JP2003105947A - 化粧シート・フィルム・シール・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定・装置を用いた貼り付け方法 - Google Patents

化粧シート・フィルム・シール・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定・装置を用いた貼り付け方法

Info

Publication number
JP2003105947A
JP2003105947A JP2001301831A JP2001301831A JP2003105947A JP 2003105947 A JP2003105947 A JP 2003105947A JP 2001301831 A JP2001301831 A JP 2001301831A JP 2001301831 A JP2001301831 A JP 2001301831A JP 2003105947 A JP2003105947 A JP 2003105947A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
suction
wallpaper
fixing
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001301831A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeharu Uchiyama
武春 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001301831A priority Critical patent/JP2003105947A/ja
Publication of JP2003105947A publication Critical patent/JP2003105947A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】格シール・シート・フィルム・壁紙などを窓・
壁・車・ガラス・看板・湾曲した面などに容易にまた経
済的に貼り付けるための化粧シート・シール・フィルム
・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート・装置及びそ
の吸着固定シート・装置を用いた貼り付け方法を提供す
ること。 【解決手段】格シール・シート・フィルム・壁紙を吸着
・固定する吸着固定シート図1を利用し、またバキュー
ム(吸着装置)とその間に吸着を補助するための通気性
のないカバー図8・それを取り付けるために利用するパ
ッキン図9やバキューム固定器具図4・図5・保護膜図
8からなり格シール・シート・フィルム・壁紙を吸着固
定しデザインを確認した後その状態で格シール・シート
・フィルム・壁紙上に接着剤を塗布し対象物に押し付け
て貼り付けることを特徴とする。また壁紙・襖等を貼る
とき吸着固定シートを利用することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓・壁・車・ガラ
ス・看板・湾曲した面・襖に接着剤を介しシール・シー
ト・フィルム・壁紙を自分のデザインした状態のまま、
またそれを貼ったときの状態を確認した後で各シール・
シート・フィルム・壁紙・襖紙などを容易に貼り付ける
吸着固定シート・装置及びその吸着固定シート・装置を
用いた貼り付け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス等の板材に対して接着剤を
介してフィルムを貼り付けたりする場合ガラス等の板材
の表面に例えば紫外線効果型接着剤を直接塗布しておき
フィルムを板材上にローラーなどを使い空気が入り込ま
ないようにして貼り付け、その後フィルム上から紫外線
を照射し、紫外線効果型接着剤を硬化させ最後にパネル
面に貼付けられたフィルムの不要部分を切除して完成す
る。
【0003】また、ショウウィンドウなどのディスプレ
イなどするために貼るシールなどはウィンドウに線など
引き貼る場所を確認しながらローラーなどを使い空気が
入らないように細心の注意をして貼り付けている。
【0004】壁紙は、壁・天井などの大きさを採寸しの
り付き壁紙を壁又は天井の端に合わせ空気が入らないよ
うに細心の注意を払いながら貼り付け、余った部分を切
除して完成する。また特許出願平4−83151のよう
に作業用補助装置を利用し壁紙の粘着部を工夫するなど
の方法がとられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、個人が家で
窓・壁・車・ガラス・看板・湾曲した面にシール・シー
ト・フィルム・壁紙・襖紙を張ろうとした場合や出先で
ショウウィンドウにシール・シート・フィルム・壁紙を
貼り付けてディスプレイをする時大きな機材を持ち込む
ことができずまた貼り付けるさい細心の注意を払って作
