JP2003107074A - サイズ度試験方法とその装置 - Google Patents
サイズ度試験方法とその装置Info
- Publication number
- JP2003107074A JP2003107074A JP2001300324A JP2001300324A JP2003107074A JP 2003107074 A JP2003107074 A JP 2003107074A JP 2001300324 A JP2001300324 A JP 2001300324A JP 2001300324 A JP2001300324 A JP 2001300324A JP 2003107074 A JP2003107074 A JP 2003107074A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- paper
- test
- ccd camera
- test piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 試験者が無駄な時間を消費することなしに効
率的に判定結果を集計できる紙のステキヒト・サイズ度
試験方法及び試験装置を提供すること。 【構成】 この発明の試験方法は、紙、板紙のステキヒ
ト・サイズ度試験において、センサ─機能を保有するカ
ラ─CCDカメラ(2)、信号入力の可能なデジタル式
タイマ─(5)及び照明装置(4)、モニタ─(1)等
を組み合わせた自動判定装置を使用して、カラ─CCD
カメラへの自然光を遮断し、カラ─CCDの色抽出設定
を終点色又は初期色及び標準又は,拡大の組み合わせか
ら選定し、塩化第二鉄1%溶液が調整直後の溶液と比べ
て、濁り、色変化のないものを使用し、試験片が測定中
の揺れ・振動・移動をなくすようにして赤斑点を自動判
定することを特徴とする。
率的に判定結果を集計できる紙のステキヒト・サイズ度
試験方法及び試験装置を提供すること。 【構成】 この発明の試験方法は、紙、板紙のステキヒ
ト・サイズ度試験において、センサ─機能を保有するカ
ラ─CCDカメラ(2)、信号入力の可能なデジタル式
タイマ─(5)及び照明装置(4)、モニタ─(1)等
を組み合わせた自動判定装置を使用して、カラ─CCD
カメラへの自然光を遮断し、カラ─CCDの色抽出設定
を終点色又は初期色及び標準又は,拡大の組み合わせか
ら選定し、塩化第二鉄1%溶液が調整直後の溶液と比べ
て、濁り、色変化のないものを使用し、試験片が測定中
の揺れ・振動・移動をなくすようにして赤斑点を自動判
定することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、紙、板紙のステ
キヒト・サイズ度試験における最終判定をカラ─CCD
カメラとデジタル式タイマ─等で測定する試験方法と試
験装置に関する。
キヒト・サイズ度試験における最終判定をカラ─CCD
カメラとデジタル式タイマ─等で測定する試験方法と試
験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステキヒト・サイズ度試験として
は、紙のステキヒト・サイズ度試験方法(JIS-P8122
-1976 )の規格が存在し、一定の温湿度環境条件で試験
片を前処理・試験・試薬温度で行うものであるが、操作
は、試験片(四周を折り)、シャ─レに入れたチオシア
ン酸アンモニウム(JIS−K9000)2%溶液上に
浮かべると同時に、塩化第二鉄(JIS−K8142特
級)1%溶液をピペットで1滴落としてから、3個の赤
斑点が現れるまでの時間を目視により秒時計で測り、そ
の秒数をもってサイズ度とする。
は、紙のステキヒト・サイズ度試験方法(JIS-P8122
-1976 )の規格が存在し、一定の温湿度環境条件で試験
片を前処理・試験・試薬温度で行うものであるが、操作
は、試験片(四周を折り)、シャ─レに入れたチオシア
ン酸アンモニウム(JIS−K9000)2%溶液上に
浮かべると同時に、塩化第二鉄(JIS−K8142特
級)1%溶液をピペットで1滴落としてから、3個の赤
斑点が現れるまでの時間を目視により秒時計で測り、そ
の秒数をもってサイズ度とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来法は、判定を目視
で行う為に測定者の主観が入り易く個人差が出やすい欠
点があった。また、判定は3個の赤斑点で行うのである
が、実際には紙質により明確な斑点が出ずに、ぼやけた
斑点が発生する場合もあり、そのことも個人差を大きく
する要因である。更に、測定開始から赤斑点が出るまで
観察を続けるため、特に強サイズ紙になる程長い監視時
間を必要とし時間を消費する結果となっていた。
で行う為に測定者の主観が入り易く個人差が出やすい欠
点があった。また、判定は3個の赤斑点で行うのである
が、実際には紙質により明確な斑点が出ずに、ぼやけた
斑点が発生する場合もあり、そのことも個人差を大きく
