JP2003108587A - 推薦情報提供方法およびシステム - Google Patents

推薦情報提供方法およびシステム

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JP2003108587A
JP2003108587A JP2001295392A JP2001295392A JP2003108587A JP 2003108587 A JP2003108587 A JP 2003108587A JP 2001295392 A JP2001295392 A JP 2001295392A JP 2001295392 A JP2001295392 A JP 2001295392A JP 2003108587 A JP2003108587 A JP 2003108587A
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Yutaka Kudo
裕 工藤
Mare Uchinomiya
希 内之宮
Chiaki Hirai
千秋 平井
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ある事項に対して有益な情報を検索・提供する
方法として、文字列比較や情報間の類似度計算に基づい
た方法ではなく、人による価値判断の記録に基づいて情
報を検索・提供する方法を提供する。また、検索実行の
タイミングにより得られなかった情報についても、追跡
して利用者に提供する方法を提供する。 【解決手段】ある利用者が、ある事項に対して有益であ
ると判断した結果を、ブックマークに登録するタイミン
グで、参照履歴データに記録するようにし、次回、他の
利用者による検索時に利用して検索を行う検索部を備え
る。また、ブックマークに登録された情報については、
後に情報が更新された場合にブックマーク保持者に通知
するための監視部を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ある事項に関する
有益な情報を検索して利用者に提供する推薦情報提供方
法およびシステムに関し、特に情報に対する人の価値判
断を利用して提供情報の選定を行う推薦情報提供方法お
よびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ある事項に関して有益な情報を利用者に
提示する方法としては、事項を表す文字列を検索条件と
して、文字列比較や類似度計算によって検索を行って利
用者に提示する方法が一般的である。この方法は、現在
広く用いられており、例えば、特開平10−63680
に示された情報検索システム、特開平10−22252
1の情報共有システムなどがある。
【0003】また、特開2000−322430には、
検索式を設定して、検索実行を予約しておき、データベ
ースなどに情報が登録された時点で、利用者に通知する
方法が開示されている。
【0004】また、検索対象情報の鮮度維持のための方
法としては、古い情報から順に削除する方法が一般的で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、提供された情
報が利用者にとって有益であるかどうかは、単に、検索
文字列がその情報に含まれることや、情報間の類似度が
高いこととは無関係である。検索文字列を含んだ情報
や、検索文字列と類似度が高い情報であっても、利用者
にとって期待外れである場合がある。逆に、検索文字列
を含まない情報や、検索文字列と類似しない情報であっ
ても、利用者にとって有益な情報である場合がある。つ
まり、文字列比較や類似度計算によって検索を行う方法
では、検索文字列と類似せず、かつ、利用者にとって有
益な情報を検索して提供することは不可能である、とい
う問題を有している。
【0006】また、特開2000−322430に代表
される予約検索の方法については、利用者が予約した検
索条件についてのみ検索を実行するだけで、利用者が次
の検索指示で設定するであろう検索条件についての検索
は実行されない、といった問題を有している。つまり、
利用者は、あるまとまった作業を行う際には、その作業
を構成する個々の作業項目すべてについて、ひとつひと
つ検索を実行していきたいが、この方法では、それぞれ
を人手で検索予約する必要がある。
【0007】本発明の目的は、上記の問題を解決し、単
なる情報間の類似度ではなく、評判といった人の価値判
断の記録を利用した情報検索方法を提供することにあ
る。また、一度、参考情報として個人用に保存した情報
については、その参考情報が更新・削除された場合に
