JP2003109337A - ヘッド支持装置およびこれを用いたディスク装置 - Google Patents

ヘッド支持装置およびこれを用いたディスク装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイスコイルモータ(VCM)にかかる負荷
を低減しながら、簡易な構造で、高い耐衝撃性を有し、
高速アクセスが可能なL/UL方式のヘッド支持装置お
よびこれを用いた小型、薄型のディスク装置を提供す
る。 【解決手段】 ディスク装置のヘッド支持装置が備える
ヘッド支持機構のヘッドアクチュエータ部を、記録媒体
と対向する面にヘッドを有するスライダ1を備え、第1
の軸受部3を回動中心として、記録媒体の半径方向およ
び記録面に垂直な方向に回動し、記録媒体と接近する方
向の付勢力を弾性手段によって付与した支持アーム2
と、一対のヨーク、マグネットおよびコイル16とから
なるVCMとで構成する。また、ヘッド退避の際は、磁
性部材22とマグネットとによって、退避位置およびそ
の近傍で、支持アーム2の他端側を吸引する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ヘッド、光ヘ
ッド、または光磁気ヘッド等の浮上型ヘッドを用いたヘ
ッド支持装置およびこれを用いたディスク装置、特にロ
ード・アンロード方式(Load/Unload方式:
以下L/UL方式と略記する)のヘッド支持機構を有す
るヘッド支持装置およびこれを用いたディスク装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯用電子機器(PDA:Par
sonal Digital Assistance、
携帯電話等)市場の急速な拡大および装置の小型化によ
り、その有力なデータストレージ方法の一つである磁気
ディスク装置においては、より高い可搬性を有するこ
と、すなわち小型化、薄形化、そして高い耐衝撃性が要
求されてきた。
【0003】この高い耐衝撃性を満足させるために、磁
気ディスク装置のヘッド支持機構としては、従来から様
々な方法が提案されてきた。
【0004】例えば、図7に一例として示したL/UL
方式と呼ばれる方式は、耐衝撃性を考慮した磁気ディス
ク装置を提供する方法の一つであった。
【0005】図7に示したL/UL方式のヘッド支持機
構を有するヘッド支持装置が搭載された磁気ディスク装
置29において、まず磁気記録媒体12がスピンドルモ
ータ5により回転している時には、磁気ヘッド(図示せ
ず)を搭載したスライダ1は、支持アーム2に支持され
て磁気記録媒体12上のあらかじめ決められた位置に浮
上して記録または再生を行なっている(ロード状態)。
【0006】次に、磁気記録媒体12の回転が停止した
際には、支持アーム2が、回動軸部3cを中心にして、
支持アーム2に設けられたコイル16と、その上下に形
成されたマグネット20およびヨーク(図示せず)との
相互作用を利用したボイスコイルモータ(Voice
Coil Motor:以下VCMと略記する)24に
よって磁気記録媒体12の外側に向かって回動する。
【0007】これによって、支持アーム2の先端部分に
形成されたガイド部2aが、磁気記録媒体12の外側に
形成されたテーパ部18aを有するランプ部18に乗り
上げるので、支持アーム2の先端部付近に形成されたス
ライダ1は磁気記録媒体12から離間されて保持される
(アンロード状態)。図7の例ではスライダ1の保持に
鉄片と磁石を利用したロック機構30を使用している。
【0008】このようなL/UL方式のヘッド支持機構
を有するヘッド支持装置が搭載された磁気ディスク装置
29においては、磁気記録媒体12の停止時には、磁気
ヘッドと、磁気記録媒体12とが離れて保持されている
ために、外部からの衝撃等があった場合にも、磁気ヘッ
ドが磁気記録媒体12と接触して、機械的または磁気的
な損傷を磁気記録媒体12に与える可能性を他の方式と
比較して低くすることができた。
【0009】そして、従来、L/UL方式のヘッド支持
機構を有するヘッド支持装置が搭載された磁気ディスク
装置においては、ランプ部に設けたテーパ部に支持アー
ム先端に設けたガイド部が乗り上げる際に受ける摺動負
荷は、VCMに必要なトルクのうち半分以上を占めてお
り、また、複数ディスク構成で搭載するヘッド数が増え
ると、この摺動負荷がさらに増大していた。そのため、
この摺動負荷の低減を課題とした様々な技術が従来から
提案されている。例えば、支持アーム先端のガイド部分
のテーパ部と接触すべき面にボールベアリングを内蔵す
ることにより、ガイド部分とテーパ部分との摩擦係数を
低減する技術(例:特開平7−334955号公報)
や、スライダがランプに退避する過程におけるアンロー
ド動作においてVCM回動のトルクを補助するために、
VCM部のコイルサポートに付加した鉄片とロック用磁
石とが磁気的に共働してランプへの退避を回転補助し、
ロード時の摺動負荷の低減を図ったり、回転式アクチュ
エータを適切に誘導してロックする機構を構成して装置
への衝撃の影響を防止する技術(例:特開平11−96
699号公報)などが提案されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、磁気ディスク
装置においては、前述のように、さらなる小型化、薄形
化を行なう必要があり、その際、支持アームに設けられ
たコイルと、その上下に設けられたヨーク、マグネット
との作用を用いたVCMにおいては、コイル厚の制約に
よる巻数の減少や、マグネットとヨークから形成される
磁気回路の薄形化によるコイルへの鎖交磁束の減少およ
び漏洩磁束の増大等により、VCMのトルクが減少する
ことが避けられない。よって、できるだけVCMに加わ
る負荷を低減させる必要があった。
【0011】ところが、前述の支持アーム先端のガイド
部分にボールベアリングを内蔵する方法においては、磁
気ディスク装置全体が小型化された場合に、支持アーム
の先端部分にベアリングを内蔵するのが非常に難しく、
生産性に課題を有していた。また、支持アームの先端部
分に部品を余計に搭載することは、支持アームの共振周
波数を低下させる原因となり、支持アームを高速で回動
させた場合に、様々な振動モードが発生し、そのセトリ
ングに時間がかかるために、高速なアクセスが難しくな
る、という課題があった。
【0012】また、鉄片とロック用磁石とを磁気的に共
働させて、ランプへの退避を回転補助し、ロード時の摺
動負荷の低減を図る方法においては、ロック機構を新た
に構成する必要があり、磁気ディスク装置全体の小型化
に対する大きな制約となるほか、コストアップが避けら
れない、という課題があった。
【0013】また、前述の例を含めて、ヘッドアクチュ
エータ部の支持アームは回動軸部を軸にして、ヘッドを
備えるスライダが記録媒体面上をほぼ平行に回動し、軸
と支持アームの間、あるいは支持アームとヘッド支持部
