JP2003103758A - 印刷標準化システム、印刷標準化方法およびそのプログラム - Google Patents

印刷標準化システム、印刷標準化方法およびそのプログラム

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JP2003103758A
JP2003103758A JP2001298168A JP2001298168A JP2003103758A JP 2003103758 A JP2003103758 A JP 2003103758A JP 2001298168 A JP2001298168 A JP 2001298168A JP 2001298168 A JP2001298168 A JP 2001298168A JP 2003103758 A JP2003103758 A JP 2003103758A
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JP2001298168A
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Hideo Fujioka
英男 藤岡
Toshiyuki Kono
利行 河野
Shinichi Takahashi
伸一 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷機の印刷品質の評価方法を標準化して、
印刷品質を管理することができる印刷標準化システム、
印刷標準化方法およびそのプログラムを提供する。 【解決手段】 印刷標準条件データベース22は、基準
濃度範囲、基準ドットゲイン範囲、基準網点面積率範囲
を規定する印刷標準条件を格納する。受信処理部33
は、版測定装置13が測定した版12の網点面積率、印
刷物測定装置16が測定した印刷物15のベタ濃度およ
びドットゲインの情報を受信する。印刷標準条件データ
ベース22を参照して、版検証処理部23は、受信した
網点面積率が基準網点面積率範囲内であるかを検証し、
濃度検証処理部24は、受信したベタ濃度が基準濃度範
囲内であるかを検証し、ドットゲイン検証処理部25
は、受信したドットゲインが基準ドットゲイン範囲内で
あるかを検証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、印刷機における
印刷品質を管理する印刷標準化システム、印刷標準化方
法およびそのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、印刷の各工程におけるディジタル
化が進んでいる。例えば、印刷機の刷版工程において、
印刷用の電子データを基に、直接版を作成するCTP
(Computer to Plate)が利用され始
めている。また、従来からある、印刷用の電子データを
フィルムに焼き付けるCTF(Computer to
Film)処理を行ったのちフィルムから版を作成する
方法も利用されている。また、版を作成する際に、予め
ドットゲインなどによるインキの滲み等を考慮して、電
子データの網点%と版の網点%の対応を示すスクリーン
グラデーション(以下、スクグラとする)を微調整する
ことが行われている。
【0003】また、印刷機の印刷品質を評価する方法と
して、色診断用のチャートを評価する印刷機で印刷し
て、該印刷したチャート上において種々の評価項目で評
価を行う方法が一般的である。例えば“ベタ濃度”は、
チャート上で、網点面積率(以下、網点%とする)が1
00%で印刷されたシアン、マゼンタ、イエロー
(黄)、ブラックのそれぞれについて、測定された濃度
と、所定の標準値とを比較して評価する評価項目を示
す。また、“ドットゲイン” は、チャート上におい
て、該チャートの基となるチャートデータ時の網点%
(電子データ)と、印刷後のチャートにおける濃度から
求まる網点%の差(ドットゲイン)の変化、即ちインキ
のつぶれやにじみによる網点%の広がりを評価する評価
項目を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、印刷
の各工程のディジタル化に伴って印刷品質を管理しやす
くなり、各印刷機における印刷品質の評価方法を標準化
し、簡便に印刷品質を管理できるシステムの要望が高ま
っている。しかし、印刷機の印刷品質を評価する評価項
目や評価方法は各印刷会社でまちまちであり、印刷標準
化の手法がまだ確立されていないという問題があった。
【0005】この発明は、上述した事情を考慮してなさ
れたもので、印刷機の印刷品質の評価方法を標準化し
て、印刷品質を管理することができる印刷標準化システ
ム、印刷標準化方法およびそのプログラムを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した課
題を解決すべくなされたもので、本発明による印刷標準
化システムにおいては、印刷用の版の網点面積率を測定
する版測定装置と、該版で印刷を行う印刷機と、該印刷
機が印刷した印刷物のベタ濃度およびドットゲインを測
定する印刷物測定装置とを具備する印刷標準化システム
であって、印刷機の機種、紙の種類、インキの種類の組
み合わせ毎に基準濃度範囲、基準ドットゲイン範囲、版
の網点面積率である基準網点面積率範囲を規定する印刷
標準条件を格納する印刷標準条件データベースと、版測
定装置で測定した版の網点面積率が、印刷標準条件デー