する要因である。更に、測定開始から赤斑点が出るまで
観察を続けるため、特に強サイズ紙になる程長い監視時
間を必要とし時間を消費する結果となっていた。
【0004】この発明の目的は、試験者が無駄な時間を
消費することなしに効率的に判定結果を集計できる紙の
ステキヒト・サイズ度試験方法及び試験装置を提供する
ことである。
消費することなしに効率的に判定結果を集計できる紙の
ステキヒト・サイズ度試験方法及び試験装置を提供する
ことである。
【0005】
【発明の実施の態様】この発明の紙及び板紙のステキヒ
ト・サイズ度試験方法及び試験装置を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明の紙及び板紙のステキヒ
ト・サイズ度試験方法を実施する試験装置の概略図を示
し、図2はこの発明の紙及び板紙のステキヒト・サイズ
度試験方法を実施するための全自動測定試験装置の概略
図を示し、図3は、目視判定とCCDカメラ判定との相
関分析を表す相関性図を示し、図4aは、酸性紙薄物の
目視判定とCCDカメラ判定との個人差の比較を示す折
れ線グラフを示し、図4bは、中性紙厚物の目視判定と
CCDカメラ判定との個人差の比較を示す折れ線グラフ
を示す。
ト・サイズ度試験方法及び試験装置を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明の紙及び板紙のステキヒ
ト・サイズ度試験方法を実施する試験装置の概略図を示
し、図2はこの発明の紙及び板紙のステキヒト・サイズ
度試験方法を実施するための全自動測定試験装置の概略
図を示し、図3は、目視判定とCCDカメラ判定との相
関分析を表す相関性図を示し、図4aは、酸性紙薄物の
目視判定とCCDカメラ判定との個人差の比較を示す折
れ線グラフを示し、図4bは、中性紙厚物の目視判定と
CCDカメラ判定との個人差の比較を示す折れ線グラフ
を示す。
【0006】図1に基づいてこの発明の紙及び板紙のス
テキヒト・サイズ度試験方法を説明する。紙或いは板紙
の試験片3をチオシアン酸アンモニウム2%液の入った
シャ─レ9に設置して、滴下装置8から塩化第二鉄1%
溶液を試験片3の紙面へ滴下する。その滴下と同時にデ
ジタル式タイマ─5に開始信号を入力して、このタイマ
─5が作動して時間の計数を始める。カラ─CCDカメ
ラ2により撮影されたカラ─画像がコントロ─ラ7に記
憶された登録設定色(赤斑点)と一致すると、自動的に
コントロ─ラ7で判定して、このコントロ─ラ7からデ
ジタル式タイマ─5に停止信号を入力する。これにより
サイズ度(秒)がデジタル式タイマ─5に計数表示でき
る。
テキヒト・サイズ度試験方法を説明する。紙或いは板紙
の試験片3をチオシアン酸アンモニウム2%液の入った
シャ─レ9に設置して、滴下装置8から塩化第二鉄1%
溶液を試験片3の紙面へ滴下する。その滴下と同時にデ
ジタル式タイマ─5に開始信号を入力して、このタイマ
─5が作動して時間の計数を始める。カラ─CCDカメ
ラ2により撮影されたカラ─画像がコントロ─ラ7に記
憶された登録設定色(赤斑点)と一致すると、自動的に
コントロ─ラ7で判定して、このコントロ─ラ7からデ
ジタル式タイマ─5に停止信号を入力する。これにより
サイズ度(秒)がデジタル式タイマ─5に計数表示でき
る。
【0007】この際に,リング照明装置4により試験片
3には照明光が照射されており、また、このカラ─CC
Dカメラ2には自然光が遮断されるようにボックス10
に設置されている。測定中に試験片3の揺動・振動・移
動をなくするように専用のボックス10にシャ─レ9が
固定され、更に、カラ─CCDカメラ2、デジタル式タ
イマ─5やコントロ─ラ7から成る自動判定装置等も専
用のボックス10に固定されている。TVモニタ─1は
自動判定装置の色設定の変更の際に使用される。
3には照明光が照射されており、また、このカラ─CC
Dカメラ2には自然光が遮断されるようにボックス10
に設置されている。測定中に試験片3の揺動・振動・移
動をなくするように専用のボックス10にシャ─レ9が
固定され、更に、カラ─CCDカメラ2、デジタル式タ
イマ─5やコントロ─ラ7から成る自動判定装置等も専
用のボックス10に固定されている。TVモニタ─1は
自動判定装置の色設定の変更の際に使用される。
【0008】この発明の紙及び板紙のステキヒト・サイ
ズ度試験方法は、紙或いは板紙をサンプリングして、紙
或いは板紙を原試験片に打ち抜き、その試験片の四周折
り曲げ裁断により試験片を形成するサンプリング試験片
形成工程、チオシアン酸アンモニウム2%液上へ試験片
を吸引装置14により吸引移動する工程、自動式の分注
器・ピペット等による滴下装置8により塩化第二鉄1%
溶液を紙面へ滴下する工程、カラ─CCDカメラ2及び
デジタル式タイマ─・モニタ─から成る自動判定装置に
より赤斑点を自動判定する工程から成る。
ズ度試験方法は、紙或いは板紙をサンプリングして、紙
或いは板紙を原試験片に打ち抜き、その試験片の四周折
