JP2003108851A - 集客システム - Google Patents

集客システム

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JP2003108851A
JP2003108851A JP2001304998A JP2001304998A JP2003108851A JP 2003108851 A JP2003108851 A JP 2003108851A JP 2001304998 A JP2001304998 A JP 2001304998A JP 2001304998 A JP2001304998 A JP 2001304998A JP 2003108851 A JP2003108851 A JP 2003108851A
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Seiji Furukawa
誠治 古川
Norio Kiryu
典男 桐生
Yoshinori Takahashi
義典 高橋
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Nippon Signal Co Ltd
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Nippon Signal Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率良く施設の利用客増大を図ることができる
集客システムを提供する。 【解決手段】センター装置2は各駐車場装置1−1〜1
−nの特典情報を公衆の通信回線4を介して利用者の通
信端末5に提供する。利用者は駐車場を選択し通信端末
5でクレジットカード番号情報をセンター装置2に送信
し登録する。駐車場装置でクレジットカード精算する
と、センター装置2は、そのカード番号情報と登録情報
を照合し有効期間内の登録者の利用であると判定する
と、サービスポイントを割増す特典を利用者に与え、精
算金額と割増サービスポイントをクレジットカード会社
のデータベース3に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場や店舗等の
施設の利用者増大を図る集客システムに関し、特に、提
供する特典の有効期間内に施設を利用した利用者に対し
て特典提供するようにした集客システムに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の商業施設等においては、利用者の
増大を図るために種々のサービスを実施している。例え
ば、利用者と商業施設の間における商取引に伴う代金に
応じて特典としてポイントを与え、ポイントの累計が一
定以上に達すると利用者に対して景品の提供や割引等の
サービスを行うことにより集客を図るようにしたシステ
ムがある。また、施設独自のカードを利用者に発行し、
利用者の特典として支払い時に代金の一定割合をポイン
トにしてカードに記憶蓄積し、蓄積したポイントを現金
同様に利用できるようにして集客を図るようにしたシス
テムもある。
【0003】ところで、これらの集客システムは、利用
者と施設の間における商取引後の代金の支払いによって
発生したポイント等の特典に有効期間を設定することに
より、施設への集客を促すシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、予め登録し
た登録者が、施設利用に伴い提供される特典の有効期間
内に施設を利用した場合に、利用者に対して特典を与え
ることにより集客を図る新たな集客システムを提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明は、施設の利用者に特典を与えて集客する集客システ
ムであって、登録者の固有情報を登録管理する登録管理
手段と、該登録管理手段の登録者に対する特典提供の有
効期間を管理する有効期間管理手段と、前記施設を利用
した利用者の代金精算時に、前記登録管理手段及び有効
期間管理手段の各管理情報と代金精算時に前記利用者の
提供した固有情報とに基づいて前記利用者が登録者であ
り且つ有効期間内である時に精算金に応じた特典提供処
理を行う特典処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】かかる構成では、登録管理手段は、施設の
利用を希望するユーザーから提供された固有情報を登録
管理する。有効期間管理手段は、ユーザーに提供しよう
とする特典の有効期間を管理する。特典処理手段は、施
設を利用した利用者が代金精算をする時に、登録管理手
段と代金精算時に利用者の提供した固有情報とを照合し