は、情報が変化したことを通知する方法を提供すること
にある。また、検索時に利用する人の価値判断の記録が
多くなりすぎた場合や、古い記録が増えてしまった場
合、現状に即した検索結果が出せないという問題を有し
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明では、検索結果のなかで、ある利用者が有益
であると判断した情報を、その利用者が自らのブックマ
ークに登録するタイミングで、参照履歴データに記録
し、次回、他の利用者によって検索が実行された際に利
用して検索を行う検索部を備える。
【0009】また、ブックマークに登録された情報、及
び、その情報に関連する情報については、後に情報が更
新された場合にブックマーク保持者に通知するための監
視部を備える。
【0010】また、情報の鮮度維持のために、一定時間
参照されなかった参照履歴データを削除し、参照記録デ
ータの数を一定数に保つようにする鮮度維持部を備え
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による推薦情報提供
方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明
する。ここで説明する実施の形態は、ソフトウェア開発
プロジェクトを複数持つような組織での利用を想定して
おり、情報システムを開発する際の各作業項目に関する
有益な情報を、プロジェクト内外を問わずに選定し、利
用者に提供する方法について説明する。
【0012】より具体的には、利用者が自分に割り当て
られた作業に対して他のプロジェクトでの事例を検索
し、良い事例が見つかった場合に、作業項目名に対応さ
せて、ブックマーク登録し、ブックマーク登録すると、
参照履歴として、その作業をする際に参照した事例であ
るという記録が残り、他の利用者が同じ作業に対して事
例を検索する際の手掛かりになる、といった一連の流れ
を説明するものである。また、ブックマークとして登録
した事例、及び、その事例に関連する事例が更新された
場合に利用者に通知する、といった更新通知に関する方
法についても説明する。また、参照履歴が膨大になって
しまった場合には、鮮度維持を考慮して参照履歴の数を
調整する方法についても説明する。
【0013】本方法は、キーボードやマウスなどの入力
装置、ディスプレイやプリンタなどの出力装置、ハード
ディスクなどの外部記憶装置を備える計算機によって実
現される。全ての機能を一台で実現する構成だけでな
く、複数の計算機をネットワークで接続し、各機能と各
データを提供するサーバと、利用者が情報を閲覧・操作
するクライアントに分けて構成してもよい。
【0014】図1は、本発明の実施の形態による推薦情
報提供方法の機能ブロックの一例を示す図である。図1
において、101はプロジェクト開始時から終了時まで
に実行すべき作業をツリー構造で定義した作業項目ツリ
ーである。111は作業項目ツリー101の各作業項目
に関連付けられて登録された成果物を保持する成果物デ
ータであり、112は各利用者が検索の結果得られた情
報をブックマークに登録することによって記録される参
照履歴を保持する参照履歴データである。成果物データ
111は、本方法を実現するコンピュータが備える外部
記憶装置に格納されており、この成果物データ111に
は、組織内のすべてのプロジェクトで作成された成果物
を含んでいるものとする。また、参照履歴データ112
についても、本方法を実現するコンピュータが備える外
部記憶装置に格納されており、この参照履歴データ11
2には、すべての利用者によって作成された参照履歴デ
ータを含んでいるものとする。
【0015】121は検索部であり、利用者によって指
定された作業項目ツリー101中の作業項目を受け取
り、この作業項目に関連付けられた成果物を成果物デー
タ111の中から抽出し、さらに、前記作業項目に関す
る参照履歴を参照履歴データ112から抽出し、検索結
果102を表示する。
【0016】122は参照履歴表示部であり、検索結果
102において、利用者が、作業項目名に付けられたリ
ンクをクリックするなどして参照履歴表示を指示した場
合は、参照履歴表示部122が実行され、参照履歴デー
タ112が読み込まれ、参照履歴表示画面103が表示
される。
【0017】123はブックマーク登録部であり、検索
結果102、または、参照履歴表示画面103におい
て、情報を指定してブックマークへの登録を指示した場
合は、このブックマーク登録部123が実行され、ブッ
クマーク113への登録と、参照履歴への登録が行われ
る。ここで登録された参照履歴が、次の検索実行者の検
