JP2003104426A - 液体容器 - Google Patents
液体容器Info
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- JP2003104426A JP2003104426A JP2001294502A JP2001294502A JP2003104426A JP 2003104426 A JP2003104426 A JP 2003104426A JP 2001294502 A JP2001294502 A JP 2001294502A JP 2001294502 A JP2001294502 A JP 2001294502A JP 2003104426 A JP2003104426 A JP 2003104426A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】キャップ部材が蓋体に対して正しい姿勢で閉じ
られていない場合であっても、連通部材の中央貫通孔か
ら液体が漏れ出てしまうことを可及的に防止することが
可能な液体容器を提供すること。 【解決手段】容器本体に着脱可能に形成したドーム状の
蓋体34に、キャップ部材36を開閉自在に取り付けす
るとともに、このキャップ部材36を前記蓋体34に対
して閉じることにより、前記蓋体34に形成された短管
状の連通部材40の開口17を、前記キャップ部材36
の内面に突出形成された膨出部37で閉塞するようにし
た液体容器において、前記短管状の連通部材40の上面
部43に、可撓性樹脂からなる円筒状鍔部55を立設
し、前記キャップ部材36が閉じられたときに、前記連
通部材40の円筒状鍔部55が前記膨出部37により弾
性変形されるようにした。
られていない場合であっても、連通部材の中央貫通孔か
ら液体が漏れ出てしまうことを可及的に防止することが
可能な液体容器を提供すること。 【解決手段】容器本体に着脱可能に形成したドーム状の
蓋体34に、キャップ部材36を開閉自在に取り付けす
るとともに、このキャップ部材36を前記蓋体34に対
して閉じることにより、前記蓋体34に形成された短管
状の連通部材40の開口17を、前記キャップ部材36
の内面に突出形成された膨出部37で閉塞するようにし
た液体容器において、前記短管状の連通部材40の上面
部43に、可撓性樹脂からなる円筒状鍔部55を立設
し、前記キャップ部材36が閉じられたときに、前記連
通部材40の円筒状鍔部55が前記膨出部37により弾
性変形されるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体容器に関し、
特に、飲料を収容した後に、密閉と飲用が選択可能な飲
料容器であり、更に、これまで哺乳瓶から飲料を飲んで
いた幼児等が、コップを使えるまでの練習に使用して好
適な液体容器に関する。
特に、飲料を収容した後に、密閉と飲用が選択可能な飲
料容器であり、更に、これまで哺乳瓶から飲料を飲んで
いた幼児等が、コップを使えるまでの練習に使用して好
適な液体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、乳幼児が成長した段階で使用す
る飲料容器に、いわゆるマグカップがある。このマグカ
ップは、図4に示したように、容器本体2の両側に一対
の取っ手4,4が設けられている。また、容器本体2の
開口部には、天井面6aが斜めに傾斜した略半球状の蓋
体6が着脱自在に取り付けられることにより、容器本体
2が倒れた場合や、容器本体2が過度に傾斜した場合の
内容物の流出が防止されている。
る飲料容器に、いわゆるマグカップがある。このマグカ
ップは、図4に示したように、容器本体2の両側に一対
の取っ手4,4が設けられている。また、容器本体2の
開口部には、天井面6aが斜めに傾斜した略半球状の蓋
体6が着脱自在に取り付けられることにより、容器本体
2が倒れた場合や、容器本体2が過度に傾斜した場合の
内容物の流出が防止されている。
【0003】一方、このような幼児用の飲料容器10で
は、内部のジュース、湯冷ましなどを幼児等が飲むこと
ができるように、哺乳瓶用の乳首よりも大きな開口を備
え、幼児らがくわえ易いよう、おしゃぶり部12が扁平
した吸い口部材8が、上記天井面6aの裏側から挿入さ
れることにより、天井面6aに着脱自在に取り付けられ
