JP2003106561A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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JP2003106561A
JP2003106561A JP2001305560A JP2001305560A JP2003106561A JP 2003106561 A JP2003106561 A JP 2003106561A JP 2001305560 A JP2001305560 A JP 2001305560A JP 2001305560 A JP2001305560 A JP 2001305560A JP 2003106561 A JP2003106561 A JP 2003106561A
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JP
Japan
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air
evaporator
blower
condenser
air conditioner
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JP2001305560A
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English (en)
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Takashi Kurata
俊 倉田
Takahisa Suzuki
隆久 鈴木
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凝縮器と蒸発器とを同一のケーシングに収納
した空調装置において、冷風のダクト内での圧力損失を
低下させて冷風量の増加を図るとともに、温風と冷風と
の分配を容易にして凝縮器用送風機と蒸発器用送風機と
の共用化を図る。 【解決手段】 送風機500を、凝縮部410および蒸
発部420の空気流れ上流側に配置して押込式とし、凝
縮部410と蒸発部420とのそれぞれに向けて空気を
送風させる。これによれば、送風機500からの送風空
気は蒸発部420を通過することにより整流化されて分
配ダクト620に流入することとなるので、冷風のダク
ト圧損を低下できる。また、温風も、整流化された状態
で分配ダクト610に流入することとなるので、凝縮部
410および蒸発部420を通過した直後の冷風と温風
とを混合させないように分配することを容易にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凝縮器と蒸発器と
を同一のケーシングに収納した空調装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、凝縮器と蒸発器とを同一のケーシ
ングに収納した空調装置は、特開平10−281496
号公報に記載のように、凝縮器の空気流れ下流側に吸込
式の凝縮器用送風機を備え、蒸発器の空気流れ下流側に
吸込式の蒸発器用送風機を備えている。そして、凝縮器
を通過した温風はダクトに導かれてケーシングの排気口
から排気され、蒸発器を通過した冷風はダクトに導かれ
てケーシングの吹出口から吹き出されることにより冷房
を行うようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の空
調装置のように蒸発器用送風機に吸込式の送風機を用い
ると、図8の矢印Rに示すように、蒸発器420通過後
の冷風が送風機550のファンの回転により回転成分を
有してしまうので、冷風のダクト610内での圧力損失
が大きくなり、ひいては冷風量が低下してしまう。
【0004】また、凝縮器用送風機560も吸込式であ
るため、冷風と同様に温風も回転成分を有してしまう。
従って、上記公報の空調装置において、凝縮器用送風機
560と蒸発器用送風機550とを1つの送風機で共用
化させて、空調装置の小型化、軽量化を図ろうとする
と、回転成分を有する冷風と温風とを混合させないよう
に分配することが困難となる。よって、上述の送風機の
共用化は実現が困難である。
【0005】本発明は、上記点に鑑み、凝縮器と蒸発器
とを同一のケーシングに収納した空調装置において、冷
風のダクト内での圧力損失を低下させて冷風量の増加を
図るとともに、温風と冷風との分配を容易にして凝縮器