索処理に用いられるため、人の価値判断に基づいた情報
選定、提供が可能となる。
【0018】104はブックマーク表示画面であり、利
用者が作業項目ツリー101から作業項目を一つ選択
し、ブックマーク表示部126を実行することで、該当
作業項目に関するブックマークを表示する。
【0019】126はブックマーク表示部であり、作業
項目を受取って、その作業項目に関連付けて登録された
ブックマークを、ブックマーク113から読み出して一
覧表として表示する。
【0020】124は監視部であり、ブックマーク11
3に登録されているブックマークが参照しているデータ
の変化を監視し、変化した場合はブックマーク113に
変更したことを示すデータを書き込む。
【0021】125は鮮度維持部であり、参照履歴デー
タ112を構成するデータが増えすぎないようにするた
めの処理を行う。
【0022】図2は作業項目ツリー101の一例であ
る。図2において、201〜207は作業項目であり、
プロジェクトの開始時から完了時までに行わなければな
らない作業の名称である。前記作業項目ツリー101
は、図のように、作業項目201〜207をツリーの構
造で構成する。211〜217は図や文書を保持するフ
ァイルの名称であり、各作業項目にファイルを関連付け
て登録できるようになっている。例えば、「開発基準
書」という作業項目202には、「開発基準.doc」
と「表紙.xls」というファイルが関連付けられて登
録されている。また、221は作業項目ツリー101を
利用するプロジェクトの名称である。このような作業項
目ツリー101は、組織に存在する複数のプロジェクト
毎に定義されているものとする。
【0023】図2の例は、作業項目ツリーをコンピュー
タの画面上に表示した場合の例であるが、データ構造も
同様に、ツリー構造であり、各項目にファイルが関連付
けられているものとする。ただし、各ファイルは作業項
目に関連付けられて、成果物データ111に保持されて
いるものとする。
【0024】図3は、参照履歴データ112の一例であ
る。図3において、301〜307は作業項目名312
と成果物名313を対応付けて組にした知識ユニットで
あり、知識ユニットを一意に特定するための知識ユニッ
トID311と、作業項目名312と成果物名313
と、作業項目名312の定義元であるプロジェクトの名
称314と、で構成する。知識ユニット306の場合、
知識ユニットID311は「K0006」、プロジェク
ト名314は「PRO_C」、作業項目名312は「設
計基準書」、成果物名313は「http://hos
t/pro_c/DesignBase.doc」であ
る。「PRO_C」というプロジェクトで、「設計基準
書」を作成するという作業を行った結果、「http:
//host/pro_c/DesignBase.d
oc」という成果物が登録されたということを表してい
る。この知識ユニットは、質問回答システムのような質
問に対する回答を蓄えるシステムに応用でき、この場
合、作業項目名312には質問を、成果物名313には
回答という具合に読替えて使用すればよい。
【0025】前記知識ユニット301〜307は、それ
ぞれを有向リンクで結びつけることができる。この有向
リンクを知識リンクと呼ぶ。リンク元の知識ユニット
は、リンク先の知識ユニットを参照して作成されたとい
うことを表している。知識リンクを正に辿ることで、こ
の知識ユニットを作成する際に参考にした知識ユニット
を知ることができる。逆に、知識リンクを遡ることで、
この知識ユニットを参照して作成された知識ユニットを
知ることもできる。例えば、知識ユニット303の成果
物を作成する際に参考にした知識ユニットは、知識リン
クを正に辿ることで、301と302であることが分か
る。また、この知識ユニット303を参考にして作成さ
れた知識ユニットは、知識リンクを遡ることで、305
と307であることが分かる。
【0026】また、知識リンクは、リンクを作成した利
用者の名称と、リンクの作成日と、リンクを作成した理
由、を保持することができる。例えば、321の例の場
合、知識ユニット307の作業項目を行う際に、知識ユ
ニット303を参考にするとして知識リンクを作成する
といった場合に、作成者は「工藤」で、作成日は「20
01/5/12」で、作成理由は「内容的に似ている」
であるという情報を保持することができる。他の利用者
が参照履歴から自分が望む知識ユニットを探す際に、知
識リンクに保持された作成者の情報によって、例えば、
自分の信頼できる人が参考にした知識ユニットを自分も
参考にしたい、といった選択が可能となる。また、作成
