JP2003110809A - スキャナ付き装置 - Google Patents

スキャナ付き装置

Info

Publication number
JP2003110809A
JP2003110809A JP2002234346A JP2002234346A JP2003110809A JP 2003110809 A JP2003110809 A JP 2003110809A JP 2002234346 A JP2002234346 A JP 2002234346A JP 2002234346 A JP2002234346 A JP 2002234346A JP 2003110809 A JP2003110809 A JP 2003110809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanner
scanner device
image forming
medium
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002234346A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushi Terajima
一志 寺嶋
Kunihiko Omi
国彦 近江
Satoshi Ishida
敏 石田
Tomohisa Sano
智久 佐野
Masaru Yamagishi
大 山岸
Taketoshi Sawada
剛敏 澤田
Yoshiki Tsuchiyama
芳樹 土山
Satoshi Kirita
聡 桐田
Hitoshi Yoshio
仁司 吉尾
Mitsunori Ooue
光展 大植
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, PFU Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2002234346A priority Critical patent/JP2003110809A/ja
Publication of JP2003110809A publication Critical patent/JP2003110809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ベース装置にスキャナ装置を着脱自在に取付け
可能にすることを目的にする。 【解決手段】像形成装置と、読取り部と、モータと、前
記モータにより駆動されるローラとを備え、前記像形成
装置に着脱可能に取付けられるスキャナ装置とを有し、
スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けられた場合
に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を搬送さ
せて、前記読取り部により媒体を読み取り、前記スキャ
ナ装置が前記ベース装置から取り外されて使用される状
態において、前記モータが前記ローラを駆動させてスキ
ャナ装置を走行させ、前記読取り部により媒体を読み取
る構成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ装置ある
いはプリンタ内蔵のパソコンやワープロなどのベース装
置にスキャナ装置を着脱可能に結合させ、スキャナ装置
をハンディスキャナとしても使用できるようにしたスキ
ャナ付き装置に関する。たとえばプリンタ装置にスキャ
ナ装置を合体させたスキャナ付き装置では、独立したプ
リンタ装置とスキャナ装置を両方設置する場合にくらべ
ると、設置面積が小さくなり、低価格にできる。本発明
は、このようなプリンタ・スキャナ複合装置においてス
キャナ部をハンディスキャナとして使用できるように構
成し、スキャナ機能の利用性を一層高めるとともに、簡
潔で操作性、保守性のよい複合構造を提供するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンを用いたデータ処理で
は、イメージや図形を扱う処理が大幅に増加する傾向に
あり、それとともにイメージ入力用のスキャナ装置も急
速に普及しつつある。
【0003】しかしパソコンのシステムは、本体、ディ
スプレイ、キーボード、プリンタなどで構成されてい
て、かなりの設置スペースが必要であり、一般のユーザ
の場合、新たにスキャナ装置を導入してもその置き場所
に苦労することが少なくない。またスキャナ装置の価格
は従来にくらべてかなり低下してきているものの、まだ
大きな負担となっているのが現状である。
【0004】そこで、プリンタ装置のキャリッジにセン
サを搭載し、イメージ原稿の紙送りにはプリンタ装置の
用紙搬送機構を利用してイメージ読取りを行い、省スペ
ース化と低価格化を図ったスキャナ付きプリンタ装置が
種々開発されてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のスキャナ機能付
きプリンタ装置では、用紙給送機構がスキャナ機能とプ
リンタ機能に対して共通化されており、同時に両方の機
能を働かせて並行動作させることができなかった。また
スキャナ機能用に設けられている読取りユニットを取り
外して、ハンディスキャナとして使用できるものもあっ
たが、駆動機構が内蔵されていず、手動式でしか動作さ
せることができなかった。一方、ハンディスキャナを自
走式で動作させるには、ハンディスキャナに専用の駆動
機構を設ける必要があるが、その駆動機構は、ハンディ
スキャナをプリンタ装置に装着した状態では使用されな
いものになるため、コストとハードウェア利用効率の点
で問題が生じた。
【0006】本発明は、プリンタ装置あるいはプリンタ
内蔵のパソコンやワープロなどのベース装置とスキャナ
装置をそれぞれ自動給紙型の装置として独立に使用可能
にするとともにスキャナ装置を取外してハンディスキャ
ナとしても使用できるようにし、またその際、自走式と
しても動作できる効率的な機構を提供することを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以下の構成をも
つ。 (1)本発明の装置は,像形成装置と、読取り部と、モ
ータと、前記モータにより駆動されるローラとを備え、
前記像形成装置に着脱可能に取付けられるスキャナ装置
とを有し、スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けら
れた場合に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体
を搬送させて、前記読取り部により媒体を読み取り、更
に、前記スキャナ装置が前記ベース装置から取り外され
て使用される状態において、前記モータが前記ローラを
駆動させてスキャナ装置を走行させ、前記読取り部によ
り媒体を読み取る構成をもつ。 (2)本発明の装置は,像形成装置と、読取り部とモー
タとを備え、前記像形成装置に着脱可能に取付けられた
スキャナ装置とを有し、スキャナ装置が前記像形成装置
に取り付けられた場合に、前記モータにより媒体を搬送
させて、前記読取り部により媒体を読み取り、更に、前
