JP2003111877A - ジムユーザユニット及びこれを用いたジムユーザの健康管理方法並びにシステム - Google Patents

ジムユーザユニット及びこれを用いたジムユーザの健康管理方法並びにシステム

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JP2003111877A
JP2003111877A JP2001306581A JP2001306581A JP2003111877A JP 2003111877 A JP2003111877 A JP 2003111877A JP 2001306581 A JP2001306581 A JP 2001306581A JP 2001306581 A JP2001306581 A JP 2001306581A JP 2003111877 A JP2003111877 A JP 2003111877A
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gym
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Yoshito Ishikawa
善都 石川
Shimesu Taniyama
示 谷山
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各運動器具毎の運動量を一々手動で入力しな
くても運動プログラムを作成するためのデータを収集す
ることが可能であり、かつユーザの体調を示すデータを
短時間で得ることができるジムユーザユニット並びにこ
れを含むシステムなどを提供する。 【解決手段】 ジムユーザの身体又は衣服に装着可能な
ケーシング34を設け、このケーシングにセンサ部22
と、センサ部から供給されるデータを受け入れる制御手
段24と、データを表示する表示手段30と、運動器具
10に接続された送信手段12から運動器具の種類の情
報と運動量の情報を受信し、複数の運動器具のこれらの
情報と、前記データとを所定の形式として外部へ送信す
る通信手段26とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、健康管理のための
装置、方法、システムに関し、特にジムに配された種々
の運動器具を用いてユーザがエクササイズする場合に好
適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】現代人の運動不足解消や、ダイエットな
どを目的として、いわゆるフィットネスクラブでは、種
々の運動器具が配され、ユーザはこれらを用いてエクサ
サイズを行っている。運動する時間や回数は、そのユー
ザ個々の固有のデータである身長、体重、運動能力、健
康状態などにより決められるべきであり、通常フィット
ネスクラブでは、インストラクタがユーザ個々に合わせ
て、運動プログラムを作成して、各ユーザはこのプログ
ラムに従って運動をする。運動終了後、その運動量、す
なわちランニングマシンなら速さと時間から算出される
消費カロリー量が、また腹筋運動マシンの場合は、荷重
と回数から算出される消費カロリー量が記録され、イン
ストラクタなどにより、その後の当該ユーザの運動プロ
グラム作成の資料とされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の健康管
理方法では、インストラクタが上記資料やユーザ個々の
固有のデータを勘案してプログラムを作成したり、場合
によっては、コンピュータに各ユーザのデータを記憶し
ておき、推奨プログラムを作成するようにしている。こ
のため、各器具毎の運動量(消費カロリー量)を個々に
入力する必要があり、また、この運動量のデータとユー
ザの固有のデータをどのように勘案して、その後の運動
プログラムを作成するかは、インストラクタの経験や勘
によることが多かった。また、インストラクタの経験や
勘に基づいて運動プログラムを作成するためのコンピュ
ータプログラムを作成することは可能であるが、その場
合であっても各器具毎の運動量(消費カロリー値)を入
力する必要がある。また、フィットネスクラブでは、血
圧計などが配置してあれば、運動前後の血圧の測定が可
能であるが、運動中の心拍数、体温、血圧などを短時間
で知ることはできないので、運動中にユーザの体調が注
意領域や危険領域に達していても、これをその時点で知
