JP2003106245A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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JP2003106245A JP2001298068A JP2001298068A JP2003106245A JP 2003106245 A JP2003106245 A JP 2003106245A JP 2001298068 A JP2001298068 A JP 2001298068A JP 2001298068 A JP2001298068 A JP 2001298068A JP 2003106245 A JP2003106245 A JP 2003106245A
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fuel injection
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清 藤原
Takashi Matsumoto
崇志 松本
Hisanori Itou
寿記 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズル噴孔径を小さくした場合にも、十分な
噴霧貫徹力が得られ、噴霧の微粒化をより進めることが
できる燃料噴射弁を提供する。 【解決手段】 第1噴孔21と第2噴孔22とを縦2列
に配置して2連噴孔ノズル20を構成し円周上に配置す
る。第1噴孔21及び第2噴孔22は、噴孔径を0.1
mm以下として、0.4mmの間隔を空けて並行に配置
する。また、シート部12に形成した凹部14内に、第
1噴孔21及び第2噴孔22の入口開孔21in、22
inを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃料噴
射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の内燃機関の燃料噴射弁としては、
例えば特開平7−167016号に、縦2列に形成され
た、いわゆる2連噴孔ノズルとした噴孔群を円周上に配
置した燃料噴射弁が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように燃料噴射弁
の噴射孔を縦2列の2連噴孔ノズルとしたタイプは数多
く提案されており、このように2連噴孔とすることで噴
霧燃料の分散性を向上させるとともに、空気利用率の向
上を図っている。
【0004】また近年、ノズル噴孔径を小さくして、噴
霧燃料をより微細化し、すす(Soot)の排出を抑制させ
る傾向にある。しかし、噴射孔の小噴孔化は燃料の噴射
期間を増加させ、かつ、噴霧の貫徹力(penetration)
を低下させることなり、機関出力性能の低下につなが
る。
【0005】そこで、本発明は、ノズル噴孔径を小さく
した場合にも、十分な噴霧貫徹力が得られ、噴霧の微粒
化をより進めることができる燃料噴射弁を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1にかか
る燃料噴射弁は、燃料を霧状に噴射する燃料噴射弁であ
って、複数の噴孔群を円周上に配置した円筒状のノズル
ボディと、ノズルボディの内部に、このノズルボディの
軸線方向に沿って変位可能に収容された弁体とを備えて
おり、各々の噴孔群は、ノズルボディ内側に開孔する入
口開孔とノズルボディ外側に開孔する出口開孔とを連通
する燃料噴射孔を、ノズルボディの軸線方向に沿って上
下に2つ並行に配しており、この2つの燃料噴射孔は、
それぞれ噴孔径が0.1mm以下で、かつ、0.4mm
の間隔を空けて配置されると共に、噴孔群の2つの入口
開孔は、ノズルボディの内部に形成された共通の凹部内
に形成されることを特徴とする。
【0007】噴孔径を0.1mm以下となるような孔径
が小さい燃料噴射孔を形成した場合にも、噴孔群を構成
する2つの燃料噴射孔を、ノズルボディの軸線方向に沿
って0.4mmの間隔を空けて上下に2つ並行して配置
することで、噴霧が好適に重合されて噴霧貫徹力が増加
し、かつ噴霧の粒径をより小さくできることが実験的に
明らかになった。
【0008】また、ノズルボディ内側に対して弁体が当
接・離間することで、燃料噴射孔の入口開口を開閉する
