JP2003111606A - カラーダイヤモンド - Google Patents
カラーダイヤモンドInfo
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- JP2003111606A JP2003111606A JP2001311212A JP2001311212A JP2003111606A JP 2003111606 A JP2003111606 A JP 2003111606A JP 2001311212 A JP2001311212 A JP 2001311212A JP 2001311212 A JP2001311212 A JP 2001311212A JP 2003111606 A JP2003111606 A JP 2003111606A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 有色の輝きを完全に発揮しかつ特殊な装置を
使用せずにハートアンドアロー現象を確認できる高付加
価値のカラーダイヤモンドを提供すること。 【解決手段】 クラウン12とパビリオン14の境界で
あるガードル15を含む円周半径に対して、テーブル1
1の中心から最外部まで長さの範囲が53%〜58%で
あり、テーブル11からキューレット13まで長さが円
周直径に対して59%〜63%の範囲であり、かつキュ
ーレット13からささめ点18までの長さが笹目点18
からガードルまでの長さの35%〜50%の範囲であ
る。
使用せずにハートアンドアロー現象を確認できる高付加
価値のカラーダイヤモンドを提供すること。 【解決手段】 クラウン12とパビリオン14の境界で
あるガードル15を含む円周半径に対して、テーブル1
1の中心から最外部まで長さの範囲が53%〜58%で
あり、テーブル11からキューレット13まで長さが円
周直径に対して59%〜63%の範囲であり、かつキュ
ーレット13からささめ点18までの長さが笹目点18
からガードルまでの長さの35%〜50%の範囲であ
る。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、強い有色の輝きを
発揮するカラーダイヤモンドに関し、特に一定照明条件
下において有色の美しいハートアンドアローの投影図が
観察されるカラーダイヤモンドに関する。
発揮するカラーダイヤモンドに関し、特に一定照明条件
下において有色の美しいハートアンドアローの投影図が
観察されるカラーダイヤモンドに関する。
【0002】
【従来の技術】現在市場で販売されている一般的な天然
ダイヤモンドの色合いは無色透明なものがほとんどであ
るが、なかには、天然ピンクダイアモンドや天然グリー
ンダイアモンドも市場に出回っている。しかし、大部分
の宝飾用ダイアモンドは無色透明で産出され、宝飾品に
使用で可能な有色天然ダイヤモンドは供給量が極めて少
なく非常に高価なものである。そこで、最近では、本
来、工業用に供されるくすんだ色合いで安価な天然ブラ
ウンダイアモンドを、コバルト60等で照射して、着色
天然ダイヤモンドを製造することも最近ではしばしば行
われている。
ダイヤモンドの色合いは無色透明なものがほとんどであ
るが、なかには、天然ピンクダイアモンドや天然グリー
ンダイアモンドも市場に出回っている。しかし、大部分
の宝飾用ダイアモンドは無色透明で産出され、宝飾品に
使用で可能な有色天然ダイヤモンドは供給量が極めて少
なく非常に高価なものである。そこで、最近では、本
来、工業用に供されるくすんだ色合いで安価な天然ブラ
ウンダイアモンドを、コバルト60等で照射して、着色
天然ダイヤモンドを製造することも最近ではしばしば行
われている。
【0003】一方、現在、ダイアモンド原石のほとんど
は、図1に示すような、平坦なテーブル11を有する略
円錐台形状のクラウン12と鋭角なキューレット13を
有する略円錐形状のパビリオン14と、該クラウン12
と該パビリオン14との境界周面には帯状のガードル1
5を有し、合計54面のファセットから形成される、い
わゆるラウンドブリリアント形状10にカットされてい
る。
は、図1に示すような、平坦なテーブル11を有する略
円錐台形状のクラウン12と鋭角なキューレット13を
有する略円錐形状のパビリオン14と、該クラウン12
と該パビリオン14との境界周面には帯状のガードル1
5を有し、合計54面のファセットから形成される、い
わゆるラウンドブリリアント形状10にカットされてい
る。
【0004】昨今では、特に無色透明のダイアモンド原
石のうち内包物の少ない高級品は、ラウンドブリリアン
ト形状10の中でも、宝石鑑定学上のエクセレント評価
であるようにカットされることが多い。かかるエクセレ
ント評価とは、フェアー、ミディアム、グッド、ベリー
グッド、エクセレントと分類される宝石鑑定学上のカッ
ト評価のうち最高に位置するものであり、図1及び図2
に示すような、前記テーブル11の中心点iからその最
外部までの長さfが、該テーブル11の中心点iより前
記ガードル15までの長さeに対して約53%〜58%
の範囲であり、ダイアモンド石全体の高さbが、ダイア
モンド石の直径aに対して約59%〜63%の範囲であ
り、前記パビリオン14の高さdがダイアモンド石の直
径aに対して約59%〜63%の範囲であり、かつ前記
ガードル15に対する前記クラウン12の傾斜角度が3
4〜35°の範囲であることを主な特徴とするもので、
一定量のダイアモンド原石から得られるダイアモンド石
の重量は著しく減少するものの、光の屈折率との関係か
らダイアモンド石が輝きを最も発揮し、市場で高額に販
