JP2003111063A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 撮像装置より得られた第１の入力画像から撮像視野内の侵入物体を検出する侵入物体検出ステップと、
   該検出した侵入物体を基にテンプレート画像を生成して登録するテンプレート画像登録ステップと、
   該テンプレート画像と前記撮像装置から前記第１の入力画像の別時刻に得られた第２の入力画像を基にテンプレートマッチングによって撮像視野内の侵入物体を検出して追跡する侵入物体追跡ステップと、
   前記入力画像及び追跡処理の画像を画像表示装置の画面に表示する画像表示ステップと、
   該画像表示装置の画面上を移動する操作マーカが操作された場合に、該操作マーカによって指定された位置を基準位置として、該基準位置に基づいてテンプレート画像とする領域を算出するテンプレート領域算出ステップと、
   該テンプレート算出ステップによって算出された該第２の入力画像中の該領域を新たなテンプレート画像として再登録するテンプレート画像再登録ステップとを有し、
   前記侵入物体追跡ステップは、該再登録されたテンプレート画像を基に追跡を実行することを特徴とする侵入物体追跡方法。
2. 前記検出した侵入物体の見かけの大きさに基づいて前記基準位置が該侵入物体のどの部位を指すのかを判定する対象部位判定ステップが更に設けられ、前記テンプレート領域算出ステップは、判定された基準位置を基にテンプレート画像とする領域を算出することを特徴とする請求項１に記載の侵入物体追跡方法。
3. 前記検出した侵入物体の見かけの移動量に基づいて前記基準位置が該侵入物体のどの部位を指すのかを判定する対象部位判定ステップが更に設けられ、前記テンプレート領域算出ステップは、判定された基準位置を基にテンプレート画像とする領域を算出することを特徴とする請求項１に記載の侵入物体追跡方法。
4. 侵入物体の追跡が停止したか否かを判定する追跡停止判定ステップと、該追跡停止判定ステップによって侵入物体の追跡が停止したと判定された場合に、監視員に対して追跡停止警告を出力する追跡停止警告出力ステップとを更に設けたことを特徴とする請求項１〜請求項３のいずれか一に記載の侵入物体追跡方法。
5. 撮像装置より得られた第１の入力画像から撮像視野内の侵入物体を差分法を用いて検出する侵入物体検出ステップと、
   該入力画像を画像表示装置の画面に表示する画像表示ステップと、
   該検出した侵入物体の中から、該画像表示装置の画面上を移動する操作マーカによる位置指定によって特定の侵入物体を選択する侵入物体選択ステップと、
   該選択した侵入物体を基にテンプレート画像を生成して登録するテンプレート画像登録ステップと、
   該テンプレート画像と前記撮像装置から前記第１の入力画像の別時刻に得られた第２の入力画像を基にテンプレートマッチングによって撮像視野内の侵入物体を検出して追跡する侵入物体追跡ステップとを有することを特徴とする侵入物体追跡方法。
6. 撮像装置が取得した映像を逐次入力画像に変換する画像入力インタフェースと、該入力画像を記憶する画像記憶手段と、該入力画像を処理する画像処理手段と、操作マーカを該入力画像に重畳して画像表示装置に表示するための画像信号を出力する画像出力インタフェースと、該画像表示装置の画面上の該操作マーカを移動させ、該操作マーカを操作して画面中に位置を指定するための操作信号を入力する操作入力インタフェースとを有し、
   前記画像処理手段は、前記画像入力インタフェースが出力する第１の入力画像と前記画像メモリに予め記録しておいた基準背景画像とから、差分法を用いて侵入物体を検出する侵入物体検出手段と、該検出した侵入物体と該第１の入力画像に基づいてテンプレート画像を生成して該画像メモリに登録するテンプレート画像登録手段と、該テンプレート画像と該画像インタフェースから該第１の入力画像の別時刻に得られた第２の入力画像とに基づいてテンプレートマッチングにより侵入物体を検出して追跡する侵入物体追跡手段と、画面中に位置を指定する操作信号が前記操作入力インタフェースから出力された場合に、該位置を基準位置として算出される該第２の入力画像中のテンプレート画像となる領域を、侵入物体を追跡するための新たなテンプレート画像として該画像メモリに再登録するテンプレート画像再登録手段とを有していることを特徴とする侵入物体監視装置。