材の間にばね等の弾性手段を置いて、ヘッドを備えるス
ライダに付勢力を与えて記録媒体面からスライダの浮上
量を一定に保持するという構成がほとんどであり、支持
アームに記録媒体面に垂直方向の動作を行なわせてVC
Mに加わる負荷を低減させる技術については、これまで
考慮されていなかった。このため、摺動負荷を低減させ
るには本質的に限界がある、という課題が残されてい
た。
【0014】本発明は、これらの課題を解決するために
なされたもので、VCMにかかる負荷をできるだけ低減
しながら、簡易な構造で、高い耐衝撃性を有し、高速ア
クセスが可能なL/UL方式のヘッド支持機構を有する
ヘッド支持装置およびこれを用いたディスク装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、具体的には、本発明のヘッド支持装置は、次のよ
うな構成を備えている。すなわち、ヘッド支持装置は、
支持アームと、支持アームの一端にあって、記録媒体に
対向すべき面に、スライダに搭載されたヘッドとを有
し、支持アームは軸受部を回動中心として、記録媒体の
半径方向および記録面に対して垂直方向に回動可能に設
けられて、支持アームに、記録媒体と接近する方向の付
勢力を付与する弾性手段を設けた構成とともに、磁気的
吸引手段によって支持アームの他端側を吸引することに
より、支持アームに付与された付勢力を低減させる構成
を有する。さらに、本発明のヘッド支持装置は、スライ
ダをロール方向およびピッチ方向に自在に支持するジン
バル機構を、支持アーム上に設ける構成、支持アームを
高剛性材料で形成する構成、弾性手段は、回動中心の軸
に沿って軸受部と支持アームとの間に設けられた板ばね
の弾性を用いる構成、軸受部には、支持アームと接する
ように、一対の頂部を有するピボット軸受を設け、ピボ
ット軸受の頂部と支持アームとが当接する点を支点とし
て、支持アームを記録媒体の記録面に対して垂直方向に
回動可能に設ける構成、ピボット軸受に設けられた一対
の頂部が、軸受部の軸方向および支持アームの長手方向
に垂直で、記録媒体の半径方向の回動中心を通る線上で
支持アームと当接する構成、ピボット軸受の各頂部を、
支持アームの長手方向の中心線に対して対称な位置に設
ける構成、ピボット軸受の各頂部を、支持アームの長手
方向の中心線に対して対称な位置に設ける構成、ピボッ
ト軸受の各頂部は、支持アームと点、または支持アーム
の主面に平行で長手方向に垂直な線で接する構成、さら
には、弾性手段に保持された部分の重心位置が、支持ア
ームの記録媒体の半径方向の回動軸と記録媒体の記録面
に対して垂直方向の回動軸との交点と重なる構成をも有
している。これらの構成により、外部から衝撃が印加さ
れた場合、支持アーム部分を高剛性部材で形成すること
ができるとともに、弾性手段のスライダへの付勢力を任
意に設定することができるので、非常に耐衝撃性が高
く、かつ支持アームの共振周波数を高くすることができ
るので、高い応答特性を有し、高速アクセスが可能なヘ
ッド支持装置を提供することができる。
【0016】また、本発明のディスク装置は、次のよう
な構成を備えている。すなわち、本発明のディスク装置
は、回転自在に支持された記録媒体と、支持アームと、
支持アームの一端にあって、記録媒体に対向すべき面
に、スライダに搭載されたヘッドを有し、支持アームは
軸受部を回動中心として、記録媒体の半径方向および記
録面に対して垂直方向に回動可能に設けられて、支持ア
ームに記録媒体と接近する方向の付勢力を付与する弾性
手段を設けたヘッド支持装置と、記録媒体の回転軸に平
行な方向で、回動中心に対してスライダと反対側に空隙
を介して対向する一対のヨークと、ヨークの空隙内に配
設したマグネットと、支持アームに保持され、マグネッ
トとヨークとから形成される磁気空隙内に配設したコイ
ルと、記録媒体を回転させる回転手段と、ヘッド、回転
手段およびコイルと電気的に接続され、ヘッドと信号を
交換し、記録媒体の回転を制御し、支持アームの回動を
制御する制御手段と、ヘッドを所定の位置に保持して、
ヘッドを記録媒体から非接触に退避させる退避手段とを
備え、ヘッドを退避させる際に、退避位置およびその近
傍にて、磁気的吸引手段によってヘッド支持装置の支持
アームの他端側を吸引することにより、支持アームに付
与された付勢力を低減させる構成を有する。この構成に
より、支持アームが剛体を有する部分と弾性を有する部
分とをそれぞれ独立して設けることができ、外部から衝
撃が印加された場合、支持アーム部分を高剛性部材で形
成することができるとともに、弾性手段のスライダへの
付勢力を任意に設定することができる。したがって、非
常に耐衝撃性が高く、かつ支持アームの共振周波数も高
くすることができるので、高い応答特性を有し、高速ア
クセスが可能なディスク装置を提供することができる。
【0017】また、本発明のディスク装置は、磁気的吸
引手段が、コイルに一体的に保持された磁性部材とマグ
ネット間の相互作用により動作するとともに、磁性部材
を、対向するマグネットより大きい半径位置に配置した
構成を有する。この構成により、磁気的吸引手段によっ
て支持アームの他端側を吸引することでアンロード時の
支持アームのガイド部とランプ部との摺動負荷を低減さ
せることができ、VCMにかかる負荷をできるだけ低減
させつつ、VCMのシーク動作への影響を抑えて、簡易
な構造で、高い耐衝撃性を有し、小型、薄形で可搬性に
優れ、高速アクセスが可能なディスク装置を提供するこ
とが可能になる。
【0018】また、本発明のディスク装置は、ヘッドの
退避位置、またはその近傍位置で、磁性部材に対向する
マグネットの外径部を局部的に大きくした構成を有す
る。この構成により、記録媒体の外周側近傍において、
コイルに鎖交する磁束量が増加することになり、VCM
の発生トルクを増大させることができる。
【0019】また、本発明のディスク装置は、退避手段
が、記録媒体の外周部または内周部の所定領域に設けら
れたランプ部による構成を有する。この構成により、記
録媒体の停止時には、記録媒体上のヘッドを記録媒体か
ら離してランプ部に保持することができ、衝撃時にヘッ
ドの保持状態が維持されることになり、非常に耐衝撃性
に優れたディスク装置を提供することができる。
【0020】また、本発明のディスク装置は、ランプ部
を摩擦係数の小さい良摺動性材料で形成する構成を有す
る。この構成により、スライダのアンロード時にガイド
部とランプ部のテーパ部との摺動抵抗が下がり、VCM
への負荷が低減されることとなる。
【0021】また、本発明のディスク装置は、スライダ
がロール方向およびピッチ方向に自在に支持されるジン
バル機構を、支持アーム上に設けた構成を有する。この
構成により、ディスク装置の記録再生時に、スライダの
記録媒体に対するロール、ピッチ方向の不要な傾きがジ
ンバル機構によって吸収されることとなる。
【0022】また、本発明のディスク装置は、支持アー
ムを高剛性材料で形成する構成を有する。この構成によ
