JP2003101444A - 波形等化方式 - Google Patents

波形等化方式

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JP2003101444A
JP2003101444A JP2001286179A JP2001286179A JP2003101444A JP 2003101444 A JP2003101444 A JP 2003101444A JP 2001286179 A JP2001286179 A JP 2001286179A JP 2001286179 A JP2001286179 A JP 2001286179A JP 2003101444 A JP2003101444 A JP 2003101444A
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JP
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equalization
waveform
terminal
characteristic
equalization characteristic
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Koji Kakimoto
浩二 柿本
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信時の処理に負担をかけることなく、正確
な波形等化が行える波形等化手段を提供する。 【解決手段】 有線ネットワークでは、伝送データの誤
り率を最小にするために各端末間毎に等化特性を調整し
て、いわゆるナイキストの零点等間隔の条件を満たすよ
うに波形等化を行う必要がある。そこで、相手側端末か
ら伝送されてくる入力信号S1から端末識別手段1によ
り相手側端末を識別し、予め求めた各端末相互間の伝送
路特性を最適化する等化特性を記憶する等化特性記憶手
段2から、等化特性設定手段3により識別した相手側端
末に合致する等化特性を読み出して波形等化器4に設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線ネットワーク
における波形等化手段に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、有線ネットワークの構成概念図
である。図4に示すように、複数の端末41a、41
b、・・を伝送線L1で相互に接続して各端末相互間で
データ通信を行う有線ネットワークを構成する。このよ
うな有線ネットワークでは、伝送データの誤り率を最小
にするために、等間隔で送る信号の各々が他の信号のタ
イミングで零になる、いわゆるナイキストの零点等間隔
の条件を満たすように波形等化を行う必要がある。この
波形等化においては、各端末間の伝送線の長さの相違や
送受信特性の相違から、各端末間の伝送路特性がそれぞ
れ異なり、最適な波形等化を行うためには、各端末間で
等化特性を調整する必要がある。そのため、従来は、例
えば図5に示すように、送信側で伝送ブロック50の先
頭に予め定めた一定のパターンデータからなるプリアン
ブル信号51を付加して送信して、受信側ではそのプリ
アンブル信号から伝送路特性を検出して最適な等化特性
を求め、その等化特性を波形等化器に設定して送信デー
タ52によりデータ通信を行っていた。しかし、このよ
うなプリアンブル信号を用いた波形等化方式では、伝送
路特性を検出する期間が短いため必ずしも正確な等化が
行われ難く、また通信時に等化特性の検出を行うための
処理負担が重くなり、消費電力も多くなるという問題が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、通信時の処理に負担をかけること
なく、正確な波形等化が行える波形等化手段を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】相互に伝送線に接続され
た複数の端末間でデータ通信を行う有線ネットワークの
伝送路特性を等化する波形等化方式において、各端末相
互間の伝送路特性を最適化する等化特性を記憶する等化
特性記憶手段と、データ通信の相手側端末を識別する端
末識別手段と、識別した相手側端末に合致する等化特性
を波形等化器に設定する等化特性設定手段を設け、各端
末間で最適な等化特性をもった波形等化器によりデータ
通信を行えるようにする。
【0005】等化特性を調整する等化特性調整手段を備
え、有線ネットワークの構築時に相手側端末から送信す
る既知のテストパターンデータを受信し、同テストパタ
ーンデータが正確に受信できるように等化特性を調整し
て、その等化特性を前記等化特性記憶手段に記憶するよ
うにする。
【0006】前記端末識別手段は、伝送ブロックの先頭
に付加した端末識別信号から相手側端末を識別するもの
とする。
【0007】前記伝送線からの伝送データを直接受信す