日によって、情報の鮮度を知ることができる、知識ユニ
ットが古くても、知識リンクが新しければ、その知識ユ
ニットは、依然、有効であると判断することができるよ
うになる。また、作成理由によって、リンク作成者がど
のような観点でリンク先の知識ユニットを参考にしたの
かを知ることができるようになる。例えば、図の書き方
がきれいという理由なのか、内容的に類似していて参考
になるという理由なのかを知ることで、利用者は、自分
の目的に合った知識ユニットを効率的に探すことができ
るようになる。
【0027】図4は、検索部121によって表示された
検索結果画面102の一例である。図4において、40
1は利用者名、402は操作対象のプロジェクトの名
称、403は作業項目名である。検索結果画面は、この
作業項目名403に関する検索の結果一覧を表示するも
のである。411〜415が検索結果であり、一行で一
つの結果を表す。また、一つの結果には、その結果をブ
ックマークに登録するかどうかを指定するチェック42
1と、表示の際に付与される項目番号422と、その結
果に対応する知識ユニットを参照している知識ユニット
の数である得点423と、作業項目名424の定義元の
プロジェクト名426と、作業項目名424と、成果物
名425と、ブックマークを登録する理由を入力する理
由欄427で構成される。
【0028】検索処理は、検索部121によって為さ
れ、参照履歴データ112と成果物データ111が検索
の対象となる。従って、検索結果画面102のプロジェ
クト名426と作業項目名424と成果物名425に
は、参照履歴データ112と成果物データ111からの
情報が表示されることになる。404はブックマークへ
の登録ボタンであり、このボタンを押した場合、チェッ
ク421にチェックが入力されている検索結果を対象と
して、ブックマーク登録部123を実行する。ブックマ
ーク登録部123により、検索結果が保持する情報がブ
ックマーク113に格納される。
【0029】411〜415について、得点423が1
以上である検索結果(411〜413)については、作
業項目名424に参照履歴表示画面103を表示するた
めのリンクが埋め込まれている。このリンクをクリック
することにより、該当作業項目に関する参照履歴表示指
示が参照履歴表示部122に伝えられ、参照履歴表示画
面103を表示する。
【0030】図11は、参照履歴表示画面103の一例
である。図11において、1101は利用者名、110
2は操作対象のプロジェクトの名称、1103は作業項
目名、である。参照履歴表示画面103は、作業項目名
1103に関する参照履歴を表示するものである。30
1〜321については、図3の説明のとおりである。ま
た、1104は選択中の知識ユニットをブックマークに
登録するためのボタンであり、1105は選択中の知識
ユニットをブックマークに登録する理由を入力する欄で
ある。図の例では、現在、知識ユニット303が選択状
態になっており、ボタン1104を押すことで、ブック
マーク登録部123が実行され、知識ユニット303は
ブックマーク113に格納される。
【0031】図5は、ブックマーク一覧画面104の一
例である。図5において、501は利用者名、502は
操作対象のプロジェクトの名称、503は作業項目名で
ある。ブックマーク一覧画面104は、作業項目名50
3に関するブックマークの一覧を表示するものである。
511〜515がブックマークであり、一行で一つのブ
ックマークを表す。また、一つのブックマークは、その
ブックマークを削除するかどうかを指定するチェック5
21と、表示の際に付与される項目番号522と、その
ブックマークが参照する知識ユニットに変化があった場
合に、変化があったことを知らせるための更新523
と、そのブックマークに対応する知識ユニットを参照し
ている知識ユニットの数である得点524と、作業項目
名525の定義元のプロジェクト名527と、作業項目
名525と、成果物名526と、ブックマークを登録し
た理由528で構成される。
【0032】504はブックマークを削除するためのボ
タンであり、このボタンを押した場合、チェック521
にチェックが入力されているブックマークをブックマー
ク113から削除すると同時にブックマーク一覧画面1
02からも削除する。
【0033】511〜515について、作業項目名52
5には、参照履歴表示画面103を表示するためのリン
クが埋め込まれている。このリンクをクリックすること
により、該当作業項目に関する参照履歴表示指示が参照
履歴表示部122に伝えられ、参照履歴表示画面103
を表示する。図6は、ブックマーク113のデータ構造