用送風機と蒸発器用送風機との共用化を図ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、空気に放熱して冷媒を
凝縮させる凝縮器(410)と、冷媒を蒸発させて空気
を冷却する蒸発器(420)とを同一のケーシング(1
00)に収納し、凝縮器(410)を通過した温風をケ
ーシング(100)の排気口(100b)から排気し、
蒸発器(420)を通過した冷風をケーシング(10
0)の吹出口(630a)から吹き出して冷房する空調
装置において、ケーシング(100)内のうち凝縮器
(410)および蒸発器(420)の空気流れ上流側に
配置され、凝縮器(410)と蒸発器(420)とのそ
れぞれに向けて空気を送風する押込式の送風機(50
0)と、ケーシング(100)内のうち凝縮器(41
0)および蒸発器(420)の空気流れ下流側に配置さ
れ、温風と冷風とを排気口(100b)および吹出口
(630a)に向けてそれぞれ分配する分配ダクト(6
10、620)とを備えることを特徴とする。
【0007】これによれば、送風機(500)を用いて
蒸発器(420)の空気流れ上流側から空気が送風され
るので、送風機(500)から送風される空気は蒸発器
(420)を通過することにより整流化され、この整流
化された状態で分配ダクト(610、620)に流入す
ることとなる。よって、冷風の分配ダクト(610、6
20)での圧損は小さくなり、冷風量を増加できる。
【0008】また、本発明によれば、送風機(500)
を用いて凝縮器(410)の空気流れ上流側から空気が
送風されるので、送風機(500)から送風される空気
は凝縮器(410)を通過することにより整流化され、
この整流化された状態で分配ダクト(610、620)
に流入することとなる。従って、分配ダクト(610、
620)には、それぞれ整流化された冷風と温風とが流
入することとなり、よって、冷風と温風とを混合させな
いように分配することを容易にできる。
【0009】従って、送風機(500)に、凝縮器(4
10)と蒸発器(420)との両方に向けて空気を送風
させて、従来必要であった蒸発器用送風機550と凝縮
器用送風機560とを1つの送風機(500)で共用化
させることを実現でき、空調装置の小型化、軽量化を図
ることができる。
【0010】さらに、本発明によれば、整流化された状
態で冷風および温風が分配ダクト(610、620)に
流入するので、凝縮器(410)或いは蒸発器(42
0)を通過した直後の空気を、分配ダクト(610、6
20)により低圧損で略直角に曲げることができる。従
って、凝縮器(410)或いは蒸発器(420)の厚み
方向へのケーシング(100)の薄型化を図ることがで
きる。
【0011】また、送風機(500)は、請求項2に記
載の軸流式送風機であってもよいし、請求項3に記載の
貫流式送風機であってもよく、ケーシング(100)内
のレイアウトに合わせていずれかの送風機を選択するよ
うにして好適である。また、貫流式送風機は軸流式送風
機に比べて低騒音であるため、特に聴感を向上させたい
場合に貫流式送風機を用いて好適である。
【0012】また、請求項4に記載の発明では、蒸発器
(420)のうち空気が通過する熱交換コア面は、第1
コア面(420a)および第2コア面(420b)に分
割されており、送風機(500)から蒸発器(420)
に向けて送風される空気は、第1コア面(420a)を
通過して分配ダクト(610、620)により分配され
た後、第2コア面(420b)を通過するようになって
いることを特徴とする。
【0013】これにより、第1コア面(420a)を通
過して冷却された冷風は第2コア面(420b)を通過
して再度冷却されるので、蒸発器(420)の厚みやコ
ア面の面積を大きくすることなく冷風の温度を低くでき
る。
【0014】ここで、このように第1および第2コア面
(420a、420b)を構成して、送風機(500)
からの送風空気が蒸発器(420)を少なくとも2回通
過するようにすると、蒸発器(420)の通風抵抗は凝
縮器(410)の通風抵抗に比べて大きくなる。従っ
て、送風機(500)からの送風空気は蒸発器(42
0)よりも凝縮器(410)に流れやすくなってしま
う。
【0015】これに対し、請求項5に記載の発明では、
ケーシング(100)内のうち第2コア面(420b)
の空気流れ下流側に配置され、吹出口(630a)に向
けて冷風を送風する吸込式の送風機(500)を備える
ことを特徴としているので、送風機(500)からの送
風空気の蒸発器(420)への風量低下を抑制できる。
