JP2003100380A - 自動変速機 - Google Patents
自動変速機Info
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- JP2003100380A JP2003100380A JP2001293376A JP2001293376A JP2003100380A JP 2003100380 A JP2003100380 A JP 2003100380A JP 2001293376 A JP2001293376 A JP 2001293376A JP 2001293376 A JP2001293376 A JP 2001293376A JP 2003100380 A JP2003100380 A JP 2003100380A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/0003—Arrangement or mounting of elements of the control apparatus, e.g. valve assemblies or snapfittings of valves; Arrangements of the control unit on or in the transmission gearbox
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自動変速機のケースのコネクタ設置部からの作
動油の漏れを防止するシール性を確保しながら、ケース
に設けられたコネクタ部分がコンパクトにで、しかも、
良好な生産性を得ることができる自動変速機を提供す
る。 【解決手段】コネクタケース8のA/Tケース6外部に
面する部分8b内に、ゲル状のシール部材22が設けら
れている。オス側コネクタ7の各端子10,11,12が
このゲル状のシール部材22を貫通して設けられてお
り、ゲル状のシール部材22は各端子10,11,12の
根元部に密着し、各端子10,11,12に伝わってくる
作動油の外部への漏れが阻止されるようになっている。
更に、コネクタケース23の尖端形状部23a,23b,
23c,23dがゲル状のシール部材22を押圧するこ
とで、各端子10,11,12へのゲル状のシール部材2
2の密着力が更に強力になり、シール性が向上してい
る。
動油の漏れを防止するシール性を確保しながら、ケース
に設けられたコネクタ部分がコンパクトにで、しかも、
良好な生産性を得ることができる自動変速機を提供す
る。 【解決手段】コネクタケース8のA/Tケース6外部に
面する部分8b内に、ゲル状のシール部材22が設けら
れている。オス側コネクタ7の各端子10,11,12が
このゲル状のシール部材22を貫通して設けられてお
り、ゲル状のシール部材22は各端子10,11,12の
根元部に密着し、各端子10,11,12に伝わってくる
作動油の外部への漏れが阻止されるようになっている。
更に、コネクタケース23の尖端形状部23a,23b,
23c,23dがゲル状のシール部材22を押圧するこ
とで、各端子10,11,12へのゲル状のシール部材2
2の密着力が更に強力になり、シール性が向上してい
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機(以
下、A/Tとも表記する)のケースに、センサからの入
出力信号に基づいてA/Tのソレノイドバルブ等の電気
機器を制御する電子制御装置(以下、ECUとも表記す
る)等に接続するためのコネクタが設けられている自動
変速機の技術分野に属し、特に、コネクタにおけるシー
ル性を向上しながら、しかもコンパクトに形成できる自
動変速機の技術分野に属する。
下、A/Tとも表記する)のケースに、センサからの入
出力信号に基づいてA/Tのソレノイドバルブ等の電気
機器を制御する電子制御装置(以下、ECUとも表記す
る)等に接続するためのコネクタが設けられている自動
変速機の技術分野に属し、特に、コネクタにおけるシー
ル性を向上しながら、しかもコンパクトに形成できる自
動変速機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の自動変速機は、例えば、パー
キングレンジ、ドライブレンジ、ニュートラルレンジ、
1速レンジ、2速レンジ、後退レンジ等の複数の変速レ
ンジが設けられている。そして、各変速レンジにおい
て、電子制御装置がセンサ等からの情報により、そのマ
イクロコンピュータに内蔵された自動変速制御プログラ
ムにしたがってA/Tのソレノイドバルブ等の電気機器
を制御することにより、自動変速制御等が行われる。
キングレンジ、ドライブレンジ、ニュートラルレンジ、
1速レンジ、2速レンジ、後退レンジ等の複数の変速レ
ンジが設けられている。そして、各変速レンジにおい
て、電子制御装置がセンサ等からの情報により、そのマ
イクロコンピュータに内蔵された自動変速制御プログラ
ムにしたがってA/Tのソレノイドバルブ等の電気機器
を制御することにより、自動変速制御等が行われる。
【0003】このような自動変速機においては、ECU
に電気的に接続するために、自動変速機のケース(以
下、A/Tケースとも表記する)にコネクタが設けられ
ている。その場合、A/Tケース内に作動油が収容され
ているため、この作動油がこのコネクタの設置部から外
部に漏出しないようにこのコネクタにシール手段が設け
られている。
に電気的に接続するために、自動変速機のケース(以
下、A/Tケースとも表記する)にコネクタが設けられ
ている。その場合、A/Tケース内に作動油が収容され
ているため、この作動油がこのコネクタの設置部から外
部に漏出しないようにこのコネクタにシール手段が設け
られている。
