JP2003109090A - 自動販売機の商品払出装置 - Google Patents

自動販売機の商品払出装置

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JP2003109090A
JP2003109090A JP2001295839A JP2001295839A JP2003109090A JP 2003109090 A JP2003109090 A JP 2003109090A JP 2001295839 A JP2001295839 A JP 2001295839A JP 2001295839 A JP2001295839 A JP 2001295839A JP 2003109090 A JP2003109090 A JP 2003109090A
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Masanobu Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の駆動手段にて二つの隣接商品コラム内
の商品を選択的に払い出しながらも、商品コラムの並設
数が奇数となる自動販売機に対しても製作能率面及び製
造コスト面で有利に実施できるようにする。 【解決手段】 駆動手段4の正回転に連動して一方の商
品コラムの払出機構部3を払い出し作動させ、かつ、駆
動手段4の逆回転に連動して他方の商品コラムの払出機
構部3を払い出し作動させる駆動伝達手段Cを装備し、
一方の払出機構部3と駆動伝達手段Cの一方の駆動伝達
系C1及び駆動手段4を備えた駆動側払出ユニットD1
と、他方の払出機構部3と駆動伝達手段Cの他方の駆動
伝達系C2を備えた従動側払出ユニットD2とに分割構
成し、駆動側払出ユニットD1の駆動伝達系C1と従動
側払出ユニットD2の駆動伝達系C2とを脱着自在に接
続する伝動接続手段Eを設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、隣接配置される両
商品コラムの底部に、各商品コラム内に積層状態で収納
された商品のうち、最下端に位置する商品を前方に向っ
て払い出すための押出し部材を備えた払出機構部と、正
逆回転可能な単一の駆動手段と、この駆動手段の正回転
に連動して一方の払出機構部を払い出し作動させ、か
つ、駆動手段の逆回転に連動して他方の払出機構部を払
い出し作動させる駆動伝達手段とを装備してある自動販
売機の商品払出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機の商品払出装置では、
一つのハウジング内に、左右一対の払出機構部と、駆動
手段である駆動モータ、及び、駆動モータから両払出機
構部に動力を伝達する駆動伝達手段とが組付けられてい
るとともに、ハウジングの上面の左右中央位置には、両
商品コラムの商品収納通路を左右で区画形成するための
仕切板の下端に形成された係止突起が脱着自在に係合す
る係合孔が形成され、更に、ハウジングが左右方向に並
設される棚板のうち、ハウジングの隣接間に相当する部
位にも、仕切板の下端に形成された係止突起が脱着自在
に係合する係合孔が形成されていた(例えば、特開20
00―149127号公報、特開平8―87670号公
報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動販売機の商
品払出装置では、販売指令信号に基づく単一の駆動モー
タの正逆回転制御により、隣接する二つの商品コラム内
の払出機構部のうち、販売指令対象の商品が積層収納さ
れている一方の商品コラム側の払出機構部を払い出し作
動させ、この払出機構部の押出し部材を商品払出経路側
に沿って移動させることにより、販売指令対象の最下端
商品を払い出すことができるから、各商品コラム毎の払
出機構部に駆動モータを設ける必要がなく、製作能率の
向上と製造コストの低廉化、払出装置の軽量小型化とを
図ることができる。
【0004】しかしながら、一つのハウジング内に、左
右一対の払出機構部と駆動モータ及び駆動伝達手段とを
組付けて、二つコラム用の払出ユニットが構成されてい
るため、商品コラムの並設数が奇数となる自動販売機の
場合では、一つの払出機構部と駆動モータ及び駆動モー
タから払出機構部に動力を伝達する駆動伝達手段とをハ
ウジング内に組付けた一つコラム用の払出ユニットを別
途準備する必要があり、製作能率面及び製造コスト面で
改善の余地がある。
【0005】また、二つコラム用の払出ユニットを並設
する関係上、両商品コラムの商品収納通路を左右で区画
形成する仕切板の取付けピッチが一定となり、商品銘柄
や販売形態に応じて各商品コラムの幅を自由にレイアウ
トすることができなかった。
【0006】本発明は、上述の実状に鑑みて為されたも
