JP2003109226A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003109226A
JP2003109226A JP2001303720A JP2001303720A JP2003109226A JP 2003109226 A JP2003109226 A JP 2003109226A JP 2001303720 A JP2001303720 A JP 2001303720A JP 2001303720 A JP2001303720 A JP 2001303720A JP 2003109226 A JP2003109226 A JP 2003109226A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク装置において、トラッキング異常
やフォーカス異常が発生した場合にもデータを正確に記
録する。 【解決手段】 システム制御回路15のバッファアンダ
ーラン判断部17は、振動検出センサ100で振動が検
出されると、エンコーダ11に出力されるデータ転送レ
ートに比べてパーソナルコンピュータ10からエンコー
ダ11に入力されるデータ転送レートが低速になるバッ
ファアンダーラン状態が発生したときと同様に記録制御
部18により記録動作を中断する。その後、記録開始位
置検出部19にて中断直後の記録位置を検出し、所定量
のデータを試し書きする。ベリファイ部22は、試し書
きされたデータを再生してそのエラー数をカウントし、
許容値以下であればデータ記録を再開する。一方、エラ
ーが許容値を超える場合には、その時点でデータ記録を
中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスク装置、特
にトラッキング外れやフォーカス外れが生じた場合の復
帰処理に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD−Rドライブ等において
記録動作中にエラーが生じた場合に、これを復旧させる
処理が種々提案されている。例えば、記録速度の高速化
や、パソコンにおいてマルチタスク処理を行ったことが
原因で、光ディスクにデータを転送する転送レートより
も、パソコン側からの入力データの転送レートが低くな
る、いわゆるバッファアンダーラン(Buffer under ru
n)状態が生じた場合に、記録動作を一時中断し、デー
タが入力されてバッファアンダーラン状態が解消された
場合に記録を中断した箇所から再びデータ記録を再開す
る技術が提案されている。以下、このバッファアンダー
ラン機能について説明する。
【0003】図5には、特開2000−40302号公
報に開示された従来の光ディスク装置の構成ブロック図
が示されている。
【0004】光学ヘッド1はディスクをトレースするレ
ーザービームを出射し、ディスクに対して記録データの
書き込み及び読み出しを行う。RFアンプ2は、光学ヘ
ッド1によりディスクの記録データを読み取って得られ
るRF信号(高周波信号)を増幅し、そのRF信号を2
値化してデジタルデータとして出力する。ヘッドサーボ
回路3は、RFアンプ2を介して光学ヘッド1の出力を
フィードバックし、レーザービームをディスクの信号面
に合焦させるフォーカシング制御及びレーザービームを
ディスクの信号トラックに追従させるトラッキング制御
を行うと共に、光学ヘッド1自体をディスクの径方向に
送るスレッド送り制御を行う。デコーダ4は、RFアン
プ2から出力されるデジタルデータを復調する信号処理
を行い、サブコード復調回路5は、分離したサブコード
を復調する。また、ウォブルデコーダ6は、RFアンプ
2を介して得られるディスクのプリグルーブ信号から2
2.05kHzのウォブル成分を抽出し、ディスクの回
転制御に必要な成分を生成すると共に、ウォブル成分か
らATIPを復調するATIP復調回路7を備える。
【0005】インターフェース8は、接続端子9を介し
て外部に接続されるホストとなるパーソナルコンピュー
タ10とのデータの受け渡しを制御し、エンコーダ11
は、インタフェース8を介して入力される入力データを
ディスクに記録する記録データに変調する。また、エン
コーダ11は、CD−ROMの規格に基づく変調を行う
場合、入力データにシンク、ヘッダ、CD−ROMデー
タ用の誤り検出符号のEDC及び誤り訂正符号のECC
を付加し、その後、CD方式の誤り訂正符号であるCI
RC処理を施すと共に、サブコードを付加し、かつEF
M処理を施し、同期信号を付加する。RAM12は、エ
ンコーダ11によって変調される入力データを備蓄す
る。
【0006】内部RAM13は、エンコーダ11内部に
備えられ、エンコーダ11による変調処理に用いられ