タベースより参照する基準網点面積率範囲内であるかを
検証する版検証手段と、印刷物測定装置で測定した印刷
物のベタ濃度が、印刷標準条件データベースより参照す
る基準濃度範囲内であるかを検証する濃度検証手段と、
印刷物測定装置で測定した印刷物のドットゲインが、印
刷標準条件データベースより参照する基準ドットゲイン
範囲内であるかを検証するドットゲイン検証手段とを具
備することを特徴とする。
【0007】これにより、本発明の印刷標準化システム
は、版の網点面積率の品質および、印刷機の印刷品質の
状態を自動で検証することができる。
【0008】また、本発明による印刷標準化方法におい
ては、印刷用の版の網点面積率を測定する版測定装置
と、該版で印刷を行う印刷機と、該印刷機が印刷した印
刷物のベタ濃度およびドットゲインを測定する印刷物測
定装置とを具備する印刷標準化システムによる印刷標準
化方法であって、版測定装置で測定した版の網点面積率
が、印刷機の機種、紙の種類、インキの種類の組み合わ
せ毎に基準濃度範囲、基準ドットゲイン範囲、版の網点
面積率である基準網点面積率範囲を規定する印刷標準条
件を格納する印刷標準条件データベースより参照する基
準網点面積率範囲内であるかを検証するステップと、印
刷物測定装置で測定した印刷物のベタ濃度が、印刷標準
条件データベースより参照する基準濃度範囲内であるか
を検証するステップと、印刷物測定装置で測定した印刷
物のドットゲインが、印刷標準条件データベースより参
照する基準ドットゲイン範囲内であるかを検証するステ
ップとを有することを特徴とする。
【0009】また、本発明によるプログラムは、印刷用
の版の網点面積率を測定する版測定装置と、該版で印刷
を行う印刷機と、該印刷機が印刷した印刷物のベタ濃度
およびドットゲインを測定する印刷物測定装置とを具備
する印刷標準化システム用のプログラムであって、版測
定装置で測定した版の網点面積率が、印刷機の機種、紙
の種類、インキの種類の組み合わせ毎に基準濃度範囲、
基準ドットゲイン範囲、版の網点面積率である基準網点
面積率範囲を規定する印刷標準条件を格納する印刷標準
条件データベースより参照する基準網点面積率範囲内で
あるかを検証するステップと、印刷物測定装置で測定し
た印刷物のベタ濃度が、印刷標準条件データベースより
参照する基準濃度範囲内であるかを検証するステップ
と、印刷物測定装置で測定した印刷物のドットゲイン
が、印刷標準条件データベースより参照する基準ドット
ゲイン範囲内であるかを検証するステップとをコンピュ
ータに実行させるためのプログラムである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明する。ただし、以下の実施の形態は特許請
求の範囲に記載された発明を限定するものではなく、ま
た実施の形態の中で説明されている特徴の組み合わせの
すべてが発明の解決手段に必要であるとは限らない。ま
ず、本発明の第一の実施形態におけるCTPを用いた印
刷機の印刷標準化システムの概略構成について図を用い
て説明する。
【0011】図1は、本発明の第一の実施形態によるC
TPを用いた印刷機の印刷標準化システムの概略構成を
示すブロック図である。この図において符号10は、印
刷標準条件のデータベースを具備し、印刷品質の標準化
のための処理を行う印刷標準化装置である。11は、印
刷用の電子データを基に印刷機用の版を作成する版作成
装置である。12は、版作成装置11が作成した版であ
る。13は、版12の網点%を測定する版測定装置であ
る。14は、版12と、印刷標準条件で定める種類の紙
およびインキとを用いて印刷を行う印刷機である。15
は、印刷機14が出力する印刷物である。16は、印刷
物15のベタ濃度、ドットゲイン、分光反射率を測定す
る印刷物測定装置である。
【0012】尚、印刷標準化システム10は、例えばC
RT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装
置等である表示装置と、例えばキーボードやマウスであ
る入力装置を具備する。また、印刷物測定装置16は、
ベタ濃度、ドットゲイン以外にも、ベタ色相、グレース
ケール、網点階調など一般的に印刷機の評価に用いる評
価項目を測定してもよい。更に印刷物測定装置16は、
測色データとしては分光反射率に限らず、CIE(国際
照明委員会)が定めるXYZ値やLab値を測色データ
としてもよい。
【0013】次に、印刷標準装置10の内部構成につい
て説明する。21は、印刷標準化装置10内のデータを
制御する制御部である。22は、印刷機14の機種、紙
の種類、インキの種類の組み合わせ毎に“基準濃度範
囲”、“基準ドットゲイン範囲”、版12の網点%であ
る“基準網点面積率範囲”を規定する印刷標準条件を格
納する印刷標準条件データベースである。ここで、印刷
標準条件データベース22の構成について図を用いて示
す。
【0014】図2は、本発明の第一の実施形態における
印刷標準条件データベース22の構成例を示す図であ
る。図において、“印刷標準条件コード”は、“印刷機
種”と“紙の種類”と“インキの種類”の組み合わせを
特定する識別コードである。この“印刷標準条件コー
ド”に関連付けて“印刷標準条件”として以下の情報が
格納されている。“基準濃度範囲”は、各色のベタ濃度
の許容範囲を定める情報である。“基準ドットゲイン範
囲”は、ドットゲインの許容範囲を定める情報である。