利用者が登録者であるか否かを判断すると共に、有効期
間管理手段の管理情報により有効期間内であるか否かを
判断し、判断結果が登録者且つ有効期間内である時に、
精算金に応じた特典提供処理を行う。
【0007】請求項2の発明では、複数の施設と、該複
数の施設と通信回線により接続するセンターとを備え、
前記センターに、前記登録管理手段、有効期間管理手段
及び特典処理手段を設け、前記登録管理手段が各施設別
に登録者の固有情報を登録管理する構成であり、前記有
効管理手段が各施設別に前記有効期間を管理する構成で
あり、前記特典処理手段が施設から代金精算情報を受信
した時に当該施設の特典提供情報に基づいて前記特典提
供処理を実行する構成とした。
【0008】かかる構成では、センターが、複数の施設
の登録管理、有効期間管理及び特典提供処理を代行する
ようになる。請求項3のように、前記センターが、利用
者の通信端末に通信回線を介して各施設別の特典情報を
提供する特典情報提供手段を備える構成とするとよい。
かかる構成では、利用者は、センターの特典情報提供手
段にアクセスして各施設に関する情報を得ることが可能
となり、利用者は複数の施設から好ましい施設を選択で
きるようになる。
【0009】請求項4のように、前記特典情報提供手段
が、特典割合の高い施設順に情報を提供する構成とすれ
ば、利用者にとって好ましい施設の選択がし易くなる。
請求項5の発明では、各施設の現状の利用状況に応じて
各施設毎に精算金に対する特典割合を変更可能にした。
この場合、請求項6のように、前記センターが、各施設
から送信される現状の利用状況に基づいて各施設の前記
特典割合の変更を行うようにしてもよく、請求項7のよ
うに、前記各施設が、前記センターの特典情報提供手段
を介して取得した現状の他の施設の特典情報に基づいて
特典割合の変更を行うようにしてもよい。
【0010】かかる構成では、利用状況の悪い施設の特
典割合を高めて集客効果を上げることにより、各施設の
利用状況の均一化を図ったり、施設間の競争により利用
者に対するサービス向上を図ることが可能になる。請求
項8のように、前記施設の利用代金の精算をクレジット
カードで行い、提供する特典として精算金に応じて与え
られるサービスポイント数を通常より増加するようにす
れば、利用客は、施設の代金をクレジットカードで精算
できるようになる。
【0011】この場合、請求項9のように、代金精算時
に提供した前記サービスポイント数を印字した明細書を
利用者に発行すれば、利用者が提供された特典を知るこ
とができるようになる。また、請求項8の構成におい
て、請求項10のように、前記登録管理手段に登録する
登録者の固有情報として、クレジットカード番号の下4
桁の番号を登録する構成とすれば、クレジットカード番
号全てを登録する場合に比較して登録手続きが容易であ
り、セキュリティ性も確保できる。
【0012】請求項11のように、前記施設が駐車場で
あれば、駐車場の集客を図ることができるようになる。
請求項12の発明は、複数の駐車場と通信回線で接続す
るセンターが各駐車場の集客を代行する集客システムで
あって、前記センター側は、インターネット上に設けた
サーバにホームページを開設して各駐車場が提供する特
典としてサービスポイント情報及び当該サービスポイン
ト情報の有効期間情報を掲載し、利用者側は、通信端末
でインターネットに接続して前記ホームページ上で駐車
場を選択して利用申し込みのための固有情報としてクレ
ジットカード番号情報を前記センターに送信して登録
し、駐車場側から利用者の駐車料金精算時に使用したク
レジットカード番号情報と精算時刻情報を受信した時
に、前記センター側は、前記利用者が登録したクレジッ
トカード番号情報と前記駐車場からの前記クレジットカ
ード番号情報とを照合し、且つ、精算時刻情報が前記有
効期間内か否かを判定し、照合一致且つ有効期間内であ
る時に、掲載したサービスポイント情報に基づいて精算
料金に応じたサービスポイント数を利用者に提供するこ
とを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、本発明に係る集客システム
の第1実施形態の全体構成図を示し、施設としてクレジ
ットカード精算を採用した駐車場に適用した例について
説明する。図1において、本実施形態の駐車場の集客シ
ステムは、センターが複数の駐車場の集客を代行するシ
ステムの場合であり、複数の駐車場にそれぞれ設置され
る駐車場装置1−1〜1−nと、センターに設置され前
記駐車場装置1−1〜1−nと通信回線で通信可能に接
続されたセンター装置2とを備える。センター装置2
は、クレジットカード会社或いはクレジットカードの有