記スキャナ装置が前記像形成装置から取り外されて使用
される状態において、前記モータによりスキャナ装置を
走行させて、前記読取り部により媒体を読み取る構成を
もつ。 (3)本発明のスキャナ装置は,像形成装置に着脱可能
に取り付けられるスキャナ装置において、読取り部と、
モータと、モータにより駆動されるローラとを有し、前
記スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けられた場合
に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を搬送さ
せて、前記読取り部により媒体を読み取り、前記スキャ
ナ装置が前記像形成装置から取り外されて使用される状
態において、前記モータが前記ローラを駆動させてスキ
ャナ装置を走行させ、前記読取り部により媒体を読み取
る構成をもつ。 (4)本発明のスキャナ装置は,像形成装置に着脱可能
に取り付けられたスキャナ装置において、読取り部と、
モータとを有し、スキャナ装置が前記像形成装置に取り
付けられた場合に、前記モータにより媒体を搬送させ
て、前記読取り部により媒体を読み取り、更に、前記ス
キャナ装置が前記像形成装置から取り外されて使用され
る状態において、前記モータによりスキャナ装置を走行
させて、前記読取り部により媒体を読み取る構成をも
つ。 (5)本発明の装置は,複数の原稿を収容するための原
稿収容部を有する像形成装置と、読取り部とローラとを
備え、前記像形成装置に対して着脱可能に取り付けられ
るとともに、前記ベース装置に取り付けられている際は
前記原稿収容部から前記ローラによって繰り出された原
稿を前記読取り部で読み取り、前記像形成装置から取り
外されている際は、前記ローラを原稿の読取面に接した
状態で回転させながら前記読取り部により前記原稿を読
み取るスキャナ装置を有する構成をもつ。 (6)本発明の装置は,モータと、前記モータにより駆
動されるローラと、媒体に対して処理を行う処理部とを
備えた第一の装置と、第一の装置が着脱可能に搭載され
る像形成装置とを有し、第一の装置が前記像形成装置に
取り付けられた場合に、前記モータが前記ローラを駆動
させて媒体を搬送させて、前記処理部により媒体に対し
て処理を行い、更に、前記第一の装置が前記像形成装置
から取り外されて使用される状態において、前記モータ
が前記ローラを駆動させて第一の装置を走行させて、前
記処理部により媒体に対して処理を行う構成をもつ。 (7)本発明の装置は,モータと、媒体に対して処理を
行う処理部を有する第一の装置と、第一の装置が着脱可
能に搭載される像形成装置とを有し、第一の装置が前記
像形成装置に取り付けられた場合に、前記モータにより
媒体を搬送させて、前記処理部により媒体に対して処理
を行い、更に、前記第一の装置が前記像形成装置から取
り外されて使用される状態において、前記モータにより
第一の装置を走行させて、前記処理部により媒体に対し
て処理を行う構成をもつ。 (8)本発明の第一の装置は,像形成装置に着脱可能に
取り付けられることが可能な第一の装置において、媒体
に対して処理を行う処理部と、モータと、モータにより
駆動されるローラとを有し、第一の装置が前記像形成装
置に取り付けられた場合に、前記モータが前記ローラを
駆動させて媒体を搬送させて、前記処理部により媒体に
対して処理を行い、更に、前記第一の装置が前記像形成
装置から取り外されて使用される状態において、前記モ
ータが前記ローラを駆動させて第一の装置を走行させ、
前記処理部により媒体に対して処理を行う構成をもつ。 (9)本発明の第一の装置は,像形成装置に着脱可能に
取り付けられることが可能な第一の装置において、媒体
に対して処理を行う処理部と、モータとを有し、前記第
一の装置が前記像形成装置に取り付けられた場合に、前
記モータにより媒体を搬送させて、前記処理部により媒
体に対して処理を行い、更に、前記第一の装置が前記像
形成装置から取り外されて使用される状態において、前
記モータにより第一の装置を走行させて、前記処理部に
より媒体に対して処理を行う構成をもつ。 (10)本発明の装置は,複数の原稿を収容するための
原稿収容部を有するベース装置と、読取り部とローラと
を備え、前記ベース装置に対して着脱可能に取り付けら
れるとともに、前記ベース装置に取り付けられている際
は前記原稿収容部から前記ローラによって繰り出された
前記読取り部で読み取り、前記ベース装置から取り外さ
れている際は、前記ローラにより前記スキャナを移動さ
せながら前記読取り部により前記原稿を読み取るスキャ
ナ装置とを有する構成をもつ。 (11)本発明のスキャナ装置は,スキャナ装置におい
て、読取り部と、ローラとを有し、スキャナ装置は、複
数の原稿を収容するための原稿収容部を有するベース装
置に対して着脱可能に取り付けられるとともに、前記ベ
ース装置に取り付けられている場合は前記原稿収容部か
ら前記のローラによって繰り出された前記読取り部で読
み取り、前記ベース装置から取り外されている場合は、
前記ローラにより前記スキャナを移動させながら前記読
取り部により前記原稿を読み取る構成をもつ。 (12)本発明の装置は,像形成装置と、読取り部と、
モータと、前記モータとにより駆動されるローラとを備
え、前記像形成装置に着脱可能に取付けられるスキャナ
装置と有し、像形成装置は、少なくとも、制御部と、用
紙搬送機構の一部分と、前記スキャナ装置を着脱自在に
取付けるためのスキャナ取付け部とを備え、スキャナ装
置は、用紙搬送機構の他部分と、上記スキャナ取付け部
に対する係合部とを備え、スキャナ装置が前記像形成装
置に取り付けられた場合に、前記モータが前記ローラを
駆動させて媒体を搬送させ、前記読取り部により媒体を
読み取り、更に、前記スキャナ装置が前記ベース装置か
ら取り外されて使用される状態において、前記モータが
前記ローラを駆動させてスキャナ装置を走行させ、前記
読取り部により媒体を読み取る構成をもつ。 (13)本発明の装置は,像形成装置と,読取り部とモ
ータを備え、前記像形成装置に着脱可能に取付けられる
スキャナ装置と有し、像形成装置は、少なくとも、制御
部と、用紙搬送機構の一部分と、前記スキャナ装置を着
脱自在に取付けるためのスキャナ取付け部とを備え、ス
キャナ装置は、用紙搬送機構の他部分と、上記スキャナ
取付け部に対する係合部とを備え、スキャナ装置が前記
像形成装置に取り付けられた場合に、前記モータにより
媒体を搬送させて、前記読取り部により媒体を読み取
り、更に、前記スキャナ装置が前記像形成装置から取り
外されて使用される状態において、前記モータによりス
キャナ装置を走行させて、前記読取り部により媒体を読
み取る構成をもつ。 (14)本発明の装置は,複数の原稿を収容するための
原稿収容部を有する像形成装置と、読取り部とローラと
を備え、前記像形成装置に対して着脱可能に取り付けら
れるとともに、前記ベース装置に取り付けられている際
は前記原稿収容部から前記ローラによって繰り出された
原稿を前記読取り部で読み取り、前記像形成装置から取
り外されている際は、前記ローラを原稿の読取面に接し
た状態で回転させながら前記読取り部により前記原稿を
読み取るスキャナ装置を有し、形成装置は、少なくと