“基準網点面積率範囲”は、版12の網点%の許容範囲
を定める情報である。尚、“基準網点面積率範囲”は、
版12の網点%の基準となる基準網点%を定め、その基
準網点%の±1%と定義されている。ただし、この±1
%という数字はこの限りではない。“印刷ICCプロフ
ァイル”は、印刷機14毎に固有の色再現特性を管理す
るための色再現特性ファイルである印刷ICC(国際色
彩連合)プロファイルに関する情報である。“変更履
歴”は、“印刷標準条件”を変更した履歴に関する情報
である。
【0015】次に、33は、版測定装置13が測定した
版12の網点%や、印刷物測定装置16が測定した印刷
物15のベタ濃度およびドットゲインの情報を受信する
受信処理部である。尚、版測定装置13や印刷物測定装
置16と専用線を介して印刷標準化装置10が接続され
ている場合は、受信処理部33は、該専用線を経由して
情報を受信する。また、版測定装置13や印刷物測定装
置16で測定したデータを印刷標準化装置10の入力装
置より手入力で入力してもよい。
【0016】23は、受信処理部33が受信した網点%
が印刷標準条件データベース22より参照する“基準網
点面積率範囲”内であるかを検証する版検証処理部であ
る。尚、印刷標準化装置10には、印刷機種、印刷に使
う紙の種類、インキの種類の情報が入力装置より入力さ
れている。これにより、印刷標準条件データベース22
で参照する“印刷標準条件”が定まる。また、印刷標準
化装置10は、印刷機種、印刷に使う紙の種類、インキ
の種類の情報を、印刷機14より専用線を介して受信し
てもよい。
【0017】24は、受信処理部33が受信したベタ濃
度が印刷標準条件データベース22より参照する”基準
濃度範囲”内であるかを検証する濃度検証処理部であ
る。25は、受信処理部33が受信したドットゲインが
印刷標準条件データベース22より参照する”基準ドッ
トゲイン範囲”内であるかを検証するドットゲイン検証
処理部である。26は、版検証処理部23の検証結果が
“基準網点面積率範囲”外(NG)であった場合に、該
検証結果を基に、版12の網点%を補正するための電子
データの補正値を算出する版補正値算出処理部である。
【0018】27は、濃度検証処理部24の検証結果
が”基準濃度範囲”外であった場合に、該検証結果を基
に印刷機14のインキ量の調整指示を出力するインキ量
指示処理部である。28は、ドットゲイン検証処理部2
5の検証結果が”基準ドットゲイン範囲”外であった場
合に、該検証結果を基に版12の網点%を補正するため
のスクグラ補正値を算出する補正値算出処理部である。
29は、補正値算出処理部28が算出したスクグラ補正
値を基に、版作成装置11が処理可能な補正した版12
の電子データを生成する電子データ生成処理部である。
【0019】ここで、補正値算出処理部28の処理の詳
細について図を用いて説明する。図3は、本発明の第一
の実施形態における補正値算出処理部28の補正結果例
を示す図である。図において、41は、版12の元であ
る電子データの網点%を示す列である。42は、スクグ
ラの基準となる46%スクグラを示す列である。43
は、補正値算出処理部28が算出した補正値の列であ
る。
【0020】上記の補正値の計算について具体例を挙げ
て説明する。例えば、印刷物測定装置16が印刷物15
のドットゲインを測定した結果が、印刷標準条件データ
ベース22に格納される”基準ドットゲイン範囲”より
網点%が50%のところで+3%ずれていたとする。こ
の場合、スクグラを−3%補正すればよい。このとき、
補正値算出処理部28は、列42に示す46%スクグラ
(すなわち−4%スクグラ)の5%毎の値を3/4倍す
ることで、列43に示す47%スクグラ(すなわち−3
%スクグラ)の補正値を算出する。以上に示すように、
補正値算出処理部28は、ドットゲインの範囲外の値
(%)を4(%)で除算して、46%スクグラへ乗算す
ることで、範囲外の値(%)に応じたスクグラを算出す
ることができる。
【0021】30は、印刷物測定装置16が測色した結
果を基に印刷機14に固有の色再現特性を管理するため
の色再現特性ファイルを生成する色再現特性ファイル生
成部である。31は、版作成装置11へ電子データを送
信し、版12への焼き付け具合の制御を行う版作成装置
制御部である。32は、印刷機14のインキ量の調整
や、印刷標準条件データベース22より参照して印刷I
CCプロファイルを反映させるなどの制御を行う印刷機
制御部である。また、印刷標準化装置10は、版作成装
置11や印刷機14とのデータの授受を専用線で行って
もよいし、印刷機標準化装置10が書き込み可能で、版
作成装置11や印刷機14が読み取り可能な記録媒体を
介して行っても良い。
【0022】次に、上述したCTPを用いた印刷機の印
刷標準化システムの動作について説明する。図4は、本
発明の第一の実施形態による印刷標準化システムの動作
を示すフロー図である。図示していないが、まず、印刷
標準化装置10に、印刷機種、紙の種類、インキの種類
を入力する。これにより、印刷標準化装置10は、印刷
標準条件データベース22より参照する印刷標準条件を
特定する。次に、印刷用の電子データを基に版作成装置
11が既存のスクグラ設定値で版12を作成する(ステ
ップS1)。
【0023】次に、版測定装置13が版12の網点%を
測定する(ステップS2)。この時、版測定装置13よ
り測定した網点%の値を受信処理部33が受信し、印刷