ることができなかった。さらに、運動量や、ユーザの固
有のデータや体調を示す各種データを用いて医者や栄養
士、スポーツアドバイザなどから健康管理に関するアド
バイスを得るためには、これらの情報を送ったり、アド
バイスを受けたりするための手間がかかり、ある程度の
時間を必要としていた。
【0004】したがって、本発明は各運動器具毎の運動
量を一々手動で入力しなくても運動プログラムを作成す
るためのデータを収集することが可能であり、かつユー
ザの体調を示すデータを短時間で得ることができるジム
ユーザユニットを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明ではジムユーザの身体又は衣服に装着可能な
ケーシングを設け、このケーシングに取り付けられ、あ
るいは接続可能なセンサ部と、センサ部から供給される
データを受け入れる制御手段と、データを表示する表示
手段と、ユーザが使用する運動器具に接続された送信手
段から前記運動器具の種類の情報と運動量の情報を受信
し、複数の運動器具のこれらの情報と、前記データとを
所定の形式として外部へ送信する通信手段とを設けたも
のである。
【0006】すなわち本発明によれば、ユーザの身体又
は衣服に装着可能なケーシングと、前記ケーシングに取
り付けられ、あるいは接続可能であり、前記ユーザの生
体情報を感知するセンサ部と、前記センサ部から供給さ
れる前記生体情報を受け入れる制御手段と、前記制御手
段に接続され、前記センサ部で測定されて得られた前記
生体情報を表示する表示手段と、前記ユーザが使用する
運動器具に接続された送信手段から前記運動器具の種類
の情報と前記運動器具で行った運動量の情報を受信し、
前記運動器具の種類の情報と、前記運動量の情報と、前
記生体情報とを所定の形式として外部へ送信する通信手
段とを、有するジムユーザユニットが提供される。
【0007】この構成により、各運動器具毎の運動量を
一々手動で入力しなくても運動プログラムを作成するた
めのデータを収集することが可能であり、かつユーザの
体調を示すデータを短時間で得ることができる。
【0008】また本発明によれば、ユーザの身体又は衣
服に装着可能なケーシングと、前記ケーシングに取り付
けられ、あるいは接続可能であり、前記ユーザの生体情
報を感知するセンサ部と、前記センサ部から供給される
前記生体情報を受け入れる制御手段と、前記制御手段に
接続され、前記センサ部で測定されて得られた前記生体
情報を表示する表示手段と、前記ユーザが使用する運動
器具に接続された送信手段から前記運動器具の種類の情
報と前記運動器具で行った運動量の情報を受信し、前記
運動器具の種類の情報と、前記運動量の情報と、前記生
体情報とを所定の形式として外部へ送信する通信手段と
を用いて、前記通信手段から送信される前記データを受
信して前記ユーザの固有のデータと共にインターネット
を経由してジムユーザの健康管理あるいはアドバイスを
行う機関、団体、あるいは専門職に供給し、ジムユーザ
の健康状態を把握可能としたジムユーザの健康管理方法
が提供される。
【0009】この構成により、各運動器具毎の運動量を
一々手動で入力しなくても運動プログラムを作成するた
めのデータを収集することが可能であり、かつユーザの
体調を示すデータを短時間で得ることができ、さらに必
要なアドバイスを迅速に得ることが可能となる。
【0010】また本発明によれば、ユーザの身体又は衣
服に装着可能なケーシングと、前記ケーシングに取り付
けられ、あるいは接続可能であり、前記ユーザの生体情
報を感知するセンサ部と、前記センサ部から供給される
前記生体情報を受け入れる制御手段と、前記制御手段に
接続され、前記センサ部で測定されて得られた前記生体
情報を表示する表示手段と、前記ユーザが使用する運動
器具に接続された送信手段から前記運動器具の種類の情
報と前記運動器具で行った運動量の情報を受信し、前記
運動器具の種類の情報と、前記運動量の情報と、前記生
体情報とを所定の形式として外部へ送信する通信手段と
を用いて、前記通信手段から送信される前記データを受
信して前記ユーザの固有のデータと共にインターネット
を経由してジムユーザの健康管理あるいはアドバイスを
行う機関、団体、あるいは専門職に供給し、前記ジムユ
ーザの健康状態を把握可能としたジムユーザの健康管理
システムが提供される。
【0011】この構成により、各運動器具毎の運動量を
一々手動で入力しなくても運動プログラムを作成するた