の一例である。図6において、601はブックマークの
所有者である利用者名、602はブックマークが登録さ
れるプロジェクトを表すプロジェクト名、603はブッ
クマークが登録される作業項目を表す作業項目名、60
4はブックマークに対応する知識ユニットを特定する参
照先知識ユニットID、605は更新されたかどうかを
表す更新フラグである。一行で一つのレコードを構成す
る。
【0034】次に、作業項目に関する参考情報の検索を
実行する検索部121の処理の流れを図7のフローチャ
ートを参照しながら詳細に説明する。
【0035】まず、利用者の指示、または、バッチ処理
によって、作業項目ツリーから作業項目名を一つ取得す
る(ステップ701).次に、参照履歴データ112を
参照し、全知識ユニットの中から、ステップ701で取
得した作業項目名に関連する知識ユニットを、例えば、
ステップ701の作業項目名と、知識ユニットの作業項
目名の値との文字列比較を行うなどして、抽出する(ス
テップ702)。次に、成果物データ111を参照し、
全プロジェクトの成果物の中からステップ701で取得
した作業項目名に関連する成果物を、例えば、ステップ
701の作業項目名と、成果物が関連付けられた作業項
目名の値との文字列比較を行うなどして、抽出する(ス
テップ703)。最後に、ステップ702とステップ7
03で抽出した、知識ユニット、または、成果物に関す
る情報を、一覧表として作成し、表示する(ステップ7
04)。ステップ704によって表示された検索結果画
面102の例を図4に示す。得点が高い順に一覧表を作
成した例である。得点とは、その知識ユニットを参照し
ている知識ユニットの数とする。図中、得点が1点以上
のものは、参照履歴データ112からの情報であり、得
点が0点のものは、成果物データ111からの情報であ
る。
【0036】次に、参照履歴データ112を参照し、知
識ユニットを中心にして、知識ユニット間の参照・被参
照の様子を示す参照履歴表示画面103を表示する参照
履歴表示部122の処理の流れを図8のフローチャート
を参照して詳細に説明する。
【0037】まず、中心に表示する知識ユニットの知識
ユニットIDを取得する(ステップ801)。この知識
ユニットを表示画面の中心に配置し、その知識ユニット
を参照している知識ユニットと、その知識ユニットが参
照している知識ユニットを周囲に配置し、矢印でつなぐ
(ステップ802)。ステップ802で周囲に配置した
知識ユニットについても、その知識ユニットが参照して
いる知識ユニットを周囲に配置し、矢印でつなぐ。この
ステップ802の処理を、中心に配置した知識ユニット
から辿れる全ての知識ユニットを表示し終えるまで繰返
す(条件分岐804による)。参照履歴表示部122に
よって表示された画面は、例えば図11のようになる。
図11の例では、知識ユニット303をはじめに指定し
て、参照履歴を表示した例である。
【0038】次に、検索結果画面102のボタン40
4、または、参照履歴表示画面103のボタン1104
を押下することにより、指定された検索結果、または、
知識ユニットをブックマーク113に登録するブックマ
ーク登録部123の処理の流れを図9のフローチャート
を参照しながら詳細に説明する。
【0039】まず、現在の作業項目403と、プロジェ
クト名402と、利用者によって指定された検索結果の
情報、または、知識ユニットの情報(プロジェクト名、
作業項目名、成果物名、ブックマークを登録する理由)
を受取る(ステップ901)。例えば、検索結果画面1
02(図4)が表示されており、利用者名が「工藤」
で、プロジェクト名が「PRO_X」で、作業項目名が
「開発基準書」である場合で、図4の414の行にチェ
ックをつけ、ボタン404を押した場合は、現在の作業
項目名「開発基準書」とプロジェクト名「PRO_X」
と、チェックをつけた検索結果が保持する情報であるプ
ロジェクト名「PRO_C」と作業項目名「設計基準
書」と成果物名「http://host/pro_c
/DesignBase.doc」とブックマークを登
録する理由「フォーマットがすっきりしている」を受取
る。参照履歴表示画面103(図11)が表示されてお
り、利用者名が「工藤」で、プロジェクト名が「PRO
_X」で、作業項目名が「開発基準書」である場合で、
図11の知識ユニット303を指定して、ボタン110
4を押した場合は、現在の作業項目名「開発基準書」と
プロジェクト名「PRO_X」と、選択した知識ユニッ
トが保持する情報であるプロジェクト名「PRO_C」
と作業項目名「開発基準書」と成果物名「http:/