【0004】図2は、このようなコネクタを備えた従来
の自動変速機を模式的にかつ部分的に示し、(a)は平
面図、(b)は(a)におけるIIB−IIB線に沿う断面図
である。図中、1は自動変速機の変速制御を行うEC
U、2はECUのケース(以下、ECUケースとも表記
する)、3は回路基板、4は例えばエンジンを制御する
電子制御装置等の電気機器に接続されるコネクタ、5は
A/Tの例えばソレノイドバルブ等の電気機器に接続さ
れるメス側コネクタ、6はA/Tケース、7はA/Tケ
ース6に取り付けられた、A/Tの例えばソレノイドバ
ルブ等の電気機器に接続されるオス側コネクタである。
の自動変速機を模式的にかつ部分的に示し、(a)は平
面図、(b)は(a)におけるIIB−IIB線に沿う断面図
である。図中、1は自動変速機の変速制御を行うEC
U、2はECUのケース(以下、ECUケースとも表記
する)、3は回路基板、4は例えばエンジンを制御する
電子制御装置等の電気機器に接続されるコネクタ、5は
A/Tの例えばソレノイドバルブ等の電気機器に接続さ
れるメス側コネクタ、6はA/Tケース、7はA/Tケ
ース6に取り付けられた、A/Tの例えばソレノイドバ
ルブ等の電気機器に接続されるオス側コネクタである。
【0005】図2(a)および(b)に示すように、オ
ス側コネクタ7のコネクタケース8がA/Tケース6に
A/Tの作動油の漏出防止するためのOリング9により
液密に取り付けられている。オス側コネクタ7の各端子
10,11,12が、それぞれ、各配線13,14,15に
かしめによって接続されており、これらの配線13,1
4,15はA/T8内に設けられている図示しないソレ
ノイドバルブ等のA/Tの電気機器に接続されている。
各端子10,11,12のかしめ部10a,11a,12a
が、それぞれ、コネクタケース8に固定支持されてい
る。
ス側コネクタ7のコネクタケース8がA/Tケース6に
A/Tの作動油の漏出防止するためのOリング9により
液密に取り付けられている。オス側コネクタ7の各端子
10,11,12が、それぞれ、各配線13,14,15に
かしめによって接続されており、これらの配線13,1
4,15はA/T8内に設けられている図示しないソレ
ノイドバルブ等のA/Tの電気機器に接続されている。
各端子10,11,12のかしめ部10a,11a,12a
が、それぞれ、コネクタケース8に固定支持されてい
る。
【0006】各端子10,11,12のかしめ部10a,
11a,12aのコネクタケース8固定支持部において
は、A/Tケース6内の作動油が毛細管現象によりかし
め部10a,11a,12aとコネクタケース8との間に
滲入し、外部に漏出するようになる。そこで、作動油の
外部への漏出を防止するために、オス側コネクタ7のコ
ネクタケース8がA/Tケース6内に比較的深く入り込
むようにして設けられており、コネクタケース8のこの
深く入り込んだ部分8a内には、A/Tの作動油が外部
に漏出するのを防止するためのシール用のポッティング
樹脂16がモールドされているとともに、このポッティ
ング樹脂16がA/Tケース6内に流れるのを抑制する
ためにゴム栓17が設けられている。また、コネクタケ
ース8のA/Tケース6外に面する部分8b内にも、コ
ネクタケース8の部分8a内のポッティング樹脂16と
一体のポッティング樹脂16がモールドされていて、A
/Tの作動油が外部に漏出するのを防止している。な
お、この場合にはポッティング樹脂16はコネクタケー
ス8内から漏れることはないので、ゴム栓は設けられて
いない。
11a,12aのコネクタケース8固定支持部において
は、A/Tケース6内の作動油が毛細管現象によりかし
め部10a,11a,12aとコネクタケース8との間に
滲入し、外部に漏出するようになる。そこで、作動油の
外部への漏出を防止するために、オス側コネクタ7のコ
ネクタケース8がA/Tケース6内に比較的深く入り込
むようにして設けられており、コネクタケース8のこの
深く入り込んだ部分8a内には、A/Tの作動油が外部
に漏出するのを防止するためのシール用のポッティング
樹脂16がモールドされているとともに、このポッティ
ング樹脂16がA/Tケース6内に流れるのを抑制する
ためにゴム栓17が設けられている。また、コネクタケ
ース8のA/Tケース6外に面する部分8b内にも、コ
ネクタケース8の部分8a内のポッティング樹脂16と
一体のポッティング樹脂16がモールドされていて、A
/Tの作動油が外部に漏出するのを防止している。な
お、この場合にはポッティング樹脂16はコネクタケー
ス8内から漏れることはないので、ゴム栓は設けられて
いない。
【0007】そして、このように構成されているオス側
コネクタ7のコネクタケース8に、ECUケース2のメ
ス側コネクタ5の取付部5aが嵌合されている。このと
き、外部からの水の浸入を防止するためのOリング18
により、コネクタケース8とECUケース2との間が液
密にシールされている。そして、このようにコネクタケ
ース8がECUケース2に嵌合された状態では、オス側
コネクタ7の各端子10,11,12が、それぞれ、メス
側コネクタ5の各端子19,20,21内に進入して、こ
れらの各端子どうしが電気的に接続されている。
コネクタ7のコネクタケース8に、ECUケース2のメ
ス側コネクタ5の取付部5aが嵌合されている。このと
き、外部からの水の浸入を防止するためのOリング18
により、コネクタケース8とECUケース2との間が液
密にシールされている。そして、このようにコネクタケ
ース8がECUケース2に嵌合された状態では、オス側
コネクタ7の各端子10,11,12が、それぞれ、メス
側コネクタ5の各端子19,20,21内に進入して、こ
れらの各端子どうしが電気的に接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動変速機
