JP2003108640A - 発注管理システム - Google Patents

発注管理システム

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JP2003108640A
JP2003108640A JP2001297846A JP2001297846A JP2003108640A JP 2003108640 A JP2003108640 A JP 2003108640A JP 2001297846 A JP2001297846 A JP 2001297846A JP 2001297846 A JP2001297846 A JP 2001297846A JP 2003108640 A JP2003108640 A JP 2003108640A
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JP2001297846A
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Takahiro Sawai
隆弘 澤井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発注管理システムに関し、所定の判断基準に
基づいて適正な発注数を算出し、迅速かつ容易に発注管
理をすることのできる発注管理システムを提供すること
を課題とする。 【解決手段】 発送要求端末と管理端末とがネットワー
クを介して接続され、発送要求端末が発送要求品目とそ
の発送要求数を含む発送要求情報を管理端末へ送信し、
管理端末が、各発送要求品目の発送要求数を所定の判断
基準に基づいて適正か否かを判断し、発送要求品目ごと
に妥当な発送要求数に変更して発注要求データを発行す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発注管理システ
ムに関し、特に、要求された発注数が適正か否かを判断
して発注を行う発注管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報機器、家電製品などの商品を
販売する店舗において、その商品を展示すると共に、そ
の商品に関係する事項を記載したカタログや説明書が商
品の近傍に置かれている。またその商品の販売を促進す
るために、性能や特徴等が記載された販売促進支援物
(一般に“POP”と呼ばれる書類やポスター、看板な
ど)が、各店舗に設置される。
【0003】このようなカタログや販売促進支援物(以
下、POPと呼ぶ)は、商品企画や販売管理などを行う
発注管理部門で、集中的に企画立案され、さらにPOP
の製作業者や印刷業者あるいは社内のPOP製造部署に
必要数だけ発注するということが行われている。
【0004】このとき、POPの初回の発注は、発注管
理部門が製作業者に対して一括発注を行い、製作業者は
発注数に相当するPOPを製作し、製作されたPOPの
うち、発注管理部門から要求された出庫数分に相当する
POPが、製作業者から各店舗を管轄する各地の営業管
理部門へ出庫され、この営業管理部門の担当者により、
各自の担当の店舗に所定数のPOPが届けられる。
【0005】また、ある店舗である製品のPOPが不足
したり、在庫切れになった場合には、その管轄営業管理
部門から発注管理部門に対して、電話あるいはFAX等
の手段を用いて、その不足しているPOPを必要数量だ
け発送するよう要求していた。
【0006】さらに、発注管理部門では、この発送要求
を受けて、担当者が製作業者への現在の発注数を考慮し
て、製作業者に実際に製作発注すべき適正数量を決定し
ていた。また、十分な数を製作発注したが、営業管理部
門への未発送分が残っている場合、すなわち在庫がある
場合には、この在庫を考慮して出庫すべき数量を決定し
ていた。そして、緊急を有する場合などでは、決定した
POPの発注数量または出庫数量を、電話またはFAX
を利用して製作業者に連絡することが行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各地の営業
管理部門から妥当な数量の発送要求がいつも行われてい
る場合は、無駄な費用も発生せず問題ないが、営業管理
部門では店舗でのPOPの在庫切れを防止することなど
を理由に、必要数十αを見込んだ数量のPOPを発送す
るよう要求する場合がある。営業管理部門が全国各地に
あって、数百拠点にものぼる場合、すべての営業管理部
門が、あるPOPについてプラス1個の余裕を見込んで
発送要求を出したとすると、数百個のPOPを余分に製
作しなければならず、そのうちいくつかは無駄となる場
合もある。
【0008】また、POPは、1つの製品について1つ
ということは少なく、1つの製品の各部品ごとに製作さ
れることもあり、このような場合には、1つの製品につ
いて複数のPOPを各店舗に配布しなければならず、余
裕を見込んだ発送要求をそのまま受理するとますます無
駄が大きくなるおそれがある。
【0009】さらに、POPの発注数管理と製作業者へ
の製作発注及び出庫依頼などを、1ヶ所で集中管理する
場合に、製品の数及び部品の数が多数ある場合は、管理
するPOPの種類も膨大な数となる。このような場合に
は、多数のPOPに対して発注管理をするために複雑な
判断や作業が必要となるので、発注管理部門の熟練した
専任の担当者が、多岐にわたるPOPの発送要求の電話
やFAXを受けて、POPごとの発注適正数量を判断し
てPOPの製作発注あるいは出庫依頼を迅速に誤りなく
行うことは、非常に困難である。
【0010】また、発注管理部門の専任の担当者が不在
の場合には、発注すべき適正数量を判断することができ
ず、迅速なPOP発注業務をすることはできない。さら