/host/pro_c/開発基準.doc」とブック
マークを登録する理由「内容的に似ている」を受取る。
【0040】次に、参照履歴データ112を参照し、知
識リンクのリンク元となる知識ユニットが参照履歴デー
タ112に既に登録されているかどうか調べる(ステッ
プ902)。知識リンクのリンク元となる知識ユニット
とは、すなわち、現在選択中の自分の作業項目に関する
知識ユニットであり、プロジェクト名が「PRO_X」
で、作業項目名が「開発基準書」の知識ユニットであ
る。図3では、知識ユニット307が該当する。登録さ
れていない場合は、知識ユニットを新規に作成し、プロ
ジェクト名の欄には現在のプロジェクト名、作業項目名
の欄には現在の作業項目名を入れ、成果物名の欄は空と
しておく(ステップ903)。
【0041】次に、再度、参照履歴データ112を参照
し、知識リンクのリンク先となる知識ユニットが参照履
歴データ112に既に登録されているかどうか調べる
(ステップ904)。知識リンクのリンク先となる知識
ユニットとは、すなわち、ブックマークに登録しようと
している検索結果または知識ユニットである。図3で
は、検索結果画面102で、414をチェックした場合
は知識ユニット303、参照履歴表示画面103で30
6を選択した場合は、知識ユニット306が該当する。
登録されていない場合は、知識ユニットを新たに作成
し、プロジェクト名には、選択した検索結果または知識
ユニットのプロジェクト名を入れ、作業項目名には、選
択した検索結果または知識ユニットの作業項目名を入
れ、成果物名の欄には、選択した検索結果または知識ユ
ニットの成果物名を入れる(ステップ905)。
【0042】次に、ステップ905までの処理で作成さ
れた、リンク元となる知識ユニットと、リンク先となる
知識ユニットの間にリンクを作成する。リンクの向き
は、リンク元からリンク先へ向くように作成する。その
際、現在の利用者の名称と現在の日付時刻、ブックマー
クに登録する理由を登録する(ステップ906)。
【0043】次に、リンク先となった知識ユニットの知
識ユニットIDを取得し、ブックマーク113に、利用
者名とプロジェクト名と作業項目名と知識ユニットID
と更新有無(初期値は「無」)を登録する(ステップ9
07)。利用者名「工藤」という利用者が、プロジェク
ト名「PRO_X」の作業項目名「開発基準書」に対
し、図3の知識ユニット303をブックマーク登録した
場合、ブックマーク113では、611の行が追加され
ることになる。
【0044】次に、成果物の登録・更新、及び、ブック
マークの登録を監視し、登録・更新があった場合に、そ
の情報をブックマークに登録している利用者に対して、
変更があった旨を通知する監視部124の処理の流れを
説明する。
【0045】ブックマークに登録した知識ユニットに対
する成果物が登録されたという事象は、その成果物の登
録(完成)を待ち望んでいた利用者にとって良い知らせ
となる。また、ブックマークに登録した成果物が更新さ
れたという事象は、開発中のシステムの仕様が変更され
たなど、注意を促すという意味の知らせとなる。また、
ブックマークに登録した成果物に関するブックマークが
新たに登録されたという事象は、自分が保持しているブ
ックマーク(知識ユニット)の周辺に新たな知識ユニッ
トが登録されたことを意味しており、ブックマーク保持
者にとって、価値のある情報である可能性が高く、良い
知らせとなる。
【0046】以下、監視部124の処理の流れを図10
のフローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0047】まず、成果物が登録・更新された場合(判
定は条件分岐1001)、該当成果物名と同じ成果物名
を持つ知識ユニットを図3の参照履歴データから探し
て、その知識ユニットの知識ユニットIDを取得する
(ステップ1002)。次に、ブックマーク113(図
6)を参照して、ステップ1002で取得した知識ユニ
ットIDと、参照先知識ユニットID604の値とが一
致するブックマークデータについて、更新有無の値を
「有」に変更し、成果物名を最新値に更新する(ステッ
プ1003)。次に、作業項目ツリー101を参照し、
該当成果物が関連付けられている作業項目名を得て、そ
の作業項目と関連性のある作業項目に関連付けられた成
果物名を取得する(ステップ1004)。作業項目間に
関連性があるとは、例えば、作業項目ツリー101にお
いて、お互いに、親項目が同じであるなど、何らかの関
わりがあるという意味である。次に、ステップ1004
で取得した成果物名と、知識ユニットの成果物名が一致
する知識ユニットを所有している利用者に、関連成果物
