JP2003110072A - ヒートパイプ式ヒートシンク - Google Patents

ヒートパイプ式ヒートシンク

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JP2003110072A
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Yuji Saito
祐士 斎藤
Masataka Mochizuki
正孝 望月
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D15/00Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies
    • F28D15/02Heat-exchange apparatus with the intermediate heat-transfer medium in closed tubes passing into or through the conduit walls ; Heat-exchange apparatus employing intermediate heat-transfer medium or bodies in which the medium condenses and evaporates, e.g. heat pipes
    • F28D15/0275Arrangements for coupling heat-pipes together or with other structures, e.g. with base blocks; Heat pipe cores
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/24Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
    • F28F1/32Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements

Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造組立が容易で、放熱特性に優れたヒート
パイプ式のヒートシンクを提供する。 【解決手段】 平板状の多数のフィン6,8がヒートパ
イプ11の外周面に半径方向に向けて突出して設けられ
たヒートパイプ式ヒートシンクであって、互いに対向し
て接合されることにより筐体を構成する少なくも一対の
側板部材4,5の少なくともいずれかの内面に前記フィ
ン6,8が一体に設けられ、これらの側板部材4,5を
前記ヒートパイプ11を挟み込んだ状態で互いに対向さ
せて接合することにより、前記ヒートパイプ12に前記
フィン6,8が一体化されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パソコン等の電
子機器などの発熱部材から放熱させてその発熱部材を冷
却するヒートシンクに関し、特にヒートパイプによって
熱を輸送して放熱させるように構成されたヒートシンク
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、パソコンやサーバーなどの情
報処理装置がますます大容量化されており、また動作周
波数も高周波数になってきている。それに伴ってこれら
の情報処理装置で不可避的に生じる熱量が多くなり、動
作の安定化のために、より積極的に冷却することが求め
られている。情報処理装置の冷却は、従来一般に、大気
中に放熱されることによりおこなわれており、自然対流
を利用して熱放散させる場合および強制換気によって熱
放散させる場合のいずれであっても、冷却用空気に対す
る放熱面積を増大させるために、ヒートシンクが通常使
用されている。
【0003】ヒートシンクは、要は、放熱面積を拡大す
るためのものであるから、平板状あるいは軸状などの各
種の形状のフィンを備えている。そのフィンは、ベース
となる平板体もしくはブロックに直立状態で設けられて
おり、そのベースとなる部分に熱を伝達することによ
り、ベースからフィンに熱伝導により熱が移動し、かつ
フィンから放熱される。
【0004】そのベースに対する熱伝達は、発熱部材を
ベースに直接接触させておこなうことが好ましいが、発
熱部位と放熱部位とが離れている場合には、このような
熱伝達の形態を採用することができないので、何らかの
熱伝達のための介在物を併用することになる。例えば従
来、電子装置の内部に、回路基板と平行にアルミニウム
板などの金属製の熱拡散板を配置し、その熱拡散板に電
子素子を接触させる一方、その熱拡散板の周縁部など
に、多数のフィンを備えたヒートシンクを取り付け、電
子素子からヒートシンクへの熱の伝達を熱拡散板によっ
ておこなうように構成している。
【0005】また、このような熱拡散板を使用した構成
では、その素材の熱伝導率によって放熱量が制約を受け
