JP2003111343A - モータ - Google Patents

モータ

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JP2003111343A
JP2003111343A JP2001295023A JP2001295023A JP2003111343A JP 2003111343 A JP2003111343 A JP 2003111343A JP 2001295023 A JP2001295023 A JP 2001295023A JP 2001295023 A JP2001295023 A JP 2001295023A JP 2003111343 A JP2003111343 A JP 2003111343A
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JP
Japan
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bearing
bearing housing
rotor
ball
ball bearing
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JP2001295023A
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Shigenori Inamoto
繁典 稲本
Junichi Kiyohara
純一 清原
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C35/00Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
    • F16C35/04Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
    • F16C35/06Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
    • F16C35/067Fixing them in a housing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/54Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はモータに関し、二つのボール軸受収
容部が大きい軸ずれを有する軸受ハウジングが組み込ま
れた場合であっても、軸受の負荷が増えないようにする
こと及び出力を取り出す部分の振れ精度が悪化しないよ
うにすることを課題とする。 【解決手段】 ロータ60の出力側の面67の近くに位
置する軸受収容部65の径の寸法はD+0.001〜D
+0.005mmである。軸受収容部64の径の寸法は
D+0.006〜D+0.011mmである。軸受収容
部64の径の寸法の許容域は+0.006〜+0.01
1mmであり、軸受収容部65の径の寸法の許容域+
0.001〜+0.005mmより大きい方にシフトし
ている。ボール軸受72の軸受収容部65へのはめあい
は厳しく、ボール軸受71の軸受収容部64へのはめあ
いは緩い。緩いはめあいが、ボール軸受71、72が歪
むことを防止する。厳しいはめあいが、良好な振れ精度
を達成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータに係り、特
に、インナーロータ構造の直流ブラシレスモータのロー
タの軸受部分の構成に関する。
【0002】直流ブラシレスモータのロータの軸受部分
は、回転を取り出す面の振れ精度が良いこと、及び軸受
の負荷が異常に大きくないことが必要である。
【0003】
【従来の技術】図8は従来の直流ブラシレスモータのロ
ータの軸受部分を示す。ロータの軸受ハウジング12の
二つのボール軸受収容部13,14内に夫々外径寸法が
Dのボール軸受31,32が組み込んであり、このボー
ル軸受31,32がステータの固定軸21に嵌合してあ
り、ロータ11が二つのボール軸受31,32によって
ステータ20の固定軸21に支持されている構成であ
る。15はロータの出力取り出し面であり、リール等が
ねじ止めされる。図8では、分かり易くするために、誇
張して、嵌合しあっている部分に隙間が存在するように
示してある。
【0004】図9(A),(B)に示すように、軸受ハ
ウジング12の二つのボール軸受収容部13,14の径
はボール軸受31、32の外径寸法Dに極力近づけた寸
法であり、同じ寸法D+0.001〜D+0.005m
mである。許容域は、+0.001〜+0.005mm
である。許容域とは最大許容寸法と最小許容寸法との間
の区域を意味する。最大許容寸法と最小許容寸法との差
を意味する寸法公差は、0.004mmである。この許
容域及び寸法公差は、ボール軸受31,32のボール軸
受収容部13,14へのはめあいはすきまが僅かである
厳しいものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】軸受ハウジング12の
二つのボール軸受収容部13,14が十分に精度良く加
工されているものである限りにおいては、問題は起きな
い。即ち、モータを組立てて駆動させロータが回転され
たときの回転を取り出す回転取り出し面15の振れの精
度は良好であり、且つ、ロータの軸受部の回転負荷は小