効・無効等を管理しクレジット決済中継サービスを提供
する会社が管理するクレジットカードデータベース3と
通信可能に接続される。また、センター装置2は、公衆
の通信回線4を介して利用者の所有する携帯電話やコン
ピュータ等の通信端末5と接続し、各駐車場の利用状
況、特典等の情報を提供する。公衆の通信回線4として
は、インターネット、iモード、DoPa等が考えられ
る。
【0014】図2に駐車場装置1−1の構成を示す。
尚、他の駐車場装置は同様の構成である。駐車場装置1
−1は、管理制御部11と、料金精算機12と、通信制
御部13とを備える。管理制御部11は、例えばコンピ
ュータ等で構成され、駐車場の利用状況を管理し現状の
利用状況を示す満空情報や駐車場オーナーが入力設定し
た利用者に提供する特典情報及びその有効期間情報等の
駐車場情報を通信制御部13に送信する。前記特典とし
て、例えばクレジットカード使用による決済金額に応じ
て与えられるサービスポイント数を通常より多く(例え
ば2倍)することが考えられる。また、駐車場オーナー
は、管理制御部11により通信制御部13を介してセン
ター装置2にアクセスし、センター装置2が有する他の
駐車場に関する情報を知ることができ、他の駐車場の状
況に応じてリアルタイムに管理制御部11で特典を変更
設定してセンター装置2に送信可能である。
【0015】料金精算機12は、クレジットカードによ
る駐車料金精算機能を備え、挿入されたクレジットカー
ドの番号を読取ると共に、駐車券から読取った入庫時刻
と現在時刻とから駐車料金を算出し、カード番号と精算
金額を通信制御部13に送信する。そして、送信したカ
ード番号の有効・無効情報をセンター装置2から通信制
御部13を介して受信し、有効であればゲート装置(図
示せず)を駆動して出庫を許可する。また、その時の精
算金額とサービスポイント数を印字した明細書を発行可
能である。尚、現金による駐車料金精算機能も備えてい
ることが望ましい。
【0016】通信制御部13は、管理制御部11及び料
金精算機12とセンター装置2との間の情報通信を制御
する。図3にセンター装置2の構成を示す。センター装
置2は、各駐車場装置1−1〜1−nとの間の情報通信
を制御する通信制御部21と、制御部22と、登録管理
手段である登録者記憶部23と、クレジットカードデー
タベース3との間の情報通信を制御する通信制御部24
と、利用者の通信端末5との間の情報通信を制御する通
信制御部25とを備える。
【0017】前記制御部22は、コンピュータ等からな
り、各駐車場装置1−1〜1−nから送信される満空情
報、サービスポイント率及び特典の有効期間等を各駐車
場装置1−1〜1−n毎に管理し、かかる情報をホーム
ページに掲載し利用者からのアクセスに応じて通信端末
5に送信制御するサーバの機能を備え、通信端末5から
送信される登録者情報として例えばクレジットカード番
号の下4桁の番号を受信して登録者記憶部23に登録す
る。また、駐車場装置1−1〜1−nからの精算情報
(クレジットカード番号、精算金額)を受信し、クレジ
ットカードデータベース3内のデータに基づいてカード
の有効・無効を判定し、判定結果を駐車場装置1−1〜
1−nに送信制御する。正常な決済であれば、駐車場装
置側から受信した利用者の提供した固有情報であるクレ
ジットカード番号情報と登録者記憶部23に登録されて
いる登録者の固有情報とに基づいて特典提供が有効な利
用者か否かを判断し、特典提供有効期間内の登録者であ
れば、登録者に設定されているサービスポイントデータ
及び精算金額データをクレジットカードデータベース3
に送信する特典提供処理を実行する。
【0018】登録者記憶部23は、制御部22から伝送
された登録者の固有情報を各駐車場別に記憶するもの
で、固有情報としてクレジットカード番号の下4桁の番
号、登録時刻、その時点でのサービスポイント率等が記
憶される。ここで、前記制御部22と登録者記憶部23
とで有効期間管理手段を構成し、制御部22が、特典処
理手段、特典情報提供手段の機能を備える。
【0019】次に、本実施形態の集客システムによる利
用者の登録から駐車場料金精算までの詳細を説明する。
利用者は、携帯電話、コンピュータ、カーナビゲーショ
ン装置等の通信端末5によりセンター装置2のホームペ
ージにアクセスし駐車場情報を見る。ホームページに
は、センターに集客代行を依頼して情報提供している各
駐車場が、それぞれ提供するサービスポイントの高い順
に表示される。利用者は、サービスポイント、特典の有
効期間、満空状況、駐車料金等の各種駐車場情報を基に
表示された駐車場の中から望ましい駐車場を選択する。
駐車場を決定した利用者は、通信端末5を操作して選択
した駐車場を指定しクレジットカードの下4桁の番号を
