JP2003101677A - プリペイド式通信サービスシステム - Google Patents

プリペイド式通信サービスシステム

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JP2003101677A
JP2003101677A JP2001284935A JP2001284935A JP2003101677A JP 2003101677 A JP2003101677 A JP 2003101677A JP 2001284935 A JP2001284935 A JP 2001284935A JP 2001284935 A JP2001284935 A JP 2001284935A JP 2003101677 A JP2003101677 A JP 2003101677A
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Atsushi Tano
敦 田野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末装置を用いてプリペイドカードのカ
ード情報を送信することにより登録を行うものにあっ
て、ユーザによる登録作業の簡単化を図る。 【解決手段】 プリペイド方式専用の携帯電話機1のユ
ーザは、コンビニ等の店舗18でプリペイドカード19
を購入し、そのカード19に記録された利用可能度数や
有効期間等のカード情報を、携帯電話機1を用いて通信
事業者のセンタ17に登録することにより、利用が可能
となる。このとき、カード情報をQRコードCとして記
録し、携帯電話機1に内蔵されたカメラ9により、その
QRコードCを読取ってカード情報をセンタ17に送信
するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリペイド
方式による携帯電話サービス等のプリペイド式通信サー
ビスシステムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】プリペイド方式による
携帯電話サービスは、専用の携帯電話機(端末)を所持
するユーザが、プリペイドカードを購入し、通信事業者
のセンターに対する登録作業を行うことにより、カード
で購入した通話度数(金額)分の利用(発信)が可能と
なるシステムである。かかるサービスは、登録の手続き
等が簡易で、毎月の基本料金がなく、前払い方式である
ため使い過ぎを防止できる等のメリットがあり、それほ
ど使用しないが携帯電話機を持っていたい、携帯電話機
を緊急にあるいは短期間だけ使用したい、家族の連絡用
として親が子に携帯電話機を持たせる、といった場合に
有効となる。
【0003】このとき、前記プリペイドカードには、度
数データや有効期間,カードのシリアルナンバーデータ
等のカード情報を暗号化したカード番号が記載されてお
り、登録を行うにあたっては、ユーザは、携帯電話機を
用いてセンタに電話をかけて接続し、音声ガイダンスに
従って、キー操作部を操作して上記カード番号を入力す
るようになっている。なお、プリペイドカードには、例
えば30日間、60日間といった利用有効期間が設けら
れており、使用可能な度数が切れた場合は勿論、登録時
からの有効期間が過ぎた場合には、新たなカードを購入
し登録を行うことによって、継続して携帯電話機を使用
することが可能となる。
【0004】しかしながら、従来のプリペイド方式によ
る携帯電話サービスシステムでは、カードの登録にあた
って、ユーザが、プリペイドカードに記載された十数桁
のカード番号を、いちいちキー操作部の該当する数字キ
ーを押して入力する必要があり、登録の作業がかなり面
倒であるといった不具合があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、通信端末装置を用いてプリペイドカー
ドのカード情報を送信することにより該通信端末装置の
登録を行うものにあって、ユーザによる登録作業の簡単
化を図ることができるプリペイド式通信サービスシステ
ムを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のプリ
ペイド式通信サービスシステムによれば、プリペイドカ
ードに、カード情報が、光学的に情報読取りが容易な二
次元コード化されて記録され、通信端末装置は、二次元
コード読取手段によりそのカード情報を読取って送信す
るように構成されているので、ユーザは、カード情報の
センタへの登録を行うにあたって、プリペイドカードの
二次元コードの読取操作を行うだけで済み、例えば十数