る。レーザ駆動回路14は、エンコーダ11から出力さ
れるEFMデータの記録データに基づいてディスクへの
記録を行うべく光学ヘッド1のレーザー光源を駆動す
る。システム制御回路15は、ディスクの記録及び再生
に係るシステム制御を行うもので、サブコード復調回路
5により復調されたサブコード(サブQデータ)におけ
る絶対時間情報のサブコードアドレス、及びATIP復
調回路7により復調されたATIPにおける絶対時間情
報のATIPアドレスを選択的に参照してアクセスを制
御するアクセス制御部16と、入力データ用RAM12
に備蓄されているデータ容量を監視してディスクに記録
データを記録するデータ転送レートよりも入力データの
データ転送レートが遅くなるバッファアンダーランが発
生する状態になること及びバッファアンダーランが発生
する状態が回避されたことを判断するバッファアンダー
ラン判断部17と、バッファアンダーラン判断部17に
よる判断に応じてディスクへの記録データの記録を制御
する記録制御部18と、ディスクに記録データが記録さ
れていない未記録領域の先頭を検出し、記録制御部18
により記録データの記録を開始する記録開始位置を検出
する記録開始位置検出部19と、デコーダ4により抽出
されるサブコードの同期信号及びサブコード復調回路5
により復調されるサブQデータを用いて新たにディスク
に記録する記録データを既にディスクに記録されている
記録データに同期させる信号同期部20とを備える。
【0007】システムクロック発生回路21は、RFア
ンプ2から出力されるEFMデータを再生した再生クロ
ックと水晶発振精度の基準クロックとに選択的に同期さ
せる2系統のPLL回路によりディスクの記録及び再生
に係る動作全般のシステム制御に用いられる動作クロッ
クを発生する。
【0008】このような構成において、パーソナルコン
ピュータ10からコマンドが発生されてインタフェース
8を介してシステム制御回路15により認識されると、
記録動作が実行される。記録動作が実行されると、光学
ヘッド1はディスク再生を行うレーザー出力によりディ
スクのプリグルーブ信号を読み取るように制御され、光
学ヘッド1から読み取られたプリグルーブ信号はRFア
ンプ2により波形整形された後、ウォブルデコーダ6に
よりウォブル成分が抽出され、そのウォブル成分からA
TIP復調回路7によりATIPが復調されるようにな
る。
【0009】また、パーソナルコンピュータ10からデ
ィスクに記録されるべく出力されるデータは、インタフ
ェース8を介してエンコーダ11に供給され、該エンコ
ーダ11によりディスクに記録するべき形態の記録デー
タに変調される。光学ヘッド1のレーザビームによりト
レースされる位置がディスクの書き込み位置に来ると、
エンコーダ11からEFMフレーム単位で記録データが
順次出力され、その出力された記録データに対応するア
ドレスを示すアドレスデータがシステム制御回路15内
に具備されるアドレスメモリ15aに順次更新されて記
憶される。レーザ駆動回路14はエンコーダ11から出
力された記録データに基づいて光学ヘッド1のレーザ光
源を駆動し、記録データのディスクへの記録が行われ
る。
【0010】データ記録中において、パーソナルコンピ
ュータ10から出力されるデータの転送速度がディスク
に記録される記録データの書き込み速度に追いつかない
状態となり、エンコーダ11に出力されるデータ転送レ
ートに比べてエンコーダ11に入力されるデータ転送レ
ートが低速になると、RAM12に備蓄されるデータ容
量が減少してくる。この状態が続くと、やがてRAM1
2に備蓄されるデータ容量がエンプティになり、このエ
ンプティが発生すると、バッファアンダーラン判断部1
7はバッファアンダーランが発生する状態であると判断
し、その旨の判断出力を発生する。すると、記録制御部
18によりディスクへの記録を中断する判断が行われ、
エンコーダ11から記録データが出力されるのが中断さ
れると共に、光学ヘッド1から書き込みビームが出射さ
れるのが停止され、ディスクへの記録が中断される。エ
ンコーダ11から記録データが出力されるのが中断され
ると、記録中断の直前にエンコーダ11から出力された
記録データの最終フレームのアドレスに対応するアドレ
スデータがシステム制御回路15内のアドレスメモリ1
5aに記憶され、その記憶されるアドレスデータはサブ
コードのQチャンネルデータ(サブQデータ)の時間情
報とその時間情報におけるEFMフレームの何番目かを
示すアドレス情報となっている。信号同期部20は、そ
のアドレスメモリ15aに記憶されたアドレスデータに
よってディスクに記録された最終フレームの記録データ
のアドレスがサブQデータにおける時間情報が何時何分
何フレームでその時間情報における何番目のEFMフレ
ームであるかを管理している。