のであって、その主たる課題は、従来装置と同様に、単
一の駆動手段にて二つの隣接商品コラム内の商品を選択
的に払い出すことができるようにしながらも、商品コラ
ムの並設数が奇数となる自動販売機に対しても製作能率
面及び製造コスト面で有利に対応することのできる自動
販売機の商品払出装置を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
特徴構成は、隣接配置される両商品コラムの底部に、各
商品コラム内に積層状態で収納された商品のうち、最下
端に位置する商品を前方に向って払い出すための押出し
部材を備えた払出機構部と、正逆回転可能な単一の駆動
手段と、この駆動手段の正回転に連動して一方の払出機
構部を払い出し作動させ、かつ、駆動手段の逆回転に連
動して他方の払出機構部を払い出し作動させる駆動伝達
手段とを装備してある自動販売機の商品払出装置であっ
て、一方の払出機構部とこれに伝動する駆動伝達手段の
一方の駆動伝達系及びこれに伝動する駆動手段を備えた
駆動側払出ユニットと、他方の払出機構部とこれに伝動
する駆動伝達手段の他方の駆動伝達系を備えた従動側払
出ユニットとに分割構成し、駆動側払出ユニットの駆動
伝達系と従動側払出ユニットの駆動伝達系とを脱着自在
に接続する伝動接続手段を設けた点にある。
【0008】上記特徴構成によれば、販売指令信号に基
づく単一の駆動手段の正逆回転制御により、隣接する二
つの商品コラム内の払出機構部のうち、販売指令対象の
商品が積層収納されている一方の商品コラム側の払出機
構部を払い出し作動させ、この払出機構部の押出し部材
を商品払出経路側に沿って移動させることにより、販売
指令対象の最下端商品を払い出すことができる。
【0009】しかも、払出ユニットが、一方の払出機構
部とこれに伝動する駆動伝達手段の一方の駆動伝達系及
び駆動手段を備えた駆動側払出ユニットと、他方の払出
機構部とこれに伝動する駆動伝達手段の他方の駆動伝達
系を備えた従動側払出ユニットとに分割構成されている
から、商品コラムの並設数が奇数となる自動販売機の場
合でも、駆動側払出ユニットを単独で使用することがで
き、従来装置のように、一つの払出機構部と駆動モータ
及び駆動モータから払出機構部に動力を伝達する駆動伝
達手段とをハウジング内に組付けた一つコラム用の払出
ユニットを別途準備する必要がない。
【0010】従って、従来装置と同様に、単一の駆動手
段にて二つの隣接商品コラム内の商品を選択的に払い出
すことができるようにしながらも、商品コラムの並設数
が偶数又は奇数となる何れの自動販売機に対しても、駆
動側払出ユニットと従動側払出ユニットとの二種類で対
応することができ、製作能率の向上と製造コストの低廉
化を促進することができる。
【0011】本発明の請求項2による自動販売機の商品
払出装置の特徴構成は、前記駆動側払出ユニットの払出
ケースと従動側払出ユニットの払出ケースとを脱着自在
に連結する連結手段が設けられている点にある。
【0012】上記特徴構成によれば、駆動側払出ユニッ
トと従動側払出ユニットとに分割構成しながらも、これ
ら両払出ユニットを連結して一体物として取り扱うこと
ができるから、組付け作業能率の向上を図ることができ
る。
【0013】本発明の請求項3による自動販売機の商品
払出装置の特徴構成は、前記駆動側払出ユニットの払出
ケースと従動側払出ユニットの払出ケースとの取付け間
隔を変更する間隔変更手段が脱着自在に設けられている
点にある。
【0014】上記特徴構成によれば、間隔変更手段によ
って隣接する両払出ケースの取付け間隔を変更すること
ができるから、商品銘柄や販売形態に応じて各商品コラ
ムの幅を自由にレイアウトすることができる。
【0015】本発明の請求項4による自動販売機の商品
払出装置の特徴構成は、前記駆動伝達手段に、駆動側払
出ユニットの払出ケースと従動側払出ユニットの払出ケ
ースとの取付け間隔の変更に伴う動力伝達距離変動を吸
収する伝動距離変動吸収手段が設けられている点にあ
る。
【0016】上記特徴構成によれば、駆動側払出ユニッ
トの払出ケースと従動側払出ユニットの払出ケースとの
取付け間隔を商品銘柄や販売形態に応じて変更した場合
でも、これに伴う両払出ケース間での動力伝達距離の変
動を、駆動伝達手段に設けた伝動距離変動吸収手段にて
吸収することができるから、払出ケースの取付け間隔変
更に対応した伝動距離の異なる複数種類の伝動構成部材
を準備する必要がなく、製造コストの低廉化を図りなが
ら、商品銘柄や販売形態に応じて各商品コラムの幅を自
由にレイアウトすることができる。
【0017】本発明の請求項5による自動販売機の商品
払出装置の特徴構成は、前記間隔変更手段が、駆動側払
出ユニットの払出ケースと従動側払出ユニットの払出ケ
ースとの間に選択的に介装自在な幅の異なる複数種類の