り曲げ裁断により試験片を形成するサンプリング試験片
形成工程、チオシアン酸アンモニウム2%液上へ試験片
を吸引装置14により吸引移動する工程、自動式の分注
器・ピペット等による滴下装置8により塩化第二鉄1%
溶液を紙面へ滴下する工程、カラ─CCDカメラ2及び
デジタル式タイマ─・モニタ─から成る自動判定装置に
より赤斑点を自動判定する工程から成る。
【0009】図2はサンプリング試験片形成装置11と
ボックス10内の自動判定装置と連動接続して全自動測
定試験装置と成す概略構成を示し、サンプリング試験片
形成装置11では、サンプリングした紙或いは板紙がプ
レス12により原試験片に打ち抜かれて、その原試験片
が折り機13により四周を折り曲げて裁断して必要な試
験片3を形成する。この試験片3は吸引移動装置14に
より専用の判定ボックス10内に固定するシャ─レ9に
収容されたチオシアン酸アンモニウム2%液上まで吸引
移動されてシャ─レ9に設置される。この際に、この吸
引移動装置14は試験片形成サンプリング装置11から
試験片3を吸引してモ─タ─等の駆動手段15により判
定ボックス10内に固定するシャ─レ9へ移動されて、
試験片3をシャ─レ9へ落下設置させる。
ボックス10内の自動判定装置と連動接続して全自動測
定試験装置と成す概略構成を示し、サンプリング試験片
形成装置11では、サンプリングした紙或いは板紙がプ
レス12により原試験片に打ち抜かれて、その原試験片
が折り機13により四周を折り曲げて裁断して必要な試
験片3を形成する。この試験片3は吸引移動装置14に
より専用の判定ボックス10内に固定するシャ─レ9に
収容されたチオシアン酸アンモニウム2%液上まで吸引
移動されてシャ─レ9に設置される。この際に、この吸
引移動装置14は試験片形成サンプリング装置11から
試験片3を吸引してモ─タ─等の駆動手段15により判
定ボックス10内に固定するシャ─レ9へ移動されて、
試験片3をシャ─レ9へ落下設置させる。
【0010】TVモニタ─1は自動判定装置の色設定の
変更の際に使用される。カラ─CCDカメラにおいてカ
ラ─CCDの色抽出設定を終点色又は初期色及び標準又
は拡大の組み合わせから選定し、変化量をモニタ─1に
より観察して登録して使用する。また、塩化第二鉄溶液
は経変化により色変化やにごりを生じ易いので、塩化第
二鉄1%溶液が調整直後の溶液と比べて、濁り、色変化
のない新鮮なものを使用すると、試験の結果が良い。
変更の際に使用される。カラ─CCDカメラにおいてカ
ラ─CCDの色抽出設定を終点色又は初期色及び標準又
は拡大の組み合わせから選定し、変化量をモニタ─1に
より観察して登録して使用する。また、塩化第二鉄溶液
は経変化により色変化やにごりを生じ易いので、塩化第
二鉄1%溶液が調整直後の溶液と比べて、濁り、色変化
のない新鮮なものを使用すると、試験の結果が良い。
【0011】紙質、淡色系色物への対策として初期色設
定に変更することで、中性紙の測定が可能となる。ま
た、色要素を大幅にズ─ムアップして選択的に色登録し
た設定を組み合わせることで、淡色系色物の測定精度が
向上した。
定に変更することで、中性紙の測定が可能となる。ま
た、色要素を大幅にズ─ムアップして選択的に色登録し
た設定を組み合わせることで、淡色系色物の測定精度が
向上した。
【0012】表1は、目視判定とCCDカメラ判定との
相関性を表す。 〔表1〕 ──────────────────────────────────── 銘柄 米坪 中性/酸性 サイズ度(秒) 目視判定 CCDカメラ 孔雀ケント 127.9 酸性紙 110 113 113 115 Jパック原紙 160 酸性紙 198 204 214 218 DKC 210 酸性紙 388 356 421 438 孔雀ケント 255.8 酸性紙 566 559 574 574 DYSS用紙 300 酸性紙 1129 1133 1142 1152 R-140N リバ─W 140 中性紙 136 142 142 149 (N) 白孔雀OW 183.4 中性紙 205 208 257 247 図3は、表1に基づく目視判定とCCDカメラ判定との
相関分析を表す相関性図であり、表1と図3によると、
相関係数は0.9994と高く、目視判定とCCDカメ
ラの間には十分な相関性が認められた。
相関性を表す。 〔表1〕 ──────────────────────────────────── 銘柄 米坪 中性/酸性 サイズ度(秒) 目視判定 CCDカメラ 孔雀ケント 127.9 酸性紙 110 113 113 115 Jパック原紙 160 酸性紙 198 204 214 218 DKC 210 酸性紙 388 356 421 438 孔雀ケント 255.8 酸性紙 566 559 574 574 DYSS用紙 300 酸性紙 1129 1133 1142 1152 R-140N リバ─W 140 中性紙 136 142 142 149 (N) 白孔雀OW 183.4 中性紙 205 208 257 247 図3は、表1に基づく目視判定とCCDカメラ判定との