【0011】パーソナルコンピュータ10から次のデー
タが入力されると、アクセス制御部16は中断される直
前までにディスクに記録された記録データをATIP復
調回路7により復調されるATIPによりアクセスし、
光学ヘッド1によるトレースを開始する。このトレース
中に記録データが記録されることによりディスクに形成
されたピット信号を同時に読み取り、このピット信号か
らEFMデータが得られるようになると、システムクロ
ック発生回路21は信号同期部20により基準クロック
を発生する状態からEFMデータに同期する再生クロッ
クを発生する状態に切り替えられ、その再生クロックに
同期して図1の各回路が動作される状態になり、エンコ
ーダ11による変調処理も再生クロックに同期して行わ
れる状態となる。
【0012】一方、エンコーダ11には、変調処理を行
うための内部RAMが備えられており、その内部RAM
は新たに入力される入力データに対して必要なCIRC
のインターリーブ長を確保するために記録データの記録
が中断された際にCIRC処理に必要なデータが確保さ
れるようになっている。エンコーダ11による変調処理
が再生クロックに同期して行われる状態になると、デコ
ーダ4により抽出されるサブコードの同期信号及びサブ
コード復調回路5により復調されるサブQデータを用い
て信号同期部20によりディスクに既に記録されている
記録データに対してエンコーダ11から出力する記録デ
ータの同期が採られ、エンコーダ11はアドレスメモリ
15aに記憶されたアドレスデータを参照して記録制御
部18により記録中断の直前にディスクに記録された最
終フレームの次フレームの記録データを出力する待機状
態となる。エンコーダ11が待機状態になると、アドレ
スメモリ15aに記憶されたアドレスデータを参照して
記録開始位置検出部19によりディスクに記録データが
既に記録されている既記録領域直後の未記録領域の先頭
位置の検出が行われる。この未記録領域の先頭位置の検
出は、サブQデータの時間情報とその時間情報における
EFMフレームの何番目であるかにより行われ、サブコ
ードフレームの単位まではサブQデータにより検索し、
EFMフレーム単位は同期信号を基準としてチャンネル
ビットをカウントすることによりディスクに記録された
記録データの最終フレームの末端を判断して行われる。
【0013】未記録領域の先頭位置の検出が行われる
と、システムクロック発生回路21は信号同期部20に
よりEFMデータに同期する再生クロックを発生する状
態から基準クロックを発生する状態に切り替えられ、そ
の基準クロックがエンコーダ11の動作クロックとな
る。再生クロックから基準クロックが発生される状態に
切り替わると、記録制御部18により同時にエンコーダ
11から記録データが出力されるようになり、ディスク
への記録が再開される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の光
ディスク装置では、バッファアンダーランが発生した場
合には、ディスクへの記録データの記録が中断され、バ
ッファアンダーランが解消した場合に記録中断時の最終
の記録データに継ぎ目なく続く位置から記録を再開する
ように動作するが、その一方で、光ディスクへの記録再
生動作中に外部から振動や衝撃などがドライブに印加さ
れトラッキングやフォーカスに異常が生じたような場合
には、正常な記録を行うことができない問題があった。
【0015】すなわち、このようなトラッキング外れや
フォーカス外れが生じた場合にも、上述したようなバッ
ファアンダーラン機能あるいはこれに類似する技術を用
いてトラック外れやフォーカス外れが生じたと想定され
る位置をメモリに記憶して回復させることも原理的には
考えられるが、どの位置でトラック外れあるいはフォー
カス外れが生じたかを正確に検出することは困難であ
り、常に継ぎ目なく記録が再開される保証はなく、結果
としてデータに不連続性が生じてデータを再生すること
ができない場合があった。
【0016】そして、データを継ぎ目なく記録できなか
った場合でも、従来の光ディスク装置では光ディスクへ
の記録は正常に終了してしまい、ユーザは当該光ディス
クを再生して初めてデータ記録が正常でなかったことを
知ることとなり、結果として記録動作が無駄になってし
まう問題があった。
【0017】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、記録動作中にトラ
ッキングやフォーカス異常が生じた場合でも、確実にデ
ータを記録することができ、これにより記録データを確
実に再生することができる光ディスク装置を提供するこ
とにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、データの記録動作中にエラーが生じた場