るので、熱拡散板にヒートパイプを沿わせて配置するな
ど、ヒートパイプを併用して電子素子からヒートシンク
への熱伝達量を増大させることもおこなわれている。さ
らにまた、従来では、電子素子からフィンに到る熱伝達
経路の熱抵抗を可及的に低減させるために、ヒートパイ
プに直接フィンを取り付けることもおこなわれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した放熱のために
使用されるヒートパイプは、脱気したパイプなどの密閉
容器の内部に、水などの凝縮性の流体を作動流体として
封入した熱伝導素子である。したがってその密閉容器
は、作動流体の殆どが凝縮した場合の高真空に耐えるこ
とができ、かつ作動流体のほぼ全量が蒸発した場合の高
圧に耐え得る強度を有していることが必要である。その
半面、内部の作動流体と外部の大気もしくはヒートシン
クあるいは放熱フィンとの間の熱伝達を媒介するもので
あるから、可及的に熱抵抗の小さいことが要求され、そ
の点では、薄肉の容器であることが好ましい。
【0007】したがって電子素子などの発熱部材からヒ
ートパイプによってヒートシンクに熱を輸送し、そのヒ
ートシンクから放熱されて電子素子を冷却する場合、放
熱効率もしくは放熱容量を増大させるために、ヒーシン
クにおける放熱フィンを、所定のベースに設ける構成に
替えて、ヒートパイプに直接放熱フィンを取り付け、か
つヒートパイプの容器(コンテナ)を可及的に薄肉にす
る構成とすることが、望まれる。
【0008】しかしながら、従来では、薄板からなるフ
ィンにヒートパイプを貫通させ、その貫通部分でハンダ
付けあるいはロー付けしているので、多数の薄板状フィ
ンを一定間隔に配列して保持するための治具や狭い箇所
での細かい接合作業を余儀なくされるなど、製造作業性
が悪く、その結果、製品コストの低廉化を図ることが困
難であった。特に、コンピュータやサーバーなどの電子
装置に使用されるヒートパイプは、小径でかつ複雑に湾
曲させたものが多く、この種のヒートパイプに多数の薄
板状のフィンを接合することは、製造作業性を大きく損
なわせる要因になっている。
【0009】この発明は上記の技術的課題に着目してな
されたものであり、放熱効率が良好でかつ生産性の良好
なヒートパイプ式のヒートシンクを提供することを目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、平板状の多数
のフィンがヒートパイプの外周面に半径方向に向けて突
出して設けられたヒートパイプ式ヒートシンクにおい
て、互いに対向して接合されることにより筐体を構成す
る少なくも一対の側板部材の少なくともいずれかの内面
に前記フィンが一体に設けられ、これらの側板部材を前
記ヒートパイプを挟み込んだ状態で互いに対向させて接
合することにより、前記ヒートパイプに前記フィンが一
体化されていることを特徴とするヒートシンクである。
【0011】したがって、請求項1の発明では、一対の
側板部材の対向面における少なくともいずれか一方の対
向面に、放熱のための複数のフィンが一体に設けられて
いる。このフィンは、その側板部材に接合して設けても
よいが、側板部材のいわゆる突起部分として一体に形成
してもよい。互いに対向させた側板部材の間にヒートパ
イプを配置し、その状態で各側板部材を互いに接合する
ことにより、ヒートパイプが側板部材に挟み込まれ、か
つ側板部材の対向面に設けてあるフィンが、ヒートパイ
プに一体化される。その場合、各フィンには、ヒートパ
イプの輪郭に合わせた切り欠き部を設けておくことによ
り、フィンとヒートパイプとの接合面積が増大する。し
たがって請求項1の発明では、各フィンは、ヒートパイ
プに一体化されるものの、一対の側板部材によって形成
される筐体の内部に形成された突起部分であるから、フ
ィンはヒートパイプに取り付けた部材であるよりも、筐
体の一部であって、ヒートパイプを挟み込んで保持する
部材として作用し、そのため、薄肉であっても、ヒート
パイプに対する接合もしくは一体化のための作業が容易
になる。
【0012】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記フィンが互いにほぼ平行に配列されてこ
れらのフィンによって前記筐体の内部に通気路が形成さ
れていることを特徴とするヒートシンクである。
【0013】したがって、請求項2の発明では、フィン
が設けられている一対の側板部材が筐体を形成するもの
の、同時にフィン同士の間の隙間が通気路として機能す
るので、フィンからの放熱が促進され、放熱効率もしく
は放熱容量が増大する。
【0014】さらに、請求項3の発明は、請求項2にお
いて、前記通気路の一端部側に、該通気路に向けて送風
しもしくは吸引するファンが配置されていることを特徴
とするヒートシンクである。
【0015】したがって請求項3の発明では、フィンに
よって形成された通気路を有効に使用して強制空冷が可