センター装置2に送信し、利用申し込みの手続きを行
う。
【0020】センター側では、センター装置2で受信し
た番号を指定された駐車場の特典提供者情報として登録
者記憶部23に登録する。登録者記憶部23には、登録
者の固有情報として、クレジットカードの下4桁の番
号、登録時刻、その時のポイント率等を登録する。その
後、登録者が指定した駐車場で駐車料金をクレジットカ
ードで精算すると、料金精算機12から挿入されたクレ
ジットカードの番号及び精算金額がセンター装置2に送
信される。センター装置2では、受信したカード番号が
有効か否かをクレジットカードデータベース3の情報に
基づいて判定する。有効と判定した場合、センター装置
2は、登録した利用者であるか否かを判断するため、料
金精算機12から受信したクレジットカード番号の下4
桁の番号が、該当する駐車場に登録されているか否かを
照合する。登録されていればその登録時刻情報が有効期
間内か否かを判定し、有効期間内であれば、登録された
サービスポイント率に基づいて精算金額に応じてサービ
スポイントを算出する。そして、有効の判定結果と共に
算出したサービスポイント数を料金精算機12に送信す
る。料金精算機12では、有効の判定結果を受信すると
サービスポイント数と精算金額等を印字した明細書を発
行し、ゲート装置を駆動して利用者の出庫を許可する。
また、センター装置2は、算出したサービスポイントデ
ータ及び決済金額データをクレジットカードデータベー
ス3に送信し、クレジットカード会社に通知する。尚、
料金精算機12がカード無効の判定を受信した時は、利
用者に対して例えば現金での精算を促す案内等を行う。
【0021】登録者が、指定した駐車場を利用すれば、
センターが集客に貢献したことになる。従って、センタ
ーは、登録者のクレジットカード精算金の一部を、集客
手数料として駐車場オーナーから受け取る。かかる集客
システムでは、予め駐車場の利用登録をした者が有効期
間内に登録した駐車場を利用した時には、クレジットカ
ード利用により発生するサービスポイントを通常より多
く与えるようにしたので、駐車場利用者の増大を図るこ
とが可能である。
【0022】また、登録時の登録者識別のための固有情
報としてクレジットカード番号を利用すれば、料金精算
時に利用者がわざわざ登録時の固有情報を入力する手間
が省けるようになる。しかも、固有情報をクレジットカ
ードの下4桁の番号だけとしたので、長いクレジットカ
ード番号全てを入力する場合に比べて固有情報の入力操
作が簡単である。
【0023】本システムでは、駐車場オーナーは提供す
るサービスポイント率をリアルタイムで設定変更可能で
あるので、他の駐車場の利用状況に比較して自身の駐車
場の利用状況が思わしくないような時に、サービスポイ
ント率を高く変更して集客効果を高めたり、逆に、利用
状況が予想以上の時にはサービスポイント率を下げて過
剰な集客を防止することが可能である。また、サービス
ポイント率の設定変更をセンター側で行う構成にすれ
ば、各駐車場から収集した利用状況データに基づいて、
利用状況の好調な駐車場のサービスポイント率を下げ、
利用状況の悪い駐車場のサービスポイント率を上げる等
の変更操作により、各駐車場の稼動率の均等化が図れる
ようになる。このようなサービスポイント率の変更を行
った場合に、プッシュメール機能により通信端末5に送
信し、利用者に知らせるようにすることも可能であり、
これにより、サービスポイント率の変更を知った利用者
は、利用する駐車場を変更することもできる。
【0024】上記第1実施形態では、複数の駐車場の集
客をセンターが代行する集客システムとしたが、個々の
駐車場が単独で行うようにしてもよい。図4及び図5
に、本発明の第2実施形態として駐車場単独の集客シス
テムの例を説明する。尚、第1実施形態と同一要素には
同一符号を付して説明を省略する。
【0025】図において、本実施形態の駐車場装置30
は、公衆の通信回線4を介して通信端末5と通信可能で
あり、クレジットカード会社或いはクレジットカードの
有効・無効等を管理しクレジット決済中継サービスを提
供する会社が管理するクレジットカードデータベース3
と通信可能に接続される。駐車場装置30は、通信端末
5との間の情報通信を制御する通信制御部31と、制御
部32と、登録管理手段である登録者記憶部33と、料
金精算機34と、クレジットカードデータベース3との
間の情報通信を制御する通信制御部35とを備える。前
記登録者記憶部33、料金精算機34及び通信制御部3
1、35は、第1実施形態の登録者記憶部23、料金精
算機12及び通信制御部25、24に相当し、同様の構
成である。
【0026】制御部32は、管理制御部11と制御部2