る回路と、前記波形等化器を介して受信する回路を切り
替えて受信するセレクタを設け、前記端末識別信号は波
形等化器を介さずに受信するようにする。
【0008】前記端末識別信号は、波形等化器を介さず
に正確にデータが受信できる程度に低速に伝送する。
【0009】前記等化特性調整手段にはMPUを備え、
同MPUにより等化特性を決定する等化係数を変化さ
せ、前記テストパターンデータを正確に受信できる等化
特性を求めるようにする。
【0010】前記等化特性記憶手段は、前記MPUによ
り消去、書き込みおよび読み出しを行うEEPROMと
する。
【0011】前記波形等化特性設定手段は、前記EEP
ROMに記憶された波形等化特性を前記MPUにより波
形等化器に設定する構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て、実施例により説明する。図1は、本発明による波形
等化方式の1実施例を示す要部ブロック図である。図3
の構成図に示すような有線ネットワークでは、伝送デー
タの誤り率を最小にするために各端末間毎に等化特性を
調整して、等間隔で送る信号の各々が他の信号のタイミ
ングで零になる、いわゆるナイキストの零点等間隔の条
件を満たすように波形等化を行う必要がある。そこで、
相手側端末から伝送されてくる入力信号S1から端末識
別手段1により相手側端末を識別し、予め求めた各端末
相互間の伝送路特性を最適化する等化特性を記憶する等
化特性記憶手段2から、等化特性設定手段3により識別
した相手側端末に合致する等化特性を読み出して波形等
化器4に設定する。このような波形等化方式により、等
化特性記憶手段2に記憶する予め十分な時間をかけて求
めた各端末間毎に最適な等化特性を採用する事ができ、
受信時の処理負担を軽減できるばかりでなく、より正確
な波形等化を行うことが可能となる。
【0013】等化特性記憶手段2に記憶する各端末間毎
の等化特性は、例えば以下のようにして求める。等化特
性調整手段5により、有線ネットワークの構築時に相手
側端末から送信する既知のテストパターンデータを受信
し、ナイキストの零点等間隔の条件を満たすように同テ
ストパターンデータが正確に受信できるように等化特性
を調整して、その等化特性を前記等化特性記憶手段に記
憶するようにする。
【0014】図2は、本発明による波形等化方式の1実
施例における伝送ブロックの模式図である。一つの伝送
ブロック20は、伝送ブロック20の先頭に付加した端
末識別信号21とそれに続く送信データ22から構成す
る。図1の端末識別手段1では、相手側端末から伝送さ
れる伝送ブロック20の先頭に付加した端末識別信号2
1から相手側端末を識別することができる。
【0015】図3は、本発明による波形等化方式の1実
施例を示す要部ブロック図である。図4の伝送線L1か
らの入力信号S1を直接受信する回路と、波形等化器3
1を介して受信する回路を切り替えるセレクタ32を設
ける。そして、MPU33でセレクタ32を入力信号S
1を直接受信する方向に設定して、伝送ブロック20の
先頭の端末識別信号21(図2)を受信して相手側端末
を識別する。相手側端末を識別したら、予め記憶された
その端末から受信する伝送路特性を等化する等化特性を
決定する等化係数をEEPROM34から読み出して、
波形等化器31に設定する。その後、セレクタ32を波
形等化器31を介して入力信号S1をMPU33に入力
する方向に切り替えて、相手側からの送信データ22を
受信し、出力信号S2とする。なお、伝送ブロック20
の先頭に付加する端末識別信号21は、波形等化器31
を介さなくても正確にデータが受信できる程度に低速に
伝送する。また、EEPROM34に記憶された波形等
化特性をMPU33により波形等化器に設定する構成
は、上記の等化特性設定手段3(図1)の1例である。
【0016】予めEEPROM34に記憶する、相手側
端末毎の伝送路特性を等化する等化特性は以下のように
して求める。例えばネットワーク構築時に、先ずMPU
33によりセレクタ32を入力信号S1を波形等化器3
1を介して受信する方向に設定する。そして、例えば端
末41aで端末41bからの伝送データを受信するとき
の伝送路特性を等化する等化特性を求める場合は、端末
41bから送られる予め定めた一定のパターンデータを
MPU33で受信する。MPU33では、等化特性を決
定する等化係数を順次変化させて波形等化器31に設定
して、受信したパターンデータが正確に受信できるよう
な等化係数を求める。他の端末41c、41d、・・か
らの伝送路特性の等化も同様にして求める。また端末4
1b、端末41cが他の端末からの伝送路特性の等化を
行う等化係数も同様にして求める。ここで、等化特性記
憶手段として、MPU33により消去、書き込みおよび
読み出しを行うEEPROM34とすることで、現場で
の等化特性の設定が簡単にできるようになり、またメン
テナンス時の再設定も容易となる。なおこの構成は、等