に、発注すべき適正数量の判断は、現在までの発注数、
当初予定されていた製作最大数量、発送要求をしてきた
営業管理部門の特殊事情、今後の営業展開などを考慮し
て総合的に行う必要があり、この判断を各POPごとに
行う必要があるので、この判断はかなり複雑で時間がか
かり、担当者の負担は大きい。
【0011】そこで、この発明は、以上の事情を考慮し
てなされたものであり、多品種の製品について1ヶ所で
発注管理を行う場合に、要求された発注数が適正なもの
であるか否かを判断して、所定の判断基準に合致した妥
当な発注数を求め、適正な数量による発注が迅速かつ容
易に行うことのできる発注管理システムを提供すること
を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、発送要求端
末と管理端末とがネットワークを介して接続され、発送
要求端末が発送要求品目とその発送要求数を含む発送要
求情報を管理端末へ送信し、管理端末が、各発送要求品
目の発送要求数を所定の判断基準に基づいて適正か否か
を判断し、発送要求品目ごとに妥当な発送要求数に変更
して発注要求データを発行することを特徴とする発注管
理システムを提供するものである。この発明によれば、
所定の判断基準に基づいて要求された発送要求数を適正
な発送要求数に変更しているので、不当に多数の製品を
発注してしまうことはなく、適正な数量の製品を発送要
求端末側へ発送することができ、発注管理部門において
迅速かつ容易に発注業務を行うことができる。
【0013】また、複数の発送要求端末と1つの管理端
末とがネットワークを介して接続され、発送要求端末
が、発送要求情報入力部と、管理端末へ発送要求情報を
送信する情報送信部とからなり、管理端末が、発送要求
品目と発送要求数を含む発送要求情報を受信する受信部
と、発送要求情報を記憶する情報記憶部と、発送要求数
を判断するための判断基準を記憶する判断基準記憶部
と、判断基準に基づいて、受信した発送要求情報に含ま
れる発送要求品目ごとに、その発送要求数が適正か否か
を判断して妥当な発注数及び出庫数を算出する判断部
と、判断部により算出された妥当な発注数を含む発送要
求データと出庫数を含む出庫要求データを作成するデー
タ作成部とからなることを特徴とする発注管理システム
を提供するものである。この発明によれば、所定の判断
基準に基づいて適正な発注数及び出庫数を算出すること
ができるので、発注管理部門において迅速かつ容易に製
品の発注及び製品の出庫要求業務をすることができる。
【0014】ここで、前記判断基準記憶部に記憶された
判断基準が、発送品目ごとの発注許可最大数と発送要求
端末ごとの予定出庫最大数を含み、前記判断部が、前記
発注許可最大数を超えない範囲内で、現在の発注総数と
在庫数と発送要求数とを考慮した妥当な発注数を算出
し、かつ前記予定出庫最大数を超えない範囲内で、発送
要求端末への現在の出庫数と在庫数と発送要求数とを考
慮した妥当な出庫数を算出してもよい。これによれば、
不当に多い数量の出庫を防止することができる。
【0015】また、前記管理端末が、発送要求品目ごと
の現在の発注総数と在庫数とを記憶した発注情報記憶部
をさらに備え、前記判断部が、現在の発注総数と発送要
求数との和が発注許可最大数を超えない範囲内で、発送
要求数−在庫数を見込んだ妥当な発注数を算出するよう
にしてもよい。
【0016】さらに、前記発注情報記憶部が、前記発送
要求を送信してきた発送要求端末への予定出庫最大数
と、その発送要求端末への現在の出庫数とをさらに記憶
し、前記判断部が、前記発送要求数と現在の出庫数との
和が前記予定出庫最大数以下の場合には前記発送要求数
を適正と判断してこの発送要求数を妥当な出庫数に設定
し、前記発送要求数と現在の出庫数との和が前記予定出
庫最大数を超える場合には予定出庫最大数−現在の出庫
数を妥当な出庫数に設定し、前記データ作成部が、前記
妥当な出庫数を含む出庫要求データを作成するようにし
てもよい。これによれば、不当に多い数量の出庫を防止
することができる。
【0017】また、発送要求情報に含まれた発送要求品
目の現在の発注総数が前記発注許可最大数と等しい場合
に、この発送要求情報は受理できない旨の通知を、前記
発送要求情報を送信してきた発送要求端末に返信するよ
うにしてもよい。これによれば、発送要求をした発送元
が、その要求を受理されなかったことを知ることができ
る。
【0018】この発明は、ネットワークを介して転送さ
れてきた発送要求品目と発送要求数を含む発送要求情報
を受信する受信部と、発送要求品目ごとに予め定められ
た判断基準に基づいて発送要求数が適正か否か判断する
判断部と、判断部の判断に基づいて妥当な発注数と出庫
数とを算出する算出部と、妥当な発注数を含む発送要求
データ及び妥当な出庫数を含む出庫要求データを作成す
るデータ作成部とを備えた発注管理装置を提供するもの
である。これによれば、適正な数量の製品の発注または
出庫要求を、迅速かつ容易に、さらに判断ミスをするこ
となく、行うことができる発注管理装置を提供すること
ができる。
【0019】さらに、この発明は、ネットワークを介し
て転送されてきた発送要求品目と発送要求数を含む発送
要求情報を受信し、発送要求品目ごとに予め定められた
判断基準に基づいて発送要求数が適正か否か判断し、妥
当な発注数と出庫数とを算出し、妥当な発注数を含む発
送要求データ及び妥当な出庫数を含む出庫要求データを
作成することを含む手順からなる発注管理装置の発注処
理方法を提供するものである。これによれば、適正な数
量の製品の発注または出庫要求を、迅速かつ容易に、さ
らに判断ミスをすることなく、行うことができる発注管
理装置の発注処理方法を提供することができる。また、