においては、近年、燃費向上等の理由により変速段数が
増えるに従って自動変速機が大型になり、その搭載等の
観点からより一層のコンパクト化が求められている。し
たがって、A/Tケース6内にはソレノイドバルブ等の
部品が増えているにもかかわらず、A/Tケース6内の
容積が減少しているため、A/Tケース6内で部品どう
しが干渉しないようにすることがより厳しく求められて
いる。
においては、近年、燃費向上等の理由により変速段数が
増えるに従って自動変速機が大型になり、その搭載等の
観点からより一層のコンパクト化が求められている。し
たがって、A/Tケース6内にはソレノイドバルブ等の
部品が増えているにもかかわらず、A/Tケース6内の
容積が減少しているため、A/Tケース6内で部品どう
しが干渉しないようにすることがより厳しく求められて
いる。
【0009】しかしながら、前述の従来のオス側コネク
タ7が設けられているA/Tでは、ポッティング樹脂1
6をモールドしかつゴム栓17を設ける必要から、オス
側コネクタ7のコネクタケース8がA/Tケース6内に
比較的深く入り込んだ部分8aを有しているため、この
部分8aが他の部品と干渉し、自動変速機のコンパクト
化を妨げるおそれがあることが考えられる。
タ7が設けられているA/Tでは、ポッティング樹脂1
6をモールドしかつゴム栓17を設ける必要から、オス
側コネクタ7のコネクタケース8がA/Tケース6内に
比較的深く入り込んだ部分8aを有しているため、この
部分8aが他の部品と干渉し、自動変速機のコンパクト
化を妨げるおそれがあることが考えられる。
【0010】また、コネクタケース8内に樹脂をモール
ドするとともにこのモールド樹脂の流出を防止するため
ゴム栓を設ける必要があるので、部品点数および工数が
ともに増え、良好な生産性が得られないという問題もあ
る。
ドするとともにこのモールド樹脂の流出を防止するため
ゴム栓を設ける必要があるので、部品点数および工数が
ともに増え、良好な生産性が得られないという問題もあ
る。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、自動変速機のケースのコ
ネクタ設置部からの作動油の漏れを防止するシール性を
確保しながら、ケースに設けられたコネクタ部分がコン
パクトにでき、しかも、良好な生産性を得ることができ
る自動変速機を提供することである。
たものであって、その目的は、自動変速機のケースのコ
ネクタ設置部からの作動油の漏れを防止するシール性を
確保しながら、ケースに設けられたコネクタ部分がコン
パクトにでき、しかも、良好な生産性を得ることができ
る自動変速機を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明の自動変速機は、自動変速機のケ
ースに、このケース内に設けられている電気機器に接続
するオス側コネクタおよびメス側コネクタのいずれか一
方のコネクタが取り付けられている自動変速機におい
て、前記一方のコネクタのコネクタケースに端子の根元
部が固定支持されているとともに、該端子の根元部にゲ
ル状のシール部材が密着して設けられており、該ゲル状
のシール部材によりコネクタケースと端子の根元部との
間が液密にシールされていることを特徴としている。
めに、請求項1の発明の自動変速機は、自動変速機のケ
ースに、このケース内に設けられている電気機器に接続
するオス側コネクタおよびメス側コネクタのいずれか一
方のコネクタが取り付けられている自動変速機におい
て、前記一方のコネクタのコネクタケースに端子の根元
部が固定支持されているとともに、該端子の根元部にゲ
ル状のシール部材が密着して設けられており、該ゲル状
のシール部材によりコネクタケースと端子の根元部との
間が液密にシールされていることを特徴としている。
【0013】また、請求項2の発明は、前記ゲル状のシ
ール部材が耐油性に優れるフッ素系シリコンゲル状物質
からなることを特徴としている。
ール部材が耐油性に優れるフッ素系シリコンゲル状物質
からなることを特徴としている。
【0014】更に、請求項3の発明は、前記オス側コネ
クタおよびメス側コネクタのいずれか他方のコネクタが
前記一方のコネクタに接続されたとき、該他方のコネク
タのケースが前記ゲル状のシール部材を押圧すること
で、前記一方のコネクタの端子への前記ゲル状のシール
部材の密着力が増大するようになっていることを特徴と
している。
クタおよびメス側コネクタのいずれか他方のコネクタが
前記一方のコネクタに接続されたとき、該他方のコネク
タのケースが前記ゲル状のシール部材を押圧すること
で、前記一方のコネクタの端子への前記ゲル状のシール
部材の密着力が増大するようになっていることを特徴と
している。
【0015】更に、請求項4の発明は、前記ゲル状のシ
ール部材を押圧する前記他方のコネクタのケースの押圧
部が尖端形状とされていることを特徴としている。
ール部材を押圧する前記他方のコネクタのケースの押圧
部が尖端形状とされていることを特徴としている。
【0016】
【作用および発明の効果】このように構成された本発明
の電子制御装置を備えた自動変速機によれば、自動変速
機のケース取り付けられている、オス側コネクタおよび
メス側コネクタのいずれか一方のコネクタのコネクタケ
ースに、端子の根元部が固定支持されているとともに、
該端子の根元部にゲル状のシール部材が密着されて設け
ており、該ゲル状のシール部材によりコネクタケースと
端子の根元部との間が液密にシールされているので、一
方のコネクタの端子に伝わってくる作動油の漏出を効果
的に防止することができる。
の電子制御装置を備えた自動変速機によれば、自動変速
機のケース取り付けられている、オス側コネクタおよび