ている。そして、幼児等は取っ手4,4を手で持って吸
い口部材8に口を運ぶことにより、内部の飲料を自由に
飲むことができる。
は、内部のジュース、湯冷ましなどを幼児等が飲むこと
ができるように、哺乳瓶用の乳首よりも大きな開口を備
え、幼児らがくわえ易いよう、おしゃぶり部12が扁平
した吸い口部材8が、上記天井面6aの裏側から挿入さ
れることにより、天井面6aに着脱自在に取り付けられ
ている。そして、幼児等は取っ手4,4を手で持って吸
い口部材8に口を運ぶことにより、内部の飲料を自由に
飲むことができる。
【0004】ところで、上記飲料容器10の吸い口部材
8は、図5に示したように形成されていた。すなわち、
吸い口部材8は、先端部が水平方向に扁平でかつ軸状に
形成されたおしゃぶり部12と、このおしゃぶり部12
の基端側に形成されたストッパー部14と、ストッパー
部14の下方に設けられたストロー挿入部16とからな
り、ストロー挿入部16の下面には、この吸い口部材8
の着脱作業を容易にするための円盤20が設けられてい
る。また、おしゃぶり部12の下方には、抜け止め用フ
ランジ部22が形成されている。さらに、吸い口部材8
には、軸方向に中央貫通孔17が形成されている。
8は、図5に示したように形成されていた。すなわち、
吸い口部材8は、先端部が水平方向に扁平でかつ軸状に
形成されたおしゃぶり部12と、このおしゃぶり部12
の基端側に形成されたストッパー部14と、ストッパー
部14の下方に設けられたストロー挿入部16とからな
り、ストロー挿入部16の下面には、この吸い口部材8
の着脱作業を容易にするための円盤20が設けられてい
る。また、おしゃぶり部12の下方には、抜け止め用フ
ランジ部22が形成されている。さらに、吸い口部材8
には、軸方向に中央貫通孔17が形成されている。
【0005】この吸い口部材8は、二重構造とされてお
り、硬質の樹脂から形成された芯材部の表面に、柔軟な
樹脂からなる表面材が積層されることにより形成されて
いる。したがって、例えば、おしゃぶり部12の外表面
や、抜け止め用フランジ部22からストッパー部14に
かけては、柔軟な樹脂から形成されており、シール機能
を有し、更に幼児がくわえやすいようにされている。
り、硬質の樹脂から形成された芯材部の表面に、柔軟な
樹脂からなる表面材が積層されることにより形成されて
いる。したがって、例えば、おしゃぶり部12の外表面
や、抜け止め用フランジ部22からストッパー部14に
かけては、柔軟な樹脂から形成されており、シール機能
を有し、更に幼児がくわえやすいようにされている。
【0006】一方、図4に示したドーム状の蓋体6は、
硬質樹脂から形成されているが、蓋体6の吸い口部材8
が設けられた面と逆側の肩部には、半透明の樹脂からな
る略半球状のキャップ部材26が弁機能を備えたヒンジ
19を介して開閉自在に取り付けられている。このよう
な半透明のキャップ部材26の内面には、膨出部15が
形成されており、この膨出部15は、図6に示したよう
に、キャップ部材26を蓋体6の天井面6aに対して閉
じられたときに、吸い口部材8の中央貫通孔17と当接
する位置に形成されている。
硬質樹脂から形成されているが、蓋体6の吸い口部材8
が設けられた面と逆側の肩部には、半透明の樹脂からな
る略半球状のキャップ部材26が弁機能を備えたヒンジ
19を介して開閉自在に取り付けられている。このよう
な半透明のキャップ部材26の内面には、膨出部15が
形成されており、この膨出部15は、図6に示したよう
に、キャップ部材26を蓋体6の天井面6aに対して閉
じられたときに、吸い口部材8の中央貫通孔17と当接
する位置に形成されている。
【0007】したがって、このような幼児用の飲料容器
10では、非使用時には、キャップ部材26を蓋体6の
天井面6aに対して閉じることにより、吸い口部材8が
衛生的に管理されるとともに、中央貫通孔17からの飲
料の漏洩が防止されている。
10では、非使用時には、キャップ部材26を蓋体6の
天井面6aに対して閉じることにより、吸い口部材8が
衛生的に管理されるとともに、中央貫通孔17からの飲
料の漏洩が防止されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うに、吸い口部材8のおしゃぶり部12の表面は、柔軟
な樹脂により形成されている。また、この吸い口部材8