桁の数字を入力する場合と比べて、登録作業の大幅な簡
単化を図ることができる。
【0007】尚、本発明において二次元コードを採用し
た理由は、大容量のデータ(カード情報)を小さな面積
(正方形)に記録できながらも、小型の読取手段(撮像
手段)で読取ることが可能となるからであり、また、バ
ーコード等の一次元コードを採用すると、コードが横長
なものとなり、専用の読取手段が必要となってしまうこ
とになる。
【0008】このとき、本発明は、通信端末装置とし
て、カメラを内蔵したあるいはカメラが接続可能な携帯
電話機に適用することができ、その際、カメラを二次元
コード読取手段として機能させることができる(請求項
2の発明)。これにより、カメラを二次元コード読取手
段としていわば兼用させることができるので、別途の二
次元コードリーダを不要として構成の簡単化を図ること
ができる。
【0009】そして、カード情報に、通信事業者のセン
タの接続先データを含ませることにより、通信端末装置
を、読取った接続先データに基づいて自動発信するよう
に構成することが可能である(請求項3の発明)。これ
によれば、ユーザのセンタへの発信操作(電話をかける
操作)をも不要とし、ユーザにとって登録時の操作がよ
り一層簡単となる。
【0010】さらには、プリペイドカードの販売時にお
いては、二次元コード記録部分をシール,塗料等の被覆
材により剥離可能に覆っておくことが望ましく(請求項
4の発明)、これによれば、登録作業時には、ユーザ
が、被覆材を剥がして二次元コードを読取らせれば良
く、二次元コード記録部分の被覆の有無によって、その
プリペイドカードが未使用か使用済みかを容易に判別で
きるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、プリペイド式の
携帯電話サービスシステムに適用した一実施例につい
て、図1ないし図5を参照しながら説明する。図2は、
通信端末装置たるプリペイド方式専用の携帯電話機1の
外観構成を示しており、図3は、携帯電話機1の電気的
構成を概略的に示している。尚、本実施例における携帯
電話機1は、カメラ内蔵型のものとなっている。
【0012】図2に示すように、この携帯電話機1の本
体2は、携帯可能な大きさの縦長形状をなし、その前面
には、図2(a)に示すように、例えばフルカラーLC
Dからなる表示部3が設けられていると共に、その下部
に位置してキー操作部4が設けられている。詳しい説明
は省略するが、このキー操作部4は、複数個のダイヤル
キーや、終了/電源キー、開始(着信)キー、各種の機
能キー、後述するカメラ用のシャッタキーなどを備えて
構成されている。
【0013】また、本体2の前面部には、前記キー操作
部4の下部に位置して送話音声を入力するためのマイク
ロホン(送話口)5が設けられ、前記表示部3の上部に
位置して、受話音声を出力するためのスピーカ(受話
口)6が設けられている。さらに、本体2の上部には、
無線通信用のアンテナ7が引き出し操作可能に設けられ
ている。本体2の前面上端部には、LEDからなり着信
時等に点滅する着信ランプ8(図2にのみ図示)も設け
られている。図示はしないが、本体2内には、電源とな
る電池パック等も設けられている。
【0014】一方、本体2の裏面側には、図2(b)に
示すように、上部寄りに位置して、例えばCMOSイメ
ージセンサからなるカメラ9が設けられていると共に、
そのカメラ9に隣り合ってミラー10が設けられてい
る。このとき、本実施例では、後述するように、このカ
メラ9が二次元コード読取手段(二次元コードリーダ)
としての機能を兼用するようになっている。
【0015】尚、このカメラ9による撮像モードにおい
ては、前記表示部3にその視野の画像が表示されファイ
ンダとして機能するようになっており、ユーザは、表示
部3を見ながらカメラ9を撮像対象に向け、キー操作部
4のシャッタキーを操作することにより撮像する(写真
を撮る)ことができるようになっている。また、ユーザ
が、自身を撮像したい場合には、ミラー10をファイン
ダとして利用するようになっている。
【0016】そして、図3に示すように、本体2内に
は、マイコン(CPU)を主体として構成され全体の制
御を行う制御部11が設けられ、この制御部11には、
記憶部12が接続されている。この記憶部12は、RO
M,RAM,EEPROM等からなり、通話機能やメー
ル送受信機能等の各種機能を実現するための制御プログ
ラムが記憶されていると共に、アドレス帳データやメー
ルデータ等の各種データが記憶されるようになってい
る。この制御部11は、前記表示部3の表示を制御する
ようになっていると共に、制御部11には、前記キー操