メス側コネクタのいずれか一方のコネクタのコネクタケ
ースに、端子の根元部が固定支持されているとともに、
該端子の根元部にゲル状のシール部材が密着されて設け
ており、該ゲル状のシール部材によりコネクタケースと
端子の根元部との間が液密にシールされているので、一
方のコネクタの端子に伝わってくる作動油の漏出を効果
的に防止することができる。
【0017】また、コネクタ端子の根元部にゲル状のシ
ール部材が密着されて設けられることで、前述の従来例
のようなA/Tケース内に深く入り込むようにしてポッ
ティング樹脂をモールドしなくても済むようになるとと
もに、このポッティング樹脂のためのゴム栓も不要にで
きる。これにより、コネクタケースをA/Tケース内に
ほとんど入り込ませないようにすることができる。
ール部材が密着されて設けられることで、前述の従来例
のようなA/Tケース内に深く入り込むようにしてポッ
ティング樹脂をモールドしなくても済むようになるとと
もに、このポッティング樹脂のためのゴム栓も不要にで
きる。これにより、コネクタケースをA/Tケース内に
ほとんど入り込ませないようにすることができる。
【0018】したがって、A/Tケース内に変速段の増
加等による部品点数が増え、しかも、A/Tケースがコ
ンパクトに形成されても、コネクタケースがA/Tケー
ス内で邪魔にはならなく、他の部品と干渉することが防
止できる。
加等による部品点数が増え、しかも、A/Tケースがコ
ンパクトに形成されても、コネクタケースがA/Tケー
ス内で邪魔にはならなく、他の部品と干渉することが防
止できる。
【0019】更に、コネクタケースのA/Tケース内に
深く入り込む部分を設けない分、A/Tケース6内の空
間に余裕を持たすことができ、変速段の増加による部品
点数が増えても、A/Tケース6内に効率よくかつ柔軟
に収容することができる。また、A/Tケース6内の空
間に余裕が生じたことから、自動変速機をよりコンパク
トに形成することが可能となる。
深く入り込む部分を設けない分、A/Tケース6内の空
間に余裕を持たすことができ、変速段の増加による部品
点数が増えても、A/Tケース6内に効率よくかつ柔軟
に収容することができる。また、A/Tケース6内の空
間に余裕が生じたことから、自動変速機をよりコンパク
トに形成することが可能となる。
【0020】更に、従来のポッティング樹脂およびゴム
栓をともに不要にできることから、部品点数を削減でき
るとともに、樹脂のモールド作業やゴム栓の取付作業が
不要となるので、工数を削減できる。しかも、ゲル状の
シール部材は通常は板状を呈しているとともに、ゲル状
のシール部材に端子を貫通させるだけであるので、ゲル
状のシール部材の組み付け作業がきわめて簡単になり、
シール作業性を向上することができる。
栓をともに不要にできることから、部品点数を削減でき
るとともに、樹脂のモールド作業やゴム栓の取付作業が
不要となるので、工数を削減できる。しかも、ゲル状の
シール部材は通常は板状を呈しているとともに、ゲル状
のシール部材に端子を貫通させるだけであるので、ゲル
状のシール部材の組み付け作業がきわめて簡単になり、
シール作業性を向上することができる。
【0021】特に、請求項2の発明によれば、ゲル状の
シール部材がフッ素系シリコンゲル状物質からなるの
で、安価で取扱いが簡単になり、コストを低減できると
ともに作業性を更に向上できる。
シール部材がフッ素系シリコンゲル状物質からなるの
で、安価で取扱いが簡単になり、コストを低減できると
ともに作業性を更に向上できる。
【0022】また、請求項3の発明によれば、他方のコ
ネクタのコネクタケースでゲル状のシール部材を押圧す
ることで、ゲル状のシール部材の、一方のコネクタの端
子への密着力が増大するようにしているので、ゲル状の
シール部材をこの端子に強固に密着させることができ、
シール性を更に向上させることができる。これにより、
作動油の漏出をより確実に防止することができる。
ネクタのコネクタケースでゲル状のシール部材を押圧す
ることで、ゲル状のシール部材の、一方のコネクタの端
子への密着力が増大するようにしているので、ゲル状の
シール部材をこの端子に強固に密着させることができ、
シール性を更に向上させることができる。これにより、
作動油の漏出をより確実に防止することができる。
【0023】更に、請求項4の発明によれば、ゲル状の
シール部材を押圧する他方のコネクタのケースの押圧部
が尖端形状とされているので、ゲル状のシール部材を一
方のコネクタの端子により効果的に密着させることがで
き、簡単な構成でシール性を更に向上させることができ
る。
シール部材を押圧する他方のコネクタのケースの押圧部
が尖端形状とされているので、ゲル状のシール部材を一
方のコネクタの端子により効果的に密着させることがで
き、簡単な構成でシール性を更に向上させることができ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明にかかる自動変速
機の実施の形態の一例を部分的に示し、(a)は図2
(b)と同様の断面図、(b)は(a)におけるIB部の
部分拡大図である。なお、前述の従来例と同じ構成要素
には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略
する。
施の形態を説明する。図1は、本発明にかかる自動変速
機の実施の形態の一例を部分的に示し、(a)は図2
(b)と同様の断面図、(b)は(a)におけるIB部の
部分拡大図である。なお、前述の従来例と同じ構成要素
には同じ符号を付すことにより、その詳細な説明は省略
する。
【0025】図1(a)に示すように、この例の自動変
速機は、従来と同様にA/Tケース6に液密に取り付け
られるオス側コネクタ7を備えている。この例のオス側