さい。
【0006】ここで、軸受ハウジング12の二つのボー
ル軸受収容部13、14とは、ボール軸受収容部13を
バイトで切削加工して形成した後、ワークをチャッキン
グし直して、バイトで切削加工しており、図9(A)に
示すように、ボール軸受収容部13の中心線X13とボ
ール軸受収容部14の中心線X14との間にδの軸ずれ
が発生する可能性がある。
【0007】図9(C)に示すように、ボール軸受3
1、32が夫々ボール軸受収容部13、14に嵌合され
た状態で、ボール軸受31の中心線X31と、ボール軸
受32の中心線X32との間には、上記δに相当する軸
ずれδ1が依然として存在する。
【0008】特に、軸ずれδ1が大きめの場合には、モ
ータを組み立てた状態で、即ち、固定軸21がボール軸
受31、32を貫通した場合に、ボール軸受31、32
が強制的に整列されるときにボール軸受31,32がラ
ジアル方向に歪まされ、これによって、ロータ11の軸
受部の回転負荷が大きくなってしまうことがあった。
【0009】ここで、軸受ハウジング12の二つのボー
ル軸受収容部の径の寸法の許容域を大きい方にシフトさ
せた場合を考えてみる。
【0010】ボール軸受収容部は、図9(A)中、破線
で示すようになる。図10に示すように、固定軸21が
ボール軸受31、32を貫通した状態で、ボール軸受3
1,32が夫々ボール軸受収容部13a、14aの内部
で適宜ずれて整列され、ラジアル方向の歪みは発生せ
ず、ロータの軸受部の回転負荷は大きくならずに小さい
ままである。しかし、ボール軸受31a,32aの位置
が夫々ボール軸受収容部13a、14aの中心に対して
ずれてしまい、これによって、軸受ハウジング12の回
転軸線X12が固定軸21の中心線X21に対して傾斜
し、この結果、回転取り出し面15の振れ精度が悪くな
ってしまう。
【0011】そこで、本発明は、上記課題を解決したモ
ータを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、軸受
ハウジングの二つの軸受収容部内に軸受が組み込んであ
り、この二つの軸受が軸に嵌合してあり、該軸受ハウジ
ング及び該軸のうち一方が他方に対して回転する構成の
モータにおいて、上記軸受ハウジングの二つの軸受収容
部のうち回転を取り出す側に近い軸受収容部への軸受の
はめあいはきびしく、回転を取り出す側から離れている
軸受収容部への軸受のはめあいは緩い構成としたもので
ある。
【0013】緩いはめあいは、軸受の軸受収容部内での
径方向の移動量を増やして、二つの軸受が軸によって整
列されたときに、軸受にひずみが発生しないようにす
る。
【0014】きびしいはめあいは、回転する軸受ハウジ
ング又は軸の回転を取り出す部分の振れを抑える。
【0015】請求項2の発明は、ロータの一部を構成す
る軸受ハウジングの二つの軸受収容部内に軸受が組み込
んであり、この二つの軸受がステータの一部を構成する
固定軸に嵌合してあり、ロータの軸受ハウジングが二つ
の軸受によってステータの固定軸に回転可能に支持され
ている構成のモータにおいて、上記軸受ハウジングの二
つの軸受収容部のうち回転を取り出す側から離れている
軸受収容部への軸受のはめあいが、別の軸受収容部への
軸受のはめあいよりゆるい構成としたものである。
【0016】緩いはめあいは、軸受の軸受収容部内での
径方向の移動量を増やして、二つの軸受が固定軸によっ
て整列されたときに、軸受にひずみが発生しないように
する。
【0017】きびしいはめあいは、回転する軸受ハウジ
ングの回転を取り出す部分の振れを抑える。
【0018】
【発明の実施の形態】図1(A),(B)及び図2は本
発明の一実施例になる直流ブラシレスモータ50を示
し、図3はドライバリールを取り除いた状態のモータ5
0を断面して示し、図4は分解して示す。
【0019】直流ブラシレスモータ50は、ステータ5
1とロータ60とよりなり、インナーロータ構造であ
り、3相駆動である。ロータ60の出力側の面にはドラ
イバリール90が固定してあり、モータ50は、DLT
(Digital Linear Tape)装置に組み込まれている。テー
プカートリッジがDLT装置に装着されると、テープカ
ートリッジ内のドライバリールがモータ50側のドライ
バリール90と相対的に嵌合してテープリールが回転駆
動される。
【0020】ステータ51は、ベース52と、ステータ
ヨーク53と、コイル54とよりなる。ステータヨーク
53は、リング状であり且つ内周側に等角度間隔で複数
のコアスロット55を有する。各コアスロット55にコ
イル54が巻いてある。ステータヨーク53は固定軸5
7を中心とする円上に位置決めされてベース52上に固
定してある。各コイル54の端は、ベース52上の配線
部に接続してある。固定軸57は、ベース52に垂直に
固定してある。固定軸57には、接着剤塗布のための溝
57a,57bが形成してある。
【0021】ロータ60は、有底皿形状のロータベース
61と、環状であり、周方向にNSに交互に着磁してあ
り、ロータベース61の外周部に固定してあるマグネッ
ト62と、ロータベース61の中心に固定してある略円
筒形状の軸受ハウジング63とよりなる。軸受ハウジン
グ63は、下面側に軸受収容部64を有し、上面側に軸
受収容部65を有し、中央部に環状の凸部66を有し、
上端にロータ60の出力側の面67を有する。
【0022】モータ50は、ボール軸受71を内周面