り、外部からの衝撃等への耐性が向上し、支持アームの
共振周波数を高くすることができ、結果として、ディス
ク装置のアクセス速度の向上が可能になる。
【0023】また、本発明のディスク装置は、弾性手段
は、回動中心の軸に沿って軸受部と支持アームとの間に
設けられた板ばねの弾性を用いる構成を有する。この構
成により、支持アームの剛体部と弾性部とがそれぞれ分
離されることになり、スライダへの付勢力を任意に設定
することができる。また、記録媒体に垂直な方向に薄い
構成のヘッド支持機構を有するディスク装置を簡易に提
供することができる。
【0024】また、本発明のディスク装置は、軸受部に
は、支持アームと接するように、一対の頂部を有するピ
ボット軸受を設け、ピボット軸受の頂部と支持アームと
が当接する点を支点として、支持アームを記録媒体の記
録面に対して垂直方向に回動可能に設ける構成を有す
る。この構成により、回転中心が規制されることにな
り、簡易な構成で回転中心を正確に定めることができ、
ヘッドの位置決め制御をより正確に行なうことが可能と
なる。
【0025】また、本発明のディスク装置は、ピボット
軸受に設けられた一対の頂部が、軸受部の軸方向および
支持アームの長手方向に垂直で、記録媒体の半径方向の
回動中心を通る線上で支持アームと当接するように設け
られた構成を有する。この構成により、支持アームの長
手方向の重量バランスが良く、耐衝撃性に優れたヘッド
支持機構を備えたディスク装置を提供することができ
る。
【0026】また、本発明のディスク装置は、ピボット
軸受の各頂部を、支持アームの長手方向の中心線に対し
て対称な位置に設ける構成を有する。この構成により、
支持アームの幅方向の重量バランスが良く、耐衝撃性に
優れたヘッド支持機構を備えたディスク装置を提供する
ことができる。
【0027】また、本発明のディスク装置は、ピボット
軸受に設けられた一対の頂部は、支持アームと点、また
は支持アームの主面に平行で長手方向に垂直な線で接す
る構成を有する。この構成により、支持アームの記録媒
体面の垂直方向の動作トルクが低下し、VCMへの負荷
を低減させることができる。
【0028】また、本発明のディスク装置は、少なくと
も軸受部、ピボット軸受、弾性手段、支持アーム、およ
びコイルを固定したコイルホルダを備え、コイルホルダ
の下に円環状のカラーを介し、回動中心を軸にしてヘッ
ドアクチュエータを形成する構成を有する。この構成に
より、軸受部を回動中心にして、記録媒体の半径方向お
よび記録面に対する垂直方向に回動可能なヘッドアクチ
ュエータが比較的簡易な構造で実現でき、衝撃が加えら
れた時の記録媒体面へのヘッド・スライダの接触や衝突
による損傷を抑えるとともに、高い応答特性を有し、高
速アクセスが可能なディスク装置を提供することができ
る。
【0029】また、本発明のディスク装置は、弾性手段
に保持された部分の重心位置が、支持アームの記録媒体
の半径方向の回動軸と記録媒体の記録面に対して垂直方
向の回動軸との交点と重なる構成を有する。この構成に
より、外部からの衝撃等があった場合に、支持アームの
不要な振動を最小限に押さえることができる。
【0030】さらに、本発明のディスク装置は、磁性部
材の形状は小円筒状、小楕円体状、または小球状である
構成を有する。この構成によりアンロード時の支持アー
ムのガイド部とランプ部との摺動負荷を低減する効果が
あり、VCMにかかる負荷が低減するので、簡易な構造
で、小型、薄形のディスク装置を提供することが可能に
なる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳しく説明する。
【0032】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態におけるヘッド支持装置を有するディスク
装置の平面図である。図1は、支持アーム2がランプ部
18に保持された状態、いわゆる磁気ヘッドがアンロー
ドされた状態を示している。なお、図1には従来の技術
の説明に用いた図7と共通する部分があり、重複する説
明を避けるため、同一要素および名称については同一符
号を付している。以下、図2以降の図面についても、同
一要素および名称については同一符号を付していく。
【0033】記録再生を行なうヘッド素子(図示せず)
を搭載したスライダ1は、支持アーム2の磁気記録媒体
12に対向する面に、ヘッド素子が磁気記録媒体12に
対向するように取り付けられている。後述するが、支持
アーム2は、第1の軸受部3と、第2の軸受部4とで支
持されており、第1の軸受部3により磁気記録媒体12
の半径方向の回動、第2の軸受部4により磁気記録媒体
12の表面に対して、いわゆる「あおり」動作となる垂
直方向の回動ができるように構成されている。
【0034】磁気記録媒体12は回転手段であるスピン
ドルモータ5によって軸支されており、磁気ディスク装
置29の記録時または再生時、つまり磁気ヘッドがロー
ドされた状態においては、磁気記録媒体12の回転によ
り発生する空気流による浮揚力と、スライダ1を磁気記
録媒体12側へ付勢するヘッド支持機構9の付勢力との
関係により、スライダ1に搭載された磁気ヘッドは、磁
気記録媒体12に対して一定の浮上量を得て記録または
再生を行なっている。
【0035】ヘッドアクチュエータ26は、支持アーム
2、第1の軸受部3、第2の軸受部4、コイル16、コ
イルホルダ17、上ヨーク19(図1に表示せず)、マ
グネット20、下ヨーク21とで構成される。
【0036】さらに、耐衝撃性の向上と大容量記憶化の
ために、磁気記録媒体12の停止時には支持アーム2の
先端に形成されたガイド部2aがヘッドを保持するため
のランプ部18上に乗り上げるようにして磁気記録媒体
12面上から退避させる。そのためにランプ部18にテ
ーパ部18aおよび保持部18bが設けられている。こ
れにより、磁気記録媒体12へのスライダ1の吸着や衝
撃でスライダ1や磁気記録媒体12の損傷が生じるのを
防止している。また、ヘッドアクチュエータ26を制御
あるいは信号処理する制御回路23が筐体15内に設け
られて、フレキシブル配線基板27によりこれらと接続
されている。なお、この制御手段としての制御回路23
は筐体15外に設けることもある。筐体15は、これら
を所定の関係に保って保持するとともに、筐体15とほ
ぼ同一形状の蓋体(図示せず)とにより密閉して微小な
塵埃や空気流変化による影響を防止している。
【0037】図2は、図1に示すA−A線に沿った断面
図である。また、図1同様、支持アーム2がランプ部1
8に保持された状態、いわゆる磁気ヘッドがアンロード
された状態を示している。なお、軸受部近傍については
側面から見た形状を示している。
【0038】図2において、第1の軸受部3は内部に玉
軸受(図示せず)等を有するように構成されており、外
周部3aは自在に回転することができ、内周部3bは筐
体15にネジ止め固定されている。マグネット20を固