売することができるからである。
石のうち内包物の少ない高級品は、ラウンドブリリアン
ト形状10の中でも、宝石鑑定学上のエクセレント評価
であるようにカットされることが多い。かかるエクセレ
ント評価とは、フェアー、ミディアム、グッド、ベリー
グッド、エクセレントと分類される宝石鑑定学上のカッ
ト評価のうち最高に位置するものであり、図1及び図2
に示すような、前記テーブル11の中心点iからその最
外部までの長さfが、該テーブル11の中心点iより前
記ガードル15までの長さeに対して約53%〜58%
の範囲であり、ダイアモンド石全体の高さbが、ダイア
モンド石の直径aに対して約59%〜63%の範囲であ
り、前記パビリオン14の高さdがダイアモンド石の直
径aに対して約59%〜63%の範囲であり、かつ前記
ガードル15に対する前記クラウン12の傾斜角度が3
4〜35°の範囲であることを主な特徴とするもので、
一定量のダイアモンド原石から得られるダイアモンド石
の重量は著しく減少するものの、光の屈折率との関係か
らダイアモンド石が輝きを最も発揮し、市場で高額に販
売することができるからである。
【0005】さらに、ダイアモンド石のパビリオン14
に形成されるローアーガードルファセット16とパビリ
オンファセット17との境界点である笹目点18につい
て、例えば、前記キューレット13から該笹目点18ま
での長さhを、該笹目点18より前記ガードル15まで
の長さgに対して30%から35%程度の比率に形成す
る場合には、カラーフィルターを組み込んだ照明による
拡大視装置を使用してフェイスアップ方向(テーブル1
1を上側にした方向)から観察すると、図4に示すよう
なアロー現象が投影され、フェイスダウン方向(テーブ
ル11を下側にした方向)から観察すると、図5に示す
ようなハート現象が投影されることも確認されている
(特許第1984996号)。
に形成されるローアーガードルファセット16とパビリ
オンファセット17との境界点である笹目点18につい
て、例えば、前記キューレット13から該笹目点18ま
での長さhを、該笹目点18より前記ガードル15まで
の長さgに対して30%から35%程度の比率に形成す
る場合には、カラーフィルターを組み込んだ照明による
拡大視装置を使用してフェイスアップ方向(テーブル1
1を上側にした方向)から観察すると、図4に示すよう
なアロー現象が投影され、フェイスダウン方向(テーブ
ル11を下側にした方向)から観察すると、図5に示す
ようなハート現象が投影されることも確認されている
(特許第1984996号)。
【0006】このハートアンドアロー現象は、ダイアモ
ンド石がエクセレントカットされることと共に、その輝
きが優れていることの証明としてセールスポイントに多
く使用されているものであるが、無色透明の天然ダイア
モンドにおいては白色と黒色あるいはカラーフィルター
の色の模様が投影される学術的要素が中心となるもの
で、決して趣味感に優れたものとはいえなかった。
ンド石がエクセレントカットされることと共に、その輝
きが優れていることの証明としてセールスポイントに多
く使用されているものであるが、無色透明の天然ダイア
モンドにおいては白色と黒色あるいはカラーフィルター
の色の模様が投影される学術的要素が中心となるもの
で、決して趣味感に優れたものとはいえなかった。
【0007】ここで、前記有色天然ダイヤモンド石は、
高価な有色ダイアモンド原石から得られるダイアモンド
重量をできる限り大きく取ることを主眼点とするためエ
クセレント評価にカットする手法は従来には存在しなか
った。また、前記着色天然ダイヤモンド石についても、
安価なブラウン原石を使用している関係上、カッティン
グ費用が安価なラフカッティングが多く、エクセレント
評価にまで丹念にカットする手法は従来には存在しなか
った。その結果、従来の有色天然ダイヤモンド石、着色
天然ダイヤモンド石のいずれもが、ピンク、ブルー、イ
エロー等の有色な輝きを十分に発揮させることはできな
かった。
高価な有色ダイアモンド原石から得られるダイアモンド
重量をできる限り大きく取ることを主眼点とするためエ
クセレント評価にカットする手法は従来には存在しなか
った。また、前記着色天然ダイヤモンド石についても、
安価なブラウン原石を使用している関係上、カッティン
グ費用が安価なラフカッティングが多く、エクセレント
評価にまで丹念にカットする手法は従来には存在しなか
った。その結果、従来の有色天然ダイヤモンド石、着色
天然ダイヤモンド石のいずれもが、ピンク、ブルー、イ
エロー等の有色な輝きを十分に発揮させることはできな
かった。
【0008】特に、有色天然ダイヤモンド石、着色天然
ダイヤモンド石は、無色透明のダイアモンド原石より若
干硬度が高いのが一般的でカッティングが困難であるこ
とより、前記笹目点18の位置の調整はほとんど行われ
ておらず、ハートアンドアロー現象を投影するような有
色天然ダイヤモンド石、着色天然ダイヤモンド石は従来
には全く存在しなかった。
ダイヤモンド石は、無色透明のダイアモンド原石より若
干硬度が高いのが一般的でカッティングが困難であるこ
とより、前記笹目点18の位置の調整はほとんど行われ
ておらず、ハートアンドアロー現象を投影するような有
色天然ダイヤモンド石、着色天然ダイヤモンド石は従来
には全く存在しなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる点に鑑
みてなされたものであり、有色の輝きを完全に発揮させ
ることができるカラーダイヤモンドを提供することを目
的とする。また、カラーフィルターを組み込んだ拡大視