が登録された旨を通知する(ステップ1005)。
【0048】次に、ブックマーク113を参照し、新た
なブックマークが登録されている場合(判定は条件分岐
1006)。そのブックマークに対応する参照先知識ユ
ニットID604と、そのブックマーク以外のブックマ
ークの参照先知識ユニットID604とが一致するブッ
クマークについて、更新有無の値を「有」に変更し、得
点を最新値に更新する(ステップ1007)。
【0049】次に、ブックマーク一覧画面104を表示
するブックマーク表示部126の処理の流れを図13の
フローチャートを参照しながら詳細に説明する。
【0050】まず、どのプロジェクトの、どの作業項目
の、誰のブックマークを表示するかを指定するために、
プロジェクト名と作業項目名と利用者名を受取る(ステ
ップ1301)。次に、ブックマーク113を参照し、
ステップ1301で受取った利用者名とプロジェクト名
と作業項目名が、それぞれ、ブックマーク113の利用
者名601とプロジェクト名602と作業項目名603
に一致するレコードを抽出する(ステップ1302)。
次に、参照履歴112を参照し、ステップ1302で抽
出したレコードについて、参照先知識ユニットIDの値
を取り出し、知識ユニットID311と一致する知識ユ
ニットから、プロジェクト名314と作業項目名312
と成果物名313を取得し、チェック欄521と項目番
号522と更新データ523と得点524とプロジェク
ト名527と作業項目名525と成果物名526を一行
として作成し、この処理をステップ1302で抽出した
全てのレコードについて実行することで、一覧表を作成
する(ステップ1303)。
【0051】次に、参照履歴データ112に知識ユニッ
トが増えすぎないようにするための、鮮度維持部125
の処理の流れを図12のフローチャートを参照して詳細
に説明する。
【0052】まず、参照履歴データ112の中の知識ユ
ニットの数を数える(ステップ1201)。予め設定し
ておいた上限値を超えているかどうか調べる(ステップ
1202)。知識ユニット数が上限値を超えている場合
は、まず、その知識ユニットから見て、その知識ユニッ
トを参照している知識ユニットの数の少ない知識ユニッ
トを優先的に削除する。参照している知識ユニットの数
が同じ場合は、知識リンクが作成された日付の古い知識
ユニットを優先的に削除する。ステップ1203を知識
ユニット数の上限値を下回るまで繰返す。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、情報間の類似度ではな
く、人間による価値判断の結果に基づいた情報検索が可
能となり、一見、無関係と思われる情報であっても、利
用者に対して有益な情報を提供できる。
【0054】また、一度ブックマークに保存した情報に
ついては、継続的に検索が実行されるため、保存した情
報が後日更新されても、確実に更新通知を受取ることが
できる。また、ブックマークに保存した情報について、
その情報に関連性のある情報が登録された際には、関連
情報の登録通知を受取ることができる。
【0055】また、参照履歴データを調整することで検
索対象データの鮮度維持を行うことができ、古い情報を
含まない質の高い検索が実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による推薦情報提供方法を
実行するための機能ブロックの一例を示す図である。
【図2】作業項目ツリー101の一例である。
【図3】参照履歴データ112の一例である。
【図4】検索部121によって表示される検索結果画面
102の一例である。
【図5】ブックマーク一覧画面の一例である。
【図6】ブックマーク113のデータ構造の一例であ
る。
【図7】検索部121の処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図8】参照履歴表示部122の処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図9】ブックマーク登録部123の処理の流れを示す
フローチャートである。
【図10】監視部124の処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図11】参照履歴表示画面103の一例である。
【図12】鮮度維持部125の処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図13】ブックマーク表示部126の処理の流れを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