業してもシール・シート・フィルム・壁紙と貼り付け面
の間に空気が混入して気泡が生じてしまったりシール・
シート・フィルム・壁紙にしわや貼りむらができたり貼
り付けるときにも貼り付け物のバランスが悪くなりデザ
イン上満足出来なかったり大きなシール・シート・フィ
ルム・壁紙は貼り付けるさい不安定で静電気などにより
勝手に別のところに貼り付いたりするという問題があ
る。
【0006】特に、壁紙のように大きい物であれば採寸
や貼る時など不安定で固定できず貼っている最中にも剥
がれ落ち、家で壁紙を貼る場合なれないと内部に空気が
入りやすく(貼むらができやすい)奇麗に貼り付けること
は難しいため十分な注意力が必要であった。
【0007】壁紙みたいに貼り付け面が大きい物を貼る
時、地面に寝かせて貼るのと違い不安定で姿勢的にも作
業しにくいという問題があった。
【0008】また壁に貼る時、壁などの下地を整たりし
なけばならない。
【0009】壁や天井などを変形(壁・天井を波打たせ
たり湾曲させたり)させたい場合でも技術的にもまたコ
ストの面でも容易でなく意匠的にバリエーションを持た
せにくい。
【0010】特に賃貸の場合は勝手に出来ないなどの問
題を生じる。壁紙を貼り変えたりはがしたりする事は、
技術と大変な辛抱と労働を必要とし容易に貼りかえるこ
とができない。
【0011】本発明は、上記の問題点を解決するもので
あり、予め所定の寸法・デザインに整形されたシール・
シート・フィルム・壁紙を窓・壁・車・ガラス・看板・
湾曲した面に貼り付ける前にどのような出来かを確認
し、容易に貼り付けることができる第一の形態。
【0012】壁紙などの大型の物を容易に貼れ、なお天
井や壁自体の型を容易に変えることの出来る、第二の形
態による化粧シール・シート・フィルム・壁紙を貼り付
けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定シー
ト・装置を用いた貼り付け方法を提供することを目的と
している。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、以下に示すような第一の形態及び第二の
形態による二通りの基本的な技術構成・方法を採用した
ものである。
【0014】第一の形態(請求項1乃至10)として、
透明・半透明性の吸着固定シート図1を利用し、また多
数の吸着孔(空気孔)1aを持ち湾曲することのできる吸着
固定シート図1を利用し、シール・シート・フィルム・
壁紙を固定する。また対象物に貼り付ける前に吸着固定
シート図1で固定することによって貼る前に吸着固定シ
ート図1上でデザインを確認でき、デザインした状態を
そのまま貼り付けることができることを特徴とする(請
求項1・2)。また、バキュームを利用し、バキュームの
補助装置として通気性のないカバー図7を接着剤やその
他の固定器具(両面テープ・クリップ・ボルトとネジ)を
用いて吸着固定シート図1に固定し、またゴム又はシリ
コンのような密封力と吸着力及び弾力のあるものをパッ
キン図9に使用し、吸着固定シート図1と通気性のない
カバー図7をはさむように固定し通気性のないカバー図
7に少なくとも1つバキューム取り入れ口4aを持つ化粧
シート・シール・フィルム・壁紙を貼り付けるための吸
着固定シート・装置及びその吸着固定シート・装置を用
いた貼り付け方法である。
【0015】第二の形態(請求項1乃至4及び請求項1
1乃至17)として、貼り付けるものの厚みを気にしな
い場合や壁紙の場合、吸着固定シート図1自体に接着剤
・両面テープなどの粘着性のあるものを用い貼り付け、
そのシート自体を貼り付け対象物に接着剤・両面テープ
などの粘着性のあるもの或いは、固定器具を用い貼り付
け固定する化粧シート・フィルム・シール・壁紙を貼り
付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定シ
ート・装置を用いた貼り付け方法である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下この発明の好適な実施形態を
図1乃至図13より参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例で
あるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。即ち、本発明に関わる化粧シート・シー
ル・フィルム・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート
・装置及びその吸着固定シート・装置を用いた貼り付け
方法は上記したような技術構成を達成するため、以下に
示すような基本的な技術構成を採用したものである。
【0017】第一の形態として図1は本発明を適用した
化粧シート・シール・フィルム・壁紙を貼り付けるため
の吸着固定シート・装置を用いた貼り付け方法である。
具体的には透明又は、半透明のシートで湾曲できる材質
の吸着固定シート図1を利用する。吸着するための多数