は、図5に示したように、その上面部9が、ストッパー
部14と平行に平坦に形成されていた。したがって、図
6に示したように、おしゃぶり部12の上方に、キャッ
プ部材26が閉じられ場合に、通常は、このキャップ部
材26の膨出部15が、中央貫通孔17の中央に当接し
てこの孔17を閉塞するものの、蓋体6に対してキャッ
プ部材26が正しい位置に閉じられないと、隙間ができ
てしまうだけではなく、膨出部15がおしゃぶり部12
を斜めに押し下げてしまい、この吸い口部材8の中央貫
通孔17を液密に閉塞することができず、その結果、中
央貫通孔17から内容物が漏れ出てしまうという問題が
あった。
うに、吸い口部材8のおしゃぶり部12の表面は、柔軟
な樹脂により形成されている。また、この吸い口部材8
は、図5に示したように、その上面部9が、ストッパー
部14と平行に平坦に形成されていた。したがって、図
6に示したように、おしゃぶり部12の上方に、キャッ
プ部材26が閉じられ場合に、通常は、このキャップ部
材26の膨出部15が、中央貫通孔17の中央に当接し
てこの孔17を閉塞するものの、蓋体6に対してキャッ
プ部材26が正しい位置に閉じられないと、隙間ができ
てしまうだけではなく、膨出部15がおしゃぶり部12
を斜めに押し下げてしまい、この吸い口部材8の中央貫
通孔17を液密に閉塞することができず、その結果、中
央貫通孔17から内容物が漏れ出てしまうという問題が
あった。
【0009】本発明は、このような実状に鑑み、キャッ
プ部材が蓋体に対して正しい姿勢で閉じられていない場
合であっても、吸い口部材の中央貫通孔から飲料が漏れ
出てしまうことを可及的に防止することが可能な液体容
器を提供することを目的としている。
プ部材が蓋体に対して正しい姿勢で閉じられていない場
合であっても、吸い口部材の中央貫通孔から飲料が漏れ
出てしまうことを可及的に防止することが可能な液体容
器を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る液体容器は、容器本体に着脱可能に形成
した蓋体に、キャップ部材を開閉自在に取り付けすると
ともに、このキャップ部材を前記蓋体に対して閉じるこ
とにより、前記蓋体に配置された短管状の連通部材の開
口を、前記キャップ部材の内面に突出形成された膨出部
で閉塞するようにした液体容器において、前記短管状の
連通部材の上面部に、可撓性樹脂からなる円筒状鍔部を
立設し、前記キャップ部材が閉じられたときに、前記連
通部材の円筒状鍔部が前記膨出部により弾性変形される
ようにしたことを特徴としている。
の本発明に係る液体容器は、容器本体に着脱可能に形成
した蓋体に、キャップ部材を開閉自在に取り付けすると
ともに、このキャップ部材を前記蓋体に対して閉じるこ
とにより、前記蓋体に配置された短管状の連通部材の開
口を、前記キャップ部材の内面に突出形成された膨出部
で閉塞するようにした液体容器において、前記短管状の
連通部材の上面部に、可撓性樹脂からなる円筒状鍔部を
立設し、前記キャップ部材が閉じられたときに、前記連
通部材の円筒状鍔部が前記膨出部により弾性変形される
ようにしたことを特徴としている。
【0011】係る構成による本発明によれば、キャップ
部材を蓋体の天井面に被せた場合に、キャップ部材の膨
出部により吸い口部材の開口が確実に変形し、密閉され
るので、連通部材の開口からの飲料の漏れを防止するこ
とができる。ここで、本発明では、前記蓋体の前記短管
状部材が傾斜して形成されており、前記キャップ部材
は、連通部材の逆側に回動可能に取り付けられており、
前記膨出部が略半球状とされていることが好ましい。
部材を蓋体の天井面に被せた場合に、キャップ部材の膨
出部により吸い口部材の開口が確実に変形し、密閉され
るので、連通部材の開口からの飲料の漏れを防止するこ
とができる。ここで、本発明では、前記蓋体の前記短管
状部材が傾斜して形成されており、前記キャップ部材
は、連通部材の逆側に回動可能に取り付けられており、
前記膨出部が略半球状とされていることが好ましい。
【0012】このような構成であれば、傾斜して設けら
れた連通部材に対して、回動する方向に、キャップ部材
の膨出部を接触させる場合にも、膨出部が半球状である
ため、円筒状鍔部を確実に変形させ、密閉できる。
れた連通部材に対して、回動する方向に、キャップ部材
