0016】本発明の製造方法で使用できる塩化ビニル
系樹脂としては、例えば、平均重合度が1000〜14
00の塩化ビニル樹脂又はアクリルグラフト変性塩化ビ
ニル樹脂等の塩化ビニル系樹脂100重量部に、錫系あ
るいは鉛系の安定剤1〜6重量部、アクリルゴム、ニト
リルゴム又はエチレン−酢酸ビニル共重合体の1種又は
2種以上等の熱可塑性エストラマー10〜20重量部、
その他の添加剤(滑剤、加工助剤、含量等)1〜5重量
部を配合したものを使用することができる。この塩化ビ
ニル系樹脂材料のガラス転移温度は35℃〜80℃であ
る。
【0017】塩化ビニル系樹脂材料の押出原管は、前記
従来の方法と同様に、所定の温度(好ましくは、塩化ビ
ニル系樹脂材料のガラス転移温度Tg 以下の温度)とな
るように一次冷却することにより形状記憶性能を確保す
る。次いで、これを所定温度(好ましくはTg 〜Tg
40℃の温度)で2以上の箇所を折り込んで縮小変形
し、その変形状態を維持するように二次冷却することに
よりライナー材を得ることができる。このライナー材を
既設管路内に施工する際に加熱すると、ライナー材を形
状記憶された縮小変形前の原形に復元させることができ
る。この加熱方法としては、例えば、スチーム等の加熱
気体を先端部を閉止したライナー材内に圧入しながら加
熱する。ライナー材の原形への復元によって、既設管路
内面にライナー材が密着状態となり、既設管路の補修乃
至更生を行なうことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係る第一の実施の形態の
管路用塩化ビニル系樹脂ライナー材1を図1に示した。
ライナー材1は、塩化ビニル系樹脂材料を押出成形機に
より押出成形した押出原管10の管壁に、その管軸に沿
った折込み部2、3、4を設けたもので、断面形状がU
形状となっている。折込み部2、3、4を設けることに
より、その断面径が小さくなるように変形されている。
【0019】折込み部2、3は、回転軸5bの回りに回
動する折込ローラ5を押出原管10の管壁に突入させる
ことにより連続的に形成される。
【0020】折込ローラ5は、その幅に対応するR形の
周頂部5aを有している。周頂部5aが接する外面部に
ライナー材1の折込み面2aが形成されると共に、折込
み面2aの管内面部に折込み面2bが形成される。この
場合、折込み面2bにおける伸び率は、折込ローラ5に
よる強制的な折込み力が作用するから、最も大きな歪み
が生じている。
【0021】折込み部3は、折込み部2の形成と同時
に、折込み部2と対面する押出原管10の管壁部分に形
成される。また、折込み部4は、折込み部2、3の両側
の位置にそれぞれ形成され、これらはいずれも強制的に
形成されたものではないので、その部分の伸び率は常に
小さく、加熱時にその部分で亀裂が生じることはない。
【0022】本発明に係る第二の実施の形態の管路用塩
化ビニル系樹脂ライナー材6を図2に示した。ライナー
材6は、塩化ビニル系樹脂材料を押出成形機により押出
成形した押出原管10の管壁に、その管軸に沿った折込
み部7、8を設けたもので、断面形状がX形状となって
いる。折込み部7、8を均等な位置に設けることによ
り、その断面径が小さくなるように変形されている。
【0023】各折込み部7は、回転軸9bの回りに回動
する折込ローラ9を押出原管10の管壁に突入させるこ
とにより連続的に形成される。各回転軸9bの向きは対
応する押込み部7の押し込み方向とそれぞれ直交してい
る。
【0024】折込ローラ9は、その幅に対応する径であ
るR形の周頂部9aを有している。周頂部9aが接する
外面部にライナー材6の折込み面7aが形成されると共
に、折込み面7aの管内面部に折込み面7bが形成され
る。この場合、折込み面7bにおける伸び率は、折込ロ
ーラ9による強制的な折込み力が作用する点から最も大
きな歪みが生じている。
【0025】各折込み部8は、折込み部7の形成と同時
に、隣接する折込み部7の両側の位置にそれぞれ形成さ
れ、これらはいずれも強制的に形成されたものではない
ので、その部分の伸び率は常に小さく、加熱時にその部
分で亀裂が生じることはない。
【0026】
【実施例】(実施例1)平均重合度が1200の塩化ビ
ニル樹脂100重量部に、錫系あるいは鉛系の安定剤4
重量部、アクリルゴムの熱可塑性エストラマー12重量
部、その他の添加剤(滑剤、加工助剤、含量等)2重量
部を配合したもの(ガラス転移温度Tg は35℃〜80
℃)を塩化ビニル系樹脂材料とした。
【0027】この塩化ビニル系樹脂材料を押出成形機に
より肉厚11mmの押出原管10として成形した。押出
原管10をその軸線に沿って、幅38mmの折込ローラ
5により連続的に折り込んで、図1に示す形態の断面形
状がU形のライナー材1を得た。このライナー材1につ
いて、折込み部2の管内面2bの内径と伸び率を調べ
た。ライナー材1を寸断してそれぞれ500mmの長さ
の試料とし、これらの試料を100℃のオーブン内に投
入して加熱した。この加熱時にライナー材の管内面にお
ける亀裂の発生の有無を調べた結果、管内面2bには亀
裂が全く生じなかった。