の吸着孔(空気孔)1aを形成し、吸着孔(空気孔)1aの大き
さは限定されるものではない。材質としては、例えばポ
リエチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニールなどの
材質を使ったシートなどを利用するのが望ましい。シー
トを透明にすることにより出来上がりと同じ状態で確認
でき、また作業場で作業することもできる。多数の吸着
孔(空気孔)1aとバキューム装置によるエアーの吸引力に
よりシール・シート・フィルム・壁紙の貼り付け面裏を
吸着固定し、またシール・シート・フィルム・壁紙を吸
着固定したまま持続している吸引力により吸着固定シー
ト図1ごと安定な状態で対象物の面に固定し貼り付け作
業を行う。(貼り付け面を押し付けて対象物に貼る。)
【0018】作業を行う場合シール・シート・フィルム
・壁紙の貼り付け面に接着剤を使用する。接着対象物に
接着剤を用いることも可能ではあるが、シール・シート
・フィルムのほうがより容易にできる。(シール・シー
ト・フィルム・壁紙の貼り付け面に粘着性をもつ物もこ
れに含む。)
【0019】バキューム装置のエアーの吸引を止めるこ
とにより接着剤を介してシール・シート・フィルム・壁
紙だけが壁に貼り付いて固定する。バキューム装置によ
るエアーの吸引を働かせずにシール・シート・フィルム
・壁紙を図1上に配置し粘着テープなどで一部仮止めし
出来上がりを確認する。これらにより正確に行うことが
できる。また、作業場でデザインした出来上がりの状態
を移動場所ですぐに貼り付け作業ができいっそうの効率
化を測る。貼付け部の寸方にあわせ吸着固定シート図1
を切断しておけばよりいっそう作業が容易になる。バキ
ュームを利用せずに直接両面テープや粘着力の弱いもの
を利用しシール・シート・フィルム・壁紙を吸着面に貼
り付け整え貼り付け対象物の面などに接着剤などを用い
て貼り付けることも可能である。
【0020】次に、吸着固定シート図1に目盛り(点・
線・目盛り数字・方眼)2aを入れることで大きさポジ
ションの設定が容易になる。
【0021】吸着固定シート図1・図2の吸着孔(空気
孔)1aが大きくバキュームより吸着を開放したときにシ
ール・シート・フィルム・壁紙に吸着孔(空気孔)1aの跡
がつくとき吸着孔(空気孔)1aの跡がつかないようにする
ために通気性がよく滑らからかで薄い材質(例えばスト
ッキングなどのナイロン・ポリウレタン材質の物・布な
どで出来るだけ薄く透けて見えるような材質)の物を吸
着固定シート図1・図2のシール・シート・フィルム・
壁紙を吸着させる吸着面に重ね保護膜図11とし固定す
る。保護膜図11を固定するとき吸着固定シート図1・
図2全面に固定するだけとは限らずシール・シート・フ
ィルム・壁紙のところだけ固定することも可能である。
【0022】パッキン図9は使わず直接通気性のないカ
バー図7を固定することもできるがパッキン図9を利用
することで、より固定しやすく取り付け部からのエアー
の吸い込みを防ぐ。また、芯5a入りパッキン図10を利用
することにより吸着固定シート図1・図2の安定感を増
す。
【0023】通気性のないカバー図7には少なくとも一
つのバキューム取り入れ口4aを作り、また作業しやす
いように手を入れる4bを作ればカバー内にローラー・
へラなどを入れ、またはそれらを固定し備え付け、それ
を利用することにより貼り付けがよりいっそう容易にな
るためそれらを取り付けてもよい。(通気性のないカバ
ー図7・図8のバキューム取り入れ口4aのところにバキ
ュームを装着したとき密閉するために紐4cなどで結び固
定することが望ましい。)ショーウィンドウのディスプ
レイをするときなど周りに見せられないとき、透光性の
ないカバーを取り付け、また通気性のないカバー図7・
図8に透光性のないカバーを重ねることにより隠しなが
ら作業を可能にする。バキューム固定具(バキューム固
定足)図4・図5を利用することにより一層作業を円滑
にし通気性のないカバー図7・図8と吸着固定シート図1
・図2が接着することを防ぐ枠の働きがある。本図6
は、バキューム固定足固定具図6の一具体例であり限定
するものではない。バキューム固定足固定具図6の下面
を吸着固定シート図1・図2に両面テープ・接着剤など
で固定し上面の穴(バキューム固定足さしこみ口)3fにバ
キューム固定具(バキューム固定足)図4・図5を差し込
み固定する。
【0024】貼付装置を使いシール・シート・フィルム
・壁紙を貼り付けるときの方法は、シール・シート・フ
ィルム・壁紙の吸着されている吸着固定シート図1・図
2を端のほうからあわせて貼り付け対象物に徐々に吸着
させていく。その場合ローラーなどを使いシール・フィ
ルム・シート・壁紙に空気が入らないようにして吸着固
定シート図1・図2自体をシール・シート・フィルム・壁
紙と共に貼り付け対象物に吸着させていく、そのことに
よりずれが生じなくなり壁に吸着固定して安定さを保つ
ことができる。
【0025】第二の形態として貼り付けるさい貼り付け