着した下ヨーク21は、筐体15に固定されており、こ
のマグネット20と所定の空隙を介して上ヨーク19が
固定され、この上ヨーク19とマグネット20および下
ヨーク21とで磁気回路が構成されている。また、この
磁気空隙内には、コイル16(図2には具体的に図示せ
ず)を装着して支持アーム2に固着されたコイルホルダ
17が配設されている。したがって、コイル16、マグ
ネット20、上ヨーク19および下ヨーク21とでVC
M24を形成し、このVCM24の作用によって、支持
アーム2は第1の軸受部3を中心として、磁気記録媒体
12に対してその半径方向に回動可能に構成されてい
る。
【0039】さらに、コイルホルダ17の外径側縁部に
は、磁性部材22が保持されている(図1では、2箇
所)。この磁性部材22は、VCM24のシーク動作時
に影響しないように、対向するマグネット20の最外径
よりも略大きな半径位置に配設されている。
【0040】なお、図2に示したヘッド支持機構9で
は、ジンバルばねを用いたジンバル機構13が設けられ
ており、ディンプル14を介してロール、ピッチ方向に
自在に支持することにより、磁気ディスク装置29の記
録再生時に、ヘッド素子を有するスライダ1の磁気記録
媒体12に対するロール、ピッチ方向の不要な傾きを、
ジンバル機構13によって吸収することが可能となる。
【0041】図3は第1の軸受部3と第2の軸受部4近
傍の構成を示す分解斜視図であり、先述の図2を含めて
その構成を説明する。スライダ1には磁気記録媒体12
の方向に所定の付勢力が印加されるが、第1の実施の形
態では、この付勢手段は、例えばリング形状の板ばねか
らなる弾性部材6であり、ステンレスやリン青銅等の材
料を加工して作製する。このリング形状の弾性部材6
は、リングの半分程度の領域が半円環形状の固定部材1
0に固着され、他方の領域は支持アーム2の下面(コイ
ルホルダ17が固定される面)側に引き込み、支持アー
ム2の下面部に固着されている。なお、この固定部材1
0と、弾性部材6の固定部材10に固着された領域部分
とは、ともに支持アーム2の開口部2b内に位置し、支
持アーム2の垂直方向の動きを妨げないようにしてい
る。
【0042】さらに、マグネット20に対向するコイル
16を固着したコイルホルダ17が支持アーム2に固着
されて、ヘッド支持アーム結合体28が構成される。ヘ
ッドアクチュエータ26は、第2の軸受部4、ヘッド支
持アーム結合体28およびカラー7を図示する配置で、
第1の軸受部3に挿入し、下方からナット8でネジ止め
し、さらに筐体15に第1の軸受部3の内周部3bを固
定して構成されている。
【0043】カラー7は、スライダ1側に位置する半円
環部7aがその反対側の半円環部7bに比べて厚く形成
されており、この半円環部7aは支持アーム2の開口部
2b内に入り込み、弾性部材6と固定部材10とを第2
の軸受部4に押付ける。また、カラー7の突起部7c
は、支持アーム2の開口部2bに設けられた凹部2c内
に入り込み、第2の軸受部4に押付ける。すなわち、固
定部材10と、この固定部材10に固着された弾性部材
6の一部とは、第1の軸受部3、第2の軸受部4、カラ
ー7の半円環部7a、カラー7の突起部7cおよびナッ
ト8により固定される。
【0044】なお、第1の軸受部3には、外周部3aと
内周部3bとの間に軸受(図示せず)があり、外周部3
aは自在に回転できるように構成されている。さらに、
第2の軸受部4には、一対のピボット4a、4bがあ
り、この一対のピボット4a、4bが支持アーム2の磁
気記録媒体12の記録面に対する垂直方向の回動動作の
支点となっている。
【0045】また、第2の軸受部4の一対のピボット4
a、4bを形成する位置としては、スライダ1と第1の
軸受部3の中心とを結ぶ線(図4に示すB−B線)に対
して対称な位置であって、かつ、B−B線に対して直角
な線(図4に示すC−C線)上に形成する。また、第2
の軸受部4は、一対のピボットで形成したが、同様な線
上に楔型の形状で形成してもよい。
【0046】本発明の磁気ディスク装置29において、
ヘッド支持機構9をこのような構成にすることにより、
支持アーム2を剛性の高い材料で形成することができ
る。このため、第2の軸受部4から、一対のピボット4
a、4b、支持アーム2に支持されたスライダ1が形成
される領域にいたるまでの全領域において、剛性の高い
材料によってヘッド支持機構9を形成することができ
る。
【0047】また、支持アーム2を高剛性な材料で形成
すれば、外部からの衝撃等への耐性が向上するととも
に、支持アーム2の共振周波数を高くすることができる
ので、従来問題となっていた振動モードが発生せず、セ
トリング動作が必要でなく、高速な支持アーム2の回動
および位置決めが可能となり、磁気ディスク装置29の
アクセス速度を向上することが可能となる。
【0048】また弾性部材6が、支持アーム2の構造の
中には組み込まれず、つまり一体に構成されておらず、
支持アーム2とは独立して設けられているために、弾性
部材6の板ばねの厚み、材質等を変更することにより、
弾性部材6の強度およびばね定数を選定することが可能
となる。
【0049】また、弾性部材6によって保持された部分
の重心位置、例えばVCM24によって回動を行なう場
合には、コイル16とコイルホルダ17とを装着した状
態での支持アーム2の重心位置を、支持アーム2の磁気
記録媒体12の半径方向の回動軸と磁気記録媒体12の
記録面に対して垂直方向の回動軸との交点と同一、つま
り支持アーム2と一対のピボット4a、4bとが当接す
る点を結ぶ線上の中点(図4に示すP点)と実質的に同
じ位置となるように設計することにより、外部からの衝
撃等に対して、振動の少ない、安定したヘッド支持機構
9を提供することが可能となる。なお、この場合、多少
の重心位置のずれは実用上問題ない。
【0050】以上のように構成された磁気ディスク装置
29において、磁気記録媒体12をスピンドルモータ5
により回転させると、磁気記録媒体12表面に空気流が
発生する。この状態で、VCM24を駆動して支持アー
ム2を回動させて、ランプ部18に保持していたスライ
ダ1を磁気記録媒体12上の所定のトラック位置に浮上
させる。スライダ1が浮上した状態で、ヘッド素子(図
示せず)を用いて磁気記録媒体12への情報の記録、あ
るいは磁気記録媒体12に記録した情報の再生を行な
う。
【0051】次に、本発明のディスク装置における、磁
気ヘッドをアンロードさせるための退避手段およびその
動作について説明する。
【0052】図1および図2において、磁気記録媒体1
2の外側には、支持アーム2を保持するための退避手段
であるランプ部18が設けられている。ランプ部18は
摺動性の良い樹脂、例えば、LCP(液晶ポリマー)、
PPS(ポリフェニルサルファイド)や、POM(アセ
タールコポリマー)等を用いる。磁気記録媒体12が回
転を停止する際(アンロード時)には、支持アーム2の
