JP2003100319A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP2003100319A
JP2003100319A JP2001285499A JP2001285499A JP2003100319A JP 2003100319 A JP2003100319 A JP 2003100319A JP 2001285499 A JP2001285499 A JP 2001285499A JP 2001285499 A JP2001285499 A JP 2001285499A JP 2003100319 A JP2003100319 A JP 2003100319A
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Japan
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gas passage
gas
fuel cell
water content
electrode assembly
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JP2001285499A
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English (en)
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Tatsuya Kawahara
竜也 川原
Yoshitaka Kino
喜隆 木野
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッディング現象やドライング現象に適切
に対処できる。 【解決手段】 酸化ガスに関して、MEA34の含水率
が低下する傾向にあるときには、パスカット部35に配
設された吸水性樹脂が収縮しているためパスカット部3
5のガス流れが許容され、単セル20内を通過する酸化
ガスの流速、流量が部分的に低下する。したがって、酸
化ガスによってMEA34から持ち出される水分が抑制
され、過剰な含水率の低下を自発的に抑制することがで
きる。一方、MEA34の含水率が上昇する傾向にある
ときには、パスカット部35に配設された吸水性樹脂が
膨潤しているためパスカット部35のガス流れが阻害さ
れ、単セル20内を通過する酸化ガスの流速、流量が増
大する。したがって、酸化ガスによってMEA34から
持ち出される水分が増加し、ガス流れの抵抗となる凝縮
水が発生するのを自発的に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のガス拡散電
極で電解質膜を挟み込んだ膜電極接合体を備えた燃料電
池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料電池としては、膜電極接合体
(Membrane Electrode Assem
bly、以下MEAという)を2つのセパレータで挟み
込んで構成された単セルを複数積層したものが知られて
いる。MEAは、両面に白金が塗布された電解質膜と、
この電解質膜を挟み込むガス拡散電極とから構成されて
いる。2つのセパレータのうち、一方のガス拡散電極
(アノード)に面するセパレータには、燃料ガスとして
の水素ガスを単セル内に行き渡らせるための燃料ガス通
路が形成され、もう一方のガス拡散電極(カソード)に
面するセパレータには、酸化ガスとしてのエアを単セル
内に行き渡らせるための酸化ガス通路が形成されてい
る。この単セルで進行する電気化学反応は下記数1式の
通りである。数1における(1)式はアノード側におけ
る反応を、(2)式はカソード側における反応を、
(3)式は電池全体の反応を示す。
【0003】
【数1】H2→2H++2e- …(1) (1/2)O2+2H++2e-→H2O …(2) H2+(1/2)O2→H2O …(3)
【0004】この電解質膜は通常湿潤状態で良好なプロ
トン導電性電解質として機能するため、燃料ガスや酸化
ガスを予め加湿したうえで供給することにより電解質膜
の湿潤状態を維持しているが、種々の理由によりドライ
ング現象やフラッディング現象が発生することがある。