物の厚みを気にしない場合(大型の物・壁紙・襖紙)
は、吸着固定シート図1・図2自体に紙・壁紙や襖紙等
接着剤・両面テープなどを用いて吸着固定シート図1・
図2に貼り付けその吸着固定シート図1・図2を貼り付け
対象物に固定機材を利用し固定あるいは接着剤を用いて
貼り付けていく。吸着固定シート図1・図2を対象物に
直接貼り付ける場合は吸着固定シート図1・図2自体の
透明度は限定しない。また吸着固定シート図1上に目盛
り(点・線・目盛り数字・方眼)2aをつけることにより壁
・天井などの貼り付け対象物の大きさに裁断しやすいた
め目盛り(点・線・目盛り数字・方眼)2aをつけるのが好
ましい。吸着固定シート図1・図2に多数の通気孔(吸着
孔・空気孔)1aをもつのが望ましいが通気孔がない場合
でも可能でありまた吸着固定シート図1・図2の表面の
形状は限定する物ではない。吸着固定シート図1・図2
の材質はポリエチレン・ポリ塩化ビニール・ポリプロピ
レン・ゴム・シリコンなどを材質と挙げられるが、これ
らに限定される物ではない。ポリエチレンあるいはポリ
プロピレン製で適度な湾曲性を持ち巻くことの出来る厚
さ0.15〜0.4mm・多数の通気孔(多数の吸着孔・空気孔)
1aを持つものが望ましい。壁紙を接着・固定するさい、
両面テープ・接着剤などで限定する物ではない。吸着固
定シート図1・図2自身に粘着性を持たせた物を利用す
る場合なども含む。
【0026】
【実施例】以下に、本発明にかかわる各1具体例につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。即ち、第一の形
態は、シール・シート・フィルム・壁紙を吸着するため
の多数の孔と目盛り(点・線・目盛り数字・方眼)2aを
持ち透明あるいは半透明の吸着固定シート図2である。
この吸着固定シート図2の吸着面裏側1cにパッキン図9
を利用して通気性のないカバー図8をはさんで固定す
る。通気性のないカバー図8の少なくとも一部にバキュ
ーム取入れ口4aを取りバキューム装置を接続。バキュー
ム取り入れ口4aから入れたバキュームをバキューム固
定具(バキューム固定足)図4・図5で固定する。その場
合、吸着固定シート図2又はパッキン図9上の少なくとも
一点で固定してあるバキューム固定足固定具図6を利用
しバキューム固定具(バキューム固定足)図4・図5を固
定する。またシール・シート・フィルム・壁紙に吸着の
後がつくときは吸着固定シート図2の吸着面表1bに通気
性のよい滑らかな保護膜図11を固定する。使用方法とし
て台の上に載せた吸着固定シート図2の吸着面にシール
・シート・フィルム・壁紙を置きデザインを整える。こ
れをテープなどで一部仮止めし完成状態を確認する。確
認したあとバキュームにより吸引しながらシール・シー
ト・フィルム・壁紙を吸引固定し、仮止め用テープをは
がす。
【0027】次にシール・シート・フィルム・壁紙の貼
り付け面に接着剤を塗り貼り付け対象物に貼り付ける。
そのとき、貼り付け対象物の面の大きさにあわせてある
吸着固定シート図2を端のほうからバキュームの吸引力
により固定する。 (貼り付け対象物と吸着固定シート図2を吸引力で固定
する時、テープなどを用い端の一部を固定し、端のほう
から徐々に貼り付けていくのがより一層安定感を持ち望
ましい。)その場合、ローラーを化粧シート・フィルム
貼付装置図3内部にいれ通気性のないカバー図7・図8に
バキューム取り入れ口4a以外の穴4bを空け、そこより
手を入れ内部のローラーなどを操作し少しづつ端のほう
から押し付け固定していく。これにより空気を入れずシ
ール・シート・フィルム・壁紙を貼り付け面に貼り付け
る。少し接着剤が固まったところでバキュームの吸引を
止める。そのことにより吸着固定シート図2だけが貼り
付け対象物と離れシール・シート・フィルム・壁紙だけ
が貼り付き一連の工程を終了する。
【0028】第二の形態として厚みを気にしない壁紙な
どは、吸着固定シート図2を壁・天井などの大きさに裁
断する。吸着固定シート図2の一例として、ポリエチレ
ン製にし厚さ0.2mm、多数の吸着孔(空気孔)1aの大きさ
は貼り付け物に穴の跡が残らない程度の大きさ(例えは
5mm以下にするのが好ましい。) 吸着孔(空気孔)1aの幅
は20mm以下にするのが好ましい。しかしながら断熱効
果・壁紙の硬さや吸着固定シート図2自身の材質による
硬さがあるためこれは一例であり限定する物ではない。
採寸・裁断された吸着固定シート図2を地面に置き接着
剤あるいは両面テープを貼り付けその上に壁紙を吸着固
定シート図2の端から余分に2cmとり、図2の端のほうか
ら空気を抜くためのローラーやへらを利用し吸着固定シ
ート図2に貼り付ける。吸着孔(空気孔)1aがあるため空
気が抜けやすく容易に貼ることが出来る。吸着固定シー
ト図2を地面に設置し巻いてある壁紙を貼るのが安定し
望ましい。
【0029】次に壁・天井の貼り付け面に同じように両
面テープ・接着剤を利用し壁・天井(貼り付け対象物)の