も、制御部と、用紙搬送機構の一部分と、前記スキャナ
装置を着脱自在に取付けるためのスキャナ取付け部とを
備え、スキャナ装置は、用紙搬送機構の他部分と、上記
スキャナ取付け部に対する係合部とを備える構成をも
つ。 (15)本発明の装置は,複数の原稿を収容するための
原稿収容部を有するベース装置と、読取り部とローラと
を備え、前記ベース装置に対して着脱可能に取り付けら
れるとともに、前記ベース装置に取り付けられている際
は前記原稿収容部から前記ローラによって繰り出された
原稿を前記読取り部で読み取り、前記ベース装置から取
り外された際は、前記ローラにより前記スキャナを移動
させながら前記読取り部により前記原稿を読み取るスキ
ャナ装置とを有し、ベース装置は、少なくとも、制御部
と、用紙搬送機構の一部分と、前記スキャナ装置を着脱
自在に取付けるためのスキャナ取付け部とを備え、スキ
ャナ装置は、用紙搬送機構の他部分と、上記スキャナ取
付け部に対する係合部とを備える構成をもつ。
【0008】
【発明の実施の形態】スキャナ付き装置として、ベース
装置がプリンタ装置の場合で、プリンタ装置に着脱自在
に装着される読取りユニットを設けたプリンタ・スキャ
ナ複合装置の実施の形態について以下に説明する。この
実施の形態の装置では、読取りユニットがプリンタ装置
に装着されている状態のとき自動給紙型のスキャナ装置
として動作し、そしてプリンタ装置から取り外されてい
るときに、自走式あるいは手動式のハンディスキャナと
して動作する。
【0009】図1は、このプリンタ・スキャナ複合装置
の全体図であり、図1の(a)は、読取りユニット1が
プリンタ装置3に装着されて自動給紙型のスキャナ装置
として動作できる状態を示し、図1の(b)は、読取り
ユニット1がプリンタ装置3から取り外されて、ガイド
板2上でハンディスキャナとして使用されている状態を
示す。
【0010】図1の(a)において、プリンタ装置3の
機構の大部分は背面側にあるため隠れて見えないが、プ
リンタ用紙給紙部4から供給された用紙は、図示されて
いない印字部で印字された後、プリンタ用紙排出部5か
ら排出される縦型の構造をもつ。読取りユニット1は、
裏側の面(ハンディスキャナとしての使用時は下面にな
る)にピックローラ、読取り窓、フィードローラなどを
備えており、スキャナ用紙給紙部6から供給された用紙
(画像原稿)は、読取りユニット1で読取られた後、ス
キャナ用紙排出部7から排出され、プリンタ装置3と同
様に縦型に構成されている。なおスキャナ用紙給紙部6
に設けられているL字状の補助ガイド6aは、簡単な構
造で大きなサイズの用紙を支えることができる。
【0011】図1の(b)において、読取りユニット1
は図示されていないケーブルによりプリンタ装置3と結
合されており、電源の供給や制御信号とデータの伝送が
行われる。ガイド板2は透明なアクリル板等でつくられ
ており、通常は原稿上に載せて使用される。読取りユニ
ット1は、ガイド板2の左右のガイド枠内に丁度はまる
ようになっており、自走式あるいは手動式でガイド板2
内をスライドすることにより原稿を走査して画像読取り
を行う。読取りユニット1の側面には読取り位置マーク
1aが表示されており、また前面および後面には読取り
領域マーク1bが表示されている。これらのマークは、
特にガイド板なしで原稿読取りを行う場合などに、利用
者が原稿の読取り範囲に対して読取りユニット1を正確
に位置決めする際の大きな助けとなる。
【0012】図2は、スキャナ装置の断面図であり、読
取りユニット1による用紙給送機構を示す。スキャナ装
置の用紙搬送路は、読取りユニット1をプリンタ装置に
装着した際にプリンタ装置と読取りユニット1との間の
相対面間に形成される。読取りユニット1にはピックロ
ーラ10とフィードローラ11が備えられており、それ
ぞれ駆動ギヤ列9を介して駆動モータ8により回転駆動
される。用紙12がセットされると、ピックローラ10
及び用紙分離部材13により1枚ずつ用紙が分離されて
下方へ引き出される。引き出された用紙はまず用紙検出
センサ14により検出されて読取り準備が行われ、続い
て用紙先端・後端検出センサ15により用紙先端が検出
されると画像読取りが開始される。その後用紙先端・後
端検出センサ15が用紙の後端を検出すると画像読取り
は終了される。フィードローラ11と従動ローラ16
は、読み取られた用紙をスキャナ排出部用紙ガイド17
へ排出する。スキャナ排出部用紙ガイド17は、図1の
プリンタ装置3のプリンタ用紙排出部5のカバーと兼用
されることができる。
【0013】図3は、読取りユニットの着脱機構を示
す。後述される図4及び図6により良く示されている
が、読取りユニット1の両側部には、プリンタ装置と着
脱可能にかつしっかり係合保持されるように、支点軸溝
18a、ロック爪溝20a、ずれストッパ溝21aがそ
れぞれ設けられており、プリンタ装置3側には、これら
に係合する支点軸18b、ロック爪20b、ずれストッ
パ21bがそれぞれ設けられている。
【0014】支点軸溝18aは下方が開放されており、
このため読取りユニット1を、実線で示す右側に傾いた
装着状態から矢印のように左方へ回動させて点線で示
すほぼ垂直の状態に起こし、次に矢印のように上方へ
持ち上げることにより容易に取り外すことができる。読
取りユニット1を装着する場合はこの,の操作を逆
に行えばよい。読取りユニット1の装着状態では、ロッ
ク爪溝20aとロック爪20bとが係合するため、一定
の力を加えない限り、左方への回動は阻止される。また
ずれストッパ溝21aとずれストッパ21bとの係合に
より、装着状態での読取りユニット1の上方向への運動
が阻止されるため、ロック爪溝20aとロック爪20b
との係合とあいまって、装着状態の一層堅固な保持が可
能となる。さらに読取りユニット1の支点軸溝18aと
一体に下方へ突出する回転ストッパ19aが形成されて
おり、これが読取りユニット1の左方への回動時にプリ
ンタ装置3側に設けられている回転ストッパ溝19bに
当接し、読取りユニット1の回動を一定角度内に制限し
て、不用意な操作により脱落事故が発生することを防止
している。
【0015】図4、図5、図6は、それぞれ読取りユニ
ット1の下面図、上面図、斜視図である。たとえば図4
に示されるように、読取りユニット1の下面の前方中央
部にはピックローラ22が設けられ、読取り窓24の後
方の中央部から左右の対称位置に1対のフィードローラ
23が設けられている。図5に一部を透視し、また一部
を破断して示されるように、ピックローラ22およびフ
ィードローラ23はそれぞれ駆動ギヤ列9を介して駆動
モータ8により回転駆動されるので、読取りユニット1
がハンディスキャナとして使用されるとき、これらの回
転駆動力を利用して自走させることができる。なおピッ
クローラ22はウレタンなどの比較的柔軟性のある材料
で作られているため、読取りユニットの重さでユニット
内に沈み込むおそれがある。補助輪22aはこれを避け
るために設けられており、ガイド板あるいは原稿の面に
ピックローラ22が強く当たらないように読取りユニッ
ト1を支えて走行させる働きをもつ。補助輪22aは、
原稿面を傷つけないように図示のように読取り領域外に