例えばフラッディング現象が発生すると、ガス通路に水
が凝縮してガス流れの抵抗になり、ガス拡散電極に対し
て十分なガスを供給できなくなることがある。この点に
鑑み、特開2001−135324号公報では、ガス通
路にバイパス通路を設け、通常時にはバネの弾性力によ
りそのバイパス通路を閉鎖する可動薄板を設けた燃料電
池が開示されている。これによれば、ガス通路の入口側
と出口側とでガスに差圧が発生し、その差圧がバネの設
定値よりも大きくなると、可動薄板が動いてバイパス通
路が開くため、ガス通路に閉塞箇所が発生したとして
も、バイパス通路を介してガス通路全域にわたってガス
が流通することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単にガ
ス通路の差圧でバイパス通路の開閉を切り替えるだけで
は電気化学反応に対して最適とは言い難い。例えば、フ
ラッディング現象が発生してからガス通路の入口側と出
口側とでバネの設定値より大きな差圧が発生するまでに
はある程度の時間がかかるため、迅速に対処できない。
また、ドライング現象が発生したときには、電解質膜の
含水率が低下するが、前述のように電解質膜は通常湿潤
状態で良好なプロトン伝導性を有するものであるため、
含水率が低下して湿潤状態が確保できなくなると良好な
プロトン伝導性が維持できくなる。このため、電流密度
を大きくしても電気化学反応が十分に進行せず、起電力
が低下するという不具合が発生するが、このようなドラ
イング現象が発生したときには前記公報では対処できな
い。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みなされた
ものであり、フラッディング現象やドライング現象に適
切に対処できる燃料電池を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の目的を達成するため、本発明は、一対のガス拡散電
極で電解質膜を挟み込んだ膜電極接合体を備えた燃料電
池であって、前記一対のガス拡散電極の一方に酸化ガス
を供給する酸化ガス通路と、前記一対のガス拡散電極の
他方に燃料ガスを供給する燃料ガス通路と、前記膜電極
接合体の含水状態に応じて前記酸化ガス通路および前記
燃料ガス通路の少なくとも一方のガス通路の道筋を変化
させるガス通路可変手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】この燃料電池によれば、ガス通路可変手段
が膜電極接合体の含水状態に応じて酸化ガス通路および
燃料ガス通路の少なくとも一方のガス通路の道筋を変化
させるため、ガス通路の入口側と出口側との差圧に応じ
てガス通路の道筋を変化させる場合に比べて、フラッデ
ィング現象やドライング現象に適切に対処できる。
【0009】本発明の燃料電池において、前記ガス通路
可変手段は、前記膜電極接合体の含水状態に応じて自ら
変形することにより前記ガス通路の道筋を変化させる部
材であってもよい。こうすれば、ガス通路の道筋を変化
させるためにセンサやアクチュエータ等を利用する場合
に比べて、構成が簡略化できる。
【0010】本発明の燃料電池において、前記ガス通路
可変手段は、前記膜電極接合体のうち前記ガス通路を短
絡可能な位置に配置され、前記膜電極接合体の含水状態
が低水分状態のときには前記ガス通路の短絡を許容し、
前記膜電極接合体の含水状態が高水分状態のときには前
記ガス通路の短絡を阻害してもよい。こうすれば、膜電
極接合体の含水状態が低水分状態のときにはガス通路が
短絡されてパスカット流れが発生することによりガス通
路内のガスの流速や流量が低下するため、ガスによる水
分の持ち出しが抑制され、ドライング現象の発生を未然
に防止したりあるいは発生したドライング現象を迅速に
解消したりできる。また、膜電極接合体の含水状態が高
水分状態のときにはガス通路の短絡が阻害されてパスカ
ット流れが発生し難くなることによりガス通路内のガス
の流速や流量が増大するため、ガスによる水分の持ち出
しが促進され、フラッディング現象の発生を未然に防止
したりあるいは発生したフラッディング現象を迅速に解
消したりできる。
【0011】本発明の燃料電池において、前記ガス通路
可変手段は、前記膜電極接合体のうち前記ガス通路を短