作部4からのキー操作信号が入力されるようになってい
る。
【0017】また、この制御部11には、前記マイク5
及びスピーカ6に接続された音声処理部13が接続さ
れ、前記アンテナ7に接続された無線通信部14が接続
されている。これにて、制御部11の制御に基づき、通
話時においては、アンテナ7で受信した信号が音声デー
タとされてスピーカ6から出力されると共に、マイクロ
ホン5から入力された受話信号が送信信号とされてアン
テナ7から出力されるようになっている。尚、この携帯
電話機1は、上記通話機能以外にも、メール(文字メッ
セージデータ)の送受信の機能も備えている。
【0018】さらに、制御部11は、前記カメラ9の動
作を制御すると共に、カメラ9により撮像された画像デ
ータを記憶する画像メモリ15や、後述する二次元コー
ドの読取り時に、撮影された二次元コードの画像データ
をデコード処理する画像処理部16が接続されている。
これにより、カメラ9を単にデジタルカメラとしての写
真画像データの取込みだけでなく、二次元コードリーダ
として機能させることも可能とされるのである。尚、カ
メラ9により撮像された写真画像データは、メールに添
付して送信したり、あるいは待受け画面として利用する
ことができるようになっている。
【0019】ここで、本実施例に係るプリペイド式通信
サービスシステムにおいては、通信事業者によりゾーン
毎に複数の基地局が設置されると共に、それらが通信網
により接続される。また、通信事業者は、その業務に係
る処理,管理などを行うホストコンピュータやデータベ
ースを有するセンタ17(図1参照)をシステム内に備
えている。そして、図1に示すように、上記構成の携帯
電話機1のユーザは、通信事業者の営業所やコンビニ等
の店舗18にて販売されるプリペイドカード19を購入
し、そのプリペイドカード19に記録されたカード情報
を、該携帯電話機1を用いて前記センタ17に電話をか
けて送信することにより、センタ17のホストコンピュ
ータに登録がなされるようになっている。
【0020】この登録により、その携帯電話機1の利用
が可能となり、ユーザは、通信事業者による、携帯電話
機1間(あるいは別事業者のサービスに係る電話機との
間)での通話や、データ通信等の通信サービスを受ける
ことができるようになっている。また、通信サービスを
受けた際には、通話時間や通信データ量に応じた利用料
金が例えば発信元に課金されることになるが、この通信
サービスは、登録(前払い)された度数(金額)内で受
けることができ、さらには、所定の有効期間内に限って
受けることができるようになっている。尚、この登録に
は、携帯電話機1の利用開始時(初回)の利用開始登録
と、その後の、その登録を継続(更新)する継続カード
登録との二種類がある。この登録時等において、携帯電
話機1からセンタ17へ電話をかけた際の通信料金は無
料となる。
【0021】さて、前記プリペイドカード19には、度
数(利用可能金額)データ、有効期間(登録日から例え
ば30日、60日といった有効期間)データ、センタ1
7の接続先(電話番号)データ、該カード19のシリア
ルナンバー等からなるカード情報が記録されているので
あるが、このとき、本実施例では、図1に示すように、
それらカード情報が二次元コード化この場合QRコード
Cとされて記録されるようになっている。
【0022】また、図示はしないが、本実施例では、プ
リペイドカード19の販売時(未使用状態)において
は、QRコードCの記録部分がシール,塗料等の被覆材
により剥離可能に覆われている。尚、このプリペイドカ
ード19は、度数(及び度数に応じた有効期間)が異な
る複数種類が販売されるようになっており、ユーザはそ
れらから所望のものを購入するようになっている。その
際、このプリペイドカード19は、その度数に応じた金
額(例えば1000円、3000円、5000円等)で
販売されることは勿論である。
【0023】そして、後の作用説明にて述べるように、
携帯電話機1は、制御部11の処理動作を中心としたソ
フトウエア構成(プログラムの実行)により、プリペイ
ドカード19の登録を行う際に、ユーザの操作に基づい
て前記カメラ9により該カード19のQRコードCを読
取ってデコード処理を行い、そのカード情報をセンタ1
7に送信するようになっている。またこのとき、本実施
例では、カード情報中に通信事業者のセンタ17の接続
先データが含まれているので、携帯電話機1は、読取っ
た接続先データに基づいて自動発信する(センタ17に
自動で電話をかける)ようになっている。
【0024】次に、上記構成の作用について、図4及び
図5も参照して述べる。図4は、利用開始登録時におけ