に接着剤が塗布してある軸受収容部64に嵌合させて組
み込み、ボール軸受71を接着剤が塗布してある固定
軸57に嵌合させて、ロータ60をステータ51に組み
込み、ウェーブワッシャ80を軸受収容部66内に置
き、ボール軸受72を、内周面に接着剤が塗布してあ
る軸受収容部65及び接着剤が塗布してある固定軸57
に嵌合させて組み込み、ワッシャ82が嵌合してある
ねじ81を固定軸57の上端面のねじ孔58にねじ込ん
で締める、ことによって組み立てられる。ロータ60
は、環状のマグネット62がステータヨーク53の内周
に対向した状態で、ボール軸受71、72によって、固
定軸57に回転可能に支持された状態となる。
【0023】ロータ60には、図2に示すように、スペ
ーサ91、スプリング92、ドライバリール90、ハブ
ドライバ93が、軸受ハウジング63のねじ孔68に締
められた3本のねじ94によって固定してある。ドライ
バリール90はロータ60の出力側の面67上に取り付
けてある。
【0024】次に、ロータ60の軸受部分について説明
する。
【0025】図5、図6では、分かり易くするために、
誇張して、嵌合しあっている部分に隙間が存在するよう
に示してある。
【0026】先ず、図6を参照して、軸受ハウジング6
3の軸受収容部64及び軸受収容部65の寸法公差につ
いて説明する。ボール軸受71、72の外径寸法はDで
ある。
【0027】図6(A)に示すように、ロータ60の出
力側の面67の近くに位置する軸受収容部65の径の寸
法はD+0.001〜D+0.005mmである。図6
(B)に示すように、許容域は+0.001〜+0.0
05mmであり、寸法公差は0.004mmである。こ
れらは、従来の軸受ハウジング12の二つのボール軸受
収容部13,14の径寸法と同じである。
【0028】ロータ60の出力側の面67から離れてい
る側の軸受収容部64の径の寸法はD+0.006〜D
+0.011mmとしてある。許容域は+0.006〜
+0.011mmであり、寸法公差は0.005mmで
ある。
【0029】許容域+0.006〜+0.011mm
は、上記の許容域+0.001〜+0.005mmより
大きい側にシフトしており、且つ上記の許容域+0.0
01〜+0.005mmとは重なってはいない。
【0030】寸法公差0.005mmも上記の寸法公差
0.004mmより大きい。
【0031】ボール軸受72の軸受収容部65へのはめ
あいはすきまg65が僅かである厳しいものとなってい
る。
【0032】一方、ボール軸受71の軸受収容部64へ
のはめあいのすきまg64は上記のすきまg65より大
きい。g64>g65である。よって、ボール軸受71
の軸受収容部64へのはめあいの状態は、ボール軸受7
2の軸受収容部65へのはめあいの状態に比べて、緩く
なっている。
【0033】ここで、図6(A)に示すように、ボール
軸受収容部65の中心線X65とボール軸受収容部64
の中心線X64との間にδの軸ずれが存在していると仮
定する。
【0034】図6(C)に示すように、ボール軸受収容
部65に嵌合されたボール軸受72の中心線X72と、
ボール軸受収容部64に嵌合されたボール軸受71の中
心線X71との間には、上記δに相当する軸ずれδ2が
依然として存在する。
【0035】固定軸57がボール軸受71、72を貫通
した状態では、ロータ60の軸受部分は図5に示すよう
になる。ボール軸受71の軸受収容部64へのはめあい
の状態が緩くなっており、すきまg64を有しているの
で、ボール軸受71はボール軸受収容部64内で径方向
であって軸ずれδ2が減少する方向に若干移動して、ボ
ール軸受72の中心線X72がボール軸受71の中心線
X71と一致して整列した状態とされる。
【0036】よって、ボール軸受71及びボール軸受7
2にはラジアル方向の歪みは発生していず、ロータの軸
受部の回転負荷は大きくならずに小さいままである。
【0037】また、図5に示すように、軸受ハウジング
63の軸線X63(ボール軸受収容部65の中心線X6
5及びボール軸受71の中心線X71に相当する)の固
定軸57の軸線X57に対する位置関係は、ボール軸受
71及びボール軸受72のうち軸受収容部へのはめあい
が厳しくなっているボール軸受によって決定される。本
実施例では、ボール軸受72の軸受収容部65のはめあ
いが厳しくなっているため、軸受ハウジング63の軸線
X63の固定軸57の軸線X57に対する位置関係は、
面67の近くに位置する軸受収容部65に嵌合してある
ボール軸受72によって決定され、固定軸57の軸線X
57に対する傾斜は零である。よって、軸受ハウジング
63が回転するときの面67の上下方向への振れ精度は
良好である。
【0038】ボール軸受72の軸受収容部65のはめあ
いが厳しくなっているため、軸受ハウジング63の軸線
X63の固定軸57の軸線X57に対するラジアル方向
のずれも零である。よって、軸受ハウジング63が回転
するときの軸受ハウジング63のラジアル方向の振れ精
度も良好である。
【0039】よって、ドライバリール90は、面振れ及
び芯振れの精度が良好な状態で回転される。
【0040】なお、ボール軸受収容部65の中心線X6
5とボール軸受収容部64の中心線X64との間に軸ず
れのない軸受ハウジング63を組み込んだ場合にも、ロ
ータの軸受部の回転負荷は小さく、面67の上下方向へ
の振れ精度は良好であり、軸受ハウジング63のラジア