標準条件データベース22に格納する。次に、印刷標準
化装置10の印刷機制御部32は、印刷標準条件データ
ベース22より“基準ベタ濃度範囲”および“基準ドッ
トゲイン範囲”を参照してインキ量などの印刷機14の
印刷条件を設定する(ステップS3)。
【0024】次に、印刷機14に版12を設置し、印刷
条件で定義する用紙およびインキを用いて印刷を行う。
次に、印刷物測定装置16を用いて、印刷機14より出
力された印刷物15のベタ濃度およびドットゲインを測
定する(ステップS4)。ここで、印刷物測定装置16
は、測定したベタ濃度およびドットゲインの情報を印刷
標準化装置10へ送信する。印刷標準化装置10におい
て、受信処理部33がこの情報を受信する。
【0025】次に、濃度検証処理部24は、受信処理部
33が受信したベタ濃度が印刷標準条件データベース2
2より参照する“基準濃度範囲”内であるかを検証す
る。また、ドットゲイン検証処理部25は、受信処理部
33が受信したドットゲインが印刷標準条件データベー
ス22より参照する“基準ドットゲイン範囲”内である
かを検証する(ステップS5)。
【0026】ここで、以上の検証がOKの場合(ステッ
プS5のOK)は、印刷物測定装置16が測定した分光
反射率を用いて、印刷物15の色再現のチェックを行う
(ステップS6)。このチェックにおいて、顧客の好み
をデータベース化することで、顧客の好みを反映させた
色再現のチェックを行うことができる。また、人間の目
によるチェックも合わせて行う。ここで、色再現のチェ
ックがOKの場合(ステップS6のOK)は、印刷標準
化装置10は印刷品質の評価/補正処理を終了する。ま
た、色再現のチェックがNGの場合(ステップS6のN
G)は、ステップS3に戻って印刷条件の設定をやり直
す。
【0027】また、上述したベタ濃度およびドットゲイ
ンの検証がNGの場合(ステップS5のNG)は、印刷
標準化システムは版12の網点%を補正する補正処理を
行う(ステップS6)。ここで、上述した印刷標準化シ
ステムの行う補正処理について図を用いて詳細に説明す
る。
【0028】図5は、本発明の第一の実施形態による印
刷標準化システムの補正処理の詳細な動作を示すフロー
図である。まず、ドットゲイン検証処理部25の検証が
NGである場合、“基準ドットゲイン範囲”と測定値の
差より補正値算出処理部28は、スリグラ補正値を算出
する(ステップS61)。次に、電子データ生成処理部
29は、補正値算出処理部28が算出したスクグラ補正
値を基に、版作成装置11が処理可能な補正した版12
の電子データを生成する(ステップS62)。
【0029】次に、版作成装置制御部31は、版作成装
置11へ電子データ生成処理部29が生成した電子デー
タを送信し、版12への焼き付け具合の制御を行う。こ
れにより、版作成装置11は、版12を作成する(ステ
ップS63)。次に、版作成装置11が作成した版12
の網点%を版測定装置13で測定する。版測定装置13
は、測定した網点%の情報を印刷標準化装置10へ送信
する。印刷標準化装置10において受信処理部33が、
その情報を受信する。
【0030】次に、版検証処理部23は、受信処理部3
3が受信した網点%が印刷標準条件データベース22よ
り参照する“基準網点面積率範囲”内であるかを検証す
る。この検証結果がOKである場合(ステップS64の
OK)は、次の印刷するステップへ進む。また、検証結
果がNGの場合(ステップS64のNG)は、版補正値
算出処理部26が、検証結果を基に、版12の網点%を
補正するための電子データの補正値を算出する(ステッ
プS65)。次に、ステップS62へ戻り、電子データ
生成処理部29が、版補正値算出処理部26の算出した
補正値を用いて補正した印刷用の電子データを生成す
る。
【0031】次に、ステップS64のOKの場合は、印
刷機14は、補正後の版12を用いて、印刷機制御部3
2の制御の元で印刷を行う。次に、印刷物測定装置16
は、印刷機14が印刷した印刷物15のベタ濃度、ドッ
トゲインを測定する(ステップS66)。ここで、印刷
物測定装置16は、測定結果を印刷標準化装置10へ送
信し、受信処理部33はこれを受信する。次に、濃度検
証処理部24が、受信したベタ濃度を検証する(ステッ
プS67)。
【0032】ここで、濃度検証処理部24の検証結果が
NGであった場合(ステップS67のNG)は、インキ
量指示処理部27は、検証結果を基に印刷機14のイン
キ量の調整指示を出力する(ステップS68)。この指
示に従って、印刷機14のオペレータは、インキ量の調
整を行う。次に、ステップS66へ戻り印刷機14は、
オペレータが調整後のインキ量で印刷を行う。また、濃
度検証処理部24の検証結果がOKであった場合(ステ
ップS67のOK)は、ドットゲイン検証処理部25が
受信したドットゲインを検証する(ステップS69)。
【0033】ここで、ドットゲイン検証処理部25の検
証結果がNGであった場合(ステップS69のNG)
は、印刷標準化装置10は、ステップS61にもどりス
クグラ補正値の算出を行う。また、ドットゲイン検証処
理部25の検証結果がOKであった場合(ステップS6
9のOK)は、次のステップS7へ進み印刷物15の色
再現のチェックを行う。以上に示したように、上述した
印刷標準化システムを用いれば、CTPを用いた印刷機
での印刷品質の管理を簡便に行うことができる。
【0034】次に、本発明の第二の実施形態におけるC