この発明は、上記発注処理方法の手順を、コンピュータ
に実行させるためのプログラムを提供するものである。
【0020】このプログラムは、コンピュータに内蔵さ
れるROM,RAMなどの半導体メモリ等に記録され、
必要に応じて主記憶部分に読み出されて実行される。ま
た、プログラムは、各端末に付属するハードディスクな
どの固定記憶装置や、CD−ROM,DVD−ROM,
CD−R/RW,DVD−RAM,MO,FDなどのデ
ィスク媒体、メモリカード,ICカードなどのカード媒
体に代表される可搬型の記憶媒体に記憶された形態で提
供してもよい。さらに、遠隔地にあるサーバなどに記憶
されたプログラムを、ネットワークを介してダウンロー
ドし、ハードディスク等に記憶するようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいてこの発明を詳述する。なお、これによってこの発
明が限定されるものではない。図1に、この発明の発注
管理システムの一実施例の概略構成図を示す。この発注
管理システムは、製品の発送要求の発注元となるセール
スセンター(SC)20と、発送要求を受けて発注又は
出庫依頼を出す発注管理部10と、この発注又は出庫依
頼を受けて製品の制作及び印刷と出庫を行う制作・印刷
業者30とからなり、これらに備えられたコンピュータ
がグローバルなネットワーク50を介して接続された形
態である。グローバルなネットワーク50とは、いわゆ
るWANを意味し、たとえばインターネットや専用ネッ
トワークを用いることができる。
【0022】また、セールスセンター等の各コンピュー
タからインターネットへの接続は、一般加入電話回線、
ISDN、ADSL、FTTHなどの通信回線を介し
て、プロバイダ(ISP)経由で行ってもよい。
【0023】セールスセンター(以下、SCと呼ぶ)2
0は、管轄する地域ごとに、複数個設置され、それぞれ
いくつかの販売店舗40をかかえている。セールスセン
ター(SC)20の販売担当者は、各自ごとに担当する
販売店舗40に、商品及びその商品に付随するカタログ
や販売促進支援物を設置または配布する。以下、この発
明で取り扱う製品とは、カタログや販売促進支援物を対
象とし、POPと呼ぶことにする。
【0024】発注管理部10は、POPを企画する部署
や、セールスセンターSCを管轄する営業統括部のよう
な部署に設置され、POPの発送要求を一括管理する。
この発明では、発注管理部10は、セールスセンターS
Cから送られてくるPOPの発送要求データD1を受信
し、発送要求データD1に含まれるPOPの要求数量が
適正か否かを判断し、制作または印刷業者30に対し
て、POPの制作・印刷を依頼する発注要求D2や、セ
ールスセンターSCへの出庫を依頼する出庫要求D3を
送信するものである。
【0025】特に、この発明では、発注管理部10が、
発送要求されたPOPの要求数量が妥当なものか否かを
所定の判断基準に基づいて判断し、妥当な数量を算出し
て、この妥当な数量に基づく発注要求または出庫要求を
出力することを特徴とする。
【0026】制作・印刷業者30は、発注管理部10か
らの発注要求D2に対してその発注数量のPOPを制作
または印刷し、出庫要求D3に対してその出庫要求数量
のPOPを倉庫60から取り出して、所定のセールスセ
ンターSC20へ出庫する。ここで倉庫60は、POP
の制作業者30自身の所有する倉庫でも、また制作業者
とは異なる倉庫管理会社の所有する倉庫であってもよ
い。
【0027】また、倉庫60に保管されたPOPの在庫
は、制作・印刷業者30で管理してもよいが、発注数及
び出庫数は発注管理部10でも把握することができるの
で、発注管理部10が在庫管理をしてもよい。以下の実
施例では、後述する発注管理部10の発注出庫情報記憶
部16で、在庫数を管理するものとする。
【0028】さて、この発明では、図5に示すように発
送要求データD1の送受信が各セールスセンターSC2
0に設置された発送要求端末21と、発注管理部10に
設置された管理端末11との間で行われ、発送要求デー
タD1を入力として、発注要求D2及び出庫要求D3を
作成するための処理が発注管理部10の管理端末11で
行われ、発注要求D2及び出庫要求D3の送受信が管理
端末11と、制作・印刷業者30の受注端末31との間
で行われる。
【0029】以下、これらの3つの端末の構成と、3つ
の端末間で送受信されるデータ及び送受信処理と、管理
端末11で行われる処理について説明する。3つの端末
11,21,31は、パソコン、ワークステーションの
ような通信機能を有するコンピュータ装置によって実現
できる。
【0030】図5に、この発明の発注管理システムの一
実施例の構成ブロック図を示す。セールスセンター20
(SC01)に設置される発送要求端末21は、主とし
て通信部22、発送要求データ作成部23、製品情報記
憶部24とから構成される。
【0031】通信部22は、ネットワーク50に対して
データの送受信をする機能を有する部分であり、いわゆ
るモデム、TA、ルーターなどと同様の機能を持ち、必
要に応じて暗号化、復号化、圧縮、伸張等の処理を行う
ものである。発送要求データ作成部23は、POPの発
送を発注管理部10に対して要求するための「発送要求
データ」を作成する部分であり、作成のために必要な情
報を入力する入力部(たとえば、キーボード、マウス、
スキャナ)や、作成したデータを確認するための出力部
(たとえば、CRT、LCD、プリンタ)などからな
る。
【0032】製品情報記憶部24は、POPに関する情
報(たとえば、POPの名称、品番、入庫数、要求数
量、対象商品,対象年度)、管轄する販売店舗40の情
報、担当者名などを記憶するメモリ(RAM、ハードデ