【0016】また、請求項6に記載の発明では、蒸発器
(420)で発生した凝縮水を前記凝縮器(410)に
向けて導く排水ダクト(621)を備えることを特徴と
しているので、この排水ダクト(621)により凝縮水
を凝縮器(410)に付着させることができ、凝縮器
(410)による放熱量を向上できる。
【0017】また、請求項7に記載の発明では、蒸発器
(420)を凝縮器(410)の少なくとも上方に配置
し、凝縮水を重力により凝縮器(410)に滴下させる
ことを特徴としているので、滴下した凝縮水が凝縮器
(410)に付着し、凝縮器(410)による放熱量を
向上できる。
【0018】また、請求項8に記載のように、運転席が
開放されたオープンキャビン型の車両に搭載された空調
装置に請求項1ないし7のいずれか1つに記載の空調装
置を適用して好適である。
【0019】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一
例である。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る空調装置を、運転席が開放されたオープン
キャビン型の車両(例えば、建設機械、フォークリフト
等)に搭載されたパッケージングエアコンに適用したも
のである。ここで、本明細書におけるパッケージングエ
アコンとは、冷凍サイクルを構成する凝縮器および蒸発
器と、これらの熱交換器に空気を送風する送風機とを同
一のケーシングに収納して一体にパッケージング化した
エアコンのことであり、本実施形態では、電動圧縮機や
減圧手段等も同一のケーシング内に収納している。
【0021】図1は本実施形態に係るパッケージングエ
アコンを模式的に示す正面図であり、ケーシング100
内に配置された電動圧縮機200は冷媒配管300、3
10により後述の一体型熱交換器400と接続されてい
る。そして、電動圧縮機200の作動により、高圧用の
冷媒配管300から一体型熱交換器400に冷媒を吐出
し、低圧用の冷媒配管310から冷媒を吸入して冷媒を
循環させるようになっている。
【0022】この一体型熱交換器400は、後述する送
風機500からの送風空気に放熱して冷媒を凝縮させる
凝縮部(凝縮器)410と、冷媒を蒸発させて送風機5
00からの送風空気を冷却する蒸発部(蒸発器)420
とを備えている。そして、凝縮部410と蒸発部420
とは同一のヘッダタンク430、440により一体化さ
れている。
【0023】具体的には、凝縮部410は、冷媒が流通
する複数本の第1チューブ411と、第1チューブ41
1間に配設されて送風空気との熱交換を促進する波形状
の第1フィン412とから構成されており、第1チュー
ブ411及び第1フィン412は図1の左右方向に交互
に積層されている。
【0024】また、蒸発部420は、冷媒が流通する複
数本の第2チューブ421と、第2チューブ421間に
配設されて冷媒と送風空気との熱交換を促進する波形状
の第2フィン422とから構成されており、第2チュー
ブ421及び第2フィン422は、第1チューブ411
及び第1フィン412の積層方向(図1の左右方向)と
同じ方向に、並列して交互に積層されている。
【0025】また、凝縮部410と蒸発部420との間
には、ヘッダタンク430、440と連通して冷媒が流
通する第3チューブ(キャピラリチューブ)450が配
置されている。この第3チューブ450の本数は、第1
および第2チューブ411、421のいずれの本数より
も少なく設定されている。
【0026】なお、第1、第2および第3チューブ41
1、421、450は積層方向を短径とする偏平形状で
あり、図示しない支柱を備える多穴形状に形成されてい
る。因みに、本実施形態における第3チューブ450の
冷媒通路断面積は、第1チューブ411の冷媒通路断面
積と同じ大きさに形成されている。
【0027】ヘッダタンク430、440は、第1、第
2および第3チューブ411、421、450の長手方
向両端にそれぞれ配置されて、凝縮部410端部から蒸
発部420端部まで積層方向に延びる形状である。そし
て、ヘッダタンク430、440に、第1、第2および
第3チューブ411、421、450の両端をそれぞれ
挿入して接続することにより、第1、第2および第3チ
ューブ411、421、450とヘッダタンク430、
440とから冷媒経路を構成している。
【0028】ここで、冷媒経路のうち第1および第2チ
ューブ411、421の部分は、複数本の並列した経路
であるのに対し、第3チューブ450の部分は、一本の
