JP2003104991A - 蛍光性化合物 - Google Patents

蛍光性化合物

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JP2003104991A
JP2003104991A JP2001298596A JP2001298596A JP2003104991A JP 2003104991 A JP2003104991 A JP 2003104991A JP 2001298596 A JP2001298596 A JP 2001298596A JP 2001298596 A JP2001298596 A JP 2001298596A JP 2003104991 A JP2003104991 A JP 2003104991A
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Norio Hasegawa
典夫 長谷川
Akira Shiga
朗 志賀
Yoichi Itagaki
洋一 板垣
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】蛍光強度の強い蛍光性化合物を提供することを
目的とする。 【解決手段】一般式(1) 【化1】 で表され、Ar、Ar’、Ar、及びAr
は、それぞれ置換基を有してもよい芳香族炭化水素環又
は複素環であり、前記芳香族炭化水素環又は複素環は、
一般式(1)中のピロール環の2,3−位の炭素間結合
又は4,5−位の炭素間結合を共有するピロール環に対
する縮合環であり、Ar、及びAr’は、それぞ
れ、置換基を有してもよいアリール基又は複素環基、で
ある蛍光性化合物とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光を発光する蛍
光性化合物に関する。
【0002】
【従来の技術】様々なディスプレイ装置の表示素子やバ
ックライトのような照明光源などにおいて、低電圧で高
輝度の発光が得られる有機電界発光素子の利用が期待さ
れている。有機電界発光素子の典型的な構造は、図1に
示すように、基板上に、透明電極である陽極、陽極から
の正孔を効率良く輸送する有機正孔輸送層、蛍光性を有
する有機発光層、陰極からの電子を効率良く輸送する有
機電子輸送層、金属電極の陰極を順次積層した構造をし
ている。ここで有機正孔輸送層、有機発光層、有機電子
輸送層は、それぞれ適切な有機材料で形成される。この
ような有機電界発光素子の両電極に直流電圧を印加する
と、陰極から電子が有機電子輸送層を通じて有機発光層
の伝導レベルに注入され、一方陽極からは正孔が、正孔
輸送層を通じて有機発光層の価電子レベルに注入され
る。有機発光層で両レベルを移動する電子と正孔が再結
合したときに放出されるエネルギーによって、有機発光
層を構成している蛍光性材料が励起一重項状態に励起さ
れ、その蛍光性材料がエネルギー緩和するときに蛍光を
発光する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
有機発光層に使用されている蛍光性材料は、電極に印可
する電圧に対して蛍光の発光強度が不十分であるという
問題がある。
【0004】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、蛍光強度の強い蛍光性化合物を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
蛍光性化合物であって、一般式(1)
【0006】
【化3】 で表され、Ar、Ar’、Ar、及びAr
は、それぞれ置換基を有してもよい芳香族炭化水素環又
は複素環であり、前記芳香族炭化水素環又は複素環は、
一般式(1)中のピロール環の2,3−位の炭素間結合
又は4,5−位の炭素間結合を共有する、ピロール環に
対する縮合環であり、Ar、及びAr’は、それぞ
れ、置換基を有してもよいアリール基又は複素環基、で
あることを特徴とする。
【0007】請求項1記載の発明によれば、蛍光強度の
強い蛍光性化合物を提供することができる。
【0008】請求項2記載の発明は、蛍光性化合物であ
って、化学式(2)
【0009】
【化4】 で表されることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明によれば、蛍光強度が
強く、容易に合成できる蛍光性化合物を提供することが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】本発明の蛍光性化合物は、一般式(1)
【0013】
【化5】 で表されるような、一つのケイ素を中心原子として、2
つの結合部位がピロール環の骨格構造を含む化合物であ
る。
【0014】ここで、Ar、Ar’、Ar、及び
Ar’は、それぞれ置換基を有してもよい芳香族炭化
水素環又は複素環である。ただしこれらの芳香族炭化水
素環又は複素環は、一般式(1)において、それぞれの
ピロール環の2,3−位の炭素間結合又は4,5−位の
炭素間結合を共有する、ピロール環に対する縮合環であ
る。つまり、Arがピロール環の2、3−位の炭素間
結合を共有するような芳香族炭化水素環又は複素環であ
るならば、Ar’は同じピロール環の4、5−位の炭