スライダ1が設けられた一端側は、磁気記録媒体12の
外側に向かって回動して、支持アーム2の先端部分に設
けられたガイド部2aが、ランプ部18に設けられたテ
ーパ部18aに乗り上げて、少し窪んだ形状に形成され
た保持部18bに保持される。
【0053】磁気記録媒体12を停止する時には、ガイ
ド部2aがランプ部18のテーパ部18a上に乗り上げ
ながら支持アーム2が回動して保持部18bの所定位置
で停止動作が完了する。ランプ部18のテーパ部18a
に乗り上げる際、ヘッド支持アーム結合体28が、一対
のピボット4a、4bを支点にして磁気記録媒体12の
面に対して垂直方向に回動することになるが、同時に、
磁性部材22とマグネット20との磁気空隙量が減少す
ることになる。したがって、磁性部材22がマグネット
20によって図2に矢印付き線で示したX方向に吸引さ
れ、支持アーム2のガイド部2aが形成された先端部に
は、磁気記録媒体12から離反する方向の力が働く。し
たがって、ランプ部18のテーパ部18aに対するガイ
ド部2aの接触圧力が低下し、摺動負荷が低減される。
つまり、ガイド部2aは、小さな摺動負荷でテーパ部1
8aに乗り上げることが可能となる。このような動作に
より、ランプ部18にガイド部2aが接触することで生
じる摺動負荷を低減することができる。
【0054】したがって、VCM24が必要とするトル
クを小さくすることができるので、磁気ディスク装置2
9全体が小型化した場合にも、必要なトルクを満たしつ
つVCM24の部分を小型化することが可能であり、磁
気ディスク装置29全体を小型、薄形化することが可能
となる。
【0055】なお、本発明の第1の実施の形態では、磁
性部材22を2箇所設けているが、本発明はこの例に限
定されるものではなく、磁性部材22を1箇所に配置し
てもよい。また、本実施の形態では、マグネット20の
最外径よりも大きな半径位置に磁性部材22を配設した
が、スライダ1の浮上特性に影響のない範囲で、マグネ
ット20に対向する位置に配設してもよい。また、本実
施の形態では、磁性部材22の形状を小円筒状で図示し
たが、小楕円体状や小球状の磁性体で形成してもよい。
さらに付け加えると、本発明は、磁性部材22の配設位
置、配設数、形状を限定するものではないことは言うま
でもない。
【0056】以上説明してきたように、本発明の第1の
実施の形態におけるヘッド支持装置およびこれを用いた
ディスク装置では、ヘッドアクチュエータ部に付属する
支持アームの支持、動作部を第1および第2の軸受部と
いう二つの要素に分離して構成しているので、設計の自
由度が高く、従来のものよりも薄型で、耐衝撃性に優
れ、高速アクセスが可能で、かつ可搬性に優れたヘッド
支持装置およびこれを用いたディスク装置を提供するこ
とができるものである。
【0057】(第2の実施の形態)図5および図6を用
いて、本発明の第2の実施の形態を説明する。図5は本
発明の第2の実施の形態におけるディスク装置の構成を
説明する平面図であり、支持アーム2がランプ部18の
テーパ部18aにさしかかった状態、いわゆる磁気ヘッ
ドがアンロード直前の状態を示している。また、図6
は、本発明の第2の実施の形態におけるヘッドアクチュ
エータのVCMを構成するマグネットの平面図である。
本実施の形態におけるディスク装置においては、アンロ
ード位置近傍で磁性部材22に対向するマグネット20
の平面形状が局部的に異なる点が第1の実施の形態とは
異なっている。アンロード近傍位置で磁性部材22に対
向するマグネット20の外周縁部は、半径寸法を大きく
した膨出部20aが形成されている。
【0058】このような構成の磁気ディスク装置29と
することにより、マグネット20による吸引力がさらに
増加するため、支持アーム2のガイド部2aが形成され
た先端部には、磁気記録媒体12から離反する方向の力
がより大きく働く。したがって、ランプ部18のテーパ
部18aに対するガイド部2aの接触圧力がさらに低下
し、摺動負荷が低減される。つまり、ガイド部2aは、
より小さな摺動負荷でテーパ部18aに乗り上げること
が可能となる。
【0059】一般に、マグネットの磁束の強さは、磁石
縁部で低下するため、VCM24の回動範囲の端部で
は、トルクが低下することになるのであるが、本実施の
形態では、膨出部20aを設けているので、コイル16
に鎖交する磁束が増加し、その結果として、アンロード
近傍位置でのVCMトルクが増加してトルク特性が改善
できる。したがって、VCM24の小型化、薄形化に対
して、さらに大きな効果が期待できる。
【0060】なお、本発明の第2の実施の形態において
は、マグネット20の平面形状を外周縁部で半径寸法を
大きくした形状としたが、何もこれに限るわけではな
く、磁性部材22を所望する吸引力で吸引し、コイル1
6への鎖交磁束が増加する形状であれば良いのであっ
て、形状を特に限定するものではない。
【0061】以上説明してきたように、本発明の第2の
実施の形態におけるディスク装置では、ヘッドアクチュ
エータ部に付属するVCMを構成する永久の磁石の平面
形状を外周縁部で、半径寸法を大きくした膨出部を形成
した構成にしており、コイルに鎖交する磁束が増加し、
VCMトルクが増加してトルク特性をより改善できるこ
とになる。その結果、VCMの小型化、薄形化を一層促
進でき、従来のものよりもさらに薄く、軽量で可搬性に
優れたディスク装置を提供することができるものであ
る。
【0062】また、本発明の第1の実施の形態および第
2の実施の形態においては、ランプ部18が磁気記録媒
体12の外側に設けられた例を示したが、ランプ部18
が磁気記録媒体12の内周部に設けられた場合であって
も、全く同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0063】なお、本発明の実施の形態においては、記
録媒体に磁気記録媒体を用い、磁気ヘッドを利用した磁
気ディスク装置について説明したが、本発明のディスク
装置は、磁気記録媒体とは異なる記録媒体を用いる非接
触型のディスク記録再生装置、例えば光ディスク装置や
光磁気ディスク装置等として用いた場合も同様の効果を
有する。
【0064】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ヘ
ッドに十分な荷重をかけながら、高い柔軟性を有し、耐
衝撃性の高い、高速アクセスが可能なヘッド支持機構を
備えたディスク装置を提供することができる。
【0065】また、本発明のヘッド支持機構を有するヘ
ッド支持装置およびこれを用いたディスク装置において
は、支持アームの上下動が可能となり、ランプ部を有す
るので、記録媒体の回転停止時には、ヘッドを記録媒体
から離してランプ部に保持することが可能となる。
【0066】さらに、本発明のヘッド支持装置およびこ
れを用いたディスク装置は、ランプ部にガイド部が接触
することで生じる摺動負荷を低減することができるた