2の機能を併せ持った構成であり、駐車場の利用状況の
管理機能、特典情報やその有効期間情報等の入力機能、
及び、駐車場情報をホームページに掲載して利用者に提
供するサーバの機能を備える。また、登録者からの登録
者情報を受信して登録者記憶部23に登録し、料金精算
機34との間で情報を送受信し、上述した特典提供処理
を実行する。
【0027】第2実施形態の集客システムによる利用者
の登録から駐車場料金精算まで手順は、センターが行う
動作が駐車場に置き換わるだけであり、簡単に説明す
る。即ち、利用者は、コンピュータ、カーナビゲーショ
ン装置等の通信端末5により駐車場装置30のホームペ
ージにアクセスし、掲載されている駐車場情報を検討す
る。満足な条件であれば、通信端末5を操作してクレジ
ットカードの下4桁の番号を送信し、利用申し込みの手
続きを行う。駐車場側では、駐車場装置30で受信した
番号を、登録時刻、サービスポイント率と共に登録者記
憶部33に登録する。その後、利用者の駐車料金精算操
作により、制御部32が料金精算機34からクレジット
カードの番号及び精算金額を受信すると、カード番号が
有効か否かをクレジットカードデータベース3の情報に
基づいて判定し、有効であれば、クレジットカード番号
の下4桁の番号の照合処理、有効期間の判定処理を実行
する。そして、登録者且つ有効期間内であれば、精算金
額に応じてサービスポイントを算出して、有効の判定結
果と共にサービスポイント数を料金精算機34側に送信
することにより、料金精算機34がサービスポイント数
と精算金額等を印字した明細書を発行し、ゲート装置を
駆動する。また、制御部32は、算出したサービスポイ
ントデータ及び決済金額データをクレジットカードデー
タベース3に送信し、クレジットカード会社に通知す
る。
【0028】本実施形態の場合も、駐車場の利用状況に
応じて駐車場オーナーはサービスポイント率をリアルタ
イムで設定変更可能であり、効率の駐車場運営が可能で
ある。また、サービスポイント率の変更をプッシュメー
ル機能により通信端末5に送信し、利用者に知らせるよ
うにすることも可能である。上記各実施形態では、特典
としてサービスポイント率を高く設定するようにした
が、駐車料金を割引くようにすることも可能である。ま
た、登録者識別のための情報としてクレジットカード番
号を用いたが、クレジットカード番号に限らず、指示に
基づいて適当な数字等を入力させるようにしてもよく、
登録会員制度等を採用していれば事前登録した会員番号
等を入力するようにしてもよく、登録者が識別できる固
有情報であればよい。更に、本発明の集客システム、駐
車場に限らず、旅館、ホテル等の宿泊施設、レストラン
等の店舗等にも適用可能であることは言うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集客シス
テムによれば、予め登録した利用者が特典提供の有効期
間内に施設を利用すれば特典を与えるようにしたので、
効率よく施設の利用客増大を図ることができる。また、
登録者数を把握することで施設利用状況をある程度予測
することが可能になる。
【0030】ホームページ等で利用者に特典情報等を提
供し、更に、利用状況に応じて特典情報をリアルタイム
で変更できるようにすれば、利用者側は最新の特典情報
に基づいて施設を選択でき利用者に対するサービスを向
上できる。また、ホームページ等による情報提供を利用
した登録者が実際に施設を利用したか否かの確認もでき
るので、ホームページ等の利用効果の確認も可能とな
る。
【0031】また、クレジットカードによる精算が可能
な場合に、登録時の固有情報としてクレジットカード番
号情報を用いれば、精算時に別途固有情報を入力するこ
となくクレジットカードを挿入するだけで登録者か否か
の照合ができ、利用者の手間を省ける。この場合に、登
録時に使用する固有情報にクレジットカード番号全てで
なく番号の下4桁だけにすれば、利用者の登録動作が簡
単となり、セキュリティ性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の全体構成図
【図2】同上第1実施形態の駐車場装置の構成図
【図3】同上第1実施形態のセンター装置の構成図
【図4】本発明の第2実施形態の全体構成図
【図5】同上第2実施形態の駐車場装置の構成図
【符号の説明】