装置を必要とせずに有色のハートアンドアロー現象を投
影することができるカラーダイヤモンドを提供すること
を目的とする。
みてなされたものであり、有色の輝きを完全に発揮させ
ることができるカラーダイヤモンドを提供することを目
的とする。また、カラーフィルターを組み込んだ拡大視
装置を必要とせずに有色のハートアンドアロー現象を投
影することができるカラーダイヤモンドを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述までの課題を解決す
るために請求項1に記載された本発明は、中央に平坦な
テーブルを有する略円錐台形状のクラウンと、中心に鋭
角なキューレットを有する略円錐形状のパビリオンと、
該クラウンと該パビリオンとの境界周面には帯状のガー
ドルを有し、合計54面のファセットから形成されるダ
イアモンド石において、該ダイアモンド石は有色透明な
色合いを有しかつ宝石鑑定学上のカット評価がエクセレ
ントであるカラーダイヤモンドであることを特徴とす
る。請求項2に記載された本発明は、前記ダイアモンド
石は、少なくとも、平面図において、前記テーブルの中
心点iから該テーブルの最外部までの長さが、該テーブ
ルの中心点iより前記ガードルまでの長さに対して53
%〜58%の範囲であり、側面図において、前記テーブ
ルから前記キューレットまでの長さ(ダイアモンド石の
全体の高さ)が、前記ガードルの長さ(ダイアモンド石
の直径)に対して59%〜63%の範囲であり、前記パ
ビリオンの高さが前記ガードルの長さ(ダイアモンド石
の直径)に対して約42%〜44%の範囲であり、かつ
前記ガードルに対する前記クラウンの傾斜角度が34〜
35°の範囲のカラーダイヤモンドであることを特徴と
する。したがって、有色の輝きを強く発揮させることが
でき高付加価値のカラーダイヤモンドを提供することが
できる。
るために請求項1に記載された本発明は、中央に平坦な
テーブルを有する略円錐台形状のクラウンと、中心に鋭
角なキューレットを有する略円錐形状のパビリオンと、
該クラウンと該パビリオンとの境界周面には帯状のガー
ドルを有し、合計54面のファセットから形成されるダ
イアモンド石において、該ダイアモンド石は有色透明な
色合いを有しかつ宝石鑑定学上のカット評価がエクセレ
ントであるカラーダイヤモンドであることを特徴とす
る。請求項2に記載された本発明は、前記ダイアモンド
石は、少なくとも、平面図において、前記テーブルの中
心点iから該テーブルの最外部までの長さが、該テーブ
ルの中心点iより前記ガードルまでの長さに対して53
%〜58%の範囲であり、側面図において、前記テーブ
ルから前記キューレットまでの長さ(ダイアモンド石の
全体の高さ)が、前記ガードルの長さ(ダイアモンド石
の直径)に対して59%〜63%の範囲であり、前記パ
ビリオンの高さが前記ガードルの長さ(ダイアモンド石
の直径)に対して約42%〜44%の範囲であり、かつ
前記ガードルに対する前記クラウンの傾斜角度が34〜
35°の範囲のカラーダイヤモンドであることを特徴と
する。したがって、有色の輝きを強く発揮させることが
でき高付加価値のカラーダイヤモンドを提供することが
できる。
【0011】また、請求項3に記載された本発明は、前
記ダイアモンド石は、底面図において、前記キューレッ
トから笹目点(前記パビリオンにそれぞれ形成されるロ
ーアーガードルファセットとパビリオンファセットとの
境界点)までの長さが、該笹目点より前記ガードルまで
の長さに対して35%〜50%の範囲の請求項1又は請
求項2記載のカラーダイヤモンドであることを特徴とす
る。したがって、特殊な器具を必要とせずに有色のハー
トアンドアローの現象を投影でき、セールスポイントに
も優れたカラーダイアモンドを提供できる。
記ダイアモンド石は、底面図において、前記キューレッ
トから笹目点(前記パビリオンにそれぞれ形成されるロ
ーアーガードルファセットとパビリオンファセットとの
境界点)までの長さが、該笹目点より前記ガードルまで
の長さに対して35%〜50%の範囲の請求項1又は請
求項2記載のカラーダイヤモンドであることを特徴とす
る。したがって、特殊な器具を必要とせずに有色のハー
トアンドアローの現象を投影でき、セールスポイントに
も優れたカラーダイアモンドを提供できる。
【0012】さらに、請求項4に記載された本発明は、
前記ダイヤモンド石は、少なくともピンク色透明、イエ
ロー色透明、ブルー色透明、グリーン色透明、及びオレ
ンジ色透明を含む有色群より選ばれたいずれか一つの色
合いからなる有色天然ダイヤモンドで請求項1から請求
項3のいずれかに記載のカラーダイヤモンドであること
を特徴とする。したがって、有色の輝きを強く発揮でき
る有色天然ダイヤモンドという極めて稀少性のあるカラ
ーダイアモンドを提供することができる。
前記ダイヤモンド石は、少なくともピンク色透明、イエ
ロー色透明、ブルー色透明、グリーン色透明、及びオレ
ンジ色透明を含む有色群より選ばれたいずれか一つの色
合いからなる有色天然ダイヤモンドで請求項1から請求
項3のいずれかに記載のカラーダイヤモンドであること
を特徴とする。したがって、有色の輝きを強く発揮でき
る有色天然ダイヤモンドという極めて稀少性のあるカラ
ーダイアモンドを提供することができる。
【0013】くわえて、請求項5に記載された本発明
は、前記ダイヤモンド石は、少なくともピンク色透明、
イエロー色透明、ブルー色透明、グリーン色透明、及び
オレンジ色透明を含む有色群より選ばれたいずれか一つ
の色合いからなる着色天然ダイヤモンドで請求項1から