経路であるため、第3チューブ450における冷媒の圧
力損失は第1および第2チューブ411、421に比べ
て非常に大きなものとなる。従って、第3チューブ45
0が、第1チューブ411を流通した冷媒を減圧させる
キャピラリチューブとして機能する。
【0029】ここで、図1の下側に位置するヘッダタン
クを第1タンク430、上側に位置するヘッダタンクを
第2タンク440と称して以下説明すると、431、4
32は、第1タンク430内の空間を第1〜第3空間4
30a〜430cの3つの空間に仕切る第1、第2仕切
板であり、141、142は、第2タンク440内の空
間を第4〜第6空間440a〜440cの3つの空間に
仕切る第3、第4仕切板である。
【0030】そして、第1、第2、第4空間430a、
430b、440aは第1チューブ411に連通し、第
3、第6空間430c、440cは第3チューブ421
に連通している。また、第3チューブ450の一端は第
2空間430bに連通し、他端は第5空間440bに連
通している。
【0031】そして、第1〜第3仕切板431、43
2、441は、冷媒経路における冷媒の流通の向きを略
180°転向させる冷媒転向用仕切板として機能してい
る。また、第2、第3仕切り壁432、441は、凝縮
部410と蒸発部420との境界面に位置している。
【0032】そして、第4仕切板(ノズル)442に
は、絞り穴442aが形成されており、第5空間440
bと第6空間440cとを連通させている。そして、第
3チューブ450を流通して減圧された冷媒が絞り穴4
42aを通過して膨張されるようになっており、第4仕
切板442がノズルとして機能する。従って、第3チュ
ーブ(キャピラリチューブ)450および第4仕切板
(ノズル)442aにより冷媒を減圧膨張させる減圧手
段が構成されることとなる。
【0033】また、凝縮部410の端部と蒸発部420
の端部には凝縮部410及び蒸発部420を保護するプ
レート460がそれぞれ配置されており、これらのプレ
ート460と、第1、第2および第3チューブ411、
421、450と、第1および第2フィン412、42
2と、第1および第2タンク430、440と、第1〜
第4仕切板431、432、441、442とは、アル
ミニウム製のベア材及びろう材をクラッドしたクラッド
材からなる。そして、これらのアルミニウム部材は仮組
付けされた後、ろう付け用加熱炉内にてろう材融点まで
加熱されて一体ろう付けされている。
【0034】次に、本発明の要部である送風機500
と、送風された空気を導くダクトとの構成を説明する。
【0035】図2は図1のA矢視図であり、ケーシング
100内のうち凝縮部410および蒸発部420の空気
流れ上流側には押込式の送風機500が配置されてい
る。この送風機500は、樹脂製の軸流ファン510、
電動モータ520および樹脂製のシュラウド530から
構成されて回転軸方向に空気を送風する軸流式の送風機
である。
【0036】そして、送風機500は、ケーシング10
0の背面に開口する吸入口100aから吸入したケーシ
ング100外部の空気を、並列に配置された凝縮部41
0と蒸発部420とのそれぞれに向けて送風する。な
お、シュラウド530は軸流ファン510および電動モ
ータ520を支持するとともに、電動ファン200と一
体型熱交換器400との隙間を覆うことにより軸流ファ
ン510によって誘起された空気流が一体型熱交換器4
00を迂回して流通することを抑制している。
【0037】ここで、シュラウド530は凝縮部410
の熱交換コア面の全面と、蒸発部420の熱交換コア面
の一部分(第1コア面420a)とに空気を流通させる
ようになっている。従って、蒸発部420の熱交換コア
面は、第2チューブ421および第2フィン422の積
層方向に、シュラウド530により第1コア面420a
と第2コア面420bとに2分割されることとなる。
【0038】また、ケーシング100内のうち凝縮部4
10の空気流れ下流側には、凝縮部410を通過して吸
熱した温風を、矢印Bに示すようにケーシング100の
側面に開口する排気口100bまで導く樹脂製の排気ダ
クト(分配ダクト)610が配置されている。この排気
ダクト610により、凝縮部410を通過した温風は、
蒸発部420から遠ざかる向きに略90度方向転換し
て、排気口100bから排気される。
【0039】また、ケーシング100内のうち第1コア
面420aの空気流れ下流側には、第1コア面420a
を通過して冷却された冷風を、矢印Cに示すように第2
コア面420bまで導く樹脂製のUターンダクト(分配
