JP2003106246A - 2気筒エンジンのための燃料噴射装置 - Google Patents
2気筒エンジンのための燃料噴射装置Info
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- JP2003106246A JP2003106246A JP2001299636A JP2001299636A JP2003106246A JP 2003106246 A JP2003106246 A JP 2003106246A JP 2001299636 A JP2001299636 A JP 2001299636A JP 2001299636 A JP2001299636 A JP 2001299636A JP 2003106246 A JP2003106246 A JP 2003106246A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2気筒エンジンに価格面で大きな不利を招く
ことなく燃料噴射システムを導入し排気規制適合を容易
なものとする。 【解決手段】 2気筒エンジン4の各気筒C1,C2に
接続された二つの吸気通路S1,S2の間の領域に一個
の燃料噴射弁11を設置し、これより噴射した燃料を二
つの燃料導路F1,F2に均等分配して各吸気通路
S1,S2に送り込むようにした。燃料噴射弁11を一
個としたことにより価格面の不利が少なく、また燃料を
各気筒C1,C2に均等分配することにより排気現制に
適合させることができる。
ことなく燃料噴射システムを導入し排気規制適合を容易
なものとする。 【解決手段】 2気筒エンジン4の各気筒C1,C2に
接続された二つの吸気通路S1,S2の間の領域に一個
の燃料噴射弁11を設置し、これより噴射した燃料を二
つの燃料導路F1,F2に均等分配して各吸気通路
S1,S2に送り込むようにした。燃料噴射弁11を一
個としたことにより価格面の不利が少なく、また燃料を
各気筒C1,C2に均等分配することにより排気現制に
適合させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は小型汎用エンジンの
一つである2気筒エンジンに燃料を噴射方式によって供
給する装置、詳しくは一個の燃料噴射弁から噴射した燃
料を両気筒に等分に分配して供給するようにした燃料噴
射装置に関するものである。
一つである2気筒エンジンに燃料を噴射方式によって供
給する装置、詳しくは一個の燃料噴射弁から噴射した燃
料を両気筒に等分に分配して供給するようにした燃料噴
射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】小型汎用エンジンは低価格であることが
要求されており、そのために燃料供給手段として殆んど
が気化器を使用し、燃料噴射弁の使用はごく一部にとど
まっている。
要求されており、そのために燃料供給手段として殆んど
が気化器を使用し、燃料噴射弁の使用はごく一部にとど
まっている。
【0003】一方、エンジンの排気対策について見る
と、排気規制に適合する機能を気化器に具えさせること
は機構上の限度があってその実現はきわめて困難であ
る。これに対して、燃料噴射弁は周知の電子制御技術を
用いることによって排気規制適合が実現容易であると考
えられている。
と、排気規制に適合する機能を気化器に具えさせること
は機構上の限度があってその実現はきわめて困難であ
る。これに対して、燃料噴射弁は周知の電子制御技術を
用いることによって排気規制適合が実現容易であると考
えられている。
【0004】しかしながら、吸気通路内に燃料を噴射し
てエンジンに供給する手段の内で、吸気マニホルドの各
枝管に燃料噴射弁を設置したものは価格面で著しく不利
であり、吸気マニホルド上流に一個の燃料噴射弁を設置
したものは価格面での不利は少ない反面、燃料の気筒分
配性がよくないため出力向上、排気対策の点で不満足な
場合がある。
てエンジンに供給する手段の内で、吸気マニホルドの各
枝管に燃料噴射弁を設置したものは価格面で著しく不利