請求項3のいずれかに記載のカラーダイヤモンドあるこ
とを特徴とする。請求項6に記載された本発明は、前記
ダイヤモンド石は、少なくともピンク色透明、イエロー
色透明、ブルー色透明、グリーン色透明、及びオレンジ
色透明を含む有色群より選ばれたいずれか一つの色合い
からなる着色イミテーションダイヤモンドで請求項1か
ら請求項3のいずれかに記載のカラーダイヤモンドある
ことを特徴とする。したがって、着色天然ダイヤモンド
あるいは着色イミテーションダイヤモンドを使用して、
安価でかつ有色の輝きを強く発揮させることができるカ
ラーダイアモンドを提供することができる。
は、前記ダイヤモンド石は、少なくともピンク色透明、
イエロー色透明、ブルー色透明、グリーン色透明、及び
オレンジ色透明を含む有色群より選ばれたいずれか一つ
の色合いからなる着色天然ダイヤモンドで請求項1から
請求項3のいずれかに記載のカラーダイヤモンドあるこ
とを特徴とする。請求項6に記載された本発明は、前記
ダイヤモンド石は、少なくともピンク色透明、イエロー
色透明、ブルー色透明、グリーン色透明、及びオレンジ
色透明を含む有色群より選ばれたいずれか一つの色合い
からなる着色イミテーションダイヤモンドで請求項1か
ら請求項3のいずれかに記載のカラーダイヤモンドある
ことを特徴とする。したがって、着色天然ダイヤモンド
あるいは着色イミテーションダイヤモンドを使用して、
安価でかつ有色の輝きを強く発揮させることができるカ
ラーダイアモンドを提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明に係るカラーダイヤモンドの一実施例を示す側面図で
ある。図2は、その平面図であり、また、図3は、その
底面図である。カラーダイヤモンド2は、略円錐台形状
(断面略台形状)であるクラウン12と、略円錐形状
(断面略三角形状)であるパビリオン14と、クラウン
12とパビリオン14との境界周面には帯状のガードル
15を有し、合計54面のファセットから形成されるラ
ウンドブリリアント形状10にカットされている。
て、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明に係るカラーダイヤモンドの一実施例を示す側面図で
ある。図2は、その平面図であり、また、図3は、その
底面図である。カラーダイヤモンド2は、略円錐台形状
(断面略台形状)であるクラウン12と、略円錐形状
(断面略三角形状)であるパビリオン14と、クラウン
12とパビリオン14との境界周面には帯状のガードル
15を有し、合計54面のファセットから形成されるラ
ウンドブリリアント形状10にカットされている。
【0015】カラーダイアモンド2のクラウン12に
は、ガードル15を含む円形の中央(図2における斜線
部)に平坦なテーブル11(図2における斜線部)が形
成され、テーブル11の周囲には8面のスターファセッ
ト19、続いて菱形の8面のベゼルファセット20、さ
らに16面のアッパーガードルファセット21が形成さ
れている。また、カラーダイアモンド2のパビリオン1
4には、鋭角なキューレット13を中心として8面のパ
ビリオンファセット17(図3に示す斜線部)が形成さ
れ、続いて16面のローアーガードルファセット16が
形成されている。
は、ガードル15を含む円形の中央(図2における斜線
部)に平坦なテーブル11(図2における斜線部)が形
成され、テーブル11の周囲には8面のスターファセッ
ト19、続いて菱形の8面のベゼルファセット20、さ
らに16面のアッパーガードルファセット21が形成さ
れている。また、カラーダイアモンド2のパビリオン1
4には、鋭角なキューレット13を中心として8面のパ
ビリオンファセット17(図3に示す斜線部)が形成さ
れ、続いて16面のローアーガードルファセット16が
形成されている。
【0016】本発明に係るカラーダイヤモンド2は、鑑
定学上のカット評価においてはエクセレントが付与され
るものである。エクセレントカットとは、具体的には、
カラーダイアモンド2の各ファセット部分の比率等が以
下の条件を満たす必要がある。
定学上のカット評価においてはエクセレントが付与され
るものである。エクセレントカットとは、具体的には、
カラーダイアモンド2の各ファセット部分の比率等が以
下の条件を満たす必要がある。
【0017】カラーダイヤモンド2は、鑑定学上のテー
ブル比が53%〜58%の範囲でなければならない。具
体的には、図2において、テーブル11は、その中心点
iから最外部までの長さfが、その中心点iよりガード
ル15までの長さe(図1ではa/2)に対して53%
〜58%の範囲内であることが必要である。
ブル比が53%〜58%の範囲でなければならない。具
体的には、図2において、テーブル11は、その中心点
iから最外部までの長さfが、その中心点iよりガード
ル15までの長さe(図1ではa/2)に対して53%
〜58%の範囲内であることが必要である。
【0018】カラーダイヤモンド2は、鑑定学上の深さ
が60%〜62%の範囲でなければならない。具体的に
は、図1において、テーブル11からキューレット13
までの長さ、すなわちダイアモンド石の全体の高さb
(クラウン11の高さcとパビリオン14の高さdの
和))が、ガードル15の長さ、すなわちダイアモンド
石の直径aに対して59%〜63%の範囲内であること
が必要である。
が60%〜62%の範囲でなければならない。具体的に
は、図1において、テーブル11からキューレット13
までの長さ、すなわちダイアモンド石の全体の高さb