る、ユーザ(携帯電話機1)側及びセンタ17(ホスト
コンピュータ)側の処理の流れを示しており、また、図
5は、継続カード登録時における処理の流れを示してい
る。今、携帯電話機1及びプリペイドカード19を購入
したユーザは、図4に示す手順で、利用開始登録を行う
ようにする。
【0025】即ち、ユーザは、携帯電話機1及びプリペ
イドカード19を購入すると(ステップU1)、まず、
プリペイドカード19の被覆材を剥がしてQRコードC
を露出させるようにし(ステップU2)、これと共に、
携帯電話機1の電源をオンするようにする(ステップU
3)。すると、携帯電話機1は、未だ未登録状態である
ため、表示部3に、例えば「プリペイドカードのQRコ
ードを読んで下さい」といった登録を促す表示が行われ
るようになっている。
【0026】そこで、ユーザは、携帯電話機1を用い
て、プリペイドカード19のQRコードCの読取操作を
行う(ステップU4)。この読取操作は、ユーザが、フ
ァインダとして機能する表示部3の表示を見ながら、プ
リペイドカード19のQRコードCに対して携帯電話機
1のカメラ9のレンズを向け、QRコードC全体がカメ
ラ9の視野に収まった状態で、キー操作部4のシャッタ
キーをオン操作することにより行われる。
【0027】これにて、プリペイドカード19のQRコ
ードCの撮像が行われ、携帯電話機1で、読取った画像
データからカード情報のデコード処理が行われる(ステ
ップU5)。そして、携帯電話機1は、読取ったカード
情報中のセンタ17の接続先データに基づいて、センタ
17に対し自動発信を行い、これによりセンタ17との
間の回線の接続がなされる(ステップU6,ステップC
1)。回線接続が行われると、携帯電話機1からセンタ
17に対し、自らのIDデータ及びカード情報(度数デ
ータ、有効期間データ、カード19のシリアルナンバー
等)が送信されるようになる(ステップU7)。
【0028】これに対し、センタ17側では、携帯電話
機1からのIDデータ及びカード情報を受信すると(ス
テップC2)、利用開始登録を行う。この利用開始登録
は、携帯電話機1のID、度数、有効期限(何年何月何
日まで有効)をデータベースに登録することにより行わ
れ(ステップC3)、これと併せて、空いている電話番
号をその携帯電話機1に割当てることが行われる(ステ
ップC4)。このとき、カード19のシリアルナンバー
から、使用済みのカード19でないことが確認されるこ
とは勿論である。尚、このセンタ17との通信中には、
携帯電話機1の表示部3に例えば「登録中です」といっ
たメッセージが表示されるようになっている。
【0029】そして、この登録が完了すると、センタ1
7から携帯電話機1に向けて、電話番号、使用可能度
数、有効期限等のデータを含む登録完了データが送信さ
れる(ステップC5)。携帯電話機1は、その登録完了
データを受信すると(ステップU8)、割当てられた電
話番号、度数、有効期限等を表示部3に表示し、登録完
了の旨がユーザに知らせられる(ステップU9)。ユー
ザが、キー操作部4にて終了の操作を行うことにより利
用開始登録が完了する(ステップU10)。
【0030】これにより、ユーザは、携帯電話機1の使
用が可能となり、通信事業者による通信サービスを受け
ることができる。このとき、例えば通話においては、発
信元に、通話時間に応じた通信料金が課金されるのであ
るが、センタ17は、1回の利用ごとに、残り度数から
その通信料金の減算を行い、残り度数が0となったら、
有効期間内であっても提供できる通信サービスを制限す
る、具体的には利用料金のかかる発信を不能とするよう
になっている。また、有効期限を過ぎた場合も、同様に
通信サービスを制限するようになっている。
【0031】言換えれば、ユーザは、有効期間内に限
り、残り度数の範囲内で通信サービスを受けることがで
きるようになっている。尚、ユーザは、所定の簡単な電
話番号(例えば「1400」)に電話をかけてセンタ1
7に接続することにより、残り度数や有効期限の確認を
行うことができる。またこの場合、残り度数が0となっ
ても、有効期間内においては、着信や、通信料金のかか
らない発信(「110」,「119」等の緊急電話や、
センタ17への通信)については、引続き利用可能とさ
れる。さらには、有効期限が過ぎた後、一定の猶予期間
(例えば90日)が過ぎると、契約が解除される(電話
番号が無効とされる)ようになる。
【0032】そして、ユーザは、有効期間内に利用可能
度数がなくなった場合(あるいは残高が少なくなった場
合)や、有効期限が過ぎた場合には、新たにプリペイド
カード19を購入することにより、継続カード登録を行