の膨出部を接触させる場合にも、膨出部が半球状である
ため、円筒状鍔部を確実に変形させ、密閉できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例による飲
料容器について図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の一実施例による飲料容器30を示したものであ
る。この飲料容器30では、略円筒状の容器本体32の
開口部に、天井面34aが斜め方向に傾斜して形成され
たドーム状の蓋体34が着脱自在に装着されることによ
り、容器上方の開口部が閉塞されている。また、これに
より、容器本体32を逆さにした場合などの液漏れが防
止されている。
料容器について図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の一実施例による飲料容器30を示したものであ
る。この飲料容器30では、略円筒状の容器本体32の
開口部に、天井面34aが斜め方向に傾斜して形成され
たドーム状の蓋体34が着脱自在に装着されることによ
り、容器上方の開口部が閉塞されている。また、これに
より、容器本体32を逆さにした場合などの液漏れが防
止されている。
【0014】容器本体32の両側には、一対の取っ手3
5,35が具備されており、この取っ手35を幼児がつ
かむことにより、幼児が持つことを可能にしている。こ
の取っ手35は、容器本体32に直接設けても良いが、
洗浄性や蓋体34を容器本体32に取り付ける際の装着
性を考慮し、着脱可能に形成しても良い。さらに、ドー
ム状の蓋体34には、半透明の材質から形成された略半
球状のキャップ部材36が天井面34aとは逆側の位置
に回動可能に設置されている。そして、このキャップ部
材36を矢印A方向に回動すると、容器本体32内部と
外部とをつなぐ連通部である吸い口部材40が覆われる
ことになる。なお、このキャップ部材36で斜めに傾斜
した天井面34aを覆うことにより、吸い口部材40を
衛生的に管理することができる。また、閉塞されてはい
ても内部を視認できるようになっている。
5,35が具備されており、この取っ手35を幼児がつ
かむことにより、幼児が持つことを可能にしている。こ
の取っ手35は、容器本体32に直接設けても良いが、
洗浄性や蓋体34を容器本体32に取り付ける際の装着
性を考慮し、着脱可能に形成しても良い。さらに、ドー
ム状の蓋体34には、半透明の材質から形成された略半
球状のキャップ部材36が天井面34aとは逆側の位置
に回動可能に設置されている。そして、このキャップ部
材36を矢印A方向に回動すると、容器本体32内部と
外部とをつなぐ連通部である吸い口部材40が覆われる
ことになる。なお、このキャップ部材36で斜めに傾斜
した天井面34aを覆うことにより、吸い口部材40を
衛生的に管理することができる。また、閉塞されてはい
ても内部を視認できるようになっている。
【0015】したがって、キャップ部材36により、非
使用時に、保護者などにより吸い口部材40を保管状態
にすることができるとともに、これを外せば幼児が飲料
を飲みたいときに自由に飲むことができる。以下に、吸
い口部材40の詳細な構造について説明する。吸い口部
材40は、図2に示したように、軸状に延びるおしゃぶ
り部42と、このおしゃぶり部42の基部側に設けられ
たストッパー部44と、ストッパー部44の下方に延出
された図示しないストローを着脱するためのストロー挿
入部46とから構成され、ストロー挿入部46の下面に
は、吸い口部材40の着脱操作を容易にするための円盤
48が具備されている。そして、おしゃぶり部42から
円盤48に亘って中央貫通孔50が形成されている。
使用時に、保護者などにより吸い口部材40を保管状態
にすることができるとともに、これを外せば幼児が飲料
を飲みたいときに自由に飲むことができる。以下に、吸
い口部材40の詳細な構造について説明する。吸い口部
材40は、図2に示したように、軸状に延びるおしゃぶ
り部42と、このおしゃぶり部42の基部側に設けられ
たストッパー部44と、ストッパー部44の下方に延出
された図示しないストローを着脱するためのストロー挿
入部46とから構成され、ストロー挿入部46の下面に
は、吸い口部材40の着脱操作を容易にするための円盤
48が具備されている。そして、おしゃぶり部42から