ダクト)620が配置されている。このUターンダクト
620により、第1コア面420aを通過した冷風は、
略180度方向転換(Uターン)して第2コア面420
bに向かって流れる。
【0040】このように排気ダクト610とUターンダ
クト620とを備えることにより、凝縮部410および
第1コア面420aを通過した温風および冷風は、通過
直後から温風と冷風が混合しないように分配することが
できる。
【0041】また、ケーシング100内のうち第2コア
面420bの空気流れ下流側には、第2コア面420b
を通過して冷却された冷風を、矢印Dに示すようにケー
シング100のうち排気口100bと反対側の側面に導
く吹出ダクト630が配置されている。なお、ケーシン
グ100のうち排気口100bと反対側に位置する側面
には開口部100cが開口しており、吹出ダクト630
はこの開口部100cからケーシング100外方に延出
しており、吹出ダクト630端部に開口する吹出口63
0aが所望の冷房スポットに向けられている。
【0042】従って、この吹出ダクト630により、第
2コア面420bを通過した冷風は、略90度方向転換
して吹出口630aまで導かれ、所望の冷房スポットに
吹き出される。
【0043】なお、これらの排気ダクト610、Uター
ンダクト620、吹出ダクト630およびシュラウド5
30の端部は、一体型熱交換器400に当接して、一体
型熱交換器400との間に隙間ができないようになって
いる。これにより、各ダクト610、620、630お
よびシュラウド530の端部と一体型熱交換器400と
の間から送風空気が漏れ出てしまうことを抑制してい
る。
【0044】次に、以上の構成による作動を説明する。
図1中の矢印は冷媒流れの向きを示しており、圧縮機2
00から吐出される高温(外気温度30℃の場合、60
℃〜80℃)の冷媒は、高圧用の冷媒配管300から第
1空間430aに流入し、第1チューブ411を流通し
て、第4空間440aに流入する。そして、第4空間4
40a内にて冷媒の方向が略180度Uターンして、第
1チューブ411に流入し、第2空間430bに流入す
る。ここで、凝縮部410が送風機500による送風空
気と熱交換することにより、高温高圧の冷媒は凝縮され
る。
【0045】続いて、第2空間430b内にて冷媒の方
向が略180度Uターンして、第3チューブ450に流
入して前述したように冷媒は減圧され、第5空間440
bに流入する。
【0046】続いて、第5空間440bから絞り穴44
2aを通過して第6空間440cに流入する際に、前述
したように冷媒は膨張し、その後、第6空間440cか
ら第2チューブ421に流入して、第3空間430cに
流入する。ここで、蒸発部420が送風機500による
送風空気と熱交換することにより、膨張した冷媒は蒸発
する。
【0047】そして、第3空間430cから低圧用の冷
媒配管310に流入し、圧縮機200に吸入され、再び
吐出されることにより冷媒は循環する。
【0048】一方、送風機500により送風される送風
空気のうち凝縮部410と熱交換して吸熱した温風は、
排気ダクト610により排気口100bまで導かれて排
気される。また、送風機500により送風される送風空
気のうち第1コア面420aにて熱交換して冷却された
冷風は、Uターンダクト620により第2コア面420
bに導かれ、第2コア面420bを通過してさらに冷却
された後、吹出ダクト630により導かれ、所望の冷房
スポットに向けて吹出口630aから吹き出される。
【0049】ここで、図3は、送風機500により送風
されて凝縮部410或いは蒸発部420を通過した空気
の状態を示す模式図であり、この図3の矢印Eに示すよ
うに、凝縮部410を通過する送風空気は、第1チュー
ブ411および第1フィン412の間を通過することに
より整流化される。そして、本実施形態の送風機500
は凝縮部410の空気流れ上流側に配置された押込式の
送風機であるため、整流化された温風は、図3に示すよ
うに整流化されたそのままの状態で排気ダクト610に
流入することとなる。
【0050】また、第1コア面420aを通過する送風
空気は、第2チューブ421および第2フィン422の
間を通過することにより整流化される。そして、図3の
矢印Eに示すように整流化された冷風は、整流化された
そのままの状態でUターンダクト620に流入すること
となる。さらに、第2コア面420bを通過する冷風
も、第2チューブ421および第2フィン422の間を
通過することにより整流化され、整流化された状態で吹
出ダクト630に流入することとなる。