絡可能な位置に配置された吸水性樹脂であってもよい。
こうすれば、吸水性樹脂は膜電極接合体が低水分状態の
ときには収縮してパスカット流れを許容してガス通路内
のガスの流速や流量を低下させ、膜電極接合体が高水分
状態のときには膨潤してパスカット流れを阻害してガス
通路内のガスの流速や流量を増大させるため、ドライン
グ現象やフラッディング現象に適切に対処できる。
【0012】本発明の燃料電池において 前記ガス通路
可変手段は、前記ガス通路を形成する隔壁のうち前記ガ
ス通路を短絡可能な位置に配置され、前記膜電極接合体
の含水状態が低水分状態のときには前記ガス通路を許容
し、前記膜電極接合体の含水状態が高水分状態のときに
は前記ガス通路の短絡を阻害してもよい。こうすれば、
膜電極接合体の含水状態が低水分状態のときにはガス通
路が短絡されてパスカット流れが発生することによりガ
ス通路内のガスの流速や流量が低下するため、ガスによ
る水分の持ち出しが抑制され、ドライング現象の発生を
未然に防止したりあるいは発生したドライング現象を迅
速に解消したりできる。また、膜電極接合体の含水状態
が高水分状態のときにはガス通路の短絡が阻害されてパ
スカット流れが発生し難くなることによりガス通路内の
ガスの流速や流量が増大するため、ガスによる水分の持
ち出しが促進され、フラッディング現象の発生を未然に
防止したりあるいは発生したフラッディング現象を迅速
に解消したりできる。
【0013】本発明の燃料電池において、前記ガス通路
可変手段は、前記ガス通路を形成する隔壁のうち該ガス
通路を短絡可能な位置に配置された吸水性樹脂であって
もよい。こうすれば、吸水性樹脂は膜電極接合体が低水
分状態のときには収縮してパスカット流れを許容してガ
ス通路内のガスの流速や流量を低下させ、膜電極接合体
が高水分状態のときには膨潤してパスカット流れを阻害
してガス通路内のガスの流速や流量を増大させるため、
ドライング現象やフラッディング現象に適切に対処でき
る。
【0014】本発明の燃料電池において、前記膜電極接
合体の含水状態は、前記電解質膜の含水状態としてもよ
い。特に含水状態によって特性が変化する電解質膜を用
いる場合には、電解質膜の含水状態に応じてガス通路の
道筋を変化させることにより特性の変動を抑制できるた
め好ましい。
【0015】本発明の燃料電池において、前記膜電極接
合体を挟み込む一対のセパレータを備え、前記酸化ガス
通路および前記燃料ガス通路は前記セパレータに設けら
れた溝であってもよい。こうすれば、一般に知られてい
る燃料電池の単セル構造に本発明を適用することができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1は、本実施
形態の燃料電池の概略構成を表す説明図、図2は、燃料
電池の基本単位である単セルの構成を表す断面図、図3
は、同じく単セルの構成を表す分解斜視図(図3(b)
は図3(a)のA視図)である。
【0017】燃料電池10は、固体高分子型燃料電池で
あって、基本単位である単セル20を複数スタックし、
その両端に集電板11,12、絶縁板13,14、エン
ドプレート15,16を順次配置したものである。集電
板11,12は緻密質カーボンや銅板などガス不透過な
導電性部材によって形成され、絶縁板13,14はゴム
や樹脂等の絶縁性部材によって形成され、エンドプレー
ト15,16は剛性を備えた鋼等の金属によって形成さ
れている。また、集電板11,12にはそれぞれ出力端
子11a、12aが設けられており、燃料電池10で生
じた起電力を出力可能となっている。なお、図示しない
保持機構により、エンドプレート15,16は複数の単
セル20を積層方向に加圧した状態で保持している。
【0018】単セル20は、図2に示すように、電解質
膜31、アノード32、カソード33、セパレータ30
によって構成されている。
【0019】電解質膜31は、固体高分子材料、例えば
フッ素系樹脂により形成されたプロトン導電性のイオン
交換膜(デュポン社製のナフィオン膜など)であり、湿
潤状態で良好な電気伝導性を示す。この電解質膜31の
両面には、触媒電極32a,33aが形成されている。
触媒電極32a,33aを形成する方法の一例として
は、白金または白金と他の金属からなる合金を担持した
カーボン粉を作成し、このカーボン粉を適当な有機溶剤