機構となり、2つの燃料噴射孔の入口開口を、ノズルボ
ディの内部に形成された共通の凹部内に開孔させること
で、2つの入口開孔が開閉するタイミングのずれが十分
に抑制される。
【0009】また、請求項2にかかる燃料噴射弁は、燃
料を霧状に噴射する燃料噴射弁であって、複数の噴孔群
を円周上に配置した円筒状のノズルボディと、ノズルボ
ディの内部に、このノズルボディの軸線方向に沿って変
位可能に収容された弁体とを備えており、各々の噴孔群
は、ノズルボディ内側に開孔する入口開孔とノズルボデ
ィ外側に開孔する出口開孔とを連通する燃料噴射孔を、
2つ備えて構成されており、個々の噴孔群における2つ
の入口開孔をノズルボディ内側の同一円周上に離間して
配置すると共に、個々の噴孔群における2つの出口開孔
をノズルボディの軸線方向に沿って上下に離間して配置
することを特徴とする。
【0010】噴孔群の2つの入口開孔を、ノズルボディ
内側の同一円周上に離間して配置することで、弁体の動
作に伴って2つの入口開孔が開閉するタイミングのずれ
が十分に抑制される。また、噴孔群の2つの出口開孔
を、ノズルボディの軸線方向に沿って上下に離間して配
置することで、請求項1で規定したような、いわゆる2
連噴孔と同様な効果が発揮される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下の本発明の実施形態について
説明する。
【0012】以下に、この発明をVCO(Valve Covere
d Orifice)タイプの燃料噴射弁に適用した場合につい
て説明し、図1にはこの燃料噴射弁1の先端部を拡大し
て示す。
【0013】燃料噴射弁1は、略円筒形状のノズルボデ
ィ10内に弁体50を収容して構成している。
【0014】弁体50は、下方へ向かうにしたがって小
径になる第1デーパ部51と、この第1デーパ部51に
続く第2テーパー部52とを備えており、第2テーパー
部52は第1デーパ部51に比べて微少角度だけ大きな
テーパ角を有している。図1で図示した弁体50は、ノ
ズルボディ10の軸線方向に沿って形成されたロッド状
の弁体の先端部のみを拡大して示しており、この弁体5
0は図示しないノズルばねによって下方に向けて常時押
圧されており、この押圧力を受けて弁体50の第2テー
パー部52が、ノズルボディ10内側面に形成したシー
ト部12に着座している状態となっている。
【0015】ノズルボディ10の内側には、弁体50の
外径よりも大きな燃料通路孔11を軸線方向に沿って形
成しており、燃料通路孔11の下端部には、下方へ向か
うにしたがって小径になるテーパ状のシート部12を形
成しており、このシート部12の下端部には袋状のサッ
ク部13が形成されている。
【0016】また、このシート部12には凹部14が形
成されており、この凹部14の底部には、燃料噴射孔と
しての第1噴孔21と第2噴孔22の、それぞれの入口
開孔21in、22inが形成されている。
【0017】図2に第1噴孔21及び第2噴孔22の形
成部位を拡大して示す。第1噴孔21と第2噴孔22と
はこの一対で1組の2連噴孔ノズル20を構成してお
り、第1噴孔21と第2噴孔22とは同一の傾斜角度で
形成され、ノズルボディ10の軸線方向に沿って上下に
0.4mmの間隔を空けて並行に配置されている。この
第1噴孔21と第2噴孔22は、ともに噴孔径が0.1
mm、長さが1.0mmの同一形状に形成している。この
ように凹部14内に入口開孔21in、22inを形成
した2連噴孔ノズルを、ノズルボディ10のシート部1
2の円周上に沿うようにして所定の空けて放射状に配置
しており、本実施形態では図3に示すように等間隔で7
個の2連噴孔ノズル20を配設している。従って図3に
示すように、ノズルボディ10の外側部には、第1噴孔
21の出口開孔21outが同一円周上に配列され、また
第2噴孔22の出口開孔22outが同一円周上にそれぞ
れ配列された状態となっている。
【0018】本実施形態で示す第1噴孔21及び第2噴
孔22の寸法としては、噴孔径が0.12mm〜0.0
5mm、噴孔の長さが0.6mm〜2.0mm程度、間
隔が0.3mm〜0.5mmの範囲が好ましく、噴孔径
としては0.1mm以下の小噴孔に形成することがより
好ましい。
【0019】また、2連噴孔として構成するため、第1