素間結合を共有するような芳香族炭化水素環又は複素環
である。ArとAr’は同一の環でも異なる環であ
ってもよい。Ar、及びAr’も、上述のAr
びAr’と同様である。
【0015】Ar、Ar’、Ar、及びAr
の芳香族炭化水素環は、単環又は縮合多環であり、好ま
しくは炭素数が5乃至14であり、例えばベンゼン、シ
クロペンタジエン、インデン、ナフタレン、アントラセ
ン、フェナントレン、ビフェニルの環などである。
【0016】Ar、Ar’、Ar、及びAr
の複素環は、炭素数及びヘテロ原子数の和が5乃至14
であり、好ましくは窒素原子、酸素原子、硫黄原子の少
なくとも一つを含む芳香族複素環、例えば、ピロール、
イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、ピリ
ミジン、フラン、チオフェン、チアゾール、イソチアゾ
ール、オキサゾール、イソオキサゾール、キノリン、イ
ンドール、カルバゾール、アクリジンなどである。
【0017】これらの芳香族炭化水素環及び複素環は、
置換基を有してもよく、置換基は、好ましくは炭素数1
乃至10のアルキル基、例えばメチル、エチル、n−プ
ロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、se
c−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘ
キシル、n−へプチル、n−オクチル、n−ノニル、n
−デシルなど、炭素数2乃至10のアルケニル基、例え
ば、ビニル、アリル、1−ブテニル、2−ブテニル、3
−ペンテニルなど、炭素数2乃至10のアルキニル基、
例えば、エチニル、プロパルギル、3−ペンチニルな
ど、炭素数2乃至10のアルコキシ基、例えばメトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシなど、ハロゲン
基、例えば、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードであ
る。
【0018】本発明の化合物において、Ar、A
’、Ar、及びAr’が置換基の無いベンゼン
環である場合は、ケイ素の両末端がカルバゾリル基であ
る化合物である。
【0019】Ar、及びAr’は、それぞれ、置換
基を有してもよいアリール基又は複素環基である。Ar
、及びAr’は同一の基でも異なる基であってもよ
い。
【0020】Ar、及びAr’のアリール基は、単
環又は縮合多環のアリール基であり、好ましくは炭素数
が5乃至14であり、例えばフェニル、1,3−シクロ
ペンタジエン−1−イル、2−インデニル、1−ナフチ
ル、2−ナフチル、2−アントリル、2−フェナントリ
ル、4−ビフェニリルなどである。
【0021】Ar、及びAr’の複素環基は、炭素
及びヘテロ原子数の和が5乃至14であり、好ましくは
窒素原子、酸素原子、硫黄原子の少なくとも一つを含む
芳香族複素環基、例えば、ピロリル、イミダゾリル、ピ
ラゾリル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、フリ
ル、チエニル、チアゾリル、イソチアゾリル、オキサゾ
リル、イソオキサゾリル、キノリル、インドリル、カル
バゾリル、アクリジニルなどである。
【0022】これらのアリール基、複素環基は置換基を
有してもよく、置換基は、好ましくは炭素数1乃至10
のアルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチ
ル、tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、
n−へプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デシル
など、炭素数2乃至10のアルケニル基、例えば、ビニ
ル、アリル、1−ブテニル、2−ブテニル、3−ペンテ
ニルなど、炭素数2乃至10のアルキニル基、例えば、
エチニル、プロパルギル、3−ペンチニルなど、炭素数
2乃至10のアルコキシ基、例えばメトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、ブトキシなど、ハロゲン基、例えば、
フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨードである。
【0023】Ar、及びAr’は、置換基を有して
もよいベンゼンであることが望ましい。
【0024】本発明の化合物は、従来の蛍光顔料と比較
して著しく強い蛍光強度を示す。従って本発明の蛍光性
化合物は、同一強度の発光を得る為に、従来の蛍光顔料
よりも添加量を少量にすることができる。また、発光波
長は、一般式(1)において、Ar、Ar’、Ar
、Ar’、Ar、及びAr’の芳香族炭化水素
環、複素環、アリール基、及び複素環基を適宜選択する
ことにより、紫外域を中心として、様々な波長域に該当
する蛍光を発光する蛍光性化合物とすることができる。
一般的に上述の環又は基の共役系が長くなるほど、蛍光
の発光波長域は、長波長側に移動する。また、上述の環
又は基の置換基を選択することによって、蛍光の発光波
長を微妙に制御することもできる。このように本発明の
蛍光性化合物は、環や基、置換基を適切に選択すること