めのデータを収集することが可能であり、かつユーザの
体調を示すデータを短時間で得ることができ、さらに必
要なアドバイスを迅速に得ることが可能となる。
【0012】また本発明によれば、・ユーザの身体又は
衣服に装着可能なケーシングと、 ・前記ケーシングに取り付けられ、あるいは接続可能で
あり、前記ユーザの生体情報を感知するセンサ部と、 ・前記センサ部から供給される前記生体情報を受け入れ
る制御手段と、 ・前記制御手段に接続され、前記センサ部で測定されて
得られた前記生体情報を表示する表示手段と、 ・前記ユーザが使用する運動器具に接続された送信手段
から前記運動器具の種類の情報と前記運動器具で行った
運動量の情報を受信し、前記運動器具の種類の情報と、
前記運動量の情報と、前記生体情報とを所定の形式とし
て外部へ送信する通信手段とを、有するジムユーザユニ
ットと、 ・前記ジムユーザユニットとの間で前記データを含むデ
ータを送受信する第1通信手段と、 ・前記ジムユーザの固有のデータが記憶されている記憶
手段と、 ・前記第1通信手段で受信した前記データと前記記憶手
段から読み出した前記ジムユーザの固有のデータを表示
する表示手段と、 ・前記第1通信手段で受信した前記データと前記記憶手
段から読み出した前記ジムユーザの固有のデータをイン
ターネットを経由してジムユーザの健康管理あるいはア
ドバイスを行う機関、団体、あるいは専門職に供給する
第2通信手段と、 ・前記記憶手段、表示手段及び第1通信手段、第2通信
手段を制御する制御手段とを有する、 サーバとを有するジムユーザの健康管理システムが提供
される。
【0013】この構成により、各運動器具毎の運動量を
一々手動で入力しなくても運動プログラムを作成するた
めのデータを収集することが可能であり、かつユーザの
体調を示すデータを短時間で得ることができ、さらに必
要なアドバイスを迅速に得ることが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施の形態について説明する。図1は本発明に係
るジムユーザユニットを含むシステムの好ましい実施の
形態の概略構成を示す図である。本発明にかかるジムユ
ーザユニット20は、図2に示すように所定のケーシン
グ34を含み、図1に示す各回路装置がケーシング34
に内蔵あるいは取り付けられている。図1に戻り、ジム
ユーザユニット20の回路構成について説明すると、ジ
ムユーザユニット20は、ユーザの体調を測定するセン
サ部22、CPU(中央演算処理装置)を含む制御手段
24、通信手段26、入力手段28、表示手段30、記
憶手段としてのメモリ32を有している。
【0015】センサ部22は後述する図3に示すよう
に、ユーザの体に触れるように取り付けられ、ユーザの
体温、脈拍、血圧など健康状態あるいは生体情報を示す
データを測定して制御手段24に送る。入力手段28
は、図2に示すように、例えばテンキーを含む構成とす
ることができ、ユーザが自分を識別するID番号を入力
することができる。入力されたID番号は、制御手段2
4に送られる。メモリ32には、制御手段24のCPU
を動作させる制御プログラムや、表示手段30に表示す
べきデータ項目などがあらかじめ格納されているROM
部分と、センサ部22などから与えられたデータなどを
一時保存するRAM部分を有している。
【0016】表示手段30としては、例えば液晶表示装
置(LCD)を用いることができる。表示手段30は、
ユーザが使用中の運動器具の名称などを表示したり、ジ
ムユーザユニット20の動作モードなどを表示する機能
を有する。入力手段28は、テンキーの他に、開始ボタ
ン28Aと終了ボタン28Bを有している。通信手段2
6は、後述するサーバ50から所定形式のデータを受信
したり、運動器具10から送信される情報を受信し、こ
れをサーバ50に送信する機能を有している。なお、ジ
ムユーザユニット20は、複数のジムユーザがそれぞれ
使用するものであり、サーバ50との間で無線LANを
構成することが好ましい。そのためには、通信手段26
がアンテナを有し、前記データなどを微弱な電磁波とし
て送受信する機能を有するものであることが好ましい。
【0017】次に図1におけるジムユーザユニット20
以外の部分について説明する。本発明は、フィットネス
クラブなどのジムに複数の運動器具が配置されている場
合を想定しており、いまジム内に複数の運動器具が配置
されているものとする。運動器具としては、ランニング