って電話番号を保持した状態で利用を継続することがで
きる。図5は、この継続カード登録時における処理の流
れを示している。
【0033】図4とほとんど共通するため、詳しい説明
は省略するが、ユーザは、上記と同様に、プリペイドカ
ード19を購入し(ステップU11)、その被覆材を剥
がしてQRコードCを露出させ(ステップU12)、こ
れと共に、携帯電話機1の電源をオンし(ステップU1
3)、QRコードCの読取操作を行う(ステップU1
4)。これにて、携帯電話機1にてカード情報のデコー
ド処理が行われ(ステップU15)、センタ17に対し
自動発信が行われて回線接続がなされる(ステップU1
6,ステップC11)。回線接続が行われると、携帯電
話機1からセンタ17に対し、IDデータ及びカード情
報が送信される(ステップU17)。
【0034】データを受信したセンタ17側では(ステ
ップC12)、そのカード情報の度数や有効期間のデー
タに基づいて、データベース中の該当するIDの携帯電
話機1のデータを更新し(ステップC13)、継続カー
ド登録完了の旨のデータ(度数及び有効期限のデータを
含む)を携帯電話機1に送信する(ステップC14)。
携帯電話機1がその継続登録完了データを受信すると
(ステップU18)、やはり度数、有効期限等を表示部
3に表示し、登録完了の旨がユーザに知らせられ(ステ
ップU19)、終了操作により継続カード登録が完了す
る(ステップU20)。これにて、ユーザは、携帯電話
機1を継続して利用できるようになるのである。
【0035】このように本実施例によれば、プリペイド
カード19に、カード情報を光学的に情報読取りが容易
なQRコードCにより記録し、携帯電話機1に内蔵する
カメラ9によりそのカード情報を読取ってセンタ17に
送信するように構成したので、ユーザが、カード情報の
センタ17への登録を行うにあたって、プリペイドカー
ド19のQRコードCの読取操作を行うだけで済み、従
来のような十数桁の数字をキー操作部にて入力する場合
と比べて、登録作業の大幅な簡単化を図ることができ
る。尚、QRコードCを採用したことにより、大容量の
データ(カード情報)を小さな面積に記録できる等のメ
リットも得ることができる。
【0036】このとき、本実施例では、携帯電話機1に
元々内蔵するカメラ9を二次元コード読取手段としてい
わば兼用させることができるので、別途の二次元コード
リーダを不要として構成の簡単化を図ることができる。
しかも、カード情報に、通信事業者のセンタ17の接続
先データを含ませ、登録時に携帯電話機1が自動発信す
るように構成したので、ユーザのセンタ17への発信操
作(電話をかける操作)をも不要とし、ユーザにとって
登録時の操作をより一層簡単とすることができる。さら
には、プリペイドカード19のQRコードC記録部分を
被覆材により剥離可能に覆っておく構成としたので、被
覆材の有無によって、プリペイドカード19が未使用か
使用済みかを容易に判別できるメリットも得ることがで
きる。
【0037】図6は、本発明の他の実施例を示してい
る。この実施例においては、通信端末装置たる携帯電話
機21は、上記実施例のようなカメラ内蔵型のものでは
なく、本体の下部のコネクタ部(ジャック)に、別体の
カメラ(デジタルカメラユニット22)が装着(接続)
可能に構成されている。この場合も、デジタルカメラユ
ニット22が二次元コード読取手段として機能し、上記
実施例と同様に、プリペイドカード19に記録されたQ
RコードCのカード情報を読取ることができ、従って、
ユーザによる登録作業の簡単化を図ることができる等の
効果を得ることができる。
【0038】尚、上記実施例では、カード情報に接続先
データを含ませて携帯電話機が自動発信する構成とした
が、センタへの発信はユーザが例えば4桁程度のダイヤ
ル番号に電話をかけることにより行うようにしても良
い。また、二次元コードとしては、QRコードC以外に
も各種のコードを採用することができる。さらには、携
帯電話機1にQRコードCの読取機能を設けたことに伴
い、その機能を、例えばURLの読取り等、カード登録
以外にも利用することも可能となる。
【0039】その他、本発明は上記した実施例に限定さ
れるものではなく、例えばカメラを利用して二次元コー
ドを読取ることに代えて、専用の二次元コードリーダを
設ける(接続する)ように構成しても良く、また、携帯
電話機1に初め(販売時)から電話番号が割当てられて
いても良い。そして、通信端末装置として、携帯電話機
以外の情報通信機器を用いるものであっても、通信(利
用)料金の発生する通信サービスシステムであれば、同
様に本発明を適用することができる等、要旨を逸脱しな