合にデータ記録を中断するとともに、その後データが記
録されていない未記録領域の先頭からデータ記録を再開
する機能、例えばデータの記録動作中にバッファアンダ
ーランが生じた場合にデータ記録を中断し、バッファア
ンダーランが解消した場合にデータが記録されていない
未記録領域の先頭からデータ記録を再開する機能を有す
る光ディスク装置であって、トラッキングあるいはフォ
ーカスの異常を検出する手段と、前記異常が検出された
場合に、前記機能を用いてデータ記録を中断するととも
に、データが記録されていない未記録領域の先頭から所
定量だけデータを試し書きする手段と、前記試し書きし
たデータが再生できるか否かを判定する手段と、前記試
し書きしたデータが再生できる場合には試し書き直後で
あってデータが記録されていない未記録領域の先頭から
データ記録を再開し、前記試し書きしたデータが再生で
きない場合には所定のエラー処理を実行する手段とを有
することを特徴とする。
【0019】ここで、トラッキングあるいはフォーカス
の異常を検出する手段は、ドライブ(光ディスク装置)
に印加された振動を検出するセンサで構成することがで
きる。あるいは、トラッキングサーボあるいはフォーカ
スサーボをかけるための周知のトラッキングエラー信号
あるいはフォーカスエラー信号のレベルを検出し、この
レベルと所定のしきい値とを比較することで異常を検出
することもできる。
【0020】本発明のエラー処理は、例えば前記データ
記録の停止とすることができる。また、エラー処理は、
前記試し書きの開始アドレスを所定量だけずらした再試
し書きとすることもできる。
【0021】このように、本発明の光ディスク装置で
は、従来のバッファアンダーランエラー時の回復機能等
の回復機能を巧みに利用してトラッキング異常やフォー
カス異常にも対応できるようにしたものである。すなわ
ち、外部からの外力印加等によりトラッキング異常やフ
ォーカス異常となった場合(トラッキングサーボやフォ
ーカスサーボで追従できず、デトラック状態あるいはデ
フォーカス状態となった場合)に、バッファアンダーラ
ンが生じたときと同様に記録を中断し、データが記録さ
れていない未記録領域の先頭からデータ記録を再開する
が、このデータ記録再開に際して所定量だけデータを試
し書きする。データを試し書きした後、データ記録を再
び中断し、最初に中断した直前のアドレス位置から試し
書きの終了時点までに記録されたデータを読み出し、デ
ータが再生できるか否か、すなわち継ぎ目なくデータが
記録されているか否かを確認する(ベリファイ)。そし
て、データが継ぎ目なく記録されて再生することができ
ると判定した場合には、試し書きを終了した直後から再
びデータ記録を再開する。
【0022】トラック外れやフォーカス外れ等、予想外
の事態によりデータの記録を強制的に中断した場合、バ
ッファアンダーラン発生時と異なり記録中断時のデータ
がどのような状態になっているかを正確に検出すること
は困難で、単にバッファアンダーラン回復機能を用いて
も継ぎ目なく記録されたか否かは保証されないが、本発
明のようにデータを継ぎ目なく記録できたか否かをベリ
ファイした上で記録を続行することでデータの連続性を
確保し、データを確実に記録することができる。
【0023】一方、ベリファイした結果、試し書きデー
タを再生できない場合には、所定のエラー処理を実行す
る。エラー処理としては、例えばその時点でデータ記録
を中止することが考えられ、これにより無駄な記録動作
を続行して再生不能な光ディスクを生成してしまうこと
を防止できる。また、書き換え可能な光ディスクにおい
ては、再生できない場合に試し書きの位置を所定量だけ
ずらして再度試し書きを行うことで記録再開位置を調整
することができ、これにより最終的に継ぎ目なく連続的
にデータを記録することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。なお、本実施形態においては、
復旧機能としてバッファーアンダーラン機能を用いてい
るため、図5と同一あるいは対応する部材については同
一符号を付し、その説明を省略する。
【0025】図1には、本実施形態に係る光ディスク装
置の構成ブロック図が示されている。図5に示される従
来の光ディスク装置と異なる点は、システム制御回路1
5内にさらにベリファイ制御部22が設けられており、
また光ディスク装置の所定位置、例えば光学ヘッド近傍
に振動検出センサ100が設けられ、振動検出センサ1
00からの検出信号がシステム制御回路15に供給され
る点である。
【0026】本実施形態におけるバッファアンダーラン
判断部は、従来と同様にバッファアンダーランの発生及
び解消を判断するが、さらに、振動検出センサ100か