に分散させ、電解質溶液を適量添加してペースト化し、
電解質膜上にスクリーン印刷する方法が挙げられる。
【0020】アノード32およびカソード33は、共に
炭素繊維からなる糸で織成したカーボンクロスにより形
成されたガス拡散電極である。なお、カーボンクロスの
ほか、炭素繊維からなるカーボンペーパーまたはカーボ
ンフェルトによって形成してもよく、十分なガス拡散性
および導電性を有していればよい。アノード32と電解
質膜31およびカソード33と電解質膜31とは、熱圧
着により一体化されて膜電極接合体(Membrane
Electrode Assembly、以下MEA
と略す)34を形成している。
【0021】セパレータ30は、ガス不透過の導電性部
材、例えば、カーボンを圧縮してガス不透過とした成形
カーボンにより形成されている。セパレータ30は、図
3に示すように、一辺に沿って酸化ガス供給口41およ
び酸化ガス排出口42を構成する2つの孔部が設けら
れ、この辺に対向する辺に沿って燃料ガス供給口46お
よび燃料ガス排出口47を構成する2つの孔部が設けら
れている。セパレータ30の片方の面には、酸化ガス供
給口41から端を発して屈曲しながら酸化ガス排出口4
2に至る凹溝43が設けられ、セパレータ30のもう片
方の面には、燃料ガス供給口46から端を発して屈曲し
ながら燃料ガス排出口47に至る凹溝48が設けられて
いる。前者の凹溝43は、セパレータ30とMEA34
のカソード33とが密着されることにより酸化ガス通路
44を形成し、後者の凹溝48はセパレータ30とME
A34のアノード32とが密着されることにより燃料ガ
ス通路49を形成する。なお、セパレータ30,30間
には図2に示すようにシール部材39,39が配置され
ており、このシール部材39,39は電解質膜31を挟
み込み燃料ガスや酸化ガスのリークを防止したり、セパ
レータ30,30間において両ガスの混合を防止したり
する役割を果たす。
【0022】MEA34を構成するアノード32および
カソード33のうち、酸化ガス通路44を短絡可能な酸
化ガス通路パスカット部35および燃料ガス通路49を
短絡可能な燃料ガス通路パスカット部36には、MEA
34が低水分状態のときに収縮してこれらのパスカット
部35,36のガス透過性を確保し、MEA34が高水
分状態のときに膨潤してこれらのパスカット部35,3
6のガス透過性を阻害する吸水性樹脂が配設されてい
る。このような吸水性樹脂としては、一般に知られてい
るものが使用可能であり、例えばデンプン系吸水性樹
脂、カルボキシメチルセルロース系吸水性樹脂、ポリア
クリル酸系吸水性樹脂、ポバール系吸水性樹脂などが挙
げられる。このような吸水性樹脂をパスカット部35,
36に配設する方法としては種々考えられるが、一例と
しては、アノード32およびカソード33のうちパスカ
ット部35,36に相当する箇所に凹部を形成してお
き、吸水性樹脂を混ぜ込んだ粗い目のカーボン多孔体
(例えばカーボンクロスなど)をその凹部に合致する形
状に成形し、それを凹部にはめ込む方法などが挙げられ
る。
【0023】次に、以上のような構成を備えた燃料電池
10の動作について説明する。酸化ガスは、酸化ガス供
給口41から単セル20内に設けられた酸化ガス通路4
4を経て酸化ガス排出口42へと流れていく。このと
き、単セル20内に導入された酸化ガスは、MEA34
のカソード33の触媒電極33aに拡散して電気化学反
応に供され、電気化学反応に関与しなかった残りの酸化
ガスは、酸化ガス排出口42から排出され、最終的に燃
料電池10の外部へと排出される。また、燃料ガスは、
燃料ガス供給口46から単セル20内に設けられた燃料
ガス通路49を経て燃料ガス排出口47へと流れてい
く。このとき、単セル20内に導入された燃料ガスは、
MEA34のアノード32の触媒電極32aに拡散して
電気化学反応に供され、電気化学反応に関与しなかった
残りの燃料ガスは、燃料ガス排出口47から排出され、
最終的に燃料電池10の外部へと排出される。
【0024】ここで、酸化ガスに関して、MEA34の
カソード33における生成水の発生が少ないとき、ある
いは、供給される酸化ガスの加湿量が不足していると
き、あるいは、生成水に対する酸化ガスの供給量が多い
とき、あるいは、燃料電池10の運転温度が高いときに