ィスクなど)である。
【0033】図2に、セールスセンター20で作成され
る「発送要求データ」の内容の一実施例の説明図を示
す。ここで、A1はセールスセンターの名称(SC名)
またはID番号であり、A2は発送要求データを送信し
た日付(要求日)であり、A3は担当者名またはIDコ
ードであり、A4は要求するPOPの番号または識別名
称・コードであり、A5はPOP番号A4に対する要求
数量である。発送要求をするPOPが複数個ある場合
は、POP番号A4と要求数量A5とを1対として(た
とえばA4−01とA5−01)、並記すればよい。
【0034】図5において、発注管理部10に設置され
る管理端末11は、主として、通信部12、判断部1
3、発注データ作成部14及び記憶部からなり、記憶部
は、その内容から3種類(発送要求データ記憶部15、
発注出庫情報記憶部16、発注条件記憶部17)に分け
られる。通信部12は、セールスセンター(SC)20
の通信部22と同様の機能を備えたものである。発注デ
ータ作成部14は、前記した発注要求D2や出庫要求D
3を作成する部分であり、主として判断部13の判断結
果に基づいて自動的にデータを作成する部分であるが、
オペレータの入力や確認のために、入力部や出力部を備
えてもよい。
【0035】判断部13は、発送要求データに含まれる
要求数量が適正なものか否かの判断や、現在の発注数や
在庫等の判断条件を考慮して適切な発注数を決定する部
分である。通信部12、判断部13及び発注データ作成
部14は、CPU、ROM、RAM、I/Oコントロー
ラ、タイマーなどからなるいわゆるマイクロコンピュー
タによって実現でき、これらの各機能は、ROM、RA
M、ハードディスクなどのメモリに予め記憶された制御
プログラムに基づいてCPUが動作することにより実現
される。
【0036】発送要求データ記憶部15は、セールスセ
ンター20から送られてきた発送要求データを記憶して
おくメモリであり、RAMなどの半導体メモリや、ハー
ドディスク、MO、DVD−RAMなどの書き換え可能
な記憶装置が用いられる。この記憶部15に記憶された
データは、POPごと、発注元であるSCごとなどに分
類して記憶するようにしてもよい。また、この記憶部1
5は、セールスセンター20から容易にアクセス可能な
ようにメールサーバあるいはWebサーバ上に構築して
もよい。
【0037】発注出庫情報記憶部16は、図3に示すよ
うなPOPごとの現在の発注総数などの情報を管理する
メモリであり、これも書き換え可能な半導体メモリ、ハ
ードディスクなどの記憶装置が用いられる。発注条件記
憶部17は、図4に示すようなPOPごとの発注許可最
大数などの情報を保存しておくメモリであり、判断部1
3が発注数を決めるときの各種条件情報が記憶されてい
る。この記憶部17も、書き換え可能な半導体メモリ、
ハードディスクなどの記憶装置が用いられるが、追加・
変更のない場合は、読み出し専用メモリ(ROM、CD
−ROMなど)を用いてもよい。
【0038】発注出庫情報記録部16と発注条件記憶部
17とは、一般的に用いられる在庫管理におけるデータ
ベースに相当するものであり、ファイルサーバ上に構築
することもできる。また、実際にPOPを制作して保管
するのは制作業者30であるので、制作業者で管理する
情報の一部をネットワークを介して入手するようにして
もよい。
【0039】図3は、発注出庫情報記録部16に記憶さ
れるPOPごとの発注出庫情報の内容の一実施例を示し
たものである。ここで、B1はPOP番号、B2は現在
の発注総数、B3は現在の在庫数、B4は現在の出庫総
数、B5は現在の発注状態であり、B61はあるサービ
スセンターSCの名称(SC名)、B62はそのSCへ
現在までに出庫した数(SCへの出庫数)、B63はそ
のSCへこれから出庫してもよい残数(出庫可能残)、
B64はそのSCに対するB61からB63の情報を最
近更新した日(更新日)である。
【0040】B61〜B64の情報は、POPを出庫し
たサービスセンター20ごとに記憶される。図3におい
て、現在の在庫数B3は、現在の発注総数B2−出庫総
数B4に等しく、SCの出庫可能残B63は、後述する
そのSCへの予定出庫数C62−現在の出庫数B62に
等しい。
【0041】また、現在の出庫総数B4は、各セールス
センター20の現在の出庫数B62の合計に等しい。B
5は、現在の発注状態が発注を受理できる状態か否かま
たは発注許可最大数C2をすでに発注済であって、さら
に発注することは認められない状態か否かを示す情報で
あり、図3に示すように、発注を受理できる状態を「可
能」、発注をすることのできない状態を「終了」で表
す。たとえば図3の「P00nn」のPOPはすでに発
注許可最大数C2である8000個を発注してしまった
ことを示している。
【0042】また、POP番号「P0001」のPOP
は、現在の発注総数B2が1800個で、現在の出庫総
数B4が1300個、在庫数B3が500個であり、発
注状態B5が「可能」であるので、現在の発注総数はま
だ発注許可最大数C2(=5000)に達しておらず、
発注ができる状態であることを示している。
【0043】さらに、「P0001」のPOPは、SC
名「XXXX1」への現在までの出庫数B62が100
個であり、SC名「XXXX1」への出庫可能残B63
が200個であり、これらの情報を最近更新した日が2
001年8月25日であることを示しており、同様にセ
ールスセンターSC02、SC05にも出庫があること
を示している。
【0044】図4は、発注条件記憶部17に記憶される
POPごとの発注条件情報の内容の一実施例を示したも
のである。ここで、C1はPOP番号、C2はそのPO
Pの当初予定していた発注数量でありこれ以上発注を許