能になり、その結果、放熱効率あるいは放熱容量が増大
し、また側板部材によって構成される筐体にファンが一
体化されて、全体としての構成をコンパクト化すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】つぎに、図面を参照してこの発明
のヒートシンクを説明する。図1には、この発明に係る
ヒートシンクを分解した状態で示し、図2には、そのヒ
ートシンクの概略的な断面図を示す。ここに示すヒート
シンク1は、冷却するべき電子部品などの発熱部材(図
示せず)を熱授受可能に取り付ける加熱部2と、強制空
冷のためのファン3とを一体に設けて構成されている。
すなわち、互いに接合されて所定の形状の筐体を構成す
る一対の側板部材4,5を有している。
【0017】一方の側板部材(図1での下側に記載して
ある側板部材)4は、ほぼ方形の板状の部材であり、そ
の下面(図1では裏面)に、図1での上辺から右辺に向
けて90°に湾曲して連続する複数のフィン6が一体に
形成されている。
【0018】また、他方の側板部材5は、上記の一方の
側板部材4とほぼ同一形状の部分と、そのほぼ方形状の
部分の図1での左辺に相当する部分に一体に連続させて
設けた厚肉の加熱部2と、ほぼ方形状の部分の図1での
上辺に相当する部分を図1での上方に延ばした台座部7
とから形成されている。そして、この他方の側板部材5
の上面(すなわち前記一方の側板部材4との対向面)
に、前記フィン6と同形状の複数のフィン8が一体に形
成されている。したがって、これら一対の側板部材4,
5を互いに対向させて組み付けることにより、各フィン
6,8の先端エッジ部が当接し、互いに連続したフィン
を形成し、同時に各側板部材4,5がそのフィンの高さ
の寸法をあけて対向することにより、フィンで内部が区
画された筐体を構成するようになっている。なお、これ
らの側板部材4,5は、ねじ孔9に挿入したビス9aに
よって互いに連結される。
【0019】前記他方の側板部材5と一体の加熱部2の
上面(図1での正面)には、フィン8に向けて直線的に
延びた二条の凹溝10が形成されており、これらの凹溝
10のそれぞれにヒートパイプ11の一端部が嵌め込ま
れ、ロー付けなどの適宜の手段で凹溝10の内部に固定
されている。またこれらのヒートパイプ11の他方の端
部は、フィン8を横切るように延びており、したがって
フィン8にはヒートパイプ11を嵌め込むように凹溝状
の切り欠き部8aが形成されている。なお、その切り欠
き部からヒートパイプ11の半分が突出した状態になる
ので、前記一方の側板部材4におけるフィン6にも同様
の切り欠き部6aが形成されている。
【0020】なおここで、ヒートパイプ11は、細い密
閉パイプの内部に、脱気した状態で水などの凝縮性の流
体を封入した熱輸送部材である。図1に示す例では、そ
の密閉パイプとして銅製のパイプを使用し、各フィン
6,8を適宜の角度で横切るように曲げられたヒートパ
イプ11が採用されている。
【0021】また、前記他方の側板部材5と一体の台座
部7の上面には、半径方向での外側に向けて空気を噴出
させるファン3が取り付けられている。その噴出方向
は、フィン6,8の端部に向けた方向である。
【0022】上記のヒートシンク1を組み立てる場合、
所定の形状に曲げたヒートパイプ11の一端部を、加熱
部2における凹溝10に嵌め込んでロー付けなどの手段
で固定する。また同時に、そのヒートパイプ11の他方
の端部を、フィン8における切り欠き部8aに嵌め込
み、フィン8に対してロー付けあるいはハンダ付けなど
の手段で固定する。
【0023】このようにしてヒートパイプ11を固定し
た一方の側板部材5に対して前記一方の側板部材4を対
向させて組み付ける。その場合、この側板部材4におけ
るフィン6の切り欠き部6aにヒートパイプ11を嵌め
込む。また、必要に応じてロー付けあるいはハンダ付け
などの手段で固定する。そして、これら一対の側板部材
4,5をビスなどの固定手段で連結して一体化する。
【0024】その結果、ヒートパイプ11の他方の端部
は、各側板部材4,5に設けてあるフィン6,8によっ
て挟み込まれ、かつ一体化される。その状態は、各フィ
ン6,8がヒートパイプ11からその半径方向で外側に
張り出した状態であり、ヒートパイプ11の放熱面積を
増大させるフィンとして機能するものとなっている。し
たがって上記の構成では、フィン6,8をヒートパイプ
11の容器(コンテナ)に保持させずに、側板部材4,
5で保持させておくことになるので、ヒートパイプ11
が細いパイプ状であり、かつフィン6,8が薄板状のも
のであっても、ヒートパイプ11に対してフィン6,8
を容易に一体化させることができ、その作業が容易であ
ることにより、ヒートシンク1の製造作業性が良好にな
る。
【0025】また、各フィン6,8は、互いに先端エッ
ジ部が当接させられ、両者が一体となって、各側板部材
4,5の対向面の間の空間部分を仕切っている。すなわ
ち、これらのフィン6,8によって、各側板部材4,5