は、酸化ガスによってMEA34から持ち出される水分
が生成水の発生量よりも多くなる傾向にあるため、ME
A34の含水率特に電解質膜31の含水率は低下する傾
向にある。図4はMEA34の含水率が低下したときの
酸化ガス流れの説明図であり、円内は部分拡大断面図で
ある。このとき、MEA34のうち酸化ガス通路パスカ
ット部35に配設された吸水性樹脂は、低水分状態のた
めに収縮しているので、この酸化ガス通路パスカット部
35をガスが流通するのを許容する。このため、酸化ガ
スの一部は、酸化ガス供給口41から酸化ガス通路パス
カット部35,35を通って酸化ガス排出口42から排
出されることになり、このパスカット流れによって単セ
ル20内を通過する酸化ガスの流速、流量が部分的に低
下する。したがって、酸化ガスによってMEA34から
持ち出される水分が抑制され、過剰な含水率の低下を自
発的に抑制することができる。
【0025】なお、酸化ガス通路パスカット部35,3
5を酸化ガス供給口41と酸化ガス排出口42とを結ん
だ線上又はその線の近傍に設けてもよいが、その場合に
は酸化ガスの一部が酸化ガス供給口41から酸化ガス排
出口42にそのまま排出されることから電気化学反応に
ほとんど寄与せずに排出されるガス量が必要以上に多く
なるおそれがあるため、図4に示した位置に酸化ガス通
路パスカット部35,35を設けることが好ましい。
【0026】一方、MEA34のカソード33における
生成水の発生が多いとき、あるいは、供給される酸化ガ
スの加湿量が過剰なとき、あるいは、生成水に対する酸
化ガスの供給量が少ないとき、あるいは、燃料電池10
の運転温度が低いときには、酸化ガスによってMEA3
4から持ち出される水分が生成水の発生量よりも少なく
なる傾向にあるため、MEAの34含水率特に電解質膜
31の含水率は増大する傾向にある。図5はMEA34
の含水率が上昇したときの酸化ガス流れの説明図であ
り、円内は部分拡大断面図である。このとき、MEA3
4のうち酸化ガス通路パスカット部35に配設された吸
水性樹脂は、高水分状態のために膨潤しているので、こ
の酸化ガス通路パスカット部35をガスが流通するのを
阻害する。このため、酸化ガスのほとんどが、酸化ガス
供給口41から酸化ガス通路パスカット部35を通るこ
となく単セル20内の酸化ガス通路44を経て酸化ガス
排出口42から排出されることになり、単セル20内を
通過する酸化ガスの流速、流量が増大する。したがっ
て、酸化ガスによってMEA34から持ち出される水分
が増加し、ガス流れの抵抗となる凝縮水が発生するのを
自発的に防止することができる。
【0027】また、燃料ガスに関しても、酸化ガスと同
様である。すなわち、MEA34の含水率が低下する傾
向にあるときには、燃料ガス通路パスカット部36に配
設された吸水性樹脂が収縮しているため、この燃料ガス
通路パスカット部36のガス流れが許容され、燃料ガス
の一部は、燃料ガス供給口46から燃料ガス通路パスカ
ット部36,36を通って燃料ガス排出口47から排出
されることになり、このパスカット流れによって単セル
20内を通過する燃料ガスの流速、流量が部分的に低下
する。したがって、燃料ガスによってMEA34から持
ち出される水分が抑制され、過剰な含水率の低下を自発
的に抑制することができる。
【0028】なお、燃料ガス通路パスカット部36,3
6を燃料ガス供給口46と燃料ガス排出口47とを結ん
だ線上又はその線の近傍に設けてもよいが、酸化ガスの
場合と同様の理由により、酸化ガス通路パスカット部3
5,35と同様の位置に燃料ガス通路パスカット部3
6,36を設けることが好ましい。
【0029】一方、MEA34の含水率が上昇する傾向
にあるときには、燃料ガス通路パスカット部36に配設
された吸水性樹脂が膨潤しているため、燃料ガス通路パ
スカット部36のガス流れが阻害され、燃料ガスのほと
んどが、燃料ガス供給口46から燃料ガス通路パスカッ
ト部36を通ることなく単セル20内の燃料ガス通路4
9を経て燃料ガス排出口47から排出されることにな
り、単セル20内を通過する燃料ガスの流速、流量が増
大する。したがって、燃料ガスによってMEA34から
持ち出される水分が増加し、ガス流れの抵抗となる凝縮
水が発生するのを自発的に防止することができる。
【0030】次に、本実施形態の燃料電池を構成する単