め、VCMにかかる負荷をできるだけ低減しながら、簡
易な構造で、小型、薄形で、高い耐衝撃性を有し、可搬
性に優れ、高速アクセスが可能なディスク装置を提供す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるヘッド支持
装置およびこれを用いたディスク装置の構成を示す平面
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるヘッド支持
装置およびこれを用いたディスク装置の構成を示す断面
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるヘッド支持
装置を有するヘッドアクチュエータ部の分解斜視図
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるヘッド支持
装置を有するヘッドアクチュエータ部の平面図
【図5】本発明の第2の実施の形態におけるディスク装
置の構成を示す平面図
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるマグネット
の形状を示す平面図
【図7】従来のディスク装置の構成を示す平面図
【符号の説明】
1 スライダ 2 支持アーム 2a ガイド部 2b 開口部 2c 凹部 3 第1の軸受部 3a 外周部 3b 内周部 3c 回動軸部 4 第2の軸受部 4a,4b ピボット 5 スピンドルモータ 6 弾性部材 7 カラー 7a,7b 半円環部 7c 突起部 8 ナット 9 ヘッド支持機構 10 固定部材 12 磁気記録媒体 13 ジンバル機構 14 ディンプル 15 筐体 16 コイル 17 コイルホルダ 18 ランプ部 18a テーパ部 18b 保持部 19 上ヨーク 20 マグネット 20a 膨出部 21 下ヨーク 22 磁性部材 23 制御回路 24 VCM(ボイスコイルモータ) 26 ヘッドアクチュエータ 27 フレキシブル配線基板 28 ヘッド支持アーム結合体 29 磁気ディスク装置 30 ロック機構
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年8月27日(2002.8.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項前記付勢力を低減させる磁性部材を有す
ことを特徴とする請求項1に記載のヘッド支持装置。
【請求項前記スライダをロール方向およびピッチ
方向に自在に支持するジンバル機構を、前記支持アーム
上に設けることを特徴とする請求項1から請求項3のい
ずれか1項に記載のヘッド支持装置。
【請求項前記支持アームを高剛性材料で形成する
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項
に記載のヘッド支持装置。
【請求項前記弾性手段前記第2の軸受部と
支持アームとの間に設けられた板ばねであることを特
徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の
ヘッド支持装置。
【請求項前記第1の軸受部には、前記支持アーム
と接するように、一対の頂部を有する前記ピボット軸受
を設けることを特徴とする請求項に記載のヘッド支持
装置。
【請求項前記一対の頂部が、前記第1の軸受部の
軸方向および前記支持アームの長手方向に垂直で、前記
記録媒体の半径方向の回動中心を通る線上で前記支持ア
ームと当接することを特徴とする請求項に記載のヘッ
ド支持装置。
【請求項10前記ピボット軸受の各頂部を、前記
持アームの長手方向の中心線に対して対称な位置に設け
ることを特徴とする請求項または請求項に記載のヘ
ッド支持装置。
【請求項11前記ピボット軸受の各頂部は、前記
持アームと点、または前記支持アームの主面に平行で長
手方向に垂直な線で接することを特徴とする請求項
たは請求項に記載のヘッド支持装置。
【請求項1前記弾性手段によって垂直方向に回動
可能に保持された部分の重心位置が、前記支持アームの
前記記録媒体の半径方向の回動軸と前記記録面に対して
垂直方向の回動軸との交点と重なることを特徴とする請
求項1から請求項3のいずれか1項に記載のヘッド支持
装置。
【請求項1前記磁性部材は、対向する前記マグネ
ットより大きい半径位置に配置したことを特徴とする請
求項1に記載のディスク装置。
【請求項1前記ヘッドの退避位置、またはその近
傍位置で、前記磁性部材に対向する前記マグネットの外
径部を局部的に大きくしたことを特徴とする請求項1
に記載のディスク装置。
【請求項1前記退避手段が、前記記録媒体の外周
部または内周部の所定領域に設けられたランプ部による
ことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
【請求項1前記ランプ部を摩擦係数の小さい良摺
動性材料で形成することを特徴とする請求項1に記載
のディスク装置。
【請求項21前記スライダがロール方向およびピッ
チ方向に自在に支持されるジンバル機構を、前記支持ア
ーム上に設けたことを特徴とする請求項13に記載のデ
ィスク装置。
【請求項22前記支持アームを高剛性材料で形成す
ることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
【請求項23前記弾性手段が、前記第2の軸受部と
前記支持アームとの間に設けられた板ばねであることを
特徴とする請求項13に記載のディスク装置。
【請求項2前記第1の軸受部には、前記支持アー
ムと接するように、一対の頂部を有するピボット軸受を
けることを特徴とする請求項13に記載のディスク装
置。
【請求項2前記一対の頂部が、前記第1の軸受部
の軸方向および前記支持アームの長手方向に垂直で、
記録媒体の半径方向の回動中心を通る線上で前記支持
アームと当接するように構成することを特徴とする請求
項2に記載のディスク装置。
【請求項2前記ピボット軸受の各頂部を、前記
持アームの長手方向の中心線に対して対称な位置に設け
ることを特徴とする請求項25に記載のディスク装置。
【請求項2前記一対の頂部は、前記支持アームと
点、または前記支持アームの主面に平行で長手方向に垂
直な線で接することを特徴とする請求項25に記載のデ
ィスク装置。
【請求項2】 少なくとも前記第1の軸受部、前記
ボット軸受、前記弾性手段、前記支持アーム、および
コイルを固定したコイルホルダを備え、前記コイルホ
ルダの下に円環状のカラーを介し、前記第1の軸受部の
回動中心を軸にしてヘッドアクチュエータを構成するこ
とを特徴とする請求項25に記載のディスク装置。
【請求項31】 前記磁性部材の形状は小円筒状、小楕
円体状、または小球状であることを特徴とする請求項1
3から請求項30のいずれかに記載のディスク装置。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年11月28日(2002.11.