(クラウン11の高さcとパビリオン14の高さdの
和))が、ガードル15の長さ、すなわちダイアモンド
石の直径aに対して59%〜63%の範囲内であること
が必要である。
【0019】カラーダイヤモンド2は、鑑定学上のパビ
リオン深さが43%〜45%の範囲でなければならな
い。具体的には、図1において、パビリオン14の高さ
dが、ガードル15の長さ、すなわちダイアモンド石の
直径aに対して、43%〜45%の範囲内であることが
必要である。
リオン深さが43%〜45%の範囲でなければならな
い。具体的には、図1において、パビリオン14の高さ
dが、ガードル15の長さ、すなわちダイアモンド石の
直径aに対して、43%〜45%の範囲内であることが
必要である。
【0020】カラーダイヤモンド2は、鑑定学上のクラ
ウン角度が約34〜35°でなければならない。具体的
には、図1において、前記ガードル15の水平面に対す
る前記クラウン12の稜線部の傾斜角度θ2が約34〜
35°の範囲内であることが必要である。
ウン角度が約34〜35°でなければならない。具体的
には、図1において、前記ガードル15の水平面に対す
る前記クラウン12の稜線部の傾斜角度θ2が約34〜
35°の範囲内であることが必要である。
【0021】カラーダイヤモンド2は、鑑定学上のガー
ドル厚さがTHIN〜SL.THICK(減点1以内)
の範囲であることが望ましい。具体的には、図1におい
て、ガードル15、すなわちダイアモンド石の直径aに
対するガードル15の高さ(縦幅)が適当なものでなけ
ればならない。
ドル厚さがTHIN〜SL.THICK(減点1以内)
の範囲であることが望ましい。具体的には、図1におい
て、ガードル15、すなわちダイアモンド石の直径aに
対するガードル15の高さ(縦幅)が適当なものでなけ
ればならない。
【0022】カラーダイヤモンド2は、鑑定学上のキュ
ーレット13の大きさがNONE〜MEDIUMUの範
囲でああることが望ましい。また、鑑定学上のシンメト
リーがEXECELLENT〜VERYGOODの範囲
であることが望ましい。さらに、鑑定学上のポリッシュ
がEXECELLENT〜VERYGOODの範囲であ
ることが望ましい。
ーレット13の大きさがNONE〜MEDIUMUの範
囲でああることが望ましい。また、鑑定学上のシンメト
リーがEXECELLENT〜VERYGOODの範囲
であることが望ましい。さらに、鑑定学上のポリッシュ
がEXECELLENT〜VERYGOODの範囲であ
ることが望ましい。
【0023】前記までの条件を満たすことにより、カラ
ーダイアモンド2には、鑑定学上のカット評価における
エクセレントが付与される。このようなカラーダイアモ
ンド2は、光の屈折率との関係で反射光をきわめた多く
放ち、従来のカラーダイアモンドには存在しなかった有
色の輝きを強く発揮することができる。
ーダイアモンド2には、鑑定学上のカット評価における
エクセレントが付与される。このようなカラーダイアモ
ンド2は、光の屈折率との関係で反射光をきわめた多く
放ち、従来のカラーダイアモンドには存在しなかった有
色の輝きを強く発揮することができる。
【0024】天然ブラウンダイヤモンドなどを後記する
方法で着色(グリーン、ブルー、ピンク、イエロー等)
したダイアモンド石をカラーダイアモンドとする場合に
は、無色透明のダイアモンド石より一般的に硬度が高く
なり、カッティングが困難となることが多い。したがっ
て、前記鑑定学上のエクセレント評価とするためのカッ
ティング費用がかさむが、そもそも安価なダイヤモンド
石から極めて魅力的なカラーダイアモンド2を提供する
ことができるので、採算面では有色天然ダイアモンドを
使用するよりむしろ有利である。
方法で着色(グリーン、ブルー、ピンク、イエロー等)
したダイアモンド石をカラーダイアモンドとする場合に
は、無色透明のダイアモンド石より一般的に硬度が高く
なり、カッティングが困難となることが多い。したがっ
て、前記鑑定学上のエクセレント評価とするためのカッ
ティング費用がかさむが、そもそも安価なダイヤモンド
石から極めて魅力的なカラーダイアモンド2を提供する
ことができるので、採算面では有色天然ダイアモンドを
使用するよりむしろ有利である。
【0025】また、本発明に係るカラーダイアモンド2
は、図3において、パビリオン外側(図1では、パビリ
オン上方側)に形成されるローアーガードルファセット
16とパビリオン内側(図1では、パビリオン下方側)
に形成されるパビリオンファセット17との境界点であ
る笹目点18が形成され、前記キューレット13より該
笹目点18までの長さhが、該笹目点18より前記ガー
ドル15までの長さgに対して35%〜50%の範囲に
形成されたものである。
は、図3において、パビリオン外側(図1では、パビリ
オン上方側)に形成されるローアーガードルファセット
16とパビリオン内側(図1では、パビリオン下方側)
に形成されるパビリオンファセット17との境界点であ
る笹目点18が形成され、前記キューレット13より該
笹目点18までの長さhが、該笹目点18より前記ガー
ドル15までの長さgに対して35%〜50%の範囲に
形成されたものである。
【0026】笹目点18を前記比率で形成することによ
り、カラーダイアモンド2フェイスアップ方向に観察す
る場合には、図4に示すようなアロー現象22が確認さ
れ、フェイスダウン方向に観察する場合には図5に示す
ようなハート現象23が確認される。この場合、カラー
ダイアモンド2が有色であることより、無色透明ダイア
モンドのハートアンドアロー現象の観察に使用されたカ