らの検出信号に基づき、光ディスク装置に外部から振動
や衝撃などが所定量以上印加され、トラッキング外れあ
るいはフォーカス外れが生じるような状態となったこと
を判断する。そして、トラッキング外れやフォーカス外
れが生じる状態となった場合、バッファーアンダーラン
発生時と同様に記録制御部18に信号を出力し、記録動
作をその時点で強制的に中断する。中断時のアドレスは
アドレスメモリ15aに記憶される。
【0027】一方、ベリファイ部22は、振動検出セン
サ100で振動が検出され、記録制御部18にて記録の
中断が行われたときであって、記録開始位置検出部19
でアドレスメモリ15aに記憶されたアドレス値を参照
して未記録領域の先頭アドレスを検出し、この位置から
再び記録制御部18により記録再開を行う場合に、従来
のバッファアンダーラン発生時の処理のように記録再開
後に残りのデータを全て記録するのではなく、所定量あ
るいは所定フレーム(あるいは所定セクタ)だけデータ
を試し書きして再びデータ記録を中断し、試し書きデー
タの読み出しを行ってエラー数をカウントする。そし
て、カウントしたエラー数を所定の許容値と比較し、許
容値以下であればデータが継ぎ目なく連続的に記録され
ている、すなわち試し書きが成功したと判定して、記録
制御部18及び記録開始位置検出部19を制御して試し
書きを中断した直後の未記録領域の先頭アドレスから再
びデータ記録を再開させる。一方、カウントしたエラー
数が許容値以上である場合には、データが継ぎ目なく記
録されていないと判定してデータ記録の再開を中止す
る。
【0028】図2には、本実施形態におけるシステム制
御回路15の処理フローチャートが示されている。ま
ず、バッファアンダーラン判断部17は、振動検出セン
サ100で振動が検出されたかか否かを判定する(S1
01)。振動が検出され、トラッキング異常あるいはフ
ォーカス異常が生じたと判定した場合、記録制御部18
はエンコーダ11に対しエンコードの停止を指令すると
ともに、レーザ駆動回路14に対して記録パワーレーザ
光の照射を停止させてデータ記録を中断する(S10
2)。このとき、記録中断の直前にエンコーダ11から
出力された記録データの最終フレームのアドレスに対応
するアドレスデータがアドレスメモリ15aに記憶され
る。
【0029】記憶を中断した状態でデータが入力され、
RAM12に蓄積されると(S103)、記録開始位置
検出部19がアドレスメモリ15aに記憶されたアドレ
ス値を参照してデータ未記録領域の先頭アドレスを検出
し、アクセス制御部16が光学ヘッド1を当該位置まで
移動させて数フレーム分のデータを試し書きする(S1
04)。数フレーム分のデータを試し書きした後、ベリ
ファイ部22は記録制御部18に指令してデータ記録を
中断する指令を出し、記録制御部18はエンコーダ11
の動作及びレーザ駆動回路14の動作を停止させる。中
断された試し書きデータの最終アドレスは、バッファア
ンダーラン発生時と同様にアドレスメモリ15aに記憶
される。アドレスメモリ15aには、振動が検出された
ときに中断したアドレス、及び試し書きの中断アドレス
の2つのアドレスが記憶される。
【0030】試し書きを中断したのち、ベリファイ部2
2はアクセス制御部16に指令して光学ヘッド1を中断
直前のアドレス位置まで移動させる。この移動は、アド
レスメモリ15aに記憶された振動検出時のアドレスに
基づき実行される。そして、この位置から試し書きデー
タの中断位置までの記録済みデータを読み取り(S10
5)、読み取ったデータのエラー数をデコーダ4内のエ
ラー訂正回路によりカウントする。カウント値はエラー
訂正回路からベリファイ部22に供給される。ベリファ
イ部22は、入力されたエラー数を所定の許容値と比較
し(S106)、エラー数が所定の許容値以下である場
合には振動検出後に正常に記録された、すなわち継ぎ目
なく連続的にデータを試し書きできたと判定して試し書
き中断直後のアドレスから記録を再開する(S10
7)。具体的には、アドレスメモリ15aに記憶されて
いる試し書きデータ中断時のアドレスデータを参照して
記録開始位置検出部19により未記録領域の先頭位置を
検出し、アクセス制御部16により当該位置まで光学ヘ
ッド1を移動させてエンコードデータをレーザ駆動回路
14に供給してデータを記録する。
【0031】一方、S106にてNO、すなわちカウン
トしたエラー数が所定の許容値を超えている場合には、
振動検出後にデータが正常に記録されていない、すなわ
ちデータが継ぎ目なく記録されていない(記録データ間
に「隙間」あるいは「飛び」がある)と判定してその時
点でデータ記録を停止し、インターフェース8を介して
パーソナルコンピュータ10にエラーメッセージを出力
する(S108)。これにより、データを記録したもの