1−1〜1−n、30 駐車場装置 2 センター装置 3 クレジットカードデータベース 4 通信回線 5 通信端末 12、34 料金精算機 22、32 制御部 23、33 登録者記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 15/00 G07B 15/00 L G07G 1/12 321 G07G 1/12 321M 321P (72)発明者 高橋 義典 埼玉県さいたま市上木崎1丁目13番8号 日本信号株式会社与野事業所内 Fターム(参考) 3E027 EA03 EB05 EC03 EC08 3E042 CC03 CC04 CC06 CD04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】施設の利用者に特典を与えて集客する集客
    システムであって、登録者の固有情報を登録管理する登
    録管理手段と、該登録管理手段の登録者に対する特典提
    供の有効期間を管理する有効期間管理手段と、前記施設
    を利用した利用者の代金精算時に、前記登録管理手段及
    び有効期間管理手段の各管理情報と代金精算時に前記利
    用者の提供した固有情報とに基づいて前記利用者が登録
    者であり且つ有効期間内である時に精算金に応じた特典
    提供処理を行う特典処理手段とを備えたことを特徴とす
    る集客システム。
  2. 【請求項2】複数の施設と、該複数の施設と通信回線に
    より接続するセンターとを備え、前記センターに、前記
    登録管理手段、有効期間管理手段及び特典処理手段を設
    け、前記登録管理手段が各施設別に登録者の固有情報を
    登録管理する構成であり、前記有効管理手段が各施設別
    に前記有効期間を管理する構成であり、前記特典処理手
    段が施設から代金精算情報を受信した時に当該施設の特
    典提供情報に基づいて前記特典提供処理を実行する構成
    である請求項1に記載の集客システム。
  3. 【請求項3】前記センターが、利用者の通信端末に通信
    回線を介して各施設別の特典情報を提供する特典情報提
    供手段を備える請求項2に記載の集客システム。
  4. 【請求項4】前記特典情報提供手段は、特典割合の高い
    施設順に情報を提供する構成である請求項3に記載の集
    客システム。
  5. 【請求項5】各施設の現状の利用状況に応じて各施設毎
    に精算金に対する特典割合を変更可能にした請求項2〜
    4のいずれか1つに記載の集客システム。
  6. 【請求項6】前記センターが、各施設から送信される現
    状の利用状況に基づいて各施設の前記特典割合の変更を
    行う請求項5に記載の集客システム。
  7. 【請求項7】前記各施設が、前記センターの特典情報提
    供手段を介して取得した現状の他の施設の特典情報に基
    づいて特典割合の変更を行う請求項5に記載の集客シス
    テム。
  8. 【請求項8】前記施設の利用代金の精算をクレジットカ
    ードで行い、提供する特典として精算金に応じて与えら
    れるサービスポイント数を通常より増加するようにした
    請求項1〜7のいずれか1つに記載の集客システム。
  9. 【請求項9】代金精算時に提供した前記サービスポイン
    ト数を印字した明細書を利用者に発行する請求項8に記
    載の集客システム。
  10. 【請求項10】前記登録管理手段に登録する登録者の固
    有情報として、クレジットカード番号の下4桁の番号を
    登録する構成とした請求項8又は9に記載の集客システ
    ム。
  11. 【請求項11】前記施設が駐車場である請求項1〜10
    のいずれか1つに記載の集客システム。
  12. 【請求項12】複数の駐車場と通信回線で接続するセン
    ターが各駐車場の集客を代行する集客システムであっ
    て、 前記センター側は、インターネット上に設けたサーバに
    ホームページを開設して各駐車場が提供する特典として
    サービスポイント情報及び当該サービスポイント情報の
    有効期間情報を掲載し、 利用者側は、通信端末でインターネットに接続して前記
    ホームページ上で駐車場を選択して利用申し込みのため
    の固有情報としてクレジットカード番号情報を前記セン
    ターに送信して登録し、 駐車場側から利用者の駐車料金精算時に使用したクレジ
    ットカード番号情報と精算時刻情報を受信した時に、前
    記センター側は、前記利用者が登録したクレジットカー
    ド番号情報と前記駐車場からのクレジットカード番号情
    報とを照合し、且つ、精算時刻情報が前記有効期間内か
    否かを判定し、照合一致且つ有効期間内である時に、掲
    載したサービスポイント情報に基づいて精算料金に応じ
    たサービスポイント数を利用者に提供することを特徴と
    する集客システム。
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