コネクタ7は、前述の従来例のポッティング樹脂16お
よびゴム栓17は設けられていなく、したがって、この
例のコネクタケース8は、従来のようなA/Tケース6
内に深く入り込んだ部分8aを有していない。
速機は、従来と同様にA/Tケース6に液密に取り付け
られるオス側コネクタ7を備えている。この例のオス側
コネクタ7は、前述の従来例のポッティング樹脂16お
よびゴム栓17は設けられていなく、したがって、この
例のコネクタケース8は、従来のようなA/Tケース6
内に深く入り込んだ部分8aを有していない。
【0026】また、コネクタケース8のA/Tケース6
外に面する部分8b内には、従来のポッティング樹脂1
6に代えて、所定厚みの板状に形成された、例えばフッ
素系シリコンゲル状物質等のゲル状のシール部材22が
設けられている。なお、図1(a)には、後述するよう
にゲル状のシール部材22はこれに力が加えられること
から、山形状に変形した状態で示されている。
外に面する部分8b内には、従来のポッティング樹脂1
6に代えて、所定厚みの板状に形成された、例えばフッ
素系シリコンゲル状物質等のゲル状のシール部材22が
設けられている。なお、図1(a)には、後述するよう
にゲル状のシール部材22はこれに力が加えられること
から、山形状に変形した状態で示されている。
【0027】オス側コネクタ7の各端子10,11,12
がこのゲル状のシール部材22を貫通して設けられてお
り、それらのかしめ部10a,11a,12aは従来例と
同様にコネクタケース8に固定支持されている。したが
って、ゲル状のシール部材22は各端子10,11,12
の根元部に密着し、各端子10,11,12に伝わってく
る作動油の外部への漏れが阻止されるようになってい
る。この例のオス側コネクタ7の他の構成は前述の従来
例と同じである。
がこのゲル状のシール部材22を貫通して設けられてお
り、それらのかしめ部10a,11a,12aは従来例と
同様にコネクタケース8に固定支持されている。したが
って、ゲル状のシール部材22は各端子10,11,12
の根元部に密着し、各端子10,11,12に伝わってく
る作動油の外部への漏れが阻止されるようになってい
る。この例のオス側コネクタ7の他の構成は前述の従来
例と同じである。
【0028】一方、ECUケース2に設けられたメス側
コネクタ5のコネクタケース23のオス側コネクタ7へ
の対向端部は先の尖った尖端形状部23a,23b,23
c,23dとされている。この例のメス側コネクタ5の
他の構成は前述の従来例と同じである。
コネクタ5のコネクタケース23のオス側コネクタ7へ
の対向端部は先の尖った尖端形状部23a,23b,23
c,23dとされている。この例のメス側コネクタ5の
他の構成は前述の従来例と同じである。
【0029】そして、メス側コネクタ5が従来と同様に
ECUケース2に固定支持されており、オス側コネクタ
7のコネクタケース8に、ECUケース2のメス側コネ
クタ5の取付部5aが嵌合されて、従来と同様にオス側
コネクタ7の各端子10,11,12とメス側コネクタ5
の対応する各端子19,20,21とが互いに接続され
る。このようにメス側コネクタ7のコネクタケース8に
メス側コネクタ5が嵌合された状態では、図1(b)に
示すようにコネクタケース23の尖端形状部23a,2
3b,23c,23dがゲル状のシール部材22を押圧す
るようになる。
ECUケース2に固定支持されており、オス側コネクタ
7のコネクタケース8に、ECUケース2のメス側コネ
クタ5の取付部5aが嵌合されて、従来と同様にオス側
コネクタ7の各端子10,11,12とメス側コネクタ5
の対応する各端子19,20,21とが互いに接続され
る。このようにメス側コネクタ7のコネクタケース8に
メス側コネクタ5が嵌合された状態では、図1(b)に
示すようにコネクタケース23の尖端形状部23a,2
3b,23c,23dがゲル状のシール部材22を押圧す
るようになる。
【0030】すなわち、図1(b)に拡大して示すよう
に、コネクタケース23の尖端形状部23b,23c,2
3dが力Fでゲル状のシール部材22を押圧している
(なお、図示では2つの尖端形状部23b,23cだけ
を示しているが、他の2つの尖端形状部23a,23d
も同様にゲル状のシール部材22を押圧している。以
下、2つの尖端形状部23b,23cとこれらの間にあ
る端子11について説明するが、他の端子10,12に
ついても同じである)。
に、コネクタケース23の尖端形状部23b,23c,2
3dが力Fでゲル状のシール部材22を押圧している
(なお、図示では2つの尖端形状部23b,23cだけ
を示しているが、他の2つの尖端形状部23a,23d
も同様にゲル状のシール部材22を押圧している。以
下、2つの尖端形状部23b,23cとこれらの間にあ
る端子11について説明するが、他の端子10,12に
ついても同じである)。
【0031】すると、ゲル状のシール部材22にこの力
Fによる圧力が発生し、ゲル状のシール部材22は図示
のように山形状に変形する。ゲル状のシール部材22に
発生した圧力はゲル状のシール部材22内を均等に伝達
され、ゲル状のシール部材22はこの圧力による力fで
端子11に押圧されるようになる。これにより、端子1
1の根元部へのゲル状のシール部材22の密着力は更に
強力になり、この端子11に伝わってくる作動油の漏れ
が強固に防止される。すなわち、ゲル状のシール部材2
2のシール性が向上するようになる。前述のように他の
端子10,12についても同じである。また、発生した
圧力でゲル状のシール部材22はオス側コネクタのコネ
クタケース8にも強固に密着するようになる。したがっ
て、端子11に伝わってくる作動油がゲル状のシール部