28)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記支持アームを高剛性材料で形成する
ことを特徴とする請求項に記載のヘッド支持装置。
【請求項】 前記弾性手段が、前記ピボット軸受部
前記支持アームとの間に設けられた板ばねであることを
特徴とする請求項に記載のヘッド支持装置。
【請求項】 前記弾性手段が、前記ピボット軸受部
前記支持アームとを連結する板ばねであることを特徴と
する請求項に記載のヘッド支持装置。
【請求項】 前記一対の頂部が、前記第1の軸受部の
軸方向および前記支持アームの長手方向に垂直で、前記
記録媒体の半径方向の回動中心を通る線上で前記支持ア
ームと当接することを特徴とする請求項に記載のヘッ
ド支持装置。
【請求項】 前記ピボット軸受の各頂部を、前記支持
アームの長手方向の中心線に対して対称な位置に設ける
ことを特徴とする請求項に記載のヘッド支持装置。
【請求項】 前記ピボット軸受の各頂部は、前記支持
アームと点、または前記支持アームの主面に平行で長手
方向に垂直な線で接することを特徴とする請求項に記
載のヘッド支持装置。
【請求項前記弾性手段によって垂直方向に回動可
能に保持された支持アームの重心位置が、前記第1の軸
受部の回動軸と前記ピボット軸受の回動軸との交点と重
なることを特徴とする請求項に記載のヘッド支持装
置。
【請求項】 回転自在に支持された記録媒体と、 支持アームと、 前記支持アームの一端にあって、前記記録媒体に対向す
るようにスライダに搭載されたヘッドと、前記支持アー
ムを前記記録媒体の半径方向に回動可能にする第1の軸
受部と、前記支持アームを記録面に対して垂直方向に回
動可能にする一対の頂部を有するピボット軸受部と、前
記支持アームに、前記記録媒体と接近する方向の付勢力
を付与する弾性手段とを設けたヘッド支持装置と、 前記記録媒体の回転軸に平行な方向で、前記第1の軸受
部の回動中心に対して前記スライダと反対側に空隙を介
して対向する一対のヨークと、 前記ヨークの空隙内に配設したマグネットと、 前記支持アームに保持され、前記マグネットと前記ヨー
クとから形成される磁気空隙内に配設したコイルと、 前記記録媒体を回転させる回転手段と、 前記ヘッド、前記回転手段および前記コイルと電気的に
接続され、前記ヘッドと信号を交換し、前記記録媒体の
回転および前記支持アームの回動を制御する制御手段
と、 前記ヘッドを前記記録媒体から非接触に退避させる退避
手段と、前記付勢力を低減させる磁性部材とを有するこ
とを特徴とするディスク装置。
【請求項12】 前記退避手段が、前記記録媒体の外周
部または内周部の所定領域に設けられたランプ部による
ことを特徴とする請求項に記載のディスク装置。
【請求項13】 前記ランプ部を摩擦係数の小さい良摺
動性材料で形成することを特徴とする請求項12に記載
のディスク装置。
【請求項14】 前記良摺動性材料が、液晶ポリマー、
ポリフェニルサルファイド、又はアセタールコポリマー
である請求項13に記載のディスク装置。
【請求項15】 前記支持アームを高剛性材料で形成す
ることを特徴とする請求項に記載のディスク装置。
【請求項16】 前記弾性手段が、前記ピボット軸受部
と前記支持アームとの間に設けられた板ばねであること
を特徴とする請求項に記載のディスク装置。
【請求項17】 前記弾性手段が、前記ピボット軸受部
と前記支持アームとを連結する板ばねであることを特徴
とする請求項に記載のディスク装置。
【請求項18】 前記一対の頂部が、前記第1の軸受部
の軸方向および前記支持アームの長手方向に垂直で、前
記記録媒体の半径方向の回動中心を通る線上で前記支持
アームと当接するように構成することを特徴とする請求
に記載のディスク装置。
【請求項19】 前記ピボット軸受の各頂部を、前記支
持アームの長手方向の中心線に対して対称な位置に設け
ることを特徴とする請求項に記載のディスク装置。
【請求項20】 前記一対の頂部は、前記支持アームと
点、または前記支持アームの主面に平行で長手方向に垂
直な線で接することを特徴とする請求項に記載のディ
スク装置。
【請求項21】 少なくとも前記第1の軸受部、前記ピ
ボット軸受、前記弾性手段、前記支持アーム、および前
記コイルを固定したコイルホルダを備え、前記コイルホ
ルダの下に円環状のカラーを介し、前記第1の軸受部の
回動中心を軸にしてヘッドアクチュエータを構成するこ
とを特徴とする請求項に記載のディスク装置。
【請求項22】 前記弾性手段によって保持された支持
アームの重心位置が、前記第1の軸受部の回動軸と前記
ピボット軸受部の回動軸との交点と重なることを特徴と
する請求項から請求項21のいずれかに記載のディス
ク装置。
【請求項23】 前記磁性部材の形状は小円筒状、小楕
円体状、または小球状であることを特徴とする請求項
から請求項22のいずれかに記載のディスク装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪本 憲一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D059 AA01 BA01 CA05 DA11 EA10 EA12 LA01 5D076 AA01 BB01 CC05 DD01 DD09 EE01 FF24 GG04

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持アームと、前記支持アームの一端に
    あって、記録媒体に対向すべき面に、スライダに搭載さ
    れたヘッドとを有し、 前記支持アームは軸受部を回動中心として、前記記録媒
    体の半径方向および記録面に対して垂直方向に回動可能
    に設けられて、 前記支持アームに、前記記録媒体と接近する方向の付勢
    力を付与する弾性手段を設けたこと特徴とするヘッド支
    持装置。
  2. 【請求項2】 磁気的吸引手段によって支持アームの他
    端側を吸引することにより、前記支持アームに付与され
    た付勢力を低減させることを特徴とする請求項1に記載
    のヘッド支持装置。
  3. 【請求項3】 スライダをロール方向およびピッチ方向
    に自在に支持するジンバル機構を、支持アーム上に設け
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘ
    ッド支持装置。
  4. 【請求項4】 支持アームを高剛性材料で形成すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘッド支
    持装置。
  5. 【請求項5】 弾性手段は、回動中心の軸に沿って軸受
    部と支持アームとの間に設けられた板ばねの弾性を用い
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のヘ
    ッド支持装置。
  6. 【請求項6】 軸受部には、支持アームと接するよう
    に、一対の頂部を有するピボット軸受を設け、前記ピボ