ラーフィルターを組み込んだ拡大視装置は必要とされな
い。カラーダイアモンド2におけるハートアンドアロー
現象は、例えば、ブルーカラーダイアモンドにおいて
は、全体がブルーの下地にハートやアローの模様が投影
されるきわめて美しいものである。
り、カラーダイアモンド2フェイスアップ方向に観察す
る場合には、図4に示すようなアロー現象22が確認さ
れ、フェイスダウン方向に観察する場合には図5に示す
ようなハート現象23が確認される。この場合、カラー
ダイアモンド2が有色であることより、無色透明ダイア
モンドのハートアンドアロー現象の観察に使用されたカ
ラーフィルターを組み込んだ拡大視装置は必要とされな
い。カラーダイアモンド2におけるハートアンドアロー
現象は、例えば、ブルーカラーダイアモンドにおいて
は、全体がブルーの下地にハートやアローの模様が投影
されるきわめて美しいものである。
【0027】従来から、ハートアンドアロー現象は優れ
た輝きを示すダイアモンドのセールスポイントに使用さ
れていたが、無色透明の天然ダイアモンドにおける白色
と黒色あるいはカラーフィルターの色の模様が投影され
るだけの学術的なものとは異なり、有色の趣味感にあふ
れたハートアンドアロー現象を投影することができる。
これにより、高付加価値のカラーダイヤモンド2を提供
することができる。
た輝きを示すダイアモンドのセールスポイントに使用さ
れていたが、無色透明の天然ダイアモンドにおける白色
と黒色あるいはカラーフィルターの色の模様が投影され
るだけの学術的なものとは異なり、有色の趣味感にあふ
れたハートアンドアロー現象を投影することができる。
これにより、高付加価値のカラーダイヤモンド2を提供
することができる。
【0028】なお、カラーダイヤモンド2においては、
無色透明のダイアモンドに比し、一定照明条件下でもや
や石が暗くなるため、ハートアンドアロー現象が確認し
難い場合もある。したがって、パビリオンファセット1
7を無色透明のダイアモンドのエクセレントカットより
太く形成すること、すなわち、前記笹目点18の位置を
前記比率が少なくとも40%以上となるように形成する
ことが望ましい。
無色透明のダイアモンドに比し、一定照明条件下でもや
や石が暗くなるため、ハートアンドアロー現象が確認し
難い場合もある。したがって、パビリオンファセット1
7を無色透明のダイアモンドのエクセレントカットより
太く形成すること、すなわち、前記笹目点18の位置を
前記比率が少なくとも40%以上となるように形成する
ことが望ましい。
【0029】本発明においてカラーダイアモンド2に使
用されるダイヤモンド原石としては、有色天然ダイヤモ
ンド、着色天然ダイヤモンド、着色ダイアモンドイミテ
ーションの全てが可能である。
用されるダイヤモンド原石としては、有色天然ダイヤモ
ンド、着色天然ダイヤモンド、着色ダイアモンドイミテ
ーションの全てが可能である。
【0030】天然の有色ダイヤモンド原石には、天然ピ
ンク、天然イエロー、天然ブルー、天然オレンジ等が挙
げられる。これらの有色ダイヤモンドは極めて貴重なも
のであるから、有色の輝きを強く発揮しかつ稀少性に優
れたカラーダイヤモンド2を提供できる。
ンク、天然イエロー、天然ブルー、天然オレンジ等が挙
げられる。これらの有色ダイヤモンドは極めて貴重なも
のであるから、有色の輝きを強く発揮しかつ稀少性に優
れたカラーダイヤモンド2を提供できる。
【0031】一方、天然のくすんだイエロー又はブラウ
ンダイヤモンド原石を人工的に着色する方法としては、
例えば、コバルト60のγ線を照射する放射線処理等の
方法による。この方法を用いることにより、天然のイエ
ロー又はブラウンダイヤモンド原石をグリーンやブルー
に着色することが可能である。また、他の放射線を用い
ることにより、ピンクやイエローの着色を施すことも可
能である。現在では、γ線よりもエネルギーが大きい電
子加速器を用いた処理で行うこともできる。
ンダイヤモンド原石を人工的に着色する方法としては、
例えば、コバルト60のγ線を照射する放射線処理等の
方法による。この方法を用いることにより、天然のイエ
ロー又はブラウンダイヤモンド原石をグリーンやブルー
に着色することが可能である。また、他の放射線を用い
ることにより、ピンクやイエローの着色を施すことも可
能である。現在では、γ線よりもエネルギーが大きい電
子加速器を用いた処理で行うこともできる。
【0032】天然の着色ダイヤモンド原石は、そもそも
は工業用に使用される安価なものであるから、有色の輝
きを強く発揮しかつ高付加価値のカラーダイヤモンド2
を提供できる。
は工業用に使用される安価なものであるから、有色の輝
きを強く発揮しかつ高付加価値のカラーダイヤモンド2
を提供できる。
【0033】さらに、本発明におけるカラーダイアモン
ド2には、着色ダイヤモンドイミテーション石を使用す
ることができ、具体的には、有色キュービックコニア等
が挙げられる。これらのダイヤモンドイミテーション原
石は、光の屈折率や硬度等の特性が天然ダイアモンド原
石にかなり近いもので、エクセレントカットされた場合
には、同様に有色の強い輝きを発揮できる。コスト的に
は非常に安価であり、硬度が若干低くカッティングが容
易で、きわめて低価格のカラーダイヤモンド2を提供で
きる。
ド2には、着色ダイヤモンドイミテーション石を使用す
ることができ、具体的には、有色キュービックコニア等
が挙げられる。これらのダイヤモンドイミテーション原
石は、光の屈折率や硬度等の特性が天然ダイアモンド原
石にかなり近いもので、エクセレントカットされた場合
には、同様に有色の強い輝きを発揮できる。コスト的に