端の方からあわせて貼っていく。接着剤や両面テープを
利用できない場合は化粧くぎやその他の固定器具を利用
し壁・天井に固定し余ったところを切除する。
【0030】壁・天井などに波や湾曲を持たせ意匠的に
アクセントを付けたいときは、吸着固定シート図2を固
定又は貼り付けるさいに壁又は天井などの寸法より大き
くとり波・湾曲を持たせ対象物との接点を貼り付け・固
定し余った壁紙を切除し一連の工程を終了する。
【0031】上記の実施例ではシール・シート・フィル
ム・壁紙を貼り付ける場合を例にとって説明したが、本
発明の対象はシール・シート・フィルム・壁紙にかぎら
れるものでなく襖・紙・写真フィルムなどを固定・貼り
付けするなどの物品であれば本発明を適用することがで
き上記だけに限定する物でない。今回開示された実施の
形態はすべての点で例示であって制限的なものではない
と考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明
ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の
範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含ま
れることが意図される。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明により個
人でも窓やガラス・壁・車また湾曲した面に対しそれを
貼ったときの状態を確認でき自分のデザインした状態で
容易に貼ることができ簡単な装置のため持ち運び便利で
活用しやすく、家庭ではバキューム装置として掃除機を
利用するなど経済的にも負担が少ない。
【0033】壁紙などを貼る場合、気泡やしわ・貼りむ
らを気にすることなく貼りやすい状態で貼れる。賃貸の
場合など直接壁や天井にはれないときでも壁紙を貼った
吸着固定シートを固定すれば、壁紙を直接壁や天井に貼
ったときの状態と変わらない状態にでき経済的にも負担
が少ない。天井や壁などを容易に変形できるという化粧
シート・シール・フィルム・壁紙を貼り付けるための吸
着固定シート・装置及びその吸着固定シート・装置を用
いた貼り付け方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】化粧シート・フィルム貼付装置に利用する吸着
固定シートを示す斜視図である。
【図2】化粧シート・フィルム貼付装置に利用する他の
吸着固定シート実施例を示す斜視図である。
【図3】化粧シート・フィルム貼付装置の実施例を示す
斜視図である。
【図4】バキューム固定具(バキューム固定足)を示す斜
視図である。
【図5】他のバキューム固定具(バキューム固定足) 実
施例を示す斜視図である。
【図6】バキューム固定足固定具を示す斜視図である。
【図7】通気性のないカバーを示す斜視図である。
【図8】他の通気性のないカバー実施例を示す斜視図で
ある。
【図9】パッキンを示す斜視図である。
【図10】他のパッキン実施例を示す斜視図である。
【図11】吸着面の穴の跡がつかないようにする保護膜
を示す斜視図である。
【図12】吸着固定シートにパッキン及び通気性のない
カバー装着を示す斜視図である。
【図13】他の吸着固定シートにパッキン及び通気性の
ないカバー装着実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a 吸着孔(空気孔) 1b 吸着固定シートの吸着面表 1c 吸着固定シートの吸着面裏 2a目盛り(点・線・目盛り数字・方眼) 3a バキューム固定足 3b バキューム固定個所 3c バキューム固定足固定具 3d バキューム固定足固定具上面図 3e バキューム固定足固定具側面図 3f バキューム固定足さしこみ口 4a バキューム取り入れ口 4bバキュームその他の機材取り入れ口 4cバキュームと通気性のないカバーの密閉用道具(紐) 4d バキューム装置 5a 芯 6a 保護膜 7a パッキン

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な吸着固定シートを有し、シート・シ
    ール・フィルム・壁紙を吸着固定シート上に固定・吸着
    することによって貼りつけ対象物に貼り付け予定のデザ
    インを作りそれを確認し、そのデザインをそのまま貼り
    付けることができ、貼り付け対象物の湾曲に対応できる
    硬さを持つことを特徴とした吸着固定シート。
  2. 【請求項2】半透明な吸着固定シートを有し、シート・
    シール・フィルム・壁紙を吸着固定シート上に固定・吸
    着することによって貼りつけ対象物に貼り付け予定のデ
    ザインを作りそれを確認し、そのデザインをそのまま貼
    り付けることができ、貼り付け対象物の湾曲に対応でき
    る硬さを持つことを特徴とした吸着固定シート。
  3. 【請求項3】吸着固定シートに多数の吸着孔(空気孔)1a
    を有することを特徴する吸着固定シートで少なくとも請
