JP2003101626A - 携帯電話機用スタンド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 両手が自由に使えて、画像を見ながら良好に
通話できる携帯電話機用スタンド装置の提供を目的とす
る。 【解決手段】 画面１０ｂが見えるように携帯電話機１
０を自立させることのできる収納部Ｓを有するととも
に、マイク５とスピーカー７を備えてスタンド装置１を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】 【０００１】 【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機を自
立させることのできるスタンド装置に関するものであ
る。 【０００２】 【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】次世代
携帯電話通信システムによる新サービスが予定されてお
り、例えば映像配信サービスとか、音楽配信サービスな
どが予定されている。このようなサービスを受けて、携
帯電話機で映像を見ながら通話したり、音楽を聞く場
合、携帯電話機を手で持ち続けることは利用上不便であ
り、また電磁波の影響を受けやすいという問題点があっ
た。 【０００３】 【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、両手を自由に使える状
態で、画像を見ながら通話等ができる携帯電話機用スタ
ンド装置を提供することを目的とし、その要旨は、画面
が見えるように携帯電話機を自立させることができると
ともに、マイクとスピーカーを備えたことである。 【０００４】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。図１は、スタンド装置と携帯電話機の
分解斜視図であり、スタンド装置１は下端に基台部２を
備え、この基台部２内には充電器が内蔵されており、前
面側にはランプ２ａが設けられ、図２に示すように、こ
の基台部２からコンセント９ａを有する電源コード９が
延出されている。この基台部２の底面には、例えば吸盤
やマグネットを取り付けておき、自動車内にも設置でき
るように構成されている。 【０００５】この基台部２上には、水平面内で回動可能
に自立ホルダー部３が立設されており、この自立ホルダ
ー部３は、背面部３ａの左右端から前方側へ湾曲状に突
出して側面部３ｂ，３ｂが形成され、底側は底面部３ｃ
となっており、この背面部３ａ、側面部３ｂ，３ｂ、底
面部３ｃに囲まれて、前面側が開放された収納部Ｓが形
成されており、この収納部Ｓ内に上方から差し込み状に
携帯電話機１０を差し込んで、携帯電話機１０を自立さ
せることができるものとなっている。 【０００６】底面部３ｃには、例えば接続板４が設けら
れて、収納部Ｓ内に携帯電話機１０を自立させ収納させ
た状態で、接続板４を介し、携帯電話機１０と自立ホル
ダー部３内のマイク，アンプ等が電気的に接続されるよ
うに構成されている。なお、自立ホルダー部３の側面部
３ｂの前面には、マイク５用の開口が形成されており、
その内側にマイクが内蔵されている。また、側面部３ｂ
内には、アンプ等が内蔵されている。 【０００７】また、背面部３ａの上端面の中央部から上
方へフレキシブルケーブル６が立設されており、フレキ
シブルケーブル６の上端には、スイッチ８を備えたスピ
ーカー７が設けられている。フレキシブルケーブル６を
介し、スピーカー７は配置位置を調節できるように構成
されており、このスピーカー７には、フレキシブルケー
ブル６内を通して、配線が接続されており、配線は自立
ホルダー部３内のアンプに接続され、また接続板４に接
続されている。また、内蔵されたマイクも電気的に内部
で接続されている。 【０００８】図２に示すように、収納部Ｓ内に携帯電話
機１０を差し込んで、自立させた状態では、携帯電話機
１０の画面１０ｂが良好に見える状態となり、両手を自
由に使える状態で、画面１０ｂを見ながら通話ができる
ものとなる。しかも、携帯電話機１０を収納部Ｓ内に自
立させた状態では、充電器を介し、充電しながら使用す
ることができるものとなり、長時間の使用が可能であ
る。 【０００９】従って、使用者は離れた位置から画面１０
ｂを見ながら通話することができ、携帯電話機１０から
発せられる電磁波の影響を受けにくくなり、人体頭部へ
の電磁波の影響を少なくすることができるものである。
なお、自立状態では、携帯電話機１０の内部機能部とマ
イク５およびスピーカー７が電気的に伝通された状態と
なり、使用者の声はマイク５で拾われ、相手方の声はス
ピーカー７から流れるため、良好に通話ができるものと
なる。 【００１０】なお、近い将来に予定されている映像配信
サービスを受け、画面１０ｂで長時間の映像を見る場合
にも、両手を自由に使いながら、離れた位置で、画面１
０ｂを見て、映像を楽しむことができるものとなる。ま
た、音楽配信サービスを受けて、音楽を聞く時には、ス
イッチ８をオンして、スピーカー７から良質の音楽を聞
くことができるものとなる。 【００１１】なお、基台部２の底側に吸盤とかマグネッ
トを設けておくことにより、車の内部に吸盤等で取り付
け、車の内部にもこのようなスタンド装置１を良好に設
置して、携帯電話機１０をスタンド装置１に自立させて
良好に使用することができるものとなり、両手が自由に
使えるために、自動車の運転に支障がなく、安全性が高
められるものとなる。 【００１２】 【発明の効果】本発明の携帯電話機用スタンド装置は、
画面が見えるように携帯電話機を自立させることができ
るとともに、マイクとスピーカーを備えたことにより、
両手が自由に使えて、画面を見ながら良好に通話がで
き、しかも電磁波の影響を受けにくくなる効果を有す
る。

【図面の簡単な説明】 【図１】スタンド装置と携帯電話機の分解斜視図であ
る。 【図２】スタンド装置に携帯電話機を自立させた状態の
斜視構成図である。 【符号の説明】 １ スタンド装置 ２ 基台部 ３ 自立ホルダー部 ３ａ 背面部 ３ｂ 側面部 ３ｃ 底面部 ４ 接続板 ５ マイク ６ フレキシブルケーブル ７ スピーカー ８ スイッチ ９ 電源コード １０ 携帯電話機 １０ｂ 画面

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 【請求項１】 画面が見えるように携帯電話機を自立さ
   せることができるとともに、マイクとスピーカーを備え
   たことを特徴とする携帯電話機用スタンド装置。