の再生することができない光ディスクの作成を未然に防
止でき、またユーザはパーソナルコンピュータ10に出
力されたエラーメッセージを確認することで、データを
実際に再生する前にデータが正常に記録されていないこ
とを知ることができる。
【0032】図3には、以上述べた処理(ベリファイ処
理)が模式的に示されている。図3(a)には、振動が
発生して位置P1にて記録を中断した状態が示されてい
る。なお、図中斜線部はデータが既に記録されているこ
とを示す。位置P1のアドレスはアドレスメモリ15a
に記憶される。
【0033】図3(b)には、記録中断後に所定フレー
ム(あるいは所定ブロック数)だけデータを試し書きし
た状態が示されている。試し書きは位置P1直後の未記
録領域の先頭から行われ、位置P2で中断される。位置
P2のアドレスもアドレスメモリ15aに記憶される。
【0034】図3(c)には、試し書きを中断した後、
位置P1の直前位置P0まで光学ヘッド1をシークさ
せ、P0〜P2に存在する記録済みデータの読み出しを
行い、当該データのエラー数をカウントする処理が示さ
れている。この処理においてカウントされたエラー数が
所定の許容値以下である場合には、図3(d)に示され
るように試し書きを中断した位置P2直後から再びデー
タ記録を再開してデータを記録していく。一方、図3
(c)においてベリファイした結果、エラー数が所定の
許容値を越える場合には、図3(d)のように位置P2
からデータ記録を再開することなく、図3(c)の時
点、すなわち位置P2までデータを記録した時点で記録
を終了する。従来においては、たとえ位置P1にて「隙
間」あるいは「飛び」が生じてしまっても、そのままデ
ータ記録を再開していたが、本実施形態においては試し
書きを行った後、「隙間」が「飛び」が生じてデータを
再生できないと判定した場合には、データ記録を再開し
ないため、無駄なデータ記録を防止することができる。
【0035】なお、本実施形態においてはベリファイし
た結果エラーがあると判定した場合、その時点でデータ
記録を中止してエラーメッセージを出力しているが(図
2参照)、CD−RWのようにデータの書き換えが可能
な光ディスクの場合、ベリファイした結果エラーがある
と判定した場合に、エラーメッセージを出力するのでは
なく、試し書きの開始位置を前後にシフトさせて再度試
し書きを行い、最終的にエラーがなくなるまでベリファ
イと試し書き処理を繰り返すこともできる。
【0036】図4には、この場合のエラー処理フローチ
ャートが示されている。この処理は、図2のS106に
おいてNO、すなわちエラー数が所定の許容値を越えた
と判定された場合に実行される。すなわち、エラーがあ
ると判定された場合、試し書きの開始アドレスを数アド
レスだけ前にずらせてデータを数フレーム分だけ上書き
する(S1081)。そして、ベリファイを再び実行し
(S1082)、エラー数をカウントして許容値と比較
する(S1083)。そして、エラー数が未だに許容値
を越える場合には、再びS1081に戻って試し書きの
開始アドレスをさらに数アドレスだけ前にずらせてデー
タを上書きし、再度ベリファイを行う。一方、再度試し
書きを行った結果、エラー数が所定の許容値以下となっ
た場合には、正常にデータを記録できたと判定して図2
におけるS107の処理に移行し、試し書き中断直後の
アドレスからデータ記録を再開する。
【0037】このように書き換え可能な光ディスクの特
性を利用し、トラッキング異常やフォーカス異常時にデ
ータの試し書きを複数回実行して最終的に継ぎ目なくデ
ータを記録することで、確実にデータを記録することが
できる。
【0038】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく種々の変更
が可能である。
【0039】例えば、本実施形態においてはCD−Rや
CD−RWを例に取り説明したが、DVD−RやDVD
−RWにも同様に適用することができる。
【0040】また、本実施形態では、振動検出センサ1
00で振動を検出しているが、光学ヘッド1をオントラ
ック状態あるいはオンフォーカス状態に維持するサーボ
3のトラッキングエラー信号やフォーカスエラー信号を
所定レベルのしきい値と比較し、このしきい値を超えた
場合に異常が生じたと判定して記録動作を中断するよう
にしてもよい。この場合、ヘッドサーボ3からトラッキ
ングエラー信号やフォーカスエラー信号をシステム制御
回路15に供給し、バッファアンダーラン判断部17で
そのレベルと所定のしきい値とを比較してしきい値を超
えているか否かを判断すればよい。
【0041】さらに、本実施形態では、復旧機能として
バッファアンダーランエラーの回復機能機能を用いて説
明したが、他の回復機能を用いた場合にも同様に適用で