相関分析を表す相関性図であり、表1と図3によると、
相関係数は0.9994と高く、目視判定とCCDカメ
ラの間には十分な相関性が認められた。
【0013】表2は、目視判定とCCDカメラ判定との
個人差の比較を示す。 a)終点が明確な酸性紙薄物(孔雀ケント104.7g/m2 )の目視判定と CCDカメラ判定の結果 〔表2a〕 目視判定 CCDカメラ判定 熟練者 経験者 初心者 熟練者 経験者 初心者 サンプル1 78 69 77 76 76 76 2 75 71 76 79 79 78 3 74 78 74 79 74 75 4 71 73 77 79 78 76 5 79 76 75 76 78 79 6 79 70 69 79 78 78 7 75 77 70 79 73 76 8 73 68 71 73 75 74 9 75 80 70 74 72 72 10 72 71 81 76 76 75 平均 75.1 73.3 74.0 77.0 75.9 75.9 標準偏差 2.807 4.165 3.916 2.309 2.378 2.079 図4aは、この表2a)に基づく目視判定とCCDカメ
ラ判定とのとの個人差の比較を示す折れ線グラフであ
り、この表2a)と図4aによると、目視判定も、CC
Dカメラ判定も個人差は少ないと言う結果と成ってい
る。 b)終点が不明確な中性紙厚物( (N)白孔雀OW 183.4g/m2 ) の目視判定とC CDカメラ判定の結果 〔表2b〕 目視判定 CCDカメラ判定 熟練者 経験者 初心者 熟練者 経験者 初心者 サンプル1 262 197 242 218 203 208 2 262 200 239 228 214 222 3 261 200 226 221 193 213 4 269 185 228 215 207 198 5 254 191 231 199 214 204 6 266 186 251 212 201 211 7 260 180 250 203 192 214 8 257 184 254 218 210 223 9 268 180 263 205 211 206 10 251 185 240 194 197 201 平均 261.0 188.8 242.4 211.3 204.2 210.0 標準偏差 5.831 7.729 12.085 10.730 8.284 8.300 図4bは、この表2b)に基づく目視判定とCCDカメ
ラ判定とのとの個人差の比較を示す折れ線グラフであ
り、この表2b)と図4bによると、目視判定では、個
人差が大きく発生しているけれども、CCDカメラ判定
では、個人差が少ないと言う結果と成っている。
個人差の比較を示す。 a)終点が明確な酸性紙薄物(孔雀ケント104.7g/m2 )の目視判定と CCDカメラ判定の結果 〔表2a〕 目視判定 CCDカメラ判定 熟練者 経験者 初心者 熟練者 経験者 初心者 サンプル1 78 69 77 76 76 76 2 75 71 76 79 79 78 3 74 78 74 79 74 75 4 71 73 77 79 78 76 5 79 76 75 76 78 79 6 79 70 69 79 78 78 7 75 77 70 79 73 76 8 73 68 71 73 75 74 9 75 80 70 74 72 72 10 72 71 81 76 76 75 平均 75.1 73.3 74.0 77.0 75.9 75.9 標準偏差 2.807 4.165 3.916 2.309 2.378 2.079 図4aは、この表2a)に基づく目視判定とCCDカメ
ラ判定とのとの個人差の比較を示す折れ線グラフであ
り、この表2a)と図4aによると、目視判定も、CC
Dカメラ判定も個人差は少ないと言う結果と成ってい
る。 b)終点が不明確な中性紙厚物( (N)白孔雀OW 183.4g/m2 ) の目視判定とC CDカメラ判定の結果 〔表2b〕 目視判定 CCDカメラ判定 熟練者 経験者 初心者 熟練者 経験者 初心者 サンプル1 262 197 242 218 203 208 2 262 200 239 228 214 222 3 261 200 226 221 193 213 4 269 185 228 215 207 198 5 254 191 231 199 214 204 6 266 186 251 212 201 211 7 260 180 250 203 192 214 8 257 184 254 218 210 223 9 268 180 263 205 211 206 10 251 185 240 194 197 201 平均 261.0 188.8 242.4 211.3 204.2 210.0 標準偏差 5.831 7.729 12.085 10.730 8.284 8.300 図4bは、この表2b)に基づく目視判定とCCDカメ
ラ判定とのとの個人差の比較を示す折れ線グラフであ
