JP2003103082A - ミシン - Google Patents
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- JP2003103082A JP2003103082A JP2001301109A JP2001301109A JP2003103082A JP 2003103082 A JP2003103082 A JP 2003103082A JP 2001301109 A JP2001301109 A JP 2001301109A JP 2001301109 A JP2001301109 A JP 2001301109A JP 2003103082 A JP2003103082 A JP 2003103082A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ステッピングモータからなる送りモータを駆
動源とする布送り機構を備えるものにあって、電源がオ
フされているときに、外力が作用しても送りモータが容
易に回転されてしまうことを防止する。 【解決手段】 移動枠(布)をX軸方向に移動させるた
めの5相ステッピングモータからなるX軸送りモータ1
1は、制御装置10によりモータ駆動回路24を介して
駆動制御される。X軸送りモータ11の複数相の巻線間
(第2相と第4相との間)を接続する短絡ライン25を
設け、その短絡ライン25に、ノーマリクローズタイプ
リレー(リレー接点)26を挿設する。モータ駆動回路
24は、巻線の励磁時には、リレー26を開放状態と
し、ミシンの電源オフ時を含む巻線の非励磁時には、リ
レー26が閉成状態とされ、巻線間が短絡される。手動
操作により巻線間の接続を解除するためのブレーキ解除
スイッチ9を設ける。
動源とする布送り機構を備えるものにあって、電源がオ
フされているときに、外力が作用しても送りモータが容
易に回転されてしまうことを防止する。 【解決手段】 移動枠(布)をX軸方向に移動させるた
めの5相ステッピングモータからなるX軸送りモータ1
1は、制御装置10によりモータ駆動回路24を介して
駆動制御される。X軸送りモータ11の複数相の巻線間
(第2相と第4相との間)を接続する短絡ライン25を
設け、その短絡ライン25に、ノーマリクローズタイプ
リレー(リレー接点)26を挿設する。モータ駆動回路
24は、巻線の励磁時には、リレー26を開放状態と
し、ミシンの電源オフ時を含む巻線の非励磁時には、リ
レー26が閉成状態とされ、巻線間が短絡される。手動
操作により巻線間の接続を解除するためのブレーキ解除
スイッチ9を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば刺繍ミシン
等の、ステッピングモータからなる送りモータを駆動源
とする布送り機構を備えるミシンに関する。
等の、ステッピングモータからなる送りモータを駆動源
とする布送り機構を備えるミシンに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、例えば工業用の
刺繍ミシンは、ミシンベッドの上方にミシン頭部を備え
ると共に、ミシンベッド上に加工布を保持する刺繍枠を
備えて構成される。前記刺繍枠は、多相(例えば5相)
のステッピングモータを駆動源とする布送り機構により
水平方向(X軸,Y軸方向)に自在に移動されるように
なっている。そして、刺繍ミシンの制御装置は、一針毎
の針落ち位置(加工布のX,Y方向移動量)を指示する
刺繍データに基づいて、モータ駆動回路を介して前記ス
テッピングモータを制御し、刺繍枠を水平方向に移動さ
せつつ、針棒を上下駆動することにより、縫製(刺繍形
成)作業を自動で実行させるようになっている。
刺繍ミシンは、ミシンベッドの上方にミシン頭部を備え
ると共に、ミシンベッド上に加工布を保持する刺繍枠を
備えて構成される。前記刺繍枠は、多相(例えば5相)
のステッピングモータを駆動源とする布送り機構により
水平方向(X軸,Y軸方向)に自在に移動されるように
なっている。そして、刺繍ミシンの制御装置は、一針毎
の針落ち位置(加工布のX,Y方向移動量)を指示する
刺繍データに基づいて、モータ駆動回路を介して前記ス
テッピングモータを制御し、刺繍枠を水平方向に移動さ
せつつ、針棒を上下駆動することにより、縫製(刺繍形
成)作業を自動で実行させるようになっている。
【0003】ところで、前記モータ駆動回路は、制御装
置からの入力パルスに応じて、各相の巻線を順次励磁す
ることにより、ステッピングモータを駆動するのである
が、例えば縫製作業の途中で、何らかの事情で、刺繍ミ
シンの電源がオフされるようなケースがある。このよう
な場合、制御装置は、電源がオフされる直前の励磁相を
記憶しておき、次に電源がオンされた際に、記憶してお
いた励磁相にて巻線を励磁することにより、励磁相の不
一致を起こすことなく元の位置から縫製を再開できるよ
うになっている。
置からの入力パルスに応じて、各相の巻線を順次励磁す
ることにより、ステッピングモータを駆動するのである
が、例えば縫製作業の途中で、何らかの事情で、刺繍ミ
シンの電源がオフされるようなケースがある。このよう
な場合、制御装置は、電源がオフされる直前の励磁相を
記憶しておき、次に電源がオンされた際に、記憶してお
いた励磁相にて巻線を励磁することにより、励磁相の不
一致を起こすことなく元の位置から縫製を再開できるよ
うになっている。
【0004】しかしながら、電源をオフしているとき
に、作業者が刺繍枠に触れる等して何らかの外力が刺繍
枠に加わった場合、刺繍枠の位置ひいてはモータの位置
がずれてしまうことがあり、このような刺繍枠のずれが
あった状態で、次に電源がオンされると、上記のような
制御を行っても、モータを元の位置に戻すことができ
ず、縫製を再開しようとしても縫い位置がずれてしまう
という問題点があった。
に、作業者が刺繍枠に触れる等して何らかの外力が刺繍
枠に加わった場合、刺繍枠の位置ひいてはモータの位置
がずれてしまうことがあり、このような刺繍枠のずれが
あった状態で、次に電源がオンされると、上記のような
制御を行っても、モータを元の位置に戻すことができ
ず、縫製を再開しようとしても縫い位置がずれてしまう
という問題点があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ステッピングモータからなる送りモー
タを駆動源とする布送り機構を備えるものにあって、電
源がオフされているときに、外力が作用しても送りモー
タが容易に回転されてしまうことを防止することができ
るミシンを提供するにある。
で、その目的は、ステッピングモータからなる送りモー
タを駆動源とする布送り機構を備えるものにあって、電
源がオフされているときに、外力が作用しても送りモー
タが容易に回転されてしまうことを防止することができ
るミシンを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のミシンは、ステッピングモータからなる送
りモータを駆動源とする布送り機構を備えるものにあっ
て、電源のオフ時に、前記送りモータの複数相の巻線間
を接続させる短絡手段を設けたところに特徴を有する
(請求項1の発明)。
に、本発明のミシンは、ステッピングモータからなる送
りモータを駆動源とする布送り機構を備えるものにあっ
て、電源のオフ時に、前記送りモータの複数相の巻線間
を接続させる短絡手段を設けたところに特徴を有する
(請求項1の発明)。
【0007】これによれば、電源オフ時には、短絡手段
により、送りモータの複数相の巻線間が接続されるので
あるが、この巻線の接続(短絡)により、外力が作用し
て送りモータを回転させようとしても、いわゆる電磁ブ
レーキが働くようになる。従って、送りモータが容易に
回転されてしまうことを防止することができ、ひいて
は、次に電源がオンされた際に、励磁相の不一致を起こ
すことなく確実に元の位置から縫製を再開することがで
きる。
により、送りモータの複数相の巻線間が接続されるので
あるが、この巻線の接続(短絡)により、外力が作用し
て送りモータを回転させようとしても、いわゆる電磁ブ
レーキが働くようになる。従って、送りモータが容易に
回転されてしまうことを防止することができ、ひいて
は、次に電源がオンされた際に、励磁相の不一致を起こ
すことなく確実に元の位置から縫製を再開することがで
きる。
【0008】このとき、例えば作業者の簡単な手動操作
により、送りモータの複数相の巻線間を接続させるよう
に構成しても良いが、前記短絡手段を、電源のオフ時
に、自動で複数相の巻線間を接続させるように構成すれ
ば(請求項2の発明)、そのような作業者の手動操作の
手間もなくなるので、より効果的となる。
により、送りモータの複数相の巻線間を接続させるよう
に構成しても良いが、前記短絡手段を、電源のオフ時
に、自動で複数相の巻線間を接続させるように構成すれ
ば(請求項2の発明)、そのような作業者の手動操作の
手間もなくなるので、より効果的となる。
【0009】また、電源のオフ時に、作業者が何らかの
理由により布(布送り機構)を手動で動かす必要が生ず
ることも考えられる。そこで、手動操作により巻線間の
接続を解除するための解除手段を設けるようにすれば
(請求項3の発明)、そのような場合に、作業者が巻線
間の接続を容易に解除して布(布送り機構)を手動で動
かすことができるようになるので、融通性,利便性を高
めることができる。
理由により布(布送り機構)を手動で動かす必要が生ず
ることも考えられる。そこで、手動操作により巻線間の
接続を解除するための解除手段を設けるようにすれば
(請求項3の発明)、そのような場合に、作業者が巻線
間の接続を容易に解除して布(布送り機構)を手動で動
かすことができるようになるので、融通性,利便性を高
めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を多頭形刺繍ミシン
に適用した一実施形態について、図面を参照しながら説
明する。まず、図2は、本実施形態に係るミシンたる多
頭形刺繍ミシン1の外観構成を概略的に示している。こ
の多頭形刺繍ミシン1は、横方向(X軸方向)に長いミ
シンテーブル2を備え、そのミシンテーブル2の上方
に、複数個(この場合3個のみ図示)のミシン頭部3を
横方向に並んで備えている。
に適用した一実施形態について、図面を参照しながら説
明する。まず、図2は、本実施形態に係るミシンたる多
頭形刺繍ミシン1の外観構成を概略的に示している。こ
の多頭形刺繍ミシン1は、横方向(X軸方向)に長いミ
シンテーブル2を備え、そのミシンテーブル2の上方
に、複数個(この場合3個のみ図示)のミシン頭部3を
横方向に並んで備えている。
【0011】前記各ミシン頭部3には、選択的に駆動さ
れる複数本(図では便宜上4本)の針棒4が設けられ、
各針棒4の先端に設けられた縫針5には、図示しない糸
供給源から例えば色の異なる刺繍糸が供給されるように
なっている。また、図3に示すように、前記ミシンテー
ブル2には、各ミシン頭部3に対応して、前記縫針5と
の協働により加工布(図示せず)にステッチを形成する
ための釜機構を有する複数個のベッド部6が設けられて
いる。前記各ミシン頭部3の針棒4及びベッド部6の釜
機構は、図示しないミシンモータの駆動により、同期し
て駆動されるようになっている。
れる複数本(図では便宜上4本)の針棒4が設けられ、
各針棒4の先端に設けられた縫針5には、図示しない糸
供給源から例えば色の異なる刺繍糸が供給されるように
なっている。また、図3に示すように、前記ミシンテー
ブル2には、各ミシン頭部3に対応して、前記縫針5と
の協働により加工布(図示せず)にステッチを形成する
ための釜機構を有する複数個のベッド部6が設けられて
いる。前記各ミシン頭部3の針棒4及びベッド部6の釜
機構は、図示しないミシンモータの駆動により、同期し
て駆動されるようになっている。
【0012】一方、前記ミシンテーブル2上には、図3
にも示すように、加工布を保持し移動させるための移動
枠7が、水平方向(X軸及びY軸方向)に移動可能に設
けられる。この移動枠7は、ミシンテーブル2上をほぼ
一杯に横方向に延びる細長い矩形枠状をなし、図3に示
すように、その枠内には、加工布を張渡し状態に保持し
た刺繍枠8が、各ミシン頭部3に対応して複数個取付け
られるようになっている。また、図3に示すように、移
動枠7のうち、奥側の長辺部及び右側の短辺部には、そ
の下面(底面)に夫々凹溝状の案内溝7a及び7bが、
その辺部に沿って延びて設けられている。
にも示すように、加工布を保持し移動させるための移動
枠7が、水平方向(X軸及びY軸方向)に移動可能に設
けられる。この移動枠7は、ミシンテーブル2上をほぼ
一杯に横方向に延びる細長い矩形枠状をなし、図3に示
すように、その枠内には、加工布を張渡し状態に保持し
た刺繍枠8が、各ミシン頭部3に対応して複数個取付け
られるようになっている。また、図3に示すように、移
動枠7のうち、奥側の長辺部及び右側の短辺部には、そ
の下面(底面)に夫々凹溝状の案内溝7a及び7bが、
その辺部に沿って延びて設けられている。
【0013】そして、この移動枠7は、ミシンテーブル
2に組込まれた後述する枠移動装置により、装置固有の
X−Y座標系に基づいて、X軸方向及びY軸方向の任意
の位置に自在に移動されるようになっている。これに
て、移動枠7及び枠移動装置から、布送り機構が構成さ
れるのである。尚、図示はしないが、ミシンテーブル2
上には、ディスプレイを有する操作パネルが設けられて
おり、この操作パネルには、ミシン1の電源をオン,オ
フするための電源スイッチや、後述するブレーキ解除ス
イッチ9(図1にのみ図示)等が設けられている。
2に組込まれた後述する枠移動装置により、装置固有の
X−Y座標系に基づいて、X軸方向及びY軸方向の任意
の位置に自在に移動されるようになっている。これに
て、移動枠7及び枠移動装置から、布送り機構が構成さ
れるのである。尚、図示はしないが、ミシンテーブル2
上には、ディスプレイを有する操作パネルが設けられて
おり、この操作パネルには、ミシン1の電源をオン,オ
フするための電源スイッチや、後述するブレーキ解除ス
イッチ9(図1にのみ図示)等が設けられている。
【0014】さらに、前記ミシンテーブル2には、マイ
クロコンピュータを主体として構成され、ミシン1全体
を制御する制御装置10(図1にのみ図示)が設けられ
ている。この制御装置10は、一針毎の針落ち位置(一
針毎の移動枠7のX軸,Y軸方向移動量)を指示するス
テッチデータや、糸替えを指示する糸替えデータ等から
なる刺繍データに基づいて、上記各機構を制御し、移動
枠7を移動させつつ、各ミシン頭部3を駆動する縫製動
作を実行させ、もって移動枠7に保持された加工布に、
複数個の刺繍模様を同時に形成するようになっている。
クロコンピュータを主体として構成され、ミシン1全体
を制御する制御装置10(図1にのみ図示)が設けられ
ている。この制御装置10は、一針毎の針落ち位置(一
針毎の移動枠7のX軸,Y軸方向移動量)を指示するス
テッチデータや、糸替えを指示する糸替えデータ等から
なる刺繍データに基づいて、上記各機構を制御し、移動
枠7を移動させつつ、各ミシン頭部3を駆動する縫製動
作を実行させ、もって移動枠7に保持された加工布に、
複数個の刺繍模様を同時に形成するようになっている。
【0015】ここで、前記枠移動装置について述べる。
図3に示すように、この枠移動装置は、大きく分けて、
多相(例えば5相)のステッピングモータからなるX軸
送りモータ11を駆動源として移動枠7をX軸方向に移
動させるためのX軸方向移動機構12と、同様のステッ
ピングモータからなるY軸送りモータ13を駆動源とし
て移動枠7をY軸方向に移動させるためのY軸方向移動
機構14とから構成される。
図3に示すように、この枠移動装置は、大きく分けて、
多相(例えば5相)のステッピングモータからなるX軸
送りモータ11を駆動源として移動枠7をX軸方向に移
動させるためのX軸方向移動機構12と、同様のステッ
ピングモータからなるY軸送りモータ13を駆動源とし
て移動枠7をY軸方向に移動させるためのY軸方向移動
機構14とから構成される。
【0016】このうち、まず、X軸方向移動機構12
は、図3に示すように、ミシンテーブル2の右端部手前
側に設けられ、前記移動枠7の右辺部を支持してX軸方
向に移動させるようになっている。詳しい図示は省略す
るが、このX軸方向移動機構12は、ベースとその上面
を覆うカバーとからなる横長なケース15内に、キャリ
ッジをリニアガイドを介してX軸方向に移動可能に設け
ると共に、前記X軸送りモータ11の正逆回転を、前記
キャリッジのX軸方向の往復移動に変換するベルト伝達
機構16を設けて構成される。
は、図3に示すように、ミシンテーブル2の右端部手前
側に設けられ、前記移動枠7の右辺部を支持してX軸方
向に移動させるようになっている。詳しい図示は省略す
るが、このX軸方向移動機構12は、ベースとその上面
を覆うカバーとからなる横長なケース15内に、キャリ
ッジをリニアガイドを介してX軸方向に移動可能に設け
ると共に、前記X軸送りモータ11の正逆回転を、前記
キャリッジのX軸方向の往復移動に変換するベルト伝達
機構16を設けて構成される。
【0017】そして、ケース15の上面(カバー)に設
けられ、ミシンテーブル2の上面に臨んでX軸方向に延
びる2本のスリット15aから、前記キャリッジの2本
の突出部が上方に突出し、それら各突出部の先端に夫々
一対のローラ17が回転自在に設けられている。それら
ローラ17は、前記移動枠7の案内溝7bに嵌合してい
るのであるが、この場合、一対のローラ17のうち一方
が案内溝7bの一方の壁に当接し、他方がそれとは反対
側の壁に当接している。これにて、前記キャリッジのX
軸方向の移動に伴って移動枠7が一体的にX軸方向に移
動されるようになっている。またこのとき、前記各ロー
ラ17が、案内溝7b内を相対的に転動することによ
り、移動枠7のY軸方向の移動が許容されている。
けられ、ミシンテーブル2の上面に臨んでX軸方向に延
びる2本のスリット15aから、前記キャリッジの2本
の突出部が上方に突出し、それら各突出部の先端に夫々
一対のローラ17が回転自在に設けられている。それら
ローラ17は、前記移動枠7の案内溝7bに嵌合してい
るのであるが、この場合、一対のローラ17のうち一方
が案内溝7bの一方の壁に当接し、他方がそれとは反対
側の壁に当接している。これにて、前記キャリッジのX
軸方向の移動に伴って移動枠7が一体的にX軸方向に移
動されるようになっている。またこのとき、前記各ロー
ラ17が、案内溝7b内を相対的に転動することによ
り、移動枠7のY軸方向の移動が許容されている。
【0018】一方、前記Y軸方向移動機構14は、ミシ
ンテーブル2の奥側の左右両端部にY軸移動ユニット1
8,18を備えると共に、ミシンテーブル2の奥側の中
央部に前記Y軸送りモータ13を備えて構成されてい
る。このY軸送りモータ13は、この場合両軸型に構成
されており、その駆動軸19が左右方向に延び、その先
端が前記各Y軸移動ユニット18,18(図示しない駆
動プーリ)に連結されている。
ンテーブル2の奥側の左右両端部にY軸移動ユニット1
8,18を備えると共に、ミシンテーブル2の奥側の中
央部に前記Y軸送りモータ13を備えて構成されてい
る。このY軸送りモータ13は、この場合両軸型に構成
されており、その駆動軸19が左右方向に延び、その先
端が前記各Y軸移動ユニット18,18(図示しない駆
動プーリ)に連結されている。
【0019】詳しい図示及び説明は省略するが、前記Y
軸移動ユニット18は、前後方向に長いケース20内
に、キャリッジをリニアガイドを介してY軸方向に移動
可能に設けると共に、前記Y軸送りモータ13の駆動軸
19の正逆回転を、前記キャリッジのY軸方向の往復移
動に変換するベルト伝達機構21を設けて構成される。
そして、ケース20の上面(カバー)に設けられ、ミシ
ンテーブル2の上面に臨んでY軸方向に延びる2本のス
リット20aから、前記キャリッジの2本の突出部が上
方に突出している。
軸移動ユニット18は、前後方向に長いケース20内
に、キャリッジをリニアガイドを介してY軸方向に移動
可能に設けると共に、前記Y軸送りモータ13の駆動軸
19の正逆回転を、前記キャリッジのY軸方向の往復移
動に変換するベルト伝達機構21を設けて構成される。
そして、ケース20の上面(カバー)に設けられ、ミシ
ンテーブル2の上面に臨んでY軸方向に延びる2本のス
リット20aから、前記キャリッジの2本の突出部が上
方に突出している。
【0020】このとき、左右のY軸移動ユニット18,
18の各キャリッジの突出部は、前記移動枠7の奥側の
長辺部の下面側を左右(X軸)方向に延びるキャリッジ
連結板27(図2にのみ図示)により連結されている。
そして、図3に示すように、そのキャリッジ連結板27
の上面部に、キャリッジの各突出部に対応して夫々一対
ずつのローラ22(左右のY軸移動ユニット18,18
で合計4対)が回転自在に設けられていると共に、左右
のY軸移動ユニット18,18間に位置して間欠的に複
数個(複数対)のローラ23が回転自在に設けられてい
る。
18の各キャリッジの突出部は、前記移動枠7の奥側の
長辺部の下面側を左右(X軸)方向に延びるキャリッジ
連結板27(図2にのみ図示)により連結されている。
そして、図3に示すように、そのキャリッジ連結板27
の上面部に、キャリッジの各突出部に対応して夫々一対
ずつのローラ22(左右のY軸移動ユニット18,18
で合計4対)が回転自在に設けられていると共に、左右
のY軸移動ユニット18,18間に位置して間欠的に複
数個(複数対)のローラ23が回転自在に設けられてい
る。
【0021】それらローラ22,23は、前記移動枠7
の案内溝7aに嵌合しているのであるが、この場合、一
対のローラ22,23のうち一方が案内溝7aの一方の
壁に当接し、他方がそれとは反対側の壁に当接してい
る。これにて、前記キャリッジのY軸方向の移動に伴っ
て移動枠7が一体的にY軸方向に移動されるようになっ
ている。またこのとき、前記各ローラ22,23が、案
内溝7a内を相対的に転動することにより、移動枠7の
X軸方向の移動が許容されている。
の案内溝7aに嵌合しているのであるが、この場合、一
対のローラ22,23のうち一方が案内溝7aの一方の
壁に当接し、他方がそれとは反対側の壁に当接してい
る。これにて、前記キャリッジのY軸方向の移動に伴っ
て移動枠7が一体的にY軸方向に移動されるようになっ
ている。またこのとき、前記各ローラ22,23が、案
内溝7a内を相対的に転動することにより、移動枠7の
X軸方向の移動が許容されている。
【0022】さて、図1は、上記布送り機構(X軸方向
移動機構12及びY軸方向移動機構14)の各送りモー
タ11,13の制御系の概略的な構成を、上記X軸送り
モータ11を代表させて示しており、X軸送りモータ1
1は、前記制御装置10によりモータ駆動回路24を介
して駆動制御されるようになっている。尚、Y軸送りモ
ータ13側においても同等の構成であるため、図示及び
説明を省略する。
移動機構12及びY軸方向移動機構14)の各送りモー
タ11,13の制御系の概略的な構成を、上記X軸送り
モータ11を代表させて示しており、X軸送りモータ1
1は、前記制御装置10によりモータ駆動回路24を介
して駆動制御されるようになっている。尚、Y軸送りモ
ータ13側においても同等の構成であるため、図示及び
説明を省略する。
【0023】この場合、周知のように、前記モータ駆動
回路24は、制御装置10から与えられる位置指令(入
力パルス)に基づいて、X軸送りモータ11の各相の巻
線を所定の順序で順次励磁することにより、X軸送りモ
ータ11を駆動するようになっている。またこのとき、
例えば縫製作業の途中で、何らかの事情でミシン1の電
源がオフされた場合、制御装置10は、電源がオフされ
る直前の励磁相を記憶しておき、次に電源がオンされた
際に、記憶しておいた励磁相にて巻線を励磁することに
より、励磁相の不一致を起こすことなく元の位置から縫
製を再開するようになっている。
回路24は、制御装置10から与えられる位置指令(入
力パルス)に基づいて、X軸送りモータ11の各相の巻
線を所定の順序で順次励磁することにより、X軸送りモ
ータ11を駆動するようになっている。またこのとき、
例えば縫製作業の途中で、何らかの事情でミシン1の電
源がオフされた場合、制御装置10は、電源がオフされ
る直前の励磁相を記憶しておき、次に電源がオンされた
際に、記憶しておいた励磁相にて巻線を励磁することに
より、励磁相の不一致を起こすことなく元の位置から縫
製を再開するようになっている。
【0024】そして、本実施形態では、X軸送りモータ
11の複数相の巻線間、この場合、第2相の巻線と第4
相の巻線とを接続する短絡ライン25が設けられると共
に、その短絡ライン25にリレー(リレー接点)26が
挿設されている。このリレー26は、ノーマリクローズ
タイプ(断電状態で接点閉成)のものからなり、モータ
駆動回路24によりオン,オフされるようになってい
る。さらに、本実施形態では、前記短絡ライン25に
は、リレー26と直列に前記ブレーキ解除スイッチ9が
設けられている。
11の複数相の巻線間、この場合、第2相の巻線と第4
相の巻線とを接続する短絡ライン25が設けられると共
に、その短絡ライン25にリレー(リレー接点)26が
挿設されている。このリレー26は、ノーマリクローズ
タイプ(断電状態で接点閉成)のものからなり、モータ
駆動回路24によりオン,オフされるようになってい
る。さらに、本実施形態では、前記短絡ライン25に
は、リレー26と直列に前記ブレーキ解除スイッチ9が
設けられている。
【0025】具体的には、モータ駆動回路24は、X軸
送りモータ11の巻線を励磁しているときには、リレー
(リレー接点)26を開放状態とし、一方、ミシン1の
電源がオフの時を含むX軸送りモータ11の巻線を励磁
しないときには、リレー(リレー接点)26が閉成状態
とされ、第2相の巻線と第4相の巻線とが接続(短絡)
されるようになっている。つまりこの場合、ミシン1の
電源がオフされているときには、モータ駆動回路24ひ
いてはリレーコイルへの電源供給がなくなるので、自動
で巻線間が接続されるのである。従って、短絡ライン2
5、リレー26、モータ駆動回路24等から短絡手段が
構成されている。
送りモータ11の巻線を励磁しているときには、リレー
(リレー接点)26を開放状態とし、一方、ミシン1の
電源がオフの時を含むX軸送りモータ11の巻線を励磁
しないときには、リレー(リレー接点)26が閉成状態
とされ、第2相の巻線と第4相の巻線とが接続(短絡)
されるようになっている。つまりこの場合、ミシン1の
電源がオフされているときには、モータ駆動回路24ひ
いてはリレーコイルへの電源供給がなくなるので、自動
で巻線間が接続されるのである。従って、短絡ライン2
5、リレー26、モータ駆動回路24等から短絡手段が
構成されている。
【0026】また、前記ブレーキ解除スイッチ9は、通
常時には閉成状態とされているのであるが、作業者の手
動操作により開放状態とすることができ、これにて、ミ
シン1の電源がオフ状態にあってリレー26が閉成状態
とされているときに、その巻線間の接続を解除できるよ
うになっている。従って、このブレーキ解除スイッチ9
が解除手段として機能するようになっている。
常時には閉成状態とされているのであるが、作業者の手
動操作により開放状態とすることができ、これにて、ミ
シン1の電源がオフ状態にあってリレー26が閉成状態
とされているときに、その巻線間の接続を解除できるよ
うになっている。従って、このブレーキ解除スイッチ9
が解除手段として機能するようになっている。
【0027】次に上記構成の作用について述べる。上述
のように、制御装置10は、刺繍データに基づいて、モ
ータ駆動回路24を介してX軸送りモータ11及びY軸
送りモータ13を駆動制御することにより、布送り機構
(X軸方向移動機構12及びY軸方向移動機構14)に
よって移動枠7(刺繍枠8)を移動させつつ、各ミシン
頭部3を駆動し、縫製動作を実行させる。
のように、制御装置10は、刺繍データに基づいて、モ
ータ駆動回路24を介してX軸送りモータ11及びY軸
送りモータ13を駆動制御することにより、布送り機構
(X軸方向移動機構12及びY軸方向移動機構14)に
よって移動枠7(刺繍枠8)を移動させつつ、各ミシン
頭部3を駆動し、縫製動作を実行させる。
【0028】このとき、例えば縫製作業の途中で、何ら
かの事情で、ミシン1の電源をオフして作業を中断する
ようなケースがあるが、このような場合、制御装置10
は、電源がオフされる直前の励磁相を記憶しておき、次
に電源がオンされた際に、記憶しておいた励磁相から巻
線を励磁することにより、励磁相の不一致を起こすこと
なく元の位置から縫製を再開できるようになっている。
かの事情で、ミシン1の電源をオフして作業を中断する
ようなケースがあるが、このような場合、制御装置10
は、電源がオフされる直前の励磁相を記憶しておき、次
に電源がオンされた際に、記憶しておいた励磁相から巻
線を励磁することにより、励磁相の不一致を起こすこと
なく元の位置から縫製を再開できるようになっている。
【0029】しかして、電源をオフしているときに、作
業者が移動枠7に触れる等して何らかの外力が加わった
場合、移動枠7が移動してその位置ひいてはX軸,Y軸
の送りモータ11,13の位置がずれてしまうことが考
えられる。もし、そのような移動枠7(X軸,Y軸の送
りモータ11,13)のずれがあった状態で、次に電源
がオンされると、上記のような制御を行っても、送りモ
ータ11,13を元の位置に戻すことができず、縫製を
再開しようとしても縫い位置がずれてしまう虞がある。
業者が移動枠7に触れる等して何らかの外力が加わった
場合、移動枠7が移動してその位置ひいてはX軸,Y軸
の送りモータ11,13の位置がずれてしまうことが考
えられる。もし、そのような移動枠7(X軸,Y軸の送
りモータ11,13)のずれがあった状態で、次に電源
がオンされると、上記のような制御を行っても、送りモ
ータ11,13を元の位置に戻すことができず、縫製を
再開しようとしても縫い位置がずれてしまう虞がある。
【0030】ところが、本実施形態では、ミシン1の電