【0028】(実施例2)実施例1と同じ塩化ビニル系
樹脂材料により、肉厚11mmの押出原管10を成形し
た。押出原管10の軸線に沿って、幅33mmの折込ロ
ーラ5により連続的に折り込んで、図1に示す形態の断
面形状がU形のライナー材1を得た。このライナー材1
について、折込み部2の管内面2bの内径と伸び率を調
べた。このライナー材1を寸断してそれぞれ500mm
の長さの試料とし、これらの試料を100℃のオーブン
内に投入して加熱した。この加熱時にライナー材の管内
面における亀裂の発生の有無を調べた結果、管内面2b
には亀裂が全く生じなかった。
【0029】(比較例1、2)前記実施例1と同様の押
出原管10に、幅22mmの折込ローラ5により連続的
に折込み部2を形成して得られるライナー材1を比較例
1の試料とし、同じく幅18mmの折込ローラ5により
連続的に折込み部2を形成して得られるライナー材1を
比較例2の試料とした。これらの試料についても、前記
同様に折込み部2の管内面2bの内径と伸び率を調べ
た。このライナー材1を寸断してそれぞれ500mmの
長さの試料とし、これらの試料を個別に100℃のオー
ブン内に投入して加熱した。この加熱時におけるライナ
ー材の管内面の亀裂の発生の有無を調べた。その結果、
比較例1、2のいずれについても、折込み部2の管内面
2bに亀裂の発生が認められた。
【0030】上記した実施例1、2及び比較例1、2の
結果を表1にまとめて示した。
【0031】
【表1】
【0032】表1に示した結果から、実施例1の試料に
よれば、幅38mmの折込ローラ5により、管内面2b
の内径60mmで、伸び率が40%以下のものが得られ
ること。また、実施例2の試料によれば、幅33mmの
折込ローラ5により、管内面2bの内径55mmで、伸
び率が40%以下のものが得られることが分かる。ま
た、折込ローラ5の幅がより小さい比較例1、2の試料
による場合には、管内面2bの内径が比較的に小さくな
り、その部分の伸び率が大きくなることが分かる。
【0033】しかも、比較例1、2の試料の場合、10
0℃の温度で加熱した時にはいずれの試料についても管
内面2bに亀裂が生じたのに対し、管内面2bの伸び率
が40%以下の実施例1、2の試料の場合には、100
℃の温度で加熱した時に管内面2bに亀裂が生じなかっ
たことが分かる。
【0034】
【発明の効果】上述したように本発明は構成されるか
ら、次のような効果が発揮される。本発明の管路用塩化
ビニル系樹脂ライナー材は、折込み部の管内面の最大伸
び率を40%以下に限定するようにしたことから、ライ
ナー材の断面径を小さく変形して、既設管路内に容易に
挿入することができると共に、原形への復元に際する加
熱時の管内面での亀裂の発生を防止することが可能とな
った。これにより、ライナー材を施工することにより、
既設管路内を確実に補修乃至更生することができる。
【0035】また、本発明の管路用塩化ビニル系樹脂ラ
イナー材の製造方法によれば、周頂部がR形状の折込ロ
ーラを押出原管の管壁部にその管軸に沿って回動させな
がら突入させるようにすることによって、押出原管を迅
速に折り込み加工することにより、ライナー材を連続的
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態の管路用塩化ビ
ニル系樹脂ライナー材の断面形態を示す横断面図であ
る。
【図2】本発明に係る第2の実施の形態の管路用塩化ビ
ニル系樹脂ライナー材の断面形態を示す横断面図であ
る。
【符号の説明】
1 管路用塩化ビニル系樹脂ライナー材 2 折込み部 2a 折込み面 2b 折込み面 3 折込み部 4 折込み部 5 折込ローラ 5a 周頂部 5b 回転軸 6 管路用塩化ビニル系樹脂ライナー材 7 折込み部 7a 折込み面 7b 折込み面 8 折込み部 9 折込ローラ 9a 周頂部 9b 回転軸 10 押出原管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】押出成形機により成形される押出原管に形
    状記憶性能を有する状態で2箇所以上の折込み部を設け
    てその断面径が小さくなるように縮小変形される塩化ビ
    ニル系樹脂ライナー材において、前記2箇所以上の折込
    み部のうち管内面での最大伸び率が40%以下であるよ
    うにしたことを特徴とする管路用塩化ビニル系樹脂ライ
    ナー材。
  2. 【請求項2】押出成形機により成形される押出原管に形
    状記憶性能を有する状態で2箇所以上の折込み部を設け
    てその断面径が小さくなるように縮小変形される塩化ビ
    ニル系樹脂ライナー材の製造方法であって、前記2箇所
    以上の折込み部のうち管内面での最大伸び率が40%以
    下となるように、周頂部がR形状の折込ローラを前記押
    出原管の管壁部にその管軸に沿って回動させながら突入
    させて折り込むことを特徴とする管路用塩化ビニル系樹
    脂ライナー材の製造方法。
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