スペーサーから構成されている点にある。
【0018】上記特徴構成によれば、駆動側払出ユニッ
トの払出ケースと従動側払出ユニットの払出ケースとの
取付け間隔を商品銘柄や販売形態に応じて変更する場合
でも、間隔変更手段として幅の異なる複数種類のスペー
サーを準備するだけで良く、製造コストの低廉化を図り
ながら、商品銘柄や販売形態に応じて各商品コラムの幅
を自由にレイアウトすることができる。
【0019】本発明の請求項6による自動販売機の商品
払出装置の特徴構成は、前記スペーサーに、隣接する両
商品コラムの商品収納通路を区画形成するための仕切板
の下端部を脱着自在に係合保時する凹部が形成されてい
る点にある。
【0020】上記特徴構成によれば、駆動側払出ユニッ
トの払出ケースと従動側払出ユニットの払出ケースとの
取付け間隔を商品銘柄や販売形態に応じて変更するため
のスペーサーを利用して、両商品コラムの商品収納通路
を区画形成する仕切板の下端部を取付けることができ、
仕切板の取付け構造の簡素化を図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1、図2は、
自動販売機のキャビネットAの庫内で、かつ、庫内を上
下方向で複数に区画する各棚板1の上部に、たばこ等の
箱形の商品Tを上下方向に積層状態で収納する商品収納
部としての商品コラムBを、キャビネットAの左右方向
に複数列で配設して、販売指令信号(商品払出指令信
号)に基づいて販売指令対象の商品コラムB内に位置す
る最下端の商品Tを前方に払い出すように構成してある
自動販売機の商品払出装置を示し、隣接配置される二つ
を一単位とする両商品コラムBの底部、つまり、両商品
コラムBに対応する棚板1のコラム形成箇所の各々に
は、商品コラムBの商品収納通路S内に積層状態で収納
された商品Tのうち、最下端に位置する商品Tを前方に
向って払い出すための一つの押出し部材2を備えた払出
機構部3と、正逆回転可能な単一の駆動手段である駆動
モータ4と、この駆動モータ4の正回転に連動して一方
の払出機構部3を払い出し作動させ、かつ、駆動モータ
4の逆回転に連動して他方の払出機構部3を払い出し作
動させる駆動伝達手段、換言すれば、駆動モータ4の正
回転又は逆回転に連動して、一方の払出機構部3の構成
部材である無端ベルト(無端回動体)5と他方の払出機
構部3の構成部材である無端ベルト5とを択一的に正回
転駆動させる駆動伝達手段Cとを組付けてある払出ユニ
ットDが配設されている。
【0022】前記商品コラムBについて詳述すると、キ
ャビネットAの後側板10の内面に、各商品収納通路S
内に積層収納される商品Tの背面に接当する背面板6が
取付けられ、この背面板6の左右方向中間部には、背面
板6の左右両端部に連設された一対の側板(図示せず)
間を商品収納通路Sの左右幅で複数に区画形成するため
の複数の仕切板7が脱着自在に取付けられているととも
に、前記払出ユニットDの上面が、商品収納通路S内の
最下端に位置する商品Tを受止める載置面8に構成され
ている。
【0023】また、前記一対の側板に亘って、払出ユニ
ットDの載置面8の前端との間に一つの商品Tを前方に
払い出し可能な払出開口9を形成する状態で横枠材11
が架設され、この横枠材11には、振動等に起因する最
下端商品Tの脱落を接当阻止するための脱落防止板12
が、それの上部の横軸芯周りで揺動開閉自在で、かつ、
無端ベルト3の押出し部材2で前方に強制的に払い出さ
れる最下端商品Tとの接当に連れて前方外方に開き揺動
自在に取付けられているとともに、キャビネットAの天
板15の内面に設けた補強枠材13と横枠材11との間
には、各商品収納通路Sの前面開口からの収納商品Tの
脱落を阻止するスプリング利用の脱落防止用弾性杆14
が取付けられている。
【0024】前記払出ユニットDは、図3〜図7に示す
ように、一方の払出機構部3とこれに伝動する駆動伝達
手段Cの一方の駆動伝達系C1及びこれに伝動する駆動
モータ4を備えた駆動側払出ユニットD1と、他方の払
出機構部3とこれに伝動する駆動伝達手段Cの他方の駆
動伝達系C2を備えた従動側払出ユニットD2とに分割
構成され、駆動側払出ユニットD1の駆動伝達系C1と
従動側払出ユニットD2の駆動伝達系C2とを左右方向
から脱着自在に接続する伝動接続手段E、及び、駆動側
払出ユニットD1の合成樹脂製の払出ケース18と従動
側払出ユニットD2の合成樹脂製の払出ケース19とを
左右方向から脱着自在に嵌合連結する連結手段Fが設け
られている。
【0025】前記駆動側払出ユニットD1の払出ケース
18は、駆動モータ4が貫通状態で装着される筒状部1
8aを備えた左右方向の一側方に開口する第1中央ケー
ス部18Aと、これの筒状部18aとでモータ装着空間
を形成するための有底筒状部18bを備えた左右方向の
他側方に開口する第2中央ケース部18Bと、第1中央