マシンや、腹筋運動マシン、背筋マシン、エアロバイク
など様々なマシンのうちのいくつかがあるものとする。
図1は、そのうちの、1つの運動器具10のみを示して
いる。各運動器具10にはデータ処理手段14と送信手
段12、開始ボタン16、終了ボタン18が取り付けら
れている。データ処理手段14は、その運動器具10の
名称を示すデータと、運動を行った時間長のデータと、
運動の負荷のデータから送信データを作成する。送信デ
ータは送信手段12に送られ、所定形式の信号とされ、
ジムユーザユニット20の通信手段26を介して20に
与えられる。受信されたデータは制御手段24を介して
メモリ32に保持される。送信手段12と通信手段26
との通信は、赤外線を用いたIrDAや、微弱な電波を用い
ることができる。
【0018】メモリ32に保持されたデータは、後述す
る所定のタイミングで通信手段26を介してサーバ50
に送信される。通信手段26とサーバ50との通信に
も、赤外線を用いたIrDAや、微弱な電波を用いることが
できる。サーバ50は通信機能を有した通常のコンピュ
ータ機能を有し、インターネット40を介して外部又は
内部の健康管理あるいはアドバイスを行う機関、団体、
あるいは専門職である、医師42、栄養士44、インス
トラクタ46などと通信可能である。なお、図1で医師
42、栄養士44、インストラクタ46と表示してある
ものは、それらの機関や人が用いることが可能な通信機
能を有する端末やサーバを指している。インターネット
40には、ユーザが自宅に有している端末48としての
パソコンが接続されている様子が示されている。サーバ
50は、具体的には、メモリ52と、CPU(中央演算
処理装置)を含む制御手段54と、2つの通信手段5
6、58と、表示手段60を有し、更に体重測定装置6
2と一体となっている。
【0019】図2は、ジムユーザユニット20の外観の
一部を示す図である。ジムユーザユニット20はケーシ
ング34を有し、そこに図1に示した各回路部が取り付
けらている。ケーシング34の下端にはリング部36が
設けられている。また、ケーシング34の上端には、ベ
ルト38が設けられている。リング部36は、図3に示
すように、ユーザの手首付近に巻き付けられるよう、リ
ングの一部が開閉可能となっている。ベルト38は、ユ
ーザの上腕に沿って伸長し、他端が首又は他の腕にまで
伸長して首又は他方の手首などに固定される構成となっ
ている。
【0020】図5は、本発明のジムユーザユニット20
を使用する場合の流れを示すフローチャートである。ま
ず、ユーザは、フィットネスクラブなどの受付でジムユ
ーザユニット20の貸出を受ける。貸出す前に、メモリ
32内のRAMのデータはクリアされているものとす
る。ユーザはジムユーザユニット20を図3に示すよう
に腕に装着し(ステップS1)、入力手段28を用いて
自分のID番号を入力する(ステップS2)。正しいI
D番号が入力されたことを確認すると、ユーザは開始ボ
タン28Aを押す。開始ボタン28Aが押されると、制
御手段24が通信手段26を用いてサーバ50と通信を
行い、当該ID番号のユーザの個人データをダウンロー
ドする(ステップS3)。サーバ50には、各ユーザ毎
に、その人の氏名、年齢、性別、身長、体重、病歴、最
新の健康状態、これまでの運動実績、最新の運動能力、
運動限界値などがあらかじめ記憶されている。最新の健
康状態としては、運動開始前の生体情報としての体温、
脈拍、血圧、所定運動開始後の体温、脈拍、血圧などが
含まれる。運動実績は、各運動器具毎にいつ、どれだけ
の運動をしたか、すなわち、日時と負荷と時間又は回数
などが含まれる。運動限界値は、これまでの健康状態や
運動実績から医師などが体温や脈拍、血圧について、こ
の値以上となると当該ユーザにとって危険であると判断
した値が含まれる。また、この時点、すなわち、運動開
始前の時点での健康状態のデータがジムユーザユニット
20からサーバ50に送信される(ステップS3)。
【0021】サーバ50から受信された個人データはメ
モリ32に一時記憶される。次いでユーザは運動器具を
選択し、選択した運動器具10の運動開始ボタン16押
す(ステップS4)。運動開始ボタン16が押される
と、運動器具10は、そのデータ処理手段14にある運
動器具のID番号と運動開始状態であることを示すデー
タをジムユーザユニット20に送信する(ステップS
5)。ジムユーザユニット20は、運動器具10のID