い範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、システムの構
成を概略的に示す図
【図2】携帯電話機の正面側(a)及び背面側(b)か
らの斜視図
【図3】携帯電話機の電気的構成を概略的に示すブロッ
ク図
【図4】利用開始登録時における処理の流れを示す図
【図5】継続カード登録時における処理の流れを示す図
【図6】本発明の他の実施例を示すもので、デジタルカ
メラユニットを装着した状態の携帯電話機の正面図
【符号の説明】
図面中、1,21は携帯電話機(通信端末装置)、2は
本体、3は表示部、4はキー操作部、9はカメラ(二次
元コード読取手段)、11は制御部、16は画像処理
部、17はセンタ、19はプリペイドカード、22はデ
ジタルカメラユニット(二次元コード読取手段)、Cは
QRコード(二次元コード)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/06 H04M 11/00 302 5K101 G07F 7/08 G07F 7/08 S H04M 1/00 G06K 19/00 E 11/00 302 U Fターム(参考) 3E044 AA03 BA06 CA04 DC05 DE01 5B035 BB03 BC02 5B072 CC02 CC21 DD01 GG06 JJ11 MM04 5K025 AA09 EE13 EE25 JJ18 5K027 AA11 BB02 EE04 GG00 5K101 KK15 KK20 LL12 MM07 NN04 NN06 NN18 NN21 PP03 TT06

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 専用の通信端末装置のユーザが、購入し
    たプリペイドカードに記録されたカード情報を、その通
    信端末装置を用いて通信事業者のセンタに送信して登録
    することにより、前記通信端末装置の利用が可能となる
    プリペイド式通信サービスシステムであって、 前記プリペイドカードには、前記カード情報が二次元コ
    ード化されて記録されると共に、 前記通信端末装置は、二次元コード読取手段により前記
    プリペイドカードのカード情報を読取って送信するよう
    に構成されていることを特徴とするプリペイド式通信サ
    ービスシステム。
  2. 【請求項2】 前記通信端末装置は、カメラを内蔵した
    あるいはカメラが接続可能な携帯電話機からなり、前記
    カメラが前記二次元コード読取手段として機能すること
    を特徴とする請求項1記載のプリペイド式通信サービス
    システム。
  3. 【請求項3】 前記カード情報には、前記通信事業者の
    センタの接続先データが含まれ、前記通信端末装置は、
    読取った接続先データに基づいて自動発信するように構
    成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のプ
    リペイド式通信サービスシステム。
  4. 【請求項4】 前記プリペイドカードの販売時において
    は、前記二次元コード記録部分がシール,塗料等の被覆
    材により剥離可能に覆われていることを特徴とする請求
    項1ないし3のいずれかに記載のプリペイド式通信サー
    ビスシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007310889A (ja) * 2006-05-18 2007-11-29 E2Interactive Inc Dba E2Interactive Inc 無線周波数識別購入取引
US7746991B2 (en) 2004-09-01 2010-06-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method of providing a call service using a prepaid card in a portable terminal
WO2014189273A1 (ko) * 2013-05-21 2014-11-27 Han Dong Kwan 이동통신 스크래치 선불 카드용 ussd 충전 코드 자동 생성/송신 장치 및 방법
CN107153851A (zh) * 2016-03-06 2017-09-12 神州黑鹰(上海)信息科技有限公司 多功能卡控制系统及控制方法

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