設けられるが、補助輪22aの幅をローラ状に厚くして
ピックローラ22の近傍にたとえば同軸で自由回転でき
るように設けてもよい。
【0016】図7は、読取りユニット1の光学機構部分
の断面図である。図4の読取り窓24内に読取り位置が
あり、読取り原稿から反射されてここから入射した光
は、複数のミラーで複数回反射された後、レンズ25b
で集束されて、CCD25cで受光され、電気信号に変
換される。
【0017】ところでプリンタ・スキャナ複合装置で
は、プリンタ装置とスキャナ装置が別々の用紙搬送路を
もつ。これは、通常、プリンタ装置では白紙がセットさ
れたままの状態におかれ、一方、スキャナ装置では必要
な都度各種の読取り原稿がセットされるため、搬送路を
共通化すると用紙の入れ替え作業が煩雑になり、ミスも
発生しやすくなるからである。また同じ理由で、プリン
タ装置よりもスキャナ装置の方の用紙セットが容易にで
きることが望ましく、そのためスキャナ装置の搬送路を
前方に置くと都合がよい。
【0018】図8は、このようにして構成された図1の
(a)に示されるプリンタ・スキャナ複合装置の2つの
用紙搬送路を説明するための断面図である。プリンタ装
置3では、プリンタ用紙給紙部4にセットされた印刷用
紙は自動給紙によって1枚ずつ印刷用紙経路30の矢印
に沿って搬送され、印刷ヘッド28で印刷された後、プ
リンタ用紙排出部5から排出される。また図の右上の読
取りユニット1が装着されているスキャナ装置部分で
は、スキャナ用紙給紙部6にセットされた読取り原稿
は、自動給紙により1枚ずつ読取りユニット1へ給紙さ
れ、読取られた後、読取り原稿経路31の矢印に沿って
搬送され、プリンタカバー/用紙ガイド29から排出さ
れる。このように、プリンタ装置とスキャナ装置の各用
紙搬送路は、ほぼ平行に設けられている。
【0019】プリンタ装置とスキャナ装置は、間に隙間
を設けることなく並行して合体されているので、プリン
タ用紙給紙部4への印刷用紙セットの際、前部のスキャ
ナ用紙給紙部6が邪魔になって作業性が悪くなる。そこ
でスキャナ用紙給紙部6は前方へ一定の角度まで倒せる
ように構成されている。またプリンタカバー/用紙ガイ
ド29は、プリンタ装置の印刷機構部のカバーとなって
いると同時に、スキャナ装置の読取り原稿排出のための
用紙ガイドともなっているので、印刷機構部の保守時等
には、同様に前方へ倒すか、取り外せるように構成され
ている。
【0020】図9は、プリンタ装置およびスキャナ装置
における用紙給送部の断面図である。2つの用紙ガイド
32,33が、下方の用紙引出し口35に向かって次第
に狭くなるように、くさび状に向かい合わせに配置され
て、複数枚の用紙がセットされても先端では少数の用紙
に自動的に絞り込まれるように構成されている。しかし
セットされた用紙の枚数が多いと、それらの重量により
用紙引出し口35の近傍に大きな圧力が生じ、用紙のつ
まり(ジャミング)が発生しやすくなる。そのため用紙
ガイド32の途中に段差部34を設けて、用紙先端の圧
力を部分的に逃がし、用紙引出し口35への圧力集中の
軽減を図っている。説明を簡単にするため、図では段差
部34が1つだけ示されているが、複数段設けてもよ
く、また反対側の用紙ガイド33にも同様に設けてよ
い。また段差部34は、用紙が用紙引出し口35に向か
って滑り落ちることができる程度に、ゆるやかな傾斜を
もたされている。
【0021】なお以上説明した実施の形態のスキャナ付
き装置では、例えば図2に示されるように、読取りユニ
ット1内に駆動モータ8やフィードローラ11を設けて
自走可能にしていたが、読取りユニット1のハンディス
キャナ動作を自走式で行う必要がなければ、ベース装置
側に駆動機構を置き、読取りユニット1には従動ローラ
と位置検出用のエンコーダを設ければよく、読取りユニ
ットの軽量化、小型化が可能となる。
【0022】またガイド板上でハンディスキャナをスラ
イド操作する際、ケーブルが操作の邪魔になり易い。そ
こでケーブルがガイド板内に入り込まないように、読取
りユニット1とプリンタ装置3をつなぐケーブル取付け
部位をそれぞれの側部下方位置にするとともに、ガイド
板にケーブルを保持しておくためのケーブルクランプ部
材を取り付けておくのがよい。
【0023】
【発明の効果】本発明により、少ない設置面積で、それ
ぞれが独立に動作可能なプリンタ装置やパソコン、ワー
プロなどのベース装置とスキャナ装置とをコンパクトに
合体することができる。またスキャナ装置は、余分な機
構をほとんど追加することなしに自走式あるいは手動式
のハンディスキャナとしても使用可能であるため、装置
全体の利用性と経済性を著しく高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるプリンタ・スキャナ
複合装置の全体構成図である。
【図2】スキャナ装置の断面図である。
【図3】読取りユニットの着脱機構説明図である。
【図4】読取りユニットの下面図である。
【図5】読取りユニットの上面図である。
【図6】読取りユニットの斜視図である。
【図7】読取りユニットの光学機構の断面図である。
【図8】用紙搬送路の概要図である。
【図9】用紙給送部の断面図である。
【符号の説明】
1:読取りユニット 1a:読取り位置マーク 3:プリンタ装置 18a:支点軸溝 18b:支点軸 19a:回転ストッパ 19b:回転ストッパ溝 20a:ロック爪溝 20b:ロック爪 21a:ずれストッパ溝 21b:ずれストッパ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月16日(2002.8.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の装置は、
像形成装置と、読取り部と、モータと、前記モータによ
り駆動されるローラと、を備えた前記像形成装置に着脱
可能に取付けられるスキャナ装置を有し、前記スキャナ
装置が前記像形成装置に取り付けられた場合に、前記モ
ータがローラを駆動させて媒体給紙部から媒体を一枚づ
つ取り込み当該媒体を搬送させて、前記読取り部により
媒体を読み取り、更に、前記スキャナ装置が前記ベース
装置から取り外されて使用される状態において、前記モ
ータが前記ローラを駆動させてスキャナ装置を走行さ
せ、前記読取り部により媒体を読み取るようにした。 (2)また、本発明のスキャナ装置は、像形成装置に着
脱可能に取り付けられるスキャナ装置であって、読取り
部と、モータと、前記モータにより駆動されるローラと
を有し、 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取り付
けられた場合に、前記モータがローラを駆動させて媒体
給紙部から媒体を一枚づつ取り込み当該媒体を搬送させ
て、前記読取り部により媒体を読み取り、前記スキャナ
装置が前記像形成装置から取り外されて使用される状態
において、前記モータが前記スキャナ装置を走行させ、
前記読取り部により媒体を読み取るようにした。 (3)また、本発明の装置は、モータと、前記モータに
より駆動されるローラと、前記モータを駆動して媒体を
搬送させる処理部と、を備えた第一の装置と、前記第一