材22とコネクタケース8との間を通って漏出するのが
強固に防止される。この例の自動変速機の他の構成は前
述の従来例と同様である。
Fによる圧力が発生し、ゲル状のシール部材22は図示
のように山形状に変形する。ゲル状のシール部材22に
発生した圧力はゲル状のシール部材22内を均等に伝達
され、ゲル状のシール部材22はこの圧力による力fで
端子11に押圧されるようになる。これにより、端子1
1の根元部へのゲル状のシール部材22の密着力は更に
強力になり、この端子11に伝わってくる作動油の漏れ
が強固に防止される。すなわち、ゲル状のシール部材2
2のシール性が向上するようになる。前述のように他の
端子10,12についても同じである。また、発生した
圧力でゲル状のシール部材22はオス側コネクタのコネ
クタケース8にも強固に密着するようになる。したがっ
て、端子11に伝わってくる作動油がゲル状のシール部
材22とコネクタケース8との間を通って漏出するのが
強固に防止される。この例の自動変速機の他の構成は前
述の従来例と同様である。
【0032】このように構成されたこの例の自動変速機
によれば、フッ素系シリコンゲル状物質等のゲル状のシ
ール部材22を用い、このゲル状のシール部材22に各
端子10,11,12を貫通させ、ゲル状のシール部材2
2が各端子10,11,12に密着するようにしているの
で、各端子10,11,12に伝わってくる作動油の漏出
を効果的に防止することができる。
によれば、フッ素系シリコンゲル状物質等のゲル状のシ
ール部材22を用い、このゲル状のシール部材22に各
端子10,11,12を貫通させ、ゲル状のシール部材2
2が各端子10,11,12に密着するようにしているの
で、各端子10,11,12に伝わってくる作動油の漏出
を効果的に防止することができる。
【0033】したがって、従来例のようなA/Tケース
6内に深く入り込んだコネクタケース8の部分8a内に
モールドされたポッティング樹脂16およびゴム栓17
をともに不要にできる。これにより、コネクタケース8
に、A/Tケース6内に深く入り込んだ部分8aを設け
る必要がなくなり、コネクタケース8をA/Tケース6
内にほとんど入り込ませないようにすることができる。
6内に深く入り込んだコネクタケース8の部分8a内に
モールドされたポッティング樹脂16およびゴム栓17
をともに不要にできる。これにより、コネクタケース8
に、A/Tケース6内に深く入り込んだ部分8aを設け
る必要がなくなり、コネクタケース8をA/Tケース6
内にほとんど入り込ませないようにすることができる。
【0034】その結果、A/Tケース6内に変速段の増
加等による部品点数が増え、しかも、A/Tケース6が
コンパクトに形成されても、コネクタケース8がA/T
ケース6内で邪魔にはならなく、他の部品と干渉するこ
とが効果的に防止できる。
加等による部品点数が増え、しかも、A/Tケース6が
コンパクトに形成されても、コネクタケース8がA/T
ケース6内で邪魔にはならなく、他の部品と干渉するこ
とが効果的に防止できる。
【0035】また、コネクタケース8の部分8aを設け
ない分、A/Tケース6内の空間に余裕を持たすことが
でき、変速段の増加による部品点数が増えても、A/T
ケース6内に効率よくかつ柔軟に収容することができ
る。また、A/Tケース6内の空間に余裕が生じたこと
から、自動変速機をよりコンパクトに形成することが可
能となる。
ない分、A/Tケース6内の空間に余裕を持たすことが
でき、変速段の増加による部品点数が増えても、A/T
ケース6内に効率よくかつ柔軟に収容することができ
る。また、A/Tケース6内の空間に余裕が生じたこと
から、自動変速機をよりコンパクトに形成することが可
能となる。
【0036】特に、この例の自動変速機では、フッ素系
シリコンゲル状物質等のゲル状のシール部材22を用い
ているので、安価で取扱いが簡単になり、コストを低減
できるとともに作業性を更に向上できる。
シリコンゲル状物質等のゲル状のシール部材22を用い
ているので、安価で取扱いが簡単になり、コストを低減
できるとともに作業性を更に向上できる。
【0037】また、メス側コネクタ5の尖端形状部23
a,23b,23c,23dでゲル状のシール部材22を
押圧して変形させているので、ゲル状のシール部材22
を各端子10,11,12およびコネクタケース8に強固
に密着させることができ、シール性を向上させることが
できる。これにより、作動油の漏出をより確実に防止す
ることができる。特に、メス側コネクタ5のゲル状シー
ル部材18を押圧する押圧部を尖端形状部23a,23
b,23c,23dとしているので、ゲル状のシール部材
22を各端子10,11,12およびコネクタケース8に
より効果的に密着させることができる。
a,23b,23c,23dでゲル状のシール部材22を
押圧して変形させているので、ゲル状のシール部材22
を各端子10,11,12およびコネクタケース8に強固
に密着させることができ、シール性を向上させることが
できる。これにより、作動油の漏出をより確実に防止す
ることができる。特に、メス側コネクタ5のゲル状シー
ル部材18を押圧する押圧部を尖端形状部23a,23
b,23c,23dとしているので、ゲル状のシール部材
22を各端子10,11,12およびコネクタケース8に
より効果的に密着させることができる。
【0038】更に、ポッティング樹脂16およびゴム栓
17をともに不要にできることから、部品点数を削減で
きるとともに、樹脂のモールド作業やゴム栓の取付作業
が不要となるので、工数を削減できる。しかも、ゲル状
のシール部材22は通常は板状の液状を呈しているとと
もに、ゲル状のシール部材22に各端子10,11,12
を貫通させるだけであるので、ゲル状のシール部材22
の組み付け作業がきわめて簡単になる。