り、この表2b)と図4bによると、目視判定では、個
人差が大きく発生しているけれども、CCDカメラ判定
では、個人差が少ないと言う結果と成っている。
【0014】
【発明の効果】この発明によると、例えば判定が不明確
な紙質であっても従来法の目視判定の様に測定者の主観
が入ることなく、個人差の少ない試験結果が得られる。
従って、初心者でもバラツキが少なく、且つ精度の良い
試験が行えるメリットがある。また、判定の自動化によ
り測定開始から赤斑点が出るまでの観察時間が削減され
るため、観察時間の長い強サイズ紙になる程、より省力
化の効果が大きくなる。
な紙質であっても従来法の目視判定の様に測定者の主観
が入ることなく、個人差の少ない試験結果が得られる。
従って、初心者でもバラツキが少なく、且つ精度の良い
試験が行えるメリットがある。また、判定の自動化によ
り測定開始から赤斑点が出るまでの観察時間が削減され
るため、観察時間の長い強サイズ紙になる程、より省力
化の効果が大きくなる。
【図1】この発明の紙及び板紙のステキヒト・サイズ度
試験方法を実施する試験装置の概略図を示す。
試験方法を実施する試験装置の概略図を示す。
【図2】この発明の紙及び板紙のステキヒト・サイズ度
試験方法を実施するための全自動測定試験装置の概略図
を示す。
試験方法を実施するための全自動測定試験装置の概略図
を示す。
【図3】目視判定とCCDカメラ判定との相関分析を表
す相関性図を示す。
す相関性図を示す。
【図4】aは酸性紙薄物の目視判定とCCDカメラ判定
との個人差の比較を示す折れ線グラフを示す。bは中性
紙厚物の目視判定とCCDカメラ判定との個人差の比較
を示す折れ線グラフを示す。
との個人差の比較を示す折れ線グラフを示す。bは中性
紙厚物の目視判定とCCDカメラ判定との個人差の比較
を示す折れ線グラフを示す。
1.....モニタ─
2.....カラ─CCDカメラ
3.....試験片
4.....リング照明装置
5.....デジタル式タイマ─
6.....電源ユニット
7.....コントロ─ラ(設定装置付属の小型画像処
理装置) 8.....滴下装置 9.....シャ─レ 10.....測定ボックス 11.....サンプリング試験片形成装置 12.....プレス 13.....折り機 14.....吸引移動装置 15.....モ─タ─
理装置) 8.....滴下装置 9.....シャ─レ 10.....測定ボックス 11.....サンプリング試験片形成装置 12.....プレス 13.....折り機 14.....吸引移動装置 15.....モ─タ─
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 反町 弘子
新潟県長岡市蔵王三丁目二番一号 北越製
紙株式会社長岡工場内
(72)発明者 大塚 辰夫
新潟県長岡市蔵王三丁目二番一号 北越製
紙株式会社長岡工場内
(72)発明者 樋口 賢一
新潟県長岡市蔵王三丁目二番一号 北越製
紙株式会社長岡工場内
(72)発明者 今井久美子
新潟県長岡市蔵王三丁目二番一号 北越製
紙株式会社長岡工場内
(72)発明者 佐野 克哉
新潟県長岡市蔵王三丁目二番一号 北越製
紙株式会社長岡工場内
Claims (8)
- 【請求項1】紙、板紙のステキヒト・サイズ度試験に判
定手段としてカラ─CCDカメラを用いたことを特徴と
する試験方法。 - 【請求項2】紙、板紙のステキヒト・サイズ度試験にお
いて、センサ─機能を保有するカラ─CCDカメラを用
い、更に信号入力の可能なデジタル式タイマ─及び照明
装置、モニタ─等を組み合わせて赤斑点を自動判定する
ことを特徴とする試験方法。 - 【請求項3】紙、板紙のステキヒト・サイズ度試験にお
いて、センサ─機能を保有するカラ─CCDカメラ、信
号入力の可能なデジタル式タイマ─及び照明装置、モニ
タ─等を組み合わせた自動判定装置を使用して、カラ─
CCDカメラへの自然光を遮断し、カラ─CCDの色抽
出設定を終点色又は初期色及び標準又は,拡大の組み合
わせから選定し、塩化第二鉄1%溶液が調整直後の溶液
と比べて、濁り、色変化のないものを使用し、試験片が
測定中の揺れ・振動・移動をなくすようにして赤斑点を
自動判定することを特徴とする試験方法。 - 【請求項4】紙、板紙のステキヒト・サイズ度試験にお
いて、紙、板紙をサンプリングして紙、板紙を試験片に
打ち抜き、その試験片の四周折り曲げ裁断により試験片
を形成するサンプリング試験片形成工程、チオシアン酸
アンモニウム2%液上へ試験片を吸引装置により吸引移
動する工程、自動式の分注器・ピペット等による滴下装
置により塩化第二鉄1%溶液を紙面へ滴下する工程、カ
ラ─CCDカメラ及びデジタル式タイマ─・モニタ─か
ら成る自動判定装置により赤斑点を自動判定する工程か
ら成ることを特徴とする試験方法。 - 【請求項5】紙、板紙のステキヒト・サイズ度試験にお
いてカラ─CCDカメラを用いた判定手段から成ること