TFを用いた印刷機の印刷標準化システムの概略構成に
ついて図を用いて説明する。図6は、本発明の第二の実
施形態によるCTFを用いた印刷機の印刷標準化システ
ムの概略構成を示すブロック図である。この図において
図1と構成および機能が違う箇所について説明する。1
7は、印刷用の電子データより刷版用のフィルム18を
作成するフィルム作成装置である。19は、フィルム作
成装置17が作成したフィルム18の網点%を測定する
フィルム測定装置である。11aは、フィルム18を基
に版12を作成する版作成装置である。
【0035】次に、印刷標準化装置10内の構成および
機能について図1と違う箇所を説明する。印刷標準条件
データベース22aは、図2に示した印刷標準条件デー
タベース22の構成に更にフィルムへの焼度の基準とな
る“基準焼度範囲”を含む。23aは、受信処理部33
が受信したフィルム18または版12の網点%が印刷標
準条件データベース22aより参照する“基準焼度範
囲”または“基準網点面積率範囲”内であるかを検証す
るフィルム・版検証処理部である。26aは、フィルム
・版検証処理部23aの検証結果が“基準焼度範囲”外
であった場合に、該検証結果を基に、フィルム18の網
点%を補正するための電子データの補正値を算出するフ
ィルム補正値算出処理部である。
【0036】28aは、ドットゲイン検証処理部25の
検証結果が”基準ドットゲイン範囲”外であった場合
に、該検証結果を基にフィルム18の網点%を補正する
ための焼度補正値を算出する焼度補正値算出処理部であ
る。31aは、フィルム作成装置17へ電子データを送
信し、フィルム18への焼き付け具合の制御を行うフィ
ムル作成装置制御部である。ここで、焼度補正値算出処
理部28aが行う焼度補正値の算出について具体例を挙
げて説明する。例えば、印刷物測定装置16が印刷物1
5のドットゲインを測定した結果が、印刷標準条件デー
タベース22aに格納される”基準ドットゲイン範囲”
より網点%が50%のところで+3%ずれていたとす
る。この場合、焼度設定値を−3%補正すればよい。こ
のとき、焼度補正値算出処理部28は、−3%の焼度補
正値を算出する。尚、焼度設定値によって、フィルム作
成装置17におけるフィルムへ焼き付ける露光時間が変
更される。
【0037】尚、上記に示した図1および図6の各処理
部は専用のハードウェアにより実現されるものであって
もよく、また、各処理部はメモリおよびCPU(中央演
算装置)により構成され、各処理部の機能を実現する為
のプログラムをメモリにロードして実行することにより
その機能を実現させるものであってもよい。また、上記
メモリは、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、
フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、CD−RO
M等の読み出しのみが可能な記録媒体、RAM(Ran
dom Access Memory)のような揮発性
のメモリ、あるいはこれらの組み合わせによるコンピュ
ータ読み取り、書き込み可能な記録媒体より構成される
ものとする。
【0038】次に、上述したCTFを用いた印刷機の印
刷標準化システムの動作について説明する。図7は、本
発明の第二の実施形態による印刷標準化システムの動作
を示すフロー図である。図示していないが、まず、印刷
標準化装置10に、印刷機種、紙の種類、インキの種類
を入力する処理は上述した通りである。次に、印刷用の
電子データを基にフィルム作成装置17が既存の焼度設
定値でフィルム18を作成する(ステップS71)。次
に、フィルム測定装置19が、フィムル18の網点%を
測定する(ステップS72)。
【0039】次に、フィルム18を基に版作成装置11
aが版12を作成する(ステップS73)。次に、版測
定装置13が版12の網点%を測定する(ステップS7
4)。次の、ステップS75〜S77およびステップS
79の処理は、上述した図4のステップS3〜S5およ
びステップS7の処理と同様である。次に、ステップS
78における第二の実施形態における印刷標準化システ
ムの補正処理の詳細について図を用いて説明する。
【0040】図8は、本発明の第二の実施形態による印
刷標準化システムの補正処理の詳細な動作を示すフロー
図である。まず、ドットゲイン検証処理部25の検証が
NGである場合、“基準ドットゲイン範囲”と測定値の
差より焼度補正値算出処理部28aは、焼度補正値を算
出する(ステップS78a)。次に、電子データ生成処
理部29は、焼度補正値算出処理部28aが算出した焼
度補正値を基に、フィルム作成装置17が処理可能な補
正したフィルム18の電子データを生成する(ステップ
S78b)。
【0041】次に、フィルム作成装置制御部31aは、
フィルム作成装置17へ電子データ生成処理部29が生
成した電子データを送信し、フィルム18への焼き付け
具合の制御を行う。これにより、フィルム作成装置17
は、フィルム18を作成する。次に、版作成装置11a
は、フィルム18を基に版12を作成する(ステップS
78c)。次に、版作成装置11が作成した版12の網
点%を版測定装置13で測定する。版測定装置13は、
測定した網点%の情報を印刷標準化装置10へ送信す
る。印刷標準化装置10において受信処理部33が、そ
の情報を受信する。
【0042】次に、フィルム・版検証処理部23は、受
信処理部33が受信した網点%が印刷標準条件データベ