番号により、該当する運動器具の名称をメモリ32から
読み出し、表示手段30に表示する。例えば、ユーザが
ランニングマシン(トレッドミル)を選択した場合、表
示手段30には、「ランニングマシン」のように表示さ
れる。ユーザは表示を確認して運動を開始する(ステッ
プS6)。運動器具10は、所定のプログラムを行っ
て、そのプログラムに従って運動を行わせるものと、プ
ログラムはなく、ユーザが任意に運動量を決めるものが
あるが、いずれの場合も運動が終了すると、ユーザは運
動終了ボタン18を押す(ステップS7)。運動終了ボ
タン18が押されると、運動器具10から運動量のデー
タが送信される(ステップS8)。
【0022】この1つの運動器具10の運動のみで、そ
の日のエクササイズが全て終了する場合は、ステップS
9はYESであり、ステップS10に行く。一方、2つ
目以降の運動器具を使用する場合は、ステップS9はN
Oであり、ステップS4〜S9を運動器具の数だけ繰り
返す。全ての運動が終了してステップS9がYESとな
ると、ユーザは入力手段28にある、終了ボタン28B
(図2参照)を押す。終了ボタン28が押されると、メ
モリ32に蓄積されていた全運動器具のID番号とそれ
ぞれの運動量のデータが健康状態データと共に全てサー
バ50に送信される(ステップS10)。
【0023】サーバ50は、これらのデータを受信する
と、運動量をカロリー単位で合計する演算を行う(ステ
ップS11)。このとき、サーバ50に付属の図示省略
の体重測定装置の一部を構成する台部64にユーザが乗
ると、体重測定装置が体重測定を行い、その結果を記憶
し、演算したトータル運動量(消費カロリー値)を表示
する(ステップS11)。次いで、これらのデータが当
該ユーザの個人データと共にインターネット40を経由
して医師42、栄養士44、インストラクタ46などに
送信される(ステップS12)。これらの各専門職の人
々あるいは専門機関は、データを見て適切なアドバイス
をすることができる(ステップS13)。アドバイスの
方法としては、E−メールをユーザの自宅の端末48に
送信する方法がある。また、インストラクタ46は、各
運動器具毎に当該ユーザの個人データを基に、最もエネ
ルギー代謝の大きくなる心拍数(目標心拍数という)を
ユーザに通知することができる。さらに、かかる運動器
具毎の目標心拍数をサーバ50に通知し、次回からの運
動時にサーバ50から当該ユーザが装着したジムユーザ
ユニット20に転送することができる。
【0024】上記図5の例では、全ての運動を終了して
から運動による消費カロリーデータをサーバにまとめて
送信しているが、全てが終了しなくても、その時点まで
の消費カロリーデータを健康状態データと共にサーバ5
0に送信するようにしてもよい。図6は、図5のフロー
チャートの変形例としてステップの一部を示すフローチ
ャートである。すなわち、この変形例では、図5のフロ
ーチャートにおけるステップS9、S10を削除し(ス
テップ8からステップS11へ行く)、図6のステップ
S21からS24が図5のステップS3とS4の間に挿
入される。ステップS21は、前述の運動限界値を用い
て、体温、脈拍、血圧などがそのユーザ端末の運動限界
値を超えたか否かを判断するものであり、超えたときは
ステップS22でアラームを発して運動を中止するよう
促すことができる。アラームとしは、表示手段30によ
ることもできるし、別途スピーカを設けて音声で注意を
喚起することもできる。ステップS23では、例えば3
分毎の時間経過を判断し、時間が経過すると、ステップ
S24でタイマ割込処理により、サーバ50との通信を
自動的に行う。図6の変形例では、消費カロリーデータ
がリアルタイム的にサーバ50に送信されるので、医師
42やインストラクタ46がほぼリアルタイムで健康状
態を監視することが可能である。また、運動限界値を用
いてアラームを発することにより、過度な運動を防止し
て身体の安全を確保することができる。
【0025】また、他の変形例として、図2に示したベ
ルト38に発光素子を用いることができる。この場合、
発光素子としてELチューブなどを用いると印加電圧に
より発光色が変化することを利用して、体調に合わせて
色を変化させることができる。例えば、体温が36度ま
では、緑色であり、37度から39度未満は黄色となり
39度を超えると橙色になるよう構成することができ
る。かかる色彩の変化をもたらすためには、センサ部2