であり、吸気マニホルド上流に一個の燃料噴射弁を設置
したものは価格面での不利は少ない反面、燃料の気筒分
配性がよくないため出力向上、排気対策の点で不満足な
場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は排気規制適合
が実現容易な燃料噴射弁を小型汎用エンジンの燃料供給
手段に使用するものであって、価格面で大きな不利を伴
わないとともに気筒間分配性にすぐれたものがなかっ
た、という前記課題を解決するためになされたものであ
って、小型汎用エンジンの一つである2気筒エンジンに
ついて、一個の燃料噴射弁を用いて両気筒に燃料を等分
に分配することができ、従って価格面で大きな不利を伴
うことなく出力向上、排気規制適合を実現できる燃料噴
射装置を提供することを目的とする。
が実現容易な燃料噴射弁を小型汎用エンジンの燃料供給
手段に使用するものであって、価格面で大きな不利を伴
わないとともに気筒間分配性にすぐれたものがなかっ
た、という前記課題を解決するためになされたものであ
って、小型汎用エンジンの一つである2気筒エンジンに
ついて、一個の燃料噴射弁を用いて両気筒に燃料を等分
に分配することができ、従って価格面で大きな不利を伴
うことなく出力向上、排気規制適合を実現できる燃料噴
射装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は2気筒エンジンの各気筒に接続された二つ
の吸気通路の間の領域に設置された一個の燃料噴射弁
と、この燃料噴射弁のノズル前方に設けた噴出室および
これより分岐して二つの吸気通路のそれぞれに接続され
た二つの燃料導路とを具えたものとした。
に、本発明は2気筒エンジンの各気筒に接続された二つ
の吸気通路の間の領域に設置された一個の燃料噴射弁
と、この燃料噴射弁のノズル前方に設けた噴出室および
これより分岐して二つの吸気通路のそれぞれに接続され
た二つの燃料導路とを具えたものとした。
【0007】燃料噴射弁を一個としたことにより、価格
面で大きな不利を招くことがない。また、燃料噴射弁を
二つの吸気通路の間の領域に設置して燃料を二つの燃料
導路に分割して各吸気通路に送るものとしたことによ
り、燃料の気筒間分配性が良好となって出力向上、排気
規制適合を実現させることが可能となる。
面で大きな不利を招くことがない。また、燃料噴射弁を
二つの吸気通路の間の領域に設置して燃料を二つの燃料
導路に分割して各吸気通路に送るものとしたことによ
り、燃料の気筒間分配性が良好となって出力向上、排気
規制適合を実現させることが可能となる。
【0008】ここで、前記手段における燃料噴射弁を2
気筒エンジンの各気筒に接続された二つの吸気通路の中
心間距離をほぼ二等分する個所を通り且つこの中心間の
線分に直角の平面上に中心を置いて設置し、また二つの
燃料導路を前記の平面に対し互いにほぼ等しい角度をも
って延び且つ互いにほぼ等しい長さとすることが、燃料
の気筒間分配性を更に良好なものとするうえで有効であ
る。
気筒エンジンの各気筒に接続された二つの吸気通路の中
心間距離をほぼ二等分する個所を通り且つこの中心間の
線分に直角の平面上に中心を置いて設置し、また二つの
燃料導路を前記の平面に対し互いにほぼ等しい角度をも
って延び且つ互いにほぼ等しい長さとすることが、燃料
の気筒間分配性を更に良好なものとするうえで有効であ
る。
【0009】また、吸気通路を少なくとも絞り弁に近い
上流部分から気筒に至る区間で二つとし、二つの燃料導
路を絞り弁の上流側で二つの吸気通路のそれぞれに接続
したものとすると、燃料噴射弁および燃料導路をスロッ
トルボディに組み込むことができ、これらの組み付けが
容易なものとなる。
上流部分から気筒に至る区間で二つとし、二つの燃料導
路を絞り弁の上流側で二つの吸気通路のそれぞれに接続
したものとすると、燃料噴射弁および燃料導路をスロッ
トルボディに組み込むことができ、これらの組み付けが
容易なものとなる。
【0010】更に、燃料噴射弁のノズルが単孔ノズルの
ものについて二つの燃料導路を燃料の噴霧円錐角とほぼ
等しい拡がり角度をもって対応する吸気通路へ向かって