    求項1乃至2の何れかに記載の吸着固定シート。
  4. 【請求項4】吸着固定シート上に目盛り(点・線・目盛
    り数字・方眼)1aを兼ね備えた請求項1乃至3の何れか
    に記載の化粧シート・シール・フィルム・壁紙を貼り付
    けるための吸着固定シート・装置。
  5. 【請求項5】吸着固定シート上に少なくとも一箇所パッ
    キン図9を有し請求項1乃至4の何れかに記載の化粧シ
    ート・シール・フィルム・壁紙を貼り付けるための吸着
    固定シート・装置。
  6. 【請求項6】吸着固定シートの固定面を滑らかにし吸着
    固定シートの跡を残さないようにする保護膜図11を吸
    着固定シート上の少なくとも一部に有し請求項1乃至5
    の何れかに記載の化粧シート・シール・フィルム・壁紙
    を貼り付けるための吸着固定シート・装置。
  7. 【請求項7】通気性のないカバーに少なくとも1つの穴
    をあけバキューム取り入れ口4aを構成することを特徴と
    する請求項1乃至6の何れかに記載の化粧シート・シー
    ル・フィルム・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート
    ・装置。
  8. 【請求項8】バキューム装置を少なくとも一つ装備され
    ているものである事を特徴とする請求項1乃至7の何れ
    かに記載の化粧シート・シール・フィルム・壁紙を貼り
    付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定シ
    ート・装置を用いた貼り付け方法。
  9. 【請求項9】ポリエチレン・ポリプロピレンを材質とし
    た吸着固定シートを持ち請求項1乃至8の何れかに記載
    の化粧シート・シール・フィルム・壁紙を貼り付けるた
    めの吸着固定シート・装置及びその吸着固定シート・装
    置を用いた貼り付け方法。
  10. 【請求項10】ポリ塩化ビニールを材質とした吸着固定
    シートを持ち請求項1乃至8の何れかに記載の化粧シー
    ト・シール・フィルム・壁紙を貼り付けるための吸着固
    定シート・装置及びその吸着固定シート・装置を用いた
    貼り付け方法。
  11. 【請求項11】壁紙を直接貼り付けるために多数の吸着
    孔(空気孔)1aを有する事を特徴とし、壁・天井と壁紙の
    中間に用いる吸着固定シート。
  12. 【請求項12】壁紙を壁に貼り付けるのではなく、壁紙
    を貼り付ける中間シートを用い、壁紙を貼る対象物に固
    定あるいは貼り付ける壁紙と貼り付け対象物(壁・天井
    などの)の中間に利用する吸着固定シートを有すること
    を特徴としたシール・シート・フィルム・壁紙・襖紙な
    どを容易に貼り付ける吸着固定シート及び貼り付け方
    法。
  13. 【請求項13】吸着固定シート上に目盛り(点・線・目
    盛り数字・方眼)2aをいれ請求項11あるいは請求項1
    2の何れかに記載の吸着固定シート及び貼り付け方法。
  14. 【請求項14】変形可能な硬さを持つことを特徴とし請
    求項11乃至13の何れかに記載の吸着固定シート及び
    吸着固定シートを天井や壁の表面に接着・固定すること
    により天井・壁のデザインを変化させる方法。
  15. 【請求項15】ポリプロピレン・ポリ塩化ビニールなど
    を材質とし厚さが0.4mmから0.15mmで湾曲性をもち吸
    着孔(空気孔)1aの大きさが2 0mm以下・吸着孔(空気
    孔)1aの間隔が150mm以下の壁紙・襖紙の吸着固定
    シートを有し請求項11乃至14の何れかに記載のシー
    ル・シート・フィルム・壁紙・襖紙などを容易に貼り付
    ける吸着固定シート及び貼り付け方法。
  16. 【請求項16】ポリエチレンを材質とし厚さが0・4m
    mから0・15mmで湾曲性をもち吸着孔(空気孔)1aの
    大きさが2 0mm以下・吸着孔(空気孔)1aの間隔が15
    0mm以下の壁紙・襖紙の吸着固定シートを有し請求項
    11乃至14の何れかに記載のシール・シート・フィル
    ム・壁紙・襖紙などを容易に貼り付ける吸着固定シート
    及び貼り付け方法。
  17. 【請求項17】高分子化合物を材質とし請求項11乃至
    14の何れかに記載のシール・シート・フィルム・壁紙
    ・襖紙などを容易に貼り付ける吸着固定シート及び貼り
    付け方法。