2のデータに応じて制御手段24が発光素子38の印加
電圧を制御するよう構成することができる。上記例で
は、体温により色を変化させたが、脈拍や血圧について
も同様に取り扱うことができ、また体温、脈拍、血圧の
すべてが、安全領域にあれば、緑色、いずれかが注意領
域になれば黄色、いずれかが危険領域になれば、橙色と
いうように構成することもできる。
【0026】上記実施の形態では、図2に示すようにケ
ーシング34の内部に図1に示す各回路部が内蔵あるい
は取り付けられているが、センサ部22は、ケーシング
34に直接取り付けずに、ケーシング34に接続可能と
することもできる。また、他の回路部についても、必ず
しも同一ケーシングに収納する必要はない。また、セン
サ部22が身体に触れるよう装着されればよいので、セ
ンサ部を含むケーシングは衣服に装着されるものであっ
てもよい。
【0027】また、上記実施の形態では、発光手段とし
てのELチューブ38が直接ケーシング34に取り付け
られているが、ケーシング34に直接取り付けず、他の
部材を介して間接的に取り付けるようにしてもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ジ
ムユーザの身体又は衣服に装着可能なケーシングを設
け、このケーシングにセンサ部を設け、さらにセンサ部
から供給されるデータを受け入れる制御手段と、データ
を表示する表示手段と、データを所定の形式として送信
する送信手段とを設けたので、各運動器具毎の運動量を
一々手動で入力しなくても運動プログラムを作成するた
めのデータを収集することが可能であり、かつユーザの
体調を示すデータを短時間で得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジムユーザユニットを含むシステ
ムの好ましい実施の形態の概略構成を示す図
【図2】本発明に係るジムユーザユニットの好ましい実
施の形態の一部を示す図
【図3】本発明のジムユーザユニットの好ましい実施の
形態をユーザが装着している様子を示す図
【図4】本発明のジムユーザユニットの好ましい実施の
形態を装着しているユーザが、図1に示すサーバにアク
セスしている様子を示す図
【図5】図1の実施の形態の動作を示すフローチャート
【図6】図1のフローチャートの変形例の一部を示すフ
ローチャート
【符号の説明】
10 運動器具 12 送信手段 14 データ処理装置 16 開始ボタン 18 終了ボタン 20 ジムユーザユニット 22 センサ部 24、54 制御手段 26、56、58 通信手段 28 入力手段 28A 開始ボタン 28B 終了ボタン 30、60 表示手段 32、52 メモリ 34 ケーシング 36 リング部 38 ベルト(発光素子:ELチューブ) 40 インターネット 42 医師 44 栄養士 46 インストラクタ 48 端末(パソコン) 50 サーバ 62 体重測定装置 64 台部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの身体又は衣服に装着可能なケー
    シングと、 前記ケーシングに取り付けられ、あるいは接続可能であ
    り、前記ユーザの生体情報を感知するセンサ部と、 前記センサ部から供給される前記生体情報を受け入れる
    制御手段と、 前記制御手段に接続され、前記センサ部で測定されて得
    られた前記生体情報を表示する表示手段と、 前記ユーザが使用する運動器具に接続された送信手段か
    ら前記運動器具の種類の情報と前記運動器具で行った運
    動量の情報を受信し、前記運動器具の種類の情報と、前
    記運動量の情報と、前記生体情報とを所定の形式として
    外部へ送信する通信手段とを、 有するジムユーザユニット。
  2. 【請求項2】 前記ユーザが自己を識別するデータを入
    力するための入力手段をさらに有する請求項1に記載の
    ジムユーザユニット。
  3. 【請求項3】 外部から与えられるユーザの個人データ
    を一時記憶する記憶手段をさらに有する請求項1に記載
    のジムユーザユニット。
  4. 【請求項4】 前記ケーシングに直接的又は間接的に接
    続され、前記ユーザの身体又は衣服に取り付け可能な発
    光手段をさらに有する請求項1に記載のジムユーザユニ
    ット。
  5. 【請求項5】 前記発光手段がELチューブである請求