ル方向の振れ精度が良好であるのは勿論である。
【0041】上記の軸受ハウジング63に代えて、図7
(A)に示す軸受ハウジング63Aを使用しても、同様
の効果を有する。
【0042】軸受収容部65Aの径の寸法は、上記の軸
受収容部65の径の寸法と同じである。軸受収容部64
Aの径の寸法はD+0.003〜D+0.007mmと
してある。許容域は+0.003〜+0.007mmで
あり、寸法公差は0.004mmである。
【0043】図7(B)に示すように、許容域+0.0
03〜+0.007mmは、上記の許容域+0.001
〜+0.005mmより大きい側にシフトしている。上
記の許容域+0.001〜+0.005mmとは一部重
複している。
【0044】また、軸受はボール軸受以外の軸受であっ
てもよい。
【0045】また、本発明は、上記実施例とは逆であ
り、軸受ハウジング63がステータの一部であり、固定
軸57がロータの一部である構成のモータにも適用可能
である。このモータでは、回転を取り出す部分は、軸5
7の一端側となる。
【0046】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、軸受ハウ
ジングの二つの軸受収容部内に軸受が組み込んであり、
この二つの軸受が軸に嵌合してあり、軸受ハウジング及
び該軸のうち一方が他方に対して回転する構成のモータ
において、軸受ハウジングの二つの軸受収容部のうち回
転を取り出す側に近い軸受収容部への軸受のはめあいは
厳しく、回転を取り出す側から離れている軸受収容部へ
の軸受のはめあいは緩い構成としたものであるため、軸
受ハウジングの二つの軸受収容部の同軸性が悪い場合で
あっても、緩いはめあいが軸受の軸受収容部内での径方
向の移動量を増やし、二つの軸受が軸によって整列され
たときに軸受に無用なひずみが発生しないように出来、
よって、軸受の回転負荷が無用に増えることが起きない
ように出来る。また、厳しいはめあいによって、回転す
る軸受ハウジング又は軸の回転を取り出す部分の振れが
抑えられ、振れ精度の良い回転を取り出すことが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になるモータを示す図であ
る。
【図2】図1中、ドライバリールの部分を分解して示す
図である。
【図3】図1中、ドライバリールを取り除いたモータの
断面図である。
【図4】図3のモータを分解して示す図である。
【図5】図3中のロータの軸受部分を拡大して概略的に
示す図である。
【図6】図5中の軸受ハウジングを示す図である。
【図7】軸受ハウジングの変形例を示す図である。
【図8】従来のモータのロータの軸受部分を概略的に示
す図である。
【図9】図8中の軸受ハウジングを示す図である。
【図10】軸受収容部の径寸法の許容域を大きい方にシ
フトさせた場合の軸受部分の状態を示す図である。
【符号の説明】
50 直流ブラシレスモータ 51 ステータ 53 ステータヨーク 54 コイル 57 固定軸 60 ロータ 61 ロータベース 62 マグネット 63 軸受ハウジング 64,65 軸受収容部 66 凸部 67 出力側の面 71,72 ボール軸受 90 ドライバリール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J017 AA01 DA02 DB09 5H019 AA04 AA06 CC03 DD01 FF03 5H605 AA05 BB05 CC03 CC04 EB10 EB17 GG04 GG21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受ハウジングの二つの軸受収容部内に
    軸受が組み込んであり、この二つの軸受が軸に嵌合して
    あり、該軸受ハウジング及び該軸のうち一方が他方に対
    して回転する構成のモータにおいて、 上記軸受ハウジングの二つの軸受収容部のうち回転を取
    り出す側から離れている軸受収容部への軸受のはめあい
    が、回転を取り出す側に近い別の軸受収容部への軸受の
    はめあいよりゆるい構成としたことを特徴とするモー
    タ。
  2. 【請求項2】 ロータの一部を構成する軸受ハウジング
    の二つの軸受収容部内に軸受が組み込んであり、この二
    つの軸受がステータの一部を構成する固定軸に嵌合して
    あり、ロータの軸受ハウジングが二つの軸受によってス
    テータの固定軸に回転可能に支持されている構成のモー
    タにおいて、 上記軸受ハウジングの二つの軸受収容部のうち回転を取
    り出す側から離れている軸受収容部への軸受のはめあい
    が、回転を取り出す側に近い別の軸受収容部への軸受の
    はめあいよりゆるい構成としたことを特徴とするモー
    タ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010190402A (ja) * 2009-02-20 2010-09-02 Sii Micro Precision Kk 転がり軸受装置および転がり軸受装置の製造方法
JP2013068330A (ja) * 2013-01-22 2013-04-18 Seiko Instruments Inc 転がり軸受装置

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