【0051】このように、本実施形態によれば、各ダク
ト610、620、630には整流化された状態の冷風
および温風が流入するので、凝縮部410、第1コア面
420aおよび第2コア面420bを通過した直後の空
気を、各ダクト610、620、630により低圧損で
略90度に曲げる(Uターンダクト620においては9
0度に曲げた後さらに90度曲げてUターンさせる)こ
とができる。従って、一体型熱交換器400の厚み方向
(空気流れ方向)へのケーシング100の薄型化を図る
ことができる。
【0052】さらに、このように第1コア面420aを
通過して冷却された冷風をUターンさせて、第2コア面
420bにより再度冷却させるので、蒸発部420の厚
みやコア面の面積を大きくすることなく冷風の温度を低
くでき、パッケージングエアコンの高効率化をも図るこ
とができる。
【0053】また、上述のように本実施形態によれば、
Uターンダクト620および吹出ダクト630には整流
化された状態の冷風が流入することとなるので、これら
のダクト620、630での冷風の圧力損失を小さくで
き、冷風量を増加できる。
【0054】また、本実施形態では、送風機500に、
凝縮部410と蒸発部420との両方に向けて空気を送
風させて、従来必要であった蒸発器用送風機550と凝
縮器用送風機560とを1つの送風機500で共用化さ
せるので、空調装置の小型化、軽量化を図ることができ
る。
【0055】(第2実施形態)上記第1実施形態では押
込型送風機500として軸流ファン510を備えた軸流
式送風機を適用させているのに対し、本実施形態では貫
流ファン511を備えた貫流式送風機を適用させてい
る。
【0056】図4は、本実施形態の貫流式送風機500
および一体型熱交換器400を模式的に示す斜視図であ
り、貫流式送風機500は一体型熱交換器400の凝縮
部410側の側方にて、回転軸がチューブ411の長手
方向に延びるように配置されている。
【0057】そして、貫流式送風機500は、各チュー
ブ411、421およびフィン412、422の積層方
向に空気を送風し、このように送風された空気は、図5
の矢印B、C、Dに示すように第1実施形態と同様の経
路を流れて、温風は排気口100bから排気され、冷風
は吹出口630aから吹き出される。
【0058】ここで、貫流ファン511によれば、軸流
ファン510に比べて送風空気の回転成分を少なくでき
るので、ダクト610、620に流入する冷風および温
風の整流化をより一層促進できる。また、貫流ファン5
11によれば軸流ファン510に比べて騒音を低減でき
る。また、貫流ファン511によれば一体型熱交換器4
00の側方に送風機500を配置できるので、一体型熱
交換器400の厚み方向(空気流れ方向)へのケーシン
グ100のより一層の薄型化を図ることができる。
【0059】(第3実施形態)ところで、蒸発部420
で冷却された空気中の水分は凝縮し、蒸発部420の表
面に凝縮水が付着することとなる。そして、従来のパッ
ケージングエアコンでは、この凝縮水を排水タンク等に
溜めるようにしている。本実施形態はこの凝縮水を凝縮
部410に噴霧させることで、凝縮部410の放熱性能
を向上させるものである。
【0060】図6は、本実施形態を示す図1のA矢視図
であり、図中の矢印Gは空調装置を車両に搭載した状態
における上下方向を示している。すなわち本実施形態の
一体型熱交換器400は略水平に設置されている。そし
て、Uターンダクト620の下方には、蒸発部420に
付着して落下した凝縮水の排水ダクト621が接続され
ている。そして、この排水ダクト621の先端にはノズ
ル622が設けられており、ノズル622は、送風機5
00と凝縮部620との間に配置されている。
【0061】これにより、Uターンダクト620からノ
ズル622まで排水ダクト621により導かれた凝縮水
は、送風機500により噴霧状に吹き出され、凝縮部4
10の空気流れ上流側から凝縮部410に噴霧されるこ
ととなる。
【0062】なお、本実施形態の変形例として、上記排
水ダクト621およびノズル622を廃止するととも
に、蒸発部420を凝縮部410の少なくとも上方に配
置して、凝縮水を重力により凝縮部410に滴下させる
ようにしてもよい。例えば、図6の矢印Hに示す向きに
一体型熱交換器400を配置すれば、凝縮水が第2およ
び第3チューブ421、450および第2フィン422
をつたって、凝縮部410の第1チューブ411および
第1フィン412に滴下されることとなる。
【0063】因みに、オープンキャビン型の車両の天井
上面に本発明の空調装置を搭載する場合には、空調装置