    項4に記載のジムユーザユニット。
  6. 【請求項6】 前記制御手段が、前記センサが測定した
    データを処理し、前記データの数値に応じて前記発光手
    段の発光の色彩を変化させるよう構成されている請求項
    5又は6に記載のジムユーザユニット。
  7. 【請求項7】 ユーザの身体又は衣服に装着可能なケー
    シングと、 前記ケーシングに取り付けられ、あるいは接続可能であ
    り、前記ユーザの生体情報を感知するセンサ部と、 前記センサ部から供給される前記生体情報を受け入れる
    制御手段と、 前記制御手段に接続され、前記センサ部で測定されて得
    られた前記生体情報を表示する表示手段と、 前記ユーザが使用する運動器具に接続された送信手段か
    ら前記運動器具の種類の情報と前記運動器具で行った運
    動量の情報を受信し、前記運動器具の種類の情報と、前
    記運動量の情報と、前記生体情報とを所定の形式として
    外部へ送信する通信手段とを用いて、 前記通信手段から送信される前記データを受信して前記
    ユーザの固有のデータと共にインターネットを経由して
    ジムユーザの健康管理あるいはアドバイスを行う機関、
    団体、あるいは専門職に供給し、ジムユーザの健康状態
    を把握可能としたジムユーザの健康管理方法。
  8. 【請求項8】 ユーザの身体又は衣服に装着可能なケー
    シングと、 前記ケーシングに取り付けられ、あるいは接続可能であ
    り、前記ユーザの生体情報を感知するセンサ部と、 前記センサ部から供給される前記生体情報を受け入れる
    制御手段と、 前記制御手段に接続され、前記センサ部で測定されて得
    られた前記生体情報を表示する表示手段と、 前記ユーザが使用する運動器具に接続された送信手段か
    ら前記運動器具の種類の情報と前記運動器具で行った運
    動量の情報を受信し、前記運動器具の種類の情報と、前
    記運動量の情報と、前記生体情報とを所定の形式として
    外部へ送信する通信手段とを用いて、 前記通信手段から送信される前記データを受信して前記
    ユーザの固有のデータと共にインターネットを経由して
    ジムユーザの健康管理あるいはアドバイスを行う機関、
    団体、あるいは専門職に供給し、前記ジムユーザの健康
    状態を把握可能としたジムユーザの健康管理システム。
  9. 【請求項9】 ・ユーザの身体又は衣服に装着可能なケ
    ーシングと、 ・前記ケーシングに取り付けられ、あるいは接続可能で
    あり、前記ユーザの生体情報を感知するセンサ部と、 ・前記センサ部から供給される前記生体情報を受け入れ
    る制御手段と、 ・前記制御手段に接続され、前記センサ部で測定されて
    得られた前記生体情報を表示する表示手段と、 ・前記ユーザが使用する運動器具に接続された送信手段
    から前記運動器具の種類の情報と前記運動器具で行った
    運動量の情報を受信し、前記運動器具の種類の情報と、
    前記運動量の情報と、前記生体情報とを所定の形式とし
    て外部へ送信する通信手段とを、 有するジムユーザユニットと、 ・前記ジムユーザユニットとの間で前記データを含むデ
    ータを送受信する第1通信手段と、 ・前記ジムユーザの固有のデータが記憶されている記憶
    手段と、 ・前記第1通信手段で受信した前記データと前記記憶手
    段から読み出した前記ジムユーザの固有のデータを表示
    する表示手段と、 ・前記第1通信手段で受信した前記データと前記記憶手
    段から読み出した前記ジムユーザの固有のデータをイン
    ターネットを経由してジムユーザの健康管理あるいはア
    ドバイスを行う機関、団体、あるいは専門職に供給する
    第2通信手段と、 ・前記記憶手段、表示手段及び第1通信手段、第2通信
    手段を制御する制御手段とを有する、 サーバとを有するジムユーザの健康管理システム。
  10. 【請求項10】 前記サーバが、前記ユーザが乗る台部
    と、前記台部に設けられた体重測定装置とをさらに有
    し、前記体重測定装置で測定された体重のデータを前記
    ユーザの固有情報の1つとして処理するよう構成されて
    いる請求項9に記載のジムユーザの健康管理システム。
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