可してはいけない数(発注許可最大数)、C3はこれ以
下に在庫が減少したときには発注要求D2を出す在庫目
標数、C4は制作業者30に発注要求するときの最小単
位の数(発注単位数)、C5は発注する先の業者の名称
(発注先業者名)、C61はそのPOPを出庫するセー
ルスセンターSCの名称(SC名)、C62はC61に
示すセールスセンターSCへ出庫してもよい最大数であ
る予定出庫数、C63はC61に示すセールスセンター
SCに出庫する場合のその他の条件、C7はPOPごと
に定められた発注条件を記憶したものである。
【0045】図4に示したC1〜C7の発注条件情報
は、POPの企画段階または商品の発注をする前に予め
定められるものであって、原則としてその後変更されな
い情報であるが、商品の売れゆきや企画の見込みちがい
などの理由によって、変更又は追加してもよい。
【0046】図4において、たとえば、POP番号「P
0001」のPOPは、発注許可最大数C2が5000
個であり、これ以下になると発注要求を出す在庫目標C
3が50個であり、最小の発注単位数C4が1000個
であり、発注先業者がP社であることを示している。ま
た、「P0001」のPOPは、SC名C61が、「X
XXX1」、「XXX20」、「YYYY5」の3つの
セールスセンター20に出庫され、SC名「XXXX
1」のセールスセンターへの最大予定出庫数C62は3
00個であり、その出庫条件C63は、SC名「XXX
X1」のセールスセンターからの発送要求データD1を
受理した日の翌日に出庫することを示している。
【0047】また、「P0001」のPOPの発注条件
C7の[1−XXX20」は、セールスセンター「XX
X20」から発送要求があった場合は、他のセールスセ
ンターからの発送要求と競合した場合でも、優先的に
「XXX20」へPOPを発送することを意味する。ま
た、「P0003」のPOPの発注条件C7の「2−X
X04」は、セールスセンター「XX04」から、この
POPの発送要求D1があっても、発注要求D2は出さ
ず、このセールスセンター「XX04」へは発送しない
ことを意味する。
【0048】図5において、制作・印刷業者30に設置
される受注端末31は、主として通信部32、出力部3
3、受注情報記憶部34とから構成され、POP制作部
35、POP印刷部36を備えてもよい。ただし、PO
P制作部35及びPOP印刷部36は、受理端末そのも
のの機能としてではなく、別に制作装置や印刷装置を設
置してもよい。
【0049】通信部32は、発送要求端末21の通信部
22と同様の機能を持ち、管理端末11から送られてく
る発注要求D2や出庫要求D3を受信するものである。
出力部33は、受信した要求や受注情報、出庫情報など
を確認するためにCRT、LCD、プリンタなどを用い
ることができる。受注情報記憶部34は、受注情報、出
庫情報あるいは在庫管理のために必要な情報などを記憶
するメモリ(RAM、ハードディスクなど)である。
【0050】制作・印刷業者30は、受信した発注要求
D2に基づいて要求された個数のPOPを制作又は印刷
し、受信した出庫要求D3に基づいて要求された個数の
POPを、要求されたセールスセンターSCへ各種輸送
手段を用いて発送(出庫)する。
【0051】次に、この発明の発注処理の流れについ
て、説明する。図6に、この発明の発注処理全体のフロ
ーチャートを示し、図7に、図6に示した出庫数等の算
出処理のフローチャートを示す。まず、図6において、
あるセールスセンターSC20の発送要求端末21にお
いて、担当者が、入手したいPOPの発送要求データD
1を作成する(ステップS1)。ここで、必要な情報を
製品情報記憶部24から得て、キーボード等を用いて、
POP番号A4の選択、要求数量45の入力を行い、図
2に示すようなデータを作成する。
【0052】次に、通信部22によってこの発送要求デ
ータD1をネットワーク50に送信する(ステップS
2)。このとき、情報通信に必要な送信元やあて先であ
る発注管理部10の管理端末11のアドレス、発送要求
データであることを示す識別情報などが付加されて送信
される。
【0053】一方、発注管理部10の管理端末11は、
発送要求データD1が受信されたかどうか常時あるいは
定期的に確認する(ステップS11)。発送要求データ
D1が受信されると、ステップS12へ進み、この発送
要求データD1を発送要求データ記憶部15に格納し、
要求変数REに、データD1に含まれる要求数量A5を
セットする。ここで、発送要求データD1中に複数個の
POP番号A4とその要求数量A5が含まれている場合
は、それぞれのPOPに対して、要求変数REがセット
される。
【0054】図6のステップS12からステップS19
までの処理は、発送要求された1つのPOPに対する発
注処理を示しているが、発送要求されたPOPが複数個
存在する場合は、それぞれのPOPについてステップS
12からステップS19までの処理が繰り返し実行され
る。また、これらの処理は、主として、発注管理部10
の判断部13によって行われる。
【0055】次に、ステップS13において、今注目し
ているPOPの発送要求をしたセールスセンター20に
ついての現在の出庫数B62が、当初予定していた予定
出庫数C62に達していないかどうかチェックする。す
なわち、予定出庫数C62>現在の出庫数B62であれ
ば、まだ予定出庫数C62に達していないので、ステッ
プS14へ進み、逆にC62≦B62であれば、そのセ
ールスセンター20への出庫は予定数だけ終了したとい
うことで、ステップS20へ進み、終了処理を行う。
【0056】この終了処理では、たとえば、発送要求を
したセールスセンター20に対して、すでにそのPOP