17をともに不要にできることから、部品点数を削減で
きるとともに、樹脂のモールド作業やゴム栓の取付作業
が不要となるので、工数を削減できる。しかも、ゲル状
のシール部材22は通常は板状の液状を呈しているとと
もに、ゲル状のシール部材22に各端子10,11,12
を貫通させるだけであるので、ゲル状のシール部材22
の組み付け作業がきわめて簡単になる。
【0039】なお、前述の例では、A/Tケース6にオ
ス側コネクタ7を設けているとともに、ECUケース2
にメス側コネクタ5を設けているが、逆に、A/Tケー
ス6にメス側コネクタ5を設けるとともに、ECUケー
ス2にオス側コネクタ7を設けることもできる。その場
合は、A/Tケース6に設けられるメス側コネクタ5
に、ゲル状のシール部材22を設けるようにする。
ス側コネクタ7を設けているとともに、ECUケース2
にメス側コネクタ5を設けているが、逆に、A/Tケー
ス6にメス側コネクタ5を設けるとともに、ECUケー
ス2にオス側コネクタ7を設けることもできる。その場
合は、A/Tケース6に設けられるメス側コネクタ5
に、ゲル状のシール部材22を設けるようにする。
【0040】また、ゲル状のシール部材22を押圧する
メス側コネクタ5のコネクタケース19の押圧部は、尖
端形状部23a,23b,23c,23dに限定されるこ
となく、ゲル状のシール部材22を押圧して、ゲル状の
シール部材22を各端子10,11,12に強力に密着す
る形状であれば、例えば半球状等の他の形状に形成する
こともできる。
メス側コネクタ5のコネクタケース19の押圧部は、尖
端形状部23a,23b,23c,23dに限定されるこ
となく、ゲル状のシール部材22を押圧して、ゲル状の
シール部材22を各端子10,11,12に強力に密着す
る形状であれば、例えば半球状等の他の形状に形成する
こともできる。
【図1】 本発明にかかる自動変速機の実施の形態の一
例を部分的に示し、(a)は図2(b)と同様の断面
図、(b)は(a)におけるIB部の部分拡大図である。
例を部分的に示し、(a)は図2(b)と同様の断面
図、(b)は(a)におけるIB部の部分拡大図である。
【図2】 従来のコネクタを備えた自動変速機を模式的
にかつ部分的に示し、(a)は平面図、(b)は(a)
におけるIIB−IIB線に沿う断面図である。
にかつ部分的に示し、(a)は平面図、(b)は(a)
におけるIIB−IIB線に沿う断面図である。
1…電子制御装置(ECU)、2…電子制御装置のケー
ス(ECUケース)、5…メス側コネクタ、6…自動変
速機のケース(A/Tケース)、7…オス側コネクタ、
8…オス側コネクタ7のコネクタケース、10,11,1
2…オス側コネクタ7の端子、13,14,15…配線、
19,20,21…メス側コネクタ5の端子、22…ゲル
状のシール部材、…メス側コネクタ5のコネクタケー
ス、23a,23b,23c,23d…コネクタケース2
3の尖端形状部
ス(ECUケース)、5…メス側コネクタ、6…自動変
速機のケース(A/Tケース)、7…オス側コネクタ、
8…オス側コネクタ7のコネクタケース、10,11,1
2…オス側コネクタ7の端子、13,14,15…配線、
19,20,21…メス側コネクタ5の端子、22…ゲル
状のシール部材、…メス側コネクタ5のコネクタケー
ス、23a,23b,23c,23d…コネクタケース2
3の尖端形状部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 高松淳
愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ
ン・エィ・ダブリュ株式会社内
Fターム(参考) 3J552 NA01 NB01 PA61 QA46B
QA49B QC02
5E087 EE02 EE11 FF03 FF13 LL03
LL14 MM08 QQ04 RR12
Claims (4)
- 【請求項1】 自動変速機のケースに、このケース内に
設けられている電気機器に接続するオス側コネクタおよ
びメス側コネクタのいずれか一方のコネクタが取り付け
られている自動変速機において、 前記一方のコネクタのコネクタケースに端子の根元部が
固定支持されているとともに、該端子の根元部にゲル状
のシール部材が密着して設けられており、該ゲル状のシ
ール部材によりコネクタケースと端子の根元部との間が
液密にシールされていることを特徴とする自動変速機。 - 【請求項2】 前記ゲル状のシール部材は、フッ素系シ
リコンゲル状物質からなることを特徴とする請求項1記
載の自動変速機。 - 【請求項3】 前記オス側コネクタおよびメス側コネク
タのいずれか他方のコネクタが前記一方のコネクタに接
続されたとき、該他方のコネクタのコネクタケースが前
記ゲル状のシール部材を押圧することで、前記一方のコ
ネクタの端子への前記ゲル状のシール部材の密着力が増
大するようになっていることを特徴とする請求項1また
は2記載の電子制御装置を備えた自動変速機。 - 【請求項4】 前記ゲル状のシール部材を押圧する前記
他方のコネクタのコネクタケースの押圧部が尖端形状と
されていることを特徴とする請求項3記載の自動変速