ケース部18Aの開口を閉止する第1蓋体18Cと、第
2中央ケース部18Bの開口を閉止する第2蓋体18D
とから構成されている。
【0026】前記第1中央ケース部18Aの複数箇所に
は、第2中央ケース部18Bに形成された第1係止孔1
8dに左右方向から差込み係合される第1係合連結爪1
8eが係止解除操作可能に一体形成されているととも
に、第1蓋体18Cの複数箇所及び第2蓋体18Dの複
数箇所には、第1中央ケース部18A及び第2中央ケー
ス部18Bに形成された第2係止孔18fに左右方向か
ら差込み係合される第2係合連結爪18gが係止解除操
作可能に一体形成され、更に、第1中央ケース部18A
の下面及び第2中央ケース部18Bの下面には、棚板1
のコラム形成箇所に係合固定するための係止爪18hが
一体形成されている。
【0027】前記従動側払出ユニットD2の払出ケース
19は、上述の駆動側払出ユニットD1の払出ケース1
8と同様に、筒状部19aを備えた左右方向の一側方に
開口する第1中央ケース部19Aと、これの筒状部19
aとで一連の伝動用空間19Eを形成するための有底筒
状部19bを備えた左右方向の他側方に開口する第2中
央ケース部19Bと、第1中央ケース部19Aの開口を
閉止する第1蓋体19Cと、第2中央ケース部19Bの
開口を閉止する第2蓋体19Dとから構成されている。
【0028】前記第1中央ケース部19Aの複数箇所に
は、第2中央ケース部19Bに形成された第1係止孔1
9dに左右方向から差込み係合される第1係合連結爪1
9eが係止解除操作可能に一体形成されているととも
に、第1蓋体19Cの複数箇所及び第2蓋体19Dの複
数箇所には、第1中央ケース部19A及び第2中央ケー
ス部19Bに形成された第2係止孔19fに左右方向か
ら差込み係合される第2係合連結爪19gが係止解除操
作可能に一体形成され、更に、第1中央ケース部19A
の下面及び第2中央ケース部19Bの下面には、棚板1
のコラム形成箇所に係合固定するための係止爪19hが
一体形成されている。
【0029】前記駆動側払出ユニットD1に装備される
払出機構部3について詳述すると、第1中央ケース部1
8Aの前端部と第2中央ケース部18Bの前端部との左
右方向で相対向する部位に形成された軸受け部18 kに
は、合成樹脂製の大径の駆動プーリー20を外嵌固定し
てある駆動軸21が、左右方向に沿う水平軸芯周りで回
転自在に支承されているとともに、第1中央ケース部1
8Aの後端部と第2中央ケース部18Bの後端部との左
右方向で相対向する部位に形成された軸受け部18jに
は、合成樹脂製の小径の従動プーリー22に一体成形さ
れた軸部22aが、左右方向に沿う水平軸芯周りで回転
自在に支承され、更に、駆動プーリー20と従動プーリ
ー22とに亘って、タイミングベルト利用の無端ベルト
5が巻回されている。
【0030】前記従動側払出ユニットD2に装備される
払出機構部3について詳述すると、上述と同様に、第1
中央ケース部19Aの前端部と第2中央ケース部19B
の前端部との左右方向で相対向する部位に形成された軸
受け部19kには、合成樹脂製の大径の駆動プーリー2
0を外嵌固定してある駆動軸21が、左右方向に沿う水
平軸芯周りで回転自在に支承されているとともに、第1
中央ケース部19Aの後端部と第2中央ケース部19B
の後端部との左右方向で相対向する部位に形成された軸
受け部19jには、合成樹脂製の小径の従動プーリー2
2に一体成形された軸部22aが、左右方向に沿う水平
軸芯周りで回転自在に支承され、更に、駆動プーリー2
0と従動プーリー22とに亘って、タイミングベルト利
用の無端ベルト5が巻回されている。
【0031】前記駆動側払出ユニットD1の駆動伝達系
C1について詳述すると、第2中央ケース部18Bと第
2蓋体18Dとの左右方向で相対向する部位に形成され
た軸受け部に、駆動モータ4の出力軸4Aに外嵌固定さ
れた出力ギヤ24に噛合する第1伝動ギヤ25を外嵌固
定してある第1伝動軸26と、第1伝動ギヤ25に噛合
可能な第2伝動ギヤ27を外嵌固定してある第2伝動軸
28と、第2伝動ギヤ27に一体形成された小径ギヤ部
27aに噛合する大径の第3伝動ギヤ29を外嵌固定し
てある第3伝動軸30と、第3伝動ギヤ29に一体形成
された小径ギヤ部29aに噛合する大径の第4伝動ギヤ
31を外嵌固定してある第4伝動軸32とが架設されて
いるとともに、前記駆動プーリー20の駆動軸21に
は、第4伝動ギヤ31に一体形成された小径ギヤ部31
aに噛合する大径の第5伝動ギヤ33が外嵌固定されて
いる。
【0032】前記従動側払出ユニットD2の駆動伝達系
C2について詳述すると、第1伝動ギヤ25に噛合可能
な入力ギヤ34を外嵌固定してある入力軸35が、伝動
用空間19Eを左右方向に横切る状態で、第1蓋体19