の出庫数が予定数をオーバーしているので、今回のその
POPの発送要求は受理できない、あるいはそのPOP
の出庫をすることはできない旨の通知を行う。この通知
はネットワークを介して、このセールスセンター20の
発送要求端末21に対して行えばよいが、発注管理部1
0のオペレータから、セールスセンター20の担当者へ
電話、FAXなど他の手段によって行ってもよい。
【0057】このPOPの現在の出庫数B62がまだ予
定出庫数C62に達していない場合は、要求変数REの
値、すなわち要求されたPOPの発送要求数量A5が適
正なものか否か判断する(ステップS14)。具体的に
は、現在の出庫数B62に、要求数量REを加えたもの
が、そのセールスセンターの予定出庫数C62をオーバ
ーしないか否かチェックする。ここで、C62≧RE+
B62の場合、予定出庫数C62をオーバーしないの
で、適正と判断し(ステップS15)、ステップS16
へ進む。
【0058】逆に、C62<RE+B62の場合、予定
出庫数C62をオーバーしているので、不適当と判断
し、ステップS21へ進み、要求変数REに、このセー
ルスセンター20へのPOPの出庫可能残数B64をセ
ットする。出庫可能残数B64は、図3に示すようにそ
のセールスセンター20への予定出庫数C62−現在の
出庫数B62である。ここまでの処理により、要求変数
REには、あるセールスセンター20へ出庫することが
可能な適正な出庫数量が設定される。
【0059】次に、ステップS16において、この要求
変数REを入力として、そのPOPについての発注数及
び出庫数の算出処理を行う。この算出処理の詳細につい
ては、後で図7のフローチャートにより説明する。
【0060】次に、制作業者30にPOPの発注をする
必要がある場合は、算出された発注数をもとに発注要求
データD2を作成し、また、出庫要求をする場合は出庫
要求データD3を作成する(ステップS17)。次に、
この作成された発注要求D2および出庫要求D3を制作
業者30へ、ネットワークを介して送信する(ステップ
S18)。
【0061】さらに、発注出庫情報記憶部16の中のこ
のPOPに対する発注出庫管理情報を更新する(ステッ
プS19)。または、新たに必要な情報(B61〜B6
4)を追加する。たとえば、図3のこのPOPについて
のB2、B3、B4、B5、B62、B63、B64が
所定の計算式を用いて更新される。ここで、このPOP
の現在の発注総数B2が、発注許可最大数C2に等しく
なった場合には、発注が予定数終了したと判断できるの
で発注状態B5を「終了」にセットする。
【0062】以上が、この発明の発注処理の全体フロー
であるが、ステップS18により、発注要求D2及び出
庫要求D3を受信した受注端末31では、これらの要求
により示された数量のPOPの発注及び出庫があったこ
とを、出力部33を通して出力するようにする。
【0063】次に、図6のステップS16に示した算出
処理のフローを図7を用いて説明する。図7において、
発注管理部10の管理端末11では、今注目しているP
OPの在庫があるか否かをチェックする(ステップS3
1)。すなわち、POPの現在の在庫数B3が、要求変
数REよりも大きいか否か判断し、B3>REのとき要
求変数よりも多い在庫があるので、ステップS32へ進
み、B3≦REのとき要求変数よりも多い在庫はないの
で、新規制作を依頼するために発注数を求める処理(ス
テップS35)へ進む。
【0064】ステップS32において、要求変数REと
現在の出庫総数B4との和が、発注許可最大数C2以下
であるか否かチェックする。ここでRE+B4≦C2の
場合、要求変数REに相当する分だけ出庫要求をしても
よいので、要求変数REを、出庫数Mとして設定する
(ステップS34)。
【0065】一方、RE+B4>C2の場合、要求変数
REに相当する数量だけ出庫してしまうと、そのPOP
の発注許可最大数C2をオーバーしてしまうので、出庫
総数を発注許可最大数C2以下に抑えるために、今回出
庫する出庫数Mを、発注許可最大数C2−現在の出庫総
数B4に設定する(ステップS33)。
【0066】また、ステップS31で、発送変数分を含
む在庫がないと判断された場合、ステップS35におい
て、このPOPの発注は可能か否か判断する。ここで、
発注状態B5が「可能」であるか、又は「終了」である
か否かをチェックする。「終了」である場合は、すでに
そのPOPの発注許可最大数C2まで発注が済んでいる
と考えられるので、発注不可処理を行う(ステップS4
1)。発注不可処理では、たとえば、発送要求を送信し
てきたセールスセンター20へ、このPOPは製作予定
数をすでに終了しているので発送要求は受理できない旨
の通知を行う。
【0067】ステップS35で、発注状態B5が「可
能」である場合は、ステップS36へ進み、発送変数R
Eに対して不足している数量Kがいくらあるか算出す
る。不足数Kは、不足数k=発送変数RE−現在の在庫
数B3により求められる。
【0068】次に、POPの最小発注単位数C4が決ま
っているので、不足数Kと最小発注単位数C4とを比較
することにより、実際に発注する発注単位数を設定す
る。たとえば、不足数Kが発注単位数C4よりも少ない
とき、発注単位数C4そのものが実際の発注単位数とな
る。しかし、不足数Kが、発注単位数C4よりも多く、
C4の2倍よりも少ないときは、発注単位数C4の2倍
が実際の発注単位数となる。
【0069】次に、ステップS38において、これから
発注する数を含んだ発注総数(C4+B2)が、発注許
可最大数C2を超えていないかどうかチェックする。こ
こで、C4+B2≦C2のとき、発注許可最大数C2を
超えていないので、発注数PとしてステップS37で設
定した発注単位数を設定する。すなわち、P=C4また