円盤48に亘って中央貫通孔50が形成されている。
【0016】このような吸い口部材40は、硬質な樹脂
により内部の芯材が形成されているとともに、その周囲
に柔軟な樹脂からなる表面材が積層されることにより形
成されている。したがって、幼児の口の中に入るおしゃ
ぶり部42から、ストッパー部44にかけては柔軟な樹
脂により形成されており、咥えた際の違和感が少ないと
ともに、蓋体34の開口を液密にしている。また、全体
の強度は、内部の芯材により維持されている。さらに、
おしゃぶり部42の基端側外周には、抜け止め用フラン
ジ部52が形成されている。
により内部の芯材が形成されているとともに、その周囲
に柔軟な樹脂からなる表面材が積層されることにより形
成されている。したがって、幼児の口の中に入るおしゃ
ぶり部42から、ストッパー部44にかけては柔軟な樹
脂により形成されており、咥えた際の違和感が少ないと
ともに、蓋体34の開口を液密にしている。また、全体
の強度は、内部の芯材により維持されている。さらに、
おしゃぶり部42の基端側外周には、抜け止め用フラン
ジ部52が形成されている。
【0017】また、このように形成された吸い口部材4
0のおしゃぶり部42の上面部43には、円筒状の鍔部
55が立設されている。この鍔部55の突出高さは、1
mm以下、望ましくは0.3mm〜0.7mm、本実施
例では0.5mmとごく小さい。したがって、口の中に
このおしゃぶり部42をくわえたとしても、幼児等が違
和感を感じることはなく、確実に変形し、密閉すること
ができる。
0のおしゃぶり部42の上面部43には、円筒状の鍔部
55が立設されている。この鍔部55の突出高さは、1
mm以下、望ましくは0.3mm〜0.7mm、本実施
例では0.5mmとごく小さい。したがって、口の中に
このおしゃぶり部42をくわえたとしても、幼児等が違
和感を感じることはなく、確実に変形し、密閉すること
ができる。
【0018】このような円筒状鍔部55をおしゃぶり部
42の上面部43に延出すれば、図3に示したように、
キャップ部材36を吸い口部材42の上方に被せた場合
に、円筒状鍔部55が径外方側に確実に弾性変形するの
で、開口部50からの液漏れを可及的に防止することが
できる。特に、図1に示すように、傾斜した角度で吸い
口部材40が設けられ、その逆側から、キャップ部材3
6を回動させて、密閉する場合でも、膨出部37が半球
状とされているため、円筒状とされた鍔部55に確実に
接触させることができ、変形密閉できる。したがって、
飲料容器を持ち運ぶ場合や保管状態にある場合におい
て、液漏れが生じることがない。
42の上面部43に延出すれば、図3に示したように、
キャップ部材36を吸い口部材42の上方に被せた場合
に、円筒状鍔部55が径外方側に確実に弾性変形するの
で、開口部50からの液漏れを可及的に防止することが
できる。特に、図1に示すように、傾斜した角度で吸い
口部材40が設けられ、その逆側から、キャップ部材3
6を回動させて、密閉する場合でも、膨出部37が半球
状とされているため、円筒状とされた鍔部55に確実に
接触させることができ、変形密閉できる。したがって、
飲料容器を持ち運ぶ場合や保管状態にある場合におい
て、液漏れが生じることがない。
【0019】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、
上記実施例では、蓋体34の天井面34aは斜めに切り
立った状態に配置されているが、この天井面34aは、
傾斜されていなくても良い。また、ストローと吸い口部
材40が別体ではなく、一体とされていても良い。
が、本発明は上記実施例に何ら限定されない。例えば、
上記実施例では、蓋体34の天井面34aは斜めに切り
立った状態に配置されているが、この天井面34aは、
傾斜されていなくても良い。また、ストローと吸い口部
材40が別体ではなく、一体とされていても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液体容器
によれば、連通部材の円筒状鍔部がキャップ部材の膨出
部で確実に弾性変形されるので、保管状態にある吸い口
部材の開口からの液漏れを可及的に防止することができ
る。
によれば、連通部材の円筒状鍔部がキャップ部材の膨出
部で確実に弾性変形されるので、保管状態にある吸い口