は非常に安価であり、硬度が若干低くカッティングが容
易で、きわめて低価格のカラーダイヤモンド2を提供で
きる。
【0034】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。
ず、種々変更して実施することが可能である。
【0035】
【発明の効果】請求項1及び請求項2に記載された本発
明によれば、有色の輝きを完全に発揮させることができ
るカラーダイヤモンドを提供できる。請求項3に記載さ
れた本発明によれば、特殊な器具を必要とせず、種々の
色彩で趣味感に優れたハートアンドアロー現象を投影す
るカラーダイヤモンドを提供できる。請求項4に記載さ
れた本発明によれば、有色の輝きを強く発揮しかつ稀少
性に優れたカラーダイヤモンドを提供できる。請求項5
に記載された本発明によれば、有色の輝きを強く発揮し
かつ高付加価値のカラーダイヤモンドを提供できる。請
求項6に記載された本発明によれば、有色の輝きを強く
発揮しかつ低価格のカラーダイヤモンドを提供できる。
明によれば、有色の輝きを完全に発揮させることができ
るカラーダイヤモンドを提供できる。請求項3に記載さ
れた本発明によれば、特殊な器具を必要とせず、種々の
色彩で趣味感に優れたハートアンドアロー現象を投影す
るカラーダイヤモンドを提供できる。請求項4に記載さ
れた本発明によれば、有色の輝きを強く発揮しかつ稀少
性に優れたカラーダイヤモンドを提供できる。請求項5
に記載された本発明によれば、有色の輝きを強く発揮し
かつ高付加価値のカラーダイヤモンドを提供できる。請
求項6に記載された本発明によれば、有色の輝きを強く
発揮しかつ低価格のカラーダイヤモンドを提供できる。
【図1】本発明の一実施の形態に係るカラーダイヤモン
ドを示す正面図である。
ドを示す正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るカラーダイヤモン
ドをクラウン側から見た平面図である。
ドをクラウン側から見た平面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るカラーダイヤモン
ドをパビリオン側から見た底面図である。
ドをパビリオン側から見た底面図である。
【図4】本発明案のカラーダイアモンドにおけるアロー
現象を示す平面図である。
現象を示す平面図である。
【図5】本発明案のカラーダイアモンドにおけるハート
現象を示す底面図である。
現象を示す底面図である。
2 カラーダイアモンド
10 ラウンドブリリアントカット
11 テーブル
12 クラウン
13 キューレット
14 パビリオン
15 ガードル
16 ローアーガードルファセット
17 パビリオンファセット
18 ささめ点
19 スターファセット
20 ベゼルファセット
21 アッパーガードルファセット
22 アロー現象
23 ハート現象
Claims (6)
- 【請求項1】 中央に平坦なテーブルを有する略円錐台
形状のクラウンと、中心に鋭角なキューレットを有する
略円錐形状のパビリオンと、該クラウンと該パビリオン
との境界周面には帯状のガードルを有し、合計54面の
ファセットから形成されるダイアモンド石において、該
ダイアモンド石は有色透明な色合いを有しかつ宝石鑑定
学上のカット評価がエクセレントであることを特徴とす
るカラーダイヤモンド。 - 【請求項2】 前記ダイアモンド石は、少なくとも、平
面図において、前記テーブルの中心点iから該テーブル
の最外部までの長さが、該テーブルの中心点iより前記
ガードルまでの長さに対して53%〜58%の範囲であ
り、側面図において、前記テーブルから前記キューレッ
トまでの長さ(ダイアモンド石の全体の高さ)が、前記
ガードルの長さ(ダイアモンド石の直径)に対して59
%〜63%の範囲であり、前記パビリオンの高さが前記
ガードルの長さ(ダイアモンド石の直径)に対して約4
2%〜44%の範囲であり、かつ前記ガードルに対する
前記クラウンの傾斜角度が34〜35°の範囲であるこ
とを特徴とするカラーダイヤモンド。 - 【請求項3】 前記ダイアモンド石は、底面図におい
て、前記キューレットから笹目点(前記パビリオンにそ
れぞれ形成されるローアーガードルファセットとパビリ
オンファセットとの境界点)までの長さが、該笹目点よ
り前記ガードルまでの長さに対して35%〜50%の範
囲であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
カラーダイヤモンド。 - 【請求項4】 前記ダイヤモンド石は、少なくともピン
ク色透明、イエロー色透明、ブルー色透明、グリーン色
透明、及びオレンジ色透明を含む有色群より選ばれたい
ずれか一つの色合いからなる有色天然ダイヤモンドであ
ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに
記載のカラーダイヤモンド。 - 【請求項5】 前記ダイヤモンド石は、少なくともピン
ク色透明、イエロー色透明、ブルー色透明、グリーン色
透明、及びオレンジ色透明を含む有色群より選ばれたい
ずれか一つの色合いからなる着色天然ダイヤモンドであ
ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに
記載のカラーダイヤモンド。 - 【請求項6】 前記ダイヤモンド石は、少なくともピン
ク色透明、イエロー色透明、ブルー色透明、グリーン色
透明、及びオレンジ色透明を含む有色群より選ばれたい
ずれか一つの色合いからなる着色イミテーションダイヤ
モンドであることを特徴とする請求項1から請求項3の