で、様々な色の強度の強い蛍光を発光する材料を提供す
ることができる。
【0025】本発明の化合物はまた、π電子系である芳
香族環や複素環を有するケイ素の化合物である為、キャ
リア(正孔又は電子)輸送性能を有しており、導電性の
有機材料でもある。
【0026】また本発明の化合物は、分子量が大きい
為、融点が高い。従って、耐熱性の高い有機材料である
ことも特徴である。
【0027】本発明の化合物の分子は、非対称であって
もよい。本発明において化合物の分子が非対称であると
は、Ar、Ar’、Ar、及びAr’の全てが
同一ではないこと、及び/又は、Ar、及びAr
の両方が同一ではないことである。この場合には、本
発明の化合物の分子が非対称性を有することで、固体状
態で分子が規則的に配列せず結晶化しにくい。このよう
に固体の結晶化を抑制することで、結晶が白濁せずに透
明度を保持することができる。
【0028】本発明の化合物は、1個のケイ素原子が塩
素で置換された化合物を出発物質として合成する。置換
基が塩素でない場合には、置換基が水素又はメチル基の
化合物を適切な試薬を用いて、塩素に置換する。次に目
的とする化合物に応じた置換基を有するLiなどの有機
金属化合物を反応させて、塩素を所望の置換基に置換す
る。例えば、塩素をカルバゾリル基に置換する場合に
は、カルバゾリルリチウムを生成させて反応させる。他
の塩素も同様であり、このようにして所望の化合物を得
ることができる。
【0029】本発明の蛍光化合物の具体例を、以下に示
す。
【0030】
【化6】
【0031】
【化7】 ここで、折れ線はアルキル基を表し、折れ線の頂点はメ
チレン基、ベンゼン環の外側に描かれている折れ線の末
端はメチル基を表す。ベンゼン環の内側に描かれている
折れ線の末端は、そのアルキル基がその末端の描かれて
いるベンゼン環の置換基であり、ベンゼン環における置
換可能な任意の位置に、そのアルキル基が置換している
ことを示す。ただし、本発明の蛍光性化合物は、これら
の具体例に限定されるものではない。
【0032】本発明の蛍光性化合物は、従来の蛍光顔料
と比較して著しく強い蛍光強度を示すため、顔料のみな
らず、蛍光性塗料や樹脂添加物にも使用できる。
【0033】また本発明の化合物は、蛍光の発光性、導
電性、耐熱性に優れる為に有機電界発光素子の有機層の
材料(発光材料など)、プリンターやコピー機の電子写
真感光体にも使用できる。
【0034】本発明の蛍光性化合物において、特に好ま
しくは、化学式(2)
【0035】
【化8】 で表され、一般式(1)において、Ar、Ar’、
Ar、及びAr’が、全て置換基の無いベンゼン環
であり、Ar、及びAr’が両方ともフェニル基で
ある化合物、即ちジカルバゾリルジフェニルシランであ
る。
【0036】この化合物は、従来の蛍光顔料と比較して
著しく強い蛍光強度を示す。従って本発明の蛍光性化合
物は、同一強度の発光を得る為に、従来の蛍光顔料より
も添加量を少量にすることができる。また、発光波長
は、紫外域に存在し、紫色の蛍光を発光する。従って、
紫色の蛍光を必要とする塗料などに適する。
【0037】また、この化合物は、中心原子のケイ素が
4つのπ電子系と結合している為に導電性を有する。分
子量は514と大きい為、融点が高く、従って耐熱性も
高い。さらにこの化合物は、カルバゾールとLiなどの
有機金属化合物とジクロロジフェニルシランと反応さ
せ、クロロ基をカルバゾリル基で置換するだけで容易に
合成される。
【0038】
【実施例】ジカルバゾリルジフェニルシラン (化合物の合成法)目的物のジカルバゾリルジフェニル
シランの合成は、まずカルバゾールとn−ブチルリチウ
ムを反応させて、有機リチウム化合物のカルバゾリルリ
チウムを合成し、次にこのカルバゾリルリチウムをジク
ロロジフェニルシランと反応させて、2つのクロロ基を
カルバゾリル基で置換することにより合成される。
【0039】具体的には、カルバゾール10g(0.0
60mol)をテトラヒドロフラン100mlに溶解
し、室温で攪拌しながら、n−ブチルリチウム(0.0
64mol)のn−ヘキサン溶液40ml(1.6mo
l/l)を、1時間かけて少しずつ滴下し、2時間還流
した。室温まで冷却した後、ジクロロジフェニルシラン
7.60g(0.030mol)のテトラヒドロフラン
溶液50mlを、室温で1時間かけて滴下し、8時間還
流した。室温まで昇温した後、生じた沈殿物を濾過して
取り除いた。濾液を減圧下で濃縮し、得られた残留物を
アセトンで洗浄した後、濾過した。濾別した白色沈殿物
を純粋で洗浄、濾過し、ジカルバゾリルジフェニルシラ
ンの白色粉末2.5gを得た。また、得られた生成物に
関する以下の測定に際して、生成物を使用する前に粉末
を昇華精製し、測定試料とした。この測定試料の純度
を、ガスクロマトグラフィーによって測定した結果、9
5%であった。
【0040】(化合物の同定)上記合成方法により合成
した生成物を、次の測定によって同定した。
【0041】合成した生成物のエレクトロスプレーイオ
ン化質量スペクトル(ESI−MS)によるm/zの測
定値として、514が得られ、化学式から予想される分
子量514と一致した。また、生成物のCDCl溶液
に関して、H−NMR及び 13C−NMRの測定を行
った。得られたH−NMRの信号は、化学シフト6.