セルと従来の燃料電池を構成する単セルとの放電性能を
比較したときの結果について図6に基づいて説明する。
従来の単セルでは、本実施形態の酸化ガス通路パスカッ
ト部35や燃料ガス通路パスカット部36が設けられて
いない。このため、ドライング現象が発生したときには
電解質膜の含水率が低下するため、所定のプロトン伝導
度が確保できなくなり、電流密度を大きくしても電気化
学反応が十分に進行せず、出力電圧が低下するという不
具合が発生した。また、フラッディング現象が発生した
ときにはガス通路に水が凝縮してガス流れの抵抗になる
ため、電極に対するガスの供給量が不足気味になり、電
流密度を大きくしても電気化学反応が十分に進行せず、
出力電圧が低下するという不具合が発生した。これに対
して、本実施形態の単セル20ではこのような不具合が
効果的に抑制された。
【0031】以上詳述した本実施形態の燃料電池10に
よれば、パスカット部35,36に配設された吸水性樹
脂(ガス通路可変手段)がMEA34の含水状態、特に
電解質膜31の含水状態に応じて酸化ガス通路44およ
び燃料ガス通路49の道筋を変化させるため、ガス通路
入口側とガス通路出口側との差圧に応じて道筋を変化さ
せる場合に比べて、フラッディング現象やドライング現
象に適切に対処できる。具体的には、MEA34の含水
状態が低水分状態のときにはパスカット流れが発生する
ことにより単セル20内を流れるガスの流速や流量が部
分的に低下するため、ガスによる水分の持ち出しが抑制
され、ドライング現象の発生を未然に防止したりあるい
は発生したドライング現象を迅速に解消したりできる。
また、MEA34の含水状態が高水分状態のときにはパ
スカット流れが発生し難くなることにより単セル20内
を流れるガスの流速や流量が増大するため、ガスによる
水分の持ち出しが促進され、フラッディング現象の発生
を未然に防止したりあるいは発生したフラッディング現
象を迅速に解消したりできる。また、パスカット部3
5,36に配設された吸水性樹脂は、MEA34の含水
状態に応じて自ら変形することにより各ガス通路44,
49の道筋を変化させるため、センサやアクチュエータ
等を利用する場合に比べて、構成が簡略化できる。
【0032】[第2実施形態]第1実施形態ではMEA
34にパスカット部35,36を設けたのに対して、本
実施形態ではMEA34にパスカット部35,36を設
けずセパレータ30にパスカット部を設けた点が相違
し、その他は同様の構成である。このため、第1実施形
態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を
省略する。図7はMEAの含水率が低下したときの酸化
ガス流れの説明図、図8はMEAの含水率が上昇したと
きの酸化ガス流れの説明図である。
【0033】セパレータ30は、第1実施形態と同様の
材質、形状であるが、酸化ガス通路44を形成する隔壁
90のうち酸化ガス通路44を短絡可能な箇所には、酸
化ガス通路パスカット部95が設けられている。この酸
化ガス通路パスカット部95には、第1実施形態と同様
の吸水性樹脂が配設されている。このような吸水性樹脂
を配設する方法としては種々考えられるが、一例として
は、隔壁90のうち酸化ガス通路パスカット部95に相
当する箇所に凹部を形成しておき、吸水性樹脂を混ぜ込
んだ粗い目のガス透過性のカーボン多孔体(例えばカー
ボンクロスなど)をその凹部に合致する形状に成形し、
それを凹部にはめ込む方法などが挙げられる。なお、燃
料ガス通路49の隔壁をなす隔壁についても、図示しな
いが、同様にして燃料ガス通路パスカット部が設けられ
ている。
【0034】次に、以上のような構成を備えた燃料電池
10の動作について説明する。酸化ガスおよび燃料ガス
は、第1実施形態と同様にして電気化学反応に供され
る。ここで、酸化ガスに関して、MEA34の含水率が
低下する傾向にあるときには、図7に示すように、酸化
ガス通路パスカット部95に配設された吸水性樹脂が収
縮しているため、この酸化ガス通路パスカット部95の
ガス流れが許容され、酸化ガスの一部は、酸化ガス供給
口41から酸化ガス通路パスカット部95を通って酸化
ガス排出口42から排出されることになり、このパスカ
ット流れによって単セル20内を通過する酸化ガスの流