化特性調整手段5(図1)の1例となっている。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、相互に伝送線に
接続された複数の端末間でデータ通信を行う有線ネット
ワークの伝送路特性を等化する波形等化方式において、
各端末相互間の伝送路特性を最適化する等化特性を記憶
する等化特性記憶手段と、データ通信の相手側端末を識
別する端末識別手段と、識別した相手側端末に合致する
等化特性を波形等化器に設定する等化特性設定手段を設
け、各端末間で最適な等化特性をもった波形等化器によ
りデータ通信を行えるようにすることで、通信時の処理
に負担をかけることなく、正確な波形等化が行える波形
等化手段が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による波形等化方式の1実施例を示す要
部ブロック図である。
【図2】本発明による波形等化方式の1実施例における
伝送ブロックの模式図である。
【図3】本発明による波形等化方式の1実施例を示す要
部ブロック図である。
【図4】有線ネットワークの構成概念図である。
【図5】従来の波形等化方式における1例の伝送ブロッ
クの模式図である。
【符号の説明】
1 端末識別手段 2 等化特性記憶手段 3 等化特性設定手段 4 波形等化器 5 等化特性調整手段 20 伝送ブロック 21 端末識別信号 22 送信データ 31 波形等化器 32 セレクタ 33 MPU 34 EEPROM 41a、41b、41c、41d、41e 端末 50 伝送ブロック 51 プリアンブル 52 送信データ L1 伝送線 S1 入力信号 S2 出力信号

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に伝送線に接続された複数の端末間
    でデータ通信を行う有線ネットワークの伝送路特性を等
    化する波形等化方式において、各端末相互間の伝送路特
    性を最適化する等化特性を記憶する等化特性記憶手段
    と、データ通信の相手側端末を識別する端末識別手段
    と、識別した相手側端末に合致する等化特性を波形等化
    器に設定する等化特性設定手段を設け、各端末間で最適
    な等化特性により伝送路特性の等化を行ってデータ通信
    を行えるようにすることを特徴とした波形等化方式。
  2. 【請求項2】 等化特性を調整する等化特性調整手段を
    備え、有線ネットワークの構築時に相手側端末から送信
    する既知のテストパターンデータを受信し、同テストパ
    ターンデータが正確に受信できるように等化特性を調整
    して、その等化特性を前記等化特性記憶手段に記憶する
    ようにすることを特徴とした請求項1に記載の波形等化
    方式。
  3. 【請求項3】 前記端末識別手段は、伝送ブロックの先
    頭に付加した端末識別信号から相手側端末を識別するも
    のとすることを特徴とした請求項1に記載の波形等化方
    式。
  4. 【請求項4】 前記伝送線からの伝送データを直接受信
    する回路と、前記波形等化器を介して受信する回路を切
    り替えて受信するセレクタを設け、前記端末識別信号は
    波形等化器を介さずに受信するようにすることを特徴と
    した請求項3に記載の波形等化方式。
  5. 【請求項5】 前記端末識別信号は、波形等化器を介さ
    ずに正確にデータが受信できる程度に低速に伝送するこ
    とを特徴とした請求項4に記載の波形等化方式。
  6. 【請求項6】 前記等化特性調整手段にはMPUを備
    え、同MPUにより等化特性を決定する等化係数を変化
    させ、前記テストパターンデータを正確に受信できる等
    化特性を求めるようにすることを特徴とした請求項2に
    記載の波形等化方式。
  7. 【請求項7】 前記等化特性記憶手段は、前記MPUに
    より消去、書き込みおよび読み出しを行うEEPROM
    とすることを特徴とした請求項6に記載の波形等化方
    式。
  8. 【請求項8】 前記波形等化特性設定手段は、前記EE
    PROMに記憶された波形等化特性を前記MPUにより
    波形等化器に設定する構成とすることを特徴とした請求
    項7に記載の波形等化方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012010177A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Panasonic Electric Works Co Ltd 伝送端末
WO2019220790A1 (ja) * 2018-05-15 2019-11-21 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 受信装置、および通信システム

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