ース22aより参照する“基準網点面積率範囲”内であ
るかを検証する。この検証結果がOKである場合(ステ
ップS78dのOK)は、次の印刷するステップへ進
む。また、検証結果がNGの場合(ステップS78dの
NG)は、フィルム補正値算出処理部26aが、検証結
果を基に、フィルム18の網点%を補正するための電子
データの補正値を算出する(ステップS78e)。次
に、ステップS78bへ戻り、電子データ生成処理部2
9が、フィルム補正値算出処理部26aの算出した補正
値を用いて補正した印刷用の電子データを生成する。
【0043】次に、ステップS78dのOKの場合に、
次の処理であるステップS78f〜S78iまでの処理
は、図5のステップS66〜S69までの処理と同様で
ある。ただし、ステップS78iでドットゲイン検証処
理部25の検証結果がNGであった場合(ステップS7
8iのNG)は、図5での処理と違い、印刷標準化装置
10は、ステップS78aにもどり焼度補正値の算出を
行う。以上に示したように、上述した印刷標準化システ
ムを用いれば、CTFを用いた印刷機での印刷品質の管
理を簡便に行うことができる。
【0044】また、図1および図6において各種処理を
行う処理部の機能を実現する為のプログラムをコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体
に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み
込ませ、実行することにより各処理を行っても良い。な
お、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや
周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
【0045】また、「コンピュータ読み取り可能な記録
媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、
ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシス
テムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことを
いう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の
通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバ
やクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発
メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持
しているものも含むものとする。
【0046】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回
線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体
のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能
の一部を実現する為のものであっても良い。さらに、前
述した機能をコンピュータシステムに既に記録されてい
るプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆ
る差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。以
上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も
含まれる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明による印刷標
準化システムにおいては、印刷用の版の網点面積率を測
定する版測定装置と、該版で印刷を行う印刷機と、該印
刷機が印刷した印刷物のベタ濃度およびドットゲインを
測定する印刷物測定装置とを具備する印刷標準化システ
ムであって、印刷機の機種、紙の種類、インキの種類の
組み合わせ毎に基準濃度範囲、基準ドットゲイン範囲、
版の網点面積率である基準網点面積率範囲を規定する印
刷標準条件を格納する印刷標準条件データベースと、版
測定装置が測定した版の網点面積率、印刷物測定装置が
測定した印刷物のベタ濃度およびドットゲインの情報を
受信する受信手段と、受信した網点面積率が印刷標準条
件データベースより参照する基準網点面積率範囲内であ
るかを検証する版検証手段と、受信したベタ濃度が印刷
標準条件データベースより参照する基準濃度範囲内であ
るかを検証する濃度検証手段と、受信したドットゲイン
が印刷標準条件データベースより参照する基準ドットゲ
イン範囲内であるかを検証するドットゲイン検証手段と
を具備するので、版の網点面積率の品質および、印刷機
の印刷品質の状態を自動で検証することができる。
【0048】これにより、本発明の印刷標準化システム
は、印刷機の印刷品質の評価方法を標準化して、印刷品
質を管理することができる。また、印刷標準化により他
の印刷機と印刷品質を合わせ込む事で、印刷品質を保っ
たまま版を複数の印刷機で流用することが可能となる。
【0049】また、本発明による印刷標準化システムに
おいては、上記版検証手段の検証結果が基準網点面積率