を特徴とする試験装置。 - 【請求項6】紙、板紙のステキヒト・サイズ度試験にお
いて、センサ─機能を保有するカラ─CCDカメラと、
信号入力の可能なデジタル式タイマ─と照明装置と、モ
ニタ─とから成り、前記構成の組み合わせによりサイズ
度を自動測定することを特徴とする試験装置。 - 【請求項7】紙、板紙のステキヒト・サイズ度試験にお
いて、センサ─機能を保有するカラ─CCDカメラ、信
号入力の可能なデジタル式タイマ─及び照明装置、モニ
タ─等を組み合わせて自動判定装置を構成して、カラ─
CCDカメラへの自然光を遮断するようにボックスに設
置し、カラ─CCDの色抽出設定を終点色又は初期色及
び標準又は拡大の組み合わせから選定し、塩化第二鉄1
%溶液が調整直後の溶液と比べて、濁り、色変化のない
ものを使用し、試験片が測定中の揺れ・振動・移動をな
くすように前記自動判定装置を設置ボックスに固定して
サイズ度を自動測定することを特徴とする試験装置。 - 【請求項8】紙、板紙のステキヒト・サイズ度試験にお
いて、試験片打ち抜き・四周折り曲げ裁断によるサンプ
リング装置と、チオシアン酸アンモニウム2%液上への
試験片の吸引移動装置と、自動式の分注器・ピペット等
による塩化第二鉄1%溶液の紙面への滴下装置と、カラ
─CCDカメラ及びデジタル式タイマ─・モニタ─から
成る判定装置とを組み合わせて全自動測定することを特
徴とする試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300324A JP2003107074A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | サイズ度試験方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001300324A JP2003107074A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | サイズ度試験方法とその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003107074A true JP2003107074A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19120923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001300324A Pending JP2003107074A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | サイズ度試験方法とその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003107074A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100633057B1 (ko) * | 2005-03-02 | 2006-10-12 | (주)미래로시스템 | 사이즈도 측정 장치 및 방법 |
WO2007117047A1 (en) * | 2006-04-10 | 2007-10-18 | Mirero Inc. | Apparatus and method for sizing testing |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59179373U (ja) * | 1983-05-18 | 1984-11-30 | 大昭和製紙株式会社 | ステキヒトサイズ度測定装置 |
JPS61140856A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-27 | 潘 雲龍 | 紙のサイズ度測定法及びその装置 |
JPH107962A (ja) * | 1995-10-06 | 1998-01-13 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インク組成物及び記録方法 |
JP2000104027A (ja) * | 1993-09-28 | 2000-04-11 | Oji Paper Co Ltd | 記録用粘着紙 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001300324A patent/JP2003107074A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59179373U (ja) * | 1983-05-18 | 1984-11-30 | 大昭和製紙株式会社 | ステキヒトサイズ度測定装置 |
JPS61140856A (ja) * | 1984-12-11 | 1986-06-27 | 潘 雲龍 | 紙のサイズ度測定法及びその装置 |