Cに形成された軸受け部19mと第2中央ケース部19
Bに形成された軸受け部19n及び第2蓋体19Dに形
成された軸受け部19pとに亘って架設されている。
【0033】また、第2中央ケース部19Bと第2蓋体
19Dとの左右方向で相対向する部位に形成された軸受
け部には、入力軸35の他端部に外嵌固定された第6伝
動ギヤ36に噛合する第7伝動ギヤ37を外嵌固定して
ある第7伝動軸38と、第7伝動ギヤ37に一体形成さ
れた中径ギヤ部37aに噛合する大径の第8伝動ギヤ3
9を外嵌固定してある第8伝動軸40と、第8伝動ギヤ
39に一体形成された小径ギヤ部39aに噛合する大径
の第9伝動ギヤ41を外嵌固定してある第9伝動軸42
とを架設するとともに、前記駆動プーリー20の駆動軸
21には、第9伝動ギヤ41に一体形成された小径ギヤ
部41aに噛合する大径の第10伝動ギヤ43が外嵌固
定されている。
【0034】前記第1伝動軸26は、駆動モータ4の出
力軸4Aの軸芯を半径中心とする部分円弧状のガイド溝
45に沿って摺動自在に構成されていて、駆動モータ4
の出力軸4Aが図5(イ)に示す矢印イ方向に正回転す
ると、第1伝動軸26がガイド溝45に沿って左側に摺
動し、この第1伝動軸26の第1伝動ギヤ25が駆動側
払出ユニットD1の駆動伝達系C1に属する第2伝動ギ
ヤ27に噛合し、第3伝動ギヤ29、第4伝動ギヤ3
1、第5伝動ギヤ33を介して左側に位置する一方の払
出機構部3の駆動プーリー20に動力が伝達される。
【0035】そして、左側の無端ベルト5が正回転駆動
され、押出し部材2が無端ベルト5の商品払出経路側に
沿って前方に突出移動することにより、左側の商品コラ
ムB内の最下端に位置する商品Tが前方に払い出され
る。
【0036】また、駆動モータ4の出力軸4Aが図5
(ロ)に示す矢印ロ方向に逆回転すると、第1伝動軸2
6がガイド溝45に沿って右側に摺動し、この第1伝動
軸26の第1伝動ギヤ25が従動側払出ユニットD2の
駆動伝達系C2に属する入力ギヤ34に噛合し、入力軸
35、第6伝動ギヤ36、第7伝動ギヤ37、第8伝動
ギヤ39、第9伝動ギヤ41、第10伝動ギヤ43を介
して右側に位置する他方の払出機構部3の駆動プーリー
20に動力が伝達される。
【0037】そして、右側の無端ベルト5が正回転駆動
され、押出し部材2が無端ベルト5の商品払出経路側に
沿って前方に突出移動することにより、右側の商品コラ
ムB内の最下端に位置する商品Tが前方に払い出され
る。
【0038】前記第1伝動軸26の第1伝動ギヤ25
は、駆動モータ4の正逆転駆動に連動して、駆動側払出
ユニットD1の駆動伝達系C1に動力を伝達する状態
と、従動側払出ユニットD2の駆動伝達系C2に動力を
伝達する状態とに自動的に切替え作動させる伝動経路自
動切替手段の可動ギヤに構成されている。
【0039】前記伝動接続手段Eは、駆動側払出ユニッ
トD1の第2蓋体18Dに貫通形成された接続口46を
通して挿入される入力軸35の入力ギヤ34と、該入力
ギヤ34に対して噛合可能な伝動経路自動切替手段の可
動ギヤである第1伝動ギヤ25とから構成されている。
【0040】従って、前記払出ユニットDが、上述の如
く駆動側払出ユニットD1と従動側払出ユニットD2と
に分割構成されているから、商品コラムBの並設数が奇
数となる自動販売機の場合でも、駆動モータ4を備えた
駆動側払出ユニットD1を単独で使用することができ
る。それ故に、商品コラムBの並設数が偶数又は奇数と
なる何れの自動販売機に対しても、駆動側払出ユニット
D1と従動側払出ユニットD2との二種類で対応するこ
とができ、製作能率の向上と製造コストの低廉化を図る
ことができる。
【0041】また、前記駆動側払出ユニットD1の第2
中央ケース部18Bには、第2蓋体18Dの接続口46
を通して挿入された入力軸35の先端部を回転自在に支
持する軸受け部47が設けられている。
【0042】前記連結手段Fについて詳述すると、駆動
側払出ユニットD1の第2蓋体18Dと従動側払出ユニ
ットD2の第1蓋体19Cとの相対向する前後二箇所に
は、両払出ケース18,19の隣接間隔を標準取付け間
隔に規制した状態で左右方向から脱着自在に嵌合連結す
る嵌合凹部49と嵌合凸部50とが形成されているとと
もに、前記第1蓋体19Cの軸受け部19mが、両払出
ケース18,19の隣接間隔を標準取付け間隔に規制し
た状態で、第2蓋体18Dの接続口46に対して左右方
向から脱着自在に嵌合連結する嵌合凸部に兼用構成され
ている。
【0043】また、前記嵌合凹部49と嵌合凸部50、
及び、第1蓋体19Cの軸受け部19mと第2蓋体18
Dの接続口46とは夫々、容易に外れないように密着又
は圧入状態で嵌合するように構成されている。
【0044】また、前記両払出ケース18,19の商品
払出経路側には、図1に示すように、商品コラムB内の