きる。すなわち、当該機能を用いてデータを試し書き
し、その後試し書きを中断してベリファイし、問題ない
ことを確認した後にデータ記録を再開すればよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トラッキング異常やフォーカス異常が発生した場合で
も、データを継ぎ目なく記録することができ、これによ
りデータを再生可能な光ディスクを作成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態にかかる光ディスク装置の構成ブロ
ック図である。
【図2】 実施形態の処理フローチャートである。
【図3】 実施形態の処理説明図である。
【図4】 他の実施形態の処理フローチャートである。
【図5】 従来の光ディスク装置の構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 光学ヘッド、4 デコーダ、8 インターフェー
ス、11 エンコーダ、14 レーザ駆動回路、15
システム制御回路、16 アクセス制御部、17バッフ
ァアンダーラン判断部、18 記録制御部、19 記録
開始位置検出部、20 信号同期部、21 システムク
ロック発生回路、22 ベリファイ部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 BC04 CC04 EF03 GK19 HH02 HH13 HH17 5D090 AA01 BB04 CC01 CC05 CC18 DD01 DD05 FF31 FF37 JJ03 JJ09 5D118 AA24 BA01 BB05 BF03 CD02 CD03 CD20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの記録動作にエラーが生じた場合
    にデータ記録を中断するとともに、その後データが記録
    されていない未記録領域の先頭からデータ記録を再開す
    る機能を有する光ディスク装置であって、 トラッキングあるいはフォーカスの異常を検出する手段
    と、 前記異常が検出された場合に、前記機能を用いてデータ
    記録を中断するとともに、データが記録されていない未
    記録領域の先頭から所定量だけデータを試し書きする手
    段と、 前記試し書きしたデータが再生できるか否かを判定する
    手段と、 前記試し書きしたデータが再生できる場合には試し書き
    直後であってデータが記録されていない未記録領域の先
    頭からデータ記録を再開し、前記試し書きしたデータが
    再生できない場合には所定のエラー処理を実行する手段
    と、 を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記機能は、バッファアンダーランが生じた場合にデー
    タ記録を中断し、バッファアンダーランが解消した場合
    にデータが記録されていない未記録領域の先頭からデー
    タ記録を再開する機能であることを特徴とする光ディス
    ク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記検出する手段は、装置に印加される振動を検出する
    振動センサであることを特徴とする光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
    おいて、さらに、 トラッキングのずれ量あるいはフォーカスのずれ量をエ
    ラー信号として出力する手段を有し、 前記検出する手段は、前記エラー信号のレベルを所定の
    しきい値と比較する手段を有することを特徴とする光デ
    ィスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記エラー処理は、前記データ記録の停止であることを
    特徴とする光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜4のいずれかに記載の装置に
    おいて、 前記エラー処理は、前記試し書きの開始アドレスを所定
    量だけずらした再試し書きであることを特徴とする光デ
    ィスク装置。
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JP2007531198A (ja) * 2004-04-02 2007-11-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 複数層光ディスクへの書き込み方法及び装置

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