101…作業項目ツリー、102…検索結果画面、10
3…参照履歴表示画面、104…ブックマーク画面、1
11…成果物データ、112…参照履歴データ、113
…ブックマーク、121…検索部、122…参照履歴表
示部、123…ブックマーク登録部、124…監視部、
125…鮮度維持部、126…ブックマーク表示部。
フロントページの続き (72)発明者 平井 千秋 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内 Fターム(参考) 5B075 ND16 PP02 PQ38 PR03 PR08 UU40

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の事項に対して情報を検索し、利用者
    に提供する推薦情報提供方法において、利用者が指定し
    た検索条件と、前記検索条件による検索結果のうち、有
    益であると判断した検索結果とを関連付けて参照履歴に
    登録するステップと、次回、他の利用者によって同一の
    検索条件による検索が実行された時には、前記参照履歴
    を参照し、前回の利用者が有益であると判断した検索結
    果を優先的に利用者に提示するステップと、を有するこ
    とを特徴とする推薦情報提供方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の推薦情報提供方法であっ
    て、利用者が指定した検索条件と、前記検索条件による
    検索結果のうち、有益であると判断した検索結果とが関
    連付けて登録され、ネットワーク状に展開された参照履
    歴を利用者に表示するステップと、を有することを特徴
    とする推薦情報提供方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の推薦情報提供方法
    であって、利用者が指定した検索条件と、前記検索条件
    による検索結果のうち、有益であると判断した検索結果
    とを関連付けて参照履歴に登録するステップを、利用者
    が前記検索結果を自分のブックマークとして保持する際
    に実行するステップ、を有することを特徴とする推薦情
    報提供方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の推薦情報提供方法であっ
    て、ブックマークに保持した情報の元となった情報が、
    前記情報の持ち主などにより更新または削除されたこと
    を検出するステップと、検出した結果をブックマークの
    所有者に通知するステップと、を有することを特徴とす
    る推薦情報提供方法。
  5. 【請求項5】請求項1から4記載の推薦情報提供方法で
    あって、参照履歴データに対し、参照数の少ないデータ
    を優先的に削除するステップと、参照数が同数である場
    合は、参照日付の古いものを優先的に削除するステップ
    と、を有することを特徴とする推薦情報提供方法。
  6. 【請求項6】所定の情報を参考にして、新たな情報を作
    成し、前記新たな情報は、別の情報を作成する際に参考
    にされる、といった、参考履歴をネットワーク状に表現
    するデータ構造およびそのデータ構造を表示した画面で
    あって、一つの単位データは、因果関係にある二つのデ
    ータを保持しており、単位データ間の参照・被参照関係
    を表現するために、単位データ間を有向リンクで結び、
    前記有向リンクは、リンクを作成した利用者名と、リン
    クを作成した日付時刻と、リンクを作成した理由と、を
    保持していること、を特徴とする参考履歴データ構造及
    びその表示画面。
  7. 【請求項7】所定の事項に対して情報を検索し、利用者
    に提供する推薦情報提供システムにおいて、請求項6の
    データ構造を利用し、前記所定の事項の参照・被参照関
    係にある事項を、検索結果として提示する検索手段、を
    有することを特徴とする推薦情報提供システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008140082A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Toshiba Corp 情報推薦システム及び情報推薦プログラム
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