最下端に位置する商品Tとの当接に伴って下方に揺動変
位する感知アーム52と、この感知アーム52の下方へ
の揺動変位を検出する検出スイッチ53とからなる売切
りセンサが設けられているとともに、前記両払出ケース
18,19の非商品払出経路側には、押出し部材2との
当接に伴って揺動変位する感知アーム54と、この感知
アーム54の揺動変位を検出する検出スイッチ55とか
らなる停止センサが設けられ、この停止センサの検出ス
イッチ55の検出信号に基づいて、押出し部材2が非商
品払出経路の前後方向中央部の待機位置に到達したこと
を検知したとき、駆動モータ4を駆動停止制御するよう
に構成されている。
【0045】〔第2実施形態〕図8、図9は、駆動側払
出ユニットD1の払出ケース18と従動側払出ユニット
D2の払出ケース19との取付け間隔Wを変更する間隔
変更手段Gを脱着自在に設けてある自動販売機の商品払
出装置を示す。
【0046】前記間隔変更手段Gは、駆動側払出ユニッ
トD1の払出ケース18と従動側払出ユニットD2の払
出ケース19との間に選択的に介装自在な幅の異なる合
成樹脂製の三種類のスペーサー57A,57B,57C
から構成されている。
【0047】各スペーサー57A,57B,57Cの左
右方向の一側面には、駆動側払出ユニットD1の第2蓋
体18Dに形成された接続口46に対して密着又は圧入
状態で左右方向から脱着操作自在に嵌合連結する筒状の
嵌合凸部57aと、第2蓋体18Dに形成された嵌合凹
部49に対して密着又は圧入状態で左右方向から脱着操
作自在に嵌合連結する嵌合凸部57bとが形成されてい
る。
【0048】また、各スペーサー57A,57B,57
Cの左右方向の他側面には、従動側払出ユニットD2の
第1蓋体19Cに形成された嵌合凸部兼用の軸受け部1
9mに対して密着又は圧入状態で左右方向から脱着操作
自在に嵌合連結する嵌合接続口57dと、第1蓋体19
Cに形成された嵌合凸部50に対して密着又は圧入状態
で左右方向から脱着操作自在に嵌合連結する嵌合接続口
57eが形成されている。
【0049】また、前記入力ギヤ34及び第6伝動ギヤ
36を備えた入力軸35としては、上述の第1実施形態
で説明した標準長さの入力軸35以外に、スペーサー5
7A,57B,57Cの幅に相当する長さだけ異なる三
種類の入力軸35A,35B,35Cが製作されてい
て、第1蓋体19Cに形成された軸受け部19mと第2
中央ケース部19Bに形成された軸受け部19n及び第
2蓋体19Dに形成された軸受け部19pに対して選択
的に付替え自在に構成されている。
【0050】また、左右方向に配設される払出ユニット
Dの隣接間にも、商品コラム幅のレイアウトに応じてス
ペーサー57A,57B,57Cが選択的に介在されて
いるとともに、前記払出ケース18,19とスペーサー
57A,57B,57Cとの各隣接間には、仕切板7の
下端部を脱着自在に嵌合保持する取付け溝59が形成さ
れ、更に、前記最大幅のスペーサー57Cの上面左右中
央位置には、隣接する両商品コラムBの商品収納通路S
を区画形成するための仕切板7の下端部を脱着自在に係
合保時する凹部60が形成されている。
【0051】尚、その他の構成は、第1実施形態で説明
した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1
実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略す
る。また、図8の仮想線で示すように、最小幅のスペー
サー57Aの上面左右中央位置、及び、中間幅のスペー
サー57Bの上面左右中央位置の各々に、仕切板7の下
端部を脱着自在に嵌合保持する凹部60を形成しても良
い。
【0052】〔第3実施形態〕図10は、上述の第1実
施形態で説明した駆動伝達手段Cに、駆動側払出ユニッ
トD1の払出ケース18と従動側払出ユニットD2の払
出ケース19との取付け間隔Wの変更に伴う動力伝達距
離の変動を吸収する伝動距離変動吸収手段Hを設けてあ
る自動販売機の商品払出装置を示し、前記伝動距離変動
吸収手段Hは、入力軸35を構成する入力ギヤ34側の
分割入力軸35Dと、第6伝動ギヤ36側の分割入力筒
軸35Eとを、少なくとも取付け間隔Wの変更代以上の
範囲でスライド移動自在に嵌合させることにより構成さ
れている。
【0053】また、前記駆動側払出ユニットD1の払出
ケース18と従動側払出ユニットD2の払出ケース19
とを左右方向から脱着自在に嵌合連結する連結手段Fに
ついて詳述すると、駆動側払出ユニットD1の払出ケー
ス18には、従動側払出ユニットD2の払出ケース19
に形成された連結接続口61に対してスライド移動自在
に嵌合し、かつ、そのスライド移動範囲の任意の位置で
摩擦保持可能な筒状の嵌合連結部材62が取外し可能に
螺合固定されているとともに、従動側払出ユニットD2