を上下方向に薄型にするために、一体型熱交換器400
を略水平置きにして好適である。また、可搬式の空調装
置として本発明の空調装置を適用する場合には、一体型
熱交換器400を略垂直置きにして好適である。
【0064】(第4実施形態)ところで、上記第1〜第
3実施形態のように、送風機500からの送風空気が蒸
発部420を複数回通過するようにすると、蒸発部42
0の通風抵抗は凝縮部410の通風抵抗に比べて大きく
なり、送風機500からの送風空気は蒸発部420より
も凝縮部410に流れやすくなってしまう。
【0065】これに対し本実施形態では、図7に示すよ
うに、吹出ダクト630内に配置され、第2コア面42
0bを通過した冷風を吸い込んで吹出口630aに向け
て送風する補助送風機540を備えているので、送風機
500からの送風空気の蒸発器420への風量低下を抑
制できる。
【0066】なお、送風機500の電動モータ520
と、補助送風機540の回転軸とにはプーリ541、5
42が設けられており、これらのプーリ541、542
に設けられたベルト543を介して、電動モータ520
の動力が補助送風機540に伝達されて補助送風機54
0が駆動するようになっている。
【0067】また、前記動力の伝達を遮断または接続可
能なクラッチ(図示せず)を備えるようにして、乗員が
冷風量増加を望むときにのみクラッチにより動力を伝達
させて補助送風機540を駆動させるようにして好適で
ある。
【0068】(他の実施形態)上記第1〜第4実施形態
では、本発明の分配ダクトを排気ダクト610およびU
ターンダクト620により構成しており、排気ダクト6
10により温風を排気口100bに導いているが、排気
ダクト610を廃止して、温風を排気口100bから直
接排気するようにしてもよい。すなわち、分配ダクトを
Uターンダクト620のみから構成するようにしてもよ
い。
【0069】また、上記第1〜第4実施形態では、ケー
シング100の開口部100cから吹出ダクト630を
延出させ、吹出ダクト630の吹出口630aから冷風
を吹き出すようにしているが、このように吹出ダクト6
30を延出させることを廃止して、開口部100cを冷
風の吹出口として機能させるようにしてもよい。
【0070】また、上記第1〜第4実施形態では、蒸発
部420を第1および第2コア面420a、420bに
分割し、送風機500からの送風空気が蒸発部420を
2回通過するようにしているが、本発明はこれに限られ
ることなく、蒸発部420を分割することを廃止して、
蒸発部420の熱交換コア面の全面を送風空気が通過す
るようにシュラウド530を形成し、Uターンダクト6
20を吹出ダクト630に置き換えるようにしてもよ
い。また、送風空気が蒸発部420を3回以上通過する
ようにしてもよい。
【0071】また、上記第1〜第4実施形態では、凝縮
部410と蒸発部420とを同一のヘッダタンク43
0、440により一体化した一体型熱交換器400を用
いているが、本発明の凝縮器410および蒸発器420
は、このような一体型のものに限られず、凝縮器410
および蒸発器420のそれぞれがヘッダタンク430、
440を有し、別体に構成されたものであってもよい。
【0072】なお、このように凝縮器410および蒸発
器420をそれぞれ別体に構成した場合には、凝縮器4
10および蒸発器420を並列に配置すれば、1つの送
風機500で凝縮器410と蒸発器420との両方に向
けて空気を送風させることを容易にでき、好適である。
【0073】また、上記第1〜第4実施形態では、排気
ダクト610およびUターンダクト620の端部を一体
型熱交換器400に当接して、一体型熱交換器400と
の間に隙間ができないようにしているが、本発明によれ
ば、冷風および温風が整流化されているため、排気ダク
ト610およびUターンダクト620の端部を一体型熱
交換器400から離して両ダクト610、620を配置
するようにしても、冷風と温風とが混合しないように分
配することができ、このような配置の両ダクト610、
620であっても本発明を適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るパッケージングエ
アコンを模式的に示す正面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図2に示す送風機により送風されて凝縮部或い
は蒸発部を通過した空気の状態を示す模式図である。
【図4】本発明の第2実施形態に係る貫流式送風機およ
び一体型熱交換器を模式的に示す斜視図である。