延びているものとすること、燃料噴射弁のノズルを2孔
ノズルとしてこれらのノズル孔を二つの燃料導路のほぼ
中心線方向へそれぞれ向けること、或いはこれらに加え
て噴出室のノズルと向かい合った個所に噴射された燃料
を二つの燃料導路にほぼ等分割して誘導する案内部材を
設置すること、が燃料の気筒間分配性を更にまた良好な
ものとするうえで好ましい形態である。
ものについて二つの燃料導路を燃料の噴霧円錐角とほぼ
等しい拡がり角度をもって対応する吸気通路へ向かって
延びているものとすること、燃料噴射弁のノズルを2孔
ノズルとしてこれらのノズル孔を二つの燃料導路のほぼ
中心線方向へそれぞれ向けること、或いはこれらに加え
て噴出室のノズルと向かい合った個所に噴射された燃料
を二つの燃料導路にほぼ等分割して誘導する案内部材を
設置すること、が燃料の気筒間分配性を更にまた良好な
ものとするうえで好ましい形態である。
【0011】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明すると、図1は全体の概略を示す図であって、
エアクリーナ1、スロットルボディ2、吸気マニホルド
3、2気筒エンジン4の順に互いに重ねて配置されてい
る。2気筒エンジン4の二つの気筒C 1,C2に接続さ
れた二つの吸気通路S1,S2はエアクリーナ1から気
筒C1,C2に至る全区間で二つとされ、スロットルボ
ディ2を貫通している通路部分T1,T2を横断した一
本の弁軸6にそれぞれを開閉するする弁板71,72を
取り付けてなる絞り弁5がスロットルボディ2に装備さ
れている。吸気マニホルド3は二つの枝管M1,M2の
みからなり、それぞれが通路部分T1,T2に接続され
て吸気通路S1,S2を構成している。
態を説明すると、図1は全体の概略を示す図であって、
エアクリーナ1、スロットルボディ2、吸気マニホルド
3、2気筒エンジン4の順に互いに重ねて配置されてい
る。2気筒エンジン4の二つの気筒C 1,C2に接続さ
れた二つの吸気通路S1,S2はエアクリーナ1から気
筒C1,C2に至る全区間で二つとされ、スロットルボ
ディ2を貫通している通路部分T1,T2を横断した一
本の弁軸6にそれぞれを開閉するする弁板71,72を
取り付けてなる絞り弁5がスロットルボディ2に装備さ
れている。吸気マニホルド3は二つの枝管M1,M2の
みからなり、それぞれが通路部分T1,T2に接続され
て吸気通路S1,S2を構成している。
【0012】スロットルボディ2の絞り弁5上流側部位
に一個の燃料噴射弁11が設置されている。この燃料噴
射弁11は図2,図3を参照して、二つの通路部分
T1,T 2の中心O1,O2間距離をほぼ二等分する個
所であって中心O1,O2間の線分Xに直角の平面Y−
Y上に中心を置いてスロットルボディ2に保持されてい
る。
に一個の燃料噴射弁11が設置されている。この燃料噴
射弁11は図2,図3を参照して、二つの通路部分
T1,T 2の中心O1,O2間距離をほぼ二等分する個
所であって中心O1,O2間の線分Xに直角の平面Y−
Y上に中心を置いてスロットルボディ2に保持されてい
る。
【0013】燃料噴射弁11のノズル12の前方には噴
出室Rが設けられており、噴出室Rの先端両側部分から
平面Y−Yを挟んで両側方へ延びる二つの燃料導路
F1,F 2が通路部分T1,T2にそれぞれ接続されて
いる。これらの燃料導路F1,F 2はそれぞれ直角に接
続されてもよいが、本実施の形態では図1に見られるよ
うに通路部分T1,T2に絞り弁5の上流側において空
気流れ方向へ向かって斜めに接続されており、また図
2,図3に見られるように平面Y−Yに対して互いにほ
ぼ等しい角度をもって互いの間隔を拡げながら延びてい
て、互いにほぼ等しい長さとされている。これらの噴出
室R、燃料導路F1,F2は通路部分T1,T 2と同様
にスロットルボディ2に形成される。
出室Rが設けられており、噴出室Rの先端両側部分から
平面Y−Yを挟んで両側方へ延びる二つの燃料導路
F1,F 2が通路部分T1,T2にそれぞれ接続されて
いる。これらの燃料導路F1,F 2はそれぞれ直角に接