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001293376A JP2003100380A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001293376A JP2003100380A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 自動変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003100380A true JP2003100380A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19115175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001293376A Pending JP2003100380A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 自動変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003100380A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008062865A1 (fr) * | 2006-11-24 | 2008-05-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | Unité de commande pour transmission automatique et transmission automatique avec unité de commande |
JP2008537772A (ja) * | 2005-04-15 | 2008-09-25 | コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 制御装置 |
JP2009518221A (ja) * | 2005-12-06 | 2009-05-07 | フィコ ケーブルス エセ. アー. | シフトモジュール |
JP2019220310A (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ接続構造 |
JP2020021627A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ接続構造及び装置複合体 |
JP2020038813A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ及び装置複合体 |
CN111750095A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-10-09 | 龙工(江西)机械有限公司 | 变速操纵阀 |
-
2001
- 2001-09-26 JP JP2001293376A patent/JP2003100380A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008537772A (ja) * | 2005-04-15 | 2008-09-25 | コンティ テミック マイクロエレクトロニック ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 制御装置 |
JP2009518221A (ja) * | 2005-12-06 | 2009-05-07 | フィコ ケーブルス エセ. アー. | シフトモジュール |
US8757025B2 (en) | 2005-12-06 | 2014-06-24 | Fico Cables, S.A. | Shift module |
WO2008062865A1 (fr) * | 2006-11-24 | 2008-05-29 | Aisin Aw Co., Ltd. | Unité de commande pour transmission automatique et transmission automatique avec unité de commande |
JPWO2008062865A1 (ja) * | 2006-11-24 | 2010-03-04 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機のコントロールユニット及びそのコントロールユニットを搭載した自動変速機 |
US8256326B2 (en) | 2006-11-24 | 2012-09-04 | Aisin Aw Co., Ltd. | Automatic transmission control unit and automatic transmission including the same |
JP2019220310A (ja) * | 2018-06-19 | 2019-12-26 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ接続構造 |
CN110620309A (zh) * | 2018-06-19 | 2019-12-27 | 矢崎总业株式会社 | 连接器连接结构 |
JP2020021627A (ja) * | 2018-08-01 | 2020-02-06 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ接続構造及び装置複合体 |
JP2020038813A (ja) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ及び装置複合体 |
JP7016778B2 (ja) | 2018-09-06 | 2022-02-07 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ及び装置複合体 |
CN111750095A (zh) * | 2020-05-22 | 2020-10-09 | 龙工(江西)机械有限公司 | 变速操纵阀 |
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