JP2000104027A (ja) * | 1993-09-28 | 2000-04-11 | Oji Paper Co Ltd | 記録用粘着紙 |
JPH107962A (ja) * | 1995-10-06 | 1998-01-13 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録用インク組成物及び記録方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100633057B1 (ko) * | 2005-03-02 | 2006-10-12 | (주)미래로시스템 | 사이즈도 측정 장치 및 방법 |
WO2007117047A1 (en) * | 2006-04-10 | 2007-10-18 | Mirero Inc. | Apparatus and method for sizing testing |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100523794C (zh) | 用于确定卷烟制品或过滤棒的一或多个物理性质的方法和设备 | |
EP1963828B1 (de) | Verfahren zum messen einer analytkonzentration in einer probe eines biologischen fluids | |
EP2439697A3 (en) | Method for refining the calibration of an imaging system | |
EP1694109A3 (en) | Printed circuit board inspecting method and apparatus inspection logic setting method and apparatus | |
CN112085806B (zh) | 一种采用灰度差异法基于机器视觉的卷烟飞灰检测装置及检测方法 | |
EP1727121A3 (en) | Display apparatus and control method thereof | |
WO2013120191A1 (en) | Informative diagnostic kit and device for immunochromatographic detection | |
CN106645181A (zh) | 基于显微视觉的轧辊磨削表面缺陷检测系统 | |
CN111521726A (zh) | 一种卷烟燃烧灰色的测定方法 | |
WO2017186705A1 (en) | System and method for real-time volume control | |
JP2003107074A (ja) | サイズ度試験方法とその装置 | |
WO2002057752A8 (de) | Verfahren und vorrichtung zur prüfung der farb- und/oder der glanz-qualität von stoffen und ähnlichen materialien | |
KR20200025687A (ko) | 스마트 기기를 이용한 환경오염물질 또는 질병표지자의 측정 시스템 및 방법 | |
JP2002257736A (ja) | ハニカム構造体の端面検査方法及び装置 | |
CN110487819A (zh) | 一种在线式测量设备及测量方法 | |
JPH09257708A (ja) | テストストリップ判定方法及びその装置 | |
JPH11502936A (ja) | ガラス容器の検査方法 | |
EP1666981A3 (en) | Method and apparatus for measuring toner concentration | |
US20080088836A1 (en) | Apparatus for determining a physical quantity | |
JP5564960B2 (ja) | 湿潤検出装置及び湿潤検出方法 | |
JP2004361333A (ja) | 粒状被検査物状態判別装置 | |
CA2527780A1 (en) | Isolation of sclereids | |
JP3498120B2 (ja) | 光沢むらの高精度測定方法および装置 | |
JP2004510155A (ja) | パルプ懸濁液内の固形物粒子を測定する方法及び装置 | |
JPH03277913A (ja) | 塗装表面検査装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080910 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20100519 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110802 |