続されてもよいが、本実施の形態では図1に見られるよ
うに通路部分T1,T2に絞り弁5の上流側において空
気流れ方向へ向かって斜めに接続されており、また図
2,図3に見られるように平面Y−Yに対して互いにほ
ぼ等しい角度をもって互いの間隔を拡げながら延びてい
て、互いにほぼ等しい長さとされている。これらの噴出
室R、燃料導路F1,F2は通路部分T1,T 2と同様
にスロットルボディ2に形成される。
【0014】このように、燃料噴射弁11、噴出室R、
燃料導路F1,F2を絞り弁5の上流側に配置してスロ
ットルボディ2に組み込んだ本実施の形態によると、こ
れらがスロットルボディ2と一緒に組み付けられてエン
ジンへの実装作業がきわめて簡単なものとなる。加え
て、絞り弁5の上流側で燃料を吸気通路S1,S2に送
り込むので、アイドリング時の燃料計量精度が良いとい
う従来のシングルポイントインジェクション方式と同様
の効果が得られる。
燃料導路F1,F2を絞り弁5の上流側に配置してスロ
ットルボディ2に組み込んだ本実施の形態によると、こ
れらがスロットルボディ2と一緒に組み付けられてエン
ジンへの実装作業がきわめて簡単なものとなる。加え
て、絞り弁5の上流側で燃料を吸気通路S1,S2に送
り込むので、アイドリング時の燃料計量精度が良いとい
う従来のシングルポイントインジェクション方式と同様
の効果が得られる。
【0015】また、本実施の形態によると、前記の平面
Y−Y上に燃料噴射弁11の中心を置き、これより噴射
した燃料を平面Y−Yに対して互いにほぼ等しい角度で
互いの間隔を拡げながら延びる互いにほぼ等しい長さの
燃料導路F1,F2によって吸気通路S1,S2に送り
込むようにしているので、燃料の気筒間分配性が良好な
ものとなり、エンジン運転が安定して出力向上、排気規
制適合を実現することが可能となる。
Y−Y上に燃料噴射弁11の中心を置き、これより噴射
した燃料を平面Y−Yに対して互いにほぼ等しい角度で
互いの間隔を拡げながら延びる互いにほぼ等しい長さの
燃料導路F1,F2によって吸気通路S1,S2に送り
込むようにしているので、燃料の気筒間分配性が良好な
ものとなり、エンジン運転が安定して出力向上、排気規
制適合を実現することが可能となる。
【0016】図2は燃料噴射弁11のノズル12が単孔
ノズルである場合についての実施の形態を示すものであ
って、ノズル孔13は大きな噴霧円錐角を生じるように
作られている。そして、二つの燃料導路F1,F2は噴
霧円錐角Aとほぼ等しい拡がり角度をもって対応する通
路部分T1,T2へ向かって延びている。また、平面Y
−Y上に位置させて噴出室Rのノズル12と向かい合っ
た個所に噴出室Rの先端側領域を二分する壁状の案内部
材15が設けられている。
ノズルである場合についての実施の形態を示すものであ
って、ノズル孔13は大きな噴霧円錐角を生じるように
作られている。そして、二つの燃料導路F1,F2は噴
霧円錐角Aとほぼ等しい拡がり角度をもって対応する通
路部分T1,T2へ向かって延びている。また、平面Y
−Y上に位置させて噴出室Rのノズル12と向かい合っ
た個所に噴出室Rの先端側領域を二分する壁状の案内部
材15が設けられている。
【0017】各燃料導路F1,F2はそれらの平面Y−
Yから遠い側の周側面が燃料の円錐の外側周面とほぼ一
致するように配置されており、このことにより燃料はほ
ぼ正確に二等分されて各燃料導路F1,F2に流入する
こととなる。加えて、本実施の形態では噴出室Rの各燃
料導路F1,F2が開口している領域を案内部材15に
よって等分に仕切っているので、燃料が更に正確に二等
分され、気筒間分配性を一段と良好なものとすることが
できる。
Yから遠い側の周側面が燃料の円錐の外側周面とほぼ一
致するように配置されており、このことにより燃料はほ
ぼ正確に二等分されて各燃料導路F1,F2に流入する
こととなる。加えて、本実施の形態では噴出室Rの各燃
料導路F1,F2が開口している領域を案内部材15に
よって等分に仕切っているので、燃料が更に正確に二等
分され、気筒間分配性を一段と良好なものとすることが