噴孔21及び第2噴孔22を並行に形成し、かつ互いの
噴孔径も同一にすることが、最も望ましい。例えば第1
噴孔21と第2噴孔22との間隔が出口開孔21out、
22out側ほど大となるように開き側に非並行な場合に
は、噴霧が分散されてしまい噴霧貫徹力が低下すること
になる。反対に、第1噴孔21と第2噴孔22との間隔
が出口開孔21out、22out側ほど小となるように閉じ
側に非並行な場合には、噴霧貫徹力は増すが分子密度が
部分的に高まってスモークの発生が増大する。また、第
1噴孔21と第2噴孔22との中心軸が互いに並行であ
っても、噴射方向が左右にずれるような捻れの位置関係
にある場合にも、左右方向に噴霧の分散範囲が広がるも
のの十分な噴霧貫徹力を得ることができない。従って、
第1噴孔21の中心軸と第2噴孔22の中心軸とが、ノ
ズルボディ10の軸線方向に沿った同一平面上に位置
し、かつ、互いの中心軸が並行となるような配置が最も
望ましい。
【0020】ここで、共通の凹部14内に、第1噴孔2
1及び第2噴孔22の入口開孔21in、22inを形
成することによる作用について説明する。
【0021】弁体50がシート部12に着座した状態
で、シート部12の凹部14は弁体50の第2テーパ部
52によって閉塞されるために、第1噴孔21及び第2
噴孔22の入口開孔21in、22inに対しても、燃
料の流入が同時に阻止される状態となって、燃料噴射弁
1は閉弁状態となる。また、弁体50がノズルボディ1
0に対して相対的に上方に変位してシート部12から離
間すると、第2テーパ部52による凹部14の閉塞が解
消されるため、第1噴孔21及び第2噴孔22の入口開
孔21in、22inに対しても燃料の流入が同時に開
始されて、燃料噴射弁1は開弁状態となる。
【0022】このように凹部14内に各噴孔21、22
の入口開孔21in、22inを形成することで、第1
噴孔21及び第2噴孔22を、弁体50の動作に伴っ
て、実質的に同時に開弁、閉弁させることができる。
【0023】このようなシート部12に形成する凹部1
4の大きさは、以下の手法によって規定することができ
る。
【0024】全噴孔で占める容積をV1、サック部13
の容積をV2、全凹部14で占める容積をV3とする
と、これらの総容積VはV=V1+V2+V3となる。
この総容積Vと排気中に含まれるHC濃度とは所定の関
係となり、例えば図4に示す測定結果では、総容積Vの
値が0.25mm3を超えると、HC濃度が大きく増加
している。そこで、総容積Vの値をV=0.25mm3
となるように各部の大きさを検討してHC濃度の増加を
抑えることとする。
【0025】サックとしても現状では様々なタイプのサ
ックが用いられており、コニカルサックで0.2mm3
程度、スーパーミニサック(SMS)で0.3mm3
度、図1に示したVCOノズルタイプにおけるサックで
0.06mm3程度の容積となる。
【0026】2連噴孔ノズル20の各噴孔径を0.1m
m、噴孔長さを1mm、第1噴孔21と第2噴孔22と
の間隔を0.4mm、2連噴孔ノズル20の形成数を7
とすと全噴孔で占める容積V1は、 V1=π*(0.1/2)2*7*2*1=0.11
(mm3) となる。また、総容積Vの値を0.25mm3以下に抑
えるためには、全噴孔で占める容積V1が0.11(m
3)であるため、例えば容積が0.2mm3のコニカル
サックを適用すると、許容値を超えてしまう。そこでこ
の場合には、最も容積が小さいVCOサックが適用可能
であり、V2=0.06(mm3)である。従って、全
凹部14で占める容積V3は、 V3=0.25−0.11−0.06=0.08(mm
3) となり、1つの凹部14当たりの容積は、0.08/7
=0.0114(mm3)と算出できるため、深さ0.
058(mm)の凹部14が形成できる。
【0027】このようにして設計した燃料噴射弁を用い
て、噴霧貫徹力と粒径を測定した。図5は、噴射開始か
らの経過時間と噴霧到達距離との関係について、燃料噴
射弁のタイプAとタイプBについて測定した結果であ
る。タイプAは、前述したような2連噴孔ノズル20
(噴孔径0.1mm、噴孔長さ1.0mm、間隔0.4
mm、形成数7)であり、タイプBは2連噴孔ノズルで
はなく噴孔が1つのタイプであり、噴孔径0.14m
m、噴孔長さ1.0mm、形成数7である。
【0028】図5の結果より、タイプAの噴孔径が0.