はP=C4×n(nは2以上の整数)とする(ステップ
S39)。
【0070】また、C4+B2>C2のとき、発注許可
最大数C2を超えてしまうので、発注数Pとしては発注
許可最大数C2を超えない範囲内で、現在の発注総数を
考慮して決める必要がある。すなわち、この場合、発注
数P=発注許可最大数C2−現在の発注総数B4に設定
すればよい(ステップS42)。
【0071】次に、ステップS40において、発送要求
を送信してきたセールスセンター20への出庫数Mを設
定する。ここで、このセールスセンター20への現在の
出庫数B4と、POPの発注許可最大数C2とを考慮し
て、ステップS32と同様な判断を行い、出庫数Mを設
定する。具体的には、ステップS33またはS34と同
様に、要求変数REかまたはC2−B4を、このセール
スセンターへの出庫数Mとして設定する。
【0072】以上が、この発明の発注数及び出庫数の算
出処理の一実施例である。このような算出処理は、発送
要求されたPOPごとに行うが、取扱うPOPの種類が
多い場合や、判断基準が多くPOPごとに異なっている
場合などに特に有効であり、発注管理部のオペレータの
負担を軽減でき、発注管理業務の迅速化と発注ミスの減
少をすることができる。
【0073】上記実施例では、セールスセンター20か
ら発注管理部10へ、直接発送要求データD1を送信す
る場合を示したが、セキュリティ対策が行われたメール
サーバやWebサーバを設けて、インターネットを介し
て、セールスセンター20からこのようなサーバに、発
送要求データD1を送信するようにしてもよい。
【0074】このメールサーバやWebサーバは、管理
端末11の発送要求データ記憶部15に相当する。この
場合、すべてのセールスセンター20から送信されてく
る発送要求データD1が、メールサーバなどの記憶装置
に保存される。そして発注管理部10の管理端末11か
ら、発送要求データがメールサーバやWebサーバに到
着していないかどうかを、定期的にチェックしに行くよ
うにする。この定期的チェックはステップS11に相当
する。この後、図6及び図7に示した発注処理を実行す
ればよい。なお、セキュリティ対策として、セールスセ
ンターの認証は、ID番号とパスワードの組合せにより
行えばよい。
【0075】また、上記フローには含めていないが、現
在の在庫数B3が、在庫目標C3よりも少なくなったと
きには、発注許可最大数C2の範囲内で自動的に発注単
位数C4だけ発注要求D2を送信するようにしてもよ
い。
【0076】また、発送要求が受理されなかった場合、
発送要求端末を有する発送元に対して、要求が受理され
なかったことを通知するようにしたが(ステップS2
0)、この他に、発送要求数がそのまま受理された場合
や、発送要求数そのままは受理されなかったがその一部
分の数量だけ受理された場合についても、受理されたこ
とや受理された数量を通知するようにしてもよい。
【0077】また、図4に、発注管理の判断基準となる
発注条件の一実施例を示したが、これに限るものではな
く、POPを配置する販売店の規模や、POPの種類、
POPの優先度又は重要度(なくなったら必ず補充を必
要とするもの、補充の必要のないものなど)、さらに
は、製品の販売状況(販売予測や販売開始後の売れ行
き)等をパラメータ化したものを発注条件として設けて
もよい。
【0078】
【発明の効果】この発明によれば、所定の判断条件に基
づいて要求された発送数量を制御しているので、多品種
にわたる製品又は部品の発注管理を行う場合でも、容易
かつ迅速に適正な量の製品の発注が可能であり、不必要
な製品を制作してしまうこともなく、迅速かつ適切な発
注管理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の発注管理システムの一実施例の概略
構成図である。
【図2】この発明のセールスセンターで作成される発送
要求データの内容の説明図である。
【図3】この発明の発注出庫情報の内容の説明図であ
る。
【図4】この発明の発注条件情報の内容の説明図であ
る。
【図5】この発明の発注管理システムの一実施例の構成
ブロック図である。
【図6】この発明の発注処理全体のフローチャートであ
る。
【図7】この発明の出庫数等の算出処理のフローチャー
トである。
【符号の説明】
10 発注管理部 20 セールスセンターSC 30 制作・印刷業者 60 倉庫 40 販売店舗 50 ネットワーク 11 管理端末 12 通信部 13 判断部 14 発注データ作成部 15 発送要求データ記憶部 16 発注出庫情報記憶部 17 発注条件記憶部 21 発送要求端末 22 通信部 23 発送要求データ作成部 24 製品情報記憶部 31 受注端末 32 通信部 33 出力部 34 受注情報記憶部 35 POP制作部 36 POP印刷部 A1 SC名 A2 要求日 A3 担当者名 A4 POP番号 A5 要求数量 B1 POP番号 B2 現在の発注総数 B3 現在の在庫数 B4 現在の出庫総数 B5 発注状態 B61 SC名 B62 SCへの出庫数 B63 SC出庫可能残 B64 SCの更新日 C1 POP番号 C2 発注許可最大数 C3 在庫目標 C4 発注単位数 C5 発注先業者名 C61 SC名 C62 SC予定出庫数 C63 SC出庫条件 D1 発送要求 D2 発注要求 D3 出庫要求

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発送要求端末と管理端末とがネットワー
    クを介して接続され、発送要求端末が発送要求品目とそ
    の発送要求数を含む発送要求情報を管理端末へ送信し、
    管理端末が、各発送要求品目の発送要求数を所定の判断