できる。
【0018】図3は燃料噴射弁11のノズル12を2孔
ノズルとした場合についての実施の形態を示すものであ
って、二つのノズル孔141,142は平面Y−Yに対
して互いに等しい角度Bの中心線上に設けられ、二つの
燃料導路F1,F2はそれらの中心線をノズル孔1
41,142の中心線とほぼ一致させて各通路部分
T1,T2へ向かって延びている。また、噴出室Rには
図2に示したものと同様の案内部材15が設けられてい
る。
ノズルとした場合についての実施の形態を示すものであ
って、二つのノズル孔141,142は平面Y−Yに対
して互いに等しい角度Bの中心線上に設けられ、二つの
燃料導路F1,F2はそれらの中心線をノズル孔1
41,142の中心線とほぼ一致させて各通路部分
T1,T2へ向かって延びている。また、噴出室Rには
図2に示したものと同様の案内部材15が設けられてい
る。
【0019】ノズル孔141,142から噴射された燃
料は、それぞれの前方に中心線をほぼ一致させて配置し
た燃料導路F1,F2にそのまま入り、従って燃料はほ
ぼ正確に二等分されて吸気通路S1,S2に送り込まれ
ることとなる。案内部材15は具えさせてなくても気筒
間分配性がきわめて良好であるが、これを具えさせた場
合は燃料をより正確に二等分して気筒間分配性を更にす
ぐれたものとすることができる。
料は、それぞれの前方に中心線をほぼ一致させて配置し
た燃料導路F1,F2にそのまま入り、従って燃料はほ
ぼ正確に二等分されて吸気通路S1,S2に送り込まれ
ることとなる。案内部材15は具えさせてなくても気筒
間分配性がきわめて良好であるが、これを具えさせた場
合は燃料をより正確に二等分して気筒間分配性を更にす
ぐれたものとすることができる。
【0020】尚、本発明は吸気マニホルド3の二つの枝
管M1,M2に二つの燃料導路F1,F2を接続するこ
ともあり、この場合はエアクリーナ1からスロットルボ
ディ2を経て吸気マニホルド3の枝管M1,M2分岐個
所までを単一通路とし、各気筒C1,C2に接続された
二つの吸気通路S1,S2を枝管M1,M2のみからな
るものとすることができる。
管M1,M2に二つの燃料導路F1,F2を接続するこ
ともあり、この場合はエアクリーナ1からスロットルボ
ディ2を経て吸気マニホルド3の枝管M1,M2分岐個
所までを単一通路とし、各気筒C1,C2に接続された
二つの吸気通路S1,S2を枝管M1,M2のみからな
るものとすることができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明によると小型汎用
エンジンの一つである2気筒エンジンに価格面で大きな
不利を伴うことなく燃料噴射弁を採用することができる
とともに、一個の燃料噴射弁が噴射する燃料を各気筒に
均等に分配してエンジンを安定よく運転し、出力向上、
排気規制適合を実現させることができるものである。
エンジンの一つである2気筒エンジンに価格面で大きな
不利を伴うことなく燃料噴射弁を採用することができる
とともに、一個の燃料噴射弁が噴射する燃料を各気筒に
均等に分配してエンジンを安定よく運転し、出力向上、
排気規制適合を実現させることができるものである。
【図1】本発明の実施の形態を示す全体概略図。
【図2】本発明の要部の実施の形態を示す断面部分図。
【図3】本発明の要部の異なる実施の形態を示す断面部
分図。
分図。
2 スロットルボディ,3 吸気マニホルド,4 2気
筒エンジン,11 燃料噴射弁,12 ノズル,13,
141,142 ノズル孔,15 案内部材,C1,C
2 気筒,F1,F2 燃料導路,M1,M2 枝管,
R 噴出室,S 1,S2 吸気通路,T1,T2 通路
部分,
筒エンジン,11 燃料噴射弁,12 ノズル,13,
141,142 ノズル孔,15 案内部材,C1,C
2 気筒,F1,F2 燃料導路,M1,M2 枝管,
R 噴出室,S 1,S2 吸気通路,T1,T2 通路
部分,
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月5日(2001.10.