1mmであって、タイプBの噴孔径0.14mmより小
さな孔径ではあるが、2連噴孔とすることにより、タイ
プBと略同様な噴霧貫徹力を発揮していることが分か
る。
【0029】また、図6には、ザウタ平均粒径につい
て、燃料噴射弁のタイプAとタイプBについて測定した
結果である。この結果からも、タイプBに比べてタイプ
Aの方が、ザウタ平均粒径がより小さな値となってお
り、タイプAのほうが噴霧をより微粒化できることが分
かる。
【0030】またこのような2連噴孔ノズルは、例えば
図7のように構成することもできる。図7〜図9は、他
の実施形態にかかる燃料噴射弁の構造を模式的に示しお
り、ノズルボディ40に形成した複数の2連噴孔ノズル
のうち、1つの2連噴孔ノズル30のみを代表的に示し
ている。
【0031】この2連噴孔ノズル30は、直線的に形成
した第1噴孔31と、曲折させて形成した第2噴孔32
とで構成している。この第1噴孔31の入口開孔31i
nと第2噴孔32の入口開孔32inとは、ノズルボデ
ィ40内側のシート部42上において、同一の円周上に
配列するように形成されている。また、第1噴孔31の
出口開孔31outと第2噴孔32の出口開孔32outと
は、ノズルボディ40の軸線に沿うように上下に配置さ
せている。さらに図8に示すように、第1噴孔31の出
口開孔31out側の噴孔部位と、第2噴孔32の出口開
孔32out側の噴孔部位とは、図1などで示した先の実
施形態と同様に、互いの中心軸が並行となるような状態
となっている。そして、これらの出口開孔に近い噴孔部
位の間隔は、先の実施形態と同様に0.4mmとしてお
り、第1噴孔31と第2噴孔32の噴孔径は、0.1m
mである。
【0032】なお、第1噴孔31及び第2噴孔32は、
互いに噴孔径を同一に形成することが好ましく、噴孔径
としては0.12mm〜0.05mm、特に0.1mm
以下の小噴孔に形成することが好ましい。また、出口開
孔に近い噴孔部位は、第1噴孔31と第2噴孔32との
中心軸が、ノズルボディ40の軸線に沿って並行に形成
されており、この部位の間隔は0.3mm〜0.5mm
の範囲が好ましい。
【0033】また、ノズルボディ40に形成される、図
示を省略した他の2連噴孔ノズル30も、それぞれの入
口開孔31in、32inは、図示した入口開孔31i
n、32inが配列された同一の円周上に配列される。
【0034】このように噴孔起点となる入口開孔31i
n、32inを、同一の円周上に形成することによっ
て、シートチョーク状態での噴霧の悪化を抑制すること
が可能となる。また、第1噴孔31の出口開孔31out
側の噴孔部位と、第2噴孔32の出口開孔32out側の
噴孔部位とを同噴孔径、かつ並行に形成することで、先
の実施形態で示した2連噴孔20の場合と同様に、十分
な噴霧貫徹力が発揮されるとともに、噴霧をより微粒化
させることができる。
【0035】以上説明した実施形態では、VCOタイプ
の燃料噴射弁に適用した場合について例示したが、VC
Oタイプの燃料噴射弁に限定するものではなく、他のタ
イプのサックを備えた燃料噴射弁に適用することも可能
である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
燃料噴射弁は、噴孔群を構成する2つの燃料噴射孔を、
ノズルボディの軸線方向に沿って上下に並行に配し、そ
れぞれ噴孔径が0.1mm以下で、かつ、0.4mmの
間隔を空けて配置し、かつ、噴孔群の2つの入口開口
は、ノズルボディの内部に形成された共通の凹部内に開
孔する構成を採用したので、噴霧が好適に重合されて噴
霧貫徹力を増加させ、噴霧の粒径をより小さく、かつ、
2つの入口開口が開閉するタイミングのずれを十分に抑
制した燃料噴射弁を提供することが可能となる。
【0037】請求項2にかかる燃料噴射弁は、燃料噴射
孔を2つ備えて噴孔群を構成するとともに、2つの入口
開孔を同一円周上に配置したので、弁体の動作に伴って
2つの入口開口が開閉するタイミングのずれを十分に抑
制させることができる。また、2つの出口開孔をノズル
ボディの軸線方向に沿って上下に配置する構成を採用し
たので、噴霧が好適に重合されて噴霧貫徹力が増加し、
かつ噴霧の粒径をより小さくできる燃料噴射弁を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料噴射弁の先端部を拡大して概略的に示す部