速、流量が部分的に低下する。したがって、酸化ガスに
よってMEA34から持ち出される水分が抑制され、過
剰な含水率の低下を自発的に抑制することができる。一
方、MEA34の含水率が上昇する傾向にあるときに
は、図8に示すように、酸化ガス通路パスカット部95
に配設された吸水性樹脂が膨潤しているため、この酸化
ガス通路パスカット部95のガス流れが阻害され、酸化
ガスのほとんどが、酸化ガス供給口41から酸化ガス通
路パスカット部95を通ることなく単セル20内の酸化
ガス通路44を経て酸化ガス排出口42から排出される
ことになり、単セル20内を通過する酸化ガスの流速、
流量が増大する。したがって、酸化ガスによってMEA
34から持ち出される水分が増加し、ガス流れの抵抗と
なる凝縮水が発生するのを自発的に防止することができ
る。
【0035】また、燃料ガスに関しても、酸化ガスと同
様、MEA34の含水率が低下する傾向にあるときに
は、パスカット流れが許容され、単セル20内を通過す
る燃料ガスの流速、流量が部分的に低下し、燃料ガスに
よってMEA34から持ち出される水分が抑制されるた
め、過剰な含水率の低下を自発的に抑制することができ
る。一方、MEA34の含水率が上昇する傾向にあると
きには、パスカット流れが阻害され、単セル20内を通
過する燃料ガスの流速、流量が増加するため、燃料ガス
によってMEA34から持ち出される水分が増加し、ガ
ス流れの抵抗となる凝縮水が発生するのを自発的に防止
できる。
【0036】以上詳述した本実施形態の燃料電池によれ
ば、第1実施形態と同様、酸化ガス通路パスカット部9
5に配設された吸水性樹脂(ガス通路可変手段)がME
A34の含水状態、特に電解質膜31の含水状態に応じ
て酸化ガス通路44の道筋を変化させるため、ガス通路
入口側とガス通路出口側との差圧に応じて道筋を変化さ
せる場合に比べて、フラッディング現象やドライング現
象に適切に対処できる。また、酸化ガス通路パスカット
部95に配設された吸水性樹脂は、MEA34の含水状
態に応じて自ら変形することにより酸化ガス通路44の
道筋を変化させるため、センサやアクチュエータ等を利
用する場合に比べて、構成が簡略化できる。これらの点
は、燃料ガス通路49についても同様である。
【0037】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明はこれらに何等限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形
態で実施し得ることは勿論である。
【0038】例えば、上記実施形態では、パスカット流
れを許容又は阻害するための部材として吸水性樹脂を使
用したが、MEA34の含水率が低いときにパスカット
流れを許容しMEA34の含水率が高いときにパスカッ
ト流れを阻害する機能を持つものであれば、特にこれに
限定されず、どのような部材を用いてもよい。
【0039】また、上記実施形態では、酸化ガス通路4
4や燃料ガス通路49のパターンは、略「M」字状(M
を横向きにしたようなパターン)に形成したが、特にど
のような形状であってもよく、例えば図9に示すように
略「S」字状に形成してもよい。すなわち、反応ガス
(酸化ガスおよび燃料ガスの総称)につき、ガス供給口
81からガス排出口82まで略「S」字状の反応ガス通
路83が形成され、ガス供給口81の近傍に反応ガス通
路83を短絡可能なパスカット部84が設けられていて
もよい。この場合、パスカット部84には吸水性樹脂が
配設されており、MEAの含水率が低下する傾向にある
ときには、パスカット部84の吸水性樹脂が収縮してパ
スカット流れが許容され(図9(a)参照)、単セル内
を通過するガスの流速、流量が部分的に低下し、反応ガ
スによってMEAから持ち出される水分が抑制されるた
め、過剰な含水率の低下を自発的に抑制することができ
る。一方、MEAの含水率が上昇する傾向にあるときに
は、パスカット部84の吸水性樹脂が膨潤してパスカッ
ト流れが阻害され(図9(b)参照)、単セル内を通過
する反応ガスの流速、流量が増加するため、反応ガスに
よってMEAから持ち出される水分が増加し、ガス流れ
の抵抗となる凝縮水が発生するのを自発的に防止でき
る。
【0040】更に、上記実施形態では、酸化ガス通路4