5)
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
Claims (6)
- 【請求項1】 2気筒エンジンの各気筒に接続された二
つの吸気通路の間の領域に設置された一個の燃料噴射弁
と、前記燃料噴射弁のノズル前方に設けた噴出室および
これより分岐して前記二つの吸気通路のそれぞれに接続
された二つの燃料導路とを具えたことを特徴とする2気
筒エンジンのための燃料噴射装置。 - 【請求項2】 2気筒エンジンの各気筒に接続された二
つの吸気通路の中心間距離をほぼ二等分する個所を通り
前記中心間の線分に直角の平面上に中心を置いて設置さ
れた一個の燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁のノズル前方
に設けた噴出室およびこれより分岐して前記平面に対し
互いにほぼ等しい角度をもって延び前記二つの吸気通路
のそれぞれに接続された互いにほぼ等しい長さの二つの
燃料導路とを具えたことを特徴とする2気筒エンジンの
ための燃料噴射装置。 - 【請求項3】 前記吸気通路が少なくとも絞り弁の上流
であって前記絞り弁に近い部分から前記気筒に至る区間
で二つとされており、前記二つの燃料導路が前記絞り弁
の上流側で前記二つの吸気通路のそれぞれに接続されて
いる請求項1または2に記載した2気筒エンジンのため
の燃料噴射装置。 - 【請求項4】 前記燃料噴射弁のノズルが単孔ノズルで
あり、前記二つの燃料導路が燃料の噴霧円錐角とほぼ等
しい拡がり角度をもって前記噴出室から対応する前記吸
気通路へ向かって延びている請求項1,2または3に記
載した2気筒エンジンのための燃料噴射装置。 - 【請求項5】 前記燃料噴射弁のノズルが2孔ノズルで
あり、その二つのノズル孔が前記二つの燃料導路のほぼ
中心線方向へそれぞれ向けられている請求項1,2また
は3に記載した2気筒エンジンのための燃料噴射装置。 - 【請求項6】 前記噴出室の前記ノズルと向かい合った
個所に、噴射された燃料を前記二つの燃料導路にほぼ等
分割して誘導する案内部材が設置されている請求項1,
2,3,4または5に記載した2気筒エンジンのための
燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299636A JP2003106246A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 2気筒エンジンのための燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001299636A JP2003106246A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 2気筒エンジンのための燃料噴射装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003106246A true JP2003106246A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19120359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001299636A Withdrawn JP2003106246A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | 2気筒エンジンのための燃料噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003106246A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018132033A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 株式会社ニッキ | 2気筒汎用エンジンの燃料供給装置 |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001299636A patent/JP2003106246A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018132033A (ja) * | 2017-02-17 | 2018-08-23 | 株式会社ニッキ | 2気筒汎用エンジンの燃料供給装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |