JP2003101960A - 映像再生装置 - Google Patents

映像再生装置

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JP2003101960A
JP2003101960A JP2001288541A JP2001288541A JP2003101960A JP 2003101960 A JP2003101960 A JP 2003101960A JP 2001288541 A JP2001288541 A JP 2001288541A JP 2001288541 A JP2001288541 A JP 2001288541A JP 2003101960 A JP2003101960 A JP 2003101960A
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signal
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Takanobu Mikoshi
剛宣 美越
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、1つの復号部で2画面再生を行うこ
とのできる映像再生装置を提供することを目的とする。 【解決手段】DEMUX3で分離された映像信号が復号
部4に与えられると、復号回路4a及び記憶部4b内の
圧縮信号記憶領域41に与えられる。そして、復号回路
4aで復号化された映像信号が表示制御部5及び記憶部
4b内の復号信号記憶領域42に与えられる。又、復号
信号記憶領域42より読み出された映像信号が表示制御
部5に与えられる。よって、復号回路4aより直接与え
られる映像信号による映像と、復号信号記憶領域42に
一時格納された映像信号による映像とによって、2画面
再生がディスプレイ7上の画面上で成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号を復
号化することによって映像の再生を行う映像再生装置に
関するもので、特に、MPEG(Moving Picture Exper
ts Group)符号化方式などの圧縮符号化方式で符号化さ
れたデジタル信号を復号化する映像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル技術の発達により、特
に、テレビジョン放送などにおいて、放送信号をデジタ
ル信号として扱うことにより、ハードディスクなどのラ
ンダムアクセス可能な記録媒体を用いて、放送信号の記
録及び再生を行うような映像再生装置が提供されてい
る。このような映像再生装置において、ユーザーが現在
視聴している番組のシーンを見逃しても、その見逃した
所望のシーンまで戻って視聴できるタイムシフト視聴機
能が実現されている。
【0003】このタイムシフト視聴機能は、例えば、放
送受信装置などでは、番組視聴時において、記録媒体に
受信した放送信号を記録する録画処理と記録媒体に記録
された放送信号を再生する再生処理とを行うことによっ
て、実現される。よって、ユーザーは、過去のシーンを
もう一度視聴したい場合や、一時停止させたシーンから
視聴したい場合には、記録媒体に記録された放送信号を
再生することによって可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなタイムシフ
ト視聴機能を有した映像再生装置において、復号化され
ていないMPEG符号化方式などで圧縮符号化されたデ
ジタル信号が記録媒体に記録されるため、記録媒体に記
録されたデジタル信号より映像を再生するためには、記
録媒体から読み出されたデジタル信号を復号部で復号化
する必要がある。よって、タイムシフト視聴機能を用い
て過去のシーンと現在のシーンの両方を再生する2画面
再生を行う場合、過去のシーンのデジタル信号を復号化
するための復号部と、現在のシーンのデジタル信号を復
号化するための復号部というように、2つの復号部が必
要となる。
【0005】即ち、例えば、デジタル放送受信装置にお
いては、図4のように、チューナ100より直接デジタ
ル信号が与えられて現在のシーンの復号化を行う復号部
102と、チューナ100から与えられるデジタル信号
を記録した記録媒体101から読み出されたデジタル信
号が与えられて過去のシーンの復号化を行う復号部10
3とが必要となる。
【0006】このような問題を鑑みて、本発明は、1つ
の復号部で2画面再生を行うことのできる映像再生装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の映像再生装置は、圧縮符号化され
たデジタル信号を復号化する復号部と、該復号部で復号
化された信号に基づいて映像を再生表示する表示部とを
有する映像再生装置において、前記復号部で復号化され
た信号を格納するための復号信号記憶領域を備えたラン
ダムアクセス可能な記憶部と、前記復号部で復号化され
た信号と、前記記憶部内の前記復号信号記憶領域に格納
された信号とを合成して、前記表示部に送出する表示制
御部と、を有し、前記表示制御部で合成された信号が前
記表示部に与えられることで、前記表示部において、前
記復号部で復号化された信号による映像と、前記復号信
号記憶領域に格納された信号による映像とが、同時に再
生されることを特徴とする。
【0008】このような映像再生装置において、復号部
でMPEG符号化方式などの圧縮符号化方式に応じて復
号化がなされた信号が、記憶部内の復号信号記憶領域に
記録される。よって、復号部で復号化された信号が直接
表示制御部に与えられるとともに、復号部で復号化され
た信号が一端記憶部内の復号信号記憶領域に記録された
後に与えられることで、異なる映像を同時に表示部に表
示させることができる。
【0009】又、このような映像再生装置において、請
求項2に記載するように、前記記憶部が、前記復号部内
に備えられた、前記デジタル信号を復号化する際に一時
的に格納するための記憶部であるようにしても構わな
い。即ち、従来より復号部に設けられた、復号化を行う
ために利用されたメモリに、復号化された信号を格納す
る領域を設けるようにしても構わない。
【0010】又、請求項3に記載するように、前記記憶
部が、前記復号部の外に設けられた記録媒体であり、前
記復号部に該記録媒体を介してデジタル信号が与えられ
るようにしても構わない。即ち、従来より復号部で復号
化される前のデジタル信号を格納するために設けられて
いる記録媒体に、復号部で復号化された信号を格納する
領域を設けるようにしても構わない。
【0011】更に、請求項4に記載するように、前記復
号部より前記表示制御部に与えられる信号と前記記憶部
より前記表示制御部に与えられる信号とが、同一のコン
テンツ内において、時間軸で異なるシーンを表す信号で
あり、該2つの信号に基づいて2つの映像を再生するタ
イムシフト再生機能を設けて、現在のシーンと過去のシ
ーンとが同時に表示部に表示されるようにしても構わな
い。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、以下
に説明する。尚、以下の各実施形態では、映像再生装置
の代表として、デジタル放送を受信するデジタル放送受
信装置を用いて説明する。
【0013】<第1の実施形態>本発明の第1の実施形
態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施
形態の映像再生装置の内部構成を示すブロック図であ
る。尚、本実施形態では、映像を再生するための映像信
号に基づくブロックの構成のみを示すが、音声信号につ
いても同様のブロックとなる。
【0014】図1の映像再生装置は、デジタル放送を受
信するアンテナ1と、アンテナ1で受信したデジタル放
送よりユーザー所望の番組のTS(Transport Stream)
を抽出するチューナ2と、チューナ2で抽出されたTS
を映像信号及び音声信号それぞれのES(Elementry St
ream)に分離するデマルチプレクサ(DEMUX)3
と、DEMUX3から与えられる映像信号を復号化する
復号部4と、復号部4で復号化された映像信号に対して
ディスプレイ7で表示されるように信号処理を行う表示
制御部5と、映像再生装置の各ブロックの制御を行う主
制御部6と、表示制御部5から与えられる映像信号に基
づいて映像を再生表示するディスプレイ7と、ユーザー
の指示を入力するための入力部8とを有する。
【0015】又、このような映像再生装置において、復
号部4内には、DEMUX3から与えられる映像信号を
復号化する復号回路4aと、DEMUX3より与えられ
る映像信号が格納される圧縮信号記憶領域41と復号回
路4aで復号化された映像信号が格納される復号信号記
憶領域42と復号回路4aで復号化を行うために参照用
となる映像信号が格納される参照信号記憶領域43とで
構成される記憶部4bとが設けられる。圧縮信号記憶領
域41はバッファとして動作し、又、参照信号記憶領域
43に格納される参照用の映像信号は、復号回路4aで
復号化された映像信号の内、B(Bidirectionary)ピク
チャやP(Predictively)ピクチャを復号回路4aで復
号化するために参照する映像信号が格納される。
【0016】このように構成される映像再生装置におい
て、過去のシーンと現在のシーンとがディスプレイ7上
に同時に再生される2画面再生動作について、以下に説
明する。この2画面再生動作は、入力部8によって、タ
イムシフト機能を用いて過去のシーンを表示するととも
に、現在、放送中である現在のシーンを表示するように
入力されることで、主制御部6に認識され、主制御部6
によって各ブロックに指示される。
【0017】まず、現在のシーンに対する信号の流れと
ともに各ブロックの動作について説明する。ユーザーに
よって入力部8が操作されて、所望する番組のチャンネ
ルが主制御部6で認識されると、主制御部6が、チュー
ナ2が所望のチャンネルのTSを抽出するように制御す
る。そして、チューナ2が、アンテナ1で受信したデジ
タル放送より、ユーザー所望の番組のTSを含む周波数
チャンネルのデジタル放送を選局した後、選局したデジ
タル放送よりユーザー所望の番組を有するTSパケット
を抽出する。
【0018】このようにして得られたTSパケットがD
EMUX3に与えられると、所望の番組の映像信号とな
るESと所望の番組の音声信号となるESとに分離され
て、復号部4に送出される。復号部4では、DEMUX
3より与えられる映像信号が、復号回路4aに与えられ
るとともに、記憶部4b内の圧縮信号記憶領域41に与
えられる。そして、復号回路4aにおいて、DEMUX
3より直接与えられる映像信号と参照信号記憶領域43
に格納された映像信号とを用いることによって、例えば
MPEG符号化方式などの圧縮符号化方式で符号化され
た映像信号を伸長することで復号化する。
【0019】このようにして、復号回路4aで復号化し
た映像信号は、記憶部4b内の復号信号記憶領域42及
び表示制御装置5に与えられる。このように復号部4が
動作を行うため、記憶部4bにおいて、圧縮信号記憶領
域41には、復号化されていない圧縮された映像信号が
格納され、復号信号記憶領域42には、復号化されて伸
長された映像信号が格納される。そして、復号回路4a
より表示制御部5に与えられた復号化された現在シーン
の映像信号は、図2のように、ディスプレイ7の画面上
の領域Aに表示されるように信号処理された後、ディス
プレイ7に送出される。
【0020】次に、過去のシーンに対する信号の流れと
ともに各ブロックの動作について説明する。このとき、
入力部8によって、何時間前からのシーンを現在のシー
ンとともに2画面再生を行うか入力される。そして、主
制御部6が再生する過去のシーンの最初のシーンを認識
すると、その最初のシーンが復号信号記憶領域42より
読み出されるように、復号部4を制御する。
【0021】上述のようにして、復号回路4aで復号化
された映像信号が記憶部4b内の復号信号記憶領域42
に記録されているとき、記録された復号化された映像信
号の内、所望されたシーンからの映像信号が読み出され
るように、主制御部6によって復号部4が制御される。
即ち、所望されたシーンからの映像信号が読み出される
ように、記憶部4b内の復号信号記憶領域42が読み出
し制御される。
【0022】このようにして、記憶部4b内の復号信号
記憶領域42より読み出された、復号化されて伸長され
た映像信号が、直接、表示制御部5に与えられる。そし
て、表示制御部5では、復号信号記憶領域42より読み
出された映像信号に対して、図2のように、ディスプレ
イ7の画面上の領域Bに過去のシーンが表示されるよう
に信号処理を施した後、ディスプレイ7に送出する。
【0023】上述のような動作が同時に行われることに
よって、現在のシーンを表す映像信号と過去のシーンを
表す映像信号が各ブロックで処理された後、表示制御部
5に与えられ、それぞれの映像信号が、ディスプレイの
画面上の領域A及び領域Bに表示されるように信号処理
されると、1画面の映像信号として合成して、ディスプ
レイ7に送出する。よって、ディスプレイ7では、図2
のように、領域Aに現在のシーンが表示されるととも
に、領域Bに過去のシーンが表示される。
【0024】このとき、図1には不図示であるが、音声
信号については、現在のシーンに対する音声信号、又
は、過去のシーンに対する音声信号のいずれか一方を、
スピーカより出力する。即ち、入力装置8によって、ユ
ーザーが現在のシーン又は過去のシーンに対する音声の
出力が選択されて入力されると、主制御部6によって認
識される。このとき、現在のシーンに対する音声の出力
が求められると、復号回路で復号化された音声信号が直
接スピーカに与えられて出力され、又、過去のシーンに
対する音声の出力が求められると、復号回路で復号化さ
れた後、復号信号記憶領域に格納された音声信号が読み
出されてスピーカに与えられて出力される。
【0025】<第2の実施形態>本発明の第2の実施形
態について、図面を参照して説明する。図3は、本実施
形態の映像再生装置の内部構成を示すブロック図であ
る。尚、本実施形態においても、第1の実施形態と同
様、映像を再生するための映像信号に基づくブロックの
構成のみを示すが、音声信号についても同様のブロック
となる。又、図3の映像再生装置において、図1の映像
再生装置と同一の部分については、同一の符号を付し
て、その詳細な説明は省略する。
【0026】図3の映像再生装置は、アンテナ1と、チ
ューナ2と、チューナ2で抽出されたTSを格納する記
録媒体10と、記録媒体10と信号のやり取りを行うD
EMUX3と、DEMUX3から与えられる映像信号を
復号化する復号部40と、復号部40で復号化された映
像信号又は記録媒体10から読み出された映像信号に対
してディスプレイ7で表示されるように信号処理を行う
表示制御部5と、主制御部6と、ディスプレイ7と、入
力部8とを有する。又、このような映像再生装置におい
て、記録媒体10内には、DEMUX3より与えられる
TSパケットが格納される圧縮信号記憶部11と、復号
部40で復号化された映像信号が格納される復号信号記
憶部12とが設けられる。
【0027】このように構成される映像再生装置におい
て、過去のシーンと現在のシーンとがディスプレイ7上
に同時に再生される2画面再生動作について、以下に説
明する。この2画面再生動作は、第1の実施形態と同
様、入力部8によって、タイムシフト機能を用いて過去
のシーンを表示するとともに、現在、放送中である現在
のシーンを表示するように入力されることで、主制御部
6に認識され、主制御部6によって各ブロックに指示さ
れる。
【0028】まず、現在のシーンに対する信号の流れと
ともに各ブロックの動作について説明する。ユーザーに
よって入力部8が操作されて、所望する番組のチャンネ
ルが主制御部6で認識されると、主制御部6がチューナ
2を制御して、チューナ2が、アンテナ1で受信したデ
ジタル放送より選局したデジタル放送よりユーザー所望
の番組を有するTSを抽出する。その後、DEMUX3
にチューナ2で抽出されたTSが与えられると、ユーザ
ー所望の番組のTSパケットが抽出される。
【0029】このようにしてDEMUX3で得られた所
望の番組のTSパケットが、記録媒体10の圧縮信号記
憶領域11に格納されるように、主制御部6によって記
録媒体10が書き込み制御される。又、同時に読み出し
制御されることによって、圧縮信号記憶領域11に書き
込まれた所望の番組のTSパケットが直ちに読み出され
ると、DEMUX3に与えられて、映像信号となるES
と音声信号となるESとに分離される。そして、DEM
UX3で分離されて得た映像信号が、復号部40に送出
される。復号部40では、DEMUX3より与えられた
映像信号を、例えばMPEG符号化方式などの圧縮符号
化方式に基づいて復号化する。
【0030】このようにして、復号部40で復号化した
映像信号は、記録媒体10内の復号信号記憶領域12及
び表示制御装置5に与えられる。このように復号部10
が動作を行うことで、記録媒体10において、圧縮信号
記憶領域11には、復号化されていない圧縮された映像
信号が格納され、復号信号記憶領域12には、復号化さ
れて伸長された映像信号が格納される。そして、復号回
路40より表示制御部5に与えられた復号化された現在
シーンの映像信号は、第1の実施形態と同様、図2の領
域Aに表示されるように信号処理された後、ディスプレ
イ7に送出される。
【0031】次に、過去のシーンに対する信号の流れと
ともに各ブロックの動作について説明する。このとき、
第1の実施形態と同様、入力部8によって、何時間前か
らのシーンを現在のシーンとともに2画面再生を行うか
入力される。そして、主制御部6が再生する過去のシー
ンの最初のシーンを認識すると、その最初のシーンが復
号信号記憶領域12より読み出されるように、記録媒体
10を読み出し制御する。
【0032】上述のようにして、復号部40で復号化さ
れた映像信号が記録媒体10内の復号信号記憶領域12
に記録されているとき、記録された復号化された映像信
号の内、所望されたシーンからの映像信号が読み出され
るように、主制御部6によって記録媒体10が読み出し
制御される。このようにして、記録媒体10内の復号信
号記憶領域12より読み出された、復号化されて伸長さ
れた映像信号が、直接、表示制御部5に与えられると、
第1の実施形態と同様、図2の領域Bに過去のシーンが
表示されるように信号処理が施された後、ディスプレイ
7に送出する。
【0033】上述のような動作が同時に行われることに
よって、現在のシーンを表す映像信号と過去のシーンを
表す映像信号が各ブロックで処理された後、表示制御部
5に与えられ、それぞれの映像信号が、ディスプレイの
画面上の領域A及び領域Bに表示されるように信号処理
されると、1画面の映像信号として合成して、ディスプ
レイ7に送出する。よって、ディスプレイ7では、第1
の実施形態と同様、図2のように、領域Aに現在のシー
ンが表示されるとともに、領域Bに過去のシーンが表示
される。
【0034】このとき、図3には不図示であるが、音声
信号については、現在のシーンに対する音声信号、又
は、過去のシーンに対する音声信号のいずれか一方を、
スピーカより出力する。即ち、第1の実施形態と同様、
入力装置8によって、ユーザーが現在のシーン又は過去
のシーンに対する音声の出力が選択されて入力される
と、主制御部6によって認識される。このとき、現在の
シーンに対する音声の出力が求められると、復号部で復
号化された音声信号が直接スピーカに与えられて出力さ
れ、又、過去のシーンに対する音声の出力が求められる
と、復号部で復号化された後、記録媒体内の復号信号記
憶領域に格納された音声信号が読み出されてスピーカに
与えられて出力される。
【0035】尚、第1及び第2の実施形態において、主
制御部が復号信号記憶領域に格納された映像信号及び音
声信号の読み出しレートを変更することによって、過去
のシーンの再生速度を変更させるようにしても構わな
い。又、上述の第1及び第2の実施形態では、デジタル
放送を受信するデジタル放送受信装置を、映像再生装置
として説明したが、例えば、映像信号をデジタル信号と
して格納したメディアを再生するような映像再生装置と
しても構わない。このとき、アンテナ及びチューナの代
わりにメディアからデジタル信号を読み出すためのドラ
イブが設けられ、このドライブから得られたデジタル信
号がDEMUXに与えられる。
【0036】
【発明の効果】本発明によると、復号部で復号化された
信号が格納されるため、2画面再生を行う際、格納され
たデジタル信号を再び復号部で復号化する必要がない。
よって、2画面再生を行うために、復号部を別に設ける
必要がなく、1つの復号部で実現することができる。よ
って、タイムシフト機能を用いて2画面再生を行う画像
再生装置において、従来と比べて、その構成を簡単なも
のとすることができるとともに、安価なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の映像再生装置の内部構成を示
すブロック図。
【図2】2画面表示動作時のディスプレイへの表示例。
【図3】第2の実施形態の映像再生装置の内部構成を示
すブロック図。
【図4】従来の映像再生装置(デジタル放送受信装置)
の内部構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナ 3 DEMUX 4 復号部 5 表示制御部 6 主制御部 7 ディスプレイ 8 入力部 10 記録媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮符号化されたデジタル信号を復号化
    する復号部と、該復号部で復号化された信号に基づいて
    映像を再生表示する表示部とを有する映像再生装置にお
    いて、 前記復号部で復号化された信号を格納するための復号信
    号記憶領域を備えたランダムアクセス可能な記憶部と、 前記復号部で復号化された信号と、前記記憶部内の前記
    復号信号記憶領域に格納された信号とを合成して、前記
    表示部に送出する表示制御部と、を有し、 前記表示制御部で合成された信号が前記表示部に与えら
    れることで、前記表示部において、前記復号部で復号化
    された信号による映像と、前記復号信号記憶領域に格納
    された信号による映像とが、同時に再生されることを特
    徴とする映像再生装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶部が、前記復号部内に備えられ
    た、前記デジタル信号を復号化する際に一時的に格納す
    るための記憶部であることを特徴とする請求項1に記載
    の映像再生装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶部が、前記復号部の外に設けら
    れた記録媒体であり、前記復号部に該記録媒体を介して
    デジタル信号が与えられることを特徴とする請求項1に
    記載の映像再生装置。
  4. 【請求項4】 前記復号部より前記表示制御部に与えら
    れる信号と前記記憶部より前記表示制御部に与えられる
    信号とが、同一のコンテンツ内において、時間軸で異な
    るシーンを表す信号であり、該2つの信号に基づいて2
    つの映像を再生するタイムシフト再生機能を有すること
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の映
    像再生装置。
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