    基準に基づいて適正か否かを判断し、発送要求品目ごと
    に妥当な発送要求数に変更して発注要求データを発行す
    ることを特徴とする発注管理システム。
  2. 【請求項2】 複数の発送要求端末と1つの管理端末と
    がネットワークを介して接続され、発送要求端末が、発
    送要求情報入力部と、管理端末へ発送要求情報を送信す
    る情報送信部とからなり、 管理端末が、発送要求品目と発送要求数を含む発送要求
    情報を受信する受信部と、発送要求情報を記憶する情報
    記憶部と、発送要求数を判断するための判断基準を記憶
    する判断基準記憶部と、判断基準に基づいて、受信した
    発送要求情報に含まれる発送要求品目ごとに、その発送
    要求数が適正か否かを判断して妥当な発注数及び出庫数
    を算出する判断部と、判断部により算出された妥当な発
    注数を含む発送要求データと出庫数を含む出庫要求デー
    タを作成するデータ作成部とからなることを特徴とする
    発注管理システム。
  3. 【請求項3】 前記判断基準記憶部に記憶された判断基
    準が、発送要求品目ごとの発注許可最大数と発送要求端
    末ごとの予定出庫最大数を含み、前記判断部が、前記発
    注許可最大数を超えない範囲内で、現在の発注総数と在
    庫数と発送要求数とを考慮した妥当な発注数を算出し、
    かつ前記予定出庫最大数を超えない範囲内で、発送要求
    端末への現在の出庫数と在庫数と発送要求数とを考慮し
    た妥当な出庫数を算出することを特徴とする請求項2の
    発注管理システム。
  4. 【請求項4】 前記管理端末が、発送要求品目ごとの現
    在の発注総数と在庫数とを記憶した発注情報記憶部をさ
    らに備え、前記判断部が、現在の発注総数と発送要求数
    との和が発注許可最大数を超えない範囲内で、発送要求
    数−在庫数を見込んだ妥当な発注数を算出することを特
    徴とする請求項3の発注管理システム。
  5. 【請求項5】 前記発注情報記憶部が、前記発送要求を
    送信してきた発送要求端末への予定出庫最大数と、その
    発送要求端末への現在の出庫数とをさらに記憶し、前記
    判断部が、前記発送要求数と現在の出庫数との和が前記
    予定出庫最大数以下の場合には前記発送要求数を適正と
    判断してこの発送要求数を妥当な出庫数に設定し、前記
    発送要求数と現在の出庫数との和が前記予定出庫最大数
    を超える場合には予定出庫最大数−現在の出庫数を妥当
    な出庫数に設定し、前記データ作成部が、前記妥当な出
    庫数を含む出庫要求データを作成することを特徴とする
    請求項4記載の発注管理システム。
  6. 【請求項6】 発送要求情報に含まれた発送要求品目の
    現在の発注総数が前記発注許可最大数と等しい場合に、
    この発送要求情報は受理できない旨の通知を、前記発送
    要求情報を送信してきた発送要求端末に返信することを
    特徴とする請求項3記載の発注管理システム。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して転送されてきた発
    送要求品目と発送要求数を含む発送要求情報を受信する
    受信部と、発送要求品目ごとに予め定められた判断基準
    に基づいて発送要求数が適正か否か判断する判断部と、
    判断部の判断に基づいて妥当な発注数と出庫数とを算出
    する算出部と、妥当な発注数を含む発送要求データ及び
    妥当な出庫数を含む出庫要求データを作成するデータ作
    成部とを備えた発注管理装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークを介して転送されてきた発
    送要求品目と発送要求数を含む発送要求情報を受信し、
    発送要求品目ごとに予め定められた判断基準に基づいて
    発送要求数が適正か否か判断し、妥当な発注数と出庫数
    とを算出し、妥当な発注数を含む発送要求データ及び妥
    当な出庫数を含む出庫要求データを作成することを含む
    手順からなる発注管理装置の発注処理方法。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介して転送されてきた発
    送要求品目と発送要求数を含む発送要求情報を受信し、
    発送要求品目ごとに予め定められた判断基準に基づいて
    発送要求数が適正か否か判断し、妥当な発注数と出庫数
    とを算出し、妥当な発注数を含む発送要求データ及び妥
    当な出庫数を含む出庫要求データを作成する手順を、コ
    ンピュータに実行させるための発注管理装置の発注処理
    プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293514A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Fujitsu Ltd 自動発注勧告装置、自動発注勧告プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293514A (ja) * 2005-04-07 2006-10-26 Fujitsu Ltd 自動発注勧告装置、自動発注勧告プログラム
JP4680656B2 (ja) * 2005-04-07 2011-05-11 富士通フロンテック株式会社 自動発注勧告装置、自動発注勧告プログラム

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