の払出ケース19には、駆動側払出ユニットD1の払出
ケース18に形成された連結接続口66に対してスライ
ド移動自在に嵌合し、かつ、そのスライド移動範囲の任
意の位置で摩擦保持可能な筒状の嵌合連結部材67が形
成されている。更に、各嵌合連結部材67の外周面に
は、隣接する両商品コラムBの商品収納通路Sを区画形
成するための仕切板7の下端部を脱着自在に係合保時す
る環状凹部63が、左右方向に間隔を隔てて複数個形成
されている。
【0054】そして、前記駆動側払出ユニットD1と従
動側払出ユニットD2とを分離したとき、駆動側払出ユ
ニットD1の払出ケース18には、連結手段Fの構成部
材が外部に突出しないため、駆動モータ4を備えた駆動
側払出ユニットD1を単独で使用する場合、商品コラム
Bの下部に有利に組付けることができる。
【0055】また、前記駆動側払出ユニットD1及び従
動側払出ユニットD2は、棚板1のコラム形成箇所に脱
着自在に固定されている。
【0056】尚、その他の構成は、第1実施形態又は第
2実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構
成箇所には、第1実施形態又は第2実施形態と同一の番
号を付記してそれの説明は省略する。
【0057】〔第4実施形態〕図11に示す自動販売機
の商品払出装置では、前記払出ケース18,19の左右
方向一端部、及び、これら両者18,19間に脱着自在
に介在されるスペーサー57の上部の左右方向一端部
に、それに隣接するスペーサー57又は払出ケース1
8,19の左右方向他端側の外側面との間で仕切板7の
下端部を脱着自在に係合保時するための凹部を現出する
係合部64が形成されている。尚、その他の構成は、第
1実施形態又は第2実施形態で説明した構成と同一であ
るから、同一の構成箇所には、第1実施形態又は第2実
施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
【0058】〔第5実施形態〕図12に示す自動販売機
の商品払出装置では、前記払出ケース18,19の上部
の左右方向両端部、及び、これら両者18,19間に脱
着自在に介在されるスペーサー57の左右方向両端部
に、隣接するもの同士で仕切板7の下端部を脱着自在に
係合保時するための凹部を現出する係合部65が形成さ
れている。尚、その他の構成は、第1実施形態又は第2
実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成
箇所には、第1実施形態又は第2実施形態と同一の番号
を付記してそれの説明は省略する。
【0059】〔その他の実施形態〕 (1)上述の各実施形態では、前記駆動伝達手段Cを構
成するにあたって、駆動モータ4側の駆動伝達系から両
駆動伝達系C1,C2への分岐箇所に、駆動モータ4側
の出力ギア24の正逆回転に噛合連動して、出力ギア2
4の回転軸芯周りの弧状ガイド溝45に沿って移動する
ことにより、一方の駆動伝達系C1の入力ギヤ(第2伝
動ギヤ27)と、他方の駆動伝達系C2の入力ギヤ34
に択一的に噛合する一つの可動ギヤ(第1伝動ギヤ2
5)を設けて構成したが、この構成に限定されるもので
はなく、例えば、駆動モータ4側の駆動伝達系から一方
の駆動伝達系C1への伝動中に、駆動モータ4が正回転
したときに入り状態となる一方向回転クラッチを設け、
駆動モータ4側の駆動伝達系から他方の駆動伝達系C2
への伝動中に、駆動モータ4が逆回転したときに入り状
態となる一方向回転クラッチを設けて実施しても良い。
また、駆動モータ4の正回転又は逆回転に連動して、一
方の払出機構部3の構成部材である無端ベルト5を正回
転又は逆回転させ、かつ、他方の払出機構3の構成部材
である無端ベルト5を逆回転又は正回転させるように構
成しても良い。
【0060】(2)上述の各実施形態では、前記払出機
構部3として、無端ベルト5等の無端回動体を用いた
が、この構成に限定されるものではなく、往復移動式の
ものを用いて実施しても良い。
【0061】(3)上述の第2実施形態では、前記間隔
変更手段Gを、駆動側払出ユニットD1の払出ケース1
8と従動側払出ユニットD2の払出ケース19との間に
選択的に介装自在な幅の異なる複数種類のスペーサー5
7から構成したが、この間隔変更手段Gを、螺合操作に
よって取付け間隔を調整可能なネジ機構等から構成して
も良い。
【0062】(4)前記伝動接続手段Eとしては、駆動
側払出ユニットD1の駆動伝達系C1と従動側払出ユニ
ットD2の駆動伝達系C2とを脱着自在に接続すること
のできるものであれば、如何なる構造のものを採用して
も良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1実施形態を示す自動販売機の商
品払出装置の断面側面図