いずれかに記載のカラーダイヤモンド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311212A JP2003111606A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | カラーダイヤモンド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001311212A JP2003111606A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | カラーダイヤモンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003111606A true JP2003111606A (ja) | 2003-04-15 |
Family
ID=19130074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001311212A Pending JP2003111606A (ja) | 2001-10-09 | 2001-10-09 | カラーダイヤモンド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003111606A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005025366A1 (fr) * | 2003-09-12 | 2005-03-24 | Shenzhen Zhenchengmei Jewelry Co., Ltd. | Brillant a taille pleine rond et son procede d'incision |
JP2005095280A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Hohoemi Brains Inc | オーバルカットしたダイヤモンド |
JP2010201043A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Rosy Blue:Kk | ダイアモンド及びその模造宝石 |
CN102575379A (zh) * | 2009-06-26 | 2012-07-11 | 六号元素有限公司 | 用于制备鲜艳橙色着色的单晶cvd金刚石的方法及其获得的产品 |
CN104309015A (zh) * | 2014-09-30 | 2015-01-28 | 喻惠华 | 一种钻石加工方法 |
US9840419B2 (en) | 2009-06-26 | 2017-12-12 | Element Six Technologies Limited | Diamond material |
-
2001
- 2001-10-09 JP JP2001311212A patent/JP2003111606A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005025366A1 (fr) * | 2003-09-12 | 2005-03-24 | Shenzhen Zhenchengmei Jewelry Co., Ltd. | Brillant a taille pleine rond et son procede d'incision |
CN100386043C (zh) * | 2003-09-12 | 2008-05-07 | 深圳市真诚美珠宝有限公司 | 圆明亮式琢型钻石及其切割方法 |
JP2005095280A (ja) * | 2003-09-24 | 2005-04-14 | Hohoemi Brains Inc | オーバルカットしたダイヤモンド |
JP4521171B2 (ja) * | 2003-09-24 | 2010-08-11 | 株式会社ほほえみブレインズ | オーバルカットしたダイヤモンド |
JP2010201043A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Rosy Blue:Kk | ダイアモンド及びその模造宝石 |
CN102575379A (zh) * | 2009-06-26 | 2012-07-11 | 六号元素有限公司 | 用于制备鲜艳橙色着色的单晶cvd金刚石的方法及其获得的产品 |
CN104630882A (zh) * | 2009-06-26 | 2015-05-20 | 六号元素有限公司 | 用于制备鲜艳橙色着色的单晶cvd金刚石的方法及其获得的产品 |
CN102575379B (zh) * | 2009-06-26 | 2015-06-03 | 六号元素有限公司 | 用于制备鲜艳橙色着色的单晶cvd金刚石的方法及其获得的产品 |
US9840419B2 (en) | 2009-06-26 | 2017-12-12 | Element Six Technologies Limited | Diamond material |
CN104630882B (zh) * | 2009-06-26 | 2018-03-30 | 六号元素有限公司 | 用于制备鲜艳橙色着色的单晶cvd 金刚石的方法及其获得的产品 |
CN104309015A (zh) * | 2014-09-30 | 2015-01-28 | 喻惠华 | 一种钻石加工方法 |
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