部材の開口からの液漏れを可及的に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例による飲料容器の斜
視図である。
視図である。
【図2】図2は、同実施例で採用された吸い口部材の斜
視図である。
視図である。
【図3】図3は、同実施例による飲料容器においてキャ
ップ部材を閉じたときの断面図である。
ップ部材を閉じたときの断面図である。
【図4】図4は、従来の飲料容器の斜視図である。
【図5】図5は、従来の飲料容器に使用された吸い口部
材の斜視図である。
材の斜視図である。
【図6】図6は、従来の飲料容器においてキャップ部材
を閉じたときの断面図である。
を閉じたときの断面図である。
30 飲料容器
32 容器本体
34 蓋体
34a 天井面
36 キャップ部材
37 膨出部
40 吸い口部材(連通部材)
55 円筒状鍔部
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA24 AB01 BA03
CA01 CB02 CB03 CB04 CC03
DA01 DB12 DC03 FA06 FC08
GA01 GA06 GB01 GB06 HB01
HC03 HD04 KB01 LA18 LB02
LB07 LC02 LD01
Claims (2)
- 【請求項1】 容器本体に着脱可能に形成した蓋体に、
キャップ部材を開閉自在に取り付けするとともに、 このキャップ部材を前記蓋体に対して閉じることによ
り、前記蓋体に配置された短管状の連通部材の開口を、
前記キャップ部材の内面に突出形成された膨出部で閉塞
するようにした液体容器において、 前記短管状の連通部材の上面部に、可撓性樹脂からなる
円筒状鍔部を立設し、前記キャップ部材が閉じられたと
きに、前記連通部材の円筒状鍔部が前記膨出部により弾
性変形されるようにしたことを特徴とする液体容器。 - 【請求項2】 前記蓋体の前記短管状部材が傾斜して形
成されており、前記キャップ部材は、連通部材の逆側に
回動可能に取り付けられており、前記膨出部が略半球状
とされていることを特徴とする請求項1に記載の液体容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001294502A JP2003104426A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001294502A JP2003104426A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 液体容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003104426A true JP2003104426A (ja) | 2003-04-09 |
Family
ID=19116093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001294502A Pending JP2003104426A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 液体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003104426A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006230731A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Pigeon Corp | 飲料容器 |
JP2016101951A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | ピジョン株式会社 | 飲料容器 |
CN113800086A (zh) * | 2020-06-15 | 2021-12-17 | 千成培 | 折叠式吸管杯用盖 |
-
2001
- 2001-09-26 JP JP2001294502A patent/JP2003104426A/ja active Pending
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040205 |