分断面図である。
【図2】図1のうち、2連噴孔ノズルの形成部位を拡大
して示す部分断面図である。
【図3】各2連噴孔ノズルの出口開孔の形成状態を示
す、ノズルボディの底面図である。
【図4】全噴孔の容積V1、サック部13の容積V2、
全凹部14の容積V3を合計した総容積Vと、HC濃度
との関係を示すグラフである。
【図5】噴射開始からの経過時間と噴霧到達距離との関
係について、燃料噴射弁のタイプAとタイプBについて
測定した結果を示すグラフである。
【図6】ザウタ平均粒径について燃料噴射弁のタイプA
とタイプBとの比較結果を示すグラフである。
【図7】他の実施形態にかかる2連噴孔ノズルを模式図
である。
【図8】図7で示した2連噴孔ノズルについて、ノズル
ボディの軸線方向に沿った断面から見た第1噴孔と第2
噴孔との位置関係を模式的に示す説明図である。
【図9】図7で示した2連噴孔ノズルについて、ノズル
ボディの軸線に対して垂直方向に沿った断面から見た第
1噴孔と第2噴孔との位置関係を模式的に示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1…燃料噴射弁、10…ノズルボディ、11…燃料通路
孔 12…シート部、13…サック部、14…凹部 20…2連噴孔ノズル(噴孔群)、21…第1噴孔、2
2…第2噴孔 21in…入口開孔、21out…出口開孔 22in…入口開孔、22out…出口開孔 30…2連噴孔ノズル(噴孔群)、31…第1噴孔、3
2…第2噴孔 31in…入口開孔、31out…出口開孔 32in…入口開孔、32out…出口開孔 40…ノズルボディ、50…弁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 寿記 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G066 AA07 AB02 AD12 BA03 BA04 BA16 BA24 CC06T CC14 CC20 CC26 CC28 CC48 CD30

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を霧状に噴射する燃料噴射弁であっ
    て、 複数の噴孔群を円周上に配置した筒状のノズルボディ
    と、 前記ノズルボディの内部に、このノズルボディの軸線方
    向に沿って変位可能に収容された弁体とを備えており、 各々の前記噴孔群は、ノズルボディ内側に開孔する入口
    開孔とノズルボディ外側に開孔する出口開孔とを連通す
    る燃料噴射孔を、ノズルボディの軸線方向に沿って上下
    に2つ並行に配しており、 前記2つの燃料噴射孔は、それぞれ噴孔径が0.1mm
    以下で、かつ、0.4mmの間隔を空けて配置されると
    共に、 前記噴孔群の2つの入口開孔は、前記ノズルボディの内
    部に形成された共通の凹部内に形成されることを特徴と
    する燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 燃料を霧状に噴射する燃料噴射弁であっ
    て、 複数の噴孔群を円周上に配置した筒状のノズルボディ
    と、 前記ノズルボディの内部に、このノズルボディの軸線方
    向に沿って変位可能に収容された弁体とを備えており、 各々の前記噴孔群は、ノズルボディ内側に開孔する入口
    開孔とノズルボディ外側に開孔する出口開孔とを連通す
    る燃料噴射孔を、2つ備えて構成されており、 個々の前記噴孔群における2つの入口開孔を前記ノズル
    ボディ内側の同一円周上に離間して配置すると共に、個
    々の前記噴孔群における2つの出口開孔を前記ノズルボ
    ディの軸線方向に沿って上下に離間して配置することを
    特徴とする燃料噴射弁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010180784A (ja) * 2009-02-05 2010-08-19 Denso Corp 燃料噴射ノズル
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