の装置が着脱可能に搭載される像形成装置とを有し、前
記第一の装置が前記像形成装置に取り付けられた場合
に、前記モータがローラを駆動させて媒体給紙部から媒
体を一枚づつ取り込み当該媒体を搬送させ、更に、前記
第一の装置が前記像形成装置から取り外されて使用され
る状態において、前記ローラを駆動させて第一の装置を
走行させるようにした。 (4)また、本発明の第一の装置は、像形成装置に着脱
可能に取り付けられることが可能な第一の装置であっ
て、前記モータを駆動して媒体を搬送させる処理部と、
モータと、前記モータにより駆動されるローラとを有
し、前記第一の装置が前記像形成装置に取り付けられた
場合に、前記モータがローラを駆動させて媒体給紙部か
ら媒体を一枚づつ取り込み当該媒体を搬送させ、更に、
前記第一の装置が前記像形成装置から取り外されて使用
される状態において、前記モータが前記第一の装置を走
行させるようにした。 (5)また本発明の装置は、像形成装置と、読取り部
と、モータと、前記モータとにより駆動されるローラ
と、前記像形成装置に着脱可能に取付けられるスキャナ
装置と有し、前記像形成装置は、少なくとも、制御部
と、用紙搬送機構の一部分と、前記スキャナ装置を着脱
自在に取付けるためのスキャナ取付け部とを備え、前記
スキャナ装置は、用紙搬送機構の他部分と、上記スキャ
ナ取付け部に対する係合部とを備え、前記スキャナ装置
が前記像形成装置に取り付けられた場合に、前記モータ
がローラを駆動させて媒体給紙部から媒体を一枚づつ取
り込み当該媒体を搬送させて、前記読取り部により媒体
を読み取り、更に、前記スキャナ装置が前記ベース装置
から取り外されて使用される状態において、前記モータ
が前記ローラを駆動させてスキャナ装置を走行させ、前
記読取り部により媒体を読み取るようにした。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺嶋 一志 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 近江 国彦 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 石田 敏 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 佐野 智久 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 山岸 大 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 澤田 剛敏 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 土山 芳樹 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 桐田 聡 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 吉尾 仁司 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 大植 光展 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA01 BA03 BB02 BC05 BC11 BC14 BC18 BC20 CA07 5C072 AA01 BA05 CA02 DA25 EA07 NA01 PA06 PA09

Claims (44)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像形成装置と、 読取り部と、モータと、前記モータにより駆動されるロ
    ーラとを備え、前記像形成装置に着脱可能に取付けられ
    るスキャナ装置とを有し、 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けられた場
    合に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を搬送
    させて、前記読取り部により媒体を読み取り、 更に、前記スキャナ装置が前記ベース装置から取り外さ
    れて使用される状態において、前記モータが前記ローラ
    を駆動させてスキャナ装置を走行させ、前記読取り部に
    より媒体を読み取ることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取
    り付けられた場合に、前記読取り部が設けられる前記ス
    キャナ装置の面は像形成装置と対向し、前記像形成装置
    の前記スキャナ装置の面と対向する面と前記スキャナ装
    置の面とにより前記媒体搬送路を形成することを特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記像形成装置は、プリンタであること
    を特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記装置は、前記スキャナ装置が前記像
    形成装置に取り付けられときに、前記読取り部が前記媒
    体を読み取るための縦方向の第二媒体搬送路を形成し、 前記像形成装置は、実質的に縦方向の第一媒体搬送路を
    有し、前記像形成装置は、前記第一媒体搬送路を通る媒
    体に対して第一の処理を行うことを特徴とする請求項1
    に記載の装置。
  5. 【請求項5】 スキャナ装置が取り外されて使用される
    場合に前記ローラの保護のため、前記面側に張り出して
    設けられる保護部材を設けたことを特徴とする請求項1
    に記載の装置。
  6. 【請求項6】 像形成装置と、 読取り部とモータとを備え、前記像形成装置に着脱可能
    に取付けられたスキャナ装置と有し、 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けられた場
    合に、前記モータにより媒体を搬送させて、前記読取り
    部により媒体を読み取り、更に、前記スキャナ装置が前
    記像形成装置から取り外されて使用される状態におい
    て、前記モータによりスキャナ装置を走行させて、前記
    読取り部により媒体を読み取ることを特徴とする装置。
  7. 【請求項7】 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取
    り付けられたときに、前記読取り部が設けられる前記ス
    キャナ装置の面はベース装置と対向し、前記像形成装置
    の前記スキャナ装置の面と対向する面と前記スキャナ装
    置の面により前記媒体搬送路を形成することを特徴とす
    る請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記像形成装置は、プリンタであること
    を特徴とする請求項6に記載の装置。
  9. 【請求項9】 像形成装置に着脱可能に取り付けられる
    スキャナ装置において、 読取り部と、 モータと、 前記モータにより駆動されるローラとを有し、 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けられた場
    合に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を搬送
    させて、前記読取り部により媒体を読み取り、 前記スキャナ装置が前記像形成装置から取り外されて使
    用される状態において、前記モータが前記ローラを駆動
    させてスキャナ装置を走行させ、前記読取り部により媒
    体を読み取ることを特徴とするスキャナ装置。
  10. 【請求項10】 前記スキャナ装置が前記像形成装置に
    取り付けられた場合に、前記読取り部が設けられる前記
    スキャナ装置の面は像形成装置と対向し、前記像形成装
    置の前記スキャナ装置の面と対向する面と前記スキャナ
    装置の面により前記媒体搬送路を形成することを特徴と
    する請求項9に記載のスキャナ装置。
  11. 【請求項11】 前記スキャナ装置は、前記像形成装置
    に着脱可能であることを特徴とする請求項9に記載のス
    キャナ装置。
  12. 【請求項12】 前記スキャナ装置は、前記スキャナ装
    置が取り外されて使用される場合に前記ローラの保護の
    ため、前記面側に張り出して設けられた保護部材を有す
    ることを特徴とする請求項9に記載のスキャナ装置。
  13. 【請求項13】 像形成装置に着脱可能に取り付けられ
    たスキャナ装置において、 読取り部と、モータとを有し、 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けられた場
    合に、前記モータにより媒体を搬送させて、前記読取り
    部により媒体を読み取り、 更に、前記スキャナ装置が前記像形成装置から取り外さ
    れて使用される状態において、前記モータによりスキャ
    ナ装置を走行させて、前記読取り部により媒体を読み取
    ることを特徴とするスキャナ装置。
  14. 【請求項14】 前記スキャナ装置が前記像形成装置に
    取り付けられた場合に、前記読取り部が設けられる前記
    スキャナ装置の面は像形成装置と対向し、前記像形成装
    置のスキャナ装置の前記面と対向する面と前記スキャナ
    装置の面により前記媒体搬送路を形成する請求項13に
    記載のスキャナ装置。
  15. 【請求項15】 前記スキャナ装置は、前記像形成装置
    に着脱可能であることを特徴とする請求項13に記載の
    スキャナ装置。
  16. 【請求項16】複数の原稿を収容するための原稿収容部
    を有する像形成装置と、 読取り部とローラとを備え、前記像形成装置に対して着
    脱可能に取り付けられるとともに、前記ベース装置に取
    り付けられている際は前記原稿収容部から前記ローラに
    よって繰り出された原稿を前記読取り部で読み取り、前
    記像形成装置から取り外されている際は、前記ローラを
    原稿の読取面に接した状態で回転させながら前記読取り
    部により前記原稿を読み取るスキャナ装置を有すること
    を特徴とする装置。
  17. 【請求項17】 前記スキャナ装置の前記ローラと前記
    読取り部の原稿を読み取る面とを、前記スキャナ装置の
    同一面側に設けるとともに、前記ローラと前記読取り部
    の原稿を読み取り面とが設けられる前記スキャナの面
    は、前記スキャナが前記像形成装置に取り付けられてい
    る際において、前記原稿収容部から繰り出された原稿を
    ガイドする原稿ガイドの一部を構成することを特徴とす
    る請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記スキャナ装置は、前記スキャナ装
    置が前記像形成装置に取り付けられている際において、
    前記スキャナ装置の前記ローラと対向する位置に設けら
    れた原稿分離部材を有することを特徴とする請求項16
    に記載の装置。
  19. 【請求項19】 モータと、前記モータにより駆動され
    るローラと、媒体に対して処理を行う処理部とを備えた
    第一の装置と、 前記第一の装置が着脱可能に搭載される像形成装置とを
    有し、 前記第一の装置が前記像形成装置に取り付けられた場合
    に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を搬送さ
    せて、前記処理部により媒体に対して処理を行い、更
    に、前記第一の装置が前記像形成装置から取り外されて
    使用される状態において、前記モータが前記ローラを駆
    動させて第一の装置を走行させて、前記処理部により媒
    体に対して処理を行うことを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 モータと、媒体に対して処理を行う処
    理部を有する第一の装置と、 前記第一の装置が着脱可能に搭載される像形成装置とを
    有し、 前記第一の装置が前記像形成装置に取り付けられた場合
    に、前記モータにより媒体を搬送させて、前記処理部に
    より媒体に対して処理を行い、更に、前記第一の装置が
    前記像形成装置から取り外されて使用される状態におい
    て、前記モータにより第一の装置を走行させて、前記処
    理部により媒体に対して処理を行うことを特徴する装
    置。
  21. 【請求項21】 像形成装置に着脱可能に取り付けられ
    ることが可能な第一の装置において、 媒体に対して処理を行う処理部と、 モータと、 前記モータにより駆動されるローラとを有し、 前記第一の装置が前記像形成装置に取り付けられた場合
    に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を搬送さ
    せて、前記処理部により媒体に対して処理を行い、更
    に、前記第一の装置が前記像形成装置から取り外されて
    使用される状態において、前記モータが前記ローラを駆
    動させて第一の装置を走行させ、前記処理部により媒体
    に対して処理を行うことを特徴とする第一の装置。
  22. 【請求項22】 像形成装置に着脱可能に取り付けられ
    ることが可能な第一の装置において、媒体に対して処理
    を行う処理部と、 モータとを有し、 前記第一の装置が前記像形成装置に取り付けられた場合
    に、前記モータにより媒体を搬送させて、前記処理部に
    より媒体に対して処理を行い、更に、前記第一の装置が
    前記像形成装置から取り外されて使用される状態におい
    て、前記モータにより第一の装置を走行させて、前記処
    理部により媒体に対して処理を行うことを特徴とする第
    一の装置。
  23. 【請求項23】 複数の原稿を収容するための原稿収容
    部を有するベース装置と、 読取り部とローラとを備え、前記ベース装置に対して着
    脱可能に取り付けられるとともに、前記ベース装置に取
    り付けられている際は前記原稿収容部から前記ローラに
    よって繰り出された前記読取り部で読み取り、前記ベー
    ス装置から取り外されている際は、前記ローラにより前
    記スキャナを移動させながら前記読取り部により前記原
    稿を読み取るスキャナ装置とを有する装置。
  24. 【請求項24】 前記原稿収容部は、前記複数の媒体を
    斜め方向に収容することを特徴とする請求項23に記載
    の装置。
  25. 【請求項25】 前記スキャナ装置が前記ベース装置に
    取り付けられるときに、前記読取り部が設けられる前記
    スキャナ装置の面はベース装置と対向し、前記ベース装
    置の前記スキャナ装置の面と対向する面と前記スキャナ
    装置の面により前記媒体搬送路を形成することを特徴と
    する請求項23に記載の装置。
  26. 【請求項26】 前記装置は、前記スキャナ装置が前記
    ベース装置に取り付けられている場合に第二媒体搬送路
    を形成し、前記ベース装置は、実質的に縦方向の第一媒
    体搬送路を有し、前記ベース装置は、前記第一媒体搬送
    路を通る媒体に対して第一の処理を行うことを特徴とす
    る請求項23に記載の装置。
  27. 【請求項27】 前記スキャナ装置は、モータを有し、
    前記スキャナ装置が前記ベース装置に取り付けられてい
    る場合に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を
    搬送させて、前記読取り部により媒体を読み取り、更
    に、前記スキャナ装置が前記ベース装置から取り外され
    て使用される状態において、前記モータが前記ローラを
    駆動させてスキャナ装置を走行させ、読取り部により媒
    体を読み取ることを特徴とする請求項23に記載の装
    置。
  28. 【請求項28】 スキャナ装置が取り外されて使用され
    る際の前記ローラの保護のため、前記面の側に張り出し
    て設けられる保護部材を設けたことを特徴とする請求項
    23に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記スキャナ装置の前記ローラと前記
    読取り部の原稿を読み取る面とを、前記スキャナ装置の
    同一面側に設けるとともに、前記ローラと前記読取り部
    の原稿を読み取り面とが設けられる前記スキャナの面
    は、前記スキャナが前記ベース装置に取り付けられた場
    合において、前記原稿収容部から繰り出された原稿をガ
    イドする原稿ガイドの一部を構成することを特徴とする
    請求項23に記載の装置。
  30. 【請求項30】 前記スキャナ装置は、前記スキャナ装
    置が前記ベース装置に取り付けられた際において、前記
    スキャナ装置の前記ローラと対向する位置に設けられる
    原稿分離部材を有することを特徴とする請求項23に記
    載の装置。
  31. 【請求項31】 前記ベース装置は、像形成装置である
    ことを特徴とする請求項23に記載の装置。
  32. 【請求項32】 スキャナ装置において、 読取り部と、 ローラとを有し、前記スキャナ装置は、複数の原稿を収
    容するための原稿収容部を有するベース装置に対して着
    脱可能に取り付けられるとともに、前記ベース装置に取
    り付けられている場合は前記原稿収容部から前記のロー
    ラによって繰り出された前記読取り部で読み取り、前記
    ベース装置から取り外されている場合は、前記ローラに
    より前記スキャナを移動させながら前記読取り部により
    前記原稿を読み取ることを特徴とするスキャナ装置。
  33. 【請求項33】 前記原稿収容部は、前記複数の媒体を
    斜め方向に収容することを特徴とする請求項32に記載
    のスキャナ装置。
  34. 【請求項34】 前記スキャナ装置が前記ベース装置に
    取り付けられるときに、前記読取り部が設けられる前記
    スキャナ装置の面はベース装置と対向し、前記ベース装
    置の前記スキャナ装置の面と対向する面と前記スキャナ
    装置の面により前記媒体搬送路を形成することを特徴と
    する請求項32に記載のスキャナ装置。
  35. 【請求項35】 前記スキャナ装置が前記ベース装置に
    取り付けられるときに、前記読取り部が前記媒体を読み
    取るための縦方向の第二媒体搬送路を形成し、前記ベー
    ス装置は、実質的に縦方向の第一媒体搬送路を有し、前
    記ベース装置は、前記第一媒体搬送路を通る媒体に対し
    て第一の処理を行うことを特徴とする請求項32に記載
    のスキャナ装置。
  36. 【請求項36】 前記スキャナ装置は、モータを有し、
    前記スキャナ装置が前記ベース装置に取り付けられた場
    合に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を搬送
    させて、前記読取り部により媒体を読み取り、更に、前
    記スキャナ装置が前記ベース装置から取り外されて使用
    される状態において、前記モータが前記ローラを駆動さ
    せてスキャナ装置を走行させ、前記読取り部により媒体
    を読み取ることを特徴とする請求項32に記載のスキャ
    ナ装置。
  37. 【請求項37】 前記スキャナ装置が取り外されて使用
    する際の前記ローラの保護のため、前記面側に張り出し
    て設けられる保護部材を有することを特徴とする請求項
    32に記載のスキャナ装置。
  38. 【請求項38】 前記スキャナ装置の前記ローラと前記
    読取り部の原稿を読み取る面とを、前記スキャナ装置の
    同一の面の側に設けるとともに、前記ローラと前記読取
    り部の原稿を読み取り面とが設けられる前記スキャナの
    面は、前記スキャナが前記ベース装置に取り付けられた
    際において、前記原稿収容部から繰り出された原稿をガ
    イドする原稿ガイドの一部を構成することを特徴とする
    請求項32に記載のスキャナ装置。
  39. 【請求項39】 前記スキャナ装置は、前記スキャナ装
    置が前記ベース装置に取り付けられた際において、前記
    スキャナ装置の前記ローラと対向する位置に設けられる
    原稿分離部材を有することを特徴とする請求項32に記
    載のスキャナ装置。
  40. 【請求項40】 前記ベース装置は、像形成装置である
    ことを特徴とする請求項32に記載のスキャナ装置。
  41. 【請求項41】 像形成装置と、 読取り部と、モータと、前記モータとにより駆動される
    ローラとを備え、前記像形成装置に着脱可能に取付けら
    れるスキャナ装置と有し、 前記像形成装置は、少なくとも、制御部と、用紙搬送機
    構の一部分と、前記スキャナ装置を着脱自在に取付ける
    ためのスキャナ取付け部とを備え、前記スキャナ装置
    は、用紙搬送機構の他部分と、上記スキャナ取付け部に