4および燃料ガス通路49の両方につきMEA34の含
水状態に応じて道筋が変化するように構成したが、いず
れか一方の通路につきMEA34の含水状態に応じて道
筋が変化するように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の燃料電池の概略構成を表す説明
図である。
【図2】燃料電池の基本単位である単セルの構成を表す
断面図である。
【図3】単セルの構成を表す分解斜視図である。
【図4】第1実施形態のMEAの含水率低下時の酸化ガ
ス流れを表す説明図である。
【図5】第1実施形態のMEAの含水率上昇時の酸化ガ
ス流れを表す説明図である。
【図6】第1実施形態の燃料電池を構成する単セルと従
来の燃料電池を構成する単セルとの放電性能を比較した
ときのグラフである。
【図7】第2実施形態のMEAの含水率低下時の酸化ガ
ス流れを表す説明図である。
【図8】第2実施形態のMEAの含水率上昇時の酸化ガ
ス流れを表す説明図である。
【図9】他の実施形態のMEAのガス流れを表す説明図
である。
【符号の説明】
10…燃料電池、20…単セル、30…セパレータ、3
1…電解質膜、32…アノード、32a…触媒電極、3
3…カソード、33a…触媒電極、35…酸化ガス通路
パスカット部、36…燃料ガス通路パスカット部、39
…シール部材、41…酸化ガス供給口、42…酸化ガス
排出口、43…凹溝、44…酸化ガス通路、46…燃料
ガス供給口、47…燃料ガス排出口、48…凹溝、49
…燃料ガス通路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のガス拡散電極で電解質膜を挟み込
    んだ膜電極接合体を備えた燃料電池であって、 前記一対のガス拡散電極の一方に酸化ガスを供給する酸
    化ガス通路と、 前記一対のガス拡散電極の他方に燃料ガスを供給する燃
    料ガス通路と、 前記膜電極接合体の含水状態に応じて前記酸化ガス通路
    および前記燃料ガス通路の少なくとも一方のガス通路の
    道筋を変化させるガス通路可変手段とを備えたことを特
    徴とする燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記ガス通路可変手段は、前記膜電極接
    合体の含水状態に応じて自ら変形することにより前記ガ
    ス通路の道筋を変化させる部材である請求項1記載の燃
    料電池。
  3. 【請求項3】 前記ガス通路可変手段は、前記膜電極接
    合体のうち前記ガス通路を短絡可能な位置に配置され、
    前記膜電極接合体の含水状態が低水分状態のときには前
    記ガス通路の短絡を許容し、前記膜電極接合体の含水状
    態が高水分状態のときには前記ガス通路の短絡を阻害す
    る請求項1又は2記載の燃料電池。
  4. 【請求項4】 前記ガス通路可変手段は、前記膜電極接
    合体のうち前記ガス通路を短絡可能な位置に配置された
    吸水性樹脂である請求項1〜3のいずれかに記載の燃料
    電池。
  5. 【請求項5】 前記ガス通路可変手段は、前記ガス通路
    を形成する隔壁のうち前記ガス通路を短絡可能な位置に
    配置され、前記膜電極接合体の含水状態が低水分状態の
    ときには前記ガス通路を許容し、前記膜電極接合体の含
    水状態が高水分状態のときには前記ガス通路の短絡を阻
    害する請求項1又は2記載の燃料電池。
  6. 【請求項6】 前記ガス通路可変手段は、前記ガス通路
    を形成する隔壁のうち該ガス通路を短絡可能な位置に配
    置された吸水性樹脂である請求項1,2又は5記載の燃
    料電池。
  7. 【請求項7】 前記膜電極接合体の含水状態は、前記電
    解質膜の含水状態である請求項1〜6のいずれかに記載
    の燃料電池。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれかの燃料電池であ
    って、 前記膜電極接合体を挟み込む一対のセパレータを備え、 前記酸化ガス通路および前記燃料ガス通路は前記セパレ
    ータに設けられた溝である燃料電池。
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