    ット軸受の頂部と前記支持アームとが当接する点を支点
    として、前記支持アームを記録媒体の記録面に対して垂
    直方向に回動可能に設けることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載のヘッド支持装置。
  7. 【請求項7】 ピボット軸受に設けられた一対の頂部
    が、軸受部の軸方向および支持アームの長手方向に垂直
    で、記録媒体の半径方向の回動中心を通る線上で前記支
    持アームと当接することを特徴とする請求項6に記載の
    ヘッド支持装置。
  8. 【請求項8】 ピボット軸受の各頂部を、支持アームの
    長手方向の中心線に対して対称な位置に設けることを特
    徴とする請求項6または請求項7に記載のヘッド支持装
    置。
  9. 【請求項9】 ピボット軸受の各頂部は、支持アームと
    点、または前記支持アームの主面に平行で長手方向に垂
    直な線で接することを特徴とする請求項6または請求項
    7に記載のヘッド支持装置。
  10. 【請求項10】 弾性手段に保持された部分の重心位置
    が、支持アームの記録媒体の半径方向の回動軸と前記記
    録媒体の記録面に対して垂直方向の回動軸との交点と重
    なることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    ヘッド支持装置。
  11. 【請求項11】 回転自在に支持された記録媒体と、 支持アームと、 前記支持アームの一端にあって、前記記録媒体に対向す
    べき面に、スライダに搭載されたヘッドを有し、前記支
    持アームは軸受部を回動中心として、前記記録媒体の半
    径方向および記録面に対して垂直方向に回動可能に設け
    られて、前記支持アームに、前記記録媒体と接近する方
    向の付勢力を付与する弾性手段を設けたヘッド支持装置
    と、 前記記録媒体の回転軸に平行な方向で、前記回動中心に
    対して前記スライダと反対側に空隙を介して対向する一
    対のヨークと、 前記ヨークの空隙内に配設したマグネットと、 前記支持アームに保持され、前記マグネットと前記ヨー
    クとから形成される磁気空隙内に配設したコイルと、 前記記録媒体を回転させる回転手段と、 前記ヘッド、前記回転手段および前記コイルと電気的に
    接続され、前記ヘッドと信号を交換し、前記記録媒体の
    回転および前記支持アームの回動を制御する制御手段
    と、 前記ヘッドを所定の位置に保持して、前記ヘッドを前記
    記録媒体から非接触に退避させる退避手段とを備え、 前記ヘッドを退避させる際に、退避位置およびその近傍
    にて、磁気的吸引手段によって前記ヘッド支持装置の前
    記支持アームの他端側を吸引することにより、前記支持
    アームに付与された付勢力を低減させることを特徴とす
    るディスク装置。
  12. 【請求項12】 磁気的吸引手段が、コイルに一体的に
    保持された磁性部材とマグネット間の相互作用により動
    作することを特徴とする請求項11に記載のディスク装
    置。
  13. 【請求項13】 コイルに一体的に保持された磁性部材
    は、対向するマグネットより大きい半径位置に配置した
    ことを特徴とする請求項12に記載のディスク装置。
  14. 【請求項14】 ヘッドの退避位置、またはその近傍位
    置で、磁性部材に対向するマグネットの外径部を局部的
    に大きくしたことを特徴とする請求項12または請求項
    13に記載のディスク装置。
  15. 【請求項15】 退避手段が、記録媒体の外周部または
    内周部の所定領域に設けられたランプ部によることを特
    徴とする請求項11から請求項14のいずれかに記載の
    ディスク装置。
  16. 【請求項16】 ランプ部を摩擦係数の小さい良摺動性
    材料で形成することを特徴とする請求項15に記載のデ
    ィスク装置。
  17. 【請求項17】 スライダがロール方向およびピッチ方
    向に自在に支持されるジンバル機構を、支持アーム上に
    設けたことを特徴とする請求項11から請求項16のい
    ずれかに記載のディスク装置。
  18. 【請求項18】 支持アームを高剛性材料で形成するこ
    とを特徴とする請求項11に記載のディスク装置。
  19. 【請求項19】 弾性手段は、回動中心の軸に沿って軸
    受部と支持アームとの間に設けられた板ばねの弾性を用
    いることを特徴とする請求項11から請求項18のいず
    れかに記載のディスク装置。
  20. 【請求項20】 軸受部には、支持アームと接するよう
    に、一対の頂部を有するピボット軸受を設け、前記ピボ
    ット軸受の頂部と前記支持アームとが当接する点を支点
    として、前記支持アームを記録媒体の記録面に対して垂
    直方向に回動可能に設けることを特徴とする請求項11
    から請求項19のいずれかに記載のディスク装置。
  21. 【請求項21】 ピボット軸受に設けられた一対の頂部
    が、軸受部の軸方向および支持アームの長手方向に垂直
    で、記録媒体の半径方向の回動中心を通る線上で前記支
    持アームと当接するように構成することを特徴とする請
    求項20に記載のディスク装置。
  22. 【請求項22】 ピボット軸受の各頂部を、支持アーム
    の長手方向の中心線に対して対称な位置に設けることを
    特徴とする請求項20または請求項21に記載のディス
    ク装置。
  23. 【請求項23】 ピボット軸受に設けられた一対の頂部
    は、支持アームと点、または前記支持アームの主面に平
    行で長手方向に垂直な線で接することを特徴とする請求
    項20から請求項22のいずれかに記載のディスク装
    置。
  24. 【請求項24】 少なくとも軸受部、ピボット軸受、弾
    性手段、支持アーム、およびコイルを固定したコイルホ
    ルダを備え、前記コイルホルダの下に円環状のカラーを
    介し、回動中心を軸にしてヘッドアクチュエータを構成
    することを特徴とする請求項11から請求項23のいず
    れかに記載のディスク装置。
  25. 【請求項25】 弾性手段に保持された部分の重心位置
    が、支持アームの記録媒体の半径方向の回動軸と前記記
    録媒体の記録面に対して垂直方向の回動軸との交点と重
    なることを特徴とする請求項11から請求項24のいず
    れかに記載のディスク装置。
  26. 【請求項26】 磁性部材の形状は小円筒状、小楕円体
    状、または小球状であることを特徴とする請求項11か
    ら請求項25のいずれかに記載のディスク装置。
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