【図2】商品払出装置の断面正面図
【図3】駆動側払出ユニットと従動側払出ユニットとの
連結状態を示す断面平面図
【図4】駆動側払出ユニットと従動側払出ユニットとに
分離したときの断面平面図
【図5】(イ)は駆動モータの正回転時における駆動側
払出ユニットの駆動伝達系を示す側面図 (ロ)は駆動モータの逆回転時における駆動側払出ユニ
ットの駆動伝達系を示す側面図
【図6】従動側払出ユニットの駆動伝達系を示す側面図
【図7】図4のVII−VII線断面図
【図8】本願発明の第2実施形態を示す自動販売機の商
品払出装置の正面図
【図9】連結部の拡大断面図
【図10】本願発明の第3実施形態を示す自動販売機の
商品払出装置の断面平面図
【図11】本願発明の第4実施形態を示す自動販売機の
商品払出装置の正面図
【図12】本願発明の第5実施形態を示す自動販売機の
商品払出装置の正面図
【符号の説明】
B 商品コラム C 駆動伝達手段 C1 駆動伝達系 C2 駆動伝達系 D1 駆動側払出ユニット D2 従動側払出ユニット E 伝動接続手段 F 連結手段 G 間隔変更手段 H 伝動距離変動吸収手段 T 商品 2 押出し部材 3 払出機構部 4 駆動手段(駆動モータ) 18 払出ケース 19 払出ケース 57A スペーサー 57B スペーサー 57C スペーサー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接配置される両商品コラムの底部に、
    各商品コラム内に積層状態で収納された商品のうち、最
    下端に位置する商品を前方に向って払い出すための押出
    し部材を備えた払出機構部と、正逆回転可能な単一の駆
    動手段と、この駆動手段の正回転に連動して一方の払出
    機構部を払い出し作動させ、かつ、駆動手段の逆回転に
    連動して他方の払出機構部を払い出し作動させる駆動伝
    達手段とを装備してある自動販売機の商品払出装置であ
    って、 一方の払出機構部とこれに伝動する駆動伝達手段の一方
    の駆動伝達系及びこれに伝動する駆動手段を備えた駆動
    側払出ユニットと、他方の払出機構部とこれに伝動する
    駆動伝達手段の他方の駆動伝達系を備えた従動側払出ユ
    ニットとに分割構成し、駆動側払出ユニットの駆動伝達
    系と従動側払出ユニットの駆動伝達系とを脱着自在に接
    続する伝動接続手段を設けてある自動販売機の商品払出
    装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動側払出ユニットの払出ケースと
    従動側払出ユニットの払出ケースとを脱着自在に連結す
    る連結手段が設けられている請求項1記載の自動販売機
    の商品払出装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動側払出ユニットの払出ケースと
    従動側払出ユニットの払出ケースとの取付け間隔を変更
    する間隔変更手段が脱着自在に設けられている請求項1
    又は請求項2記載の自動販売機の商品払出装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動伝達手段には、駆動側払出ユニ
    ットの払出ケースと従動側払出ユニットの払出ケースと
    の取付け間隔の変更に伴う動力伝達距離変動を吸収する
    伝動距離変動吸収手段が設けられている請求項1、2又
    は3記載の自動販売機の商品払出装置。
  5. 【請求項5】 前記間隔変更手段が、駆動側払出ユニッ
    トの払出ケースと従動側払出ユニットの払出ケースとの
    間に選択的に介装自在な幅の異なる複数種類のスペーサ
    ーから構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記
    載の自動販売機の商品払出装置。
  6. 【請求項6】 前記スペーサーには、隣接する両商品コ
    ラムの商品収納通路を区画形成するための仕切板の下端
    部を脱着自在に係合保時する凹部が形成されている請求
    項1〜5のいずれか1項に記載の自動販売機の商品払出
    装置。
JP2001295839A 2001-09-27 2001-09-27 自動販売機の商品払出装置 Pending JP2003109090A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217401A (ja) * 2007-03-05 2008-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動販売機

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