範囲外であった場合に、該検証結果を基に、該版の網点
面積率を補正するための電子データの補正値を算出する
版補正値算出手段を更に具備するので、版の網点面積率
を自動で補正することが出来る。
【0050】また、本発明による印刷標準化システムに
おいては、上記濃度検証手段の検証結果が基準濃度範囲
外であった場合に、該検証結果を基に、印刷機のインキ
量の調整指示を出力するインキ量指示手段を更に具備す
るので、ベタ濃度を正常にするインキ量の調整指示をオ
ペレータへ提示することが出来る。
【0051】また、本発明による印刷標準化システムに
おいては、上記ドットゲイン検証手段の検証結果が基準
ドットゲイン範囲外であった場合に、該検証結果を基に
該版の網点面積率を補正するためのスクグラ補正値を算
出する補正値算出手段を更に具備するので、ドットゲイ
ンを自動で補正することができる。
【0052】また、本発明による印刷標準化システムに
おいては、上記版を作成する版作成装置と、上記版補正
値算出手段が算出した補正値または、補正値算出手段が
算出したスクグラ補正値を基に、版作成装置が処理可能
な補正した版の電子データを生成する電子データ生成手
段とを更に具備するので、スクグラ補正値を基に自動で
版の電子データを補正することができる。
【0053】また、本発明による印刷標準化システムに
おいては、上記印刷物測定装置は、印刷標準条件で印刷
した印刷物の色を測色する測色手段を更に具備し、測色
手段が測色した結果を基に該印刷機に固有の色再現特性
を管理するための色再現特性ファイルを生成する色再現
特性ファイル生成手段とを更に具備するので、印刷標準
化された印刷機において色再現特性ファイルを自動で生
成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態によるCTPを用い
た印刷機の印刷標準化システムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 本発明の第一の実施形態における印刷標準条
件データベース22の構成例を示す図である。
【図3】 本発明の第一の実施形態における補正値算出
処理部28の補正結果例を示す図である。
【図4】 本発明の第一の実施形態による印刷標準化シ
ステムの動作を示すフロー図である。
【図5】 本発明の第一の実施形態による印刷標準化シ
ステムの補正処理の詳細な動作を示すフロー図である。
【図6】 本発明の第二の実施形態によるCTFを用い
た印刷機の印刷標準化システムの概略構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】 本発明の第二の実施形態による印刷標準化シ
ステムの動作を示すフロー図である。
【図8】 本発明の第二の実施形態による印刷標準化シ
ステムの補正処理の詳細な動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
10 印刷標準化装置 11、11a 版作成装置 12 版 13 版測定装置 14 印刷機 15 印刷物 16 印刷物測定装置 17 フィルム作成装置 18 フィルム 19 フィルム測定装置 21 制御部 22 印刷標準条件データベース 23 版検証処理部 23a フィルム・版検証処理部 24 濃度検証処理部 25 ドットゲイン検証処理部 26 版補正値算出処理部 26a フィルム補正値算出処理部 27 インキ量指示処理部 28 補正値算出処理部 28a 焼度補正値算出処理部 29 電子データ生成処理部 30 色再現特性ファイル生成部 31 版作成装置制御部 31a フィルム作成装置制御部 32 印刷機制御部 33 受信処理部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷用の版の網点面積率を測定する版測
    定装置と、該版で印刷を行う印刷機と、該印刷機が印刷
    した印刷物のベタ濃度およびドットゲインを測定する印
    刷物測定装置とを具備する印刷標準化システムであっ
    て、 印刷機の機種、紙の種類、インキの種類の組み合わせ毎
    に基準濃度範囲、基準ドットゲイン範囲、版の網点面積
    率である基準網点面積率範囲を規定する印刷標準条件を
    格納する印刷標準条件データベースと、 前記版測定装置で測定した版の前記網点面積率が、前記
    印刷標準条件データベースより参照する前記基準網点面
    積率範囲内であるかを検証する版検証手段と、 前記印刷物測定装置で測定した印刷物の前記ベタ濃度
    が、前記印刷標準条件データベースより参照する前記基
    準濃度範囲内であるかを検証する濃度検証手段と、 前記印刷物測定装置で測定した印刷物の前記ドットゲイ
    ンが、前記印刷標準条件データベースより参照する前記
    基準ドットゲイン範囲内であるかを検証するドットゲイ
    ン検証手段とを具備することを特徴とする印刷標準化シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記版検証手段の検証結果が前記基準網
    点面積率範囲外であった場合に、該検証結果を基に、該
    版の網点面積率を補正するための電子データの補正値を
    算出する版補正値算出手段を更に具備することを特徴と
    する請求項1に記載の印刷標準化システム。
  3. 【請求項3】 前記濃度検証手段の検証結果が前記基準