JP2001301831A 2001-09-28 2001-09-28 化粧シート・フィルム・シール・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定・装置を用いた貼り付け方法 Pending JP2003105947A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001301831A JP2003105947A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 化粧シート・フィルム・シール・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定・装置を用いた貼り付け方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001301831A JP2003105947A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 化粧シート・フィルム・シール・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定・装置を用いた貼り付け方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003105947A true JP2003105947A (ja) 2003-04-09

Family

ID=19122184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001301831A Pending JP2003105947A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 化粧シート・フィルム・シール・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定・装置を用いた貼り付け方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003105947A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111927017A (zh) * 2020-08-07 2020-11-13 东阳市天杨建筑工程设计有限公司 一种基于真空保温墙体安装墙纸的方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111927017A (zh) * 2020-08-07 2020-11-13 东阳市天杨建筑工程设计有限公司 一种基于真空保温墙体安装墙纸的方法
CN111927017B (zh) * 2020-08-07 2021-06-22 东阳市天杨建筑工程设计有限公司 一种基于真空保温墙体安装墙纸的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7958648B1 (en) Wall marking device and method of use thereof
US6618955B2 (en) Template for arranging and hanging multiple wall hangings
JPS595895B2 (ja) 設計補助装置
WO2004014661A2 (en) Stencil
CN109762476B (zh) 板件包边机构及板件包边方法
US20040074177A1 (en) Wall covering with holder
JP2003105947A (ja) 化粧シート・フィルム・シール・壁紙を貼り付けるための吸着固定シート・装置及びその吸着固定・装置を用いた貼り付け方法
CN106122202A (zh) 一种在安装面上固定物体的固定结构
WO2002055805A1 (fr) Panneau revetu de papier peint et structure de surface de paroi l'utilisant
EP1508648A3 (de) Montageband mit Schlitzung und Faltung
CN206129809U (zh) 一种在安装面上固定物体的固定结构
JP3068869U (ja) シ―ト状貼着物
EP1095994A3 (de) Klebeband und dessen Verwendung zur Abdeckung von Fensterflanschen
US20080010885A1 (en) Edge stabilizing wafer for surface mounted objects
JP3965692B2 (ja) 化粧シートの施工方法
JPH0436866Y2 (ja)
CN213739279U (zh) 具体错位包边式保护层的指示灯背胶膜
JP3090283U (ja) 内装構造物の保護シート
JPH0738200U (ja) 壁紙貼付用下張り
JPH04127782U (ja) エレベータ等の装飾壁面構造
JP3029823U (ja) ディスプレイ用パネル
JPH06220411A (ja) 接着体の剥離紙
JP3141272U (ja) 葬儀用案内板
JP3110460U (ja) 葬儀用案内板
JPS586712Y2 (ja) 静電気吸着ホルダ−