【図5】図4のF矢視図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す、図1のA矢視図
である。
【図7】本発明の第4実施形態を示す、図1のA矢視図
である。
【図8】従来の空調装置における、凝縮部或いは蒸発部
を通過した空気の状態を示す模式図である。
【符号の説明】
100…ケーシング、100b…排気口、410…凝縮
部、420…蒸発部、500…送風機、610…排気ダ
クト(分配ダクト)、620…Uターンダクト(分配ダ
クト)、630a…吹出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60H 1/00 B60H 1/00 102L 1/34 611 1/34 611Z Fターム(参考) 3L011 BF01 BF02 BL02 3L049 BB03 BB05 BB08 BC02 BD02 BD03 3L050 BD05 BF07

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気に放熱して冷媒を凝縮させる凝縮器
    (410)と、冷媒を蒸発させて空気を冷却する蒸発器
    (420)とを同一のケーシング(100)に収納し、 前記凝縮器(410)を通過した温風を前記ケーシング
    (100)の排気口(100b)から排気し、前記蒸発
    器(420)を通過した冷風を前記ケーシング(10
    0)の吹出口(630a)から吹き出して冷房する空調
    装置において、 前記ケーシング(100)内のうち前記凝縮器(41
    0)および前記蒸発器(420)の空気流れ上流側に配
    置され、前記凝縮器(410)と前記蒸発器(420)
    とのそれぞれに向けて空気を送風する押込式の送風機
    (500)と、 前記ケーシング(100)内のうち前記凝縮器(41
    0)および前記蒸発器(420)の空気流れ下流側に配
    置され、前記温風と前記冷風とを前記排気口(100
    b)および前記吹出口(630a)に向けてそれぞれ分
    配する分配ダクト(610、620)とを備えることを
    特徴とする空調装置。
  2. 【請求項2】 前記送風機(500)は、軸流ファン
    (510)を備えた軸流式送風機であることを特徴とす
    る請求項1に記載の空調装置。
  3. 【請求項3】 前記送風機(500)は、貫流ファン
    (511)を備えた貫流式送風機であることを特徴とす
    る請求項1に記載の空調装置。
  4. 【請求項4】 前記蒸発器(420)のうち空気が通過
    する熱交換コア面は、第1コア面(420a)および第
    2コア面(420b)に分割されており、 前記送風機(500)から前記蒸発器(420)に向け
    て送風される空気は、前記第1コア面(420a)を通
    過して前記分配ダクト(610、620)により分配さ
    れた後、前記第2コア面(420b)を通過するように
    なっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
    か1つに記載の空調装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーシング(100)内のうち前記
    第2コア面(420b)の空気流れ下流側に配置され、
    前記吹出口(630a)に向けて前記冷風を送風する補
    助送風機(540)を備えることを特徴とする請求項4
    に記載の空調装置。
  6. 【請求項6】 前記蒸発器(420)に付着した凝縮水
    を前記凝縮器(410)に向けて導く排水ダクト(62
    1)を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいず
    れか1つに記載の空調装置。
  7. 【請求項7】 前記蒸発器(420)を前記凝縮器(4
    10)の少なくとも上方に配置し、 前記蒸発器(420)に付着した凝縮水を重力により前
    記凝縮器(410)に滴下させることを特徴とする請求
    項1ないし5のいずれか1つに記載の空調装置。
  8. 【請求項8】 運転席が開放されたオープンキャビン型
    の車両に搭載されることを特徴とする請求項1ないし7
    のいずれか1つに記載の空調装置。
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