    濃度範囲外であった場合に、該検証結果を基に、前記印
    刷機のインキ量の調整指示を出力するインキ量指示手段
    を更に具備することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の印刷標準化システム。
  4. 【請求項4】 前記ドットゲイン検証手段の検証結果が
    前記基準ドットゲイン範囲外であった場合に、該検証結
    果を基に該版の網点面積率を補正するためのスクグラ補
    正値を算出する補正値算出手段を更に具備することを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の印刷
    標準化システム。
  5. 【請求項5】 前記版を作成する版作成装置と、 前記版補正値算出手段が算出した補正値または、前記補
    正値算出手段が算出したスクグラ補正値を基に、前記版
    作成装置が処理可能な補正した前記版の電子データを生
    成する電子データ生成手段とを更に具備することを特徴
    とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の印刷標
    準化システム。
  6. 【請求項6】 前記印刷物測定装置は、印刷標準条件で
    印刷した印刷物の色を測色する測色手段を更に具備し、 前記測色手段が測色した結果を基に該印刷機に固有の色
    再現特性を管理するための色再現特性ファイルを生成す
    る色再現特性ファイル生成手段とを更に具備することを
    特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の印
    刷標準化システム。
  7. 【請求項7】 印刷用の版の網点面積率を測定する版測
    定装置と、該版で印刷を行う印刷機と、該印刷機が印刷
    した印刷物のベタ濃度およびドットゲインを測定する印
    刷物測定装置とを具備する印刷標準化システムによる印
    刷標準化方法であって、 前記版測定装置で測定した版の前記網点面積率が、印刷
    機の機種、紙の種類、インキの種類の組み合わせ毎に基
    準濃度範囲、基準ドットゲイン範囲、版の網点面積率で
    ある基準網点面積率範囲を規定する印刷標準条件を格納
    する印刷標準条件データベースより参照する前記基準網
    点面積率範囲内であるかを検証するステップと、 前記印刷物測定装置で測定した印刷物の前記ベタ濃度
    が、前記印刷標準条件データベースより参照する前記基
    準濃度範囲内であるかを検証するステップと、 前記印刷物測定装置で測定した印刷物の前記ドットゲイ
    ンが、前記印刷標準条件データベースより参照する前記
    基準ドットゲイン範囲内であるかを検証するステップと
    を有することを特徴とする印刷標準化方法。
  8. 【請求項8】 前記ドットゲインを検証するステップで
    前記基準ドットゲイン範囲外と検証された場合に、該検
    証結果を基に該版の網点面積率を補正するためのスクグ
    ラ補正値を算出するステップを更に有することを特徴と
    する請求項7に記載の印刷標準化方法。
  9. 【請求項9】 印刷用の版の網点面積率を測定する版測
    定装置と、該版で印刷を行う印刷機と、該印刷機が印刷
    した印刷物のベタ濃度およびドットゲインを測定する印
    刷物測定装置とを具備する印刷標準化システム用のプロ
    グラムであって、 前記版測定装置で測定した版の前記網点面積率が、印刷
    機の機種、紙の種類、インキの種類の組み合わせ毎に基
    準濃度範囲、基準ドットゲイン範囲、版の網点面積率で
    ある基準網点面積率範囲を規定する印刷標準条件を格納
    する印刷標準条件データベースより参照する前記基準網
    点面積率範囲内であるかを検証するステップと、 前記印刷物測定装置で測定した印刷物の前記ベタ濃度
    が、前記印刷標準条件データベースより参照する前記基
    準濃度範囲内であるかを検証するステップと、 前記印刷物測定装置で測定した印刷物の前記ドットゲイ
    ンが、前記印刷標準条件データベースより参照する前記
    基準ドットゲイン範囲内であるかを検証するステップと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  10. 【請求項10】 前記ドットゲインを検証するステップ
    で前記基準ドットゲイン範囲外と検証された場合に、該
    検証結果を基に該版の網点面積率を補正するためのスク
    グラ補正値を算出するステップを更に有することを特徴
    とする請求項9に記載のプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007055384A1 (ja) * 2005-11-14 2007-05-18 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. 印刷管理システム及びその方法並びにプログラム
JP2007326365A (ja) * 2006-06-06 2007-12-20 E I Du Pont De Nemours & Co 最適化された印刷フォームを作るプロセス

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