の間に空気の流通する空気流路が区画形成されている。
【0026】その空気流路の図1における開口端側が前
記台座部7となっており、ここにファン3が取り付けら
れる。このファン3から空気流路に空気が送り込まれる
ので、空気流路は、図1の上側の端部が流入口となり、
図1の右側の端部が流出口となっている。
【0027】このようにした組み立てられたヒートシン
ク1における加熱部2に電子部品などの発熱部材が取り
付けられる。より具体的には、加熱部2における図1で
の裏面に発熱部材が直接もしくは間接的に取り付けられ
る。したがってその発熱部位で生じた熱は、加熱部2か
らヒートパイプ11の一端部に伝達され、その熱によっ
てヒートパイプ11の作動流体が蒸発する。ヒートパイ
プ11の他方の端部は、フィン6,8と一体となってい
るとともに、ファン3から送風されて強制冷却されてい
るので、その温度が低くなっているので、作動流体の蒸
気がこの冷却されて圧力の低くなっている他端部側に流
動する。そして、ここで作動流体上記が放熱して凝縮
し、その液相の作動流体は、ヒートパイプ11の内部を
加熱部2に向けて還流する。すなわち作動流体がその潜
熱として熱を輸送する。
【0028】一方、作動流体の有していた熱は、ヒート
パイプ11からフィン6,8に伝達され、その広い表面
から外気に対して放散させられる。特に上記の構成で
は、フィン6,8が空気流路を構成し、ここにファン3
から強制的に空気が流通させられるので、フィン6,8
からの放熱量が多く、ヒートシンク1全体としても放熱
特性が良好なものとなる。
【0029】なお、この発明は上記の具体例に限定され
ないのであって、フィンは、いずれか一方の側板部材に
のみ設けてもよい。またこのフィンの形状およびこれに
よって形成される空気流路の形状は、必要に応じて適宜
の形状とすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、各フィンは、ヒートパイプに一体化されるもの
の、一対の側板部材によって形成される筐体の内部に形
成された突起部分であるから、フィンはヒートパイプに
取り付けた部材であるよりも、筐体の一部であって、ヒ
ートパイプを挟み込んで保持する部材として作用し、そ
のため、薄肉であっても、ヒートパイプに対する接合も
しくは一体化のための作業が容易になり、ひいては生産
性の良好なヒートシンクを得ることができる。
【0031】また、請求項2の発明によれば、フィンが
設けられている一対の側板部材が筐体を形成するもの
の、同時にフィン同士の間の隙間が通気路として機能す
るので、フィンからの放熱が促進され、放熱効率もしく
は放熱容量を増大させることができる。
【0032】さらに、請求項3の発明によれば、フィン
によって形成された通気路を有効に使用して強制空冷が
可能になり、その結果、放熱効率あるいは放熱容量を増
大でき、また側板部材によって構成される筐体にファン
が一体化されるので、ヒートシンク全体としての構成を
コンパクト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一具体例の平面図である。
【図2】 その具体例の概略的な断面図である。
【符号の説明】
1…ヒートシンク、 2…加熱部、 3…ファン、
4,5…側板部材、 6,8…フィン、 11…ヒート
パイプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 7/20 H01L 23/46 B G06F 1/00 360C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状の多数のフィンがヒートパイプの
    外周面に半径方向に向けて突出して設けられたヒートパ
    イプ式ヒートシンクにおいて、 互いに対向して接合されることにより筐体を構成する少
    なくも一対の側板部材の少なくともいずれかの内面に前
    記フィンが一体に設けられ、これらの側板部材を前記ヒ
    ートパイプを挟み込んだ状態で互いに対向させて接合す
    ることにより、前記ヒートパイプに前記フィンが一体化
    されていることを特徴とするヒートパイプ式ヒートシン
    ク。
  2. 【請求項2】 前記フィンが互いにほぼ平行に配列され
    てこれらのフィンによって前記筐体の内部に通気路が形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のヒート
    パイプ式ヒートシンク。
  3. 【請求項3】 前記通気路の一端部側に、該通気路に向
    けて送風しもしくは吸引するファンが配置されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載のヒートパイプ式ヒート
    シンク。
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