    対する係合部とを備え、 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けられた場
    合に、前記モータが前記ローラを駆動させて媒体を搬送
    させ、前記読取り部により媒体を読み取り、 更に、前記スキャナ装置が前記ベース装置から取り外さ
    れて使用される状態において、前記モータが前記ローラ
    を駆動させてスキャナ装置を走行させ、前記読取り部に
    より媒体を読み取ることを特徴とする装置。
  42. 【請求項42】 像形成装置と、 読取り部とモータを備え、前記像形成装置に着脱可能に
    取付けられるスキャナ装置と有し、 前記像形成装置は、少なくとも、制御部と、用紙搬送機
    構の一部分と、前記スキャナ装置を着脱自在に取付ける
    ためのスキャナ取付け部とを備え、前記スキャナ装置
    は、用紙搬送機構の他部分と、上記スキャナ取付け部に
    対する係合部とを備え、 前記スキャナ装置が前記像形成装置に取り付けられた場
    合に、前記モータにより媒体を搬送させて、前記読取り
    部により媒体を読み取り、更に、前記スキャナ装置が前
    記像形成装置から取り外されて使用される状態におい
    て、前記モータによりスキャナ装置を走行させて、前記
    読取り部により媒体を読み取ることを特徴とする装置。
  43. 【請求項43】 複数の原稿を収容するための原稿収容
    部を有する像形成装置と、 読取り部とローラとを備え、前記像形成装置に対して着
    脱可能に取り付けられるとともに、前記ベース装置に取
    り付けられている際は前記原稿収容部から前記ローラに
    よって繰り出された原稿を前記読取り部で読み取り、前
    記像形成装置から取り外されている際は、前記ローラを
    原稿の読取面に接した状態で回転させながら前記読取り
    部により前記原稿を読み取るスキャナ装置を有し、 前記像形成装置は、少なくとも、制御部と、用紙搬送機
    構の一部分と、前記スキャナ装置を着脱自在に取付ける
    ためのスキャナ取付け部とを備え、前記スキャナ装置
    は、用紙搬送機構の他部分と、上記スキャナ取付け部に
    対する係合部とを備えることを特徴とする装置。
  44. 【請求項44】 複数の原稿を収容するための原稿収容
    部を有するベース装置と、 読取り部とローラとを備え、前記ベース装置に対して着
    脱可能に取り付けられるとともに、前記ベース装置に取
    り付けられている際は前記原稿収容部から前記ローラに
    よって繰り出された原稿を前記読取り部で読み取り、前
    記ベース装置から取り外された際は、前記ローラにより
    前記スキャナを移動させながら前記読取り部により前記
    原稿を読み取るスキャナ装置とを有し、前記ベース装置
    は、少なくとも、制御部と、用紙搬送機構の一部分と、
    前記スキャナ装置を着脱自在に取付けるためのスキャナ
    取付け部とを備え、前記スキャナ装置は、用紙搬送機構
    の他部分と、上記スキャナ取付け部に対する係合部とを
    備えることを特徴とする装置。
JP2002234346A 2002-08-12 2002-08-12 スキャナ付き装置 Pending JP2003110809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002234346A JP2003110809A (ja) 2002-08-12 2002-08-12 スキャナ付き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002234346A JP2003110809A (ja) 2002-08-12 2002-08-12 スキャナ付き装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000185683A Division JP2000341485A (ja) 2000-01-01 2000-06-21 スキャナ付き装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003110809A true JP2003110809A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19196361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002234346A Pending JP2003110809A (ja) 2002-08-12 2002-08-12 スキャナ付き装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003110809A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10134163A (ja) スキャナ付き装置
US20130272770A1 (en) Image recording apparatus
JP2021098611A (ja) 画像記録装置
JP4581711B2 (ja) 画像記録装置
US6633414B1 (en) Apparatus having a scanner
JP4618309B2 (ja) 画像形成装置
US20140104661A1 (en) Integrated Mobile Printer And Scanner
JP4816805B2 (ja) 画像形成装置
CN117055313A (zh) 成像设备
JP2003110809A (ja) スキャナ付き装置
US11535468B2 (en) Recording apparatus
JP5540922B2 (ja) 画像記録装置
US8579431B2 (en) Image printing apparatus
US7379218B1 (en) Apparatus equipped with removable scanner unit
JP2000341485A (ja) スキャナ付き装置
JP3289767B2 (ja) プリンタ・スキャナ複合装置
JP2000341484A (ja) スキャナ付き装置
JP2000341483A (ja) スキャナ付き装置
JPH0832767A (ja) ファクシミリ装置
JP3397714B2 (ja) 記録装置及び画像処理装置
JP3535748B2 (ja) 読取記録装置
JP5725223B2 (ja) 画像記録装置
JPH06164834A (ja) 画像読み取り装置
JPH11227277A (ja) 画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040525

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040726

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040922

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20041105