源オフ時には、リレー(リレー接点)26が閉成状態と
され、いわば自動的に送りモータ11,13の第2相の
巻線と第4相の巻線とが接続されるようになる。この巻
線の接続(短絡)により、外力が作用して送りモータ1
1,13を回転させようとしても、いわゆる電磁ブレー
キが働くようになるのである。従って、この電源オフ時
に、送りモータ11,13が容易に回転されてしまうこ
とを防止することができ、移動枠7に外力が作用しても
容易に移動されることがなくなるのである。
源オフ時には、リレー(リレー接点)26が閉成状態と
され、いわば自動的に送りモータ11,13の第2相の
巻線と第4相の巻線とが接続されるようになる。この巻
線の接続(短絡)により、外力が作用して送りモータ1
1,13を回転させようとしても、いわゆる電磁ブレー
キが働くようになるのである。従って、この電源オフ時
に、送りモータ11,13が容易に回転されてしまうこ
とを防止することができ、移動枠7に外力が作用しても
容易に移動されることがなくなるのである。
【0031】また、電源のオフ時に、作業者が何らかの
理由により移動枠7(加工布)を手動で動かす必要が生
ずることも考えられる。そこで、そのような場合には、
作業者が、ブレーキ解除スイッチ9を手動操作してオフ
(開放)状態とすることにより、巻線間の接続(ブレー
キ)が容易に解除されるようになり、もって移動枠7を
手動で容易に動かすことができるようになるのである。
理由により移動枠7(加工布)を手動で動かす必要が生
ずることも考えられる。そこで、そのような場合には、
作業者が、ブレーキ解除スイッチ9を手動操作してオフ
(開放)状態とすることにより、巻線間の接続(ブレー
キ)が容易に解除されるようになり、もって移動枠7を
手動で容易に動かすことができるようになるのである。
【0032】このように本実施形態によれば、電源オフ
時に、リレー26により送りモータ11,13の巻線間
を自動で接続させる構成としたので、電源オフ時に送り
モータ11,13が容易に回転されてしまうことを防止
することができ、ひいては、縫製途中に電源をオフした
場合の縫製動作の再開時における、送りモータ11,1
3の励磁相の不一致による縫い位置のずれといった事態
の発生を未然に防止することができるという優れた効果
を得ることができる。また、特に本実施形態では、手動
操作により巻線間の接続を解除するブレーキ解除スイッ
チ9を設けたので、電源オフ時に手動で移動枠7を移動
させる必要がある場合などにおける、融通性,利便性を
高めることができるものである。
時に、リレー26により送りモータ11,13の巻線間
を自動で接続させる構成としたので、電源オフ時に送り
モータ11,13が容易に回転されてしまうことを防止
することができ、ひいては、縫製途中に電源をオフした
場合の縫製動作の再開時における、送りモータ11,1
3の励磁相の不一致による縫い位置のずれといった事態
の発生を未然に防止することができるという優れた効果
を得ることができる。また、特に本実施形態では、手動
操作により巻線間の接続を解除するブレーキ解除スイッ
チ9を設けたので、電源オフ時に手動で移動枠7を移動
させる必要がある場合などにおける、融通性,利便性を
高めることができるものである。
【0033】尚、上記実施形態では、送りモータ11,
13を5相のステッピングモータとしたが、本発明は、
2相あるいは3相等多相のステッピングモータ全般に適
用することができる。この場合、電源オフ時にどの巻線
間を接続(短絡)するかについても、適宜設定すること
ができる。また、上記実施形態では、巻線間の接続(短
絡)が自動で行われるように構成したが、作業者の手動
操作によって動作する機械的スイッチにより接続を行う
構成としても良く、この場合、そのスイッチを解除手段
として兼用させることが可能となる。
13を5相のステッピングモータとしたが、本発明は、
2相あるいは3相等多相のステッピングモータ全般に適
用することができる。この場合、電源オフ時にどの巻線
間を接続(短絡)するかについても、適宜設定すること
ができる。また、上記実施形態では、巻線間の接続(短
絡)が自動で行われるように構成したが、作業者の手動
操作によって動作する機械的スイッチにより接続を行う
構成としても良く、この場合、そのスイッチを解除手段
として兼用させることが可能となる。
【0034】その他、布送り機構等の機械的な構成とし
ては様々な変更が可能であり、また、ブレーキ解除スイ
ッチ(解除手段)を必ずしも設けなくとも、所期の目的
を達成できる。そして、本発明は、多頭形の刺繍ミシン
に限らず、単頭形の刺繍ミシン、さらには、穴かがりミ
シンや玉縁縫いミシン等の、ステッピングモータを駆動
源とした布送り機構を備えるミシン全般に適用すること
ができるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得るものである。
ては様々な変更が可能であり、また、ブレーキ解除スイ
ッチ(解除手段)を必ずしも設けなくとも、所期の目的
を達成できる。そして、本発明は、多頭形の刺繍ミシン