7〜8.1ppm、7.0〜8.1ppmで得られ、各
々、化合物中のカルバゾリル基のH原子、フェニル基
H原子による吸収と同定できた。また得られた13
C−NMRの信号は、化学シフト75〜145ppm、
75〜140ppmで得られ、各々、化合物中のカルバ
ゾリル基の13C原子、フェニル基の C原子による
吸収と同定できた。以上の測定結果により、合成した生
成物が、ジカルバゾリルジフェニルシランであることを
確認した。
【0042】(化合物の評価)次に、本発明の蛍光性化
合物の発光特性として、上述の合成法で生成した測定試
料のフォトルミネッセンス(PL)の発光スペクトルを
測定した。発光スペクトルは、Nレーザー(波長33
7nm)を励起光として、測定試料に照射し、試料の発
光を分光器で分光することにより得られた。得られたフ
ォトルミネッセンス(PL)の発光スペクトルを、横軸
を波長(nm)、縦軸をPL発光強度(a.u.)とし
て図2に示す。発光スペクトルのピーク波長は、411
nmであり、発光は紫色であった。
【0043】また本発明の化合物の融点を測定した結
果、融点は291℃と高温であった。これは従来の有機
電界発光素子の代表的な正孔輸送材であるTPD(ビス
[N−(3−メチルフェニル)−N−フェニル]ベンジ
ジン)の融点175〜177℃、及びα−NPD(ビス
[N−(1−ナフチル)−N−フェニル]ベンジジン)
の融点274〜279℃よりも高温である。従って本発
明の化合物は、耐熱性に非常に優れ、有機電界発光素子
の有機化合物の層に使用した場合には発熱に対して安定
な発光素子を提供し得る。
【0044】さらに本発明の化合物のイオン化ポテンシ
ャルを、表面分析装置(理研計器製AC−1M)を使用
した大気下紫外光電子分析により測定した。測定の為
に、抵抗加熱型の真空蒸着機を利用して、厚さ0.7m
mのガラス基板上に、合成した生成物の膜厚100nm
の蒸着膜を形成した。この蒸着膜の光電子放射スペクト
ルを得ることで求めた本発明の化合物のイオン化ポテン
シャルは6.1eVであった。このように本発明の化合
物は、イオン化ポテンシャルが低い為、有機電界発光素
子の有機キャリア(正孔又は電子)輸送層として使用し
た場合には、キャリア注入効率の高い導電性材料を提供
し得る。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、蛍光強度の強い蛍光性
化合物を提供することができる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】有機電界発光素子の基本的構造を示す図であ
る。
【図2】本発明の蛍光性化合物について測定した発光ス
ペクトルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 板垣 洋一 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内 Fターム(参考) 4H049 VN01 VP01 VQ60 VR22 VR52 VU29 VW02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1) 【化1】 で表され、 Ar、Ar’、Ar、及びAr’は、それぞれ
    置換基を有してもよい芳香族炭化水素環又は複素環であ
    り、 前記芳香族炭化水素環又は複素環は、一般式(1)中の
    ピロール環の2,3−位の炭素間結合又は4,5−位の
    炭素間結合を共有する、ピロール環に対する縮合環であ
    り、 Ar、及びAr’は、それぞれ、置換基を有しても
    よいアリール基又は複素環基、である蛍光性化合物。
  2. 【請求項2】 化学式(2) 【化2】 で表される蛍光性化合物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013184975A (ja) * 2012-03-06 2013-09-19 Takashi Shibahara ケイ素錯体、製造方法及び蛍光材料
CN110078757A (zh) * 2019-05-24 2019-08-02 南京邮电大学 一种芳基硅有机光电材料及其制备方法与应用

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