に限らず、単頭形の刺繍ミシン、さらには、穴かがりミ
シンや玉縁縫いミシン等の、ステッピングモータを駆動
源とした布送り機構を備えるミシン全般に適用すること
ができるなど、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して
実施し得るものである。
【0035】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
のミシンによれば、ステッピングモータからなる送りモ
ータを駆動源とする布送り機構を備えるものにあって、
電源のオフ時に、送りモータの複数相の巻線間を接続さ
せる短絡手段を設けるようにしたので、電源がオフされ
ているときに、外力が作用しても送りモータが容易に回
転されてしまうことを防止することができるという優れ
た効果を奏する。
のミシンによれば、ステッピングモータからなる送りモ
ータを駆動源とする布送り機構を備えるものにあって、
電源のオフ時に、送りモータの複数相の巻線間を接続さ
せる短絡手段を設けるようにしたので、電源がオフされ
ているときに、外力が作用しても送りモータが容易に回
転されてしまうことを防止することができるという優れ
た効果を奏する。
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、送りモータ
の制御系の構成を概略的に示す図
の制御系の構成を概略的に示す図
【図2】多頭形刺繍ミシンの外観構成を概略的に示す図
【図3】一部を破断して示すミシンテーブルの平面図
図面中、1は多頭形刺繍ミシン(ミシン)、2はミシン
テーブル、3はミシン頭部、7は移動枠、8は刺繍枠、
9はブレーキ解除スイッチ(解除手段)、10は制御装
置、11はX軸送りモータ、12はX軸移動機構(布送
り機構)、13はY軸送りモータ、14はY軸移動機構
(布送り機構)、24はモータ駆動回路、25は短絡ラ
イン、26はリレー(短絡手段)を示す。
テーブル、3はミシン頭部、7は移動枠、8は刺繍枠、
9はブレーキ解除スイッチ(解除手段)、10は制御装
置、11はX軸送りモータ、12はX軸移動機構(布送
り機構)、13はY軸送りモータ、14はY軸移動機構
(布送り機構)、24はモータ駆動回路、25は短絡ラ
イン、26はリレー(短絡手段)を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3B150 AA15 AA18 AA21 CB04 CE03
CE23 GE03 GG04 JA03 JA07
LA29 LB02 MA02 NA23 NA71
NB09 NB18 NC03 NC06 QA05
5H580 AA10 BB05 FA22 FD12 FD16
FD17
Claims (3)
- 【請求項1】 ステッピングモータからなる送りモータ
を駆動源とする布送り機構を備えるミシンであって、 電源のオフ時に、前記送りモータの複数相の巻線間を接
続させる短絡手段を備えることを特徴とするミシン。 - 【請求項2】 前記短絡手段は、電源のオフ時に、自動
で複数相の巻線間を接続させるように構成されているこ
とを特徴とする請求項1記載のミシン。 - 【請求項3】 手動操作により前記巻線間の接続を解除
するための解除手段を備えることを特徴とする請求項1
又は2記載のミシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001301109A JP2003103082A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ミシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001301109A JP2003103082A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ミシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003103082A true JP2003103082A (ja) | 2003-04-08 |
Family
ID=19121575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001301109A Pending JP2003103082A (ja) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | ミシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003103082A (ja) |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001301109A patent/JP2003103082A/ja active Pending
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